JP6282110B2 - 電子制御スロットルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御スロットルシステムに関し、特に、スロットル弁の開度が目標スロットル開度に一致するようにフィードバック制御する電子制御スロットルシステムに関する。
近年、スロットル開度センサによって検出されたスロットル弁の開度(実スロットル開度)をアクセルセンサによって検出されたアクセル指示開度に応じた目標スロットル開度に一致させるように、スロットル弁を駆動するモータをフィードバック制御する電子制御スロットルシステムが提案されている。
このような電子制御スロットルシステムは、二重系統のスロットル開度センサを備え、二重系統のうち一方を主系統とすると共に他方を補助系統として、主系統のロットル開度センサの出力値を用いてフィードバック制御等を行うと共に、補助系統のロットル開度センサの出力値を用いてフィードバック制御の妥当性確認等を行っている。
また、このような電子制御スロットルシステムにおいては、二重系統のスロットル開度センサとして、印刷抵抗体の上にブラシを摺動させることによって抵抗値を変化させるように構成されたポテンショメータを各々用いたものがある。
かかる状況下で、特許文献1は、絞弁開度検出装置に関し、各系統の出力値の変化率に基づいてスロットル開度センサの異常を検知し、正常と判断された系統の出力値に基づいて実スロットル開度を算出する構成を開示している。
また、特許文献2は、検出装置に関し、二重系統のスロットル開度センサの各系統の出力値の変化速度が所定の範囲内にあるか否かに基づいてスロットル開度センサの異常を検知し、出力値の変化速度が所定の範囲内にある系統のスロットル開度センサの出力値に基づいて実スロットル開度を算出する構成を開示している。また、特許文献2の構成では、二重系統のスロットル開度センサの全ての系統の出力値の変化速度が所定の範囲内にない場合には、変化速度の差を算出し、変化速度の差が所定の範囲内にある場合には、実スロットル開度値が小さい方のスロットル開度センサの出力値に基づいて実スロットル開度を算出するものである。
特許昭63−71552号公報 特開平9−209809号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、ポテンショメータからなるスロットル開度センサでは、印刷抵抗体とブラシとの摺動によって発生する摩耗粉や傷等のために、印刷抵抗体とブラシとが瞬断したり、印刷抵抗体とブラシとの間の接触抵抗が増加したりすることによって、ノイズ的な出力の変化が生じる傾向が考えられる。
ここで、本発明者の検討によれば、特許文献1及び特許文献2の構成においては、二重系統のスロットル開度センサの各系統の出力値のみに基づいてスロットル開度センサの異
常を検知している。このため、特許文献1及び特許文献2の構成にポテンショメータからなるスロットル開度センサを適用したような場合には、スロットル開度センサの出力値が、単にノイズ的に変化したのか又は目標スロットル開度が急峻に変化したために変化したのかを正確に区別して判断することができず、ノイズの検出精度に改善の余地がある。
更に、本発明者の検討によれば、特許文献1及び特許文献2の構成においては、選択した系統の出力値から算出された実スロットル開度と目標スロットル開度との偏差が大きくなっている場合に、その偏差に応じてスロットル弁の開度が急激に変化してしまい、エンジン出力が不要に急激に変化してしまう傾向が考えられる。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、スロットル開度センサの出力にノイズ的な出力変化が発生したことを精度よく検出すると共にスロットル開度センサの出力を適切に選択して、エンジン出力が急激に変化することを抑制可能な電子制御スロットルシステムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、目標スロットル開度を算出し、スロットル弁の開度が算出された目標スロットル開度に一致するようにフィードバック制御する電子制御スロットルシステムであって、前記スロットル弁の実際の開度である実スロットル開度を各々検出する第1のスロットル開度センサ及び第2のスロットル開度センサと、前記第1のスロットル開度センサ及び前記第2のスロットル開度センサのうち、一方のスロットル開度センサの出力を選択するスロットル開度センサ選択部と、を備え、前記スロットル開度センサ選択部は、前記第1のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の変化方向と前記第2のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の変化方向とが異なる場合には、前記第1のスロットル開度センサ及び前記第2のスロットル開度センサのうち、前記目標スロットル開度の変化方向に追従する変化方向を示す出力を有するものの前記出力を選択することを第1の局面とする。
また、本発明は、第1の局面に加えて、前記電子制御スロットルシステムは、更に、前記目標スロットル開度の変化量である目標スロットル開度変化量を算出し、前記スロットル開度センサ選択部は、前記第1のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の前記変化方向と前記第2のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の前記変化方向とが同じである場合には、前記目標スロットル開度変化量と前記第1の実スロットル開度変化量との偏差の絶対値である第1の偏差と、前記目標スロットル開度変化量と前記第2の実スロットル開度変化量との偏差の絶対値である第2の偏差と、を算出し、前記第1の偏差前記第2の偏差以下である場合には前記第1のスロットル開度センサの出力を選択し、前記第2の偏差が前記第1の偏差未満である場合には、前記第2のスロットル開度センサの出力を選択することを第2の局面とする。
以上の本発明の第1の局面にかかる電子制御スロットルシステムによれば、スロットル開度センサ選択部が、第1のスロットル開度センサによって検出される実スロットル開度の変化方向と第2のスロットル開度センサによって検出される実スロットル開度の変化方向とが異なる場合には、第1のスロットル開度センサ及び第2のスロットル開度センサのうち、目標スロットル開度の変化方向に追従する変化方向を示す出力を有するものの出力を選択するものであるため、特に、車両の加速時等で、アクセル操作部材が開方向に操作され、第1のスロットル開度センサ及び第2のスロットル開度センサの少なくとも一方にノイズが乗っているような状況が確認され得るような状況下で、第1のスロットル開度センサ及び第2のスロットル開度センサの各々の出力の変化方向が異なっている場合であっても、これらのスロットル開度センサのいずれかの出力にノイズ的な出力変化が発生したことを精度よく検出しながら、実スロットル開度が目標スロットル開度に収束するフィードバック制御における操作量を小さくすることができ、エンジン出力が不要に急激に変化することを抑制することができる。
