JP6299129B2 - 印刷装置、印刷方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、印刷方法、及びプログラムに関する。
テーププリンタ(ラベルプリンタ)と呼ばれる印刷装置が知られている。特許文献1には、テープ状部材を搬送しながら印刷を実行するテープ印刷装置が開示されている。
特開2012−158111号公報
特許文献1に示されるような印刷装置では、印刷途中でテープが無くなると、テープを新しいものに交換して印刷を最初からやり直さなければならない。この場合、途中まで印刷したテープが全くの無駄になる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、途中まで印刷されたテープの有効利用を可能にする印刷装置、印刷方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の印刷装置は、
印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷手段、を備え、
前記印刷手段は、前記印刷手段で印刷が開始された前記印刷データのデータ端とは反対側のデータ端から前記印刷未完了部分の印刷を開始することを特徴とする。
また、本発明における他の印刷装置は、
印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷手段と、
前記テープの印刷が完了した部分を切断分離するカッターと、
前記印刷手段で前記印刷未完了部分の印刷が完了した後、前記印刷未完了部分が印刷された前記テープを搬送するとともに、前記テープの印刷終端位置が前記カッターのテープ切断位置に到達した時点で前記テープの搬送を停止するテープ搬送手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、途中まで印刷されたテープを有効に利用することができる。
本発明の実施の形態に係る印刷装置の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る印刷装置のブロック図である。 (A)は装着部にカートリッジが装着されていないプリンタユニットを示す図、(B)は装着部にカートリッジが装着されたプリンタユニットを示す図である。 装着部に装着されるカートリッジを示す図である。 (A)はテープを側面から見た図、(B)はテープがプラテンローラと印刷ヘッドとに挟持されている様子を示す図、(C)はテープを裏面から見た図である。 制御部の機能を示す機能ブロック図である。 プリンタバッファに展開された印刷データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る印刷処理を示すフローチャートである。 新規データ印刷部で印刷パターンが印刷されたテープがテープ排出部から排出される様子を示す図である。 新規データ印刷部で印刷パターンが印刷されたテープを示す図である。 残データ印刷部で印刷パターンが印刷されたテープがテープ排出部から排出される様子を示す図である。 残データ印刷部で印刷パターンが印刷されたテープを示す図である。 新規データ印刷部で印刷パターンが印刷されたテープと残データ印刷部で印刷パターンが印刷されたテープとが貼り合わされた様子を示す図である。 印刷中断位置から印刷未完了部分が印刷されたテープを示す図である。 センサーが印刷ヘッドの出力部から排出方向ほど離間した位置に配設された様子を示す図である。 テープ終端から離間した位置に終端検出マークが配置された様子を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
本発明の実施の形態に係る印刷装置100は、テープに文字や図形等の画像(以下、「印刷パターン」という。)を印刷する、例えば図1に示す外観をしたテーププリンタ(ラベルプリンタ)である。印刷装置100は、図2に示すように、キー入力部110と、表示部120と、プリンタユニット格納部130と、プリンタユニット140と、搬送モーター150と、制御部160と、ROM(Read Only Memory)170と、RAM(Random Access Memory)180とから構成される。
キー入力部110は、キーボード等の入力装置から構成される。キー入力部110には、「電源」キー、「印刷」キー、「文字」キー、「図形」キーなどの各種キーが設けられている。ユーザによってキーが押されると、キー入力部110は押されたキーの情報を制御部160に送信する。
表示部120は、液晶ディスプレー等の表示装置から構成される。表示部120は、制御部160の制御に従って、キー入力部110から入力された文字や図形、その他、印刷に必要な各種情報を表示する。
プリンタユニット格納部130は、プリンタユニット140を格納するための格納体である。プリンタユニット格納部130は、図1に示すように、開閉蓋131を備えている。開閉蓋131の内部には、図3(A)に示すプリンタユニット140が設置されている。プリンタユニット140には、図3(B)に示すように、カートリッジ200を装着するための装着部144が窪入形成されている。
