JP6284445B2 - クイックカプラ - Google Patents

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Description

本発明は、クイックカプラに関する。
油圧ショベルなどの作業車両には、バケット、カッター、ブレーカ、フォークなどの多様なアタッチメントが取り付けられる。このようなアタッチメントを作業車両に簡易に取り付けるための部品として、クイックカプラが知られている。クイックカプラは、作業車両に取り付けられる。
例えば、特許文献1に示すように、クイックカプラは、固定フックと可動フックとを有しており、これらのフックがアタッチメントに設けられた2つのピンに係止することで、アタッチメントがクイックカプラに連結される。
上記のようにフックによってアタッチメントがクイックカプラに取り付けられる場合、フックに対してピンを抜け止めするためのロック部材が設けられることが好ましい。例えば、特許文献1のクイックカプラでは、可動フックに設けられたボスにロックピンが挿入されることで、フックに対するピンの抜け止めがなされる。
特開平7−166571号
しかし、特許文献1のクイックカプラでは、作業者によってロックピンが装着される。そのような作業は煩雑であるため、アタッチメントの装着時に自動的にロック部材による抜け止め機能が作用することが好ましい。また、アタッチメントの取り外し時には、自動的にロック部材による抜け止め機能が解除されることが好ましい。
本発明の課題は、アタッチメントの着脱時に自動的にロック部材による抜け止め機能の作用と解除とが行われるクイックカプラを提供することにある。
本発明の一態様に係るクイックカプラは、カプラ本体と、可動部材と、油圧シリンダと、第2連結ピンと、第2ロック部材と、付勢部材と、を備える。カプラ本体は、第1のフックを有する。可動部材は、第2のフックを有し、カプラ本体に対して可動的に支持される。油圧シリンダは、カプラ本体に接続される第1端部と、可動部材に接続される第2端部とを有する。油圧シリンダは、伸張することによって第2のフックが第1のフックから離れるように可動部材を移動させる。油圧シリンダは、収縮することによって第2のフックが第1のフックに近づくように可動部材を移動させる。
第2連結ピンは、油圧シリンダの第2端部と可動部材とを連結する。第2ロック部材は、ロックオン位置と、ロックオフ位置とに移動可能に設けられる。第2ロック部材は、ロックオン位置において第2のフックの開口内に突出する。第2ロック部材は、ロックオン位置において、ロックオン位置から退いた状態となる。付勢部材は、第2ロック部材をロックオン位置に向かって付勢する。
可動部材は、第2支持孔を有する。第2支持孔は、油圧シリンダの伸縮方向に沿ったロック解除位置とロック作動位置との間で第2連結ピンを可動的に支持する。油圧シリンダが伸長することで、第2連結ピンは、ロック解除位置からロック作動位置へ移動する。油圧シリンダが収縮することで、第2連結ピンは、ロック作動位置からロック解除位置へ移動する。第2ロック部材は、第2支持孔と重なるように配置されるガイド孔を有する。第2連結ピンは、第2支持孔とガイド孔とに挿入されている。
ガイド孔の縁は、第1接触部と、第2接触部と、ガイド部と、を有する。第1接触部は、第2連結ピンがロック作動位置に位置している状態で第2連結ピンと接触する。第2接触部は、第2連結ピンがロック解除位置に位置している状態で第2連結ピンと接触する。ガイド部は、第1接触部と第2接触部との間において第2連結ピンの移動方向に対して交差する方向に延びている。ガイド部は、ロック作動位置からロック解除位置に移動する第2連結ピンによって押圧されることで、付勢部材の付勢力に抗して、第2ロック部材をロックオン位置からロックオフ位置に移動させる。
本態様に係るクイックカプラでは、油圧シリンダが伸長することにより、油圧シリンダの第2端部が、第1端部から離れるように移動する。これにより、第2のフックが第1のフックから離れるように移動する。その結果、第1のフックと第2のフックとのそれぞれがアタッチメントのピンに係止して、アタッチメントがクイックカプラに取り付けられる。
また、油圧シリンダが伸長すると、第2連結ピンは、ロック解除位置からロック作動位置へ移動する。このとき、付勢部材の付勢力によって第2ロック部材がロックオフ位置からロックオン位置へ移動する。これにより、自動的に第2ロック部材による抜け止め機能が作用する。
逆に、油圧シリンダが収縮することにより、油圧シリンダの第2端部が、第1端部に近づくように移動する。これにより、第2のフックが第1のフックに近づくように移動する。その結果、第1のフックと第2のフックとのそれぞれがアタッチメントのピンから外れて、アタッチメントがクイックカプラから取り外される。
