JP6288945B2 - ノイズ源位置推定装置及びノイズ源位置推定プログラム - Google Patents

ノイズ源位置推定装置及びノイズ源位置推定プログラム Download PDF

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本発明は、プリント基板といった測定対象で発生しているノイズの発生源を推定するノイズ源位置推定装置及びノイズ源位置推定プログラムに関する。
従来のノイズ源位置推定手法、特にプリント基板の電源系のノイズに対しては、磁界プローブ等のセンサをノイズ源の候補となるICの電源ピンに近づけてノイズが検出されるかを確認していくといった方法がとられていた。あるいは、非特許文献1や特許文献1のように、基板全面をセンサで走査し、ノイズが強い部分や、ノイズの伝搬経路を探すといった手法が使われていた。
特開平5−281274号公報
VCCIキットモジュール妨害波測定技術基準 V-A3/2009.04 付則1
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の技術では、BGAパッケージのようにIC裏面にピンがある構造ではプローブを近づけることが困難であった。また、多層基板において、ノイズが基板内層を伝搬する場合、ノイズ信号の直接測定が困難であり、測定可能なのは、基板端部やスルーホールで表層に引き出された部分といった、限られた測定点のみであった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、測定対象の形状にかかわらずノイズ位置の測定を行うことのできるノイズ源位置推定装置を得ることを目的とする。
この発明に係るノイズ源位置推定装置は、測定対象で発生しているノイズの発生源を推定するノイズ源位置推定装置において、複数の測定箇所における測定対象のノイズ波形の時間変化を同じ時間領域で取得する測定部と、複数の測定箇所を信号源位置、時間変化する波形を信号源の励振波形とした場合の測定対象内における時間領域の電磁界解析を演算すると共に、演算結果に対して電磁界強度のピークを検出し、ピークを検出した位置をノイズ源と判定する演算部とを備えたものである。
この発明のノイズ源位置推定装置は、同じ時間領域で取得した複数の測定箇所を信号源位置、時間変化する波形を信号源の励振波形とした場合の電磁界解析を演算すると共に、演算結果に対して電磁界強度のピークを検出し、ピークを検出した位置をノイズ源と判定するようにしたので、測定対象の形状にかかわらずノイズ位置の測定を行うことができる。
この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置と測定対象との関係を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置のノイズ波形の測定を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置のノイズ波形の時間反転信号の生成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置の時間をさかのぼる電磁界解析を模式的に示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置の時間反転信号入力直後の電界強度分布を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置のノイズ源位置でのピーク形成時の電界強度分布を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置の境界によるマルチパスの発生を示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるノイズ源位置推定装置を示す構成図である。
図1に示すノイズ源位置推定装置は、測定部10、演算部20、解析設定・モデル入力部30、しきい値入力部40、結果表示部50を備えている。測定部10は、測定対象のノイズ波形の時間変化を、複数の測定箇所でかつ同時に測定するものであり、センサ11a〜11nとメモリ12とを備えている。センサ11a〜11nは、それぞれが測定対象のノイズ波形の変化を検出するためのセンサである。なお、nは任意の数を示しており、複数のセンサであれば特にセンサ数を限定するものではない。メモリ12は、これらセンサ11a〜11nからのノイズ波形信号を記憶するための記憶部である。
