JP6280063B2 - 投写用光学系および投写型表示装置 - Google Patents

投写用光学系および投写型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6280063B2
JP6280063B2 JP2015035085A JP2015035085A JP6280063B2 JP 6280063 B2 JP6280063 B2 JP 6280063B2 JP 2015035085 A JP2015035085 A JP 2015035085A JP 2015035085 A JP2015035085 A JP 2015035085A JP 6280063 B2 JP6280063 B2 JP 6280063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
projection optical
projection
conditional expression
following conditional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015035085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016156986A (ja
Inventor
賢 天野
賢 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2015035085A priority Critical patent/JP6280063B2/ja
Priority to US15/044,531 priority patent/US10048476B2/en
Priority to CN201620133306.9U priority patent/CN205485026U/zh
Publication of JP2016156986A publication Critical patent/JP2016156986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6280063B2 publication Critical patent/JP6280063B2/ja
Priority to US16/031,244 priority patent/US10890742B2/en
Priority to US16/031,228 priority patent/US10890741B2/en
Priority to US16/129,668 priority patent/US10768397B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B17/00Systems with reflecting surfaces, with or without refracting elements
    • G02B17/008Systems specially adapted to form image relays or chained systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/06Panoramic objectives; So-called "sky lenses" including panoramic objectives having reflecting surfaces
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/22Telecentric objectives or lens systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/16Optical objectives specially designed for the purposes specified below for use in conjunction with image converters or intensifiers, or for use with projectors, e.g. objectives for projection TV
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/28Reflectors in projection beam

Description

本発明は、投写用光学系および投写型表示装置に関し、特に、液晶表示素子やDMD( Digital Micromirror Device:登録商標)等のライトバルブを搭載した投写型表示装置に用いられるのに好適な投写用光学系およびこれを用いた投写型表示装置に関するものである。
近年、液晶表示素子やDMD( Digital Micromirror Device:登録商標)等のライトバルブを搭載した投写型表示装置(プロジェクタともいう)が広く普及し、かつ高性能化してきている。特に、ライトバルブの解像度が向上したことに伴い、投写用光学系の解像性能に対しても高度な要望がなされるようになってきている。
また、スクリーンまでの距離設定の自由度を高めることや室内空間での設置性を考慮して、コンパクトな構成でありながら、より高性能で、より広角化の図られた汎用性の高い投写用光学系を投写型表示装置に搭載したいという要望も強くなっている。
このような要望に応えるべく、複数枚のレンズからなる第1光学系で中間像を形成し、同じく複数枚のレンズからなる第2光学系で再結像させる投写用光学系が提案されている。(特許文献1、2参照)
通常の中間像を結ばない光学系のみで構成された投写用光学系は、焦点距離を短くして広角化をしようとすると、どうしても拡大側のレンズが大きくなりすぎてしまうが、上記のように中間結像させる方式の投写用光学系では、第2光学系のバックフォーカスを短縮できるとともに、第2光学系の拡大側のレンズ径を小さくすることが可能であり、焦点距離を短くして広角化するのにも適している。
国際公開第09/107553号 特開2006−330410号公報
しかしながら、特許文献1は、第2光学系が魚眼レンズであり、最終像面で歪曲収差が大きく残存してしまうため、通常の投写用光学系としては適さない。また、特許文献2は、中間像を境に第1光学系、第2光学系で独立して収差補正を行っているため、昨今要求されているレベルの広角化には達しきれていない。さらに、特許文献1,2とも一度中間像を結ぶため、どうしてもレンズ全長が大きくなってしまっている。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、中間像を形成する投写用光学系において、小型化を達成しつつ、広角で諸収差が良好に補正された高い投写性能を有する投写用光学系およびこの投写用光学系を備えた投写型表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明の投写用光学系は、縮小側共役面上に配置された画像表示素子に表示された画像を、拡大側共役面上に拡大像として投写する投写用光学系であって、縮小側から順に、複数のレンズにより構成され、画像表示素子上の画像を中間像として結像させる第1光学系と、反射面で光路を折り曲げる第1光路折り曲げ手段と、複数のレンズにより構成され、中間像を拡大側共役面上に結像する第2光学系から実質的になり、第2光学系は、縮小側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、反射面で光路を折り曲げる第2光路折り曲げ手段と、正の屈折力を有する第2レンズ群から実質的になり、下記条件式(1)および(2)を満足することを特徴とする。
10.0<TL1/|f|<50.0 …(1)
4.0<TL21/|f|<30.0 …(2)
ただし、
TL1:第1光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
TL21:第1レンズ群の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
f:全系の焦点距離
本発明の投写用光学系においては、下記条件式(1−1)および/または(2−1)を満足することが好ましい。
15.0<TL1/|f|<40.0 …(1−1)
6.0<TL21/|f|<20.0 …(2−1)
