JP6279038B1 - 脱臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクト化を可能にしつつ、緩やかな気流を形成できる、脱臭装置を提供する。【解決手段】本発明の脱臭装置1は、介護ベッドの上側で発生する臭気を低減するための脱臭装置であって、第1吸込口11及び第1排出口12を有し、第1吸込口から第1排出口までの流路を内部に形成する、本体ケース10と、第1吸込口と第1排出口との間の流路内に配置され、第1吸込口から第1排出口へ向かう気流を発生可能に構成された、第1ファン20と、第1吸込口から第1排出口までの流路内に配置された、脱臭部材30と、を備え、第1吸込口は、本体ケースの前方を向くとともに、本体ケースの上部に配置されており、第1ファンの動作中において、第1吸込口から吸い込まれた空気は、本体ケースの流路内で、第1ファンよりも上側で後方へと流れた後に下降し、その後に前方へと方向転換されてから第1ファンに吸い込まれる。【選択図】図2

Description

本発明は、介護ベッドの上側で被介護者のオムツを交換する際等に発生する臭気を低減するための脱臭装置に関する。
従来の脱臭装置として、ファンを内蔵する本体ケースの前面のほぼ全体に、本体ケースの吸込口が設けられ、本体ケースの吸込口の後方にファンの吸込口が対向配置されたものがある(例えば、特許文献1)。この脱臭装置では、本体ケースの吸込口から吸い込まれた空気が、後方へとまっすぐ流れた後にファンに吸い込まれ、ファンから出た後は本体ケースの排出口から排出される。
特開2014−171671号公報
ところで、介護者が介護ベッド上の被介護者のオムツを交換する際等に脱臭装置を使用する場合、脱臭装置の好ましい配置場所は、介護ベッドの幅方向一方側又は両側で作業する介護者を邪魔しないことと、臭気を介護者や被介護者の顔に近づけないことを考慮すると、介護ベッドのフットボードの向かい側であるといえる。しかし、特許文献1の脱臭装置を介護ベッドのフットボードの向かい側に配置すると、本体ケースの吸込口の大部分が介護ベッドのフットボードに面することになるため、介護ベッドの上側から発生する臭気を効率的に取り込むことができない。
そこで、本体ケースの吸込口がフットボードよりも上側のみに位置するように、本体ケースの吸込口の位置を変更することも考えられる。しかし、その場合、本体ケースの吸込口がファンの吸込口よりも上側にずれて位置することとなる。そのため、本体ケースの前後方向の寸法を一定として考えた場合、本体ケースの吸込口から吸い込まれた空気は、急なカーブに沿って下方それから後方へと方向転換されてからファンの吸込口に入ることになる。その結果、圧力損失が増大したり、脱臭装置の外で被介護者に不快感を与えるような吸引気流を生じさせたりするおそれがある。一方、本体ケースの吸込口からファンの吸込口までの気流を緩やかにするために、本体ケースの吸込口からファンの吸込口までの前後方向の距離を長くすることも考えられるが、その場合、脱臭装置が大型化するため、充分なスペースを確保しにくい介護現場では特に問題となる。
本発明は、上記の課題を解決するためにされたものであり、コンパクト化を可能にしつつ、緩やかな気流を形成できる、脱臭装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の要旨構成は、次の通りである。
本発明の脱臭装置は、介護ベッドの上側で発生する臭気を低減するための脱臭装置であって、
第1吸込口及び第1排出口を有し、前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路を内部に形成する、本体ケースと、
前記第1吸込口と前記第1排出口との間の流路内に配置され、前記第1吸込口から前記第1排出口へ向かう気流を発生可能に構成された、第1ファンと、
前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路内に配置された、脱臭部材と、
を備え、
前記第1吸込口は、前記本体ケースの前方を向くとともに、前記本体ケースの上部に配置されており、
前記第1ファンの動作中において、前記第1吸込口から吸い込まれた空気は、前記本体ケースの流路内で、前記第1ファンよりも上側で後方へと流れた後に下降し、その後に前方へと方向転換されてから前記第1ファンに吸い込まれる。
