JP6298261B2 - フロアパネル - Google Patents

フロアパネル Download PDF

Info

Publication number
JP6298261B2
JP6298261B2 JP2013189714A JP2013189714A JP6298261B2 JP 6298261 B2 JP6298261 B2 JP 6298261B2 JP 2013189714 A JP2013189714 A JP 2013189714A JP 2013189714 A JP2013189714 A JP 2013189714A JP 6298261 B2 JP6298261 B2 JP 6298261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
sealer
resin
moisture
warpage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013189714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015055115A (ja
Inventor
田中 大輔
大輔 田中
山中 高士
高士 山中
伊藤 正和
正和 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichias Corp filed Critical Nichias Corp
Priority to JP2013189714A priority Critical patent/JP6298261B2/ja
Priority to PCT/JP2014/073173 priority patent/WO2015037492A1/ja
Priority to TW103131232A priority patent/TWI638935B/zh
Publication of JP2015055115A publication Critical patent/JP2015055115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6298261B2 publication Critical patent/JP6298261B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F15/00Flooring
    • E04F15/02Flooring or floor layers composed of a number of similar elements
    • E04F15/10Flooring or floor layers composed of a number of similar elements of other materials, e.g. fibrous or chipped materials, organic plastics, magnesite tiles, hardboard, or with a top layer of other materials
    • E04F15/107Flooring or floor layers composed of a number of similar elements of other materials, e.g. fibrous or chipped materials, organic plastics, magnesite tiles, hardboard, or with a top layer of other materials composed of several layers, e.g. sandwich panels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/06Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • B32B27/08Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/30Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers
    • B32B27/302Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers comprising aromatic vinyl (co)polymers, e.g. styrenic (co)polymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/30Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers
    • B32B27/308Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers comprising acrylic (co)polymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/38Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising epoxy resins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/40Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyurethanes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2471/00Floor coverings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、OAフロア等の置き敷き用のフロアパネルに関し、特に、反りが発生することを抑えたフロアパネルに関する。