演算部20は、複数の測定箇所を信号源位置、時間変化する波形を信号源の励振波形とした場合の電磁界解析を演算すると共に、この演算結果に対して電磁界強度のピークを検出し、ピークを検出した位置をノイズ源と判定するものであり、時間反転信号計算部21、演算初期設定部22、電磁界計算部23、電磁界計算終了判定部24、ピーク検出部25を備えている。時間反転信号計算部21は、測定部10からのノイズ波形信号に対して時間反転を行う計算部である。演算初期設定部22は、解析設定・モデル入力部30からの設定入力に基づいて電磁界計算部23における初期設定を行う処理部である。電磁界計算部23は、時間領域の電磁界解析(電磁界シミュレーション)を実行する演算部である。電磁界計算終了判定部24は、解析設定・モデル入力部30から入力された電磁界解析の打ち切り時間情報に基づいて電磁界計算部23における終了判定を行う処理部である。ピーク検出部25は、しきい値入力部40から入力されたしきい値を用いて、電磁界計算部23における計算結果からピークを検出し、これをノイズ位置として結果表示部50に出力する処理部である。
また、解析設定・モデル入力部30は、電磁界計算部23における初期設定値や電磁界計算終了判定部24における打ち切り時間等を入力するための入力部、しきい値入力部40は、ピーク検出部25がピーク検出を行う際のしきい値を入力するための入力部、結果表示部50は、ノイズ位置を表示するための表示部である。
なお、ノイズ源位置推定装置における演算部20はコンピュータを用いて実現され、時間反転信号計算部21〜ピーク検出部25は、それぞれの機能に対応したソフトウェアとこれらのソフトウェアを実行するためのCPUやメモリといったハードウェアから構成されている。
図2は、測定対象とノイズ源位置推定装置との関係を示す説明図である。本実施の形態では、平行平板内を伝送するノイズ信号から平行平板内のノイズ発生源位置を推定する場合を想定している。図2において、2枚の平板201aおよび平板201bが平行平板を形成しており、ノイズ源位置推定装置は、これら平行平板内部のノイズ源を測定する。
これら平行平板には、4つの電圧プローブ202a,202b,202c,202dが、それぞれケーブル203a,203b,203c,203dを介して、ノイズ源位置推定装置の装置本体200と接続されており、これらがそれぞれ図1におけるセンサ11a〜11nに相当する。なお、図2では、電圧プローブ202a,202b,202c,202dを4つとしているが、複数であれば特に4つに限定されるものではない。電圧プローブ202a,202b,202c,202dは、基板端等の平行平板間電圧が測定可能な位置に接続される。測定点は、従来技術のようにノイズ源近傍である必要は無く、ノイズの伝搬経路に沿う必要も無い。
以下、本実施の形態のノイズ源位置推定装置における動作について説明する。
図3は、ノイズ源位置推定装置の動作を示すフローチャートである。
ノイズ源の位置推定処理を行う場合、先ず、測定対象に対するノイズ波形を測定する(ステップST1)。
図4は、ノイズ波形の測定を示す説明図である。図4では、平行平板内のノイズ源401からノイズ402が発生し、平行平板内を伝送し、複数の観測点403a,403b,403cにおいて、時間対電圧としてノイズ波形を同時に観測する。説明を簡略化するための、図4では観測点を3つとしているが、実際には電圧プローブと同数となる。観測点で同時に測定されたノイズ波形は、測定部10内のメモリ12に記録される。
次に、演算部20の時間反転信号計算部21において、時間反転信号を生成する(ステップST2)。図5は、ノイズ波形の時間反転信号の生成を示している。図示のように、ノイズ波形500a,500b,500cは、メモリ12から読み出され、時間反転信号計算部21で時間反転信号501a,501b,501cに変換される。ここで、時間反転信号とは、測定されたデータを時間的に逆順に並べ替えたものである。
次に、演算初期設定部22、電磁界計算部23、電磁界計算終了判定部24により時間領域の電磁界シミュレーション(例えばFDTD法)を実行する(ステップST3〜ステップST5)。ただし、通常の時間領域のシミュレーションは、時刻tの電磁界からt+Δtの電磁界を計算するのが一般的であるが、本手法では、時刻tの電磁界からt−Δtの電磁界を計算するように定式化する。つまり過去にさかのぼって計算していく。
このシミュレーションにおける微小時間ステップΔtや、モデルのセルサイズは測定波形の主要周波数成分の波長の1/10程度にすることが望ましい。これらの設定値は、解析設定・モデル入力部30から設定することを想定しているが、演算初期設定部22、電磁界計算部23、電磁界計算終了判定部24のいずれかが測定波形から自動的に算出する構成でも構わない。
図6は、本実施の形態における時間をさかのぼる電磁界解析を模式的に示す説明図である。演算部20内には、測定対象となるプリント基板の詳細なモデルを備えているとする。図4の観測点403a,403b,403cに対応するモデル内の位置603a,603b,603cを解析の信号源位置とし、時間反転信号501a,501b,501cを解析の信号源波形とし、過去にさかのぼるシミュレーションを実行する。シミュレーションは電磁界計算終了判定部24で終了条件が満たされるまで、ステップごとに微小時間Δtずつさかのぼりながら実行される(ステップST4〜ステップST5)。ステップST5における終了条件は一般的に時間で規定されることが多く、解析対象を信号が通過するよりも長い時間とすることが望ましい。終了条件は、解析設定・モデル入力部30から設定することを想定しているが、解析モデルの情報を備えているので、測定対象のサイズと誘電率に基づいて、演算初期設定部22、電磁界計算部23、電磁界計算終了判定部24のいずれかが自動的に算出する構成としてもよい。また、ピークが生じることを条件とする構成や、手動で打ち切る構成でも構わない。