また、本発明の第2の局面にかかる電子制御スロットルシステムによれば、スロットル開度センサ選択部が、第1のスロットル開度センサによって検出される実スロットル開度の変化方向と第2のスロットル開度センサによって検出される実スロットル開度の変化方向とが同じである場合には、前目標スロットル開度変化量と第1の実スロットル開度変化量との偏差の絶対値である第1の偏差と、目標スロットル開度変化量と第2の実スロットル開度変化量との偏差の絶対値である第2の偏差と、を算出し、第1の偏差第2の偏差以下である場合には第1のスロットル開度センサの出力を選択し、第2の偏差が第1の偏差未満である場合には、第2のスロットル開度センサの出力を選択するものであるため、特に、車両のクルージング時や減速時等で、アクセル操作部材が緩やかに操作される場合、又は、車両の加速時等で、アクセル操作部材が開方向に操作され、第1のスロットル開度センサ及び第2のスロットル開度センサの少なくとも一方にノイズが乗っているような状況が確認され得るような状況下で、第1のスロットル開度センサ及び第2のスロットル開度センサの各々の出力の変化方向が同じである場合であっても、これらのスロットル開度センサのいずれかの出力にノイズ的な出力変化が発生したことを精度よく検出しながら、実スロットル開度が目標スロットル開度に収束するフィードバック制御における操作量を小さくすることができ、エンジン出力が不要に急激に変化することを抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態における電子制御スロットルシステムに適用される車両用電子制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態における電子制御スロットルシステムのスロットル開度制御処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、本実施形態における電子制御スロットルシステムのスロットル開度制御処理の流れを説明するためのタイミングチャートである。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における電子制御スロットルシステムにつき、詳細に説明する。
〔電子制御スロットルシステムの構成〕
まず、図1を参照して、本実施形態における電子制御スロットルシステムに適用される車両用電子制御装置の構成につき、詳細に説明する。
図1は、本実施形態における電子制御スロットルシステムに適用される車両用電子制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態における電子制御スロットルシステムに適用される車両用電子制御装置1は、自動二輪車等の車両に搭載されて、図示を省略するCPU(Cen
tral Processing Unit)やメモリ等を有するマイクロコンピュータ等の演算処理装置であり、典型的にはECU(Electronic Control Unit)である。車両用電子制御装置1は、メモリから必要な制御プログラム及び制御データを読み出して、スロットル開度制御処理用等の制御プログラムを実行する。
具体的には、車両用電子制御装置1は、アクセル開度算出部2、吸気圧算出部3、エンジン温度算出部4、車速算出部5、エンジン回転数算出部6、スロットル開度算出部7a、7b、スロットル開度フィルタ値算出部8a、8b、偏差算出部9a、9b、目標スロットル開度フィルタ値算出部10、偏差算出部11、スロットル開度センサ選択部12、選択後スロットル開度設定部12a、燃料点火制御部13、目標スロットル開度算出部14、偏差算出部15、スロットル開度フィードバック(F/B)制御部16、及びモータ駆動出力部17を備えている。これらは、車両用電子制御装置1内において、CPUの機能ブロックとして実現されてもよいし、電気回路として実現されてもよい。
アクセル開度算出部2は、車両における乗員のアクセル操作、具体的には図示を省略するアクセルグリップ等のアクセル操作部材の操作量を検出するアクセル開度センサ21からの出力信号に基づいて、アクセル開度を算出し、このように算出したアクセル開度を示す信号を燃料点火制御部13及び目標スロットル開度算出部14に出力する。
吸気圧算出部3は、吸気圧センサ22からの出力信号に基づいて、吸入空気の圧力(吸気圧)を算出し、このように算出した吸気圧を示す信号を燃料点火制御部13及び目標スロットル開度算出部14に出力する。
エンジン温度算出部4は、エンジン温度センサ23からの出力信号に基づいて、エンジンEの温度を算出し、このように算出したエンジンEの温度を示す信号を燃料点火制御部13及び目標スロットル開度算出部14に出力する。
車速算出部5は、車速センサ24からの出力信号に基づいて、車両の車速を算出し、このように算出した車速を示す信号を燃料点火制御部13及び目標スロットル開度算出部14に出力する。
エンジン回転数算出部6は、クランクセンサ25からの出力信号に基づいて、エンジンEの回転数を算出し、このように算出したエンジンEの回転数を示す信号を燃料点火制御部13及び目標スロットル開度算出部14に出力する。
スロットル開度算出部7aは、スロットル開度センサ26aからの出力信号に基づいて、エンジンEの吸気系に設けられたスロットル弁Tの開度(実スロットル開度)を算出し、このように算出した実スロットル開度を示す信号をスロットル開度フィルタ値算出部8a、偏差算出部9a及び選択後スロットル開度設定部12aに出力する。
スロットル開度算出部7bは、スロットル開度センサ26bからの出力信号に基づいて、実スロットル開度を算出し、このように算出した実スロットル開度を示す信号をスロットル開度フィルタ値算出部8b、偏差算出部9b及び選択後スロットル開度設定部12aに出力する。なお、スロットル開度センサ26a、26bは、共に同一のスロットル弁Tに適用され、その開度(実スロットル開度)に応じた信号(電気信号)を各々出力するものであり、その一方がスロットル弁Tの開度のフィードバック制御に用いられ、他方がそのフィードバック量の妥当性確認の参照用に用いられる。
スロットル開度フィルタ値算出部8aは、スロットル開度算出部7aから出力された実スロットル開度に対してフィルタ処理を施した第1のフィルタスロットル開度を算出する
。スロットル開度フィルタ値算出部8aは、このように算出した第1のフィルタスロットル開度を示す信号を偏差算出部9aに出力する。
スロットル開度フィルタ値算出部8bは、スロットル開度算出部7bから出力された実スロットル開度に対してフィルタ処理を施した第2のフィルタスロットル開度を算出する。スロットル開度フィルタ値算出部8bは、このように算出した第2のフィルタスロットル開度を示す信号を偏差算出部9bに出力する。
偏差算出部9aは、スロットル開度算出部7aから出力された実スロットル開度とスロットル開度フィルタ値算出部8aから出力された第1のフィルタスロットル開度との偏差を第1の実スロットル開度変化量として算出し、このように算出した第1の実スロットル開度変化量を示す信号をスロットル開度センサ選択部12に出力する。