また、下記条件式(3)および(4)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(3−1)および/または(4−1)を満足することがより好ましい。
8.0<D12/|f|<30.0 …(3)
10.0<D12/|f|<25.0 …(3−1)
5.0<D212/|f|<20.0 …(4)
6.0<D212/|f|<15.0 …(4−1)
ただし、
D12:第1光学系と第2光学系の光軸上の間隔
D212:第1レンズ群と第2レンズ群の光軸上の間隔
f:全系の焦点距離
また、下記条件式(5)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
1.50<f2/|f|<2.80 …(5)
1.52<f2/|f|<2.20 …(5−1)
ただし、
f2:第2光学系の焦点距離
f:全系の焦点距離
また、下記条件式(6)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
8.20<Imφ・f2/f<20.00 …(6)
8.30<Imφ・f2/f<16.00 …(6−1)
ただし、
Imφ:縮小側における有効像円直径
f2:第2光学系の焦点距離
f:全系の焦点距離
また、下記条件式(7)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(7−1)を満足することがより好ましい。
0.020<enP/TL2<0.160 …(7)
0.050<enP/TL2<0.145 …(7−1)
ただし、
enP:第2光学系の最も拡大側面から拡大側を入射側とした場合の入射瞳位置までの光軸上の距離
TL2:第2光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
また、下記条件式(8)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(8−1)を満足することがより好ましい。
0.125<Imφ/TL2<0.240 …(8)
0.130<Imφ/TL2<0.200 …(8−1)
ただし、
Imφ:縮小側における有効像円直径
TL2:第2光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
また、下記条件式(9)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(9−1)を満足することがより好ましい。
0.30<f22/f21<2.00 …(9)
0.40<f22/f21<1.70 …(9−1)
ただし、
f21:第1レンズ群の焦点距離
f22:第2レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(10)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(10−1)を満足することがより好ましい。
4.0<Bf/|f| …(10)
5.0<Bf/|f|<20.0 …(10−1)
ただし、
Bf:全系のバックフォーカス(空気換算距離)
f:全系の焦点距離
また、第1レンズ群と第2レンズ群の間で、最大画角の主光線と第2光学系の光軸が交わることが好ましい。
また、中間像は、光軸中心より周辺部が第1光学系側に像面湾曲しているように構成してもよい。
また、第1光路折り曲げ手段および/または第2光路折り曲げ手段は、ミラーであることが好ましい。
また、第1光路折り曲げ手段および/または第2光路折り曲げ手段は、光路を90度折り曲げる向きに配置されることが好ましい。
また、画像表示素子に表示された画像を、180度反転した向きに拡大像として投写することが好ましい。
本発明の投写型表示装置は、光源と、光源からの光が入射するライトバルブと、ライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写する投写用光学系としての上記本発明の投写用光学系とを備えたことを特徴とする。
なお、上記「拡大側」とは、被投写側(スクリーン側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にスクリーン側を拡大側と称するものとする。一方、上記「縮小側」とは、画像表示素子側(ライトバルブ側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にライトバルブ側を縮小側と称するものとする。
また、上記「〜から実質的になる」とは、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやマスクやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素等を含んでもよいことを意図するものである。
また、上記「レンズ群」とは、必ずしも複数のレンズから構成されるものだけでなく、1枚のレンズのみで構成されるものも含むものとする。
また、「バックフォーカス」については、拡大側、縮小側をそれぞれ一般的な撮像レンズの物体側、像側に相当するものとして考え、拡大側、縮小側それぞれをフロント側、バック側とするものとする。
また、上記「Imφ」は、例えば、投写用光学系の仕様や、投写用光学系が搭載される装置の仕様によって求めることができる。
また、上記のレンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれている場合は近軸領域で考えるものとする。
本発明の投写用光学系は、縮小側共役面上に配置された画像表示素子に表示された画像を、拡大側共役面上に拡大像として投写する投写用光学系であって、縮小側から順に、複数のレンズにより構成され、画像表示素子上の画像を中間像として結像させる第1光学系と、反射面で光路を折り曲げる第1光路折り曲げ手段と、複数のレンズにより構成され、中間像を拡大側共役面上に結像する第2光学系から実質的になり、第2光学系は、縮小側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、反射面で光路を折り曲げる第2光路折り曲げ手段と、正の屈折力を有する第2レンズ群から実質的になり、下記条件式(1)および(2)を満足するものとしたので、小型化を達成しつつ、広角で諸収差が良好に補正された高い投写性能を有する投写用光学系とすることが可能となる。
10.0<TL1/|f|<50.0 …(1)
4.0<TL21/|f|<30.0 …(2)
また、本発明の投写型表示装置は、本発明の投写用光学系を備えているため、装置を小型化できるとともに、広角で高画質の画像を投写することができる。
本発明の一実施形態にかかる投写用光学系(実施例1と共通)の構成を示す断面図 本発明の実施例2の投写用光学系の構成を示す断面図 本発明の実施例3の投写用光学系の構成を示す断面図 本発明の実施例4の投写用光学系の構成を示す断面図 本発明の実施例5の投写用光学系の構成を示す断面図 本発明の実施例6の投写用光学系の構成を示す断面図 本発明の実施例7の投写用光学系の構成を示す断面図 本発明の実施例1の投写用光学系の各収差図 本発明の実施例2の投写用光学系の各収差図 本発明の実施例3の投写用光学系の各収差図 本発明の実施例4の投写用光学系の各収差図 本発明の実施例5の投写用光学系の各収差図 本発明の実施例6の投写用光学系の各収差図 本発明の実施例7の投写用光学系の各収差図 本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる投写用光学系の構成を示す断面図である。図1に示す構成例は、後述の実施例1の投写用光学系の構成と共通である。図1においては、画像表示面Sim側が縮小側、第2光学系G2の最終レンズL32側が拡大側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図1では軸上光束waおよび最大画角の光束wbも合わせて示している。
この投写用光学系は、例えば投写型表示装置に搭載されて、ライトバルブに表示された画像情報をスクリーンへ投写するものとして使用可能である。図1では、投写型表示装置に搭載される場合を想定して、色合成部または照明光分離部に用いられるフィルタやプリズム等を想定した光学部材PPと、光学部材PPの縮小側の面に位置するライトバルブの画像表示面Simも合わせて図示している。投写型表示装置においては、画像表示面Simで画像情報を与えられた光束が、光学部材PPを介して、この投写用光学系に入射され、この投写用光学系により不図示のスクリーン上に投写されるようになる。