本発明の脱臭装置によれば、コンパクト化を可能にしつつ、緩やかな気流を形成できる。
本発明の脱臭装置において、前記第1ファンは、前記本体ケースの前後方向での寸法が、前記本体ケースの上下方向での寸法よりも小さく構成されていると、好適である。
この構成によれば、さらなるコンパクト化が可能となる。
本発明の脱臭装置において、前記第1ファンは、遠心式ファンであり、前記第1ファンの回転軸線が前記本体ケースの前後方向に延在するように指向されていると、好適である。
この構成によれば、さらなるコンパクト化を可能としつつ、圧力損失を低減できる。
本発明の脱臭装置は、前記本体ケース内に、前記第1ファンよりも上流側の流路内に配置された、第1パンチングメタルをさらに備えていると、好適である。
この構成によれば、第1ファンに入る手前の気流を整流化できる。
本発明の脱臭装置は、前記本体ケース内に、前記第1ファンよりも上流側で、流路の曲がり部分に配置された、ガイドベーンをさらに備えていると、好適である。
この構成によれば、第1ファンに入る手前の気流を緩やかにすることができる。
本発明の脱臭装置は、前記本体ケースの前記第1吸込口に接続された、フレキシブルダクトをさらに備えていると、好適である。
この構成によれば、臭気をより効率的に取り込むことができる。
本発明の脱臭装置は、前記本体ケースの上面、左面及び右面のうち少なくともいずれか1つに、前記本体ケースに対して可動に設けられているとともに、前記本体ケースの前方へ延在可能に構成された、可動板をさらに備えていると、好適である。
この構成によれば、臭気をより効率的に取り込むことができる。
本発明の脱臭装置は、前記本体ケースとは別体のプッシュフードをさらに備え、
前記プッシュフードは、
第2吸込口及び第2排出口を有し、前記第2吸込口から前記第2排出口までの流路を内部に形成する、プッシュフードケースと、
前記第2吸込口と前記第2排出口との間の流路内に配置され、前記第2吸込口から前記第2排出口へ向かう気流を発生可能に構成された、第2ファンと、
前記第2ファンよりも下流側の流路内に配置された、第2パンチングメタルと、
前記第2パンチングメタルよりも下流側の流路内に配置された、ハニカム整流格子と、
を備え、
前記プッシュフードは、前記プッシュフードケースの前記第2排出口から出た空気が前記本体ケースの前記第1吸込口に入るように、前記本体ケースに対して配置可能に構成されていると、好適である。
この構成によれば、臭気をより効率的に取り込むことができる。
本発明によれば、コンパクト化を可能にしつつ、緩やかな気流を形成できる、脱臭装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の脱臭装置を使用状態で示す概略図である。 図1の脱臭装置を示す図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は側面図である。 図2の第1ファンの動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態の脱臭装置を示す図であり、図4(a)は使用状態で示す概略図、図4(b)は図4(a)のプッシュフードの斜視図である。 図4の脱臭装置の変形例を使用状態で示す概略図である。 本発明の第2実施形態の脱臭装置に用いられるプッシュフードの変形例を説明するための概略図である。 本発明の第3実施形態の脱臭装置を使用状態で示す概略図である。 本発明の第4実施形態の脱臭装置を使用状態で示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に例示説明する。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態の脱臭装置について、図1〜図3を参照して説明する。
まず、図1及び図2を参照して、第1実施形態の脱臭装置1の構造について説明する。図1は、第1実施形態の脱臭装置1を、その使用状態で示している。図2(a)は、図1の脱臭装置1を示す斜視図であり、図2(b)は、図1の脱臭装置1を示す側面図である。図1に示すように、本実施形態の脱臭装置1は、介護ベッド300に隣接配置された状態で、介護ベッド300の上側で介護者Cが被介護者Pのオムツを交換する際等に発生する臭気を低減するために、使用されるものである。