偏差算出部9bは、スロットル開度算出部7bから出力された実スロットル開度とスロットル開度フィルタ値算出部8bから出力された第2のフィルタスロットル開度との偏差を第2の実スロットル開度変化量として算出し、このように算出した第2の実スロットル開度変化量を示す信号をスロットル開度センサ選択部12に出力する。
目標スロットル開度フィルタ値算出部10は、目標スロットル開度算出部14から出力された目標スロットル開度に対してフィルタ処理を施した目標スロットル開度フィルタ値を算出する。目標スロットル開度フィルタ値算出部10は、このように算出した目標スロットル開度フィルタ値を示す信号を偏差算出部11に出力する。なお、必要に応じて、目標スロットル開度フィルタ値算出部を2つ設けて、第1の目標スロットル開度フィルタ値及び第2の目標スロットル開度フィルタ値を算出し、このように算出したこれらの目標スロットル開度フィルタ値を示す信号を各々偏差算出部11に出力してもよい。
偏差算出部11は、目標スロットル開度フィルタ値算出部10から出力された目標スロットル開度フィルタ値と目標スロットル開度算出部14から出力された目標スロットル開度との偏差を目標スロットル開度変化量として算出し、このように算出した目標スロットル開度変化量を示す信号をスロットル開度センサ選択部12に出力する。なお、必要に応じて、2つの目標スロットル開度フィルタ値算出部を設けた場合には、これらから各々出力された第1の目標スロットル開度フィルタ値と第2の目標スロットル開度フィルタ値との偏差を目標スロットル開度変化量として算出し、このように算出した目標スロットル開度変化量を示す信号をスロットル開度センサ選択部12に出力することになる。
スロットル開度センサ選択部12は、偏差算出部9aから出力された第1の実スロットル開度変化量、偏差算出部9bから出力された第2の実スロットル開度変化量、及び偏差算出部11から出力された目標スロットル開度変化量に基づいて、スロットル開度算出部7aから出力された実スロットル開度を示す信号(出力値)とスロットル開度算出部7bから出力された実スロットル開度を示す信号(出力値)の一方を選択する。スロットル開度センサ選択部10は、このように選択した選択結果を示す信号を選択後スロットル開度設定部10aに出力する。
選択後スロットル開度設定部12aは、スロットル開度選択部12から出力された選択結果に基づいて、スロットル開度算出部7aから出力された実スロットル開度とスロットル開度算出部7bから出力された実スロットル開度との一方、又はスロットル開度フィルタ値算出部8aから出力された第1のフィルタスロットル開度とスロットル開度フィルタ値算出部8bから出力された第2のフィルタスロットル開度との一方を、選択後スロットル開度として設定する。選択後スロットル開度設定部10aは、このように設定した選択後スロットル開度を示す信号を、燃料点火制御部13、目標スロットル開度算出部14、
及び偏差算出部15に出力する。
燃料点火制御部13は、アクセル開度算出部2、吸気圧算出部3、エンジン温度算出部4、車速算出部5、エンジン回転数算出部6、及びスロットル開度センサ選択部12からの出力信号に基づいて、燃料噴射システムFI及び点火システムIGを制御することによりエンジンEへの燃料供給動作及びエンジンEの点火動作を制御する。
目標スロットル開度算出部14は、アクセル開度算出部2、吸気圧算出部3、エンジン温度算出部4、車速算出部5、エンジン回転数算出部6、及びスロットル開度センサ選択部12からの出力信号に適宜基づいて、スロットル弁Tの目標開度(目標スロットル開度)を算出する。目標スロットル開度算出部14は、このように算出した目標スロットル開度を示す信号を目標スロットル開度フィルタ値算出部10及び偏差算出部15に出力する。なお、必要に応じて、2つの目標スロットル開度フィルタ値算出部を設けた場合には、目標スロットル開度算出部14は、このように算出した目標スロットル開度を示す信号をこれらの目標スロットル開度フィルタ値算出部及び偏差算出部15に各々出力することになる。
偏差算出部15は、スロットル開度センサ選択部12から出力された信号が示す実スロットル開度と、目標スロットル開度算出部14から出力された信号が示す目標スロットル開度と、の偏差を算出し、このように算出した偏差を示す信号をスロットル開度F/B制御部16に出力する。
スロットル開度F/B制御部16は、偏差算出部15から出力された信号が示す偏差に基づいて、実スロットル開度が目標スロットル開度に一致するようにモータ駆動出力部17に制御信号を出力する。
モータ駆動出力部17は、スロットル開度F/B制御部16から出力された制御信号に従って、スロットル弁Tを駆動するための駆動信号をモータMに出力する。
ここで、スロットル開度算出部7a、7b、スロットル開度フィルタ値算出部8a、8b、偏差算出部9a、9b、目標スロットル開度フィルタ値算出部10a、10b、偏差算出部11、スロットル開度センサ選択部12、燃料点火制御部13、目標スロットル開度算出部14、偏差算出部15、スロットル開度F/B制御部16、モータ駆動出力部17、スロットル開度センサ26a、26b、スロットル弁T、及びモータMを含むスロットルシステムは、電子制御スロットルシステムSであり、この中で、スロットル開度算出部7a、7b、スロットル開度フィルタ値算出部8a、8b、偏差算出部9a、9b、目標スロットル開度フィルタ値算出部10a、10b、偏差算出部11、スロットル開度センサ選択部12、燃料点火制御部13、目標スロットル開度算出部14、偏差算出部15、スロットル開度F/B制御部16、及びモータ駆動出力部17が、電子制御スロットルシステムSにおける電子スロットル制御部である。
このような構成を有する電子制御スロットルシステムSは、以下に示すスロットル開度制御処理を実行することにより、スロットル開度センサ26a、26bの出力にノイズ的な出力変化が発生したことを精度良く検出し、スロットル開度センサ26a、26bの出力を切り換える場合にエンジン出力が急激に変化することを抑制する。以下、図2、図3を参照して、本実施形態における電子制御スロットルシステムSが実行するスロットル開度制御処理の流れについて説明する。
〔スロットル開度制御処理〕
図2は、本実施形態における電子制御スロットルシステムのスロットル開度制御処理の
流れを示すフローチャートである。また、図3は、本実施形態における電子制御スロットルシステムのスロットル開度制御処理の流れを説明するためのタイミングチャートである。
図2のフローチャートに示すように、本実施形態におけるスロットル開度制御処理は、車両に搭載されたバッテリ等の電源から電子制御スロットルシステムSに適用される車両用電子制御装置1に対して電力が供給されたタイミングで開始となり、スロットル開度制御処理はステップS1の処理に進む。なお、かかるスロットル開度制御処理は、このような電力が供給されなくなったタイミングで停止する。