図1に示すように、この投写用光学系は、縮小側から順に、複数のレンズにより構成され、画像表示素子上の画像を中間像として結像させる第1光学系G1と、反射面で光路を折り曲げる第1光路折り曲げ手段R1と、複数のレンズにより構成され、中間像を拡大側共役面上に結像する第2光学系G2から実質的に構成される。
第2光学系G2は、縮小側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G21と、反射面で光路を折り曲げる第2光路折り曲げ手段R2と、正の屈折力を有する第2レンズ群G22から実質的に構成される。
通常の中間像を結ばない光学系のみで構成された投写用光学系は、焦点距離を短くして広角化をしようとすると、どうしても拡大側のレンズが大きくなりすぎてしまうが、本実施形態のように中間結像させる方式の投写用光学系では、第2光学系G2のバックフォーカスを短縮できるとともに、第2光学系G2の拡大側のレンズ径を小さくすることが可能であり、焦点距離を短くして広角化するのに適している。
また、投写用光学系の中間位置に光路折り曲げ手段を配置することにより、投写用光学系の拡大側に光路折り曲げ手段を配置する場合と比較して、光路折り曲げ手段を小型にすることができる。また、投写用光学系中に2つの光路折り曲げ手段を設けることにより、投写用光学系全体の小型化や投写方向の制御が容易となる。
なお、本実施形態の投写用光学系は、縮小側がテレセントリックに構成されている。ここで「縮小側がテレセントリック」とは、拡大側から縮小側へ向かう方向に光束を見たとき、縮小側共役面である画像表示面Simの任意の点に集光する光束の断面において、上側の最大光線と下側の最大光線との二等分角線が光軸Zと平行に近い状態を指すものである。ただし、完全にテレセントリックな場合、すなわち上記二等分角線が光軸Zに対して完全に平行な場合に限るものではなく、多少の誤差がある場合も含む。ここで「多少の誤差がある場合」とは、光軸Zに対する上記二等分角線の傾きが−3°〜+3°の範囲内の場合を意味する。
また、下記条件式(1)および(2)を満足するように構成されている。
条件式(1)は、第1光学系G1のレンズ長と全系の焦点距離との比を規定するもので、条件式(1)を満足することで、第1光学系のリレー倍率を良好に保ち、広角化と諸収差の補正を両立しつつ、小型化を達成することができる。条件式(1)の上限以上とならないようにすることで、第1光学系G1のレンズ長が大きくなり過ぎるのを抑え、小型化を達成することができる。条件式(1)の下限以下とならないようにすることで、第1光学系G1のリレー倍率が大きくなり過ぎるのを抑え、結果的に第2光学系G2のレンズ径の大型化を防ぐことができる。また、第2光学系G2での歪曲収差、像面湾曲の補正も容易となる。さらに、第1光学系G1から第2光学系G2への射出角が発散方向に大きくなり過ぎるのを抑えることができるので、光路折り曲げのための空間の確保が容易となる。
条件式(2)は、第1レンズ群G21のレンズ長と全系の焦点距離との比を規定するもので、条件式(2)を満足することで、第1光路折り曲げ手段R1と第2光路折り曲げ手段R2の間隔を適切に保ちつつ、小型化を達成することができる。条件式(2)の上限以上とならないようにすることで、第1レンズ群G21のレンズ長が大きくなり過ぎるのを抑えることができるため、小型化を達成することができる。条件式(2)の下限以下とならないようにすることで、第1光路折り曲げ手段R1と第2光路折り曲げ手段R2の間隔が狭くなり過ぎるのを抑えることができるため、干渉のおそれを無くすことができる。
なお、下記条件式(1−1)および/または(2−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
10.0<TL1/|f|<50.0 …(1)
15.0<TL1/|f|<40.0 …(1−1)
4.0<TL21/|f|<30.0 …(2)
6.0<TL21/|f|<20.0 …(2−1)
ただし、
TL1:第1光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
TL21:第1レンズ群の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
f:全系の焦点距離
本実施形態の投写用光学系においては、下記条件式(3)および(4)を満足することが好ましい。
条件式(3)は、第1光学系G1と第2光学系G2の間隔と全系の焦点距離との比を規定するもので、条件式(3)の上限以上とならないようにすることで、第1光学系G1と第2光学系G2の間隔が大きくなり過ぎるのを抑えることができるため、小型化を達成することができる。条件式(3)の下限以下とならないようにすることで、第1光路折り曲げ手段R1を入れる空間の余裕を確保できるため、中間像の結像面近傍を外して第1光路折り曲げ手段R1を配置できるため、第1光路折り曲げ手段R1上でのゴミやキズ等がスクリーン上に写りこむ可能性を低くすることができる。
条件式(4)は、第1レンズ群G21と第2レンズ群G22の間隔と全系の焦点距離との比を規定するもので、条件式(4)の上限以上とならないようにすることで、第1レンズ群G21と第2レンズ群G22の間隔が大きくなり過ぎるのを抑えることができるため、小型化を達成することができる。条件式(4)の下限以下とならないようにすることで、第2光路折り曲げ手段R2を入れる空間の余裕を確保することができる。
なお、下記条件式(3−1)および/または(4−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
8.0<D12/|f|<30.0 …(3)
10.0<D12/|f|<25.0 …(3−1)
5.0<D212/|f|<20.0 …(4)
6.0<D212/|f|<15.0 …(4−1)
ただし、
D12:第1光学系と第2光学系の光軸上の間隔
D212:第1レンズ群と第2レンズ群の光軸上の間隔
f:全系の焦点距離
また、下記条件式(5)を満足することが好ましい。条件式(5)は、第2光学系G2と全系の焦点距離の比を規定したもので、これは中間像を形成する第1光学系G1のリレー倍率に相当し、条件式(5)を満足することで、リレー方式で広角化を達成するために必要なリレー倍率を適切に設定することができ、これにより広角化を達成しながらも、広角化で問題になる諸収差を適切に補正することが可能になる。条件式(5)の上限以上とならないようにすることで、リレー倍率が大きくなって中間像のサイズが大きくなるのを抑えることができるので、第2光学系G2のレンズ径の大型化を防ぐことができる。また、第2光学系G2での歪曲収差、像面湾曲の補正を容易にすることができる。第2光学系G2に要求されるFNo.は全系のFNo.×リレー倍率であり、条件式(5)の下限以下とならないようにすることで、第2光学系G2に要求されるF値(FNo.)が小さくなり過ぎるのを防ぐことができるため、広角化と適度に小さいF値のレンズに対応した収差補正(特に球面収差や非点収差)が容易となる。なお、下記条件式(5−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
1.50<f2/|f|<2.80 …(5)
1.52<f2/|f|<2.20 …(5−1)
ただし、
f2:第2光学系の焦点距離
f:全系の焦点距離
また、下記条件式(6)を満足することが好ましい。条件式(6)は、縮小側における有効像円直径、第2光学系G2の焦点距離、全系の焦点距離の関係を規定するもので、条件式(6)の上限以上とならないようにすることで、全系の焦点距離に対する有効像円直径が大きくなり過ぎるのを防ぐとともに、全系の焦点距離に対する第2光学系G2のパワーが弱くなり過ぎるのを防ぐことができるので、第2光学系G2のレンズ径の小型化、および全系の小型化を図ることができる。条件式(6)の下限以下とならないようにすることで、全系の焦点距離に対する有効像円直径が小さくなり過ぎるのを防ぐとともに、全系の焦点距離に対する第2光学系G2のパワーが強くなり過ぎるのを防ぐことができるので、第2光学系G2に要求される収差補正(特に球面収差や非点収差)が緩和されるため、高性能を実現しやすくすることができる。なお、下記条件式(6−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