介護ベッド300は、通常、介護ベッド300の長手方向の一端に、被介護者Pの足に隣接するフットボード301を有し、介護ベッド300の長手方向の他端には、被介護者Pの頭部に隣接するヘッドボード302を有する。図1に示すように、本実施形態の脱臭装置1は、介護ベッド300のフットボード301に対向配置されている。脱臭装置1をフットボード301の向かい側に配置することにより、介護ベッド300の幅方向一方側又は両側で作業する介護者Cの邪魔にならないとともに、臭気を介護者Cや被介護者Pの顔に近づけないようにすることができる。
ただし、本実施形態の脱臭装置1は、介護ベッド300の幅方向一方側に配置された状態で使用されてもよい。また、本実施形態の脱臭装置1は、フットボード301、ヘッドボード302を有しないタイプのベッドに隣接配置された状態で使用されてもよい。
図2に示すように、本実施形態の脱臭装置1は、箱型の本体ケース10と、本体ケース10に内蔵された第1ファン20と、脱臭部材30と、を備えている。本体ケース10及びこれに取り付けられた、第1ファン20や脱臭部材30等は、脱臭装置1の本体部100を構成している。
本体ケース10は、第1吸込口11及び第1排出口12を有し、第1吸込口11から第1排出口12までの流路を内部に形成している。
なお、説明の便宜のため、本明細書では、本体ケース10側から観たときの「前方向」、「後方向」、「左方向」、「右方向」の、水平方向に平行な4方向を、第1吸込口11の中心軸線を水平面に投影した仮想線が向く方向を「前方向」としてそれぞれ定義することとし、それぞれ単に「前方向」、「後方向」、「左方向」、「右方向」ということがある。つまり、図1の例では、脱臭装置1の前面が、介護ベッド300のフットボード301に対向しており、脱臭装置1の後面(背面)が、介護ベッド300とは反対側を向いている、といえる。
また、本明細書において、「前方」、「後方」、「上方」、「下方」とは、それぞれ、一義的に定義される「前方向」、「後方向」、「上方向」(鉛直方向での上方向)、「下方向」(鉛直方向での下方向)に対して、任意の方向へ鋭角の角度で傾斜した方向も含む。図1の例では、第1吸込口11は、本体ケース10の前方を向いているとともに、介護ベッド300上の被介護者Pに向けて斜め下を向いている、といえる。
図1の例において、脱臭装置1は、本体ケース10の下面(底面)に設けられたキャスター13によって、床の上を容易に移動可能にされている。これにより、脱臭装置1の使用者(例えば介護者C)は、簡単に、使用時において脱臭装置1を介護ベッド300の傍へと移動したり、収納時において脱臭装置1を部屋の隅へ移動したりすることができる。
図1の例において、本体ケース10は、左右方向の長さや上下方向の長さよりも前後方向の長さのほうが短いような、薄型に構成されている。これにより、脱臭装置1をコンパクト化でき、充分なスペースを確保しにくい介護現場では特に有利である。
図1の例では、本体ケース10の左右方向の長さは約1000mmであり、本体ケース10の上下方向の長さ(キャスター13や外部案内板17を除いて観たときの、本体ケース10の底面から上面までの上下方向の長さ)は約780mmであり、本体ケース10の前後方向の長さは約350mmである。
第1吸込口11は、本体ケース10の上部に配置されている。また、第1吸込口11は、上下方向の長さよりも左右方向の長さのほうが長い、横長形状からなる。
第1吸込口11の下端の高さは、フットボード301の上端の高さよりも高いとよく、この観点から、700〜800mmであると好ましい。これにより、臭気が集中する介護ベッド300の上側の空気だけを集中的に脱臭装置1内へ取り入れることができ、脱臭の必要のない介護ベッド300の下側の空気が脱臭装置1内に取り入れられるのを抑制できるので、脱臭効率を向上できる。
なお、本明細書において、「高さ」とは、特に断りがない限り、床からの高さを指す。
図1の例では、第1吸込口11の下端の高さは約750mmである。
また、高さ調整機能付ベッドについては、この高さに限定されない。