カートリッジ200は、装着部144に着脱可能に構成されたテープカートリッジである。カートリッジ200は、図4に示すように、カートリッジケース210と、テープ230にインクを供給する帯状のインクリボン220と、このインクリボン220のインクにより熱転写印刷されるテープ230とから構成される。カートリッジケース210の内部には、インクリボン供給リール211と、リボン巻取リール212と、テープ供給リール213とがそれぞれ回転自在に配設されている。インクリボン220はインクリボン供給リール211に巻装されており、その一端はリボン巻取リール212に固定されている。使用済みのインクリボン220はこのリボン巻取リール212に巻き取られる。また、テープ230は、テープ供給リール213に巻装されている。テープ230の一端は開放されており、カートリッジケース210のコーナー付近に設けられたテープ送出口214から送出される。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、テープ230がカートリッジケース210から送出される方向を「排出方向」と呼ぶ。
テープ230は、例えば、帯状のカラーラベルである。テープ230は、図5(A)に示すように、裏面に粘着層が形成された印刷テープ231と、印刷テープ231の粘着層に貼り付けられた剥離テープ232と、から構成される。図3(B)に示すように、カートリッジ200が装着部144に装着されると、テープ230は、図5(B)に示すように、裏面にインクリボン220の表面が当接した状態で、プラテンローラ141と印刷ヘッド142とに挟持される。テープ230の裏面側のテープ終端には、図5(C)に示すように、終端検出マーク232aが設けられている。終端検出マーク232aは、後述のセンサー143がテープ終端を検出するためのマークである。終端検出マーク232aは、例えば、アルミ箔等の反射材から構成されている。
プリンタユニット140は、図3(B)に示すように、プラテンローラ141と、印刷ヘッド142と、センサー143と、装着部144と、カッター145と、リボン巻取軸146とから構成される。
プラテンローラ141は、テープ230を排出方向に送出するためのローラーである。プラテンローラ141は、例えば、外周面がゴム等の弾性部材で覆われた円柱体から構成される。カートリッジ200が装着部144に装着されると、プラテンローラ141の外周面は、図5(B)に示すように、テープ230の裏面に当接した状態となる。プラテンローラ141は、後述の搬送モーター150の動力により回転し、外周面に当接したテープ230を排出方向に搬送する。
印刷ヘッド142は、テープ230の長手方向と直交する方向に、出力部となる複数の発熱素子が整列配置されたサマールヘッドである。カートリッジ200が装着部144に装着されると、印刷ヘッド142は、図5(B)に示すように、インクリボン220を介してテープ230の表面に当接した状態となる。印刷ヘッド142は、制御部160から送信された印刷データに基づき複数の発熱素子を選択的に発熱させ、インクリボン220のインクを印刷テープ231に熱転写する。
図3(B)に戻り、センサー143は、テープ230の終端を検出するためのセンサーである。センサー143は、例えば、物体に照射された光の反射光に基づいて物体の有無や表面状態の変化などを検出する光学センサーから構成される。センサー143は、印刷ヘッド142の出力部(発熱部)から、排出方向とは反対方向に、L2ほど離間した位置に配設されている。センサー143は、終端検出マーク232aを検出すると制御部160に対して検出信号を出力する。
装着部144は、カートリッジ200を装着するためのカートリッジ装着部である。前述したように、装着部144は、プリンタユニット140の中央に窪入形成されている。テープ230は、この装着部144に、カートリッジ200を介して間接的に装着される。装着部144には、カートリッジ200の装着を検出するための不図示のセンサーが設置されている。制御部160はこのセンサーからの信号に基づいて、装着部144にカートリッジ200が装着されているか否かを判別する。また、装着部144の右側上部には、図3(A)に示すように、装着部144と外部とを連通するテープ排出口147が設けられている。印刷済みのテープ230はこのテープ排出口147を通って外部へと排出される。
カッター145は、テープ230の印刷完了部分を切断分離するための切断部材である。カッター145は、印刷ヘッド142の出力部からL1ほど排出方向に離間した位置に配置されている。テープはこのL1ほど排出方向に離間した位置(以下、「テープ切断位置」という。)で切断される。なお、カッター145は手動で動作してもよいし、制御部160の制御の下、自動で動作してもよい。カッター145が手動で動作する場合、印刷装置100は、ユーザがカッター145を動作させるための操作レバーを備えていてもよい。また、カッター145が自動で動作する場合、印刷装置100は、制御部160がカッター145を動作させるためのモーターを備えていてもよい。
リボン巻取軸146は、リボン巻取リール212を回転させるための回転軸である。カートリッジ200が装着部144に装着されたとき、図3(B)に示すように、リボン巻取軸146はリボン巻取リール212に嵌合する。リボン巻取軸146は、後述の搬送モーター150の動力により回転する。
