JP5302030B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
そして、先端排出筒の連動機構における回動個所に摩擦機構を介設したので、先端排出筒に大きな負荷がかかった場合、連動機構における回動個所において摩擦機構がその負荷を吸収することができることになり、先端排出筒に連結した連動機構の損傷を防止することができる効果がある。
〔1.コンバイン100の全体構成について〕
図1〜図3に示すように、コンバイン100は、左右一対の走行クローラ2(走行部)にて支持された走行機体1を備え、走行機体1の前部には、穀稈を刈取る4条刈り用の刈取装置3が、単動式の昇降用油圧シリンダ(図示せず)によって刈取回動支点軸4a回りに昇降調節可能に装着されており、走行機体1には、フィードチェン6を有する脱穀装置5と、脱穀後の穀粒を貯留するグレンタンク7とが並列に搭載されている。なお、脱穀装置5は、走行機体1の前進方向に向かって左側に配置され、グレンタンク7は、走行機体1の前進方向に向かって右側に配置されている(図3参照)。
穀粒排出コンベヤ8は、図2に示すように、グレンタンク7内の底部に配置する横送りオーガ11と、グレンタンク7の後部の外側に立設する縦送りオーガ12及び縦送りオーガ筒13と、縦送りオーガ12の上端側に連結し、機体天井部9に載置された排出オーガ14及び排出オーガ筒15とから構成されている。縦送りオーガ12の略垂直なオーガ軸心線の上端回りには排出オーガ筒15の基端側を中心に先端側を旋回させるオーガ旋回用電動モータ16と、排出オーガ筒15の基端側を支点に排出オーガ筒15の先端側を昇降させるオーガ昇降用油圧シリンダ17とを備える。従って、排出オーガ筒15の先端側はオーガ旋回用電動モータ16又はオーガ昇降用油圧シリンダ17を介して、任意位置に旋回又は昇降することができる。なお、排出オーガ筒15の基端側の旋回及び昇降の作動を行うためには、排出オーガ筒15基端側と縦送りオーガ筒13の上端側とを枢支部mを介して連動連結している。
次に、図6〜図8を参照して、穀粒排出コンベヤ8における排出オーガ14の穀粒排出構造を説明する。図6〜図8に示すように、排出オーガ14の送出終端部である前側排出オーガ筒15aの先端部にはガイド筒体66が連設されており、前側排出オーガ筒15aの先端開口部にガイド筒体66の基端側の基端開口部66aが連通状態に形成されている。ガイド筒体66の下端側に形成した下方開口部66bは下向きに開口しており、ガイド筒体66の閉塞前側壁66cにはベアリング軸受67を介して前側排出オーガ14aのオーガ軸先端が回転自在に軸支されている。なお、ガイド筒体66は、四角筒をL形に折り曲げた形状に形成され、基端開口部66aと下方開口部66bとがL形通路66dによって連通されている。
次に、図6及び図7を参照して、先端排出筒69が支軸68を中心に回動して排出オーガ14の先端の開閉を行う開閉構造について説明する。すなわち、図6に示すように、排出筒駆動用電動モータ70は、前側排出オーガ筒15aの右外側面にボルト81にて締結されており、前側排出オーガ筒15aの右外側面には、扇形の開閉ギヤ82がギヤ支軸83を介して回動可能に軸支されており、排出筒駆動用電動モータ70の出力軸84に出力ギヤ85を介して開閉ギヤ82を歯合させている。開閉ギヤ82には、長さ調節可能なターンバックル付ロッド86の一端側がピン軸87にて連結されている。支軸68に設けた開閉リンク88にターンバックル付ロッド86の他端側を連結している。排出筒駆動用電動モータ70の正逆転操作によって先端排出筒69が開閉作動するように構成している。
先端排出筒69と排出筒駆動用電動モータ70との間には各種構成部材からなる連動機構Rが介設されていることは前述した通りであり、かかる連動機構Rは、排出筒駆動用電動モータ70から出力ギヤ85、開閉ギヤ82、ターンバックル付ロッド86、開閉リンク88、支軸68を介して先端排出筒69に開閉動力を伝達するように構成されている。
運転部10の操作盤Yや穀粒排出コンベヤ8の終端近傍位置に配設した或いは携帯可能とした操作盤Yは、図10に示すように、上段部・中段部・下段部の三段階に分かれており、それぞれにスイッチ類を適宜配設している。
排出筒駆動用電動モータ70(図11参照)の穀粒排出制御は次のように実行される。即ち、タイマ設定器92のタイマ設定値が読込まれ、運転部10のオペレータによって操作盤Yの運転側開閉スイッチ91がオン操作され、排出筒駆動用電動モータ70が正回転したときに、タイマ設定器92のタイマ設定値に基づき設定時間だけ排出筒駆動用電動モータ70が正回転動作し、その結果、図7に示すように、先端排出筒69が閉位置Aから斜め前方位置Bに移行し、穀粒排出コンベヤ8の穀粒送り方向で斜め前方に向けて先端排出筒69から穀粒が排出される。なお、排出筒駆動用電動モータ70の穀粒排出制御は、図示しないトラックの荷台又はコンテナの上方に先端排出筒69を支持している状態で実行される。
3 刈取装置
5 脱穀装置
7 グレンタンク
8 穀粒排出コンベヤ
9 機体天井部
14 排出オーガ
20 エンジン
25 オーガクラッチ
66 ガイド筒体
68 支軸
69 先端排出筒
69a 排出口シャッタ
70 排出筒駆動用電動モータ
Claims (3)
- 走行機体と、
刈取装置及び脱穀装置と、
脱穀装置で脱穀した穀粒を貯溜するグレンタンクと、
グレンタンクに連通して貯溜穀粒を機外に排出する排出オーガと
を具備したコンバインにおいて、
排出オーガの排出オーガ筒の終端部に支軸を介して先端排出筒を回動自在に連設し、先端排出筒回動用の電動モータからの出力軸と先端排出筒との間に介設した連動機構により先端排出筒を穀粒排出姿勢と穀粒非排出姿勢とに上下回動変位させることで、送出終端部の排出口である下方開口部を開閉可能として、先端排出筒を穀粒非排出姿勢となした場合には、先端排出筒の軸線と排出オーガ筒の軸線とが略同一となるように構成すると共に、先端排出筒が下方開口部を閉塞する排出口シャッタとして機能するように構成し、
しかも、先端排出筒の連動機構における回動個所に摩擦機構を介設することにより、外部から先端排出筒にかかる負荷を吸収すべく構成したことを特徴とするコンバイン。 - 摩擦機構は、電動モータの出力軸に連動連結した開閉ギヤと、先端排出筒の支軸に連動連設したロッド基端との間に介設したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
- 電動モータの出力軸の回転半径よりも、出力軸に噛合した開閉ギヤの回転半径を大きくすると共に電動モータの出力軸に連動連結した開閉ギヤは、ギヤ支軸を介して回転自在に構成し、ギヤ支軸には、連動リンクの基端を枢支し、連動リンクの先端は、ピン軸を介して先端排出筒に連動連結したロッド基端に連結しており、開閉ギヤと連動リンクとの間には、ギヤ支軸を軸とした摩擦機構としての多板クラッチを介設したことを特徴とする請求項2に記載のコンバイン。
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