JP6287077B2 - 電池収容体、電子機器及びガス排出構造 - Google Patents

電池収容体、電子機器及びガス排出構造 Download PDF

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Description

本発明は、電池収容体、電子機器及びガス排出構造に関する。
従来、二次電池を内蔵する電子機器においては、急激な温度上昇や電池内部の電極の短絡などが生じると、電解液が気化して電池内部からガスが漏れてしまう場合があるため、製品の筐体に防爆弁(ガス抜きをするためのガス排出弁)が設けられることで、製品の破裂が防止されている。
ところで、一般に、ガス漏れを起こした電池は、使用不能となる。そのため、電池のガス漏れが発生した場合には、その事実をユーザが確認できることが好ましい。このような観点から、近年、防爆弁から放出されたガスの排出用ダクトに透明窓を設けておくという技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、100℃以上の高温ガスが電池から漏れて防爆弁から噴出され、排出用ダクトを通過すると、その透明窓にススが付くため、ガス漏れの発生をユーザが確認できる。
特開2011−204577号公報
しかしながら、ユーザに携帯されるような小型の電子機器の二次電池では、安全性の観点から低温のガスが漏れることが好ましいため、近年、例えば二次電池としてリチウムイオン電池が使用される場合には、特段高温とはいえず、かつ無色の二酸化炭素などのガスが漏れるようになっている。そして、このようなガスが漏れる場合に、上記特許文献1に記載の技術では、ガスが通過しても透明窓にススが付かないため、ガス漏れの発生を確認することができない。また、この技術では、ガスを排出するための排出口が筐体に設けられており、筐体に気密性がないため、電子機器を防水することができない。
本発明の課題は、気密的に収容される電池から漏れるガスを外部に放出させるとともに、ガスの放出を確認することのできる電池収容体、電子機器及びガス排出構造を提供することである。
本発明の電池収容体は、
電池を収容する電池収容体において、
電池を気密的に収容する気密収容室と、
前記気密収容室の内圧が所定圧以上になった場合に、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出するガス放出部と、
前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた当該ガスとは異なる流体を外部から視認可能な当該電池収容体内の所定位置に移動させることによりガス放出を報知するガス放出報知部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の電子機器は、
本発明の電池収容体と、
前記電池収容体における前記電池から電力を供給される電子機器本体と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明のガス排出構造は、
電池を気密的に収容する気密収容室を有する電池収容体のガス排出構造において、
前記気密収容室の内圧が所定圧以上になった場合に、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出するガス放出部と、
前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた当該ガスとは異なる流体を外部から視認可能な当該電池収容体内の所定位置に移動させることによりガス放出を報知するガス放出報知部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、気密的に収容される電池から漏れるガスを外部に放出させるとともに、ガスの放出を確認することができる。
(a)は電子機器を示す斜視図であり、(b)は電子機器を示す分解斜視図である。 電子機器本体の概略構成を示す断面図である。 ベルトコネクターなどを示す図である。 (a)はシート部材を示す斜視図であり、(b)は(a)のI-I線に沿った面の矢視断面図であり、(c)は外側プレートを示す図である。 ベルト本体やベルトコネクターなどの断面図である。 ガス排出構造の作用効果を説明するための図である。 (a)はシート部材を示す斜視図であり、(b)は(a)のII-II線に沿った面の矢視断面図であり、(c)は外側プレートを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電子機器の実施形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[1.電子機器]
図1は、本実施形態における電子機器1を示す図である。