搬送モーター150は、プラテンローラ141及びリボン巻取軸146に回転力を加えるためのモーターである。搬送モーター150は、プラテンローラ141及びリボン巻取軸146とギアを介して接続されている。搬送モーター150は、制御部160の制御に従ってプラテンローラ141及びリボン巻取軸146を回転させる。
図2に戻り、制御部160は、プロセッサ等の処理装置から構成される。制御部160はROM170に格納されているプログラムに従って動作し、後述の「印刷処理」を含む種々の動作を実行する。制御部160は、ROM170に格納されたプログラムに従って動作することで、図6に示すように、新規データ印刷部161、判別部162、終端検出部163、残データ特定情報保存部164、残データ印刷部165、テープ搬送部166として機能する。新規データ印刷部161および残データ印刷部165は印刷装置100の印刷手段として機能する。なお、制御部160は、これらの機能を1つのプロセッサで実現してもよいし、複数のプロセッサの協働により実現してもよい。これら機能の動作については後述の「印刷処理」の箇所で説明する。
図2に戻り、ROM170は、印刷装置100の記憶部として機能する装置である。ROM170は、例えば、マスクROM(Mask Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ等のデータ読み取り可能な記憶装置から構成される。ROM170には、制御部160が実行する印刷処理のプログラムデータや、キー入力部110から入力される文字や図形に対応するフォントデータや図形データが格納されている。
RAM180は、印刷装置100の記憶部として機能する装置である。RAM180は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置から構成される。RAM180には、ワークメモリ領域やプリンタバッファが用意される。プリンタバッファは、テープ230に印刷される印刷パターンの印刷データを格納するための領域である。プリンタバッファには、例えば図7に示すようなビットマップ形式の印刷データが格納される。なお、プリンタバッファに格納される印刷データは、1ライン分のデータを1単位として管理される。1ライン分のデータは印刷ヘッド142が一度に印刷処理可能なデータである。1ライン分の印刷方向の長さL3は予めROM170に記憶されている。
なお、以下の説明では、理解を容易にするため、印刷データのうちで、印刷ヘッド142が最初又は最後に印刷するデータ部分を「データ端」と呼ぶ。さらに、2つあるデータ端のうちで、印刷ヘッド142が最初に印刷する側のデータ端(図7の例であれば“1ライン目”が位置するデータ端)を「印刷開始データ端」、他方のデータ端を「印刷終了データ端」と呼ぶ。
次に、このような構成を有する印刷装置100の動作について説明する。
キー入力部110から印刷対象となる文字や図形の情報が入力されると、制御部160は入力された文字や図形の情報をテキストデータ形式やバイナリデータ形式の印刷データとしてRAM180のワークメモリ領域に展開する。その後、ユーザによりキー入力部110を介して印刷開始が命令されると、制御部160は、印刷処理を開始する。以下、図8のフローチャートを参照して「印刷処理」について説明する。
制御部160の新規データ印刷部161は、ROM170に格納されているフォントデータや図形データに基づいて、ワークメモリ領域に展開されている印刷データを例えば図7に示すようなビットマップ形式の印刷データに変換する。変換が完了したら、新規データ印刷部161は、変換したビットマップ形式の印刷データをRAM180のプリンタバッファに展開する(ステップS101)。
続いて、新規データ印刷部161は、プリンタバッファに展開されている印刷データのうちで、未だ印刷されていない1ライン分の印刷データを印刷ヘッド142に送信する。印刷ヘッド142は、1ライン分の印刷データを受信すると、受信した1ライン分の印刷データをテープ230に印刷する。印刷が完了したら、新規データ印刷部161は、搬送モーター150を制御して、テープ230をインクリボン220とともに、1ライン分、排出方向に搬送する(ステップS102)。なお、印刷データは印刷開始データ端の側にあるデータから順に送信される。例えば、図7に示す印刷データがプリンタバッファに展開された後、初めて印刷ヘッド142に印刷データが送信されるのであれば、新規データ印刷部161は、図7に示す1ライン目の印刷データを印刷ヘッド142に送信する。すでに2ライン分の印刷データが送信済みなのであれば、新規データ印刷部161は、3ライン目の印刷データを印刷ヘッド142に送信する。なお、どのラインまで印刷が完了したかは、RAM180に設けた印刷状況管理用のカウンタ変数により管理する。
このステップS102が印刷処理のフローの中で繰り返し実行されることで、印刷装置100のテープ排出口147からは、図9に示すように、印刷開始データ端側から順次印刷パターンが印刷されたテープ230が排出される。なお、前述したように、印刷ヘッド142の出力部とカッター145との間には、図3(B)に示すように、L1ほど距離がある。そのため、新規データ印刷部161で新たに印刷パターンを印刷する場合、印刷パターンの手前には、図10に示すように、長さL1の前余白ができる。
