JP6281418B2 - スイッチ付同軸コネクタ - Google Patents
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Description
まず、図1〜図8に示された本発明の第1の実施形態にかかるスイッチ付同軸コネクタ10は、図示を省略した印刷配線基板上に実装されるものであって、当該スイッチ付同軸コネクタ10に対して、相手コネクタとしての検査用プラグコネクタ20(図25〜図27参照)が上方側から嵌合され、又は上方側に向かって抜出される構成になされている。すなわち、そのスイッチ付同軸コネクタ10の上方側に配置された検査用プラグコネクタ20が、作業者の手で把持されながら下方側のスイッチ付同軸コネクタ10に向かって適宜の力で押し込まれ、それによって両コネクタ10,20同士が嵌合された装着状態になされる。
図27にも示されているように、上述したスイッチ付同軸コネクタ10の本体部を構成している絶縁ハウジング11は、プラスチック等の樹脂材を用いて例えばモールド成形されたものであって、平面略矩形状の板状部材からなるベース枠体部11aと、そのベース枠体部11aの上面中央部分に配置された挿入ガイド部11bと、を一体的に有している。
一方、図9〜図24にも示されているように、絶縁ハウジング11のベース枠体部11aに設けられたコンタクト挿入通路11eの内部には、信号伝送用の可動コンタクト12、及び固定コンタクト13が、上述した検査用プラグコネクタ(相手コネクタ)20の挿入・抜去の方向(上下方向)に対して略直交する水平方向に、互いに対向するように挿入されて取り付けられている。以下、これらの可動コンタクト12及び固定コンタクト13同士が対向する方向を、「コンタクト対向方向」と呼び、また、各コンタクト12,13の個々において、相手側のコンタクトに向かっている方向を「前方」、その反対方向を「後方」とする。
上述した固定基板12b,13bは、略水平に延在する板状部材から形成されており、当該固定基板12b,13bの両側縁部、すなわちコンタクト対向方向と直交する板幅方向の両端部からは、絶縁ハウジング11に対する固定部としての固定延設片12c,13cが、両側外方に向かって略水平に延出している。これらの固定延設片12c,13cは、固定基板12b,13bの両側外方において、後述する弾性ビーム状部材12a及び固定ビーム状部材13aに沿うようにして前後方向に略水平に突出するように形成されており、絶縁ハウジング11の壁面に溝状をなすように凹設された固定溝部に対して圧入されている。そして、これら固定延設片12c,13cの絶縁ハウジング11に対する係合力によって、可動コンタクト12及び固定コンタクト13の全体の保持が行われる構成になされている。
一方、前述した可動コンタクト12の弾性ビーム状部材12a、及び固定コンタクト13の固定ビーム状部材13aは、互いに近接するように片持ち状をなして突出する帯板状のバネ部材及び固定部材からそれぞれ形成されている。そのうち、固定コンタクト13の固定ビーム状部材13aは、上述した固定基板13bの前端縁部から、相手側の可動コンタクト12に向かって直接的に延出する構成になされている。これに対して、可動コンタクト12の弾性ビーム状部材12aは、固定基板12bの前端縁部から湾曲状延在部12a1が一体的に延出しているとともに、その湾曲状延在部12a1から前方側、つまり相手側の固定コンタクト13側に向かって傾斜状延在部12a2が一体的に延出する構成になされている。
前述した構成を有する可動コンタクト12に対して、固定コンタクト13の固定ビーム状部材13aは、固定基板13bの前端縁部から相手側の可動コンタクト12に向かって直接的に延出する構成になされているため、剛性を有する固定部材となっている。すなわち、当該固定コンタクト13の固定ビーム状部材13aは、特に図16〜図24に示されているように、固定基板13bの前端縁部から相手側の可動コンタクト12に向かうコネクタ対向方向の前方側に略水平に延在する構成になされているが、当該固定ビーム状部材13aの全体は、幅広かつ短長に形成されていることによって、揺動等の弾性変位を生じない剛性を備えた構造になされている。
一方、上述した絶縁ハウジング11の上面側表面には、薄板状の導電性部材からなる導電性シェル14が上方側から覆うようにして装着されている。この導電性シェル14は、絶縁ハウジング11の上面側から挿入ガイド部11bの外周面の一部を覆うように装着されているが、この導電性シェル14が絶縁ハウジング11の上面側表面を覆っている上面基板14aが平面略矩形状をなすように形成されている。
11 絶縁ハウジング
11a ベース枠体部
11b 挿入ガイド部
11c プローブ挿入穴(相手挿入穴)
11d 傾斜ガイド面
11e コンタクト挿入通路
12 可動コンタクト
12a 弾性ビーム状部材
12a1 湾曲状延在部
12a2 傾斜状延在部
12a3 接触貫通穴
12b 固定基部
12c 固定延設片
12d 切欠き部
12e 基板接続部
13 固定コンタクト
13a 固定ビーム状部材
13b 固定基部
13c 固定延設片
13d 切欠き部
13e 基板接続部
13f 固定接点部
13f1 接点形成穴
13f2 接点補助穴
13f3 突状変形部分
14 導電性シェル
14a 上面基板
14b グランド端子部
14c 固定係止溝
14d 基板接続部
14f 半田接合片
20 検査用プラグコネクタ(相手コネクタ)
20a プローブ
20b 係合突部
Claims (4)
- 相手コネクタの嵌合方向に弾性変位可能に設けられた可動コンタクトが、固定コンタクトに設けられた固定接点部に対して接触・離間するように構成されたスイッチ付同軸コネクタにおいて、
前記固定接点部が、前記固定コンタクトに貫通形成された接点形成穴の開口端縁部に設けられたものであって、
前記固定接点部は、前記接点形成穴を挟んだ両側に対向配置されていることを特徴とするスイッチ付同軸コネクタ。 - 前記固定接点部が、前記固定コンタクトの一部であって前記接点形成穴の開口端縁部を取り囲む領域を前記相手コネクタの嵌合方向に突出させた突状変形部分に設けられ、
前記突状変形部分は、前記相手コネクタの嵌合方向に対して傾斜する方向に延出する傾斜面部を有し、その突状変形部分の傾斜面部の延出端に前記固定接点部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ付同軸コネクタ。 - 前記固定接点部は、前記可動コンタクトと固定コンタクトとの対向方向に対して直交する方向に対向するように設けられていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ付同軸コネクタ。
- 前記接点形成穴に隣接して接点補助穴が設けられたものであって、
前記接点補助穴の内径が、前記接点形成穴の内径よりも前記一対の固定接点部の対向方向において拡大されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ付同軸コネクタ。
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