この図に示すように、本実施の形態における電子機器1は、環状をなしてユーザの手首に装着されるリスト型端末であり、板状の電子機器本体2と、2つのベルト3とを備えている。なお、以下の説明においては、便宜的に、電子機器本体2の視認側を上側、その反対側を下側として上下方向を設定し、2つのベルト3のうち、一方のベルト3(以下、ベルト3Aとも称する)の側を前側、他方のベルト3(以下、ベルト3Bとも称する)の側を後側として前後方向を設定し、更に、前側から後側を見たときの左右に基づいて左右方向を設定して説明に用いる。また、電子機器1がユーザの手首に装着されたときの手首に近い側を内周側とし、手首から遠い側を外周側として説明に用いる。
[2.電子機器本体]
電子機器本体2は、矩形板状に形成されており、図2に示すように、内部に電子部品Dを気密的に収容している。
より具体的には、電子機器本体2は、上下方向に貫通口20aが形成された矩形枠20を有している。この貫通口20aの上端部には、透明なトップカバー21が嵌め込まれており、貫通口20aの下端部は裏蓋22で覆われている。そして、トップカバー21の下方にはディスプレイ23が配設され、ディスプレイ23と裏蓋22との間には、PCB(Printed circuit board:プリント回路板)24が配設され、PCB24上には少なくとも1つの電子部品Dが搭載されている。これにより、矩形枠20と、トップカバー21と、裏蓋22とで形成される空間に、ディスプレイ23や電子部品Dが気密的に収容されている。なお、本実施の形態においては、PCB24は、上面に電力供給用の端子(図示せず)を有している。
また、図1(b)に示すように、上述の矩形枠20における前後方向の各端面には孔部29が設けられており、各端面における左右方向の両端部には、突起部(被装着部)28が設けられている。
このうち、孔部29は、PCB24上における電力供給用の端子(図示せず)を露出させており、後述のベルト3における突出部41と嵌合するようになっている。
突起部28は、電子機器本体2にベルト3を装着するための部分であり、矩形枠20における前後方向の各端面から、前方または後方に突出している。各突起部28には、左右方向に貫通する貫通口280が設けられている。
これら各突起部28の貫通口280のうち、前側の2つの突起部28(以下、突起部28Aとも称する)の貫通口280には、棒状の1本の固定シャフト29Aが挿通可能となっており、この固定シャフト29Aの両端部はネジNによって貫通口280に固定可能となっている。そのため、固定シャフト29Aを一方の突起部28Aの貫通口280、ベルト3Aにおける後述の貫通口40、他方の突起部28Aの貫通口280の順に挿通させた状態で、当該固定シャフト29Aの両端部をネジNで固定することにより、電子機器本体2に対してベルト3Aが着脱可能に装着されることとなる。
同様に、後側の2つの突起部28(以下、突起部28Bとも称する)の貫通口280には、棒状の1本の固定シャフト29Bが挿通可能となっており、この固定シャフト29Bの両端部はネジNによって貫通口280に固定可能となっている。そのため、固定シャフト29Bを一方の突起部28Bの貫通口280、ベルト3Bにおける後述の貫通口40、他方の突起部28Bの貫通口280の順に挿通させた状態で、当該固定シャフト29Bの両端部をネジNで固定することにより、電子機器本体2に対してベルト3Bが着脱可能に装着されることとなる。
[3.ベルト]
2つのベルト3は、図1に示すように、電子機器本体2における前側の突起部28Aと、後側の突起部28Bとにそれぞれ装着され、かつベルト3同士で互いに係合することで、電子機器本体2と協働して環状をなすようになっている。このベルト3は、可撓性を有する帯状のベルト本体30と、ベルト本体30を電子機器本体2に連結させるベルトコネクター4と、ベルト3同士を係合させるバックル33とを有している。
[3−1.バックル]
このうち、バックル33は、電子機器本体2に装着された他のベルト3のバックル33に対して着脱可能に係合する部材であり、ベルト本体30の先端側(電子機器本体2とは反対の側)に連結されている。
[3−2.ベルトコネクター]
ベルトコネクター4は、左右方向に延在する柱状の部材であり、ベルト本体30の基端側(電子機器本体2の側)に連結されている。このベルトコネクター4は、左右方向の長さが2つの突起部28Aの間隔(または2つの突起部28Bの間隔)よりも小さくなっており、これら突起部28A(または突起部28B)の間に配設されて電子機器本体2の前端面(または後端面)に当接可能になっている。
ベルトコネクター4には、図1、図3に示すように、左右方向に貫通する貫通口40が設けられている。この貫通口40には、ベルト3が電子機器本体2に装着されるときに、上述の固定シャフト29A、29Bが挿通されるようになっている。なお、図3では、図示の便宜上、前側のベルト3Aにおけるベルトコネクター4を図示しているが、後側のベルト3Bにおけるベルトコネクター4も同様の構造となっている。