ステップS1の処理では、電子スロットル制御部が、スロットル開度制御処理において算出等される各種パラメータの内でリセットすべきものをリセットする初期化処理を実行する。これにより、ステップS1の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、目標スロットル開度算出部14が、アクセル開度算出部2、吸気圧算出部3、エンジン温度算出部4、車速算出部5、エンジン回転数算出部6、及びスロットル開度センサ選択部12からの出力信号に基づいて、目標スロットル開度TRGを算出する。目標スロットル開度算出部14は、このように算出した目標スロットル開度TRGを示す信号を目標スロットル開度フィルタ値算出部10及び偏差算出部15に出力する。これにより、ステップS2の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS3の処理に進む。なお、必要に応じて、2つの目標スロットル開度フィルタ値算出部を設けた場合には、目標スロットル開度算出部14は、このように算出した目標スロットル開度を示す信号をこれらの目標スロットル開度フィルタ値算出部及び偏差算出部15に各々出力することになる。
ここで、目標スロットル開度TRGは、図3(a)のタイムチャートに細い実線で示すような時間変化を示す。
ステップS3の処理では、目標スロットル開度フィルタ値算出部10が、ステップS2の処理において算出された目標スロットル開度TRGを用いて目標スロットル開度フィルタ値(TRGフィルタ値)TRG_FLTを算出する。具体的には、目標スロットル開度フィルタ値算出部10は、前回のスロットル開度制御処理において算出されたTRGフィルタ値TRG_FLT、目標スロットル開度TRG及びフィルタ係数CFLTを計算式(TRG_FLT*CFLT+TRG*(1.0−CFLT))に代入することによって、今回の処理におけるTRGフィルタ値TRG_FLTを算出する。そして、目標スロットル開度フィルタ値算出部10は、このように算出したTRGフィルタ値TRG_FLTを示す信号を偏差算出部11に出力すると共に、メモリに記憶する。ここで、前回のスロットル開度制御処理において算出されたTRGフィルタ値TRG_FLT及びフィルタ係数CFLTは、各々、メモリに記憶されたものを読み出して用いる。また、フィルタ係数CFLTは、1以下の正の整数であり、目標スロットル開度TRG等をパラメータとして与えられるテーブルデータ等で規定されてもよい。これにより、ステップS3の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS4の処理に進む。
なお、必要に応じて、2つの目標スロットル開度フィルタ値算出部を設けた場合には、ステップS3の処理では、これらの目標スロットル開度フィルタ値算出部が、各々、目標スロットル開度算出部14から出力された目標スロットル開度TRGを用いて目標スロットル開度フィルタ値(TRGフィルタ値)TRGA_FLT、TRGB_FLTを算出すればよい(符号Aは一方の目標スロットル開度フィルタ値算出部に対応し、符号Bは一方の目標スロットル開度フィルタ値算出部に対応する)。この際、対応して用いるフィルタ
係数CFLTA、CLFLTBは、1以下の正の整数であり、CFLTAの値はCFLTBの値より小さく設定されることが好ましい。このようなフィルタ係数CFLTA、CLFLTBによれば、一方の目標スロットル開度フィルタ値算出部による目標スロットル開度TRGに対するフィルタ効果を、他方の目標スロットル開度フィルタ値算出部による目標スロットル開度TRGに対するフィルタ効果よりも強く設定することができる。
ステップS4の処理では、偏差算出部11が、ステップS2の処理で算出された目標スロットル開度TRGとステップS3の処理で算出されたTRGフィルタ値TRG_FLTとの偏差を目標スロットル開度変化量ΔTRGとして算出する。そして、偏差算出部11は、このように算出した目標スロットル開度変化量ΔTRGを示す信号をスロットル開度センサ選択部12に出力する。これにより、ステップS4の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS5の処理に進む。なお、必要に応じて、2つの目標スロットル開度フィルタ値算出部を設けた場合には、偏差算出部11が、ステップS3の処理で各々算出されたTRGフィルタ値TRGA_FLTとTRGB_FLTとの偏差を目標スロットル開度変化量ΔTRGとして算出することになる。
ここで、目標スロットル開度変化量ΔTRGは、図3(b)のタイムチャートに実線で示すような時間変化を示す。
ステップS5の処理では、スロットル開度算出部7aがスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1を読み込み、スロットル開度算出部7bがスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2を読み込む。これにより、ステップS5の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、スロットル開度算出部7aが、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1を実スロットル開度TH_1に変換し、実スロットル開度TH_1を示す信号をスロットル開度フィルタ値算出部8a及び偏差算出部9aに出力する。また、スロットル開度算出部7bが、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2を実スロットル開度TH_2に変換し、実スロットル開度TH_2を示す信号をスロットル開度フィルタ値算出部8b及び偏差算出部9bに出力する。これにより、ステップS6の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS7の処理に進む。なお、実スロットル開度を一致させるための目標スロットル開度値をスロットル開度センサ26a、26bの出力値に変換した電圧値はスロットル開度センサ毎に異なるため、スロットル開度センサ26a、26bの出力値を物理値変換することにより得られた実スロットル開度の値を用いることにより、演算処理を簡素化しながら精度のよいスロットル開度制御処理を実現することができる。
ここで、スロットル開度センサ26aの出力値TPS_1に基づく開度値TH_1は、図3(a)のタイムチャートに太い実線で示すような時間変化を示す。また、スロットル開度センサ26bの出力値TPS_2に基づく開度値TH_2は、図3(a)のタイムチャートに太い点線で示すような時間変化を示す。
ステップS7の処理では、スロットル開度フィルタ値算出部8aが、ステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_1を用いて、今回の処理における第1のフィルタスロットル開度TH_1_FLTを算出する。具体的には、スロットル開度フィルタ値算出部8aは、計算式(TH_1_FLT*CFLT1+TH_1*(1.0−CFLT1))に前回のスロットル開度制御処理における第1のフィルタスロットル開度TH_1_FLT、ステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_1及びフィルタ係数CFLT1を代入することによって、今回の処理における第1のフィルタスロ