8.20<Imφ・f2/f<20.00 …(6)
8.30<Imφ・f2/f<16.00 …(6−1)
ただし、
Imφ:縮小側における有効像円直径
f2:第2光学系の焦点距離
f:全系の焦点距離
また、下記条件式(7)を満足することが好ましい。条件式(7)は、第2光学系G2の最も拡大側面から拡大側を入射側とした場合の入射瞳位置までの光軸上の距離と第2光学系G2のレンズ全長の比を規定したもので、一度中間像を形成しない通常の光学系では長いバックフォーカスを確保する必要があるが、本実施形態では一度中間像を形成することで、第2光学系G2に長いバックフォーカスを確保する必要がないため、一度中間像を形成しない通常の光学系と比較して入射瞳位置をより拡大側にもっていくことができ、第2光学系G2の最も拡大側のレンズ径を小さくしながら広角化を達成することが可能であり、条件式(7)はそれを満足させるためのものである。条件式(7)の上限以上とならないようにすることで、入射瞳位置をより拡大側に位置させることができ、所望の画角を確保することが容易となる。条件式(7)の下限以下とならないようにすることで、第2光学系G2のレンズ全長が大きくなり過ぎるのを抑えるとともに、第2光学系G2の最も拡大側のレンズ径の大型化を抑えることができる。なお、下記条件式(7−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.020<enP/TL2<0.160 …(7)
0.050<enP/TL2<0.145 …(7−1)
ただし、
enP:第2光学系の最も拡大側面から拡大側を入射側とした場合の入射瞳位置までの光軸上の距離
TL2:第2光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
また、下記条件式(8)を満足することが好ましい。条件式(8)は、縮小側における有効像円直径と第2光学系G2のレンズ全長の比を規定したもので、条件式(8)の上限以上とならないようにすることで、過度の小型化による第2光学系G2内のレンズ単品の誤差感度が上がり過ぎるのを抑え、製造性を維持することができる。条件式(8)の下限以下とならないようにすることで、所望の有効像円直径の大きさを得ることができるとともに、第2光学系G2のレンズ全長が大きくなり過ぎるのを抑えることができる。なお、下記条件式(8−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.125<Imφ/TL2<0.240 …(8)
0.130<Imφ/TL2<0.200 …(8−1)
ただし、
Imφ:縮小側における有効像円直径
TL2:第2光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
また、下記条件式(9)を満足することが好ましい。条件式(9)は、第2光学系G2の第1レンズ群G21と第2レンズ群G22の焦点距離の比を規定したもので、条件式(9)の上限以上とならないようにすることで、第2レンズ群G22に対して第1レンズ群G21のパワーが強くなり過ぎるのを抑え、第1光学系G1に入射するための入射角が大きくなるのを防ぐことができるため、第1光学系G1での収差補正を容易にすることができる。条件式(9)の下限以下とならないようにすることで、第1レンズ群G21に対して第2レンズ群G22のパワーが強くなり過ぎるのを抑えることができるため、第2レンズ群G22での歪曲収差の補正が容易となる。なお、下記条件式(9−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.30<f22/f21<2.00 …(9)
0.40<f22/f21<1.70 …(9−1)
ただし、
f21:第1レンズ群の焦点距離
f22:第2レンズ群の焦点距離
また、下記条件式(10)を満足することが好ましい。条件式(10)は、全系のバックフォーカスを規定するもので、全系の縮小側に色合成用のプリズム等を配置する空間のための必要十分なバックフォーカスを設定するものである。条件式(10)の下限以下とならないようにすることで、バックフォーカスが短くなり過ぎるのを抑えることができるため、色合成プリズム等の配置が容易となる。なお、下記条件式(10−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。条件式(10−1)の上限以上とならないようにすることで、バックフォーカスが長くなり過ぎるのを抑えることができるため、小型化を図ることができる。
4.0<Bf/|f| …(10)
5.0<Bf/|f|<20.0 …(10−1)
ただし、
Bf:全系のバックフォーカス(空気換算距離)
f:全系の焦点距離
また、第1レンズ群G21と第2レンズ群G22の間で、最大画角の主光線と第2光学系G2の光軸が交わることが好ましい。このような構成とすることで、第2光学系G2に配置された第2光路折り曲げ手段R2のサイズを小型化することができる。
また、中間像は、光軸中心より周辺部が第1光学系側に像面湾曲しているように構成してもよい。このように、第1光学系G1と第2光学系G2が独立して収差補正を行うのでなく、第1光学系G1で歪曲収差、非点収差などを残存させておいて、それを第2光学系G2で相殺させるような収差補正を行うことで、少ないレンズ枚数でも広角化を図りながら諸収差を良くすることが可能となる。
また、第1光路折り曲げ手段および/または第2光路折り曲げ手段は、ミラーであることが好ましい。このようにミラーを用いることで、プリズムと比較して、部材の透過率に起因する光量低下を招くことなく、熱の影響も受けにくく、さらに重量についても軽量にすることができる。また、この様な理由から、各光路折り曲げ手段の部分で水平方向振りや垂直方向振りを行う構成とする場合にも、特性や製造性で有利となる。
また、第1光路折り曲げ手段および/または第2光路折り曲げ手段は、光路を90度折り曲げる向きに配置されることが好ましい。このような構成とすることで、効率的に投写用光学系全体の小型化を図ることができる。
また、画像表示素子に表示された画像を、180度反転した向きに拡大像として投写することが好ましい。このような構成とすることで、スクリーンから投写用光学系を含めたシステム全体のサイズを小型化できる。
次に、本発明の投写用光学系の数値実施例について説明する。
まず、実施例1の投写用光学系について説明する。実施例1の投写用光学系の構成を示す断面図を図1に示す。なお、図1および後述の実施例2〜7に対応した図2〜7においては、画像表示面Sim側が縮小側、第2光学系G2の最終レンズL32(実施例5のみ最終レンズL34)側が拡大側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図1〜7では軸上光束waおよび最大画角の光束wbも合わせて示している。
実施例1の投写用光学系は、縮小側から順に、第1光学系G1と、第1光路折り曲げ手段R1と、第2光学系G2から構成され、第1光学系G1がレンズL1〜L10の10枚のレンズから構成され、第2光学系G2がレンズL21〜L32の12枚のレンズから構成されている。また、第2光学系G2は、縮小側から順に、第1レンズ群G21と、第2光路折り曲げ手段R2と、第2レンズ群G22から構成され、第1レンズ群G21がレンズL21〜L26の6枚のレンズから構成され、第2レンズ群G22がレンズL27〜L32の6枚のレンズから構成されている。
実施例1の投写用光学系の基本レンズデータを表1に、諸元に関するデータを表2に、非球面係数に関するデータを表3に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜7についても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、面番号の欄には最も拡大側の構成要素の面を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加する面番号を示し、曲率半径の欄には各面の曲率半径を示し、面間隔の欄には各面とその次の面との光軸Z上の間隔を示す。また、ndの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。ここで、曲率半径の符号は、面形状が拡大側に凸の場合を正、縮小側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、開口絞りSt、光学部材PPも含めて示している。開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(絞り)という語句を記載している。
