JP2560509B2 - データ伝送回路および方法 - Google Patents

データ伝送回路および方法

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JP2560509B2
JP2560509B2 JP4767990A JP4767990A JP2560509B2 JP 2560509 B2 JP2560509 B2 JP 2560509B2 JP 4767990 A JP4767990 A JP 4767990A JP 4767990 A JP4767990 A JP 4767990A JP 2560509 B2 JP2560509 B2 JP 2560509B2
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昇 庄子
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ伝送回路および方法特に、伝送媒体
の長さを測定するデータ伝送回路および方法に関する。
〔従来の技術〕 近年、ローカルエリアネットワーク(LAN)などの普
及にともない、数100mから数10kmまでの比較的長い伝送
媒体を使用するデータ伝送が数多く行われるようになっ
てきている。LANは、システム構成を容易に変更できる
ことが特徴の一つであるため、伝送媒体の延長や縮小も
頻繁におこなわれる。新規の伝送媒体の布設時の検査に
はもちろんのこと、布設後の保守や、システム構成変更
後の検査にも、伝送媒体の長さを容易にそして正確に測
定できる技術は、重要である。
従来、伝送媒体の長さを測定する機能を持ったデータ
伝送回路は、例がない。付設された伝送媒体の長さを測
定するには、一般には、伝送媒体をデータ伝送回路から
分離し、タイムドメインリフレクトメータを使用して伝
送媒体の片端からパルス信号を駆動し遠端からの反射信
号が戻ってくるまでの遅延時間を測定し、得られた遅延
時間を単位長当りの遅延時間と往復分の2で割ることに
より行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の伝送媒体長の測定技術は、タイムドメ
インリフレクトメータという特別なそして高価な測定器
が必要になるという欠点がある。また、伝送媒体をデー
タ伝送回路から分離しなければ測定できないため、容易
には行えないという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のデータ伝送回路は、伝送媒体を用いて1対1
の双方向のデータ伝送を行なうデータ伝送回路におい
て、伝送媒体の長さを測定する長さ測定状態に設定する
ことが可能であり、前記測定状態に設定した場合には、
伝送媒体にデータの伝送を開始した時に時間測定を開始
し相手局より折返されたデータを受信した時に時間測定
を停止する時間測定回路と、前記時間測定回路の測定値
より伝送媒体の長さを計算する演算回路とを有してい
る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。送信
データと送信イネーブル信号とを入力する駆動回路1
と、駆動回路1により駆動される伝送媒体2と、伝送媒
体2からの受信データを再生する受信回路3と、受信回
路3の出力と送信データ2と制御信号1とを入力するマ
ルチプレクサ4と、マルチプレクサ4の出力を入力する
駆動回路5と、駆動回路5により駆動される伝送媒体6
と、伝送媒体6からの受信データを再生する受信回路7
と、受信回路7の出力を入力する受信イネーブル回路8
と、送信イネーブル信号と制御信号2と受信イネーブル
回路8の出力とを入力する時間測定回路9と、時間測定
回路9の出力を入力する演算回路10とから構成される。
伝送媒体の長さを測定する長さ測定状態に設定されて
いる場合には、送信イネーブル信号がイネーブル(高レ
ベル)されると、駆動回路1は送信データ1を伝送媒体
2に出力する。また、それと同時に時間測定回路9の時
間測定機能をイネーブルし、時間測定を開始する。駆動
されたデータは伝送媒体2を伝播してゆき、受信回路3
に入力する。
受信回路3は、受信したデータを振幅再生とリタイミ
ングの両方(あるいは振幅再生だけの場合もある)をお
こない、受信データ2を出力する。
マルチプレクサ4は、受信データ2と送信データ2と
を入力するが、制御信号2により、長さ測定状態では受
信データ2を選択して出力する。通常の動作では、送信
データ2を選択する。駆動回路5は、マルチプレクサ4
により折返された受信データ2を伝送媒体6に出力す
る。
伝送媒体6を伝播したデータは、受信回路7に入力す
る。受信回路7は、受信回路3と同様にデータを再生し
受信データ1を出力する。受信データ1が出力されると
受信イネーブル回路8は、受信イネーブル信号を出力し
て時間測定回路9の時間測定を停止させる。時間測定回
路9は、時間測定の開始から停止するまでの測定した値
を演算回路10に出力する。演算回路10は、入力した値か
ら伝送媒体の長さを計算する。計算方法は、後述する。
第2図は、回路各部の動作を示すタイムチャートであ
る。
駆動回路1の出力をA点、受信回路3の入力をB点、
駆動回路5の出力をC点、受信回路7の入力をD点、受
信イネーブル回路8の出力をE点、時間測定回路9の出
力をF点とする。また、伝送媒体2の遅延時間をT1、B
