JP6289726B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、機能設定の設定値を記憶可能に構成される空気調和機に関する。
従来技術に係る空気調和機の一例として、空気調和機の機能設定の設定切替を、制御基板上のディップスイッチによって行うものがある。
また、従来技術に係る空気調和機の他の例として、リモコンによって、制御基板のEEPROMに記憶している機能設定値を変更するものがある(例えば、下記特許文献1)。
特開平11−83132号公報
しかしながら、制御基板上のディップスイッチによって行う空気調和機では、設定切替を行う際に制御基板が収納されている電気品箱を開ける作業が必要となる。このため、据え付け完了後に設定切替を行うことは、手間がかかる作業が残ることになり、設定切替を簡潔に行うことができないという問題があった。
また、制御基板のEEPROMに記憶している機能設定値をリモコンによって変更する従来の空気調和機では、空気調和機に通電できない据え付け完了前では、設定変更ができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、据え付け完了前、あるいは、据え付け完了後の何れであっても、空気調和機の機能設定に関する設定切替を簡潔に行うことができる空気調和機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、空気調和機の機能設定を切り替えるスイッチおよび機能設定の設定値を記憶するメモリが設けられ、メモリに記憶されている設定値は、リモコンからの指示によって書き換え可能に構成される。空気調和機に対する機能設定は、メモリに記憶されている設定値によって規定される。
この発明によれば、据え付け完了前、あるいは、据え付け完了後の何れであっても、空気調和機の機能設定に関する設定切替を簡潔に行うことができる、という効果を奏する。
実施の形態1における空気調和機のシステム構成図 実施の形態1における室内ユニットおよびリモコンの機能構成を示す機能ブロック図 実施の形態1における機能設定の初期値の決定に関する制御フローを示すフローチャート スイッチの一例としてDIP_SWの概観を示す図 機能設定の初期値を格納するメモリ内容を表形式で示す図 機能設定に関する優先権切替モードを設定する制御フローを示すフローチャート 機能設定に関する優先権切替モードを設定する際の機能選択画面を示す図 機能設定に関する優先権切替モードを設定する際の設定値を表形式で示す図 機能設定に関する優先権切替モードにおいて機能設定値をリモコンで変更するときの制御フローを示すフローチャート リモコンに表示される機能設定選択画面を示す図 機能設定値を変更するときの設定値変更例を示す図 リモコン優先モードにおいて機能設定値をリモコンで変更するときの制御フローを示す実施の形態2に係るフローチャート 後設定優先モードにおいて機能設定値をリモコンまたはDIP_SWで変更するときの制御フローを示す実施の形態3に係るフローチャート 図13のフローの実施後に後設定優先モードによって機能設定値を変更するときの設定値変更例を示す図
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係る空気調和機について説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
実施の形態1に係る空気調和機の構成および動作について、図1から図11までの図面を参照して説明する。図1は、実施の形態1における空気調和機のシステム構成図である。図2は、実施の形態1における室内ユニットおよびリモートコントローラ(以下「リモコン」と称する)の機能構成を示す機能ブロック図である。図3は、実施の形態1における機能設定の初期値の決定に関する制御フローを示すフローチャートである。図4は、スイッチの一例としてディップスイッチ(以下「DIP_SW」と表記)の概観を示す図である。図5は、機能設定の初期値を格納するメモリ内容を表形式で示す図である。図6は、機能設定に関する優先権切替モードを設定する制御フローを示すフローチャートである。図7は、機能設定に関する優先権切替モードを設定する際の機能選択画面を示す図である。図8は、機能設定に関する優先権切替モードを設定する際の設定値を表形式で示す図である。図9は、機能設定に関する優先権切替モードにおいて機能設定値をリモコンで変更するときの制御フローを示すフローチャートである。図10は、リモコンに表示される機能設定選択画面を示す図である。図11は、機能設定値を変更するときの設定値変更例を示す図である。
まず、実施の形態1に係る空気調和機の構成について説明する。実施の形態1に係る空気調和機1は、図1に示すように、空気調和機1の室外機として動作する室外ユニット10、空気調和機1の室内機として動作する室内ユニット20および、室内ユニット20を遠隔操作するリモコン30を備えて構成されている。
図2では、室内ユニット20におけるコントローラの機能を有する室内制御基板210の内部の機能ブロックと、リモコン30における内部の機能ブロックとを示している。室内制御基板210には、室内ユニット20の処理プロセッサであるCPU220、機能設定を実施するスイッチ230、機能設定データを格納するメモリ240および、リモコン30との通信を行うリモコン通信送受信部250が設けられている。リモコン30には、リモコン30の処理プロセッサであるCPU310、操作部320、室内ユニット20との通信を行うリモコン通信送受信部330が設けられている。