表2の諸元に関するデータに、焦点距離f、バックフォーカスBf、F値FNo、全画角2ωの値を示す。
なお、基本レンズデータおよび諸元に関するデータに示す数値は、全系の焦点距離の絶対値が1となるように規格化されたものである。また、各表の数値は、所定の桁でまるめたものである。
表1のレンズデータでは、非球面の面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表3の非球面係数に関するデータには、非球面の面番号と、これら非球面に関する非球面係数を示す。非球面係数は、下記式で表される非球面式における各係数KA、Am(m=3〜17)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−KA・C・h1/2}+ΣAm・h
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、Am:非球面係数(m=3〜17)
実施例1の投写用光学系の各収差図を図8に示す。なお、図8中の左側から順に球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。球面収差、非点収差、歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ実線、長破線、短破線の実線で示す。非点収差図にはサジタル方向、タンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線と短破線で示す。倍率色収差図にはC線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ長破線、短破線で示す。球面収差図のFNo.はF値、その他の収差図のωは半画角を意味する。
なお、基本レンズデータおよび諸元に関するデータに示す数値や、各収差図は全て有限の投写距離におけるものであり、実施例1では、投写距離:121.950の場合のデータを示している。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるので、以下では重複説明を省略する。
次に、実施例2の投写用光学系について説明する。実施例2の投写用光学系の構成を示す断面図を図2に示す。実施例2の投写用光学系は、第1光学系G1がレンズL1〜L9の9枚のレンズから構成されている以外は、実施例1と同様の構成である。また、実施例2の投写用光学系の基本レンズデータを表4に、諸元に関するデータを表5に、非球面係数に関するデータを表6に、各収差図を図9に示す。実施例2では、投写距離:121.933の場合のデータを示している。
次に、実施例3の投写用光学系について説明する。実施例3の投写用光学系の構成を示す断面図を図3に示す。実施例3の投写用光学系は、第1光学系G1がレンズL1〜L9の9枚のレンズから構成されている以外は、実施例1と同様の構成である。また、実施例3の投写用光学系の基本レンズデータを表7に、諸元に関するデータを表8に、非球面係数に関するデータを表9に、各収差図を図10に示す。実施例3では、投写距離:121.682の場合のデータを示している。
次に、実施例4の投写用光学系について説明する。実施例4の投写用光学系の構成を示す断面図を図4に示す。実施例4の投写用光学系は、実施例1と同様の構成である。また、実施例4の投写用光学系の基本レンズデータを表10に、諸元に関するデータを表11に、非球面係数に関するデータを表12に、各収差図を図11に示す。実施例4では、投写距離:121.811の場合のデータを示している。
次に、実施例5の投写用光学系について説明する。実施例5の投写用光学系の構成を示す断面図を図5に示す。実施例5の投写用光学系は、第1光学系G1がレンズL1〜L8の8枚のレンズから構成され、第2光学系G2の第1レンズ群G21がレンズL21〜L27の7枚のレンズから構成され、第2レンズ群G22がレンズL28〜L34の7枚のレンズから構成されている。また、実施例4の投写用光学系の基本レンズデータを表13に、諸元に関するデータを表14に、非球面係数に関するデータを表15に、各収差図を図12に示す。実施例5では、投写距離:193.485の場合のデータを示している。
次に、実施例6の投写用光学系について説明する。実施例6の投写用光学系の構成を示す断面図を図6に示す。実施例6の投写用光学系は、第1光学系G1がレンズL1〜L9の9枚のレンズから構成されている以外は、実施例1と同様の構成である。また、実施例6の投写用光学系の基本レンズデータを表16に、諸元に関するデータを表17に、非球面係数に関するデータを表18に、各収差図を図13に示す。実施例6では、投写距離:193.308の場合のデータを示している。
次に、実施例7の投写用光学系について説明する。実施例7の投写用光学系の構成を示す断面図を図7に示す。実施例7の投写用光学系は、第1光学系G1がレンズL1〜L8の8枚のレンズから構成されている以外は、実施例1と同様の構成である。また、実施例7の投写用光学系の基本レンズデータを表19に、諸元に関するデータを表20に、非球面係数に関するデータを表21に、各収差図を図14に示す。実施例7では、投写距離:193.142の場合のデータを示している。
実施例1〜7の投写用光学系の条件式(1)〜(10)に対応する値を表22に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表22に示す値はこの基準波長におけるものである。
以上のデータから、実施例1〜7の投写用光学系は全て、条件式(1)〜(10)を満たしており、小型化を達成しつつ、135°以上の広角で諸収差が良好に補正された高い投写性能を有する投写用光学系であることが分かる。
次に、本発明に係る投写型表示装置の実施形態について、図15を用いて説明する。図15は本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である。
図15に示す投写型表示装置100は、本発明の実施形態にかかる投写用光学系10と、光源20と、各色光に対応したライトバルブとしての透過型表示素子11a〜11cと、光源20からの光束をライトバルブへ導く照明光学部30とを備えている。照明光学部30は、色分解のためのダイクロイックミラー12、13と、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14と、コンデンサレンズ16a〜16cと、全反射ミラー18a〜18cとを有する。なお、図15では、投写用光学系10は概略的に図示されている。また、光源20とダイクロイックミラー12の間にはフライアイ等のインテグレータが配されているが、図15ではその図示を省略している。
光源20からの白色光は、照明光学部30において、ダイクロイックミラー12、13で3つの色光光束(G光、B光、R光)に分解された後、それぞれ全反射ミラー18a〜18cにより光路を偏向されてコンデンサレンズ16a〜16cを経て各色光光束にそれぞれ対応する透過型表示素子11a〜11cに入射して光変調され、クロスダイクロイックプリズム14により色合成された後、投写用光学系10に入射する。投写用光学系10は透過型表示素子11a〜11cにより光変調された光による光学像を不図示のスクリーン上に投写する。
透過型表示素子11a〜11cとしては、例えば透過型液晶表示素子等を用いることができる。なお、図15ではライトバルブとして透過型表示素子を用いた例を示したが、本発明の投写型表示装置が備えるライトバルブは、これに限られるものではなく、反射型液晶表示素子あるいはDMD等の他の光変調手段を用いてもよい。
本実施形態の投写型表示装置100は、本発明の投写用光学系10を備えたものであるから、装置を小型化できるとともに、広角で高画質の画像を投写することができる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数、非球面係数の値は、上記各実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
10 投写用光学系
11a〜11c 透過型表示素子
12、13 ダイクロイックミラー
14 クロスダイクロイックプリズム