ベルトコネクター4における電子機器本体2との対向面(前面または後面)には、当該電子機器本体2の側に突出した突出部41が設けられている。この突出部41は、ベルト3が電子機器本体2に装着されるときに、矩形枠20の孔部29に挿入され、当該孔部29と嵌合するようになっている。また、図3(b)に示すように、突出部41は、先端部に端子41aを有するとともに、側周面にOリング41bを有している。端子41aは、突出部41が孔部29に挿入されるときに、上述のPCB24上における電力供給用の端子に接続されるようになっている。Oリング41bは、突出部41が孔部29に挿入されるときに、孔部29と突出部41との隙間をシールするようになっている。
更に、ベルトコネクター4におけるベルト本体30との対向面(本実施の形態においては下面)43には、上述の端子41aに接続された端子43cと、端子43cを左方、右方及び前方から囲うようにベルト本体30の側、つまり下側に向かって突出した突出部45とが設けられている。より具体的には、突出部45は、対向面43における左縁部と、前縁部と、右縁部とに亘って形成され、下方から見て略コ字状をなしている。この突出部45は、全体として、ベルト本体30における基端側の部分よりも、ベルト3の厚さ方向の寸法と、左右方向の寸法とがそれぞれ小さくなっている。また、図3(c)に示すように、突出部45における左右方向の中央部には、ベルト3の厚さ方向に貫通する矩形状の貫通口46が設けられている。なお、本実施の形態においては、貫通口46における外周側(ユーザの手首から遠い側)の開口部分(以下、外周側開口部とする)460は、外周側に向かって突出した状態となっている。
この貫通口46の内部には、ガス排出構造Bが配設されている。
ガス排出構造Bは、貫通口46を挟んで一方の側の空間と、他方の側の空間との気圧差が所定圧以上になった場合にガスを通すことで、爆発を防ぐ構造である。このガス排出構造Bは、内周側(ユーザの手首に近い側、後述の気密収容室Kの内側)から順に、内側プレート47、シート部材48及び外側プレート49を有している。より詳細には、これら内側プレート47、シート部材48及び外側プレート49は、それぞれ矩形状に形成され、貫通口46を塞ぐように互いに平行に配設されている。
このうち、内側プレート47は、板状の部材であり、当該内側プレート47の厚さ方向に貫通する複数の貫通口470を中央部に有している。但し、貫通口470は1つのみであっても良い。この内側プレート47は、シート部材48に当接している。
シート部材48は、可撓性を有するシート状の部材であり、周縁部が内側プレート47に接着されるとともに、当該内側プレート47によって裏打ちされている。これにより、シート部材48は、貫通口46を通過するようなガスの流れを遮っており、後述の気密収容室Kの壁部の一部を構成している。このシート部材48は、図4(a),(b)に示すように、内部に液体封入室480を有しており、この液体封入室480には有色(例えば赤色)の液体Eが封入されている。液体Eは、空気に触れると固まる性質を有している。なお、このような液体Eとしては、従来より公知の任意の液体を着色して用いることができる。
外側プレート49は、透明な板状の部材であり、図4(c)に示すように、当該外側プレート49の厚さ方向に貫通する複数の貫通口490を有するとともに、シート部材48側の面における少なくとも中央部の領域に、複数の鋭利な突起491を有している。この外側プレート49は、シート部材48に対向した状態で、当該シート部材48に対して所定の間隔をあけて配設されている。これにより、突起491は、外周側(ユーザの手首から遠い側、後述の気密収容室Kの外側)から、シート部材48に対向するように配設された状態となっている。なお、貫通口490及び突起491は1つのみ設けられていても良い。
図3(a)に示すように、以上の突出部45における外周側の面には、矩形板状の支持プレート400がネジ400Aによって固定されている。より詳細には、支持プレート400は、ベルトコネクター4における対向面43から垂下するよう配設されており、突出部45における貫通口46の外周側開口部460を露出させるように、上端部が矩形状に切り欠かれている。なお、支持プレート400は、可撓性を有していても良い。
この支持プレート400における内周側の面には、図3(b)に示すように、電源部5が支持されている。
電源部5は、電子機器本体2に電力を供給する電池50と、異常時に電力の供給を遮断するための保護回路基板51とを備えている。
電池50は、本実施の形態においては、板状に形成されており、ベルト3の厚さ方向に薄くなっている。なお、この電池50はリチウムイオン電池などの2次電池となっているが、1次電池であっても良い。
保護回路基板51は、端子510と、図示しないヒューズとを有しており、電池50に対して電気的に接続されるとともに、端子510によって対向面43の端子43cに対し電気的に接続されている。これにより、電池50は、保護回路基板51、端子43c、端子41aを介して電子機器本体2のPCB24上の各電子部品Dに電力を供給可能となっている。なお、以上の保護回路基板51と、電池50との間には、熱などによって両者が互いに影響を及ぼさないように、保護シート511が介在している。また、以上の電源部5は、可撓性を有していても良い。
[3−3.ベルト本体]
