JP6299769B2 - ロボットシステム - Google Patents

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    • G05B2219/39135For multiple manipulators operating at same time, avoid collision

Description

開示の実施形態は、ロボットシステムに関する。
従来、一連の加工や部品の組み付けを行う組み立て工程などにおいて、ロボットにワークを搬送させることで、製造ラインの効率化を図るロボットシステムが種々提案されている。
かかるロボットシステムでは、たとえば、ワークに対する加工や組み付けを行う製造装置ごとにロボットが設けられ、これらのロボットが、加工済みのワークを次の工程の製造装置へ搬送する。ここで、製造装置とは、作業装置やロボットを備えており、各工程において作業装置やロボットによりワークに対して加工や部品の組み付けを行うものを指す。また、作業装置やロボットは、無線信号などにより同期し、各装置がお互いにタイミングを合わせて、ワークの加工(組み付け)や搬送を行う(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012−59119号公報
しかしながら、上記した従来技術には、効率よく加工品や組み立て品の生産を行うという点で更なる改善の余地がある。
たとえば、上述したロボットシステムでは、製造装置で加工不良が発生した場合、ラインは停止し、作業者は、加工不良が生じた製造装置から、ワークを取り出すなどの作業を行う必要がある。このような作業に時間がかかると、ラインの稼働率が大きく低下することとなり、効率よく生産をする上では難点があった。
また、上述したロボットシステムでは、各ロボットは、加工や組み立てが成功したワークのみを次の工程の製造装置へ搬送する動作しか行わない。つまり、不良品のワークは次の工程の製造装置へは搬送されない。このため、不良品のワークを、たとえば、製造ラインから自動で取り出したり、取り出したワークを一箇所に集めたりしようとすると、専用の搬送装置が必要となる。この場合、設備の設置面積が大きくなったり、設備のコストが高くなったり、装置設置後の装置レイアウトの変更が難しくなったりするといった問題があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、効率よく加工品や組み立て品の生産をすることができるロボットシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、第1のロボットと、第2のロボットと、検出部と、搬出入エリアと、制御装置とを備える。前記第1のロボットは、保持したワークが到達可能な範囲である第1の到達範囲を有する。前記第2のロボットは、前記第1の到達範囲と一部が重複する第2の到達範囲を有するとともに、到達範囲同士が重複する領域に配置された供給エリアから供給される前記ワークに対して所定の作業を行う前記検出部は、前記所定の作業が行われた前記ワークから所定の情報を検出する。前記搬出入エリアは、前記第1の到達範囲内、かつ、前記第2の到達範囲外に設けられ、前記ワークの搬出入に用いられる。前記制御装置は、前記第2の到達範囲内、かつ、前記第1の到達範囲外の位置と、前記搬出入エリアとの間で、前記第1および第2のロボットを経由して前記ワークを搬送させる制御を行う。また、前記制御装置は、前記検出部で検出された前記所定の情報に基づいて前記所定の作業が行われた前記ワークの良否を判定し、不良と判定された前記ワークを、前記第2のロボットから前記第1のロボットを経由して前記搬出入エリアへ搬送させる制御を行う一方、前記所定の作業が成功したと判定された前記ワークを、前記第2のロボットから前記供給エリアへ戻す。
実施形態の一態様によれば、効率よく加工品や組み立て品の生産をすることができるロボットシステムを提供することができる。
図1は、実施形態に係るロボットシステムのワーク搬送の一連の動作を示す模式図である。 図2は、ロボットシステムの配置を示す平面模式図である。 図3Aは、ロボットの構成を示す斜視図である。 図3Bは、ハンドの構成を示す斜視図である。 図4は、ロボットシステムのブロック図である。 図5Aは、パレット搬入時のパレットとジグを示す図である。 図5Bは、ワークと、トレイと、パレットとの位置関係を示す図である。 図6は、ロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャート(その1)である。 図7は、ロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャート(その2)である。 