第1吸込口11の左右方向の長さは、介護ベッド300の幅(介護ベッド300の長手方向に垂直な方向の長さ)に近いほうがよく、この観点から、900〜1100mmであると好ましい。これにより、介護ベッド300のほぼ全幅にわたって、介護ベッド300上の臭気を脱臭装置1内へ取り入れることができるので、脱臭効率を向上できる。
図1の例では、第1吸込口11の左右方向の長さは、本体ケース10の左右方向の長さとほぼ同じ、約1000mmであり、第1吸込口11の上下方向の長さ(すなわち第1吸込口11の下端から上端までの上下方向の距離)は約130mmである。
図1及び図2の例では、本体ケース10に、第1吸込口11の上端から上方へ延在する、外部案内板17が設けられている。外部案内板17は、脱臭の必要のない、外部案内板17よりも後方の空気が第1吸込口11に入るのを妨げるので、脱臭効率を向上できる。
図2に示すように、本体ケース10の内部には、空気を案内するための内部案内板14〜16が設けられている。第1内部案内板14は、本体ケース10の左右方向全長にわたって、第1吸込口11の下端から連続して後方に延在し、本体ケース10の後壁に致る手前で終端している。第2内部案内板15は、本体ケース10の左右方向全長にわたって、第1内部案内板14の後端から連続して下方に延在し、本体ケース10の底壁に至る手前で終端している。第3内部案内板16は、本体ケース10の左右方向全長にわたって、第2内部案内板15の下端から連続して後方に延在し、本体ケース10の後壁に連結されている。
第1ファン20は、本体ケース10の第1吸込口11と第1排出口12との間の流路内に配置され、第1吸込口11から第1排出口12へ向かう気流を発生可能に構成されている。本明細書では、本体ケース10内の流路において、第1吸込口11に近い側を「上流側」といい、第1排出口12に近い側を「下流側」という。
図2の例では、第1ファン20は、第1内部案内板14よりも下側において、第2内部案内板15の前面に固定されている。図2の例では、第1ファン20は遠心式のケーシング付きのシロッコファンであり、羽根車23と、吸込口21と、排出口22と、羽根車23を回転させるモータ24とを有している。図2の例では、第1ファン20は、その吸込口21が後側を向いており、その排出口22が下方向を向いている。第2内部案内板15には、開口15aが設けられており、開口15aは第1ファン20の吸込口21に接続されている。なお、第1ファン20の排出口22は、左方向又は右方向を向いていても好適である。
本体ケース10の下部には、本体ケース10の左壁及び右壁に、第1排出口12が1つずつ配置されている。第1排出口12は、第1排出口12から出た空気が水平方向に流れるように、水平方向に平行な方向を向いているとよい。これにより、例えば第1排出口12が下方を向いている場合よりも、第1排出口12から出た空気が床に付いた塵等を巻き上げるのを抑制できるので、衛生面から好ましい。特に、第1排出口12は本体ケース10の底壁に設けられないのが好ましい。また、第1排出口12が水平方向に平行な方向を向いていることにより、例えば第1排出口12が上方を向いている場合よりも、第1排出口12から出た空気が介護者Cや被介護者Pに当たるのを抑制できるので、介護者Cや被介護者Pに不快感を与えるのを抑制できる。図2の例では、第1排出口12はそれぞれ左方向、右方向を向いているが、第1排出口12は、前方向、後方向を向いていても、同様の効果が得られる。
ただし、第1排出口12の配置や向きは任意でよい。また、第1排出口12の数は、1つのみでもよいし、3つ以上でもよい。
なお、簡単のため、図2以外の図面(図1、図4〜図8)では、第1排出口12の図示を省略する。
図2の例において、各第1排出口12の直前には、脱臭部材30がそれぞれ設けられている。脱臭部材30は、例えば活性炭フィルタから構成され、脱臭部材30を通る空気の臭気を取り除く機能を有する。脱臭部材30が第1排出口12近傍にあることにより、脱臭部材30がそれよりも本体ケース10の内部にある場合に比べて、消耗品である脱臭部材30の交換作業がし易くなる。ただし、脱臭部材30は、第1吸込口11から第1排出口12までの流路内の任意の位置に配置されてよい。