オフィス等の床材としては、無機系、有機系、又は金属系のボードからなるフロアパネルが従来から用いられている。中でも、無機系の珪酸カルシウム板、パルプセメント板、石綿スレート板、スラグ石膏板、炭酸マグネシウム板、石綿パーライト板、木片セメント板、ALC板等のパネルは、軽さ、断熱性及び遮音性等に優れているが、単体ではフロアパネルとして用いるには強度が不足していることから、補強用の金属板やプラスチックフィルムと組み合わせながら使用されている(特許文献1、2参照)。
ところで、無機系のフロアパネルは反りが発生するという問題があり、この反りの発生原因は、以下の2つに大別される。
(1)フロアパネルを設置した後、テナントが所望する表面材(カーペット)を敷設するまでの間、フロアパネルが剥き出し状態で放置された際に、フロアパネルの表面が乾燥収縮して発生する反り。
(2)フロアパネル設置後、長期間の使用により、無機系フロアパネルの構成成分である、水酸化カルシウム、カルシウムシリケート水和物が大気中のCO2と水分が存在する環境下において、非晶質珪酸塩(シリカゲル)と炭酸カルシウムに分解する炭酸化反応による反り。炭酸化により、無機系フロアパネルは収縮し(炭酸化収縮)、さらに炭酸化したフロアパネルは、乾燥収縮率が大きくなり、乾燥収縮と湿潤膨潤の繰り返しにより、ひび割れの発生やフロアパネルに反りが発生する。
無機系のフロアパネルは、製造時の水分が多すぎると上記の問題が発生し、逆に製造時に乾燥し過ぎるとフロアパネルが水分を吸収することから、フロアパネルを製造する際に平衡含水率となるように乾燥することが好ましい。しかしながら、無機系フロアパネルは、一般的にプレス成形で製造されるが、製造時は平衡含水率より多くの水分を含む。そのため、プレス成形したフロアパネルを乾燥機で乾燥する必要があるが、大掛かりな装置が必要であり、生産性が低下するという問題がある。
一方、ゾノトライト系珪酸カルシウムを原料として製造した建築用材料において、原料スラリーにシリコーンオイルを0.0005質量%以上添加することにより、ゾノトライト結晶の表面にシリコーンオイルが吸着し、ゾノトライト結晶の表面を疎水化し、その結果、ゾノトライト結晶表面に、水分が吸着しにくくなり、炭酸ガスによる炭酸化は吸着水分を介して生ずるため、シリコーンオイルが保護膜として作用し、炭酸ガスが接触しても、ゾノトライト結晶の炭酸化を防止することが知られている(特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3に記載されている建築用材料は、高温用の保温材、断熱材、耐火被覆材など主に外壁に使用されるもので、直接外部環境にさらされることはないフロアパネルにおいて、上記(1)のフロアパネルの表面が乾燥収縮して発生する短期的な反り、及び(2)の長期的な炭酸化による反り、の両方を解決する方法は未だ知られていない。
特開2000−226928号公報 特開2009−203698号公報 特開2007−269592号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされた発明であり、鋭意研究を行ったところ、無機系フロアパネルの表面に、先ずシーラーを塗布してシーラー層を形成し、前記シーラー層の上に防湿剤を塗布して防湿剤層を形成することで、無機系基材全体から均一に水分が蒸発し、(1)表面が乾燥収縮して発生する短期的な反り、及び(2)長期的な炭酸化による反り、の何れの問題も解決できることを新たに見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の目的は、短期的及び長期的な反りの発生を抑えたフロアパネルを提供することである。
本発明は、以下に示すフロアパネルに関する。
(1)無機系基材、
該無機系基材上に積層され、アクリル樹脂、アクリルスチレン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含むシーラーを塗布したシーラー層、
該シーラー層上に積層され、パラフィンワックス(融点50℃〜70℃)/ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂(酸価10〜40)の混合物エマルション、バインダー成分、造膜助剤成分を含む防湿剤を塗布した防湿剤層、
を含むことを特徴とするフロアパネル。
(2)前記シーラーに含まれる樹脂がアクリルスチレン樹脂であることを特徴とする上記(1)に記載のフロアパネル。
(3)前記シーラーが、珪酸塩を更に含むことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のフロアパネル。
(4)前記シーラーが、固形成分量で0.128mg〜1.28mg/cm2塗布されていることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一に記載のフロアパネル。
(5)前記防湿剤が、固形成分量で0.48mg〜4.8mg/cm2塗布されていることを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一に記載のフロアパネル。
フロアパネルにシーラー及び防湿剤を塗布することで、短期的及び長期的な反りの発生を抑えることができる。
また、製造したフロアパネルを乾燥機等の設備を用いて乾燥する必要が無いので、生産性を向上することができ、安価なフロアパネルを提供することができる。