ットル開度TH_1_FLTを算出すると共に、メモリに記憶する。同様に、スロットル開度フィルタ値算出部8bが、ステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_2を用いて、今回の処理における第2のフィルタスロットル開度THTH_2_FLTを算出する。具体的には、スロットル開度フィルタ値算出部8bは、計算式(TH_2_FLT*CFLT2+TH_2*(1.0−CFLT2))に前回のスロットル開度制御処理における第2のフィルタスロットル開度TH_2_FLT、ステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_2及びフィルタ係数CFLT2を代入することによって、今回の処理における第2のフィルタスロットル開度THTH_2_FLTを算出すると共に、メモリに記憶する。そして、スロットル開度フィルタ値算出部8a、8bは、各々、第1及び第2のフィルタスロットル開度TH_1_FLT、TH_2_FLTを示す信号を偏差算出部9a、9bに出力する。ここで、前回のスロットル開度制御処理において算出された第1のフィルタスロットル開度TH_1_FLT及び第2のフィルタスロットル開度TH_2_FLT、並びにフィルタ係数CFLT1、CFLT2は、メモリに記憶されたものを読み出して用いる。また、かかる計算式中のフィルタ係数CFLT1、CFLT2は、典型的には互いに値が異なる1以下の正の整数であり、第1のフィルタスロットル開度TH_1_FLT及び第2のフィルタスロットル開度THTH_2_FLTの一方に対するフィルタ効果を、その他方に対するフィルタ効果よりも強く設定することができる。また、フィルタ係数CFLT1、CFLT2は、実スロットル開度TH_1、TH_2等をパラメータとして与えられるテーブルデータ等で規定されてもよい。これにより、ステップS7の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS8の処理に進む。
ここで、第1のフィルタスロットル開度TH_1_FLTは、図3(a)のタイムチャートに一点鎖線で示すような時間変化を示す。また、第2のフィルタスロットル開度TH_2_FLTは、図3(a)のタイムチャートに二点鎖線で示すような時間変化を示す。
ステップS8の処理では、偏差算出部9aが、ステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_1とステップS7の処理において算出された第1のフィルタスロットル開度TH_1_FLTとの偏差を第1の実スロットル開度変化量ΔTH1として算出する。また、偏差算出部9bが、ステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_2とステップS7の処理において算出された第2のフィルタスロットル開度TH_2_FLTとの偏差を第2の実スロットル開度変化量ΔTH2として算出する。そして、偏差算出部9a、9bは、各々、このように算出した第1及び第2の実スロットル開度変化量ΔTH1、ΔTH2を示す信号をスロットル開度センサ選択部12に出力する。これにより、ステップS8の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS9の処理に進む。
ここで、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1は、図3(c)のタイムチャートに実線で示すような時間変化を示す。また、第2の実スロットル開度変化量ΔTH2は、図3(d)のタイムチャートに実線で示すような時間変化を示す。
ステップS9の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS4の処理において算出された目標スロットル開度変化量ΔTRGの値の正負の符号からsgn(ΔTRG)を求めて、それを目標スロットル開度変化量ΔTRGの変化方向フラグSTRGとして設定する。また、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS8の処理において算出された第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の値の正負の符号からsgn(ΔTH1)を求めて、それを第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の変化方向フラグSTH1として設定する。また、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS8の処理において算出された第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の値の正負の符号からsgn(ΔTH2)を求めて、それを第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の変化方向フラグSTH
2として設定する。ここで、演算記号sgn()は、その()内の値が非負で1とし、その()内の値が負で−1とする演算子である。これにより、ステップS9の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS10の処理に進む。
ここで、変化方向フラグSTRGの値は、図3(e)のタイムチャートに実線で示すような時間変化を示し、変化方向フラグSTH1の値は、図3(f)のタイムチャートに実線で示すような時間変化を示し、また、変化方向フラグSTH2の値は、図3(g)のタイムチャートに実線で示すような時間変化を示す。
ステップS10の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS4の処理において算出された目標スロットル開度変化量ΔTRGとステップS8の処理において算出された第1の実スロットル開度変化量ΔTH1との偏差の絶対値を第1の偏差ΔERR1として算出する。同様に、スロットル開度センサ選択部12は、ステップS4の処理において算出された目標スロットル開度変化量ΔTRGとステップS8の処理において算出された第2の実スロットル開度変化量ΔTH2との偏差の絶対値を第2の偏差ΔERR2として算出する。これにより、ステップS10の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS11の処理に進む。
ステップS11の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS4の処理において算出された目標スロットル開度変化量ΔTRGの絶対値が所定変化量より大きいか否かを判別する。判別の結果、目標スロットル開度変化量ΔTRGの絶対値が所定変化量より大きい場合には、スロットル開度選択部12は、スロットル開度制御処理をステップS12の処理に進める。一方、目標スロットル開度変化量ΔTRGの絶対値が所定変化量より大きくない場合には、スロットル開度選択部12は、スロットル開度制御処理をステップS16の処理に進める。