また、油圧シリンダが収縮すると、第2連結ピンが、ロック作動位置からロック解除位置へ移動する。このとき、第2ロック部材のガイド部が、第2連結ピンによって押圧されることで、第2ロック部材が、付勢部材の付勢力に抗して、ロックオン位置からロックオフ位置に移動する。これにより、第2ロック部材による抜け止め機能が自動的に解除される。
好ましくは、第2支持孔は、油圧シリンダの伸縮方向に沿って延びる長孔である。この場合、第2端部は、長孔に沿って油圧シリンダの伸縮方向に移動することで、第2ロック部材による抜け止め機能を作用させることができる。このため、クイックカプラの構造を簡素化することができる。
好ましくは、第2ロック部材は、ロックオン位置とロックオフ位置との間で回動可能に可動部材に支持される。この場合、簡易な構造で第2ロック部材を支持することができる。
好ましくは、ガイド孔の縁は、第1隅部と、第2隅部と、第3隅部と、第1接続部と、第2接続部と、第3接続部と、を有する。第1隅部は、第1接触部を含む。第2隅部は、第2接触部を含む。第3隅部は、第1隅部に対して第2ロック部材の移動方向に配置される。第1接続部は、ガイド部を含み、第1隅部と第2隅部とを接続する。第2接続部は、第2隅部と第3隅部とを接続する。第3接続部は、第3隅部と第1隅部とを接続する。この場合、簡易な構造で第2ロック部材を第2連結ピンの動作に連動させることができる。
好ましくは、第2連結ピンがロック作動位置に位置する状態で第2ロック部材がロックオン位置からロックオフ位置に移動可能なように、ガイド孔の第3隅部は、ロック作動位置に位置する第2連結ピンに対して間隔をおいて下方に配置される。
この場合、第2連結ピンがロック作動位置に位置していても、第2ロック部材はロックオン位置からロックオフ位置に移動可能である。従って、アタッチメントのピンを第2のフックの開口の外方から第2ロック部材に押し付けることで、第2ロック部材を付勢部材の付勢力に抗してロックオン位置からロックオフ位置に移動させることができる。これにより、第2ロック部材がロックオン位置に位置していても、アタッチメントのピンを第2のフックの開口に挿入することができる。
好ましくは、クイックカプラは、第1ロック部材と、第1連結ピンと、をさらに備える。第1ロック部材は、ロックオン位置とロックオフ位置とに移動可能に設けられる。第1ロック部材は、ロックオン位置において、第1のフックの開口内に突出する。第1ロック部材は、ロックオフ位置において、ロックオン位置から退いた状態となる。第1連結ピンは、油圧シリンダの第1端部とカプラ本体とを連結する。
カプラ本体は、第1連結ピンを油圧シリンダの伸縮方向に可動的に支持する第1支持孔を有する。油圧シリンダの第1端部は、第1連結ピンの可動範囲内で第2端部から離れるように移動することで第1ロック部材をロックオフ位置からロックオン位置に移動させる。
この場合、油圧シリンダが伸長すると、油圧シリンダの第1端部が、第1連結ピンの可動範囲内で第2端部から離れるように移動する。この第1端部の動作に伴って、第1ロック部材がロックオフ位置からロックオン位置に移動する。これにより、アタッチメントの装着時に自動的に第1ロック部材による抜け止め機能を作用させることができる。
好ましくは、第1支持孔は、油圧シリンダの伸縮方向に沿って延びる長孔である。この場合、第1端部は、長孔に沿って油圧シリンダの伸縮方向に移動することで、第1ロック部材による抜け止め機能を作用させることができる。このため、クイックカプラの構造を簡素化することができる。
好ましくは、クイックカプラは、第1支持孔に挿入される弾性部材をさらに備える。弾性部材は、第2端部から第1端部に向かう方向に第1連結ピンを押圧する。この場合、故障により油圧シリンダの伸びる力が失われても、弾性部材の押圧力により第1連結ピンの位置が保持される。これにより、第1ロック部材がロックオン位置に保持される。
好ましくは、油圧シリンダの第1端部は、第1連結ピンの可動範囲内で第2端部に近づくように移動することで、第1ロック部材をロックオン位置からロックオフ位置に移動させる。この場合、アタッチメントの取り外し時に自動的に第1ロック部材による抜け止め機能を解除することができる。
本発明によれば、アタッチメントの装着時に自動的にロック部材による抜け止め機能を作用させると共に、アタッチメントの取り外し時に自動的にロック部材による抜け止め機能を解除することができる。
実施形態に係るクイックカプラが装着された油圧ショベルの一部を示す側面図である。 クイックカプラの平面図である。 クイックカプラの内部の概略構成を示す側面断面図である。 クイックカプラの内部の概略構成を示す側面断面図である。 クイックカプラの内部の概略構成を示す側面断面図である。 クイックカプラの内部の概略構成を示す側面断面図である。 クイックカプラの内部の概略構成を示す側面断面図である。 第1支持孔と弾性部材とを示す側面図である。 第1支持孔と弾性部材とを示す側面図である。 第2ロック部材及びその周囲の拡大図である。