点の入力からC点の出力までの遅延時間すなわち受信回
路3とマルチプレクサ4および駆動回路5の遅延時間の
和をT2、伝送媒体6の遅延時間をT3、D点の入力からE
点の出力までの遅延時間すなわち受信回路7と受信イネ
ーブル回路8の遅延時間の和をT4とする。時間測定回路
9の測定値をTDとすると、TDは次式であらわされる。
TD=T1+T2+T3+T4 伝送媒体2と伝送媒体6は、同一ケーブル内の2線を
使用するとして長さは同じとみなす(同じでない場合は
伝送媒体の総和を測定することになる)。また、伝送媒
体2の長さをL、伝送媒体2の単位長あたりの遅延時間
をT0とすると、 T1=T2=L×T0 TD=2×L×T0+(T2+T4) となる。ゆえに、 となる。時間測定回路9の測定値TDから、演算回路10で
上述の計算を行うことにより、伝送媒体2および伝送媒
体6の長さLを求めることができる。T2およびT4は、固
定した遅延時間であり、伝送媒体の遅延時間よりも小さ
い値にした方が精度よく測定できる。
一例として、装置間の伝送媒体が光ケーブルであり、
遅延時間の測定値が20.2μs,装置内の遅延時間すなわち
T2およびT4がそれぞれ100nsである場合には、光ケーブ
ルの1mあたりの遅延時間を5nsとすると、光ケーブルの
長さは、片道2kmであることが求められる。時間測定回
路のクロック周波数を125MHzにした場合は、周期は8ns
であるため、測定精度は±8ns、光ケーブルの長さで
は、±1.6mの精度となり、0.2%以下の精度が得られ
る。
伝送媒体2と伝送媒体6は、電気ケーブルあるいは光
ケーブルのどちらでもよい。光ケーブルの場合は、駆動
回路と受信回路がそれぞれ電気/光変換と光/電気変換
機能を持つ以外は、同じに考えられる。
受信イネーブル回路8は、ワンショット回路を使用し
て実現できる。また、時間測定回路9は、カウンタ回路
を使用し、送信イネーブル信号が低レベルのときはリセ
ットしておき、高レベルになった時にカウントを開始
し、受信イネーブル信号が立上がったときに、カウント
クロック信号を禁止してカウントを停止させることによ
り実現できる。カウントクロック信号の周波数が高くす
れば、測定精度を高くすることができる。演算回路10
は、一般の演算回路を用いて、容易に実現できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、伝送媒体を伝播したデ
ータを相手局で折返し、送信局に返ってくるまでの時間
を測定し、伝送媒体の長さを算出することにより、特別
な測定器を使用しないで容易にかつ精度よく伝送媒体の
長さを測定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は一実
施例のタイムチャートである。 1,5……駆動回路、2,6……伝送媒体、3,7……受信回
路、4……マルチプレクサ、8……受信イネーブル回
路、9……時間測定回路、10……演算回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の送信データと送信イネーブル信号と
    にもとづいて第1の伝送媒体の一端を駆動する第1の駆
    動回路と、前記第1の伝送媒体の他端からの受信データ
    を再生する第1の受信回路と、前記第1の受信回路の出
    力と第2の送信データと制御信号とにもとづいて第2の
    伝送媒体の一端を駆動するマルチプレクサと、前記第2
    の伝送媒体の他端からの受信データを再生する第2の受
    信回路と、前記第2の受信回路の出力にもとづいて受信
    イネーブル信号を出力する受信イネーブル回路と、前記
    送信イネーブル信号で計時を開始し前記受信イネーブル
    信号で計時を終了する時間測定回路と、前記時間測定回
    路で測定された時間から前記第1と第2の伝送媒体の長
    さを計算する演算回路とを含むことを特徴とするデータ
    伝送回路。
  2. 【請求項2】伝送媒体を用いて1対1の双方向のデータ
    伝送を行なうデータ伝送方法において、前記伝送媒体を
    データ伝送回路から分離せずに前記伝送媒体の長さを測
    定する長さ測定状態に設定することが可能であり、前記
    測定状態に場合には、前記伝送媒体にデータの伝送を開
    始した時に時間測定を開始し、相手局より折返されたデ
    ータを受信した時に時間測定を停止する時間測定手順
    と、前記時間測定手順の測定値より伝送媒体の長さを計
    算する演算手順とを有することを特徴とするデータ伝送
    方法。
JP4767990A 1990-02-27 1990-02-27 データ伝送回路および方法 Expired - Lifetime JP2560509B2 (ja)

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JPH03249823A JPH03249823A (ja) 1991-11-07
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JPH01175428A (ja) * 1987-12-29 1989-07-11 Nec Corp ローカルエリアネットワーク

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