ここで、図3(h)において、目標スロットル開度変化量ΔTRGの絶対値が所定変化量より大きくない(以下である)時間帯を時間帯T3に示す。
ステップS12の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS8の処理において算出された第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の絶対値が所定変化量より大きいか否かを判別する。判別の結果、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の絶対値が所定変化量より大きい場合には、スロットル開度選択部12は、スロットル開度制御処理をステップS1の処理に進める。一方、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の絶対値が所定変化量より大きくない場合には、スロットル開度選択部12は、スロットル開度制御処理をステップS1の処理に進める。
ステップS13の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS8の処理において算出された第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の絶対値が所定変化量より大きいか否かを判別する。判別の結果、第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の絶対値が所定変化量より大きい場合には、スロットル開度選択部12は、スロットル開度制御処理をステップS1の処理に進める。一方、第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の絶対値が所定変化量より大きくない場合には、スロットル開度制御処理をステップS17の処理に進める。
ここで、図3(h)において、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の絶対値が所定変化量より大きくなく(以である)、かつ、第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の絶対値が所定変化量より大きくない(以である)時間帯を時間帯T4に示す。
ステップS14の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS9の処理
で各々設定した変化方向フラグSTH1の値と変化方向フラグSTH2の値とが同じであるか否かを判別することによって、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の変化方向と第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の変化方向とが同じであるか否かを判別する。判別の結果、変化方向フラグSTH1の値と変化方向フラグSTH2の値とが同じである場合には、スロットル開度センサ選択部12は、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の変化方向と第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の変化方向とが同じであると判断し、スロットル開度制御処理をステップS16の処理に進める。一方、変化方向フラグSTH1の値と変化方向フラグSTH2の値とが同じでない場合には、スロットル開度センサ選択部12は、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の変化方向と第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の変化方向とが同じでないと判断し、スロットル開度制御処理をステップS15の処理に進める。
ここで、図3(h)において、変化方向フラグSTH1の値と変化方向フラグSTH2の値とが同じである時間帯を時間帯T1で示し、変化方向フラグSTH1の値と変化方向フラグSTH2の値とが同じでない時間帯を時間帯T2に示す。
ステップS15の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS9の処理で各々設定した変化方向フラグSTRGの値と変化方向フラグSTH1の値とが同じであるか否かを判別することによって、目標スロットル開度変化量ΔTRGの変化方向と第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の変化方向とが同じであるか否かを判別する。判別の結果、変化方向フラグSTRGの値と変化方向フラグSTH1の値とが同じである場合には、スロットル開度センサ選択部12は、目標スロットル開度変化量ΔTRGの変化方向と第1の実スロットル開度変化量ΔTH1の変化方向とが同じであると判断し、スロットル開度制御処理をステップS18の処理に進める。一方、変化方向フラグSTRGの値と変化方向フラグSTH1の値とが同じでない場合には、スロットル開度センサ選択部12は、目標スロットル開度変化量ΔTRGの変化方向と第2の実スロットル開度変化量ΔTH2の変化方向とが同じであると判断し、スロットル開度制御処理をステップS19の処理に進める。
ステップS16の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS10の処理において各々算出された第1の偏差ΔERR1が第2の偏差ΔERR2以下であるか否かを判別する。判別の結果、第1の偏差ΔERR1が第2の偏差ΔERR2以下である場合には、スロットル開度センサ選択部12はスロットル開度制御処理をステップS20の処理に進める。一方、第1の偏差ΔERR1が第2の偏差ΔERR2より大きい場合には、スロットル開度センサ選択部12はスロットル開度制御処理をステップS21の処理に進める。
ステップS17の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、前回のスロットル開度制御処理における選択結果と同じ種類のスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1又はスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2を選択すると共に、再びこの選択結果をメモリに記憶する。選択後スロットル開度設定部12aは、この選択結果に基づいて、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1又はスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2に対応してステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_n(n=1又2)のうちで前回のスロットル開度制御処理において選択された結果に応じたものを選択後スロットル開度として設定する。併せて、電子スロットル制御部は、このように設定された選択後スロットル開度がステップS2の処理において算出した目標スロットル開度TRGに一致するようにスロットル弁Tの開度をフィードバック制御する電子スロットル制御を実施する。これにより、ステップS17の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS1の処理に戻る。