以下、図面を参照して実施形態にかかるクイックカプラについて説明する。図1は、本実施形態に係るクイックカプラ1が装着された作業車両100の一部を示す側面図である。作業車両100は、例えば油圧ショベルである。ただし、作業車両100は、油圧ショベルに限らず、他の作業車両であってもよい。
図1に示すように、作業車両100は、アーム101とリンク部材102とアタッチメント103とを有する。なお、図1では、アタッチメント103の一例としてのバケットが図示されているが、アタッチメント103は、バケットに限らず、カッター、ブレーカ、フォークなど他のアタッチメントであってもよい。
クイックカプラ1は、アームピン104を介してアーム101に接続される。クイックカプラ1は、リンクピン105を介してリンク部材102に接続される。クイックカプラ1は、第1のピン106と第2のピン107とを介してアタッチメント103に接続される。
図2は、クイックカプラ1の平面図である。図3は、クイックカプラ1の内部の概略構成を示す側面断面図である。図2及び図3に示すように、クイックカプラ1は、カプラ本体2と可動部材3とを有する。カプラ本体2は、アームピン支持孔11とリンクピン支持孔12とを有する。アームピン支持孔11には、アームピン104が挿入される。リンクピン支持孔12には、リンクピン105が挿入される。
カプラ本体2は、第1のフック4を有する。第1のフック4は、第1のピン106に係止する。可動部材3は、カプラ本体2と別体である。可動部材3は、第2のフック5を有する。第2のフック5は、第2のピン107に係止する。
なお、本実施形態に係るクイックカプラ1においては、アームピン支持孔11に対してリンクピン支持孔12が位置する方向を前方と呼び、その反対を後方と呼ぶ。アームピン支持孔11及びリンクピン支持孔12に対して第1のフック4及び第2のフック5が位置する方向を下方と呼び、その反対を上方と呼ぶ。また、アームピン支持孔11の軸線及びリンクピン支持孔12の軸線が延びる方向を幅方向或いは側方と呼ぶ。ただし、これらの方向を示す用語は、上記のようにクイックカプラ1を見たときに特定されるものであって、クイックカプラ1の取付方向を限定するものではない。
図2に示すように、カプラ本体2は、第1側面部13と第2側面部14と壁部15とを有する。第1側面部13と第2側面部14とは、それぞれ前後方向及び上下方向に延びる板状の形状を有する。第1側面部13と第2側面部14とは、幅方向に間隔をおいて配置されている。壁部15は、幅方向に延びており、第1側面部13と第2側面部14とに渡って配置されている。アームピン支持孔11とリンクピン支持孔12は、第1側面部14と第2側面部15とを幅方向に貫通するように設けられている。
可動部材3は、カプラ本体2に可動的に支持されている。詳細には、可動部材3は、リンクピン105を介してカプラ本体2に対して回動可能に支持される。
図3に示すように、第1のフック4と第2のフック5とは、互いに反対の方向に向かって開口している。詳細には、第1のフック4は、後方に向かって開口している。第2のフック5は、前方に向かって開口している。第2のフック5は、第1のフック4の前方に配置されている。
クイックカプラ1は、油圧シリンダ6と、第1連結ピン7と、第2連結ピン8と、を有する。油圧シリンダ6は、油圧管21を介して、作業車両100の油圧システムに接続される。油圧シリンダ6は、油圧管21からの油圧によって伸縮する。
油圧シリンダ6は、第1端部22と第2端部23とを有する。第1端部22は、カプラ本体2に接続される。第2端部23は、可動部材3に接続される。詳細には、油圧シリンダ6は、シリンダチューブ24とピストンロッド25とを有する。第1端部22は、シリンダチューブ24に含まれる。第2端部23は、ピストンロッド25に含まれる。
第1連結ピン7は、油圧シリンダ6の第1端部22とカプラ本体2とを連結する。カプラ本体2は、第1支持孔26を有する。第1支持孔26は、第1側面部13と第2側面部14とを貫通するように設けられている。第1連結ピン7は第1端部22に取り付けられており、第1端部22は、第1連結ピン7を介してカプラ本体2に支持される。
第1連結ピン7は、第1支持孔26に挿入されている。第1支持孔26は、油圧シリンダ6の伸縮方向に沿って延びる長孔である。このため、第1支持孔26は、第1連結ピン7を油圧シリンダ6の伸縮方向に可動的に支持する。
第2連結ピン8は、油圧シリンダ6の第2端部23と可動部材3とを連結する。可動部材3は、第2支持孔27を有する。第2支持孔27は、可動部材3を幅方向に貫通するように設けられている。第2連結ピン8は、第2端部23に取り付けられており、第2端部23は、第2連結ピン8を介して可動部材3に支持される。第2支持孔27は、油圧シリンダ6の伸縮方向に沿って延びる長孔である。このため、第2支持孔27は、第2連結ピン8を油圧シリンダ6の伸縮方向に可動的に支持する。