ベルト本体30は、図5に示すように、所定の厚さを有する帯状の部材であり、基端側の端部においてベルトコネクター4に連結されている。このベルト本体30における少なくとも基端側の部分の内部には、ベルトコネクター4の側の端面から当該ベルト本体30の先端側に向かって凹部300が設けられている。凹部300は、ベルトコネクター4の対向面43に設けられた突出部45と、当該突出部45に固定された電源部5とを収容している。
また、ベルト本体30における外周側の面には、外側プレート49を露出させるための孔部301が設けられている。この孔部301は、矩形状に形成されており、突出部45における貫通口46の外周側開口部460(外周側に向かって突出した部分)よりもサイズが小さくなっている。
以上のベルト本体30は、基端側の端部においてベルトコネクター4の対向面43に密着するとともに、孔部301においてベルトコネクター4の突出部45における貫通口46の外周側開口部460(外周側に向かって突出した部分)に密着している。
これにより、図中に破線で示すように、ベルト本体30における凹部300と、上述のベルトコネクター4における対向面43と、突出部45(貫通口46)と、ガス排出構造Bにおけるシート部材48とは、互いに協働して電源部5を気密的に収容する気密収容室Kを形成している。
[4.作用効果]
[4−1.電池に異常が無い場合の作用効果]
続いて、電池50に異常が無い場合のガス排出構造Bの作用効果について説明する。
図6(a)に示すように、電池50に異常が無い場合には、気密収容室Kの内圧が一定に維持されるため、ガス排出構造Bのシート部材48は変形せずに気密収容室Kの気密性を維持する。また、気密収容室Kの外圧が内圧よりも高くなった場合や、シート部材48に対して気密収容室Kの外部から風圧が加わった場合には、シート部材48が気密収容室Kの内側に膨出しようとするものの、シート部材48に対して気密収容室Kの内側には内側プレート47が当接しているため、シート部材48の変形が防止される。これにより、シート部材48が破けてしまうのが防止される。
[4−2.電池に異常が生じた場合の作用効果]
続いて、電池50に異常が生じた場合のガス排出構造Bの作用効果について説明する。
まず、電池50に異常が生じると、電池50からガスが漏れて気密収容室Kに充満し、気密収容室Kの内圧が高くなる。
気密収容室Kの内圧が高くなると、ガス排出構造Bのシート部材48が気密収容室Kの内側から外側に向かって押圧される結果、図6(a)、(b)に示すように、シート部材48が気密収容室Kの外側(外周側)に向かって膨出する。
そして、気密収容室Kの内圧が所定圧(例えば2気圧)以上になると、シート部材48が外側プレート49に到達し、突起491で突き破られる結果、シート部材48に開口部が形成される。これにより、気密収容室Kの内部のガスが気密収容室Kの外部に放出される。また、図6(c)に示すように、シート部材48の内部の液体Eが流出して外側プレート49を赤色に着色しつつ、空気に触れて固まる。そして、ユーザは孔部301を介して外側プレート49が着色されていることを視認することで、電池50からのガスの放出を確認することができる。なお、本実施の形態においては、外側プレート49は透明に形成されているため、液体Eは必ずしも外側プレート49の外周側の面に付着しなくても良い。
以上の実施形態によれば、電池50を気密的に収容する気密収容室Kの内圧が所定圧以上になった場合に気密収容室K内のガスが外部に放出され、外側プレート49が着色されるので、気密的に収容される電池50から漏れるガスを外部に放出させるとともに、ガスの放出を確認することができる。
また、気密収容室Kの壁部の少なくとも一部がシート部材48で構成され、シート部材48は気密収容室Kの内圧が所定圧以上になった場合に開口部を形成することで、当該気密収容室K内のガスを外部に放出するので、電池50から漏れるガスを確実に外部に放出することができる。
また、シート部材48に対して気密収容室Kの内側から当接して内側プレート47が配設されるので、気密収容室Kの外圧が内圧よりも高くなった場合や、シート部材48に対して気密収容室Kの外部から風圧が加わった場合であっても、シート部材48が気密収容室Kの内側に膨出して破けてしまうのを防止することができる。また、この内側プレート47には少なくとも1つの貫通孔が設けられているので、気密収容室Kの内圧が高くなった場合には、確実にシート部材48を気密収容室Kの外側に膨出させることができる。
また、気密収容室Kの内圧が所定圧以上になってシート部材48が気密収容室Kの外側に膨出した場合に、当該シート部材48を突起491が突き破って当該シート部材48に開口部を形成するので、シート部材48に確実に開口部を形成することができる。
また、シート部材48に対して気密収容室Kの外側に外側プレート49が配設されるので、気密収容室Kの外部からの異物によってシート部材48が破られてしまうのを防止することができる。また、この外側プレート49には少なくとも1つの貫通孔が設けられているので、シート部材48に開口部が形成された場合に、気密収容室Kの内部のガスを確実に放出することができる。