ここで、図3(h)において、ステップS17の処理における電子スロットル制御が実施される時間帯を時間帯T4に示す。この時間帯T4では、前回のスロットル開度制御処理における選択結果と同じ種類のスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1又はスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2が選択されている。
ステップS18の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、変化方向フラグSTH1及び変化方向フラグSTH2のうち、変化方向フラグSTRGの値と同じ値を有する変化方向フラグSTH1に対応するスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1、換言すれば、目標スロットル開度変化量TRGの変化方向に追従する変化方向を示すスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1を選択すると共に、この選択結果をメモリに記憶する。選択後スロットル開度設定部12aは、この選択結果に基づいて、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1に対応してステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_1を選択後スロットル開度として設定する。併せて、電子スロットル制御部が、このように設定された選択後スロットル開度が、ステップS2の処理において算出した目標スロットル開度TRGに一致するようにフィードバック制御する電子スロットル制御を実施する。これにより、ステップS18の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS1の処理に戻る。
ステップS19の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、変化方向フラグSTH1及び変化方向フラグSTH2のうち、変化方向フラグSTRGの値と同じ値を有する変化方向フラグSTH2に対応するスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2、換言すれば、目標スロットル開度変化量TRGの変化方向に追従する変化方向を示すスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2を選択すると共に、この選択結果をメモリに記憶する。選択後スロットル開度設定部12aは、この選択結果に基づいて、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2に対応してステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_2を選択後スロットル開度として設定する。併せて、電子スロットル制御部が、このように設定された選択後スロットル開度が、ステップS2の処理において算出した目標スロットル開度TRGになるようにフィードバック制御する電子スロットル制御を実施する。これにより、ステップS19の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS1の処理に戻る。
ここで、図3(h)において、ステップS18の処理又はステップS19の処理における電子スロットル制御が実施される時間帯を時間帯T2に示し、ステップS18の処理においては、スロットル開度センサ26aの出力値TPS_1が選択される一方で、ステップS19の処理においては、スロットル開度センサ26bの出力値TPS_2が選択されている。
ステップS20の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1を選択すると共に、この選択結果をメモリに記憶する。選択後スロットル開度設定部12aは、この選択結果に基づいて、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26aの出力値TPS_1に対応してステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_1を選択後スロットル開度として設定する。併せて、電子スロットル制御部が、このように設定された選択後スロットル開度が、ステップS2の処理において算出した目標スロットル開度TRGに一致するようにフィードバック制御する電子スロットル制御を実施する。これは、目標スロットル開度変化量ΔTRGの絶対値が所定変化量より大きくなく(以下であり)、かつ、第1の偏差ΔERR1が第2の偏差ΔERR2以下である場合に、目標スロットル開度変化量ΔTRGに対する偏差量の小さい実スロットル開度TH_1に基づいて電子スロットル制御を実施することを意味し、その制御の過剰な応答性を抑制することができることになる。これにより、ステップS20の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS1の処理に戻る。
ステップS21の処理では、スロットル開度センサ選択部12が、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2を選択すると共に、この選択結果をメモリに記憶する。選択後スロットル開度設定部12aは、この選択結果に基づいて、ステップS5の処理において読み込まれたスロットル開度センサ26bの出力値TPS_2に対応してステップS6の処理において算出された実スロットル開度TH_2を選択後スロットル開度として設定する。併せて、電子スロットル制御部が、このように設定された選択後スロットル開度が、ステップS2の処理において算出した目標スロットル開度TRGに一致するようにフィードバック制御する電子スロットル制御を実施する。これは、目標スロットル開度変化量ΔTRGの絶対値が所定変化量より大きくなく(以下であり)、かつ、第2の偏差ΔERR2が第の偏差ΔERR1未満である場合に、目標スロットル開度変化量ΔTRGに対する偏差量の小さい実スロットル開度TH_2に基づいて電子スロットル制御を実施することを意味し、その制御の過剰な応答性を抑制することができることになる。これにより、ステップS21の処理は完了し、スロットル開度制御処理はステップS1の処理に戻る。
ここで、図3(h)において、ステップS20の処理又はステップS21の処理における電子スロットル制御が実施される時間帯を時間帯T1又は時間帯T3に示し、ステップS20の処理においては、スロットル開度センサ26aの出力値TPS_1が選択される一方で、ステップS21の処理においては、スロットル開度センサ26bの出力値TPS_2が選択されている。