フロアパネルの反りの測定方法を示す概略図である。 比較例1〜4のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。 実施例1〜4及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。 実施例5〜8及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。 実施例10〜11及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。 比較例1〜4のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフである。 実施例1〜4及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフである。 実施例5〜8及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフである。 実施例9〜11及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフである。 実施例6と比較例1の重量減少量と反りの変化の関係を表すグラフである。 比較例1〜4のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。 実施例1、3、4及び比較例1のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。 実施例5〜8及び比較例1のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。 実施例9〜11及び比較例1のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。
以下に、本発明のフロアパネルについて詳しく説明する。
本発明のフロアパネルに用いられる無機系基材としては、従来からフロアパネルとして使用されているものであれば特に制限は無く、珪酸カルシウム板、パルプセメント板、石綿スレート板、スラグ石膏板、炭酸マグネシウム板、石綿パーライト板、木片セメント板、ALC板等が挙げられる。フロアパネルの形及び厚さについても従来から使用されているものと同じサイズでよい。また、これらのフロアパネルは、必要に応じて鋼板を裏打ち、プラスチックフィルムを張り付ける等の補強処理がされていてもよい。
本発明におけるシーラーとは、無機系基材へ含浸させることで基材表面の目止めを行い、防湿剤を基材に均一に塗布し、且つ基材への密着性をよくするための下塗り用の組成物を意味する。シーラーには、樹脂成分及び溶剤が含まれており、更に、必要に応じてその他の添加剤が含まれていてもよい。
樹脂成分としては、アクリル樹脂、アクリルスチレン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。前記樹脂の中では、耐水性及び耐アルカリ性が良好であることから、アクリルスチレン樹脂が好ましい。アクリルスチレン樹脂を構成するアクリルモノマー及びスチレンモノマーの割合は、アクリルモノマーが20〜70質量%、スチレンモノマーが30〜80質量%が好ましい。また、前記樹脂成分は、単独又は2種類以上を混合して用いてもよい。
なお、アクリル樹脂、アクリルスチレン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂は、硬化剤としてポリイソシアネート化合物、ポリアミン化合物などを使用直前に混合して、2液タイプのシーラーとして使用することもできる。
溶剤としては、室温で実質的に蒸気圧を有さず、また、樹脂成分と室温で反応する官能基を有さない液体であればよく、ポリアルキレンオキサイド誘導体、イオン性液体が挙げられ、ポリアルキレンオキサイド誘導体が好ましく用いられる。
上記ポリアルキレンオキサイド誘導体としては、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、およびこれらの共重合体の末端水酸基をエステル化、エーテル化などによりブロックしたものが挙げられる。前記溶剤は単独、もしくは2種類以上を混合して用いてもよい。
添加剤としては、着色剤、体質顔料、消泡剤、脱水剤、カップリング剤及びキレート剤などの塗料添加剤を添加することができる。また、添加剤として下記式(1)で表される珪酸塩を添加してもよい。珪酸塩を添加することで、より優れた浸透補強効果を得ることができる。
2O・xSiO2 (式(1))
(式中、Mは、アルカリ金属を表す。xは、2.0〜7.5の値を表す。)
上記式(1)のアルカリ金属Mとしては特に限定されないが、基材への浸透性が優れることから、Li、Na、Kが好ましい。
上記式(1)中において、xは、2.0〜7.5の値を表す。2.0未満であると、シーラーの耐水性が劣り、7.5を超えるとシーラーの基材への密着性が劣る。xが、2.0〜4.5がより好ましい。前記樹脂成分に対する珪酸塩の割合は、固形分質量比で90:10〜30:70が好ましい。
シーラー全質量に対する樹脂成分の割合は、樹脂成分の割合が少なすぎるとシーラーとしての効果が低くなるので、少なくとも10質量%以上とすることが好ましい。一方、樹脂成分の含有量が多すぎると粘度が高くなり基材に塗布しにくくなるが、粘度は温度により変化することから、塗布する温度等を考慮し適宜配合割合を決めればよい。
シーラーは上記の樹脂成分、溶剤、添加剤を配合して作製してもよいし、市販のシーラーを用いてもよい。市販されているシーラーとしては、例えば、DIC(株)のボンコートシリーズ、ダイトー技研(株)のシーラーM、等が挙げられる。
本発明における防湿剤は、基材に含まれる水分の蒸発及び炭酸化を抑えるためのものであるが、特に、基材からの不可避的な水分の蒸発が、基材の表面部分の水分ではなく、基材全体から均一に水分を蒸発させることで基材の反りを抑えるためのものである。
防湿剤としては、防湿成分であるパラフィンワックス(融点50℃〜70℃)/ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂(酸価10〜40)の混合物エマルションが少なくとも含まれている防湿剤が好ましく、他に、バインダー成分、造膜助剤成分等が含まれていてもよい。
ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂の酸価が10より小さい及び40より大きい場合は乳化バランスが不適になり、安定性良好なエマルションを作成することが困難となる。パラフィンワックス(融点50℃〜70℃)/ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂(酸価10〜40)の混合比において、パラフィンワックスの含有量が25重量部以下の場合は、防湿効果の低下が起こるので好ましくない。ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂(酸価10〜40)が65重量部以上の場合は乳化バランスが不適になり、安定性良好なエマルション作成が困難になるので好ましくない。
防湿剤のバインダー成分としては、スチレン−アクリルコポリマー等の共重合物で、具体的には、スチレン、スチレン誘導体、アクリル酸、(メタアクリル酸)及びアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸エステルや、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エステル等を共重合したポリマーエマルションが挙げられる。
上記共重合物のTgは各モノマーの組み合わせにより、任意に調整は可能であり、防湿剤のバインダー成分としては、Tgをマイナス5℃〜マイナス20℃に調整することが好ましい。Tgがマイナス5℃以上の場合は耐折れ曲げ時の防湿性が低下し、又、Tgがマイナス20℃以下の場合はブロッキングの障害が起こるので好ましくない。
造膜助剤成分としてテキサノール、即ち次の構造式からなる2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレートが好ましい。
Figure 0006298261
造膜助剤成分として、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート(テキサノール)を配合することにより、バインダー成分の造膜性を容易にし、且つバインダー成分とワックス成分の混合物自体の可撓性を向上させ、耐折れ曲げ時の防湿性低下と耐折れ曲げ時の折れ目に沿って発生する無機フイラー(無機系顔料)由来の白化現象の発生を防止することができる。
造膜助剤成分の配合量としては、バインダー成分であるスチレン/アクリル酸エステル共重合物を固形分として72〜82重量部、と防湿成分であるパラフィンワックス(融点50℃〜70℃)/ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂(酸価10〜40)の混合物エマルションを固形分として15〜20重量部、に対して、固形分として3〜8重量部を含有する。配合量が3重量部以下の場合、その効果が無く、8重量部以上の場合はブロッキングの障害が起こるので好ましくない。
防湿剤は上記成分を、好適な濃度となるように水に分散すればよい。
防湿剤は、上記の防湿成分、バインダー成分及び造膜助剤成分に溶剤を加えて作製してもよいし、市販の防湿剤を用いてもよい。市販されている防湿剤としては、例えば、一方社油脂工業(株)のOP−670S、等が挙げられる。
基材に対するシーラーの塗布量は、固形成分量に換算し、0.128mg/cm2以上が好ましく、0.192mg/cm2以上がより好ましい。シーラーの塗布量が、固形成分量に換算して0.128mg/cm2より少ないと、反りの発生が大きくなる。一方、シーラーの塗布量は、製品特性に関しては特に上限は無いが、塗布量が多すぎると乾燥等による製造時間が増加して生産効率が低下することから、1.28mg/cm2以下としてもよく、0.96mg/cm2以下としてもよい。
また、基材に対する防湿剤の塗布量は、固形成分量に換算し、0.48mg/cm2以上が好ましく、0.8mg/cm2以上がより好ましい。防湿剤の塗布量が、固形成分量に換算して0.48mg/cm2より少ないと、反りの発生が大きくなる。一方、防湿剤のシーラーの塗布量は、製品特性に関しては特に上限は無いが、塗布量が多すぎると乾燥等による製造時間が増加して生産効率が低下することから、4.8mg/cm2以下としてもよく、3.2mg/cm2以下としてもよい。
シーラー及び防湿剤は、基材上に均一に塗布できればよく、フレキソ印刷、ロールコート、グラビアコート、バーコート、フローコート、ディップコート、スプレー、刷毛塗りなどの手法を用いることが出来る。
以下に実施例を掲げ、本発明を具体的に説明するが、この実施例は単に本発明の説明のため、その具体的な態様の参考のために提供されているものである。これらの例示は本発明の特定の具体的な態様を説明するためのものであるが、本願で開示する発明の範囲を限定したり、あるいは制限することを表すものではない。
<実施例1>
基材には、ケイ酸カルシウムを主成分とするフロアパネル(ニチアス株式会社製シグマフロアM300A、500mm×500mm×23.5mm)を用いた。シーラーには、DIC(株)のボンコート520Sを用いた。防湿剤には、一方社油脂工業(株)のOP−670Sを用いた。シーラー及び防湿剤のpH、固形成分量、粘度を表1に示す。
Figure 0006298261
先ず、シーラー10gをロールコーターで基材上にほぼ均一となるように塗布してシーラー層を形成した。次いで、シーラー層の上に、防湿剤20gをロールコーターでほぼ均一となるように塗布し、60℃で20秒間乾燥して防湿剤層を形成した。
<実施例2〜11、比較例1〜4>
シーラー及び防湿剤の塗布量を変えたものを実施例2〜11とした。またシーラー及び防湿剤の何れも塗布しなかったものを比較例1、防湿剤のみを塗布したものを比較例2〜4とした。表2は、実施例1〜11及び比較例1〜4におけるシーラー及び防湿剤の塗布量を表す。
Figure 0006298261
次に、上記実施例1〜11及び比較例1〜4で作製したフロアパネルの反りについて以下の評価を行った。
<恒温室に剥き出し放置による反りの変化の測定>
