JP6290087B2 - 薬物送達デバイスのアセンブリ - Google Patents

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Description

本開示は、薬物送達デバイスのアセンブリに関する。
薬物送達デバイスでは、薬物の複数の用量を含むカートリッジ内の栓をピストン・ロッドによって移動させることが多い。それによって、ある用量の薬物がカートリッジから排出される。
薬物送達デバイスは、例えば、特許文献1に記載されている。
欧州特許出願公開第1923083A1号
本開示の目的は、改善された薬物送達デバイス(例えば、使用者の快適さを向上させるデバイスおよび/または対費用効果の高い薬物送達デバイス)を提供することである。
この目的は、独立請求項の主題によって達成することができる。有利な実施形態および改良は、従属請求項の主題である。
一態様は、薬物送達デバイスのアセンブリに関する。このアセンブリはカートリッジを備えることができる。カートリッジは、薬物の少なくとも1つの用量を含むように、好ましくは薬物の複数の用量を含むように適合および配置することができる。栓をカートリッジ内に摺動可能に配置することができる。アセンブリはハウジングを備えることができる。ハウジングは、遠位端および近位端を備えることができる。アセンブリはさらに、ピストン・ロッドを備えることができる。ピストン・ロッドは、薬物の用量を投薬するために栓をハウジングに対して遠位方向に移動させるように適合および配置することができる。アセンブリはさらに、駆動部材を備えることができる。駆動部材は、用量を投薬するための動きをピストン・ロッドに移すように適合および配置することができる。アセンブリはさらに、係合部材を備えることができる。係合部材は、ピストン・ロッドおよびハウジングと機械的に協働するように構成することができる。係合部材は、リセット位置と作動位置の間で移動可能にすることができる。リセット位置では、係合部材がハウジングに対して回転することを可能にすることができる。作動位置では、係合部材は、ハウジングに対して回転ロックすることができる。アセンブリは、係合部材が作動位置とリセット位置の間を移動中に回転され同時に軸方向に移動されるように構成することができる。係合部材とハウジングは互いにねじ山で係合することができる。係合部材とハウジングの少なくとも一方はねじ山を備え、係合部材とハウジングのもう一方は、ねじ山と係合してねじ山係合を確立する相互作用要素を備えることができる。あるいは、ねじ山または相互作用要素は、ハウジングに固定して取り付けられる(具体的にはハウジングに対して軸方向移動および回転移動しないように固定される)部材に、例えば挿入物に設けることができる。
「ねじ山で係合された」という用語は、好ましくは、構成要素(例えば、ハウジングと係合部材)のらせんねじ山の噛み合わせを意味するものである。あるいは、「ねじ山で係合された」という用語は、一方の構成要素(例えば、ハウジング)のらせんねじ山と、もう一方の構成要素(例えば、係合部材)のねじ山の部分との噛み合わせを意味することもある。あるいは、「ねじ山で係合された」という用語は、一方の構成要素(例えば、ハウジング)のらせんねじ山と、もう一方の構成要素(例えば、係合部材)の少なくとも1つの突起との噛み合わせを意味することもある。
したがって、相互作用要素は、ねじ山、ねじ山の一部およびノブのうちの少なくとも1つを備えうる。相互作用要素は、係合部材の上に、具体的には係合部材の外面に設けることができる。
ハウジングと係合部材のねじ山係合により、係合部材は、動作位置からリセット位置まで、また逆も同様に、容易に移動可能に(具体的には軸方向に移動可能、また回転移動可能に)することができる。このようにして、交換カートリッジから複数の用量を投薬するためのデバイスの簡単で迅速なリセット操作の実行が可能になる。簡単に実行可能なデバイスのリセットは、デバイスの使用者の快適さを向上させる助けになりうる。さらに、リセット操作を可能にすることによって、複数の交換カートリッジを用いてデバイスを使用することができるので、デバイスの寿命を伸ばすこともできる。それゆえに、複数回使用することができ、対費用効果が非常に高いデバイスが提供される。
さらに、係合部材とピストン・ロッドは、互いにねじ山で係合することができる。この目的のために、係合部材とピストン・ロッドの少なくとも一方が別のねじ山を備え、係合部材とピストン・ロッドのもう一方が、その別のねじ山と係合する別の相互作用要素を備えて、ねじ山係合を確立することができる。