図2及び図3に示すように、壁部15は、開口151を有する。開口151は、第1端部22の上方に位置する。図3に示すように、開口151を通して、油圧管21がカプラ本体2内に導入されている。
図4は、油圧シリンダ6が図3に示す状態から伸張した状態を示す側面断面図である。図5は、油圧シリンダ6が図4に示す状態から更に伸張した状態を示す側面断面図である。図4及び図5に示すように、油圧シリンダ6が伸長することにより、第2端部23は第1端部22から離れるように移動する。これにより、油圧シリンダ6は、第2のフック5が第1のフック4から離れるように、可動部材3をカプラ本体2に対して回動させる。
図6は、油圧シリンダ6が図5に示す状態から収縮した状態を示す側面断面図である。図7は、油圧シリンダ6が図6に示す状態から更に収縮した状態を示す側面断面図である。図6及び図7に示すように、油圧シリンダ6が収縮することにより、第2端部23は第1端部22に近づくように移動する。これにより、油圧シリンダ6は、第2のフック5が第1のフック4に近づくように、可動部材3をカプラ本体2に対して回動させる。
なお、理解の容易のため、図4から図7においては、図3に示す構成の一部が省略されている。
図3に示すように、クイックカプラ1は、第1ロック部材16と、第2ロック部材17と、付勢部材18と、を有する。第1ロック部材16は、アタッチメント103の装着時に第1のフック4を自動的に抜け止めする機能を有する。以下、第1ロック部材16に関する構成について説明する。
第1ロック部材16は、第1のフック4の上方に配置される。第1ロック部材16は、第1ロック連結ピン31を介してカプラ本体2に接続されている。第1ロック部材16は、基端部32と先端部33と有する。基端部32は、カプラ本体2に対して回転可能に支持されている。先端部33は、下方に向かって屈曲したフック状の形状を有する。すなわち、先端部33は、第1のフック4に向かって屈曲したフック状の形状を有する。
第1ロック部材16は、第1ロックオン位置と第1ロックオフ位置とに移動可能に設けられる。図3は、第1ロック部材16が第1ロックオフ位置に位置している状態を示している。図4及び図5は、第1ロック部材16が第1ロックオン位置に位置している状態を示している。
図4及び図5に示すように、第1ロックオン位置において、第1ロック部材16の先端部33は第1のフック4の開口内に突出している。これにより、第1のピン106が第1のフック4から抜け止めされる。図3に示すように、第1ロックオフ位置において、第1ロック部材16の先端部33は、第1ロックオン位置から退いた状態となる。詳細には、第1ロックオフ位置において、第1ロック部材16の先端部33は、第1のフック4の開口内から退いた状態となる。
油圧シリンダ6の第1端部22は、第2端部23から離れるように移動することで保持位置に移動する。図5は、第1端部22が保持位置に位置している状態を示している。第1端部22は、保持位置において、第1ロック部材16を第1ロックオン位置に保持する。逆に、第1端部22は、第2端部23に近づくように移動することで、解除位置に移動する。図3は、第1端部22が解除位置に位置している状態を示している。第1端部22は、解除位置において、第1ロック部材16の保持を解除する。
詳細には、油圧シリンダ6の第1端部22は、第1ロック部材16に向かって突出する凸部34を有する。凸部34は、下方に向かって突出している。第1ロック部材16は、凹部35と受け部36を有する。凹部35と受け部36とは、基端部32と先端部33との間に位置する。凹部35は、第1ロック部材16の上面から下方に向かって凹んだ形状を有する。受け部36は、凹部35の後方に位置する。
図5に示すように、第1端部22が保持位置に位置している状態では、凸部34は受け部36に接触しており、凸部34は、第1ロック部材16を第1のフック4に向かって押圧している。これにより、第1ロック部材16が第1ロックオン位置に保持される。図3に示すように、第1端部22が解除位置に位置している状態では、凸部34は凹部35内に位置している。これにより、第1ロック部材16が第1ロックオフ位置に保持される。
より詳細には、第1ロック部材16は、凹部35に接続される傾斜面37と段部38とを有する。傾斜面37と段部38とは、基端部32と先端部33との間に位置する。傾斜面37は、凹部35に対して第2端部23から第1端部22に向かう方向に配置される。すなわち、傾斜面37は、凹部35の後方に配置される。段部38は、凹部35に対して第1端部22から第2端部23に向かう方向に配置される。すなわち、段部38は、凹部35の前方に配置される。
図3から図5に示すように、凸部34が凹部35から傾斜面37に移動して傾斜面37を押圧することにより、第1ロック部材16が回動して第1ロックオン位置に移動する。また、図6及び図7に示すように、凸部34が凹部35から段部38に移動して段部38を押圧することにより、第1ロック部材16が回動して第1ロックオフ位置に移動する。