図8は、変形例に係るロボットシステムのロボットの配置を示す模式図である。 図9は、変形例に係るロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボットシステムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、実施形態に係るロボットシステムにおけるワーク搬送方法について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係るロボットシステムのワーク搬送の一連の動作を示す模式図である。なお、以下では、実施形態に係るロボットシステムが2台のロボットを有する場合について説明するが、ロボットの台数を限定するものではない。たとえば、図8を用いて後述するように、3台以上のロボットを有することとしてもよい。
図1に示すように、実施形態に係るロボットシステムは、ワークを、たとえば把持することでそれぞれ保持可能な第1のロボットと第2のロボットとを備える。第1のロボットと第2のロボットとは、ワークに対する加工や組み付け作業をそれぞれ行ったり、加工済のワークをロボット間で搬送したりする。なお、作業装置(不図示)を、後述する第1の到達範囲や第2の到達範囲内に設け、ワークに対する作業を行うこととしてもよい。
第1のロボットは、第1のロボットが保持したワークが到達可能な範囲である第1の到達範囲を有する。また、第2のロボットは、第2のロボットが保持したワークが到達可能な範囲である第2の到達範囲を有する。そして、第1の到達範囲と、第2の到達範囲とは共通領域で重複させて設けられる。また、第1の到達範囲内、かつ、第2の到達範囲外には、搬出入エリアが設けられる。この搬出入エリアは、ロボットの動作範囲の内と外との間でワークなどの搬出入を行うために用いられる。
ところで、従来のロボットシステムとしては、ワークに対する加工や組み付けを行う製造装置ごとにロボットが設けられ、これらのロボットが、加工済みのワークを次の工程の製造装置へ搬送するものが知られていた。
しかしながら、このような従来の手法では、1つの製造装置で加工不良が発生した場合、ラインは停止し、作業者は、加工不良が生じた製造装置から、ワークを取り出すなどの作業を行う必要があった。したがって、このような作業に時間がかかると、ラインの稼働率が大きく低下することとなり、効率よく生産をする上では難点があった。
また、上述した従来のロボットシステムでは、各ロボットは、加工や組み立てが成功したワークのみを次の工程の製造装置へ搬送する動作しか行わない。すなわち、不良品のワークは次の工程の製造装置へは搬送されない。このため、不良品のワークを、たとえば、製造ラインから自動で取り出したり、取り出したワークを一箇所に集めたりしようとすると、専用の搬送装置が必要であった。この場合、設備の設置面積の増大や、設備の高コスト化や、装置設置後の装置レイアウトの変更の困難化などの問題があった。
そこで、実施形態に係るロボットシステムでは、加工や組み立てが成功したワーク以外のワーク、たとえば、不良品などの搬送もロボット間で行うこととした。以下では、実施形態に係るロボットシステムが、ワークを搬送する方法について説明する。
図1に示すように、実施形態に係るロボットシステムでは、第2のロボットが、第2のロボットのみが到達できる場所にある、ワーク(たとえば、不良品)を保持して共通領域へ搬送する(矢印601、図1のステップS1参照)。
そして、かかるワークは、第2のロボットから第1のロボットへ受け渡される(図1のステップS2参照)。この場合、第1のロボットは、ワークを第2のロボットから直接受け取ってもよいし、共通領域に設けられた不図示の作業台などを経由して受け取ることとしてもよい。次に、第1のロボットは、第2のロボットから受け取ったワークを、搬出入エリアへ搬送する(矢印602、図1のステップS3参照)。
このように、実施形態に係るロボットシステムでは、加工や組み立てが成功したワーク以外のワークの搬送もロボット同士で行い、専用の搬送装置を用いない。このため、たとえば、第2のロボットが設けられた工程における不良品のワークを、第1のロボットを介して搬出入エリアへ搬送することができる。
したがって、実施形態に係るロボットシステムによれば、第2のロボットを有する工程で不良品が発生した場合でも、製造ラインを停止させることなく、不良品のワークをライン外へ払い出すことができる。これにより、製造ラインの生産効率を向上させることができる。また、専用の搬送装置を用いることなく、第1のロボットや第2のロボットを有するそれぞれの工程からの不良品のワークを一箇所にまとめて、製造ラインから払い出すことができる。