別の相互作用要素は、係合部材の上に、具体的には、例えば係合部材の内面に設けることができる。別の相互作用要素および別のねじ山は、係合部材とピストン・ロッドがねじ山で係合されてリセット位置と作動位置の間で係合部材を軸方向に同時に動かすよう、互いに機械的に協働するように構成される。
好ましくは、ハウジングと係合部材の少なくとも一方で設けられたねじ山は、係合部材とピストン・ロッドの少なくとも一方で設けられた別のねじ山と比べて等しいリードを備える。好ましくは、ハウジングと係合部材の少なくとも一方で設けられたねじ山は、係合部材とピストン・ロッドの少なくとも一方で設けられた別のねじ山と比べて等しいピッチを備える。好ましくは、ハウジングと係合部材の少なくとも一方で設けられたねじ山は、係合部材とピストン・ロッドの少なくとも一方で設けられた別のねじ山と比べて等しい回り方向にされる。このようにして係合部材は、リセット位置と作動位置の間で移動されるときに、ピストン・ロッドに対して、またハウジングに対して回転可能になりうる。ハウジングと係合部材の少なくとも一方で設けられたねじ山が、係合部材とピストン・ロッドの少なくとも一方で設けられた別のねじ山と比べて等しいリードおよび/または回り方向を備えなければ、作動位置とリセット位置の間で係合部材が移動することは不可能である。
「ピッチ」という用語は、好ましくは、らせんねじ山の軸と平行に測定された、らせんねじ山の連続する輪郭間の距離を意味するものである。
「リード」という用語は、好ましくは、ナットが完全に一回転することで前進する軸方向距離を意味するものである。好ましくは、「リード」は、らせんねじ山を有する構成要素(例えば、ピストン・ロッド)が一回転する間に進むことができる軸方向距離を意味するものである。したがって、リードは、関連構成要素のねじ山のピッチの関数になる。
別の一態様は、薬物送達デバイスの係合部材の使用に関する。係合部材の内面には相互作用要素を設けることができる。さらに、係合部材の外面には別の相互作用要素を設けることができる。相互作用要素は、ピッチおよび回り方向が等しい異なる2つのねじ山とねじ山係合するように提供することができる。この係合部材は、異なる2つのねじ山とのねじ山係合を同時に確立するために使用することができる。
これら異なる2つのねじ山の一方を、例えばデバイスのハウジングに設けることができる。異なる2つのねじ山のもう一方を、例えばデバイスのピストン・ロッドに設けることができる。これら2つのねじ山は、等しい回り方向でよい。
それぞれの相互作用要素がそれぞれのねじ山と機械的に協働することにより、異なる2つのねじ山が設けられた2つの構成要素(例えば、薬物送達デバイスのハウジングおよびピストン・ロッド)に対する係合部材の、軸方向と回転の合わさった移動が可能になる。したがって、係合部材は、例えばデバイスをリセットするために、2つの構成要素に対して回転させて軸方向に移動させることができる。このことが、デバイスの使用者の快適さを向上させる助けになりうる。さらに、このようなリセット操作を可能にすることによって、デバイスの寿命を伸ばすこともできる。それゆえに、対費用効果が高いデバイスを提供することができる。
もちろん、それぞれ異なる態様および実施形態に関連して上で説明された各特徴は、互いに組み合わせること、および以下で説明される特徴と組み合わせることができる。
さらなる特徴および改良が、添付の図に関連した例示的な実施形態についての以下の説明から明らかになる。
薬物送達デバイスの概略的な斜視側面図である。 薬物送達デバイスの概略的な斜視側面図である。 図1Aおよび図1Bの薬物送達デバイスの概略的な断面側面図である。 図2の薬物送達デバイスの一部分の概略的な斜視側面図である。 図2の薬物送達デバイスの一部分の概略的な断面側面図である。
類似の要素、同じ種類の要素、および全く同様に動作する要素は、図中で同じ参照番号を与えられることがある。
図1A、図1Bおよび図2に薬物送達デバイス1が示されている。薬物送達デバイス1はハウジング3を備える。薬物送達デバイス1およびハウジング3は、遠位端および近位端を有する。遠位端は矢印8で示されている(図2参照)。近位端は矢印9で示されている(図2参照)。「遠位端」という用語は、薬物送達デバイス1の投薬端部に最も近い、または最も近くに配置されるべき薬物送達デバイス1の端部または構成要素を表す。「近位端」という用語は、デバイス1の投薬端部から最も遠い、または最も遠くに配置されるべきデバイス1の端部または構成要素を表す。遠位端と近位端は、軸の方向に互いに間隔が置かれている。軸は、デバイス1の縦軸14(図2参照)とすることができる。
