JP7086323B2 - ノイズ侵入位置推定装置及びノイズ侵入位置推定方法 - Google Patents

ノイズ侵入位置推定装置及びノイズ侵入位置推定方法 Download PDF

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Description

本開示は、伝送ケーブルにノイズが重畳された場合、重畳されたノイズが伝送ケーブルのどの位置から侵入したかを推定するノイズ侵入位置推定装置及びノイズ侵入位置推定方法に関する。
ケーブルに重畳されたノイズを探索する場合、ケーブル近辺を人手によって探索するのではなく、ノイズ波形からノイズ侵入位置を推定する技術として、高圧電力ケーブルに発生する部分放電によるノイズを検知するノイズ検知方法が特許文献1に示されている。
特許文献1に係るノイズ検知方法は、診断対象のケーブル上に設置された複数のセンサで検出される信号から得られるセンサ位置でのノイズ強度と、センサ間のケーブルの長さと、ノイズがケーブルを伝わる際の減衰率とに基づいて、ノイズの混入箇所及び混入箇所でのノイズ強度を求めている。
特開2001-133503号公報
高圧電力ケーブルに発生する部分放電によるノイズに対しては、ノイズがケーブルを伝わる際の減衰率に基づいてノイズの混入箇所及び混入箇所でのノイズ強度を求めることができる。
しかし、高周波信号を伝搬する伝送ケーブルにあっては、伝送ケーブルのコモンモードインピーダンス分布が一様でないために生ずる伝送ケーブルにおける多重反射、またはモード変換の影響によりノイズ波形が大きく変化するため、伝搬されるノイズの減衰率に基づいて、重畳されたノイズが伝送ケーブルのどの位置から侵入したかを推定するのは困難である。
また、平衡伝送路で用いられる伝送ケーブルにあって、コモンモードで侵入したノイズがノーマルモードである差動モードに変換された位置、つまり不平衡位置を推定するのも困難である。
本開示は上記課題を解決するものであり、多重反射及びモード変換の影響を受けて伝送ケーブルを伝搬する高周波ノイズに対して、高周波ノイズの伝送ケーブルの侵入位置を推定できるノイズ侵入位置推定装置を得ることを目的とする。
本開示に係るノイズ侵入位置推定装置は、対の信号導体を有する伝送ケーブルの離隔した2点の観測点における伝送ケーブル上のノイズの波形の時間変化を同時に測定する一対の対の検出部を有する測定部と、
測定部から同時に測定された一対の対のノイズの波形を受け、受けた一対の対のノイズの波形を時間反転し、伝送ケーブルの電気的特性を反映した伝送線路モデルにおいて、2点の観測点を時間反転したノイズの信号源の位置とし、時間反転した波形を励振波形とした伝送路解析を実施し、当該伝送路解析結果から得たモード電圧値のうちのピーク値の位置を伝送ケーブルへのノイズの侵入位置として出力する演算部を備え、演算部におけるモード電圧値の演算は、時間反転した波形を、対の検出部の一方の検出部と他方の検出部それぞれにおいて電圧の和の1/2にするためのコモンモードの波形として演算し、演算部により出力されるノイズの侵入位置を、コモンモードの波形により実施された伝送路解析結果から得たコモンモードの電圧値のうちのピーク値の位置であるコモンノイズ侵入位置とした
本開示によれば、伝送ケーブルを伝搬する高周波ノイズの侵入位置を推定できる。
実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置を示す構成図である。 実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置の測定形態を示す模式図である。 実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置の伝送ケーブルにおけるノイズ波形の時間反転信号の生成を示す模式図である。 実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置の時間をさかのぼる電圧分布演算の模式図である。 実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置における演算部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るノイズ侵入位置推定装置を示す構成図である。 実施の形態2に係るノイズ侵入位置推定装置の測定形態を示す模式図である。 実施の形態2に係るノイズ侵入位置推定装置における演算部の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1から図5を用いて、実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置100を説明する。