また、シート部材48の内部の液体が気密収容室Kの外側の部材に付着することで、当該外側の部材が着色されるので、ガスの放出を確実に確認することができる。
また、ベルト3に電池50が収容されているので、電子機器本体2に電池50が収容される場合と比較して、電子機器本体2を小型化することができる。
また、2つのベルト3に電池50が収容されているので、2つの電池50の一方のみがガス漏れを起こして使用不能になる場合であっても、何れのベルト3の外側プレート49が着色されているかを確認することで、使用不能になった電池50のみを交換することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態や変形例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る電子機器1は、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。
また、上記の実施形態においては、主としてベルト本体30の凹部300とベルトコネクター4の対向面43とで気密収容室Kが形成されることとして説明したが、ベルト本体30とベルトコネクター4との間に気密収容室Kが形成される限りにおいて、ベルトコネクター4に凹部が形成されても良いし、ベルト本体30とベルトコネクター4との両方に凹部が形成されても良い。
また、有色の液体Eをシート部材48に封入しておき、この液体Eの付着によって外側プレート49を着色することとして説明したが、無色の液体をシート部材48に封入するとともに、当該液体との間で呈色反応を行う物質を予め外側プレート49に塗布しておき、この無色の液体の付着によって外側プレート49を着色することとしても良い。また液体Eは、粉体等の流体(粉流体)であってもよい。さらに、粘性で無色のグリース等の流体を液体Eとしてシート部材48に封入しておき、ガスが放出された場合に、この流体を、ベルト3における外部から視認可能な部材、例えば外側プレート49等の位置に流動させることで、ガス放出を外部から視認できるようにしても良い。
また、シート部材48は1つの液体封入室480を有することとして説明したが、図7(a),(b)に示すように、小サイズの複数の液体封入室480を有しても良い。この場合には、シート部材48をカットしても内部の液体Eが全て流出することがないため、シート部材48を大きなサイズに形成しておき、必要なサイズにカットして使用することができる。そのため、電子機器1のサイズや貫通口46のサイズに関わらずにシート部材48をまとめて製造できる分、シート部材48の製造コストを低廉化することができる。但し、シート部材48に液体封入室480を複数形成する場合であっても、各液体封入室480はシート部材48の中央側の領域に形成されることが好ましい。
また、シート部材48が膨出して突起491により突き破られることでシート部材48に開口部が形成されることとして説明したが、シート部材48が膨出により自動的に破けることでシート部材48に開口部が形成されることとしても良い。シート部材48を自動的に破けるようにする手法としては、例えば液体封入室480の壁部を薄く形成したり、液体封入室480にミシン目を形成したりする手法が挙げられる。この場合には、図7(c)に示すように、外側プレート49に突起491を形成しなくても良い。
また、シート部材48が破れることで気密収容室Kに開口部が形成されることとして説明したが、シート部材48が内側プレート47や貫通口46から剥がれることで開口部が形成されることとしても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲をその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
電池を収容する電池収容体において、
電池を気密的に収容する気密収容室と、
前記気密収容室の内圧が所定圧以上になった場合に、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出するガス放出部と、
前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた流体を外部から視認可能な位置に移動させてガス放出を報知するガス放出報知部と、
を備えることを特徴とする電池収容体。
<請求項2>
請求項1記載の電池収容体において、
前記ガス放出報知部は、
前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた流体を外部から視認可能な位置に移動させることにより当該電池収容体の少なくとも一部を着色してガス放出を報知する着色部を有することを特徴とする電池収容体。
<請求項3>
請求項1または2記載の電池収容体において、
前記ガス放出部は、
前記気密収容室の壁部の少なくとも一部を構成するシート部材を有し、
前記シート部材は、