なお、上記した図1の説明では、ワークが第2のロボットから、搬出入エリアへ搬送される場合について例示したが、ワークは、搬出入エリアから第1のロボットや第2のロボットへ渡されることとしてもよい。この場合、搬出入エリアから第2のロボットへのワークの搬送は、上述した搬送手順と逆の手順で行われる。
これにより、第2のロボットが、作業者が到達できない場所に設置されている場合であっても、第2のロボットにワークや、ワークに対する作業で使用する部材などを容易に供給することが可能となる。
次に、実施形態に係るロボットシステム1の配置について説明する。図2は、ロボットシステムの配置を示す平面模式図である。なお、図2には、説明を分かりやすくするために、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示し、また、対象物に対してZ軸の正方向を上側、負方向を下側として示す場合がある。なお、本実施形態では、X軸の正方向がロボット12の前方を指すものとする。
また、以下では、複数個で構成される構成要素については、複数個のうちの一部にのみ符号を付し、その他については符号の付与を省略する場合がある。かかる場合、符号を付した一部とその他とは同様の構成であるものとする。
また、同じく複数個で構成される構成要素につき、符号に「−番号」の形式の符番を付して構成要素をそれぞれ識別する場合がある。かかる場合、これら構成要素を総称する際には、上記「−番号」の付番を用いずに符号のみを用いるものとする。
図2に示すように、ロボットシステム1は、直方体形状の作業スペースを形成するセル11を備える。また、ロボットシステム1は、かかるセル11の内部に、2台のロボット12と、作業装置13と、検出部14と、パレット台15とを備える。
また、ロボット12は、把持したワークが到達可能な範囲である到達範囲603を有する。ここで、到達範囲603−1には、ロボット12−1が、到達範囲603−2には、ロボット12−2が、それぞれ対応する。また、セル11の外壁と、到達範囲603−1と、到達範囲603−2とで囲まれる領域は、ロボット12−1とロボット12−2とが同時に到達可能な共通領域604である。すなわち、到達範囲603−1と到達範囲603−2とは、共通領域604を有するように一部を重複させて設けられる。なお、ロボット12の詳細については、図3Aと図3Bとを用いて後述する。
作業装置13は、後述するワーク50に対して加工や組み付けなどの所定の作業を行う装置である。検出部14は、ワーク50の異常を検出する、カメラやセンサといった検出デバイスである。なお、図2には、検出部14が、作業装置13−2に設けられている場合を例示しているが、検出部14は、セル11の内壁や、ロボット12などに設けられることとしてもよい。パレット台15は、共通領域604内に設けられた、後述するパレット31を載置するための架台である。
また、セル11の内部には、供給エリア110と、搬出入エリア111とが設けられる。セル11内の供給エリア110の近傍には、ジグ32が備えられる。なお、ジグ32の詳細については、図5Aを用いて後述する。
供給エリア110には、パレット31を載置した台車30が格納される。格納された台車30上のパレット31は、共通領域604内に収まるように配置される。そして、パレット31には、ワーク50を係止したトレイ40や、ロボット12が各工程で使用する部材などが係止される。この点の詳細については、図5Bを用いて後述する。
また、ワーク50は、パレット31からロボット12へ供給され、加工や組み立てが成功したワーク50は、再びパレット31へ戻される。一方、たとえば、不良品のワーク50は、搬出入エリア111からセル11の外へ搬出される。また、かかる不良品のワーク50の不良個所を修正した手直し品などを、搬出入エリア111からロボット12に供給することが可能である。
また、ロボットシステム1は、セル11の外部に制御装置20を備える。制御装置20は、ロボット12や、作業装置13、検出部14といったセル11内部の各種装置と情報伝達可能に接続される。
ここで、制御装置20は、接続された各種装置の動作を制御するコントローラであり、種々の制御装置や演算処理装置、記憶装置などを含んで構成される。制御装置20の詳細については、図4を用いて後述する。
なお、図2では、1筐体の制御装置20を示しているが、これらに限られるものではなく、たとえば、制御対象となる各種装置のそれぞれに対応付けられた複数個の筐体で構成されてもよい。また、セル11の内部に配設されてもよい。
次に、ロボット12の構成例について、図3Aを用いて説明する。図3Aは、ロボット12の構成を示す斜視模式図である。図3Aに示すように、ロボット12は、単腕型の多軸ロボットである。具体的には、ロボット12は、第1アーム部121と、第2アーム部122と、第3アーム部123と、第4アーム部124と、第5アーム部125と、基台部126とを備える。