図8のフローに戻り、制御部160の判別部162は、RAM180に格納されている印刷状況管理用のカウンタ変数に基づいて、プリンタバッファに展開された印刷データの全てのラインの印刷が完了したか判別する(ステップS103)。印刷が完了している場合(ステップS103:Yes)、ステップS112に進む。印刷が完了していない場合(ステップS103:No)、ステップS104に進む。
続いて、判別部162は、テープ230のテープ終端が検出されたか判別する(ステップS104)。テープ終端の検出は、センサー143から送信される検出信号に基づき終端検出部163が行う。終端検出部163でテープ終端が検出されていない場合(ステップS104:No)、ステップS102に戻る。終端検出部163でテープ終端が検出された場合(ステップS104:Yes)、ステップS105に進む。
なお、印刷ヘッド142の出力部とセンサー143との間には、図3(B)に示すように、L2ほど距離があるので、終端検出部163でテープ終端が検出されたとしても、新規データ印刷部161は、テープ終端検出後、L2ほど印刷の継続が可能である。そのため、終端検出部163でテープ終端が検出されたからといって、印刷途中でテープ230が無くなるとは限らない。
そこで、判別部162は、終端検出部163でテープ終端が検出された時点(すなわち、現時点)の新規データ印刷部161の印刷状況(例えば、どのラインまで印刷が完了したか等の印刷進行状況)に基づき、印刷途中でテープ230が無くなるか否かを判別する(ステップS105)。印刷途中でテープ230が無くなるか否かは、印刷未完了の印刷データがテープ230に印刷されたときの実際の長さ(例えば、図7に示すL4)が、図3(B)に示す距離L2を超えるか否かを以って判別する。具体的には、判別部162は、以下の手順に従って印刷途中でテープ230が無くなるか否かを判別する。
まず、判別部162は、RAM180に設けた印刷状況管理用のカウンタ変数に基づき、現在、何ライン目まで印刷が完了しているか特定する。そして、プリンタバッファに展開されている印刷データの総ライン数から印刷完了ライン数を減じて、現時点で印刷が未完了となっているライン数を判別する。さらに、判別部162は、判別した印刷未完了ライン数に予めROM170等に保存されている1ライン分の実際の長さL3を乗じて、現在、印刷未完了となっている印刷データがテープ230に印刷されたときの実際の長さL4を算出する。そして、判別部162は、長さL4と距離L2とを比較して印刷途中でテープ230が無くなるか否かを判別する。具体的には、判別部162は、長さL4が距離L2を超えている場合は印刷途中でテープ230が無くなると判別し、長さL3が距離L2以下の場合は、装着部144に現在装着されているテープ230で最終ラインまで印刷が可能と判別する。
図8のフローに戻り、装着部144に現在装着されているテープ230で最終ラインまで印刷が可能な場合、すなわち、印刷途中でテープ230が無くならない場合(ステップS105:No)、新規データ印刷部161は、テープ230を排出方向に搬送しながら、最終ラインまで印刷パターンをテープ230に印刷する(ステップS106)。
一方、印刷途中でテープ230が無くなる場合(ステップS105:Yes)、新規データ印刷部161は、装着部144に現在装着されているテープ230で印刷可能な範囲、すなわち、長さL2で印刷可能なライン数分の印刷パターンをテープ230に印刷する(ステップS107)。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、新規データ印刷部161が印刷を中断した位置を「印刷中断位置」と呼ぶ。印刷が完了すると、テープ排出口147からは、例えば図10に示すようなテープ230が排出される。
図8のフローに戻り、制御部160の残データ特定情報保存部164は、RAM180に格納されている印刷状況管理用のカウンタ変数に基づきステップS107で印刷されなかった部分(以下、「印刷未完了部分」という。)を特定する。その後、残データ特定情報保存部164は、特定した印刷未完了部分の情報(以下、「残データ特定情報」という。)をRAM180に保存する(ステップS108)。残データ特定情報は、印刷未完了部分を特定できるのであれば、どのような種類の情報であってもよい。例えば、残データ特定情報は、図7に示す印刷中断位置を示す情報であってもよい。印刷中断位置を示す情報は、印刷状況管理用のカウンタ変数そのものであってもよい。
図8のフローに戻り、制御部160の残データ印刷部165は、印刷途中でテープ230が無くなったこと、及び、テープ交換後に続きの印刷が可能であることを示すメッセージを表示部120に表示する(ステップS109)。
