JP3124637B2 - ケーブル事故点標定方法 - Google Patents

ケーブル事故点標定方法

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JP3124637B2 JP04232797A JP23279792A JP3124637B2 JP 3124637 B2 JP3124637 B2 JP 3124637B2 JP 04232797 A JP04232797 A JP 04232797A JP 23279792 A JP23279792 A JP 23279792A JP 3124637 B2 JP3124637 B2 JP 3124637B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルに放電等の事
故が発生した際に、事故点を標定するケーブル事故点標
定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルが絶縁破壊した瞬間に、破壊点
には急峻な電圧低下が生ずる。この電圧低下は急峻な立
ち上がりを持つサージ波形と呼ばれる進行波となり、導
体とシース間を伝播してゆく。このサージ波形は、ケー
ブルの構造と材料から決まる速度で伝播するので、ケー
ブルの両端でサージ波形の到達した時刻を観測し比較す
れば、事故点を標定することができることが知られてい
る。
【0003】ケーブルの両端末にサージ波形が到達した
時刻の時間差をt、ケーブルの長さをLc、サージ波形の
伝搬速度をVとすれば、端末から事故点までの距離Lfは
次の式で簡単に示される。 Lf=(Lc−V・t)/2
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、ケーブルの両端でサージ波形の到達した時間
を観測する際にトリガレベルを決めるコンパレータとカ
ウンタ回路を使用しているため、ケーブルの線路長が長
く、サージ波形に鈍化が生じた場合に、図5のグラフ図
に示すように、トリガレベルLに達するまでの時間遅れ
τが標定誤差の原因となり、標定精度が低下するという
欠点がある。
【0005】また、精度を向上させるため、トリガレベ
ルLを低くしても、ノイズによる影響を受けて誤動作の
原因となってしまい、精度の向上には限界がある。
【0006】本発明の目的は、サージ波形の鈍化による
誤差をなくし、標定精度の高いケーブル事故点標定方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手投】上述の目的を達成するた
めの本発明に係るケーブル事故点標定方法は、ケーブル
の事故点で発生するサージ波形を前記ケーブルの両端末
で検出し、前記サージ波形を逐次高速にA/D変換し、
そのデータを記憶しこれらのデータを基に前記ケーブル
の両端末に前記サージ波形の立ち上がり点が到達した時
刻を求め、これらの時刻を比較することにより前記事故
点位置を標定するケーブル事故点標定方法において、前
記ケーブルの両端末に到達するサージ波形の立ち上がり
点到達時刻を、前記サージ波形の立ち上がり形状データ
に対して3次乃至5次の近似多項式を適用してCPUに
より自動補正することを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有するケーブル事故点標定方法
は、サージ波形を常時、高速にA/D変換してそのデー
タをメモリに記憶保存しておき、ケーブルの両端末に到
達するサージ波形の立ち上がり点到達時刻を、サージ波
形の立ち上がり形状データに対して3次〜5次の近似多
項式を適用してCPUにより自動補正した上で、これら
の時刻を比較することによりケーブルの事故点を標定す
る。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明のケーブル事故点標定方法を実現す
るための構成図である。ケーブルCの両端A,Bにはそ
れぞれ光磁界センサT1,T2が設けられ、光磁界センサT
l,T2の出力側には光ファイバF1,F2を介して、A/D
変換器、メモリを有する標定装置Sが接続されている。
【0010】ケーブルCの事故点Xに放電等の事故が発
生した場合に、事故点で発生するサージ波形を両端A,
Bにおける光磁界センサTl,T2で検出し、その波形を常
時、標定装置SでA/D変換しメモリに保存しておき、
サージ波形の立ち上がり点が到達した時刻をそれぞれ求