16a〜16c コンデンサレンズ
18a〜18c 全反射ミラー
20 光源
30 照明光学部
100 投写型表示装置
G1 第1光学系
G2 第2光学系
G21 第1レンズ群
G22 第2レンズ群
L1〜L34 レンズ
PP 光学部材
R1 第1光路折り曲げ手段
R2 第2光路折り曲げ手段
Sim 画像表示面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (20)

  1. 縮小側共役面上に配置された画像表示素子に表示された画像を、拡大側共役面上に拡大像として投写する投写用光学系であって、
    縮小側から順に、複数のレンズにより構成され、前記画像表示素子上の画像を中間像として結像させる第1光学系と、反射面で光路を折り曲げる第1光路折り曲げ手段と、複数のレンズにより構成され、前記中間像を前記拡大側共役面上に結像する第2光学系から実質的になり、
    前記第2光学系は、縮小側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、反射面で光路を折り曲げる第2光路折り曲げ手段と、正の屈折力を有する第2レンズ群から実質的になり、
    下記条件式(1)および(2)を満足する
    ことを特徴とする投写用光学系。
    10.0<TL1/|f|<50.0 …(1)
    4.0<TL21/|f|<30.0 …(2)
    ただし、
    TL1:前記第1光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
    TL21:前記第1レンズ群の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
    f:全系の焦点距離
  2. 下記条件式(1−1)および/または(2−1)を満足する
    請求項1記載の投写用光学系。
    15.0<TL1/|f|<40.0 …(1−1)
    6.0<TL21/|f|<20.0 …(2−1)
  3. 下記条件式(3)および(4)を満足する
    請求項1または2記載の投写用光学系。
    8.0<D12/|f|<30.0 …(3)
    5.0<D212/|f|<20.0 …(4)
    ただし、
    D12:前記第1光学系と前記第2光学系の光軸上の間隔
    D212:前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の光軸上の間隔
  4. 下記条件式(3−1)および/または(4−1)を満足する
    請求項3記載の投写用光学系。
    10.0<D12/|f|<25.0 …(3−1)
    6.0<D212/|f|<15.0 …(4−1)
  5. 下記条件式(5)を満足する
    請求項1から4のいずれか1項記載の投写用光学系。
    1.50<f2/|f|<2.80 …(5)
    ただし、
    f2:前記第2光学系の焦点距離
  6. 下記条件式(5−1)を満足する
    請求項5記載の投写用光学系。
    1.52<f2/|f|<2.20 …(5−1)
  7. 下記条件式(6)を満足する
    請求項1から6のいずれか1項記載の投写用光学系。
    8.20<Imφ・f2/f<20.00 …(6)
    ただし、
    Imφ:縮小側における有効像円直径
    f2:前記第2光学系の焦点距離
  8. 下記条件式(6−1)を満足する
    請求項7記載の投写用光学系。
    8.30<Imφ・f2/f<16.00 …(6−1)
  9. 下記条件式(7)を満足する
    請求項1から8のいずれか1項記載の投写用光学系。
    0.020<enP/TL2<0.160 …(7)
    ただし、
    enP:前記第2光学系の最も拡大側面から拡大側を入射側とした場合の入射瞳位置までの光軸上の距離
    TL2:前記第2光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
  10. 下記条件式(7−1)を満足する
    請求項9記載の投写用光学系。
    0.050<enP/TL2<0.145 …(7−1)
  11. 下記条件式(8)を満足する
    請求項1から10のいずれか1項記載の投写用光学系。
    0.125<Imφ/TL2<0.240 …(8)
    ただし、
    Imφ:縮小側における有効像円直径
    TL2:前記第2光学系の最も縮小側面から最も拡大側面までの光軸上の距離
  12. 下記条件式(8−1)を満足する
    請求項11記載の投写用光学系。
    0.130<Imφ/TL2<0.200 …(8−1)
  13. 下記条件式(9)を満足する
    請求項1から12のいずれか1項記載の投写用光学系。
    0.30<f22/f21<2.00 …(9)
    ただし、
    f21:前記第1レンズ群の焦点距離
    f22:前記第2レンズ群の焦点距離
  14. 下記条件式(9−1)を満足する
    請求項13記載の投写用光学系。
    0.40<f22/f21<1.70 …(9−1)
  15. 下記条件式(10)を満足する
    請求項1から14のいずれか1項記載の投写用光学系。
    4.0<Bf/|f| …(10)
    ただし、
    Bf:全系のバックフォーカス
  16. 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間で、最大画角の主光線と前記第2光学系の光軸が交わる
    請求項1から15のいずれか1項記載の投写用光学系。
  17. 前記中間像は、光軸中心より周辺部が前記第1光学系側に像面湾曲している
    請求項1から16のいずれか1項記載の投写用光学系。
  18. 前記第1光路折り曲げ手段および/または前記第2光路折り曲げ手段は、光路を90度折り曲げる向きに配置される
    請求項1から17のいずれか1項記載の投写用光学系。
  19. 前記画像表示素子に表示された画像を、180度反転した向きに前記拡大像として投写する請求項1から18のいずれか1項記載の投写用光学系。
  20. 光源と、該光源からの光が入射するライトバルブと、該ライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写する投写用光学系としての請求項1から19のいずれか1項記載の投写用光学系とを備えたことを特徴とする投写型表示装置。
JP2015035085A 2015-02-25 2015-02-25 投写用光学系および投写型表示装置 Active JP6280063B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035085A JP6280063B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 投写用光学系および投写型表示装置
US15/044,531 US10048476B2 (en) 2015-02-25 2016-02-16 Projection optical system and projection type display device
CN201620133306.9U CN205485026U (zh) 2015-02-25 2016-02-22 投射用光学系统以及投射型显示装置
US16/031,244 US10890742B2 (en) 2015-02-25 2018-07-10 Projection optical system and projection type display device
US16/031,228 US10890741B2 (en) 2015-02-25 2018-07-10 Projection optical system and projection type display device
US16/129,668 US10768397B2 (en) 2015-02-25 2018-09-12 Projection optical system and projection type display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035085A JP6280063B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 投写用光学系および投写型表示装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018006675A Division JP2018097375A (ja) 2018-01-18 2018-01-18 投写用光学系および投写型表示装置