上述のような構成によって、第1ファン20の動作中において、本体ケース10の第1吸込口11から吸い込まれた空気は、第1ファン20よりも上側の、第1内部案内板14の上面と本体ケース10の上壁、左壁及び右壁の内壁面とによって区画された流路内で、後方へと流れた後に、本体ケース10の上壁、後壁、左壁及び右壁の内壁面に沿って下方へと方向転換されてから、第2内部案内板15の後面と本体ケース10の後壁、左壁及び右壁の内壁面とによって区画された流路内で下方へ流れる。その後、第3内部案内板16の上面によって案内されながら前方へと方向転換されて、第2内部案内板15の開口15aを通って、第1ファン20の吸込口21に吸い込まれる。このように、本体ケース10の第1吸込口11から吸い込まれた空気は、本体ケース10の流路内で、第1ファン20の周りを略U字状に迂回してから第1ファン20の吸込口21に入る。
その後、第1ファン20の排出口22から出た空気は、脱臭部材30によって脱臭された後、第1排出口12から出て、室内へと戻される。
脱臭済みの空気を室内に戻すことにより、例えば室内外で空気を入れ替える場合とは異なり、室内の温度や湿度に影響を与えないので、空調の省エネ等に繋がる。
上述のように、本実施形態の脱臭装置1によれば、本体ケース10の上部に第1吸込口11を配置することによって、第1吸込口11をフットボード301よりも上側に配置することが可能となる。これにより、臭気が集中する介護ベッド300の上側の空気だけを集中的に脱臭装置1内へ取り入れることができ、脱臭効率を向上できる。
また、本体ケース10の第1吸込口11から吸い込まれた空気が、本体ケース10の流路内で、第1ファン20の周りを略U字状に迂回してから、本体ケース10の後方を向くように指向された第1ファン20の吸込口21に入るので、例えば本体ケース10の上部に位置する第1吸込口11から吸い込まれた空気が、下方それから後方へと方向転換されてから、本体ケース10の前方を向くように指向された第1ファン20の吸込口21に入るようにされた場合に比べて、本体ケース10の前後方向の寸法を薄くしつつ、本体ケース10内の気流を緩やかにすることができる。本体ケース10内の気流を緩やかにすることにより、気流の圧力損失を低減でき、ひいては、第1ファン20の消費電力を低減できる。
また、このように、第1吸込口11を高い位置に配置して、被介護者Pと本体ケース10の第1吸込口11との間に十分な距離を確保することにより、また、装置内の気流を穏やかにすることにより、脱臭装置1の外で第1吸込口11に向かう吸引気流が、被介護者Pがオムツ交換中に肌が露出される間、被介護者Pにとって寒気や不快感を感じにくいものとなる。
図2の例では、本体ケース10の上壁の内壁面(下面)と後壁の内壁面(前面)とによって区画されるコーナ内壁面が、アール付けされており、言い換えれば、後ろ斜め上に凸に湾曲している。これにより、第1内部案内板14と本体ケース10の上壁との間を後方へ流れてきた気流をスムーズに下方へと方向転換させることができる。
ただし、本体ケース10の上壁の内壁面(下面)と後壁の内壁面(前面)とによって区画されるコーナ内壁面は、アール付けされてなくてもよい。
本実施形態の脱臭装置1は、本体ケース10内に、第1ファン20よりも上流側の流路内に配置された、第1パンチングメタル40をさらに備えている。図2の例では、第1パンチングメタル40は、第1吸込口11の近傍で、第1内部案内板14の上面によって区画された流路内に、流路内の空気の全てがパンチングメタル40を通るように、設けられている。図2の例では、第1パンチングメタル40は、鉛直方向に延在しているが、鉛直方向に対して鋭角をなすように傾斜した方向に延在してもよい。
図2の例では、本体ケース10の第1吸込口11の左右方向の長さが、第1ファン20の吸込口21に繋がる第2内部案内板15の開口15aの左右方向の長さよりも長く、また、第2内部案内板15の開口15aの中心軸線が本体ケース10の左右方向のほぼ中心に位置している。このことから、第1ファン20の作用によって本体ケース10の第1吸込口11から吸い込まれる空気は、左右方向の中央での流速が左右方向両端部での流速よりも速くなりやすい。このため、仮に第1パンチングメタル40が設けられない場合、第1吸込口11近傍では、左右方向中央の臭気だけが装置内に取り込まれて、左右方向両端部の臭気が装置内に取り込まれずに滞留するおそれがある。第1パンチングメタル40を設けることによって、第1吸込口11からの空気は、第1パンチングメタル40によって抵抗が加えられて、流路断面の全体にわたって流速が均一になるように整流化された後に、第1ファン20に吸い込まれることとなる。これにより、臭気を左右方向全体にわたって均一に装置内に取り込むことができる。また、このような第1パンチングメタル40の整流化作用によって、第1吸込口11近傍の吸引気流が穏やかになるため、被介護者Pに不快感を与えにくくすることができる。