以上のシミュレーション結果による電磁界の時間変化を観察し続けると、全ての信号源からの波602a,602b,602cが強め合い、ある一点601でピークが生じる。これが元々のノイズ源位置となる。このピークはしきい値入力部40からの設定に基づき、ピーク検出部25により検出し(ステップST6)、結果表示部50でピーク位置を表示する(ステップST7)。
上記の時間をさかのぼる電磁界シミュレーションの例を図7および図8に示す。図7は時間反転信号入力直後、図8はノイズ源位置でのピーク形成時の電界強度分布である。シミュレーションの信号源位置、すなわち実測での観測点位置は、四隅および四辺の中央の計八個所、ノイズ源位置は(x,y)=(100,50)である。図8から、確かにノイズ源位置(x,y)=(100,50)でピークが形成されていることが確認出来る。
以上の構成および動作により、限られた測定点の測定結果から、基板内層を伝送するノイズの発生位置を決定可能な測定装置を実現できる。
以上の説明では、一つのノイズ源位置測定装置としていたが、機能を複数の装置に分割し、複数の装置からなるノイズ源位置測定装置を構成しても同等の機能を実現できる。例えば、単一のセンサを組み合わせ、それぞれの出力信号に基づいてシミュレーションを行うようにしてもよい。このような場合は既存の測定器を利用できるため、装置コストを低減できるという利点がある。
また、時間をさかのぼる電磁界解析を使用する構成で説明したが、損失が十分小さく、モデル中に非可逆構造が無いといった条件では、時間をさかのぼる電磁界解析の代わりに、通常の時間が進む電磁界解析を用いても同等の結果を得られる。この場合も、既存のソフトウェアを利用できるので、コストを低減できるという利点がある。
さらに、演算部20は、CADデータと付加情報から、プリント基板といった測定対象の物理構造と電気特性を電磁界解析のモデルとして用いてもよい。すなわち、CADデータとして、基板外形、導体パターンの形状・寸法といった基板の物理構造を取得し、付加情報として、基板誘電体の誘電率、誘電正接、導体の導電率といった基板の電気特性を設定することで電磁界解析のモデルとして用いることができる。
なお、上記実施の形態では、図4〜図6で示したように、観測点(信号源位置)を3点としたが、実用上問題がなければ2点であってもよい。この場合、図6における信号源からの波が強め合う点が2点になってしまうが、この2点が近接している場合や、ノイズ源位置を2点まで絞り込めれば十分実用的であるといった場合では、観測点を2点とすることも可能である。
また、測定空間が境界を有する閉空間である場合、その境界を経由するマルチパスが生じることになる。図9は、このような境界によるマルチパスの発生を示す説明図である。
図9に示しているように、実際の信号源は第1の信号源である信号源901aと、第2の信号源である信号源901bの2つである。しかし、境界902によって信号源901bのマルチパスが発生しており、これが境界902の外側の仮想波源901cとして動作するため、仮想波源901cが第3の信号源として、図6の場合と同様にノイズ位置903を同定することができる。従って、境界902によるマルチパスを用いることができる場合、観測点は2箇所であっても仮想波源901cの位置を含む信号源の位置としては3箇所とみなすことができ、このような構成であってもノイズ位置903の同定が可能である。すなわち、測定対象のノイズ波形の時間変化を取得する箇所として、仮想波源901cのような仮想的な箇所も含めることができる。
さらに、マルチパスによる仮想波源が複数得られる場合、あるいは上述したノイズ源位置を2点まで絞り込めればよい場合は、実際の観測点として1箇所だけであっても、仮想的な箇所を含めて複数の測定箇所におけるノイズ波形の時間変化を同じ時間領域として取得することができれば、ノイズ源位置を推定することが可能である。
以上説明したように、実施の形態1のノイズ源位置推定装置によれば、測定対象で発生しているノイズの発生源を推定するノイズ源位置推定装置において、複数の測定箇所における測定対象のノイズ波形の時間変化を同じ時間領域で取得する測定部と、複数の測定箇所を信号源位置、時間変化する波形を信号源の励振波形とした場合の電磁界解析を演算すると共に、演算結果に対して電磁界強度のピークを検出し、ピークを検出した位置をノイズ源と判定する演算部とを備えたので、測定対象の形状にかかわらずノイズ位置の測定を行うことができる。
また、実施の形態1のノイズ源位置推定装置によれば、演算部は、測定部で取得したノイズ波形を時間的に反転させ、時間をさかのぼる電磁界解析を行うようにしたので、限られた測定点の測定結果からノイズの発生位置を決定することができる。