JP2018006676A Division JP2018067016A (ja) 2018-01-18 2018-01-18 投写用光学系および投写型表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016156986A JP2016156986A (ja) 2016-09-01
JP6280063B2 true JP6280063B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=56677786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015035085A Active JP6280063B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 投写用光学系および投写型表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (4) US10048476B2 (ja)
JP (1) JP6280063B2 (ja)
CN (1) CN205485026U (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6280063B2 (ja) 2015-02-25 2018-02-14 富士フイルム株式会社 投写用光学系および投写型表示装置
JP6657863B2 (ja) * 2015-12-01 2020-03-04 コニカミノルタ株式会社 投影光学系及びプロジェクター
JP6670174B2 (ja) * 2016-05-25 2020-03-18 富士フイルム株式会社 結像光学系、投写型表示装置、および、撮像装置
CN107450166A (zh) 2016-06-01 2017-12-08 精工爱普生株式会社 投射光学系统和投射型图像显示装置
WO2018055964A1 (ja) 2016-09-23 2018-03-29 富士フイルム株式会社 投射レンズ及びプロジェクタ
JP6670388B2 (ja) * 2016-09-23 2020-03-18 富士フイルム株式会社 投射レンズ及びプロジェクタ
JP6836141B2 (ja) 2016-12-09 2021-02-24 セイコーエプソン株式会社 投写光学系および投写型画像表示装置
JP7045611B2 (ja) * 2017-03-29 2022-04-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 レンズ系、レンズ系を有する画像投写装置及び撮像装置
JP7019961B2 (ja) * 2017-04-20 2022-02-16 コニカミノルタ株式会社 投影光学系及び投影装置
JP6771428B2 (ja) * 2017-06-19 2020-10-21 富士フイルム株式会社 結像光学系、投写型表示装置、及び撮像装置
EP3654083A4 (en) * 2017-07-10 2020-07-08 Sony Corporation IMAGE DISPLAY DEVICE AND OPTICAL PROJECTION SYSTEM
JP6735716B2 (ja) * 2017-08-17 2020-08-05 富士フイルム株式会社 結像光学系、投写型表示装置、及び撮像装置
JP6755227B2 (ja) 2017-09-25 2020-09-16 富士フイルム株式会社 結像レンズ、投写型表示装置、および撮像装置
JP6830469B2 (ja) 2017-11-20 2021-02-17 富士フイルム株式会社 結像光学系、投写型表示装置、および撮像装置
JP6628940B2 (ja) 2017-11-30 2020-01-15 富士フイルム株式会社 プロジェクタ
WO2019107483A1 (ja) 2017-11-30 2019-06-06 富士フイルム株式会社 投写用光学系及びプロジェクタ
CN111417899B (zh) 2017-11-30 2021-10-29 富士胶片株式会社 投影机
JPWO2019124082A1 (ja) * 2017-12-19 2021-01-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写レンズ系及び画像投写装置
JP2018067016A (ja) * 2018-01-18 2018-04-26 富士フイルム株式会社 投写用光学系および投写型表示装置
JP2018097375A (ja) * 2018-01-18 2018-06-21 富士フイルム株式会社 投写用光学系および投写型表示装置
JP6847071B2 (ja) 2018-03-28 2021-03-24 富士フイルム株式会社 結像光学系、投写型表示装置、および撮像装置
JP6858153B2 (ja) * 2018-03-28 2021-04-14 富士フイルム株式会社 結像光学系、投写型表示装置、および撮像装置
EP3611548B1 (en) * 2018-07-27 2023-01-18 Seiko Epson Corporation Projection system and projection-type image display apparatus
JP7183608B2 (ja) 2018-07-27 2022-12-06 セイコーエプソン株式会社 レンズおよび投写型画像表示装置
US10897602B2 (en) * 2018-07-27 2021-01-19 Fujifilm Corporation Projection display device for performing projection and imaging comprising optical image emitting light valve and imaging optical system
JP2020016857A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 富士フイルム株式会社 投写型表示装置
JP7124521B2 (ja) 2018-07-30 2022-08-24 セイコーエプソン株式会社 投写光学系および投写型画像表示装置
WO2020045168A1 (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 富士フイルム株式会社 投写型表示装置
JP6625708B1 (ja) 2018-09-21 2019-12-25 富士フイルム株式会社 投射装置
JP6836213B2 (ja) * 2019-02-06 2021-02-24 セイコーエプソン株式会社 投射光学装置およびプロジェクター
JP2021001967A (ja) 2019-06-21 2021-01-07 セイコーエプソン株式会社 投射光学装置およびプロジェクター
JP2021001996A (ja) 2019-06-24 2021-01-07 セイコーエプソン株式会社 投射光学装置およびプロジェクター
JP7188297B2 (ja) * 2019-07-01 2022-12-13 コニカミノルタ株式会社 投影光学系及び投影装置
JP2021173814A (ja) 2020-04-22 2021-11-01 セイコーエプソン株式会社 投写光学装置およびプロジェクター
WO2021256477A1 (ja) * 2020-06-16 2021-12-23 株式会社nittoh 中間像が内部に形成される光学系
JP7306369B2 (ja) * 2020-12-24 2023-07-11 セイコーエプソン株式会社 投写光学系、およびプロジェクター

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2870098B2 (ja) * 1990-03-07 1999-03-10 ミノルタ株式会社 コンパクトなズームレンズ系