第1アーム部121は、基端部を第2アーム部122によって支持される。第2アーム部122は、基端部を第3アーム部123によって支持され、先端部において第1アーム部121を支持する。
第3アーム部123は、基端部を第4アーム部124によって支持され、先端部において第2アーム部122を支持する。第4アーム部124は、基端部を第5アーム部125によって支持され、先端部において第3アーム部123を支持する。
第5アーム部125は、セル11(図2参照)の床面などに固定された基台部126によって基端部を支持され、先端部において第4アーム部124を支持する。また、第1アーム部121〜第5アーム部125の各連結部分である各関節部(図示せず)にはそれぞれアクチュエータが搭載されており、ロボット12は、かかるアクチュエータの駆動によって多軸動作を行うことができる。
具体的には、第1アーム部121および第2アーム部122を連結する関節部のアクチュエータは、第1アーム部121をB軸まわりに回動させる。また、第2アーム部122および第3アーム部123を連結する関節部のアクチュエータは、第2アーム部122をU軸まわりに回動させる。
また、第3アーム部123および第4アーム部124を連結する関節部のアクチュエータは、第3アーム部123をL軸まわりに回動させる。また、第4アーム部124および第5アーム部125を連結する関節部のアクチュエータは、第4アーム部124をS軸まわりに回動させる。
また、ロボット12は、第1アーム部121をT軸まわりに、第2アーム部122をR軸まわりに、第3アーム部123をE軸まわりに、それぞれ回動させる個別のアクチュエータを備える。
すなわち、ロボット12は、7軸を有する。そして、ロボット12は、制御装置20からの動作指示に基づき、かかる7軸を組み合わせた多様な多軸動作を行うこととなる。なお、制御装置20からの動作指示は、具体的には、前述のアクチュエータそれぞれに対する駆動指示として通知される。
なお、第1アーム部121の先端部は、ロボット12の終端可動部であり、かかる終端可動部には、後述するハンド120が取り付けられる。つづいて、かかるハンド120について図3Bを用いて説明する。図3Bは、ハンド120の構成を示す斜視図である。なお、説明を分かりやすくするために、図3Bでは、ハンド120が、T軸をZ軸と、駆動軸120bをY軸と、それぞれ平行に位置している場合を例にとって説明する。
図3Bに示すように、ハンド120は、駆動部120aと、駆動軸120bと、ガイド軸120cと、ブラケット120dと、共通把持部120eと、工程把持部120fとを備える。
駆動部120aは、第1アーム部121の先端部に取り付けられる。図3Bに示すように、駆動軸120bは、軸心をY軸方向に向けてT軸に関して対称に配置された、それぞれ一対のシャフトである。駆動軸120bは、駆動部120aによりY軸方向に進退し、それぞれの先端にブラケット120dが取り付けられる。
また、ガイド軸120cは、かかるガイド軸120cとT軸に関して反対側の駆動軸120bと軸心を一致させて設けられた、それぞれ一対のシャフトであり、ブラケット120dの基端部と摺動自在に備えられる。すなわち、ブラケット120dは、駆動軸120bの動作に伴い、ガイド軸120cにガイドされながらY軸方向に進退する。
また、図3Bに示すように、ブラケット120dの他端部には、共通把持部120eと、工程把持部120fとが、ブラケット120dのY軸方向への進退に伴い、トレイ40(図2参照)やワーク50(図2参照)などをそれぞれ把持可能に備えられる。
共通把持部120eは、ワーク50の搬送に関わるロボット12(図2参照)に共通して備えられる把持爪である。一方、工程把持部120fの形状は、工程ごとのワーク50の形状や作業に合わせて、ロボット12ごとに適宜変更される。
次に、実施形態に係るロボットシステム1の構成について、図4を用いて説明する。図4は、実施形態に係るロボットシステムのブロック図である。なお、図4では、ロボットシステム1の説明に必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。また、図4を用いた説明では、主として制御装置20の内部構成について説明することとし、既に図2で示した各種装置については説明を簡略化する場合がある。
図4に示すように、制御装置20は、制御部21と、記憶部22とを備える。制御部21は、取得部211と、判定部212と、指示部213とをさらに備える。制御部21は、制御装置20の全体制御を行う。取得部211は、検出部14で検出されたワーク50(図2参照)の作業状況などを含む情報を取得する。