薬物送達デバイス1は、カートリッジ・ホルダ6(図2)を備える。薬物送達デバイス1は、カートリッジ2を備える。カートリッジ2は、カートリッジ・ホルダ6の中に保持される。カートリッジ・ホルダ6は、カートリッジ2の位置を機械的に安定させる。カートリッジ・ホルダ6は、例えばねじ山係合によって、ハウジング3に解放可能に連結可能である。あるいは、カートリッジ2をハウジング3に解放可能に連結することができる。この場合、カートリッジ・ホルダ6は余分になりうる(図1Aおよび図1B参照)。デバイス1を保護するために、具体的には、カートリッジ・ホルダ6またはカートリッジ2を環境の影響から保護するために、キャップ5(図1Aおよび図1B参照)を薬物送達デバイス1にしっかり固定することができる。
カートリッジ2は、薬物7(好ましくは薬物7の複数の用量)を含む。本明細書で使用する用語「薬物」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、例えば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(例えば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、例えば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、例えば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、例えば、アルカリまたはアルカリ土類金属、例えば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、例えば、水和物である。
栓10がカートリッジ2の中に摺動可能に保持される。栓10は、カートリッジ2を近位で封止する。カートリッジ2に対して遠位方向に栓10が移動することにより、薬物7がカートリッジ2から排出される。図2に示されるデバイス1の動作および機能についての詳細な説明は、参照によって本明細書に組み入れる国際公開第2009/132777A1号パンフレットに提示されている。
デバイス1は、投薬アセンブリ15を備える(図3も参照)。投薬アセンブリ15は、少なくとも一部はデバイス1のハウジング3の中に配置される。図3に示されるように、投薬アセンブリ15は、投薬アセンブリ15の少なくとも一部分に形成された傾斜面部分15Aを備えることができる。投薬アセンブリ15は、ボタン4(図1Aおよび図1B参照)を備える。ボタン4は、用量を設定および排出するために、ハウジング3に対して移動される。投薬アセンブリ15は、駆動部材13を備える。駆動部材13は駆動スリーブでよい。投薬アセンブリ15は、ピストン・ロッド11を備える。駆動部材13は、用量を設定するために、ハウジング3に対して回転可能である。駆動部材13は、設定用量を送達するために、ハウジング3に対して回転可能である。用量を投薬するための駆動部材13の動きがピストン・ロッド11に伝えられて、駆動部材13とピストン・ロッド11が機械的に協働することによって、栓10を遠位方向に動かす。ピストン・ロッド11は、ねじ山12を備える。ねじ山12は、図2に示されるように、ピストン・ロッド11の外面に配置される。
投薬アセンブリ15は、ばね19を備える。ばね19は、例えば、らせんコイルばねでよい。ばね19は、軸方向に(具体的には遠位に)向けた力を、図3および図4に関連して詳細に説明されるデバイス1の構成要素に作用させる。
薬物送達デバイス1はペン・デバイスでよく、具体的にはペン注射器でよい。デバイス1は、薬物7の固定用量(すなわち使用者が変更できない用量)、または薬剤7の使用者設定可能用量を投薬するように構成される。デバイス1は再使用可能デバイスであり、この再使用可能とは、特にリセット操作時にカートリッジ2を交換することが、交換カートリッジから複数の用量を投薬するための交換カートリッジによって可能であることを意味する。
図3は、図2の薬物送達デバイスの一部分の斜視側面図を概略的に示す。
デバイス1はさらに、係合部材18を備える。係合部材18は円形状を備える。係合部材18は中央開口を備える。係合部材18は、例えばナットを備える。
係合部材18は、ピストン・ロッド11のまわりに設けられる。具体的には、ピストン・ロッド11は、係合部材18の中央開口に通して案内される。係合部材18は、好ましくは恒久的にハウジング3とねじ山係合している。係合部材18は、好ましくは恒久的にピストン・ロッド11とねじ山係合している。
係合部材18は、相互作用要素18A、18Bを備える。一方の相互作用要素18Aは、係合部材18の内面に配置される。別の相互作用要素18Bは、係合部材18の外面に配置される。それぞれの相互作用要素18A、18Bは、この実施形態によればねじ山の部分を備える。あるいは、それぞれの相互作用要素18A、18Bは、完全なねじ山、具体的にはらせんねじ山を備えることができる。あるいは、それぞれの相互作用要素18A、18Bは、ノブなどの1つまたは2つ以上の突起を備えることができる。