室内制御基板210では、室内制御基板210に設けられるスイッチ230によって、空気調和機1に具備される種々の機能設定の切り替えが可能である。また、室内制御基板210では、リモコン30からの指示によってメモリ240の内容(以下、適宜「メモリデータ」という)を書き替え、書き替えられたメモリデータを参照することによっても当該機能設定の切り替えが可能である。すなわち、実施の形態1に係る空気調和機1は、スイッチ230による設定切替と、リモコン30による設定切替との双方によって、機能設定の切り替えを実施できる構成を備えている。
つぎに、実施の形態1に係る空気調和機の動作について説明する。なお、以下の説明では、スイッチ230が、図4に示すDIP_SWである場合を一例とする。
図3では、室内ユニット20の室内制御基板210において、機能設定のための初期値を決定するまでの制御フローが示されている。まず、室内ユニット20機能設定として、図4に示すDIP_SWの設定値が確認され(ステップST10)、つぎに確認したDIP_SWの設定値が室内制御基板210のメモリ240に記憶される(ステップST11)。そして、室内制御基板210のメモリ240にDIP_SWの設定値が記憶されることにより、室内ユニット20の機能設定に関する初期値が確定される(ステップST12)。
図5は、図3の制御フローによる処理の一例を表形式で示す図であり、紙面の上側には、機能設定の設定項目と、リモコン30で機能の指定するときの設定番号(以下「機能設定No」と表記)とを示している。なお、図5の例では、設定項目=「天井高さ設定」であり、DIP_SW230aにおいて、「天井高さ設定」は、「SW1−1」および「SW1−2」で設定され、リモコン30による機能設定では、「機能設定No」の“8”によって、「天井高さ設定」という設定項目が識別され、当該設定値がメモリ240に記憶される。
また、「天井高さ設定」は、DIP_SW230aの設定と、リモコン30による機能設定によって、「低天井」、「標準」および「高天井」の3つの設定ができる構成となっており、図3のステップST10によって、DIP_SW230aにおける出荷時の設定によって、「天井高さ設定」の設定内容が「標準」である旨の設定値が確認され、ステップST11によって、メモリ240には、該当する機能設定No.8の設定値として、「標準」である旨の設定値を表す“2”が記憶される。以上の処理により、「天井高さ設定」に関する設定値が、メモリ240に展開される。
なお、図3および図4の例では、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」に関する場合を一例として説明したが、他の機能についても、「機能設定No」を指定して、同様にメモリ240に展開することが可能である。
つぎに、図6から図8の図面を参照し、機能設定の切り替えの際に、DIP_SW230a設定を有効とするか、リモコン30による機能設定を有効とするか、機能設定の優先権切替を行う制御フローについて説明する。
まず、リモコン30にて、室内ユニット20の各種機能を設定するための機能選択画面S20Aを表示させる(図6:ステップST20、図7:機能選択画面S20A)。つぎに、機能選択画面S20Aにて、設定対象の室内ユニット20を表すアドレス指定を行い(図6:ステップST21、図7:アドレス指定欄S21A)、さらに、機能設定の優先権切替の設定を行うことを意味する「機能設定No」である、「No.32」が選択され(図6:ステップST22、図7:機能設定欄S22A)、さらに、機能設定値を選択して、DIP_SW230aを有効とするか、リモコン30による設定を有効とするか否かを選択する(図6:ステップST23、図7:機能設定値欄S23A)。DIP_SW230aの設定を有効とする場合には(ステップST23,Yes)、図6のフロー処理を終了し、リモコン30による設定を有効とする場合には(ステップST23,No)、ステップST24に移行する。なお、選択欄の移動は、カーソル欄S25Aの両脇にある下向きの三角キーおよび上向きの三角キーを使用して実施することができ、また、設定欄における数値の増減は、アドレス欄S26Aの両脇にある“−”キーおよび“+”キーを使用して選択することができる。
優先権切替のための機能設定No.32の設定値の構成は図8で示している。具体的に説明すると、設定値=1は、DIP_SW230aの設定が有効であることを意味し、設定値=2は、リモコン30による設定値が有効であることを意味する。図7の例では、機能設定値が、初期設定値である“1”となっており、DIP_SW230aの設定が有効とされている。
つぎに、ステップST21からステップST23の処理で設定した内容を実行するために、実行内容選択欄S24Aで「設定」を選択することにより、機能設定値が決定され(図6:ステップST24)、決定された機能設定値がリモコン30と室内ユニット20との間のリモコン通信により、室内ユニット20の室内制御基板210に送信される。
室内制御基板210では、リモコン30を使用して決定された機能設定値を受信し(図6:ステップST25)、受信した機能設定値は、メモリ240における指定箇所に記憶させる(図6:ステップST26)。
なお、上記の例では、DIP_SW230aの設定を有効とする例であるが、ステップST23において、機能設定値欄S23Aにて機能設定値を“2”に設定し、実行内容選択欄S24Aで「設定」を選択することにより、リモコン30の設定を有効とすることができる。この動作以降は、リモコン30から設定変更が有効となる。