判定部212は、取得部211で取得された情報からワーク50の良否の判定を行い、判定内容を指示部213へ通知する。なお、かかるワーク50の良否の判定は、判定情報221に基づいて行われる。判定情報221は、たとえば、ワーク50の形状や寸法といった情報であり、あらかじめ記憶部22に登録される。
指示部213は、通知された判定部212からの情報に基づき、ロボット12や作業装置13といった各種装置を動作させる動作信号を生成して各種装置へ向け出力する。指示部213は、たとえば、ロボット12−2のみが到達可能なワーク50を、共通領域604(図2参照)でロボット12−1に受け渡し、ロボット12−1が受け取ったワーク50を、搬出入エリア111(図2参照)へ搬送するように各種装置へ指示する。
また、指示部213は、搬出入エリア111のワーク50を、ロボット12−1が保持して共通領域604へ搬送し、ロボット12−2に受け渡すように各種装置へ指示する。記憶部22は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリといった記憶デバイスであり、判定情報221を記憶する。なお、判定情報221の内容については既に説明したため、ここでの記載を省略する。
また、図4で制御装置20の内部に示した各構成要素は、制御装置20単体に配置されなくともよい。たとえば、記憶部22の記憶する判定情報221を検出部14の内部メモリに記憶させることによって、スループットの向上を図ることとしてもよい。
また、図4を用いた説明では、制御装置20が、検出部14からの検出情報やあらかじめ登録された判定情報221などに基づいてワーク50に関する状況判定を行う例を示したが、制御装置20と相互通信可能に接続された上位装置から逐次必要な情報を取得することとしてもよい。
次に、ロボット12によるパレット31の搬入について図5Aを用いて説明する。図5Aは、パレット搬入時のパレットとジグを示す図である。図5Aに示すように、ジグ32は、ブラケット321の主面同士がお互いにパイプなどの部材で連結された枠体である。図5Aに示すように、Z軸方向の上側にある一方のブラケット321の上面には、2つの共通把持ブロック70が、所定の間隔を設けて取り付けられる。他方のブラケット321には、係合部322が設けられる。
また、パレット31の、たとえばX軸に平行な、対向する2つの辺の近傍には、係合部322と係合する係合部311がそれぞれ設けられる。図5Aには、係合部322が、Z軸の正方向に突出した2つの突起で、係合部311がこれらの突起と嵌合する穴である場合を示している。
ロボット12(図2参照)は、共通把持部120e(図3B参照)で2つの共通把持ブロック70を、それぞれの外側から挟み込んで把持し、ジグ32を移動させて係合部311と係合部322とを係合させる。ここで、ロボット12−1が、ジグ32−1を、ロボット12−2が、ジグ32−2を、それぞれ保持する。
そして、2つのロボット12で協調して、台車30(図2参照)に載置されたパレット31を、ジグ32を介して持ち上げて、パレット台15(図2参照)上に移動させる。なお、図5Aに示すパレット31の下面とパレット台15の上面とには不図示の係合部が設けてあり、パレット31は、パレット台15上に係止される。
このように、把持対象物に共通把持ブロック70を備えることとすれば、ロボット12は、把持対象物の形状に合わせた把持爪などを使用することなく、任意の形状の把持対象物を把持することができる。したがって、設備コストを低減することができる。ここで、把持対象物とは、ジグ32に限らず、共通把持ブロック70を備えるすべての物品を指す。
ところで、図5Aでは、共通把持部120eが、2つの共通把持ブロック70を、それぞれの外側から挟み込んで把持する場合について例示したが、共通把持ブロック70や共通把持部120eの構成は、かかる例示に限られない。たとえば、共通把持ブロック70は、1つでもよく、この場合、共通把持部120eは、1つの共通把持ブロック70を把持することとしてもよい。また、共通把持ブロック70を設けずに、把持対象物に共通把持部120eが把持することができる部位を設けることとしてもよい。
つづいて、トレイ40について図5Bを用いて詳細に説明する。図5Bは、ワークと、トレイと、パレットとの位置関係を示す図である。まず、トレイ40について図5Bを用いて説明する。図5Bに示すように、トレイ40は、下面にスペーサ401と、上面にブロック403と係止部404とを備える矩形の板状体である。ブロック403には、共通把持ブロック70が取り付けられる。また、パレット31は、台座312を有する。