続いて、残データ印刷部165は、装着部144に新たなカートリッジ200が装着されたかを判別する(ステップS110)。このとき、残データ印刷部165は、装着部144に設置した不図示のセンサーからの信号に基づいて、装着部144に新たなカートリッジ200が装着されたか否かを判別してもよい。また、残データ印刷部165は、不図示のセンサーを使ってカートリッジ200の交換を検出した後、更にユーザによって印刷キーが押されたことを以って装着部144に新たなカートリッジ200が装着されたと判別してもよい。なお、装着部144にセンサーが設置されていない場合、残データ印刷部165は、単に、印刷キーが押されたことを以って装着部144に新たなカートリッジ200が装着されたと判別してもよい。装着部144に新たなカートリッジ200が装着されていない場合(ステップS110:No)、残データ印刷部165は、新たなカートリッジ200が装着されるまでステップS110を繰り返す。装着部144に新たなカートリッジ200が装着された場合(ステップS110:Yes)、ステップS111に進む。
続いて、残データ印刷部165は、ステップS108でRAM180に保存した残データ特定情報に基づき新規データ印刷部161で印刷されなかった印刷未完了部分を特定する。そして、残データ印刷部165は、特定した印刷未完了部分を新たなテープ230に印刷する。このとき、残データ印刷部165は、印刷未完了部分を、図7に示す印刷中断位置から印刷するのではなく、図7に示す印刷終了データ端から印刷する(ステップS111)。これにより、印刷装置100のテープ排出口147からは、図11に示すように、印刷終了データ端側から印刷パターンが印刷されたテープ230が排出される。なお、残データ印刷部165は、印刷終了データ端側から印刷パターンを印刷するので、新規データ印刷部161で印刷データの印刷が開始された際とは上下を変えて印刷未完了部分を印刷する。
図8のフローに戻り、テープ搬送部166は、カッター145で印刷完了部分の切断分離を可能とするため、予め設定された長さ分、テープ230を排出方向に搬送する(ステップS112)。なお、テープ230に印刷された印刷パターンが印刷未完了部分である場合、テープ搬送部166は、テープ230の印刷終端位置でテープ230の切断分離を可能とするため、印刷終端位置がカッター145のテープ切断位置に到達した時点(例えば、図3(B)に示すように印刷ヘッド142の出力部とカッター145との間に、L1の距離があるのであれば、印刷完了時からテープ230を排出方向にL1ほど搬送した時点)でテープ230の搬送を停止する。
この位置でカッター145がテープ230を切断することで、ユーザは、例えば図12に示すような、ちょうど印刷中断位置で切断分離されたテープ230を得ることができる。ユーザは、このテープ230と、新規データ印刷部161で印刷されたテープ230(例えば図10に示すテープ230)とを貼り合わせることで、例えば図13に示すような1枚の印刷結果を得ることができる。
ステップS112の実行が完了したら、制御部160は印刷処理を終了する。
本実施の形態によれば、印刷途中でテープ230が無くなった後、新たに装着されたテープ230に印刷未完了部分のみを印刷しているので、途中まで印刷されたテープ230を無駄にすることがない。ユーザが、途中まで印刷パターンが印刷されたテープ230と印刷未完了部分が印刷されたテープ230とを貼り合わせることにより、途中まで印刷されたテープ230を有効に利用できる。
通常、印刷装置が印刷媒体に印刷パターンを印刷する場合、図10や図12に示すように、印刷媒体の先頭には前空白ができる。これは、一度外部に送った印刷媒体を内部に戻すことが困難なためであり、また、印刷媒体の先頭と印刷ヘッドの出力部とを位置合わせして、前空白が出来ないように印刷するのが困難なためである。特に、テーププリンタの場合、印刷媒体となるテープがインクリボンとともに搬送される構造となっているため、テープの先頭と印刷ヘッドの出力部とを位置合わせするためには、テープのみならず、薄く切れやすいインクリボンもテープの巻き戻し速度に同期させて巻き戻さなければならない。このような制御をテーププリンタで実現するのは困難である。しかも、テーププリンタはテープを搬送ローラーと印刷ヘッドとで挟み込む構造となっているので、搬送ローラーを空回りさせないためには、テープ始端と印刷ヘッドとの間に一定の余裕を持たせる必要がある。テーププリンタで前空白が出来ないよう印刷するのは極めて困難である。このような理由から、印刷装置100が印刷未完了部分を印刷中断位置から印刷してしまうと、例えば図14に示すように、印刷中断位置の手前に大きな前空白ができてしまう。ユーザが、図14に示すテープ230を図10に示すテープ230と貼り合わせようと思ったら、ユーザは図14に示すテープ230の先頭部分をハサミやカッターで大きく切断しなくてはならない。これは、テープ230を有効利用しようと思うユーザにとって大きな無駄である。しかし、本実施の形態の印刷装置100は、印刷中断位置からではなく、印刷終了データ端から印刷未完了部分を印刷しているので、図12に示すように、印刷中断位置の手前(すなわち、図12に示す印刷終端位置の手前)に大きな空白ができない。そのため、ユーザはテープ230を無駄に切断することなく、印刷未完了部分が印刷されたテープ230と印刷完了部分が印刷されたテープ230とを貼り合わせることができる。