ノイズ侵入位置推定装置100は、測定部10と、解析設定・モデル入力部20と、演算部30を備える。
測定部10は、測定対象である伝送ケーブル40に重畳されたノイズの波形の時間変化を、伝送ケーブル40の離隔した2点の観測点、つまり、実施の形態1では伝送ケーブル40の両端における観測点において同時に測定する。
伝送ケーブル40は、高周波信号を伝搬する信号導体を有する。
測定部10は、一対のセンサ11a及びセンサ11bと記憶部12を有する。
センサ11a及びセンサ11bそれぞれは、伝送ケーブル40に重畳されたノイズの波形の時間変化を検出する。センサ11a及びセンサ11bはノイズの波形の時間変化を同時に測定する検出部である。この実施の形態1では、1本の信号導体により構成された伝送ケーブル40に対する高周波ノイズの侵入位置を推定する装置を示している。
なお、複数の信号導体により構成された伝送ケーブル40に対する高周波ノイズの侵入位置を推定する場合は、測定部10は、複数の信号導体の各信号導体に対して1対のセンサ11a及びセンサ11bを有する。説明の簡素化のため、以下、1本の信号導体により構成された伝送ケーブル40について説明する。
センサ11a及びセンサ11bそれぞれはプローブ11a1及びプローブ11b1それぞれを有する。第1のセンサ11aのプローブ11a1は、図2に示すように、伝送ケーブル40の一端、つまり一端側の観測点に接続される。第2のセンサ11bのプローブ11b1は、図2に示すように、伝送ケーブル40の他端、つまり他端側の観測点に接続される。
伝送ケーブル40の特定位置にノイズが侵入すると,ノイズは伝送ケーブル40を伝搬し、伝送ケーブル40の両端の観測点において、センサ11a及びセンサ11bが、時間対電圧としてノイズの波形を同時に観測する。
記憶部12は、メモリにより構成され、センサ11a及びセンサ11bが観測点である伝送ケーブル40のそれぞれの端にて同時に測定されたノイズの波形を同時に測定した時間変化のノイズの波形として記憶する。
解析設定・モデル入力部20は、伝送ケーブル40の電気特性に基づいて伝送線路モデル40Sを設定し、演算部30に出力する。
解析設定・モデル入力部20は、微小時間Δtを演算部30に出力する。伝送線路モデル40Sのセルサイズ及び微小時間Δtは、測定されるノイズの波形の主要周波数成分の波長の1/10程度である。
この実施の形態1では、解析設定・モデル入力部20は、伝送線路モデル40S及び微小時間Δtを伝送ケーブル40の電気特性を反映して事前に設定しているが、伝送ケーブル40から伝搬され、センサ11a及び11bにより検出されたノイズの波形などから生成する構成でもよい。
演算部30は、測定部10から同時に測定された一対のノイズの波形を受け、受けた一対のノイズの波形を時間反転し、解析設定・モデル入力部20からの伝送線路モデル40Sにおいて、測定部10の2つの観測点を時間反転したノイズの信号源とし、時間反転したノイズの波形に基づいて時間を遡行する伝送路解析を実施し、伝送路解析結果から得たピーク値の位置をノイズの侵入位置として出力する。
演算部30は、時間反転信号演算部31と、電圧分布演算部32と、ピーク検出部33と、出力部34を有し、CPUもしくはマイクロプロセッサにより構成される。
時間反転信号演算部31は、図3の(a)に示した測定部10の記憶部12に記憶された同時に測定された一対のノイズの波形N1及びN2を受け、一対のノイズの波形N1及びN2それぞれを時間反転して、図3の(b)に示した時間反転信号RN1及びRN2に変換する。時間反転信号RN1及びRN2はそれぞれ、ノイズの波形N1及びN2を示すデータを時間的に逆順に並べ替えたものである。
電圧分布演算部32は、解析設定・モデル入力部20からの伝送線路モデル40Sと時間反転信号演算部31からの時間反転信号RN1及びRN2を受け、図4の(b)に示すように、伝送線路モデル40Sにおいて、測定部10の観測点、つまり、伝送ケーブル40の両端を時間反転信号RN1及びRN2の信号源の位置とし、時間反転信号RN1及びRN2を励振波形とした時間を遡行する伝送路解析を実施する。この時の伝送路解析、つまり、時間領域の信号伝送シミュレーションは、FDTD法(Finite Difference Time Domain法、有限差分時間領域法)を用いる。
すなわち、電圧分布演算部32は、時刻tにおける電圧電流分布の演算、時刻tにおける電圧電流分布から、解析設定・モデル入力部20により設定された微小時間Δtマイナスした時刻(t-Δt×n)の電圧電流分布を演算する。nは1からNのステップ数を示し、n=Nの時、(t-Δt×n)≦0であり、電圧分布演算部32は演算を終了する。