なお、図8に示すように、第1支持孔26には、弾性部材28が挿入される。弾性部材28は、例えばゴム製である。ただし、弾性部材28は、弾性力を生じさせる材料であればよく、ゴムに限らず他の材料であってもよい。弾性部材28は、第1支持孔26に沿った細長形状を有する。
図8は、第1端部22が保持位置に位置している状態(図5参照)での第1連結ピン7と弾性部材28とを示している。図8に示す状態において、弾性部材28は第1連結ピン7を押圧している。図9は、図6に示すように、第1端部22が保持位置から解除位置に移動している状態での第1連結ピン7と弾性部材28とを示している。図9に示すように、第1連結ピン7が移動することで、弾性部材28が第1連結ピン7によって圧縮されている。すなわち、弾性部材28は、油圧シリンダ6が収縮するときに、第1連結ピン7によって圧縮されるように配置される。
次に、第2ロック部材17に関する構成について説明する。第2ロック部材17は、アタッチメント103の装着時に第2のフック5を自動的に抜け止めする機能を有する。図3に示すように、第2ロック部材17は、第2のフック5の前方に配置される。第2ロック部材17は、第2ロック連結ピンを介して可動部材3に接続されている。第2ロック部材17は、第2ロック連結ピン41を介して可動部材3に回動可能に支持されている。
第2ロック部材17は、第2ロックオン位置と第2ロックオフ位置との間で回動可能に設けられている。図3及び図4は、第2ロック部材17が第2ロックオフ位置に位置している状態を示している。図5は、第2ロック部材17が第2ロックオン位置に位置している状態を示している。
図5に示すように、第2ロック部材17は、第2ロックオン位置において第2のフック5の開口内に突出する。図3及び図4に示すように、第2ロック部材17は、第2ロックオン位置において、第2ロックオン位置から退いた状態となる。
付勢部材18は、第2ロック部材17を第2ロックオン位置に向かって付勢する。付勢部材18は連結ピン57を介して可動部材3に接続されている。付勢部材18は連結ピン58を介して第2ロック部材17に接続されている。付勢部材18は、バネ42と、バネカバー43と、シャフト44とを有する。バネ42は、第2ロックオン位置と第2ロックオフ位置とのいずれの位置においても、圧縮された状態となっている。バネカバー43は、バネ42を収容している。バネカバー43は、連結ピン57を介して回動可能に可動部材3に接続されている。シャフト44は、バネ42によって押圧されており、バネカバー43から突出している。シャフト44は、連結ピン58を介して回動可能に第2ロック部材17に連結されている。
上述した第2支持孔27は、油圧シリンダ6の伸縮方向に沿ったロック解除位置とロック作動位置との間で第2連結ピン8を可動的に支持する。後述するように、ロック解除位置は、第2ロック部材17による抜け止め機能を解除する位置である。ロック作動位置は、第2ロック部材17による抜け止め機能を作動させる位置である。油圧シリンダ6が伸長することで、第2連結ピン8は、ロック解除位置からロック作動位置へ移動する。油圧シリンダ6が収縮することで、第2連結ピン8は、ロック作動位置からロック解除位置へ移動する。
第2ロック部材17は、ガイド孔45を有する。ガイド孔45は、第2連結ピン8の軸線方向から見て、第2支持孔27と重なるように配置される。第2連結ピン8は、第2支持孔27とガイド孔45とに挿入されている。ガイド孔45は、3つの隅部を有する略三角形状を有する。
図10は、第2ロック部材17及びその周囲の拡大図である。図10に示すように、ガイド孔45の縁は、第1隅部46と、第2隅部47と、第3隅部48と、第1接続部51と、第2接続部52と、第3接続部53と、を有する。
なお、図10において“8a”は、ロック作動位置での第2連結ピン8の第2ロック部材17に対する位置を示している。また、“8b”は、ロック解除位置での第2連結ピン8の第2ロック部材17に対する位置を示している。また、“8”は、ロック作動位置とロック解除位置との間の位置での第2連結ピン8の第2ロック部材17に対する位置を示している。
第1隅部46は、第1接触部54を含む。図5に示すように、第1接触部54は、第2連結ピン8がロック作動位置に位置している状態で第2連結ピン8と接触する。第2隅部47は、第2接触部55を含む。図3に示すように、第2接触部55は、第2連結ピン8がロック解除位置に位置している状態で第2連結ピン8と接触する。第3隅部48は、第1隅部46に対して第2ロック部材17の可動方向に配置される。第3隅部48は、第1隅部46の下方に位置する。第3隅部48は、第2隅部47の前方に位置する。
第1接続部51は、第1隅部46と第2隅部47とを接続する。第2接続部52は、第2隅部47と第3隅部48とを接続する。第3接続部53は、第3隅部48と第1隅部46とを接続する。第1接続部51は、ガイド部56を含む。