スペーサ401は、後述する位置決めピン314と係合する係合部402を備える。係合部402は、位置決めピン314と嵌合する穴や、位置決めピン314を係止する切欠きである。台座312は、トレイ40がパレット31に設置された際に、スペーサ401を載置する台座ブロック313と、位置決めピン314を有する。これにより、トレイ40は、パレット31上の所定の位置に係止される。
また、係止部404は、トレイ40の上面に設けられた、ワーク50を固定可能な形状の窪みであり、トレイ40に載置されたワーク50は、係止部404によってトレイ40上に係止される。
ロボット12(図2参照)は、共通把持部120eで、2つの共通把持ブロック70のそれぞれの外側から共通把持ブロック70を把持してトレイ40を保持できる。したがって、ロボット12−1(図2参照)が直接把持することができない形状のワーク50を、トレイ40に設置して搬出入エリア111(図2参照)へ搬送することができる。また、この場合、搬出入エリア111にも、台座312と同形状の台座を設け、トレイ40は、搬出入エリア111の所定の位置に係止されることとしてもよい。
また、パレット台15上に搬入されたパレット31(以下、単に「搬入されたパレット31」と記載する)にトレイ40とともに係止されたワーク50には、ロボット12−1とロボット12−2とが同時に到達可能である。したがって、かかるワーク50に、ロボット12−1とロボット12−2とで同時に作業を行うことが可能となり、作業効率を上昇させることができる。
ところで、図5Bでは、共通把持ブロック70が、ブロック403に取り付けられることとしたが、共通把持ブロック70は、トレイ40の任意の場所に設けられてもよく、トレイ40の形状も任意に設定することができる。また、図5Bでは、台座312が、位置決めピン314によりトレイ40を係止することとしたが、台座312の構成は、かかる例示に限られない。
たとえば、スペーサ401を対角に位置決めするL字型のブロックであったり、スペーサ401を係止する窪みであったりしてもよい。また、台座ブロック313は、パレット31などのトレイ40の設置面としてもよく、位置決めが不要な場合は、台座312やスペーサ401を設けなくてもよい。なお、係止部404は、ワーク50を対角に位置決めするL字型のブロックやピンであったりしてもよい。
次に、実施形態に係るロボットシステム1が、不良品のワーク50を搬出入エリア111へ搬送する場合の処理手順について図6を用いて説明する。図6は、ロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャート(その1)である。
図6に示すように、第2のロボット(ロボット12−2)や作業装置13−2がワーク50に加工や組み付けなどの作業を行う(ステップS101)。判定部212が、ワーク50の異常を判定すると(ステップS102)、第2のロボットは、ワーク50を共通領域604へ搬送する(ステップS103)。第1のロボット(ロボット12−1)は、共通領域604内でワーク50を受け取って(ステップS104)、搬出入エリア111へ搬送し(ステップS105)、処理を終了する。
なお、第2のロボットによるワーク50の共通領域604への搬送は(ステップS103)、搬入されたパレット31上のトレイ40に載置することとしてもよい。この場合、第1のロボットは、ワーク50をトレイ40とともに搬出入エリア111(図2参照)へ搬送する。
つづいて、実施形態に係るロボットシステム1が、ワーク50や部材を搬出入エリア111から搬入する場合の処理手順について図7を用いて説明する。図7は、ロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャート(その2)である。
第1のロボット(ロボット12−1)は、搬出入エリア111のワーク50を把持し(ステップS201)、共通領域へ搬送する(ステップS202)。第2のロボット(ロボット12−2)は、共通領域604内でワーク50を受け取って、作業装置13−2などへ搬送し(ステップS203)、処理を終了する。
なお、第1のロボットのワーク50の共通領域604への搬送は、ワーク50が設置されたトレイ40によることとしてもよい。この場合、第1のロボットは、ワーク50を設置したトレイ40を搬出入エリア111で保持し(ステップS201)、かかるトレイ40を、搬入されたパレット31上に設置する(ステップS202)。
ところで、図2では、ロボットシステム1が、2つのロボット12を備える場合について例示したが、ロボットシステム1の構成は、かかる例示に限られない。たとえば、ロボットシステム1は、3つ以上のロボットを備えることとしてもよい。そこで、以下では、ロボットシステム1の変形例について図8を用いて説明する。図8は、変形例に係るロボットシステムのロボットの配置を示す模式図である。