フロアパネルを、恒温室(25℃/55%RH)に剥き出し(フロアーカーペットを敷設しない状態)で放置し、乾燥収縮による短期的な反りを測定した。図1は、フロアパネルの反りの測定方法を示す概略図である。フロアパネル1の反りは、両端に脚2のついた棒3をフロアパネルの対角線上の隅に置き、前記脚2の先端を結んだ線(図1中の点線)から、フロアパネルの最も離れた箇所の距離Lを測定し、更に、もう一方の対角線についても同様の手順で距離Lを測定し、2つの距離Lの平均値をフロアパネルの反りとした。
図2は比較例1〜4のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフ、図3は実施例1〜4及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフ、図4は実施例5〜8及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフ、図5は実施例10〜11及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。
図2が示すように、防湿剤を単独で塗布した場合、未塗布の場合と比較して反りを抑えることができた。また、図3が示すように、シーラーを10g塗布した後に防湿剤を塗布した場合、防湿剤の塗布量(5〜20g)によらず、反りの抑制はほぼ同程度に抑えることができた。その原因としては、シーラーを10g塗布することで、基材表面が完全に目止めされたことで、少ない防湿剤量でも欠陥(ピンホール)がない均一の防湿剤層が形成されたためと推測される。
一方、図4が示すように、シーラーを5g塗布した後に塗布する防湿剤の塗布量(5〜20g)を変えた場合、防湿剤の塗布量を多くするほど、反りを抑えることができた。シーラーの塗布量が実施例1〜4より少なく基材表面の目止めが不十分な部分があり、防湿剤の塗布量により差が出たものと思われる。
このことは、図5が示すように、シーラーを3g塗布した後に塗布する防湿剤の塗布量10g(実施例10)、及び7g(実施例11)の反りが、防湿剤の塗布量が同じ10gの実施例6及び7gの実施例7より、大きくなっていることからも裏付けられる。
上記の結果より、基材表面にシーラー及び防湿剤を塗布することで、未塗布の場合と比較して、短期的な反りの発生を抑えることができたが、塗布量が多いほど好ましい。本実施例で使用したシーラー(ボンコート520S)の固形成分量は約16%、フロアパネルの大きさは500mm×500mmであることから、塗布されるアクリルスチレン樹脂成分及び珪酸塩を含む固形成分量が、0.128mg/cm2(2g/フロアパネル)程度あれば効果を奏し始めると思われるが、0.192mg/cm2(3g/フロアパネル)以上塗布することがより好ましい。また、本実施例で使用した防湿剤(OP−670S)の固形分は40%であることから、パラフィンワックス/ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂の混合物エマルション、バインダー成分及び造膜助剤成分を含む固形成分量が、0.48mg/cm2(3g/フロアパネル)程度あれば効果を奏し始めると思われるが、0.8mg/cm2(5g/フロアパネル)以上塗布することがより好ましい。
<恒温室に剥き出し放置による重量減少量の変化の測定>
次に、実施例1〜11及び比較例1〜4のフロアパネルを、恒温室(25℃/55%RH)に剥き出し(フロアーカーペットを敷設しない状態)で放置した際の重量減少量を測定した。図6は比較例1〜4のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフ、図7は実施例1〜4及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフ、図8は実施例5〜8及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフ、図9は実施例9〜11及び比較例1のフロアパネルを恒温室に放置した日数と重量減少量の変化の関係を表すグラフである。
図6〜8が示すように、シーラー及び防湿剤を塗布しなかった比較例1に比べ、実施例1〜11では重量の減少量が少なくなり、また、シーラーの塗布量が同じ場合、防湿剤の塗布量を多くするほど、基材からの水分の蒸発を抑えることができた。
<恒温室に剥き出し放置による重量減少量と反り変化量の測定>
次に、反りの抑制効果があった実施例の中から、実施例6(シーラー5g、防湿剤10g)と比較例1の重量減少量と反りの変化の関係を図10に示す。図10から明らかなように、実施例6と比較例1では、重量減少量(基材からの水分蒸発量)が同じであっても、実施例6は比較例1に比べ反りが大幅に少なくなっていた。以上の結果から、シーラー及び防湿剤を塗布しなかった比較例1のフロアパネルは、基材の表面部分から蒸発する水分量が多いので反りが大きくなるが、実施例6では、比較例1と比べて基材全体から均一に水分が蒸発して基材全体が徐々に乾燥収縮するので基材の反りが抑えられたと考えられる。
<炭酸化促進試験装置による反り変化の測定>
5%CO2、30℃/60%RHに設定した炭酸化促進試験環境を作製し、当該環境内にフロアパネルを剥き出しで放置した。なお、実暴露条件での炭酸化は長期間に渡り徐々に進行し、また、環境条件(温湿度、表面材の有無、フロアーカーペット用接着剤の有無)により進行は異なるが、経験値では実暴露20年が炭酸化促進試験環境での5日に相当する。そのため、各フロアパネルとも、最低6日以上放置し反りの変化を測定した。測定方法は、上記<恒温室に剥き出し放置による反りの変化の測定>と同様に行った。
図11は比較例1〜4のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフ、図12は実施例1、3、4及び比較例1のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフ、図13は実施例5〜8及び比較例1のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフ、図14は実施例9〜11及び比較例1のフロアパネルを炭酸化促進試験環境に放置した日数と反りの変化の関係を表すグラフである。
