JP6280785B2 - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents
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Description
前記揚送コンベヤが縦向き姿勢に固定状態で設けられ、この揚送コンベヤの上端位置に機体外方に開放する開口が形成され、この開口から送り出された穀粒を下方に案内するガイド体を前記揚送コンベヤに備えており、
前記排出シュートが、樋状であり、前記ガイド体の下側において前記揚送コンベヤに対し揺動支軸を中心にして上下揺動自在に支持されると共に、この排出シュートを駆動力により上下揺動させる駆動機構を備え、
前記駆動機構が、前記揺動支軸より上側に配置される電動モータと、この電動モータの駆動力により前記排出シュートを前記揺動支軸を中心に揺動させるリンク機構とを備え、
前記排出シュートの幅が、前記揚送コンベヤの外径寸法より大きく設定され、前記排出シュートの幅方向で、前記排出シュートが前記揚送コンベヤに対してオーバーハングするオーバーハング領域に前記電動モータが配置され、
前記電動モータと前記リンク機構とが、前記排出シュートの幅方向に沿う方向視において前記揚送コンベヤの上部と前記ガイド体とに亘る領域と重複するように配置されている点にある。
従って、排出シュートの揺動角を、手間を掛けずに容易に変更し得るコンバインの穀粒排出装置が構成された。
〔コンバインの構成〕
図1、図2に示すように、左右一対のクローラ走行装置1によって走行する走行機体2の前端に刈取部3を昇降自在に備えると共に、走行機体2に対して脱穀部4と穀粒タンク5と穀粒排出装置Aとを備え、走行機体2の穀粒タンク5の前部位置に運転部Cを備えて自脱型のコンバインが構成されている。
運転部Cは、エンジンボンネット11の上面に備えられた運転座席12と、この運転座席12より下側で作業者が搭乗するデッキ13と、運転座席12の前方位置の操縦塔14とを備えて構成されている。
クローラ走行装置1は、トラックフレーム27に対して、駆動スプロケット28と、複数の接地転輪29と、緊張輪30とを支持し、これらにクローラベルト31を巻回した構成を有している。尚、駆動スプロケット28はミッションケース6からの駆動力で回転する。
図1〜図4に示すように、穀粒タンク5は、前後方向に伸びる底スクリュー37を備えている。穀粒タンク5の前端部には底スクリュー37のシャフト部に連結する駆動プーリ38を備え、穀粒タンク5の後端部には底スクリュー37から排出される穀粒を穀粒排出装置Aに送り込むエルボー状の排出ケース39を備えている。
排出ガイド43の下側で揚送ケース41の外壁に固設されたブラケット61に揺動支軸62を備え、この揺動支軸62に対して排出シュート50の上部シュート51の上部位置が揺動自在に支持されている。これにより排出シュート50は揺動支軸62を中心にして上下揺動が可能となる。
穀粒排出装置Aでは、図4、図8〜図10に示すように、揺動支軸62を中心にした排出シュート50の揺動を駆動力により行う駆動機構Dを備え、この駆動機構Dを離間した位置から制御するコントローラ65を備えている。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
40 揚送コンベヤ
50 排出シュート
62 揺動支軸
65 コントローラ
70 電動モータ
71 第1支軸
72 第1アーム
73 第2支軸
74 第2アーム
75 第3支軸
76 減速機構
85 油圧シリンダ
85A シリンダチューブ
85B ピストンロッド
86 第1支点(第1軸体)
87 第2支点(第2軸体)
A 穀粒排出装置
D 駆動機構
G 摩擦伝動機構
W1 外径寸法(ケース幅)
W2 幅(シュート幅)
W3 オーバーハング領域
Claims (5)
- 穀粒タンクに貯留した穀粒を上方に搬送する揚送コンベヤと、この揚送コンベヤの上部に搬送された穀粒を自重により機体外方に流下案内する排出シュートとを備えているコンバインの穀粒排出装置であって、
前記揚送コンベヤが縦向き姿勢に固定状態で設けられ、この揚送コンベヤの上端位置に機体外方に開放する開口が形成され、この開口から送り出された穀粒を下方に案内するガイド体を前記揚送コンベヤに備えており、
前記排出シュートが、樋状であり、前記ガイド体の下側において前記揚送コンベヤに対し揺動支軸を中心にして上下揺動自在に支持されると共に、この排出シュートを駆動力により上下揺動させる駆動機構を備え、
前記駆動機構が、前記揺動支軸より上側に配置される電動モータと、この電動モータの駆動力により前記排出シュートを前記揺動支軸を中心に揺動させるリンク機構とを備え、
前記排出シュートの幅が、前記揚送コンベヤの外径寸法より大きく設定され、前記排出シュートの幅方向で、前記排出シュートが前記揚送コンベヤに対してオーバーハングするオーバーハング領域に前記電動モータが配置され、
前記電動モータと前記リンク機構とが、前記排出シュートの幅方向に沿う方向視において前記揚送コンベヤの上部と前記ガイド体とに亘る領域と重複するように配置されているコンバインの穀粒排出装置。 - 前記リンク機構が、前記揚送コンベヤに対し第1支軸により揺動自在に支持した第1アームと、前記排出シュートに対し第2支軸により揺動自在に支持した第2アームとを備えており、前記第1アームの揺動端を前記第2アームの揺動端に第3支軸により屈曲自在に連結している請求項1に記載のコンバインの穀粒排出装置。
- 前記電動モータの駆動力を減速して前記第1アームに伝える減速機構を備えている請求項2記載のコンバインの穀粒排出装置。
- 前記減速機構と前記第1アームとの間において摩擦式に回転力を伝える摩擦伝動機構を備えている請求項3記載のコンバインの穀粒排出装置。
- 前記電動モータを、この電動モータから離間した位置から制御するコントローラを備えている請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンバインの穀粒排出装置。
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