なお、演算の終了時間は、ピーク検出部33が伝送路解析結果がピーク値を示したとき、微小時間Δtをマイナスする回数を設定した繰返回数、時間反転を行う設定した巻戻時間であってもよい。
また、伝送ケーブル40の損失が十分小さく,伝送線路モデル40S中に非可逆構造が無いといった場合は、FDTD法において、一般的に行われる時間が進む信号伝送シミュレーション、つまり、時刻tに微小時間Δtプラスした時刻(t+Δt×n)の電圧電流分布を演算する方法を用いてもよい。この場合、既存のソフトウェアを利用できるので、コストを低減できるという利点がある。
ピーク検出部33は、微小時間Δtマイナスされた毎における電圧分布演算部32からの伝送路解析結果を受け取り、伝送路解析結果から得たピーク値の位置を伝送ケーブル40へのノイズの侵入位置として検出する。
電圧分布演算部32からの伝送路解析結果は、時間反転信号RN1及びRN2の波形変化が時間を遡行するように振る舞うため、多重反射及びモード変換等も逆再生、つまり時間反転しながら伝送路解析結果を観察することにより、最終的にノイズの流入位置を伝送路解析結果のピーク値の位置で推定できる。すなわち、シミュレータ上でのノイズの流入推定位置を図4の(b)に示すように特定できる。
出力部34は、ピーク検出部33により特定されたシミュレータ上でのノイズの流入推定位置を、図4の(a)に示すように、伝送ケーブル40のノイズの流入位置として、モニタ(図示せず)に出力する。
次に、ノイズ侵入位置推定装置100の動作について説明する。
測定対象である伝送ケーブル40に高周波ノイズが重畳されると、測定部10の一対のセンサ11a及びセンサ11bは、伝送ケーブル40における信号導体の離隔した2点の観測点に接続された一対のプローブ11a1及び11b1を介して高周波ノイズを検出し、ノイズの波形の時間変化を同時に測定する。
一対のセンサ11a及びセンサ11bにより、同時に測定された時間変化のノイズの波形は記憶部に記憶される。ここまでのステップが測定ステップである。
記憶部12に記憶された同時に測定された時間変化のノイズの波形は、演算部30に読み出され、演算部30は伝送ケーブル40におけるノイズの侵入位置を推定する。
演算部30におけるノイズの侵入位置を推定する動作を、図5に示したフローチャートにより説明する。
まず、ステップST1により、時間反転信号演算部31により、入力された同時に測定された一対のノイズの波形N1及びN2それぞれが時間反転されて時間反転信号RN1及びRN2に変換される。
次に、ステップST2により、電圧分布演算部32が、解析設定・モデル入力部20からの伝送線路モデル40Sにおいて、伝送ケーブル40の両端を時間反転信号RN1及びRN2の信号源の位置とする。電圧分布演算部32は、時間反転信号演算部31からの時間反転信号RN1及びRN2を励振波形とした時間を遡行するFDTD法を用いた伝送路解析を実施する。まず、電圧分布演算部32は、時間反転信号RN1及びRN2における時刻tにおける電圧電流分布を演算し、演算結果をピーク検出部33に与える。
ステップST3により、時間反転信号RN1及びRN2における時刻t-Δt(n=1)の電圧電流分布を演算し、演算結果をピーク検出部33に与える。
ステップST4により、ピーク検出部33が、電圧分布演算部32からの時間反転信号RN1及びRN2における電圧電流分布からピーク値の判定を行い、ステップST5に進む。
ステップST5では、伝送路解析結果が終了条件、(t-Δt×n)≦0であるか、電圧分布演算部32による演算の繰返回数を満たしたか、巻戻時間を満たしたかのいずれかを判定する。
終了条件を満足していない場合は、nの値に1プラスした値をΔtに乗算し、ステップST3に戻り、時刻t-Δt×2(n=2)における時間反転信号RN1及びRN2における電圧電流分布を演算し、ステップST4、ステップST5と進み、ステップST5により伝送路解析結果が終了条件を満足するまで、ステップST5→ステップST3→ステップST4→ステップST5が繰り返される。
すなわち、電圧分布演算部32では、時刻tから終了条件が満足するまで、過去にさかのぼって時間反転信号RN1及びRN2における電圧電流分布を演算する。
ステップST5において、伝送路解析結果が終了条件を満足すると、ステップST6に進み、ピーク検出部33により伝送路解析結果から得たピーク値の位置に従い、出力部34が伝送ケーブル40のノイズの流入位置として、モニタに出力する。
その結果、モニタには、伝送ケーブル40における高周波ノイズの侵入位置が表示される。ステップST1からステップST5が演算ステップである。
以上のように、実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置は、伝送ケーブルの2つの観測点からの測定結果から,伝送ケーブルに侵入したノイズの侵入位置を決定できる.