また、実施の形態1のノイズ源位置推定装置によれば、複数の測定箇所は3箇所以上であるようにしたので、どのような測定対象であってもノイズの発生位置を決定することができる。
また、実施の形態1のノイズ源位置推定装置によれば、演算部は、電磁界解析の打ち切り時間を、測定対象のサイズと誘電率とから求めるようにしたので、外部から打ち切り時間を入力することなく電磁界解析を行うことができる。
また、実施の形態1のノイズ源位置推定装置によれば、演算部は、電磁界解析のモデルの空間セルサイズと時間ステップサイズとを、測定波形から求めるようにしたので、外部から空間セルサイズや時間ステップサイズを入力することなく電磁界解析を行うことができる。
また、実施の形態1のノイズ源位置推定装置によれば、演算部は、CADデータおよび付加情報から測定対象の物理構造と電気特性を電磁界解析のモデルとして保持するようにしたので、容易に電磁界解析のモデルを得ることができる。
また、実施の形態1のノイズ源位置推定プログラムによれば、複数の測定箇所における測定対象のノイズ波形の時間変化を同じ時間領域で取得する測定部を用い、測定対象で発生しているノイズの発生源を推定するノイズ源位置推定装置を実現するコンピュータを、複数の測定箇所を信号源位置、時間変化する波形を信号源の励振波形とした場合の電磁界解析を演算すると共に、演算結果に対して電磁界強度のピークを検出し、ピークを検出した位置をノイズ源と判定する演算部として動作させるようにしたので、測定対象の形状にかかわらずノイズ位置の測定を行うことができるノイズ源位置推定装置をコンピュータ上に実現することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
10 測定部、11a〜11n センサ、12 メモリ、20 演算部、21 時間反転信号計算部、22 演算初期設定部、23 電磁界計算部、24 電磁界計算終了判定部、25 ピーク検出部、30 解析設定・モデル入力部、40 しきい値入力部、50 結果表示部、200 装置本体、201a,201b 平板、202a,202b,202c,202d 電圧プローブ、203a,203b,203c,203d ケーブル、401 ノイズ源、402 ノイズ、403a,403b,403c 観測点、500a,500b,500c ノイズ波形、501a,501b,501c 時間反転信号、601 一点(ピーク)、602a,602b,602c 波、603a,603b,603c モデル内の位置、901a,901b 信号源、901c 仮想波源、902 境界、903 ノイズ位置。

Claims (7)

  1. 測定対象で発生しているノイズの発生源を推定するノイズ源位置推定装置において、
    複数の測定箇所における前記測定対象のノイズ波形の時間変化を同じ時間領域で取得する測定部と、
    前記複数の測定箇所を信号源位置、前記時間変化する波形を信号源の励振波形とした場合の前記測定対象内における時間領域の電磁界解析を演算すると共に、当該演算結果に対して電磁界強度のピークを検出し、ピークを検出した位置をノイズ源と判定する演算部とを備えたことを特徴とするノイズ源位置推定装置。
  2. 前記演算部は、前記測定部で取得したノイズ波形を時間的に反転させ、時間をさかのぼる電磁界解析を行うことを特徴とする請求項1記載のノイズ源位置推定装置。
  3. 前記複数の測定箇所は3箇所以上であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のノイズ源位置推定装置。
  4. 前記演算部は、前記電磁界解析の打ち切り時間を、前記測定対象のサイズと誘電率とから求めることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のノイズ源位置推定装置。
  5. 前記演算部は、前記電磁界解析のモデルの空間セルサイズと時間ステップサイズとを、前記測定部で測定された波形から求めることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のノイズ源位置推定装置。
  6. 前記演算部は、CADデータおよび付加情報から前記測定対象の物理構造と電気特性を前記電磁界解析のモデルとして保持することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のノイズ源位置推定装置。
  7. 複数の測定箇所における測定対象のノイズ波形の時間変化を同じ時間領域で取得する測定部を用い、
    前記測定対象で発生しているノイズの発生源を推定するノイズ源位置推定装置を実現するコンピュータを、
    前記複数の測定箇所を信号源位置、前記時間変化する波形を信号源の励振波形とした場合の前記測定対象内における時間領域の電磁界解析を演算すると共に、当該演算結果に対して電磁界強度のピークを検出し、ピークを検出した位置をノイズ源と判定する演算部として動作させることを特徴とするノイズ源位置推定プログラム。
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