なお、図8では、説明を分かりやすくするためにロボット12を白抜きの丸で示し、各ロボットに12−1〜12−9の符番を付す。また、実線で結ばれたロボット12同士は、お互いに到達可能な共通領域604(図2参照)を有し、ワーク50(図2参照)の受け渡しが可能であることとする。なお、作業装置13などにも、ロボット12に対応する付番を付す場合がある。
変形例に係るロボットシステム1は、たとえば、9つのロボット12を有し、搬出入エリア111は、ロボット12−1のみが到達可能な領域内に設けられる。また、ワーク50は、ロボット12−9から付番の降順に順に加工されながらロボット12−1まで搬送される。
ここで、ロボット12−9で作業中のワーク50に異常が判定された場合、制御装置20(図2参照)は、ロボット12−1までの最短の経路を算出し、かかる経路でワーク50を搬送するようにロボット12に指示する。ここで、最短の経路とは、ロボット12間の受け渡し回数が最も少ない経路のことを指す。
具体的には、ワーク50は、ロボット12−9からロボット12−5のみを経由してロボット12−1へ搬送される(以下、「経路1c」とする)。これにより、ワーク50を搬出入エリア111へ搬送するのにかかる時間を短縮することができる。
また、ワーク50の搬送経路は、ロボット12の作業状況に応じて適宜変更されてもよい。たとえば、ロボット12−9で作業中のワーク50に異常が判定されたものの、ロボット12−5が他のワーク50に対して作業中の場合、制御装置20は、ロボット12−5を迂回するロボット12−1までの最短の搬送経路を算出する。
この場合、ワーク50は、ロボット12−4とロボット12−2とを経由して、または、ロボット12−8とロボット12−6とを経由してロボット12−1へ搬送される(以下、「経路2c」とする)。
なお、ワーク50を経路2cで搬送するのにかかる時間と、ロボット12−5がワーク50を搬送可能になるまで待機して経路1cでワーク50を搬送するのにかかる時間とを比較して、時間が短い方を選択することとしてもよい。これにより、最短の時間で不良品のワーク50を、搬出入エリア111へ搬送することができる。
また、ワーク50が、ロボット12−9以外の任意のロボット12からロボット12−1へ搬送される場合や、ロボット12−1から任意のロボット12へ搬送される場合においても、上述した搬送手順と同様の手順で搬送経路が決定される。
これにより、任意のロボット12から不良品のワーク50を効率よく搬出入エリア111へ搬送したり、作業者がアクセスしにくいロボット12にワーク50や部材を効率よく搬送したりすることが可能となる。
また、ロボット12は、共通把持部120eをそれぞれ備え、ワーク50をトレイ40に設置させて搬送することとしてもよい。これにより、ロボット12が直接把持できないワーク50を搬送することが可能となり、設備コストを低減することができる。
さらに、この場合、共通領域604にトレイ40を設置するトレイ台(不図示)を備えることとすれば、トレイ台上のワーク50に到達可能な複数のロボット12で、同時に加工や組み付けなどの作業を行うことができる。したがって、製造ラインの作業効率を上昇させることが可能となる。
なお、図8では、ロボットシステム1が、9つのロボット12を有する場合について例示したが、ロボットシステム1の構成は、かかる例示に限られず、任意の数のロボット12を有することとしてもよい。また、ロボット12間の共通領域604は、適宜設定されることとしてもよい。
つづいて、変形例に係るロボットシステム1が、不良品のワーク50を搬出入エリア111へ搬送する場合の処理手順について図9を用いて説明する。図9は、変形例に係るロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、図9では、ワーク50が、経路1c(図8参照)で搬送される場合を例にとって示す。
図9に示すように、ロボット12−9や作業装置13−9がワーク50に加工や組み付けなどの作業を行う(ステップS301)。判定部212がワーク50の異常を判定すると(ステップS302)、制御装置20は、ロボット12−1までの最短経路を算出する(ステップS303)。