実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置100は、図1に示した構成要件である、測定部10、解析設定・モデル入力部20、演算部30全てを備えた装置を含むことは勿論のこと、測定部10、解析設定・モデル入力部20、演算部30毎に分割した装置とし、これら複数の装置を集合体としたシステムも含む。
測定部10、解析設定・モデル入力部20、演算部30毎に分割したシステムとした場合、それぞれの装置として既存の装置を利用できるので,コストを低減できるという利点がある。
実施の形態2.
図6から図8を用いて、実施の形態2に係るノイズ侵入位置推定装置100を説明する。
実施の形態2に係るノイズ侵入位置推定装置100は、差動対の信号導体を有する伝送ケーブル40を対象とし、実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置100に対して、測定部10が差動対の信号導体40a、40bそれぞれに対して一対の対の検出部11a及び11cと11b及び11dを有し、演算部30にモード電圧演算部35が付加されたものであり、その他の点については実施の形態1に係るノイズ侵入位置推定装置100と同じである。
なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
測定部10は、伝送ケーブル40における差動対の信号導体の一方の信号導体40aに対応する一対のセンサ11a及びセンサ11bと、差動対の信号導体の他方の信号導体40bに対応する一対のセンサ11c及びセンサ11dと記憶部12を有する。
すなわち、第1のセンサ11a及び第3のセンサ11cが対のセンサを構成する一方のセンサを構成し、実施の形態1における第1のセンサと同様に振る舞う。第2のセンサ11b及び第4のセンサ11dが対のセンサを構成する他方のセンサを構成し、実施の形態1における第2のセンサと同様に振る舞う。一方の対のセンサ11a、11cと他方の対のセンサ11b、11dにより、一対のセンサを構成する。
センサ11aからセンサ11dは、ノイズの波形の時間変化を同時に測定する検出部である。
センサ11aのプローブ11a1は、図7に示すように、伝送ケーブル40の一方の信号導体40aの一端、つまり2点の観測点のうちの一端側の観測点に接続される。センサ11bのプローブ11b1は、図7に示すように、伝送ケーブル40の一方の信号導体40aの他端、つまり2点の観測点のうちの他端側の観測点に接続される。
センサ11cのプローブ11c1は、図7に示すように、伝送ケーブル40の他方の信号導体40bの一端、つまり一端側の観測点に接続される。センサ11dのプローブ11d1は、図7に示すように、伝送ケーブル40の他方の信号導体40bの他端、つまり他端側の観測点に接続される。
伝送ケーブル40の特定位置にノイズが侵入すると,ノイズは伝送ケーブル40の差動対の信号導体40a、40bを伝搬し、信号導体40a、40bの両端の観測点において、センサ11aからセンサ11dが、時間対電圧としてノイズの波形を同時に観測する。

なお、差動対の信号導体として1対のものを示したが、差動対が2対以上である場合は、差動対の信号導体ごとに同様の構成とすればよい。
演算部30は、測定部10から同時に測定された一対の対のノイズの波形を受け、受けた一対の対のノイズの波形を時間反転し、伝送ケーブル(40)の電気的特性を反映した解析設定・モデル入力部20からの伝送線路モデル(40S)において、2点の観測点を時間反転したノイズの信号源の位置とし、時間反転した波形を励振波形とした伝送路解析を実施し、当該伝送路解析結果から得たモード電圧値のピーク値の位置を伝送ケーブル(40)へのノイズの侵入位置として出力する。
演算部30におけるモード電圧値の演算は、時間反転した波形を、対のセンサの一方のセンサ11a、11cと他方のセンサ11b、11dそれぞれにおいて、電圧の差にするための差動モードの波形と、電圧の和の1/2にするためのコモンモードの波形とする。