以上の説明から明らかなように、本実施形態における電子制御スロットルシステムSの構成では、スロットル開度センサ選択部12が、第1のスロットル開度センサ26a及び第2のスロットル開度センサ26bのうち、目標スロットル開度TRGの変化方向に追従する変化方向を示す出力を有するもののその出力を選択するものであるため、特に、車両の加速時等で、アクセル操作部材が開方向に操作され、第1のスロットル開度センサ26a及び第2のスロットル開度センサ26bの少なくとも一方にノイズが乗っているような状況が確認され得るような状況下で、第1のスロットル開度センサ26a及び第2のスロットル開度センサ26bの各々の出力の変化方向が異なっている場合であっても、これらのスロットル開度センサ26a、26bのいずれかの出力にノイズ的な出力変化が発生したことを精度よく検出しながら、実スロットル開度TH_1、TH_2が目標スロットル開度TRGに収束するフィードバック制御における操作量を小さくすることができ、エンジン出力が不要に急激に変化することを抑制することができる。
また、本実施形態における電子制御スロットルシステムSの構成では、スロットル開度センサ選択部12が、目標スロットル開度変化量ΔTRGと第1の実スロットル開度変化量ΔTH1との偏差の絶対値である第1の偏差ΔERR1と、目標スロットル開度変化量ΔTRGと第2の実スロットル開度変化量ΔTH2との偏差の絶対値である第2の偏差ΔERR2と、を算出し、第1の偏差ΔERR1が第2の偏差ΔERR2以下である場合には第1のスロットル開度センサ26aの出力を選択し、第2の偏差ΔERR2が第1の偏差ΔERR1未満である場合には、第2のスロットル開度センサ26bの出力を選択するものであるため、特に、車両のクルージング時や減速時等で、アクセル操作部材が緩やかに操作される場合、又は、車両の加速時等で、アクセル操作部材が開方向に操作され、第1のスロットル開度センサ26a及び第2のスロットル開度センサ26bの少なくとも一方にノイズが乗っているような状況が確認され得るような状況下で、第1のスロットル開度センサ26a及び第2のスロットル開度センサ26bの各々の出力の変化方向が同じである場合であっても、これらのスロットル開度センサ26a、26bのいずれかの出力にノイズ的な出力変化が発生したことを精度よく検出しながら、実スロットル開度TH_1、TH_2が目標スロットル開度TRGに収束するフィードバック制御における操作量を小さくすることができ、エンジン出力が不要に急激に変化することを抑制することができる。
また、本実施形態における電子制御スロットルシステムSの構成では、スロットル開度センサ選択部12が、目標スロットル開度変化量ΔTRGが所定変化量より大きく、第1の実スロットル開度変化量ΔTH1が所定変化量以下であり、かつ、第2の実スロットル開度変化量ΔTH2が所定変化量以下である場合には、第1のスロットル開度センサ26a及び第2のスロットル開度センサ26bのうち、スロットル開度センサ選択部12による前回の選択処理で選択されたものの出力を選択するものであるため、スロットル開度センサ選択部12の選択処理における演算処理量を低減しながらフィードバック制御することができる。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明は、スロットル開度センサの出力にノイズ的な出力変化が発生したことを精度よく検出すると共にスロットル開度センサの出力を適切に選択して、エンジン出力が急激に変化することを抑制可能な電子制御スロットルシステムを提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から自動二輪車等の車両用の電子制御スロットルシステムに広く適用され得るものと期待される。
1…車両用電子制御装置
2…アクセル開度算出部
3…吸気圧算出部
4…エンジン温度算出部
5…車速算出部
6…エンジン回転数算出部
7a…スロットル開度算出部
7b…スロットル開度算出部
8a…スロットル開度フィルタ値算出部
8b…スロットル開度フィルタ値算出部
9a…偏差算出部
9b…偏差算出部
10a…目標スロットル開度フィルタ値算出部
10b…目標スロットル開度フィルタ値算出部
11…偏差算出部
12…スロットル開度センサ選択部
12a…選択後スロットル開度設定部
13…燃料点火制御部
14…目標スロットル開度算出部
15…偏差算出部
16…スロットル開度フィードバック(F/B)制御部
17…モータ駆動出力部
21…アクセル開度センサ
22…吸気圧センサ
23…エンジン温度センサ
24…車速センサ
25…クランクセンサ
26a、26b…スロットル開度センサ
E…エンジン
M…モータ
T…スロットル弁
S…電子制御スロットルシステム

Claims (2)

  1. 目標スロットル開度を算出し、スロットル弁の開度が算出された目標スロットル開度に一致するようにフィードバック制御する電子制御スロットルシステムであって、
    前記スロットル弁の実際の開度である実スロットル開度を各々検出する第1のスロットル開度センサ及び第2のスロットル開度センサと、
    前記第1のスロットル開度センサ及び前記第2のスロットル開度センサのうち、一方のスロットル開度センサの出力を選択するスロットル開度センサ選択部と、を備え、
    前記スロットル開度センサ選択部は、前記第1のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の変化方向と前記第2のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の変化方向とが異なる場合には、前記第1のスロットル開度センサ及び前記第2のスロットル開度センサのうち、前記目標スロットル開度の変化方向に追従する変化方向を示す出力を有するものの前記出力を選択することを特徴とする電子制御スロットルシステム。
  2. 前記電子制御スロットルシステムは、更に、前記目標スロットル開度の変化量である目標スロットル開度変化量を算出し、
    前記スロットル開度センサ選択部は、前記第1のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の前記変化方向と前記第2のスロットル開度センサによって検出される前記実スロットル開度の前記変化方向とが同じである場合には、前記目標スロットル開度変化量と前記第1の実スロットル開度変化量との偏差の絶対値である第1の偏差と、前記目標スロットル開度変化量と前記第2の実スロットル開度変化量との偏差の絶対値である第2の偏差と、を算出し、前記第1の偏差前記第2の偏差以下である場合には前記第1のスロットル開度センサの出力を選択し、前記第2の偏差が前記第1の偏差未満である場合には、前記第2のスロットル開度センサの出力を選択することを特徴とする請求項1に記載の電子制御スロットルシステム。
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