US5642927A (en) * 1995-11-22 1997-07-01 Lightware, Inc. LCD projector with retractable projection lens assembly
JPH10239584A (ja) * 1997-02-25 1998-09-11 Fuji Photo Optical Co Ltd テレセントリックな投影レンズ
US6034780A (en) * 1997-03-28 2000-03-07 Nikon Corporation Surface position detection apparatus and method
JPH11249011A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Minolta Co Ltd プロジェクター光学系
US6457834B1 (en) * 2001-01-24 2002-10-01 Scram Technologies, Inc. Optical system for display panel
US7175287B2 (en) * 2002-08-16 2007-02-13 Infocus Corporation Wide angle projection lens
US7150537B2 (en) * 2002-08-16 2006-12-19 Infocus Corporation Projection television device and screen
US7090354B2 (en) * 2002-08-16 2006-08-15 Infocus Corporation Projection device and screen
JP4223936B2 (ja) * 2003-02-06 2009-02-12 株式会社リコー 投射光学系、拡大投射光学系、拡大投射装置及び画像投射装置
US7283309B2 (en) * 2004-08-20 2007-10-16 Panavision International, L.P. Wide-range, wide-angle, rotatable compound zoom
US7227682B2 (en) * 2005-04-08 2007-06-05 Panavision International, L.P. Wide-range, wide-angle compound zoom with simplified zooming structure
JP2006330410A (ja) 2005-05-27 2006-12-07 Hitachi Ltd 投写光学ユニット及びそれを用いた投写型映像表示装置
JP2008009223A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Pentax Corp 投影光学系および投影装置
JP2008145770A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Fujinon Corp 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置
EP2249193B1 (en) 2008-02-29 2022-12-28 Konica Minolta Opto, Inc. Magnified-projection optical system, and digital type planetarium device
JP5259353B2 (ja) * 2008-11-20 2013-08-07 富士フイルム株式会社 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置
US9703081B2 (en) * 2012-05-15 2017-07-11 Ricoh Company, Ltd. Projection zoom lens and projector
US20160021351A1 (en) * 2013-03-14 2016-01-21 Nittoh Kogaku K.K. Optical system and device having optical system
JP6280063B2 (ja) 2015-02-25 2018-02-14 富士フイルム株式会社 投写用光学系および投写型表示装置
JP2018097375A (ja) 2018-01-18 2018-06-21 富士フイルム株式会社 投写用光学系および投写型表示装置
JP2018067016A (ja) 2018-01-18 2018-04-26 富士フイルム株式会社 投写用光学系および投写型表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016156986A (ja) 2016-09-01
US10890741B2 (en) 2021-01-12
US10768397B2 (en) 2020-09-08
US10048476B2 (en) 2018-08-14
US20160246037A1 (en) 2016-08-25
CN205485026U (zh) 2016-08-17
US20190011683A1 (en) 2019-01-10
US10890742B2 (en) 2021-01-12
US20180321476A1 (en) 2018-11-08
US20180321475A1 (en) 2018-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6280063B2 (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP6342827B2 (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP6290804B2 (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP6352832B2 (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP5431077B2 (ja) 投写レンズおよび投写型表示装置
JP6797087B2 (ja) 投写用光学系及び投写型表示装置
JP6595405B2 (ja) 結像光学系、投写型表示装置、および、撮像装置
JP6579998B2 (ja) 結像光学系、投写型表示装置、および、撮像装置
JP2011033737A (ja) 投写光学系およびこれを用いた投写型表示装置
JP6342828B2 (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP2018036390A (ja) 広角レンズ、投写型表示装置、および、撮像装置
JP2017211480A (ja) 結像光学系、投写型表示装置、および、撮像装置
JP2018097375A (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP7152372B2 (ja) 結像光学系、投写型表示装置、および撮像装置
JP2018067016A (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP7146711B2 (ja) 結像光学系、投写型表示装置、および撮像装置
JP2008039877A (ja) 投写用広角レンズ及びこれを備えたプロジェクタ
JP2017211479A (ja) 結像光学系、投写型表示装置、および、撮像装置
JP6847003B2 (ja) 投写用光学系及び投写型表示装置
JP2018084847A (ja) 投写用光学系および投写型表示装置
JP2006171128A (ja) 超広角レンズおよびこれを備えたプロジェクタ
JP2006171127A (ja) 超広角レンズおよびこれを備えたプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170308

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170908

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6280063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250