なお、第1パンチングメタル40による好適な面風速の一様化作用を得る観点から、第1パンチングメタル40の各開口の開口径は3〜12mmであることが好ましく、また、第1パンチングメタル40の開口率は、30〜50%であることが好ましい。パンチングメタルの開口率とは、1m当りに各開口の面積の合計が占める割合である。
また、第1パンチングメタル40により、異物が第1ファン20に吸い込まれるのを防止できる。
ただし、脱臭装置1は、第1パンチングメタル40を備えなくてもよい。
また、本実施形態の脱臭装置1は、本体ケース10内に、第1ファン20よりも上流側で、流路の曲がり部分(気流が方向転換される流路部分)に配置された、ガイドベーン50をさらに備えている。流路の図2の例では、ガイドベーン50は、第1内部案内板14の上面に案内されながら後方へ移動した気流が、本体ケース10の上壁及び後壁の内壁面に沿って下方へと方向転換されるところの曲がり部分に、配置されている。ガイドベーン50は、複数の(図2の例では2つの)板状の案内羽根からなる。ガイドベーン50の各案内羽根は、それぞれ、本体ケース10の上壁及び後壁からの距離が異なるように互いから離間されており、また、それぞれ流路の左右方向全長にわたって延在しているとともに、曲がり部分の流路の流路軸線に沿って後ろ斜め上に凸に湾曲している。これにより、ガイドベーン50の各案内羽根は、流路の曲がり部分での気流をスムーズに方向転換させることができる。仮にガイドベーン50が流路の曲がり部分に設けられない場合、流路の曲がり部分で気流の渦が生じやすくなり、その結果、圧力損失が増大するおそれがある。ガイドベーン50を流路の曲がり部分に設けることにより、流路の曲がり部分で気流に渦が生じるのを抑制し、第1ファン20に吸い込まれる手前での空気の流れをより穏やかにすることができ、ひいては、圧力損失を低減できる。
ただし、脱臭装置1は、ガイドベーン50を備えなくてもよい。
図2の例では、第1内部案内板14と本体ケース10の上壁との間の上下方向の距離よりも、第2内部案内板15と本体ケース10の後壁との間の前後方向の距離のほうが、長くされている。また、第2内部案内板15と連結している第3内部案内板16の前端が、第2内部案内板15の開口15aの下端よりも下側に位置している。これらにより、第2内部案内板15と本体ケース10の後壁と第3内部案内板16との間の流路が、第1内部案内板14と本体ケース10の上壁との間の流路よりも大きく拡大されたチャンバーを構成している。このため、第1内部案内板14と本体ケース10の上壁との間の流路内を後方へ流れた空気は、第2内部案内板15と本体ケース10の後壁と第3内部案内板16との間の流路内を流れる間に、チャンバー効果によって拡散されて減速されてから、第2内部案内板15の開口15aを介して、第1ファン20の吸込口21に入る。これにより、第1ファン20に吸い込まれる手前での空気の流れを緩やかにすることができる。
図2の例において、第3内部案内板16は、その左右方向の全長にわたって、後ろ斜め下に凸に湾曲しており、これにより、第2内部案内板15と本体ケース10の後壁との間を下降してきた気流をスムーズに前方へと方向転換させることができる。これにより、気流の方向転換の際に渦が生じるのを抑制し、第1ファン20に吸い込まれる手前での空気の流れを穏やかにすることができる。ただし、第3内部案内板16は、第2内部案内板15の下端から連続して後方にまっすぐ延在してもよい。