める。そして、これらの観測された時刻を比較すること
によりケーブルCの事故点Xを標定する。
【0011】図2は光磁界センサTl或いは光磁界センサ
T2で検出されたサージ波形を標定装置SでA/D変換し
た際のグラフ図である。図2中のM点が、サージ波形の
立ち上がり点が到達した時刻となる。
【0012】この場合の問題点は、サージ波形の立ち上
がり部分に振動波形が見られるような場合に、立ち上が
り点の特定が困難になることである。実際に、振動波形
が観測された例も多く、立ち上がりのデータポイントが
数点ずれると、それが標定誤差になる。本実施例で使用
の標定装置Sでは、1ポイントのずれは約5mの誤差を
発生させる。
【0013】そこで、本発明においては、ケーブルの両
端末に到達するサージ波形の立ち上がり点到達時刻を、
サージ波形の立ち上がりの形状に対して3次〜5次の近
似多項式を適用し、後述するようにCPUにより自動補
正を加えて算出するようにしている。。
【0014】図3は光磁界センサTl或いは光磁界センサ
T2で検出されたサージ波形を標定装置SでA/D変換
し、5次の多項式近似を適用してサージ波形の立ち上が
り点の到達した時刻を外挿した際のグラフ図である。図
3中のN点が、サージ波形の立ち上がり点が到達した時
刻となる。両端A、Bで観測された時刻を比較すること
によりケーブルCの事故点Xを標定する。
【0015】図4は多項式近似の次数を2次から5次に
変えたときの標定誤差とサージ波形の鈍化の関係を示し
たグラフ図である。多項式の次数が3,4,5次のと
き、サージ波形が10%〜90%まで立ち上がる際に掛
かる時間が0.5μ秒から5.5μ秒まで変化しても、
標定誤差は±2m以内である。
【0016】この計算は標定装置S内のCPUによって
自動的に行われる。計算は多項近似式の次数+1の偏微
分方程式を連立させ、その行列式をガウスの消去法で解
いているため、次数が高くなるほど計算時間は増加する
が、5次の場合でも数秒程度である。
【0017】なお、サージ電流の検出には、本実施例の
光磁界センサ以外に、電流変成器なども用いることがで
きることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るケーブ
ル事故点標定方法は、ケーブルの両端末に到達するサー
ジ波形の立ち上がり点到達時刻を、前記サージ波形の立
ち上がり形状データに対して3次乃至5次の近似多項式
を適用してCPUにより自動補正するようにしたから、
サージ波形の立ち上がり部分に振動波形が存在していて
も立ち上がり点が正確に特定され到達時刻を正確に求め
ることができ、標定精度の向上が可能である。また、サ
ージ波形をデジタルデータに変換しているので、事故時
のサージ波形を保存することができ、後の解析に役立て
られる。更に、デジタルパルスレーダのようなポータブ
ルな測定器にも、活線状態での常時監視システムにも適
用でき、汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための構成図である。
【図2】サージ波形をA/D変換した際のグラフ図であ
る。
【図3】サージ波形をA/D変換し、5次の多項式近似
を適用した際のグラフ図である。
【図4】各次数の多項近似を行った際の標定誤差とサー
ジ波形の鈍りの関係のグラフ図である。
【図5】サージ波形のグラフ図である。
【符号の説明】
C ケーブル Tl,T2 光磁界センサ Fl,F2 光ファイバ S 標定装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルの事故点で発生するサージ波形
    を前記ケーブルの両端末で検出し、前記サージ波形を逐
    次高速にA/D変換し、そのデータを記憶しこれらのデ
    ータを基に前記ケーブルの両端末に前記サージ波形の立
    ち上がり点が到達した時刻を求め、これらの時刻を比較
    することにより前記事故点位置を標定するケーブル事故
    点標定方法において、 前記ケーブルの両端末に到達するサージ波形の立ち上が
    り点到達時刻を、前記サージ波形の立ち上がり形状デー
    タに対して3次乃至5次の近似多項式を適用してCPU
    により自動補正することを特徴とするケーブル事故点標
    定方法。
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