つぎに、図9および図10の図面を参照し、機能設定の優先権切替モードにおける機能設定値変更の制御フローについて説明をする。
まず、室内ユニット20の各種機能設定を実施するための機能選択画面S30Aを表示して、機能選択モードに移行する(ステップST30)。次いで、アドレス指定欄S31Aを使用して、設定切替を行う対象の室内ユニット20のアドレス指定を行い(ステップST31)、機能設定欄S32Aを使用して、変更対象の機能設定Noを選択する(ステップST32)。なお、これらの制御フローは、図6に示す制御フローと同様な処理である。
つぎに、機能設定値欄S33Aを使用して機能設定値を選択し(ステップST33)、ステップST31からステップST33までの処理で設定した内容を実行するため、実行内容選択欄S34Aで「設定」を選択することにより機能設定値が決定される(ステップST34)。ステップST34の処理によって決定された機能設定値は、リモコン30と室内ユニット20との間のリモコン通信により、室内ユニット20の室内制御基板210に送信される。
室内制御基板210は、リモコン30を使用して決定された機能設定値を受信する。その際、室内制御基板210では、機能設定の優先権切替設定を表す機能設定No.32の設定値の確認処理が実施される(ステップST35)。ここで、機能設定No.32の機能設定値が“1”である場合には、DIP_SW230aの設定が有効であるため、リモコン30により設定された設定内容は無効であるとして、室内制御基板210における該当機能設定No(図10の例では「天井高さ設定」)の機能設定値に関するメモリデータの更新は実施されない(ステップST36)。一方、機能設定No.32の機能設定値が“2”である場合には、リモコン30による設定は有効であり、室内制御基板210における該当機能設定No(図10の例では「天井高さ設定」)の機能設定値に関するメモリ240のデータの更新は実施される(ステップST37)。
つぎに、図11を参照し、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」の設定内容を変更するときの処理の流れについて説明する。
まず、図11の(1)は、例えば出荷設定状態を表している。具体的には、「機能設定No.32」の機能設定値として“1”が設定されている状態、すなわち、DIP_SW230aの設定が有効とされている状態であり、且つ、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」のメモリデータは「標準」設定を意味する“2”が設定されている。
つぎに、図11の(2)では、「機能設定No.32」の機能設定値として“2”が設定されている状態、すなわち、リモコン30による設定が有効とされている状態であり、且つ、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」のメモリデータは、DIP_SW230aの設定が有効とされているときの初期状態である「標準」設定が維持された状態である。
この状態下において、リモコン30によって、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」を変更した例が、図11の(3)である。具体的に説明すると、リモコン30による設定が有効とされている状態で、「機能設定No.8」の機能設定値のメモリデータは“3”に書き替えられている。すなわち、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」は「高天井」に設定されている。機能設定No.32の機能設定値として“2”が設定され、リモコン30による設定が有効とされている状態であるため、リモコン30によって機能設定値のメモリデータを“3”に変更する指示を室内制御基板210に送信することにより、室内制御基板210の機能設定値のメモリデータが更新され、「天井高さ設定」の設定は、リモコン30によって指示された「高天井」という設定内容に切り替わることになる。
以上のように、実施の形態1に係る空気調和機によれば、空気調和機の機能設定を切り替えるスイッチおよび機能設定の設定値を記憶するメモリが設けられ、メモリに記憶されている設定値はリモコンからの指示によって書き換え可能に構成され、空気調和機に対する機能設定はメモリに記憶されている設定値によって規定されるので、空気調和機に設定する機能に対して、スイッチの設定を優先するか、リモコンによる設定を有効とするかの優先権を、機能ごとにリモコンからの設定よって切り替えることが可能となる。
上記により、施工完了前のユニットが通電できない状態での設定切替は制御基板上のスイッチで実施する一方、据え付け完了後の試運転時に設定切替を行うケースおよびユーザによる設定切替時は電気品箱を開ける必要のない作業となるリモコンからの設定切替というように、機能設定切替を実施する作業者、作業タイミングに合わせた設定手段を選択することが可能となる。
また、リモコンによって機能設定値を変更した後に初期設定状態に戻す際には、設定変更の優先権をリモコン設定からスイッチ設定に変更できるので、初期設定値に戻すことも簡潔に行うことができる。
特に、ビルなどの多台数の空調機が設置されるケースでは、室内ユニットの据え付けタイミングと室外ユニットの据え付けタイミングとは異なり、室内ユニットのみを設置した無通電の状態で、配線、配管接続および機能設定などを行うケースが多くあり、このような場合にはスイッチによる設定手段に利便性がある。
実施の形態2.