係合部材18の内面に配置される相互作用要素18Aは、ピストン・ロッド11のねじ山12と機械的に協働して、係合部材18とピストン・ロッド11の間のねじ山係合を確立する。一代替実施形態(明示せず)では、係合部材18はその内面に完全なねじ山を備え、ピストン・ロッド11はその外面にねじ山またはノブの部分を備えて、ピストン・ロッド11と係合部材18の間のねじ山係合を確立することができる。
係合部材18の外面に配置される相互作用要素18Bは、ハウジング3(具体的にはハウジング3のねじ山3A)と機械的に協働して、ハウジング3と係合部材18の間のねじ山係合を確立する。ハウジング3のねじ山3Aは、図4に示されるように、ハウジング3の内面に設けられる。ねじ山3Aは、ハウジング3の内面のへこみを備える。ハウジング3のねじ山3Aは、ハウジング3の内面まわりの円周方向に延びる端部3B(具体的には遠位端部)を備える(図4参照)。一代替実施形態(明示せず)では、係合部材18はその外面に完全なねじ山を備え、ハウジング3はその内面にねじ山またはノブの部分を備えて、ハウジングと係合部材18の間のねじ山係合を確立することができる。
ハウジング3のねじ山3Aは、ピストン・ロッド11のねじ山12と比べて等しい回り方向にされる。ハウジング3のねじ山3Aは、ピストン・ロッド11のねじ山12と比べて等しいリードを備える。ハウジング3のねじ山3Aは、ピストン・ロッド11のねじ山12と比べて等しいピッチを備える。ハウジング3のねじ山3Aおよびピストン・ロッド11のねじ山12は、両方が非自己ロッキングねじ山である。
係合部材18は、ハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して、作動位置とリセット位置の間で移動可能である。具体的には、係合部材18は、作動位置とリセット位置の間を結合部材18が移動中、回転し同時に軸方向に移動する。係合部材18の軸方向と回転の同時の動きは、上述のように、ハウジング3のねじ山、およびピストン・ロッド11のねじ山の特定の形状および構造によって可能になる。
係合部材18の作動位置は、ハウジング3に対して、リセット位置よりも近位に配置される。係合部材18が作動位置にあるとき、係合部材18は、係合部材18とカートリッジ2が機械的に協働することにより(例えば、図4参照)、ハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して軸方向に(具体的には遠位に)移動しないようにしっかり固定される。作動位置では、係合部材18は、ばね19によって加えられる遠位に向けた力により、遠位方向に付勢される。これは、係合部材18が作動位置にあるときに、ハウジング3に対して係合部材18が近位に移動することを防止する助けになりうる。
さらに、係合部材18が作動位置にあるとき、係合部材18は、ハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して回転しないように固定される。この目的のために、係合部材18は歯18Cを備える。歯18Cは、例えば、係合部材18の外面に配置される。好ましくは歯18Cは、係合部材18の近位端部に配置される。歯18Cが、ハウジング3の対応するロッキング部材(図には明示せず)と機械的に協働することにより、係合部材18が作動位置にあるときに係合部材18が回転することを防止する。歯18Cが、ハウジング3の対応するロッキング部材と機械的に協働することは、ハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して、係合部材18が作動位置とリセット位置の間で移動することが可能になるようなことでよい。具体的には、歯18Cと、対応するロッキング部材との機械的協働によるハウジング3と係合部材18のロッキング連結は、解放可能な連結である。一代替実施形態(例えば、図4参照)では、歯18Cは余分になりうる。この場合、ハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して係合部材18が回転することを、例えば、摩擦力によって防止することができる。
係合部材18が作動位置にあるとき、相互作用要素18Aは、用量を投薬するためにピストン・ロッド11が遠位に移動可能になり、また用量送達方向に回転可能になるように、ピストン・ロッド11のねじ山12と機械的に協働する。