ガイド部56は、第1接触部54と第2接触部55との間において第2連結ピン8の移動方向(矢印A8参照)に対して交差する方向に延びている。ガイド部56は、第2連結ピン8がロック作動位置(8a)からロック解除位置(8b)に移動する際に、第2連結ピン8によって押圧される。これにより、第2ロック部材17が、付勢部材18の付勢力に抗して、第2ロックオン位置から第2ロックオフ位置に移動する。
第3接続部53は、ロック作動位置(8a)に位置する第2連結ピン8から下方に延びている。このため、図5に示すように、ガイド孔45の縁は、ロック作動位置に位置する第2連結ピン8に対して間隔をおいて配置される。詳細には、第3隅部48は、ロック作動位置(8a)に位置する第2連結ピン8に対して間隔をおいて下方に配置される。すなわち、ガイド孔45は、ロック作動位置に位置する第2連結ピン8の下方に、第2連結ピン8を配置可能な空間を有している。このため、第2連結ピン8がロック作動位置に位置する状態で、第2ロック部材17が第2ロックオン位置から第2ロックオフ位置に移動可能となっている。
次に、クイックカプラ1にアタッチメント103を取り付けるときの動作について説明する。まず、図3に示すように、第1のピン106を第1のフック4に係止させる(矢印A1参照)。また、第1のピン106を中心にクイックカプラ1或いはアタッチメント103を回動させることにより、第2のピン107を第2のフック5の前方に配置する(矢印A2参照)。そして、油圧シリンダ6を伸長させる。
油圧シリンダ6を伸長させると、図4に示すように、第1端部22が第2端部23から離れるように第1支持孔26に沿って後方へ移動する(矢印A3参照)。これにより、凸部34が、第1ロック部材16の凹部35から傾斜面37に移動し、傾斜面37を押圧することで第1ロック部材16を回動させる(矢印A4参照)。
そして、図5に示すように、第1端部22が解除位置に到達すると、凸部34が第1ロック部材16の受け部36を押圧する。これにより、第1ロック部材16が第1ロックオン位置に到達して、第1ロック部材16によって第1のピン106が第1のフック4から抜け止めされる。また、凸部34が受け部36を押圧することによって、第1ロック部材16は第1ロックオン位置に保持される。
また、油圧シリンダ6が伸長することにより、第2端部23が第1端部22から離れるように前方へ移動する(矢印A5参照)。そして、油圧シリンダ6がさらに伸長することにより、第2のフック5が第1のフック4から離れるように、可動部材3がカプラ本体2に対して回動する(矢印A6参照)。その結果、第2のフック5が第2のピン107に係止する。
また、油圧シリンダ6が伸長することにより、第2連結ピン8がロック解除位置からロック作動位置に移動する(矢印A5参照)。第2連結ピン8がロック作動位置に位置する状態では、第2連結ピン8による第2ロック部材17の第2ロックオフ位置への押圧が解除される。このため、第2ロック部材17は、付勢部材18の付勢力によって第2ロックオン位置へ移動する(矢印A7参照)。その結果。第2ロック部材17によって第2のピン107が第2のフック5から抜け止めされる。
次に、クイックカプラ1からアタッチメント103を取り外すときの動作について説明する。図6に示すように、油圧シリンダ6が収縮すると、第2端部23が第1端部22に近づくように後方へ移動する。これにより、第2連結ピン8がロック作動位置からロック解除位置へ移動する(矢印A8参照)。これにより、図10に示すように、第2連結ピン8が、第2ロック部材17のガイド部56に対して摺動しながら、第2ロック部材17を第2ロックオフ位置へ向けて押圧する。その結果、第2ロック部材17が第2ロックオフ位置へ回動する(矢印A9参照)。これにより、第2ロック部材17による抜け止めが解除される。
油圧シリンダ6がさらに収縮すると、第2のフック5が第1のフック4に近づくように、可動部材3がカプラ本体2に対して回動する(矢印A10参照)。これにより、第2のフック5の第2のピン107への係止が解除される。
また、図7に示すように、油圧シリンダ6が収縮することにより、第1端部22が第2端部23に近づくように第1支持孔26に沿って前方へ移動する(矢印A11参照)。これにより、凸部34が、第1ロック部材16の受け部36から傾斜面37を通り、凹部35に移動する。そして、凸部34が、さらに後方へ移動して段部38に係止することで、第1ロック部材16を回動させる(矢印A12参照)。これにより、第1ロック部材16が第1ロックオフ位置に移動して、第1ロック部材16による第1のピン106の抜け止めが解除される。
その後、第1のピン106を中心にクイックカプラ1或いはアタッチメント103を回動させることにより、第2のピン107を第2のフック5の開口に対向する位置から移動させる(矢印A13参照)。そして、第1のフック4を第1のピン106から外す(矢印A14参照)。以上のようにして、クイックカプラ1からアタッチメント103が取り外される。