実施の形態1では設定変更の優先権をDIP_SW230aとリモコン30とで選択する実施の形態について説明したが、実施の形態2では、設定変更の優先権を選択させることなく、DIP_SW230aでの初期設定以降は、常時、リモコン30からの設定切替を有効とするモード(以下、適宜「設定切替リモコン優先モード」もしくは、単に「リモコン優先モード」と称する)での実施の形態について説明する。
つぎに、実施の形態2に係る空気調和機の動作について説明する。
まず、機能設定の初期値の決定に関する制御フローは、図3から図5の図面を参照して説明した実施の形態1の処理と同一もしくは同等である。
図12は、リモコン優先モードにおいて機能設定値をリモコンで変更するときの制御フローを示すフローチャートである。図12において、ステップST30からステップST34までの処理、すなわちリモコン30を使用した機能設定値の変更操作は、実施の形態1の図9で説明した通りである。
ステップST34の処理によって決定された機能設定値は、リモコン30と室内ユニット20との間のリモコン通信によって送信され、室内ユニット20の室内制御基板210によって受信される。そして、実施の形態1では、機能設定の優先権切替設定を表す機能設定No.32の設定値の確認処理が実施されるが、実施の形態2では、常時、リモコン30からの設定切替を有効とするリモコン優先モードでの実施になるため、優先権切替の判定は実施せず、リモコン30により設定された機能設定の内容が有効とされ、室内制御基板210における該当機能設定No.の機能設定値に関するメモリデータの更新が実施される(ステップST40)。
以上のように、実施の形態2では、空気調和機に搭載された機能の機能設定に対して制御基板上に搭載したDIP_SW230aとリモコン30により制御基板の設定値を切替る双方の機能を搭載し、初期設定以降の設定切替を常時、リモコン30からの設定切替を有効とする構成としている。
機能設定値の変更などは、頻繁に設定変更をされるケースは少なく、大半は据え付け段階で実施されることが多い。このため、初期設定以降の操作を常時、リモコン30からの設定切替を有効とする実施の形態2の構成を採用することで、据え付け後のリモコンによる設定切替作業をより簡素化できる効果がある。
実施の形態3.