係合部材18を作動位置からリセット位置まで移動させるために、カートリッジ2がデバイス1から取り外される。ここで、係合部材18は、カートリッジ2と係合部材18の機械的協働によってその軸方向位置にもはや保持されていなく、その結果、ばね19が係合部材18をハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して遠位方向に動かすことになる。それによって、歯18Cは、ハウジング3のブロッキング部材との機械的協働から外れ、その結果、係合部材18は、相互作用要素18Bがハウジング3のねじ山3Aおよびピストン・ロッド11のねじ山12と機械的に協働することにより、ハウジング3に対して回転可能になる。それによって、係合部材18もまた、相互作用要素18Aがピストン・ロッド11のねじ山12およびハウジング3のねじ山と機械的に協働することにより、ピストン・ロッド11に対して回転する。これは、ハウジング3のねじ山、およびピストン・ロッド11のねじ山12の各リードおよび回り方向が等しいことによって可能になる。係合部材18は、用量を投薬するためにロッド11が軸方向に、すなわちデバイス1の遠位端から見て送達方向に移動されるとき、ピストン・ロッド11の回転方向と比べて同一の方向に回転する。
係合部材18は、相互作用要素18Bがハウジング3のねじ山3Aの円周端部3Bと機械的に協働するまで回転され遠位に移動される。係合部材18は、円周端部3Bと機械的に協働するとき、自由に(具体的には双方向に)回転可能であるが、ハウジング3に対しては、もはや遠位に移動可能ではない。円周端部3Bは、ハウジング3に対して半径方向内側に突き出る突起3Cを備えることができる。突起3Cは、円周端部3Bの遠位端部に配置される。突起3Cは、係合部材18の遠位端部と機械的に協働して、係合部材18がリセット位置に配置されたときに係合部材18がハウジング3に対してさらに遠位に移動することを防止する。したがって、ハウジング3のねじ山の遠位端部3Bは、係合部材18の遠位端止めを形成する。係合部材18は、円周端部3Bと機械的に協働するとき、リセット位置にある。
次に、使用者は、ピストン・ロッド11を近位方向に移動させてデバイス1をリセットすることができる。それによって、ピストン・ロッド11は、ハウジング3に対してリセット方向に回転する。このリセット方向は、用量を送達するときにピストン・ロッド11が回転する方向と反対でよい。
ピストン・ロッド11を近位方向に移動させるとき、係合部材18は、相互作用要素18A、18Bがハウジング3のねじ山3A、3B、およびピストン・ロッド11のねじ山12と機械的に協働することにより、ハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して回転する。係合部材18は、それがリセット位置に移動されるときに係合部材18が回転する送達方向と反対の方向に回転する。
使用者が、リセット操作時にピストン・ロッド11をハウジング3に対して近位端部分(図示せず)に移動させたとき、ピストン・ロッド11のリセットが完了する。次に、交換カートリッジを解放可能にハウジング3に連結することができる。この連結操作中、交換カートリッジおよび/またはカートリッジ・ホルダ6(具体的にはその近位端部)は、係合部材18と機械的に協働して、相互作用要素18Bをハウジング3のねじ山の円周端部3Bとの機械的な協働から外して移動させる。次に、係合部材18は、相互作用要素18A、18Cがハウジングのねじ山3A、およびピストン・ロッド11のねじ山12と機械的に協働することにより、ハウジング3に対して、またピストン・ロッド11に対して近位方向に移動され回転される。係合要素18は、ばね19によって与えられる遠位に向けられた力に抗して近位に移動される。係合部材18は、それが作動位置からリセット位置に(すなわち送達方向と反対の方向に)移動されたときのその回転方向と比べて反対の方向に回転する。ハウジング3に対する、またピストン・ロッド11に対する係合部材18の回転は、具体的には、ハウジング3のねじ山3A、およびピストン・ロッド11のねじ山12のリードおよび回り方向が等しいことにより可能になる。
カートリッジ2が、ハウジング3に対してその最終位置に達したとき(具体的には、カートリッジ2がハウジング3に確実に連結されたとき)、係合部材18は作動位置に戻っている。係合部材18は、それが作動位置にあるときには、上述のように歯18Cがハウジング3のロッキング部材と機械的に協働することにより、ハウジング3に対してもはや回転移動可能ではない。こうして、デバイスは、交換カートリッジからの用量を設定および投薬する準備ができている。
1 薬物送達デバイス
2 カートリッジ
3 ハウジング
3A ねじ山