図11が示すように、防湿剤を大量に塗布することで、基材の炭酸化による反りの発生を抑えることができたが、図14が示すように、シーラーを3g及び防湿剤を組合せて塗布することで、未処理の場合と比較して炭酸化による反りを抑えることができた。また、図12に示すシーラーを10g塗布した実施例1、3及び4、図13に示すシーラーを5g塗布した実施例5〜8は、防湿剤の塗布量が5〜20gの何れの範囲でも、炭酸化による反りの発生を大幅に抑えることができた。
上記の結果より、基材表面に塗布するシーラーは、炭酸化による反りを減少するとの観点では3g以上塗布されていればよいが、5g以上塗布されることがより好ましい。本実施例で使用したボンコート520Sの固形成分量は約16%、フロアパネルの大きさは500mm×500mmであることから、アクリルスチレン樹脂成分及び珪酸塩を含む固形成分量が、0.192mg/cm2以上(3g/フロアパネル)が好ましく、0.32mg/cm2以上(5g/フロアパネル)がより好ましい。
一方、基材表面に塗布する防湿剤は、シーラーの塗布量が5〜10gの場合、防湿剤の塗布量は5〜20gの何れの場合も好ましい結果が得られ、特にシーラーの塗布量が10gの場合は、防湿剤の塗布量が3g程度でも十分効果が得られると推測される。OP−670Sの固形分は40%であることから、パラフィンワックス/ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂の混合物エマルション、バインダー成分及び造膜助剤成分を含む固形成分量が、0.48mg/cm2以上(3g/フロアパネル)が好ましく、0.8mg/cm2以上(5g/フロアパネル)がより好ましい。
本発明のフロアパネルは、シーラーと防湿剤を基材表面に塗布するのみで、基材に含まれる水分を均一に蒸発させることができ、基材の短期的及び長期的な反りの発生を抑えることができる。したがって、建築材料等の分野で利用が可能である。

Claims (5)

  1. 無機系基材、
    該無機系基材上に積層され、アクリル樹脂、アクリルスチレン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含むシーラーを塗布したシーラー層、
    該シーラー層上に積層され、パラフィンワックス(融点50℃〜70℃)/ジシクロペンタジエン系石油樹脂のマレイン酸変性樹脂(酸価10〜40)の混合物エマルション、バインダー成分、造膜助剤成分を含む防湿剤を塗布した防湿剤層、
    を含むことを特徴とするフロアパネル。
  2. 前記シーラーに含まれる樹脂がアクリルスチレン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のフロアパネル。
  3. 前記シーラーが、珪酸塩を更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロアパネル。
  4. 前記シーラーが、固形成分量で0.128mg〜1.28mg/cm2塗布されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のフロアパネル。
  5. 前記防湿剤が、固形成分量で0.48mg〜4.8mg/cm2塗布されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のフロアパネル。
JP2013189714A 2013-09-12 2013-09-12 フロアパネル Active JP6298261B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189714A JP6298261B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 フロアパネル
PCT/JP2014/073173 WO2015037492A1 (ja) 2013-09-12 2014-09-03 フロアパネル
TW103131232A TWI638935B (zh) 2013-09-12 2014-09-10 地板鑲板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013189714A JP6298261B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 フロアパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015055115A JP2015055115A (ja) 2015-03-23
JP6298261B2 true JP6298261B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=52665598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013189714A Active JP6298261B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 フロアパネル

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6298261B2 (ja)
TW (1) TWI638935B (ja)
WO (1) WO2015037492A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6691398B2 (ja) * 2016-03-07 2020-04-28 株式会社ホクコン ノロ改質組成物及びモルタル成形物・敷きパネル並びに敷きパネルの製造方法