演算部30により出力されるノイズの侵入位置を、差動モードの波形により得た差動モードの電圧値のうちのピーク値の位置であるモード変換位置と、前記コモンモードの波形により得たコモンモードの電圧値のうちのピーク値の位置であるコモンノイズ侵入位置とする。
モード電圧とは差動モード電圧及びコモンモード電圧を指す。
伝送ケーブル40上の位置xにおける差動対の信号導体の電圧をそれぞれv1(x)、v2(x)とすると、伝送ケーブル40上の位置xにおける差動モード電圧vdiff(x)は次式(1)である。
vdiff(x)=v1(x)-v2(x) (1)
また、コモンモード電圧vcomm(x)は次式(2)である。
vcomm(x)=(v1(x)+v2(x))/2 (2)
演算部30は、時間反転信号演算部31と、電圧分布演算部32と、モード電圧演算部35と、出力部34を有し、CPUもしくはマイクロプロセッサにより構成される。
時間反転信号演算部31及び電圧分布演算部32は、実施の形態1と同様の機能を有する。
モード電圧演算部35は、モード変換位置を得る機能と、コモンノイズ侵入位置を得る機能の両機能を備えている。なお、モード変換位置を得る機能と、コモンノイズ侵入位置を得る機能のいずれか一方の機能を備えるものであってもよい。
モード電圧演算部35は、モード変換位置を得る機能において、電圧分布演算部32からの時刻tの電圧電流分布、解析設定・モデル入力部20により設定された微小時間Δtマイナスした時刻(t-Δt×n)の電圧電流分布毎に、対のセンサの一方のセンサ(11a、11c)と他方のセンサ(11b、11d)それぞれにおいて、電圧の差にするための差動モードの波形とし、上記(1)式に基づいて差動モード電圧vdiff(x)を演算する。
電圧分布演算部32による電圧電流分布の演算が終了すると、モード電圧演算部35は、電圧分布演算部32の演算が終了するまでに演算した微小時間Δt毎の差動モード電圧vdiff(x)の電圧値のうちのピーク値の位置をモード変換位置として出力する。
一方、モード電圧演算部35は、コモンノイズ侵入位置を得る機能において、電圧分布演算部32からの時刻tの電圧電流分布、解析設定・モデル入力部20により設定された微小時間Δtマイナスした時刻(t-Δt×n)の電圧電流分布毎に、対のセンサの一方のセンサ(11a、11c)と他方のセンサ(11b、11d)それぞれにおいて、電圧の和にするためのコモンモードの波形とし、上記(2)式に基づいてコモンモード電圧vcomm(x)を演算する。
電圧分布演算部32による電圧電流分布の演算が終了すると、モード電圧演算部35は、電圧分布演算部32の演算が終了するまでに演算した微小時間Δt毎のコモンモード電圧vcomm(x)の電圧値のうちのピーク値の位置をコモンノイズ侵入位置として出力する。
出力部34は、モード電圧演算部35により特定されたシミュレータ上でのノイズのモード変換位置及びコモンノイズ侵入位置を、伝送ケーブル40のノイズのモード変換位置及びノイズ侵入位置として、モニタ(図示せず)に出力する。
一般に、差動対の信号導体を有する伝送ケーブル40へのノイズ侵入は、最初、コモンモード電圧として侵入し、伝送ケーブル40上の不平衡部でモード変換され、差動モード電圧が発生する。
したがって、モード電圧演算部35におけるコモンノイズ侵入位置を得る機能において得られたコモンモード電圧vcomm(x)の電圧値のうちのピーク値の位置は、伝送ケーブル40のノイズの侵入位置を特定する。
また、モード電圧演算部35におけるモード変換位置を得る機能において得られた差動モード電圧vdiff(x)の電圧値のうちのピーク値の位置は、伝送ケーブル40のノイズのモード変換位置(非平衡部分)を特定する。
次に、ノイズ侵入位置推定装置100の動作について説明する。
測定対象である伝送ケーブル40に高周波ノイズが重畳されると、測定部10の一対の対のセンサにおける一方のセンサ11a、11cと他方のセンサ11b、11dは、伝送ケーブル40における一対の信号導体の離隔した2点の観測点に接続された一対の対のプローブの一方のプローブ11a1、11c1と他方の方のプローブ11b1、11d1を介して高周波ノイズを検出し、ノイズの波形の時間変化を同時に測定する。