ロボット12−9は、ロボット12−5との共通領域604にワーク50を搬送する(ステップS304)。ロボット12−5は、ワーク50を受け取って(ステップS305)、ロボット12−1との共通領域604にワーク50を搬送する(ステップS306)。ロボット12−1は、ワーク50を受け取って(ステップS307)、搬出入エリア111にワーク50を搬送し(ステップS308)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態の一態様に係るロボットシステムは、第1のロボット(ロボット12−1)と、第2のロボット(ロボット12−2)と、搬出入エリアと、制御装置とを備える。上記第1のロボットは、保持したワークが到達可能な範囲である第1の到達範囲を有する。上記第2のロボットは、上記第1の到達範囲と一部が重複する第2の到達範囲を有する。上記搬出入エリアは、上記第1の到達範囲内、かつ、上記第2の到達範囲外に設けられ、上記ワークの搬出入に用いられる。上記制御装置は、上記第2の到達範囲内、かつ、上記第1の到達範囲外の位置と、上記搬出入エリアとの間で、上記第1および第2のロボットを経由して上記ワークを搬送させる制御を行う。
このように、実施形態に係るロボットシステムは、ロボットシステムが有する任意のロボットと搬出入エリアとの間のワークの搬送をロボットによって行い、専用の搬送装置を用いない。このため、製造ラインの生産効率を向上させることができる。
また、上述した実施形態では、単腕ロボットを例示したが、これに限られるものではなく、2つ以上の腕を備える多腕ロボットを用いることとしてもよい。
また、上述した実施形態では、7軸を有する多軸ロボットを例示したが、軸数を限定するものではない。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボットシステム
11 セル
12 ロボット
13 作業装置
14 検出部
15 パレット台
20 制御装置
30 台車
31 パレット
32 ジグ
40 トレイ
50 ワーク
70 共通把持ブロック
111 搬出入エリア
603 到達範囲
604 共通領域

Claims (6)

  1. 保持したワークが到達可能な範囲である第1の到達範囲を有する第1のロボットと、
    前記第1の到達範囲と一部が重複する第2の到達範囲を有するとともに、到達範囲同士が重複する領域に配置された供給エリアから供給される前記ワークに対して所定の作業を行う第2のロボットと、
    前記所定の作業が行われた前記ワークから所定の情報を検出する検出部と、
    前記第1の到達範囲内、かつ、前記第2の到達範囲外に設けられ、前記ワークの搬出入に用いられる搬出入エリアと、
    前記第2の到達範囲内、かつ、前記第1の到達範囲外の位置と、前記搬出入エリアとの間で、前記第1および第2のロボットを経由して前記ワークを搬送させる制御を行う制御装置と
    を備え
    前記制御装置は、
    前記検出部で検出された前記所定の情報に基づいて前記所定の作業が行われた前記ワークの良否を判定し、不良と判定された前記ワークを、前記第2のロボットから前記第1のロボットを経由して前記搬出入エリアへ搬送させる制御を行う一方、前記所定の作業が成功したと判定された前記ワークを、前記第2のロボットから前記供給エリアへ戻すこと
    を特徴とするロボットシステム。
  2. 前記第1の到達範囲外、かつ、前記第2の到達範囲と一部が重複する第3の到達範囲を有する第3のロボットをさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記第3の到達範囲内、かつ、前記第2の到達範囲外の位置と、前記第2の到達範囲内の位置との間で、前記第3のロボットを経由して前記ワークを搬送させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記制御装置は、
    前記搬出入エリアの前記ワークを、任意のロボットの到達範囲へ搬送させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  4. 前記ワークは、
    前記ワークを載置可能なトレイに載置された状態で搬送されること
    を特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  5. 到達範囲同士が重複する領域に設けられ、前記トレイを載置するトレイ台をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記トレイ台に載置された前記トレイの前記ワークに対する作業を、前記ワークに同時に到達可能な複数のロボットに行わせる制御を行うこと
    を特徴とする請求項に記載のロボットシステム。
  6. 前記制御装置は、
    経由するロボットの数が最小となる経路で前記ワークを搬送させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項2〜のいずれか一つに記載のロボットシステム。
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