前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になった場合に開口部を形成することで、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出することを特徴とする電池収容体。
<請求項4>
請求項3記載の電池収容体において、
前記ガス放出部は、
少なくとも1つの貫通孔が設けられるとともに、前記シート部材に対して前記気密収容室の内側から当接して配設された内側板状部材を有することを特徴とする電池収容体。
<請求項5>
請求項3または4記載の電池収容体において、
前記ガス放出部は、
前記シート部材に対向するよう、前記気密収容室の外側に配設された突起を有し、
前記突起は、
前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になって前記シート部材が前記気密収容室の外側に膨出した場合に、当該シート部材を突き破って当該シート部材に前記開口部を形成することを特徴とする電池収容体。
<請求項6>
請求項5記載の電池収容体において、
前記ガス放出部は、
少なくとも1つの貫通孔が設けられるとともに、前記シート部材に対向して前記気密収容室の外側に配設された外側板状部材を有し、
前記突起は、
前記外側板状部材における前記シート部材の側の面に設けられていることを特徴とする電池収容体。
<請求項7>
請求項3〜6のいずれか一項に記載の電池収容体において、
前記シート部材は、
内部に有色の前記流体が封入されるとともに、前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になった場合に破けて前記開口部を形成するようになっており、
前記着色部は、
前記流体を前記気密収容室の外側の部材に付着させることで、当該外側の部材を着色することを特徴とする電池収容体。
<請求項8>
請求項3〜6のいずれか一項に記載の電池収容体において、
前記シート部材は、
内部に無色の前記流体が封入されるとともに、前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になった場合に破けて前記開口部を形成するようになっており、
前記着色部は、
前記流体との間で呈色反応を行う物質が塗布されて、前記気密収容室の外側に配設された部材を有し、
前記流体を前記部材に付着させることで、当該部材を着色することを特徴とする電池収容体。
<請求項9>
請求項7または8に記載の電池収容体において、
前記シート部材は、
前記流体が封入された流体封入室を複数有することを特徴とする電池収容体。
<請求項10>
請求項1〜9の何れか一項に記載の電池収容体において、
前記電池から電力を供給される電子機器本体に対して着脱可能なベルト状に形成されていることを特徴とする電池収容体。
<請求項11>
請求項10記載の電池収容体において、
前記電子機器本体は、当該電池収容体が装着される2つの被装着部を有し、
当該電池収容体は、
他の電池収容体と着脱可能に係合する係合部を備え、
前記電子機器本体における一方の前記被装着部に装着された状態で、
他方の前記被装着部に装着された他の電池収容体と係合して環状をなすことを特徴とする電池収容体。
<請求項12>
請求項1〜11の何れか一項に記載の電池収容体と、
前記電池収容体における前記電池から電力を供給される電子機器本体と、
を備えることを特徴とする電子機器。
<請求項13>
電池を気密的に収容する気密収容室を有する電池収容体のガス排出構造において、
前記気密収容室の内圧が所定圧以上になった場合に、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出するガス放出部と、
前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた流体を外部から視認可能な位置に移動させてガス放出を報知するガス放出報知部と、
を備えることを特徴とするガス排出構造。
1 電子機器
3 ベルト
47 内側プレート
48 シート部材
49 外側プレート
50 電池
480 液体封入室
491 突起
B ガス排出構造
K 気密収容室

Claims (13)

  1. 電池を収容する電池収容体において、
    電池を気密的に収容する気密収容室と、
    前記気密収容室の内圧が所定圧以上になった場合に、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出するガス放出部と、
    前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた当該ガスとは異なる流体を外部から視認可能な当該電池収容体内の所定位置に移動させることによりガス放出を報知するガス放出報知部と、
    を備えることを特徴とする電池収容体。
  2. 請求項1記載の電池収容体において、
    前記ガス放出報知部は、
    前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた前記流体を外部から視認可能な当該電池収容体内の所定位置に移動させることにより当該電池収容体の少なくとも一部を着色してガス放出を報知する着色部を有することを特徴とする電池収容体。