また、本実施の形態の印刷装置100は、印刷未完了部分の印刷が完了した後、印刷終端位置がテープ切断位置に一致するようにテープ230を搬送しているので、ユーザ若しくは印刷装置100がカッター145を使ってテープ230を切断したときに、テープ230はちょうど印刷終端位置(印刷中断位置)で切断分離される。そのため、ユーザは、テープ230排出後に、ハサミやカッター等を使ってテープ230を加工する必要がない。テープ230が印刷終端位置で切断されているので、ユーザは容易に2枚のテープを貼り合わせることができる。
また、テープ230を有効利用するためには、重複印刷や印刷漏れが発生しないように、印刷未完了部分(印刷中断位置)を正確に把握する必要がある。印刷未完了部分(印刷中断位置)を正確に把握するためには、テープ終端を正確に検出する必要がある。この点、本実施の形態の印刷装置100は、テープ230に付された終端検出マークに基づきテープ230のテープ終端を検出しているので、正確にテープ終端を検出できる。その結果、本実施の形態の印刷装置100は、印刷未完了部分(印刷中断位置)を正確に把握し、印刷未完了部分だけを正確に印刷できる。
また、終端検出マーク232aは、図5(A)に示すように、印刷パターンが印刷されるテープ230の表面側ではなく、印刷パターンが印刷されない裏面側に付されているので、終端検出マーク232aが印刷パターンの印刷の邪魔になることはない。しかも、終端検出マーク232aは剥離テープ232に付されるので、終端検出マーク232aの存在が、最終的にユーザが使用する印刷テープ231に影響を及ぼすことはない。
なお、上述の実施の形態は一例であり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、上述の実施の形態では、印刷装置100が印刷する印刷パターンは画像であるものとして説明したが、印刷装置100が印刷する印刷パターンは画像に限定されない。例えば、印刷装置100が印刷する印刷パターンは、点字、浮き出し文字、浮き出し図形等の凹凸模様であってもよい。
また、上述の実施の形態では、テープ230はカラーラベルであるものとして説明したが、テープ230はカラーラベルに限定されない。例えば、テープ230は、白ラベル、アイロン圧着式ラベル、アイロン転写テープ、マグネットラベル、柄ラベル等、他の種類のラベルであってもよい。
上述の実施の形態では、テープ230は剥離テープ232を備えていたが、テープ230は剥離テープ232を備えていなくてもよい。この場合、終端検出マーク232aは印刷テープ231の裏面に、直接、付されていてもよい。
また、上述の実施の形態では、印刷ヘッド142は、サマールヘッドであるものとして説明したが、印刷ヘッド142はサマールヘッドに限定されない。印刷ヘッド142は、インクジェットプリンタに使用されるインクジェットプリントヘッドであってもよいし、レーザプリンタに使用されるレーザプリントヘッドであってもよい。この場合、インク射出部やレーザー照射部を印刷ヘッド142の出力部とみなすことができる。
また、上述の実施の形態では、センサー143は、例えば図3(B)に示すように、印刷ヘッド142の出力部から、排出方向とは反対の方向に、L2ほど離間した位置に設置されていたが、センサー143の設置位置は上記に限定されない。例えば、センサー143は、例えば図15に示すように、印刷ヘッド142の出力部から排出方向にL2ほど離間した位置に配設されていてもよい。なお、この場合、終端検出部163がテープ終端を検出した時点で、すでにテープ終端は印刷ヘッド142の出力部を通過してしまっている。そのため、判別部162は、上述のステップS105のように印刷途中でテープ230が無くなるか否かを判別するのではなく、印刷途中でテープ230が無くなったか否かを判別することになる。具体的には、判別部162は、終端検出部163でテープ終端が検出された時点の新規データ印刷部161の印刷状況(例えば、印刷が完了しているか完了していないか、印刷完了からどのくらいの時間が経過しているか、等)に基づいて、終端検出部163でテープ終端が検出された時点から、テープ230をL2ほど搬送するのに要する時間を遡った時点の新規データ印刷部161の印刷状況を特定し、特定した印刷状況に基づいて印刷途中でテープ230が無くなったか否かを判別する。
また、上述の実施の形態では、終端検出マーク232aはテープ230のテープ終端に配置されていたが、終端検出マーク232aが配置される位置は上記に限定されない。例えば、終端検出マーク232aは、図16に示すように、テープ230のテープ終端から長さL2ほど離間した位置に配置されていてもよい。センサー143が、例えば図15に示すように、印刷ヘッド142の出力部から排出方向にL2ほど離間した位置に配設されているのであれば、テープ終端が出力部を通過するタイミングとテープ終端の検出のタイミングが一致するので、印刷装置100は、より正確に印刷中断位置を把握できる。なお、この場合、判別部162は、終端検出部163でテープ終端が検出された時点の新規データ印刷部161の印刷状況に基づいて、印刷途中でテープ230が無くなったか否かを判別する。より具体的には、判別部162は、終端検出部163でテープ終端が検出された時点で、最終ラインの印刷が完了していたら印刷途中でテープ230が無くならなかったと判別し、最終ラインの印刷が完了していなかったら印刷途中でテープ230が無くなったと判別する。