図2の例において、第1ファン20の吸込口21の寸法及び形状は第2内部案内板15の開口15aの寸法及び形状とほぼ一致している。また、第1ファン20の羽根車23の回転軸線FOは、第2内部案内板15の開口15aの中心軸線とほぼ一致しているとともに、本体ケース10の左右方向のほぼ中心に位置している。これによって、第1ファン20の羽根車23の回転軸線(以下、単に「第1ファン20の回転軸線」ともいう。)FOが、本体ケース10の左側又は右側に偏っている場合に比べて、本体ケース10の第1吸込口11における左右両側での吸引風量を同等にできる。
図2の例において、第1ファン20は、本体ケース10の前後方向での寸法が、本体ケース10の上下方向での寸法よりも小さく構成されている。これにより、本体ケース10を前後方向に薄くすることができ、装置のコンパクト化が可能となる。
ただし、第1ファン20は、本体ケース10の前後方向での寸法が、本体ケース10の上下方向での寸法と同じ又はそれより大きくてもよい。
図2の例では、第1ファン20が、遠心式ファンであり、その回転軸線FOが本体ケース10の前後方向に延在するように指向されているが、このことは必須ではなく、本体ケース10に対する第1ファン20の回転軸線FOの方向は任意でよい。
第1ファン20は、本例のようなケーシング付きのシロッコファンに限られず、ケーシング無しのシロッコファンでもよい。また、第1ファン20の種類は任意でよく、例えば、ターボファン等の他の遠心式ファンでもよいし、あるいは、軸流式ファン、斜流式ファン、又は横流式ファンでもよい。
ただし、第1ファン20を、遠心式ファンとした場合、軸流式ファン、斜流式ファン、又は横流式ファンとした場合に比べて、コンパクト化や高圧力化が可能になるとともに、気流の圧力損失が減り、第1ファン20の消費電力を抑えることが可能となる。
また、第1ファン20を、本例のようにシロッコファンとした場合、同じ遠心式ファンであるターボファンとした場合に比べて、大風量とすることができるとともに、圧力が過剰に高くならないので騒音を少なくすることができる。
図2の例では、第1ファン20の外表面が、本体ケース10の前壁、後壁、左壁、右壁、及び底壁から離間されている。これにより、第1ファン20の排出口22から本体ケース10の第1排出口12までの流路が、第1ファン20の排出口22よりも上流側の流路よりも大きく拡大されたチャンバーを構成している。このため、第1ファン20の排出口22から出た空気は、第1ファン20の排出口22から本体ケース10の第1排出口12までの流路内で、チャンバー効果により一気に拡散されて大きく減速されてから、第1排出口12から出るようにされる。これにより、第1排出口12から出る気流の速度を十分に低くすることができるので、床に付いた塵等を巻き上げるのを抑制できるとともに、介護者Cや被介護者Pに不快感を与えるのを抑制できる。
このチャンバー効果を向上させる観点から、図2の例のように、第1ファン20の排出口22の下端が第1排出口12の上端よりも上側にあると、好適である。
なお、騒音量を低減させる観点から、第1ファン20の上流側でチャンバー状の流路を区画する、第2内部案内板15の後面と第3内部案内板16の上面と本体ケース10の後壁、左壁及び右壁の内壁面とを、消音材(図示せず)で覆うと、好適である。
また、騒音量を低減させる観点から、第1ファン20の下流側でチャンバー状の流路を区画する、第1内部案内板14の下面と第2内部案内板15の前面と第3内部案内板16の下面と本体ケース10の前壁、後壁、左壁、右壁、及び底壁の内壁面とを、消音材(図示せず)で覆うと、好適である。
また、図2の例では、第1ファン20の排出口22と本体ケース10の第1排出口12とが互いに対向してはおらず、第1ファン20の排出口22は本体ケース10の下壁の内壁面に対向し、第1排出口12は本体ケース10の左壁及び右壁に設けられている。これにより、第1ファン20の排出口22から出た気流は、いったん本体ケース10の内壁面に当たって減速されてから本体ケース10の第1排出口12から出るようにされる。言い換えれば、第1ファン20の排出口22から出た気流が、減速されることなくまっすぐに本体ケース10の第1排出口12へ向かって流れて第1排出口12から出ることが、防止される。これにより、第1排出口12から出た気流の速度を十分に低くすることができる。同様の観点から、本例のように第1ファン20の排出口22が下方向を向いている場合は、第1排出口12は本体ケース10の左壁、右壁、前壁又は後壁に設けられると、好適である。