3B 円周端部
3C 突起
4 ボタン
5 キャップ
6 カートリッジ・ホルダ
7 薬物
8 遠位端
9 近位端
10 栓
11 ピストン・ロッド
12 ピストン・ロッドの外側ねじ山
13 駆動部材
14 縦軸
15 投薬アセンブリ
15A 傾斜面部分
18 係合部材
18A 相互作用要素
18B 相互作用要素
18C 歯
19 ばね

Claims (13)

  1. 薬物送達デバイス(1)のアセンブリであって、
    薬物(7)の少なくとも1つの用量を含むように適合および配置されたカートリッジ(2)と、
    カートリッジ(2)内に摺動可能に配置される栓(10)と、
    遠位端および近位端を備えるハウジング(3)と、
    薬物(7)の用量を投薬するために栓(10)をハウジング(3)に対して遠位方向に移動させるように適合および配置されたピストン・ロッド(11)と、
    用量を投薬するための動きをピストン・ロッド(11)に移すように適合および配置された駆動部材(13)と、
    ピストン・ロッド(11)およびハウジング(3)と機械的に協働するように構成された係合部材(18)とを備え、
    さらに係合部材(18)は、該係合部材(18)がハウジング(3)に対して回転することが可能になるリセット位置と、該係合部材(18)がハウジング(3)に対して回転ロックされる作動位置との間で移動可能であり、該アセンブリは、係合部材(18)が作動位置とリセット位置の間を移動中に係合部材(18)が回転され同時に軸方向に移動されるように構成され、
    係合部材(18)とハウジング(3)は互いにねじ山で係合され、係合部材(18)とハウジング(3)の少なくとも一方はねじ山を備え、係合部材(18)とハウジング(3)のもう一方は、ねじ山と係合してねじ山係合を確立する相互作用要素を備え、
    アセンブリは、カートリッジ(2)に解放可能に連結されるように構成される投薬アセンブリ(15)を備え、アセンブリは、カートリッジ(2)が投薬アセンブリ(15)からデカップリングされるときに係合部材(18)が作動位置からリセット位置まで移動されるよう、軸方向に向けた力を係合部材(18)に作用させるように適合および配置されるばね(19)を備える、上記アセンブリ。
  2. ねじ山は、円周方向に延びる端部を備え、係合部材(18)がリセット位置にあるときに、相互作用要素は、係合部材(18)がハウジング(3)に対して軸方向に移動されなくてもハウジング(3)に対して回転可能になるように端部と機械的に協働する、請求項
    1に記載のアセンブリ。
  3. ねじ山はハウジング(3)に設けられる、請求項1または請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 相互作用要素は、ねじ山、ねじ山の一部、および少なくとも1つのノブのうちの少なくとも1つを備える、請求項1〜3のいずれかに記載のアセンブリ。
  5. 係合部材(18)とピストン・ロッド(11)は互いにねじ山で係合され、係合部材(18)とピストン・ロッド(11)の少なくとも一方は別のねじ山を備え、係合部材(18)とピストン・ロッド(11)のもう一方は、ねじ山と係合してねじ山係合を確立する別の相互作用要素を備える、請求項1〜4のいずれかに記載のアセンブリ。
  6. 別の相互作用要素は、ねじ山、ねじ山の一部、および少なくとも1つのノブのうちの少なくとも1つを備える、請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 係合部材(18)は複数の歯(18C)を備え、係合部材(18)が作動位置にあるときに、歯(18C)は、係合部材(18)がハウジング(3)に対して回転ロックされるように、ハウジング(3)の噛合い歯と機械的に協働する、請求項1〜6のいずれかに記載のアセンブリ。
  8. ハウジング(3)と係合部材(18)の少なくとも一方で設けられたねじ山は、係合部材(18)がリセット位置と作動位置の間で移動されるときに係合部材(18)がピストン・ロッド(11)に対して、またハウジング(3)に対して回転可能になるように、係合部材(18)とピストン・ロッド(11)の少なくとも一方で設けられた別のねじ山と比べて等しいリードおよび回り方向を備える、請求項5〜7のいずれかに記載のアセンブリ。
  9. 投薬アセンブリ(15)がカートリッジ(2)に連結されるとき、係合部材(18)は、デバイス(1)のカートリッジ(2)またはカートリッジ・ホルダ(6)と係合部材(18)が機械的に協働することによって、作動位置に移動される、請求項1〜8のいずれかに記載のアセンブリ。
  10. 薬物送達デバイス(1)のアセンブリであって、