また、上述の実施の形態では、テープ230に付される終端検出マーク232aは反射材であるものとして説明したが、テープ230に付される終端検出マーク232aは反射材に限定されない。例えば、終端検出マーク232aは他のテープ部分と異なる色のテープ部分であってもよい。例えば、剥離テープ232の裏面を白色とし、その白色の剥離テープ232の裏面に黒色の終端検出マーク232aを付してもよい。センサー143が他のテープ部分との違うことを検知できるのであれば、終端検出マーク232aはどのようなものであってもよい。
また、上述の実施の形態では、終端検出部163は、終端検出マーク232aを検出するセンサー143からの検出信号に基づいてテープ230のテープ終端を検出したが、終端検出部163のテープ終端の検出方法はこれに限定されない。例えば、終端検出部163は、物体の有無を検出するセンサー143の検出範囲にテープ230が有るか無いかに基づいて、テープ230のテープ終端を検出してもよい。このとき、終端検出部163は、センサー143の検出範囲にテープ230の存在を検出できなくなったときにテープ終端を検出したと判別してもよい。また、終端検出部163は、プラテンローラ141もしくは印刷ヘッド142の押圧力の変化に基づいてテープ終端を検出してもよい。具体的には、終端検出部163は、プラテンローラ141もしくは印刷ヘッド142の押圧力の変化を捉える不図示のセンサーからの信号に基づいて、テープ終端がプラテンローラ141と印刷ヘッド142との間を通過したか否かを判別し、その判別結果に基づいてテープ230のテープ終端を検出してもよい。なお、この場合も、判別部162は、終端検出部163でテープ終端が検出された時点の新規データ印刷部161の印刷状況に基づいて、印刷途中でテープ230が無くなったか否かを判別する。
また、上述の実施の形態では、終端検出部163は、制御部160の一機能であるものとして説明したが、終端検出部163は、制御部160から独立した1つの部品であってもよい。センサー143を終端検出部163と捉えることも可能である。
また、上述の実施の形態では、印刷未完了部分は、データ終端から印刷中断位置までの印刷パターンであるものとして説明したが、印刷未完了部分には、新規データ印刷部161で印刷した部分(印刷完了部分)の一部が含まれていてもよい。例えば、印刷完了部分と印刷未完了部分には例えば10mm以下の重複部分があってもよい。印刷漏れの発生を確実に防止できる。
また、上述の実施の形態では、カートリッジ200にはテープ230とともにインクリボン220が格納されていたが、カートリッジ200にはインクリボン220が格納されていなくてもよい。
また、上述の実施の形態では、装着部144は、カートリッジ200が装着されるように構成されていたが、装着部144はテープ230が直接装着できるよう構成されていてもよい。
本実施の形態に係る印刷装置100は、専用のシステムにより実現してもよいし、通常のコンピュータシステムにより実現してもよい。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールして、上述の処理を実行することによって印刷装置100を構成してもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク上のサーバ装置が備えるディスク装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をサーバ装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷手段、を備える、
ことを特徴とする印刷装置。
(付記2)
前記印刷手段は、前記印刷手段で印刷が開始された前記印刷データのデータ端とは反対側のデータ端から前記印刷未完了部分の印刷を開始する、
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
(付記3)
前記印刷未完了部分の印刷は、前記印刷手段で前記印刷データの印刷が開始された際とは上下を変えて印刷する、
ことを特徴とする付記2に記載の印刷装置。
(付記4)
前記テープの前記テープ終端を検出する終端検出手段と、
前記終端検出手段で前記テープ終端が検出された際の前記印刷パターンの印刷状況に基づいて、前記印刷手段で前記印刷パターンが印刷されている途中で前記テープが無くなるか否か、若しくは無くなったか否かを判別する判別手段と、を備える、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載の印刷装置。
(付記5)
前記テープの印刷が完了した部分を切断分離するカッターと、
前記印刷手段で前記印刷未完了部分の印刷が完了した後、前記印刷未完了部分が印刷された前記テープを搬送するとともに、前記テープの印刷終端位置が前記カッターのテープ切断位置に到達した時点で前記テープの搬送を停止するテープ搬送手段と、を備える、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載の印刷装置。
(付記6)
前記テープには前記終端検出手段が前記テープの前記テープ終端を検出するための終端検出マークが付されており、