なお、クイックカプラ1にアタッチメント103を取り付ける場合において、第1ロック部材16の第1ロックオン位置への移動(図4の矢印A4)と第2のフック5の回動(図5の矢印A6)との順番はどちらが先になってもよい。クイックカプラ1からアタッチメント103を取り外す場合においても同様に、第1ロック部材16の第1ロックオフ位置への移動(図7の矢印A12)と第2のフック5の回動(図6の矢印A10)との順番はどちらが先になってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るクイックカプラ1では、アタッチメント103の装着時に、自動的に第1ロック部材16と第2ロック部材17とによる抜け止め機能を作用させることができる。また、アタッチメント103の取り外し時に、自動的に第1ロック部材16と第2ロック部材17とによる抜け止め機能を解除することができる。
また、第2ロック部材17による抜け止め機能が作用している状態であっても、アタッチメント103の第2のピン107を第2のフック5の開口の外方から第2ロック部材17に押し付けることで、第2ロック部材17を付勢部材18の付勢力に抗して第2ロックオン位置から第2ロックオフ位置に移動させることができる。これにより、第2ロック部材17が第2ロックオン位置に位置していても、アタッチメントのピンを第2のフック5の開口に挿入することができる。そして、第2のピン107が第2ロック部材17を押しのけて第2のフック5の開口に挿入された後は、付勢部材18の付勢力によって第2ロック部材17が第2ロックオン位置に戻される。これにより、第2のピン107が第2ロック部材17によって第2のフック5に抜け止めされる。
油圧システムの故障等により、油圧シリンダ6の伸びる力が失われても、第2ロック部材17は、付勢部材18の付勢力によって第2ロックオン位置に保持される。また、弾性部材28によって、第1連結ピン7が押圧されているため、第1ロック部材16が第1ロックオン位置に保持される。これにより、アタッチメント103を作業位置に保持することができる。
第1のフック4が破損した場合であっても、第2ロック部材17は付勢部材18の付勢力によって第2ロックオン位置に保持される。従って、第2ロック部材17により第2のピン107が第2のフック5から抜けないので、アタッチメント103がクイックカプラ1から脱落することが防止される。
第2のフック5が破損した場合であっても、油圧シリンダ6の凸部34が第1ロック部材16の受け部36を押圧することによって、第1ロック部材16は第1ロックオン位置に保持される。従って、第1ロック部材16により第1のピン106が第1のフック4から抜けない。このため、アタッチメント103がクイックカプラ1から脱落することが防止される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
第1支持孔26或いは第2支持孔27の形状は、長孔に限らず、変更されてもよい。例えば、第1支持孔26が第1連結ピン7より大きい円形或いは楕円形であってもよい。第2支持孔27が第2連結ピン8より大きい円形或いは楕円形であってもよい。
第1ロック部材16は、上述の実施形態の構成に限らず、変更されてもよい。例えば、第1ロック部材16に凹部35、傾斜面37、或いは段部38が設けられなくてもよい。第1ロック部材16は、回動ではなく直線的或いは曲線的に移動することで、第1ロックオン位置と第1ロックオフ位置とに移動してもよい。
第2ロック部材17は、上述の実施形態の構成に限らず、変更されてもよい。例えば、第2ロック部材17のガイド孔45の形状が変更されてもよい。ガイド孔45は、略三角形状に限らず、四角形等の他の多角形状、或いは、楕円形、円形であってもよい。或いは、ガイド孔45は、第2連結ピン8の移動の軌跡に合わせた形状であってもよい。
付勢部材18は、バネに限らず、気体や液体などの流体、或いは、弾性材料など、付勢力を生じさせる他の部材で構成されてもよい。弾性部材28が省略されてもよい。カプラ本体2の壁部15が省略されてもよい。
上記の実施形態では、第1端部22は、シリンダチューブ24に含まれており、第2端部23は、ピストンロッド25に含まれている。しかし、第1端部がピストンロッドに含まれ、第2端部23がシリンダチューブに含まれてもよい。
本発明によれば、アタッチメントの装着時に自動的にロック部材による抜け止め機能を作用させると共に、アタッチメントの取り外し時に自動的にロック部材による抜け止め機能を解除することができる。
4 第1のフック
2 カプラ本体
16 第1ロック部材
5 第2のフック
22 第1端部
23 第2端部
6 油圧シリンダ
7 第1連結ピン
8 第2連結ピン
26 第1支持孔
27 第2支持孔
1 クイックカプラ
28 弾性部材
45 ガイド孔
54 第1接触部
55 第2接触部
56 ガイド部

Claims (9)

  1. 第1のフックを有するカプラ本体と、