一対の対のセンサにおける一方のセンサ11a、11c及び他方のセンサ11b、11dにより、同時に測定された時間変化のノイズの波形は記憶部に記憶される。ここまでのステップが測定ステップである。
記憶部12に記憶された同時に測定された時間変化のノイズの波形は、演算部30に読み出され、演算部30は伝送ケーブル40におけるノイズの侵入位置を推定する。
演算部30におけるノイズの侵入位置を推定する動作を、図8に示したフローチャートにより説明する。
まず、ステップST11により、時間反転信号演算部21により、入力された同時に測定された一対のノイズの波形N1及びN3とN2及びN4それぞれが時間反転されて時間反転信号RN1及びRN3とRN2及びRN4に変換される。
次に、ステップST12により、電圧分布演算部32が、解析設定・モデル入力部20からの伝送線路モデル40Sにおいて、伝送ケーブル40の両端を時間反転信号RN1及びRN3とRN2及びRN4の信号源の位置とする。電圧分布演算部32は、時間反転信号演算部31からの時間反転信号RN1及びRN3とRN2及びRN4を励振波形とした時間を遡行するFDTD法を用いた伝送路解析を実施する。まず、電圧分布演算部32は、時間反転信号RN1及びRN3とRN2及びRN4における時刻tにおける電圧電流分布を演算し、演算結果をモード電圧演算部35に与える。
ステップST13により、モード電圧演算部35は、上記(1)式に基づき差動モード電圧vdiff(x)を演算する。
ステップST14により、モード電圧演算部35は、上記(2)式に基づきコモンモード電圧vcomm(x)を演算する。
次に、ステップST15により、時間反転信号演算部31からの時間反転信号RN1及びRN3とRN2及びRN4における時刻t-Δt(n=1)の電圧電流分布を演算し、演算結果をモード電圧演算部35に与える。
ステップST16により、モード電圧演算部35は、差動モード電圧vdiff(x)を、ステップST17により、コモンモード電圧vcomm(x)を演算し、ステップST18に進む。
ステップST18では、伝送路解析結果が終了条件、(t-Δt×n)≦0であるか、電圧分布演算部32による演算の繰返回数を満たしたか、巻戻時間を満たしたかのいずれかを判定する。
終了条件を満足していない場合は、nの値に1プラスした値をΔtに乗算し、ステップST15に戻り、時刻t-Δt×2(n=2)における時間反転信号RN1及びRN3とRN2及びRN4における電圧電流分布を演算し、ステップST16、ステツプST17、ステップST18と進み、ステップST18により伝送路解析結果が終了条件を満足するまで、ステップST18→ステップST15→ステップST16→ステップST17→ステップST18が繰り返される。
すなわち、電圧分布演算部32では、時刻tから終了条件が満足するまで、過去にさかのぼって時間反転信号RN1及びRN3とRN2及びRN4における電圧電流分布を演算する。
ステップST18において、伝送路解析結果が終了条件を満足すると、ステップST19に進み、モード電圧演算部35により得た差動モード電圧vdiff(x)の電圧値のうちのピーク値の位置をモード変換位置としてモニタに出力し、モード電圧演算部35により得たコモンモード電圧vcomm(x)の電圧値のうちのピーク値の位置をコモンノイズ侵入位置としてモニタに出力する
その結果、モニタには、伝送ケーブル40における高周波ノイズのコモンノイズ侵入位置及びモード変換位置(非平衡部分)が表示され、伝送ケーブル40における高周波ノイズの侵入位置を高精度に特定することができ、かつ、モード変換位置(非平衡部分)を特定することができ、より適切なノイズ対策を実施できる。
ステップST11からステップST18が演算ステップである。
なお、実施の形態2において、電圧分布演算部32がモード変換位置を得る機能とコモンノイズ侵入位置を得る機能の両機能を備えたものとしたが、用途に応じて、両機能のうちのいずれか一方の機能を備えるものでもよい。