実施の形態1では設定変更の優先権をDIP_SW230aとリモコン30とで選択する実施の形態について説明したが、実施の形態3では、設定変更の優先権を選択させることなく、DIP_SW230aでの初期設定以降は、DIP_SW230aによる設定切替およびリモコン30からの設定切替のうちの何れかにおいて、後から実施した処理を有効とするモード((以下、適宜「後設定優先モード」と称する)での実施の形態について説明する。
つぎに、実施の形態3に係る空気調和機の動作について説明する。
まず、機能設定の初期値の決定に関する制御フローは、図3から図5の図面を参照して説明した実施の形態1の処理と同一もしくは同等である。
図13は、後設定優先モードにおいて機能設定値をリモコンまたはDIP_SWで変更するときの制御フローを示すフローチャートである。図13において、ステップST30からステップST34までの処理およびステップST52の処理は、実施の形態2の図12で説明したステップST30からステップST34までの処理およびステップST40の処理と同一もしくは同等である。
一方、実施の形態3のフローでは、ステップST52の処理への移行は、リモコン30におけるステップST34の処理だけではなく、室内ユニット20側におけるステップST50からも移行する。具体的に説明すると、室内ユニット20では、室内制御基板210において、機能設定に関係するDIP_SW230aの設定変更が実施されたか否かが判定され(ステップST50)、設定変更が実施されていなければ(ステップST50,No)、室内制御基板210におけるメモリデータの更新は行わず(ステップST51)、処理を終了する。一方、設定変更が実施されていれば(ステップST50,Yes)、室内制御基板210における該当機能の設定値に関するメモリデータを更新する(ステップST52)。
リモコン30による設定変更と、DIP_SW230aによる設定変更とが行われた場合、ステップST52では双方の処理が実行される。この場合、例えば同一機能に対する設定値の変更が指示された場合には、時間的に後で指示されたものが最終設定値として有効となる。
図14は、図13のフローの実施後に後設定優先モードによって機能設定値を変更するときの設定値変更例を示す図である。
まず、図14の(1)では、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」に関する初期設定値を記載しており、DIP_SW230aの出荷設定状態である「標準」設定が機能設定値として有効となり、「機能設定No.8」の機能設定値として“2”が設定されている。
つぎに、図14の(2)では、リモコン30によって、「機能設定No.8」の「天井高さ設定」の機能設定値として“3”が設定されている。室内制御基板210における機能設定値のメモリデータは、リモコン30からの設定値に更新され、「天井高さ設定」の設定値は「高天井」を意味する内容に有効に切り替わる。
つぎに、図14の(3)では、(2)以降に室内制御基板210のDIP_SW230aで「天井高さ設定」が「低天井」設定に変更された場合について示されている。DIP_SW230aの設定が「低天井」に変更された場合には、室内制御基板210における機能設定値のメモリデータも更新され、「天井高さ設定」の設定値は「低天井」を意味する内容に有効に切り替わる。
以上のように、空気調和機に搭載された機能設定に対して、制御基板上に搭載したDIP_SW230aとリモコン30により制御基板の設定値を切替る双方の機能を搭載し、初期設定以降の設定切替をDIP_SW230aによる設定切替またはリモコン30による設定切替の何れかの後から設定変更された内容を有効とする構成としている。
機能設定が変更されるタイミングとして初期据え付け時と据え付け後のユーザによる変更時およびサービス時などがあり、ユーザによる設定変更はリモコン30により実施される形が大半となるが、サービス時に他サービスと同時に設定切替を行う場合には電気品箱を開けた状態であれば、室内制御基板210上のDIP_SW230aの設定変更により対応する場合も考えられる。
本構成では、DIP_SW230aによる設定変更およびリモコン30による設定変更のうちで何れの設定変更処理で実施された場合も、後から実施した設定が有効となる構成であり、設定切替の優先権などを気にすることなく設定変更が可能となる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 空気調和機、10 室外ユニット、20 室内ユニット、30 リモコン、210 室内制御基板、220 CPU(室内制御基板)、230 スイッチ、230a DIP_SW、240 メモリ、250 リモコン通信送受信部(室内制御基板)、310 CPU(リモコン)、320 操作部、330 リモコン通信送受信部(リモコン)、S20A,S30A 機能選択画面、S21A,S31A アドレス指定欄、S22A,S32A 機能設定欄、S23A,S33A 機能設定値欄、S24A,S34A 実行内容選択欄、S25A カーソル欄、S26A アドレス欄。

Claims (4)

  1. リモコンと室内ユニットとが通信可能に構成される空気調和機であって、
    前記室内ユニットは、前記空気調和機の機能設定を切り替えるスイッチと、前記機能設定の設定値を記憶するメモリと、を有し、
    前記メモリに記憶されている設定値は、前記リモコンからの指示によって書き換え可能に構成され、
    前記空気調和機に対する機能設定は、前記メモリに記憶されている設定値によって規定され
    前記空気調和機の機能設定に関する初期値は、前記スイッチの設定値の確認後に、前記設定値を前記メモリに記憶し、前記メモリに前記スイッチの設定値を記憶することにより確定される
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 記初期値設定後の機能設定の切替に関し、前記スイッチの設定を優先するか、前記リモコンによる設定を有効とするかの優先権を、前記リモコンからの設定によって切り替えることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 記初期値設定後の機能設定については、常時、前記リモコンによる設定変更を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 記初期値設定後の機能設定については、前記スイッチによる設定変更および前記リモコンによる設定変更のうちで、後から実施された設定変更を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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