    薬物(7)の少なくとも1つの用量を含むように適合および配置されたカートリッジ(2)と、
    カートリッジ(2)内に摺動可能に配置される栓(10)と、
    遠位端および近位端を備えるハウジング(3)と、
    薬物(7)の用量を投薬するために栓(10)をハウジング(3)に対して遠位方向に移動させるように適合および配置されたピストン・ロッド(11)と、
    用量を投薬するための動きをピストン・ロッド(11)に移すように適合および配置された駆動部材(13)と、
    ピストン・ロッド(11)およびハウジング(3)と機械的に協働するように構成された係合部材(18)とを備え、
    係合部材(18)は、該係合部材(18)がハウジング(3)に対して回転することが可能になるリセット位置と、該係合部材(18)がハウジング(3)に対して回転ロックされる作動位置との間で移動可能であり、該アセンブリは、係合部材(18)が作動位置とリセット位置の間を移動中に係合部材(18)が回転され同時に軸方向に移動されるように構成され、
    係合部材(18)とハウジング(3)は互いにねじ山で係合され、係合部材(18)と
    ハウジング(3)の少なくとも一方はねじ山を備え、係合部材(18)とハウジング(3)のもう一方は、ねじ山と係合してねじ山係合を確立する相互作用要素を備え、
    ねじ山は、円周方向に延びる端部を備え、係合部材(18)がリセット位置にあるときに、相互作用要素は、係合部材(18)がハウジング(3)に対して軸方向に移動されなくてもハウジング(3)に対して回転可能になるように端部と機械的に協働する、上記アセンブリ。
  11. 薬物送達デバイス(1)の係合部材(18)の使用であって、係合部材(18)の内面には相互作用要素(18A)が設けられ、係合部材(18)の外面には別の相互作用要素(18B)が設けられ、相互作用要素(18A、18B)は、ピッチおよび回り方向が等しい別個の2つのねじ山とねじ山係合するように提供され、係合部材は、異なる2つのねじ山とのねじ山係合を同時に確立するために使用される、上記使用。
  12. 薬物送達デバイス(1)の係合部材(18)の使用であって、係合部材(18)の内面には相互作用要素(18A)が設けられ、係合部材(18)の外面には別の相互作用要素(18B)が設けられ、相互作用要素(18A、18B)は、ピッチおよび回り方向が等しい別個の2つのねじ山とねじ山係合するように提供され、係合部材は、異なる2つのねじ山とのねじ山係合を同時に確立するために使用され、異なる2つのねじ山の一方を、薬物送達デバイスのピストン・ロッドに設け、異なる2つのねじ山のもう一方を、薬物送達デバイスのハウジングに設ける、上記使用。
  13. 薬物送達デバイス(1)のアセンブリであって、
    薬物(7)の少なくとも1つの用量を含むように適合および配置されたカートリッジ(2)と、
    カートリッジ(2)内に摺動可能に配置される栓(10)と、
    遠位端および近位端を備えるハウジング(3)と、
    薬物(7)の用量を投薬するために栓(10)をハウジング(3)に対して遠位方向に移動させるように適合および配置されたピストン・ロッド(11)と、
    用量を投薬するための動きをピストン・ロッド(11)に移すように適合および配置された駆動部材(13)と、
    ピストン・ロッド(11)およびハウジング(3)と機械的に協働するように構成された係合部材(18)とを備え、
    さらに係合部材(18)は、該係合部材(18)がハウジング(3)に対して回転することが可能になるリセット位置と、該係合部材(18)がハウジング(3)に対して回転ロックされる作動位置との間で移動可能であり、該アセンブリは、係合部材(18)が作動位置とリセット位置の間を移動中に係合部材(18)が回転され同時に軸方向に移動されるように構成され、
    係合部材(18)とハウジング(3)は互いにねじ山で係合され、係合部材(18)とハウジング(3)の少なくとも一方はねじ山を備え、係合部材(18)とハウジング(3)のもう一方は、ねじ山と係合してねじ山係合を確立する相互作用要素を備え
    係合部材(18)とピストンロッド(11)は互いにねじ山で係合され、係合部材(18)とピストンロッド(11)の少なくとも一方はさらにねじ山を備え、係合部材(18)とピストンロッド(11)のもう一方は、さらなるねじ山と係合してねじ山係合を確立する相互作用要素を備え、そして、
    ねじ山とさらなるねじ山が等しいピッチと回り方向を有する、
    上記アセンブリ。
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