    第2のフックを有し、前記カプラ本体に対して可動的に支持される可動部材と、
    前記カプラ本体に接続される第1端部と、前記可動部材に接続される第2端部とを有し、伸張することによって前記第2のフックが前記第1のフックから離れるように前記可動部材を移動させ、収縮することによって前記第2のフックが前記第1のフックに近づくように前記可動部材を移動させる油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダの前記第2端部と前記可動部材とを連結する第2連結ピンと、
    前記第2のフックの開口内に突出するロックオン位置と、前記ロックオン位置から退いたロックオフ位置とに移動可能に設けられる第2ロック部材と、
    前記第2ロック部材を前記ロックオン位置に向かって付勢する付勢部材と、
    を備え、
    前記可動部材は、前記油圧シリンダの伸縮方向に沿ったロック解除位置とロック作動位置との間で前記第2連結ピンを可動的に支持する第2支持孔を有し、
    前記油圧シリンダが伸長することで、前記第2連結ピンは、前記ロック解除位置から前記ロック作動位置へ移動し、
    前記油圧シリンダが収縮することで、前記第2連結ピンは、前記ロック作動位置から前記ロック解除位置へ移動し、
    前記第2ロック部材は、前記第2支持孔と重なるように配置されるガイド孔を有し、
    前記第2連結ピンは、前記第2支持孔と前記ガイド孔とに挿入されており、
    前記ガイド孔の縁は、
    前記第2連結ピンが前記ロック作動位置に位置している状態で前記第2連結ピンと接触する第1接触部と、
    前記第2連結ピンが前記ロック解除位置に位置している状態で前記第2連結ピンと接触する第2接触部と、
    前記第1接触部と前記第2接触部との間において前記第2連結ピンの移動方向に対して交差する方向に延びており、前記ロック作動位置から前記ロック解除位置に移動する前記第2連結ピンによって押圧されることで前記付勢部材の付勢力に抗して前記第2ロック部材を前記ロックオン位置から前記ロックオフ位置に移動させるガイド部と、
    を有する、
    クイックカプラ。
  2. 前記第2支持孔は、前記油圧シリンダの伸縮方向に沿って延びる長孔である、
    請求項1に記載のクイックカプラ。
  3. 前記第2ロック部材は、前記ロックオン位置と前記ロックオフ位置との間で回動可能に前記可動部材に支持される、
    請求項1又は2に記載のクイックカプラ。
  4. 前記ガイド孔の縁は、
    前記第1接触部を含む第1隅部と、
    前記第2接触部を含む第2隅部と、
    前記第1隅部に対して前記第2ロック部材の可動方向に配置される第3隅部と、
    前記ガイド部を含み前記第1隅部と前記第2隅部とを接続する第1接続部と、
    前記第2隅部と前記第3隅部とを接続する第2接続部と、
    前記第3隅部と前記第1隅部とを接続する第3接続部と、
    を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載のクイックカプラ。
  5. 前記第2連結ピンが前記ロック作動位置に位置する状態で前記第2ロック部材が前記ロックオン位置から前記ロックオフ位置に移動可能なように、前記第3隅部は、前記ロック作動位置の前記第2連結ピンに対して間隔をおいて下方に配置される、
    請求項4に記載のクイックカプラ。
  6. 前記第1のフックの開口内に突出するロックオン位置と、前記ロックオン位置から退いたロックオフ位置とに移動可能に設けられる第1ロック部材と、
    前記油圧シリンダの前記第1端部と前記カプラ本体とを連結する第1連結ピンと、
    をさらに備え、
    前記カプラ本体は、前記第1連結ピンを前記油圧シリンダの伸縮方向に可動的に支持する第1支持孔を有し、
    前記油圧シリンダの前記第1端部は、前記第1連結ピンの可動範囲内で前記第2端部から離れるように移動することで前記第1ロック部材を前記ロックオフ位置から前記ロックオン位置に移動させる、
    請求項1から5のいずれかに記載のクイックカプラ。
  7. 前記第1支持孔は、前記油圧シリンダの伸縮方向に沿って延びる長孔である、
    請求項6に記載のクイックカプラ。
  8. 前記第1支持孔に挿入される弾性部材をさらに備え、
    前記弾性部材は、前記第2端部から前記第1端部に向かう方向に前記第1連結ピンを押圧する、
    請求項6又は7に記載のクイックカプラ。
  9. 前記油圧シリンダの前記第1端部は、前記第1連結ピンの可動範囲内で前記第2端部に近づくように移動することで、前記第1ロック部材を前記ロックオン位置から前記ロックオフ位置に移動させる、
    請求項6から8のいずれかに記載のクイックカプラ。
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