なお、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係るノイズ侵入位置推定装置は、高周波信号を伝搬する信号導体を一対有する平衡伝送路で用いられる伝送ケーブルに対して、高周波ノイズの伝送ケーブルの侵入位置を推定する装置に好適である。
100 ノイズ源位置推定装置は、10 測定部、11a 第1のセンサ、11b 第2のセンサ、11c 第3のセンサ、11d 第4のセンサ、11a1~11d1 プローブ、12 メモリ、20 解析設定・モデル入力部、30 演算部、31 時間反転信号演算部、32 電圧分布演算部、33 ピーク検出部、34 出力部、35 モード電圧演算部、40 伝送ケーブル。

Claims (3)

  1. 対の信号導体を有する伝送ケーブルの離隔した2点の観測点における伝送ケーブル上のノイズの波形の時間変化を同時に測定する一対の対の検出部を有する測定部と、
    前記測定部から同時に測定された一対の対のノイズの波形を受け、受けた一対の対のノイズの波形を時間反転し、前記伝送ケーブルの電気的特性を反映した伝送線路モデルにおいて、前記2点の観測点を時間反転したノイズの信号源の位置とし、時間反転した波形を励振波形とした伝送路解析を実施し、当該伝送路解析結果から得たモード電圧値のうちのピーク値の位置を前記伝送ケーブルへのノイズの侵入位置として出力する演算部と、
    を備え、
    前記演算部におけるモード電圧値の演算は、時間反転した波形を、対の検出部の一方の検出部と他方の検出部それぞれにおいて電圧の和の1/2にするためのコモンモードの波形として演算し、
    前記演算部により出力されるノイズの侵入位置を、前記コモンモードの波形により実施された伝送路解析結果から得たコモンモードの電圧値のうちのピーク値の位置であるコモンノイズ侵入位置としたノイズ侵入位置推定装置。
  2. 差動対の信号導体を有する伝送ケーブルの離隔した2点の観測点における伝送ケーブル上のノイズの波形の時間変化を同時に測定する一対の対の検出部を有する測定部と、
    前記測定部から同時に測定された一対の対のノイズの波形を受け、受けた一対の対のノイズの波形を時間反転し、前記伝送ケーブルの電気的特性を反映した伝送線路モデルにおいて、前記2点の観測点を時間反転したノイズの信号源の位置とし、時間反転した波形を励振波形とした伝送路解析を実施し、当該伝送路解析結果から得たモード電圧値のうちのピーク値の位置を前記伝送ケーブルへのノイズの侵入位置として出力する演算部と、
    を備え、
    前記演算部におけるモード電圧値の演算は、時間反転した波形を、対の検出部の一方の検出部と他方の検出部それぞれにおいて、電圧の差にするための差動モードの波形と、電圧の和の1/2にするためのコモンモードの波形として演算し、
    前記演算部により出力されるノイズの侵入位置を、前記差動モードの波形により得た差動モードの電圧値のピーク値の位置であるモード変換位置と、前記コモンモードの波形により得たコモンモードの電圧値のピーク値の位置であるコモンノイズ侵入位置としたノイズ侵入位置推定装置。
  3. 差動対の信号導体を有する伝送ケーブルの離隔した2点の観測点における伝送ケーブル上のノイズの波形の時間変化を同時に測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにより同時に測定された一対の対のノイズの波形を時間反転し、前記伝送ケーブルの電気的特性を反映した伝送線路モデルにおいて、前記2点の観測点を前記時間反転したノイズの信号源の位置とし、前記時間反転した波形を電圧の差にするための差動モードの波形とし、前記時間反転した波形を電圧の和の1/2にするためのコモンモードの波形とし、前記差動モードの波形により得た差動モードの電圧値のうちのピーク値の位置を前記伝送ケーブルのモード変換位置とし、前記コモンモードの波形により得たコモンモードの電圧値のうちのピーク値の位置を前記伝送ケーブルへのコモンノイズ侵入位置とする演算ステップと、
    を備えたノイズ侵入位置推定方法。
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