  3. 請求項2記載の電池収容体において、
    前記ガス放出部は、
    前記気密収容室の壁部の少なくとも一部を構成するシート部材を有し、
    前記シート部材は、
    前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になった場合に開口部を形成することで、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出することを特徴とする電池収容体。
  4. 請求項3記載の電池収容体において、
    前記ガス放出部は、
    少なくとも1つの貫通孔が設けられるとともに、前記シート部材に対して前記気密収容室の内側から当接して配設された内側板状部材を有することを特徴とする電池収容体。
  5. 請求項3または4記載の電池収容体において、
    前記ガス放出部は、
    前記シート部材に対向するよう、前記気密収容室の外側に配設された突起を有し、
    前記突起は、
    前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になって前記シート部材が前記気密収容室の外側に膨出した場合に、当該シート部材を突き破って当該シート部材に前記開口部を形成することを特徴とする電池収容体。
  6. 請求項5記載の電池収容体において、
    前記ガス放出部は、
    少なくとも1つの貫通孔が設けられるとともに、前記シート部材に対向して前記気密収容室の外側に配設された外側板状部材を有し、
    前記突起は、
    前記外側板状部材における前記シート部材の側の面に設けられていることを特徴とする電池収容体。
  7. 請求項〜6のいずれか一項に記載の電池収容体において、
    前記ガス放出部は、
    前記気密収容室の壁部の少なくとも一部を構成するシート部材を有し、
    前記シート部材は、
    内部に有色の前記流体が封入されるとともに、前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になった場合に破けて前記開口部を形成するようになっており、
    前記着色部は、
    前記流体を前記気密収容室の外側の部材に付着させることで、当該外側の部材を着色することを特徴とする電池収容体。
  8. 請求項〜6のいずれか一項に記載の電池収容体において、
    前記ガス放出部は、
    前記気密収容室の壁部の少なくとも一部を構成するシート部材を有し、
    前記シート部材は、
    内部に無色の前記流体が封入されるとともに、前記気密収容室の内圧が前記所定圧以上になった場合に破けて前記開口部を形成するようになっており、
    前記着色部は、
    前記流体との間で呈色反応を行う物質が塗布されて、前記気密収容室の外側に配設された部材を有し、
    前記流体を前記部材に付着させることで、当該部材を着色することを特徴とする電池収容体。
  9. 請求項7または8に記載の電池収容体において、
    前記シート部材は、
    前記流体が封入された流体封入室を複数有することを特徴とする電池収容体。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の電池収容体において、
    前記電池から電力を供給される電子機器本体に対して着脱可能なベルト状に形成されていることを特徴とする電池収容体。
  11. 請求項10記載の電池収容体において、
    前記電子機器本体は、当該電池収容体が装着される2つの被装着部を有し、
    当該電池収容体は、
    他の電池収容体と着脱可能に係合する係合部を備え、
    前記電子機器本体における一方の前記被装着部に装着された状態で、
    他方の前記被装着部に装着された他の電池収容体と係合して環状をなすことを特徴とする電池収容体。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の電池収容体と、
    前記電池収容体における前記電池から電力を供給される電子機器本体と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  13. 電池を気密的に収容する気密収容室を有する電池収容体のガス排出構造において、
    前記気密収容室の内圧が所定圧以上になった場合に、当該気密収容室内のガスを当該気密収容室の外部に放出するガス放出部と、
    前記ガス放出部によりガスが放出された場合に、当該電池収容体内に設けられた当該ガスとは異なる流体を外部から視認可能な当該電池収容体内の所定位置に移動させることによりガス放出を報知するガス放出報知部と、
    を備えることを特徴とするガス排出構造。
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