前記終端検出手段は、前記テープに付された前記終端検出マークに基づき前記テープの前記テープ終端を検出する、
ことを特徴とする付記4に記載の印刷装置。
(付記7)
印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷ステップ、を有する、
ことを特徴とする印刷方法。
(付記8)
コンピュータに、
印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷機能、を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。
(付記9)
印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷手段、を備える印刷装置に装着されて使用され、前記テープの前記テープ終端を検出するための終端検出マークが付されている、
ことを特徴とするテープ。
100…印刷装置、110…キー入力部、120…表示部、130…プリンタユニット格納部、131…開閉蓋、140…プリンタユニット、141…プラテンローラ、142…印刷ヘッド、143…センサー、144…装着部、145…カッター、146…リボン巻取軸、147…テープ排出口、150…搬送モーター、160…制御部、161…新規データ印刷部、162…判別部、163…終端検出部、164…残データ特定情報保存部、165…残データ印刷部、166…テープ搬送部、170…ROM、180…RAM、200…カートリッジ、210…カートリッジケース、211…インクリボン供給リール、212…リボン巻取リール、213…テープ供給リール、214…テープ送出口、220…インクリボン、230…テープ、231…印刷テープ、232…剥離テープ、232a…終端検出マーク

Claims (8)

  1. 印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷手段、を備え、
    前記印刷手段は、前記印刷手段で印刷が開始された前記印刷データのデータ端とは反対側のデータ端から前記印刷未完了部分の印刷を開始することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷未完了部分の印刷は、前記印刷手段で前記印刷データの印刷が開始された際とは上下を変えて印刷する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記テープの前記テープ終端を検出する終端検出手段と、
    前記終端検出手段で前記テープ終端が検出された際の前記印刷パターンの印刷状況に基づいて、前記印刷手段で前記印刷パターンが印刷されている途中で前記テープが無くなるか否か、若しくは無くなったか否かを判別する判別手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記テープの印刷が完了した部分を切断分離するカッターと、
    前記印刷手段で前記印刷未完了部分の印刷が完了した後、前記印刷未完了部分が印刷された前記テープを搬送するとともに、前記テープの印刷終端位置が前記カッターのテープ切断位置に到達した時点で前記テープの搬送を停止するテープ搬送手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記テープには前記終端検出手段が前記テープの前記テープ終端を検出するための終端検出マークが付されており、
    前記終端検出手段は、前記テープに付された前記終端検出マークに基づき前記テープの前記テープ終端を検出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  6. 印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷手段と、
    前記テープの印刷が完了した部分を切断分離するカッターと、
    前記印刷手段で前記印刷未完了部分の印刷が完了した後、前記印刷未完了部分が印刷された前記テープを搬送するとともに、前記テープの印刷終端位置が前記カッターのテープ切断位置に到達した時点で前記テープの搬送を停止するテープ搬送手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  7. 印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷ステップ、を有し、
    前記印刷ステップは、前記印刷ステップで印刷が開始された前記印刷データのデータ端とは反対側のデータ端から前記印刷未完了部分の印刷を開始することを特徴とする印刷方法。
  8. コンピュータに、
    印刷データが表す印刷パターンを装着部に装着されたテープに印刷し、テープ終端まで印刷したときに印刷パターンが印刷完了できなかった場合に、前記装着部に新たに装着されたテープに、印刷されなかった印刷未完了部分を印刷する印刷機能、を実現させ、
    前記印刷機能は、印刷が開始された前記印刷データのデータ端とは反対側のデータ端から前記印刷未完了部分の印刷を開始することを特徴とするプログラム。
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