JP2018172463A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 東洋インキScホールディングス株式会社 水蒸気バリア性塗料、水蒸気バリア性積層体の製造方法、および水蒸気バリア性積層体

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3700037B2 (ja) * 1996-09-24 2005-09-28 大日本インキ化学工業株式会社 防湿加工用組成物
JP2000185368A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Matsushita Electric Works Ltd 塗装品
JP3235663B2 (ja) * 1999-11-05 2001-12-04 恵和株式会社 包装材料
JP3514198B2 (ja) * 2000-01-14 2004-03-31 Jfeスチール株式会社 環境調和性と加工部耐食性に優れたプレコート鋼板及びその製造方法
JP3639778B2 (ja) * 2000-08-17 2005-04-20 ジャパンコンポジット株式会社 防水材組成物、防水被覆構造体、およびその施工方法
JP2003155786A (ja) * 2001-11-19 2003-05-30 Dantani Plywood Co Ltd 吸放湿性防火建材
JP2004084152A (ja) * 2002-07-05 2004-03-18 Ipposha Oil Ind Co Ltd 紙用防湿剤組成物
JP4814735B2 (ja) * 2006-09-07 2011-11-16 ケイミュー株式会社 化粧建築板
JP2009143615A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Oji Paper Co Ltd 粉末洗剤用包装容器
JP5711878B2 (ja) * 2008-09-17 2015-05-07 Dic株式会社 Frp防水構造体及びその施工方法
JP5564186B2 (ja) * 2009-02-20 2014-07-30 エスケー化研株式会社 塗装方法
JP5289127B2 (ja) * 2009-03-25 2013-09-11 大王製紙株式会社 ライナー
JP2011231231A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Dic Corp ラジカル硬化性不飽和樹脂組成物及び被覆材

Also Published As

Publication number Publication date
TWI638935B (zh) 2018-10-21
JP2015055115A (ja) 2015-03-23
WO2015037492A1 (ja) 2015-03-19
TW201527630A (zh) 2015-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7754788B2 (en) Light plaster mixture in pasty form
US8741388B2 (en) Compositions and methods for providing coatings; materials; application techniques; and, resulting coated substrates
JP6298261B2 (ja) フロアパネル
JP7419619B2 (ja) 防水材組成物、防水工法及び防水皮膜
RU2159262C2 (ru) Водный дисперсионный клей
CN107250079B (zh) 流平复合物,其用途和制造
KR101323878B1 (ko) 침엽수 미세분말을 함유한 수성의 코팅 조성물 및 이의 제조방법
US20210395557A1 (en) Coating composition for pourous construction materials
JP2023115332A (ja) 水性被覆材
JP4552398B2 (ja) 防水用ポリマーセメント組成物
MX2012007658A (es) Base de dispercion acuosa, recubrimiento producido con la misma y tambien metodo para producir una barrera contra el vapor o una capa intermedia sobre un subsuelo.
JPH02311382A (ja) 無機質板
JP6678435B2 (ja) 表面含浸材及び構造物
JP5090703B2 (ja) 水性塗材
KR20150004656A (ko) 표면 바탕조정용 조성물
JP6377415B2 (ja) 表面含浸材及び構造物
US4845144A (en) Fluid resistant coating composition
JP2002317143A (ja) 建築用塗料組成物及び建築物内外装の施工方法
JP7112180B2 (ja) 建築材料
JP4982123B2 (ja) 塗膜形成方法
JPH0985879A (ja) 建築用ボード
US20200071535A1 (en) Fluidically applicable vapor retarder
JP2003155786A (ja) 吸放湿性防火建材
JP6594752B2 (ja) 表面含浸材及び構造物
CN205528580U (zh) 一种能在潮湿且凹凸不平的基层上施工的防水卷材系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6298261

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250