なお、第1ファン20の排出口22と本体ケース10の第1排出口12とが互いに対向しないようにされる限り、本体ケース10の第1排出口12が本体ケース10のどこに配置されていても、また、第1ファン20の排出口22がどの方向を向いていても、同様の効果が得られる。
なお、脱臭装置1は、本体ケース10の内側又は外側に、オムツ収納箱(図示せず)を備えていると、好適である。このオムツ収納箱は、蓋付きであるのが好ましい。これにより、介護者Cが、被介護者Pから脱がせたオムツを、オムツの交換作業中にオムツ収納箱に格納できるので、オムツからの臭いの拡散を抑制できる。
つぎに、図2(a)及び図3を主に参照して、第1ファン20の動作について説明する。
図2(a)に示すように、本実施形態の脱臭装置1は、第1ファン20のモータ24を駆動制御するインバータ60と、インバータ60に接続されたタイマ70とを、有している。インバータ60及びタイマ70は、本体ケース10の内側又は外側のいずれに配置されてもよい。インバータ60は、本体ケース10の外表面(図2(a)の例では右壁の外表面)に設けられたスイッチ120に接続されている。
図3は、第1ファン20の動作の一例を説明するためのグラフであり、横軸がスイッチ120がONにされてからの経過時間、縦軸が第1ファン20の吸引風量を表している。インバータ60は、スイッチ120がユーザ(例えば介護者C)によってONにされると起動され、予め内部に組み込まれた制御プログラムに従って、タイマ70の出力に基づいて経過時間を把握しながら、第1ファン20の風量が図3に示す動作曲線に沿うようにモータ24の回転数を制御した後、モータ24を停止(OFF)する。第1ファン20の動作が自動的にOFFになるので、ユーザがOFFする必要が無い分、ユーザの操作が簡単となる。
インバータ60に組み込まれる第1ファン20の制御プログラム(ひいては図3に示すような動作曲線)は、例えば脱臭装置1の出荷前に、ユーザに応じて調整されたものが組み込まれるとよい。
オムツ交換作業に掛かる時間は、通常2〜3分程度であるため、スイッチ120がONされてから第1ファン20の動作が自動的にOFFになるまでの時間は、数分程度(一例として概ね2〜5分程度。)に設定されるとよい。但し、作業時の条件は各々異なる為、ユーザが任意に設定時間を調整できる機能を付属とするとよい。このように、第1ファン20の1回の動作時間が予め設定されていることにより、無駄に長い時間にわたって第1ファン20が動作することによって、被介護者Pが感じる寒気、第1ファン20の消費電力が増えること、及び、脱臭部材30の消耗を、抑制できる。
また、図3の例では、ONからOFFまでの吸引風量は一定ではなく、ONになると一気に吸引風量を上げ、大風量として速やかに臭気を吸い込んで介護ベッド300上の臭気の大部分を取り除くようにし、その後は徐々に吸引風量を下げていくことで、被介護者Pに必要以上に寒気を感じさせないようにしている。ただし、動作曲線は、任意の曲線としてよく、また、ONからOFFまで吸引風量を一定としてもよい。
また、ユーザが第1ファン20のOFFをスイッチ120で行えるようにしてもよい。
あるいは、脱臭装置1は、ユーザによる操作に応じて、吸引風量を調整可能に構成されてもよい。これにより、例えば介護者Cが脱臭の必要ありと感じた時に吸引風量を上げたり、被介護者Pが寒さを感じた時に吸引風量を下げたりすることができる。この場合、脱臭装置1は、ユーザによる操作を受け付ける風量調整操作部(図示せず)をさらに備える。風量調整操作部は、本体ケース10の外表面上に設置されてもよいし、あるいは、本体ケース10とは別体にリモコン等として構成されてもよい。
そして、ユーザの風量調整操作部での操作に応じて、脱臭装置1は、インバータ60によって第1ファン20のモータ24の回転数を制御することにより、吸引風量を制御するとよい。
あるいは、ユーザの風量調整操作部での操作に応じて、脱臭装置1は、モータ24の二次側抵抗制御を行うことによって、吸引風量を制御してもよい。
あるいは、ユーザの風量調整操作部での操作に応じて、脱臭装置1は、本体ケース10の第1吸込口11近傍に設けられたダンパ(図示せず)を制御して、第1ファン20に入る吸引風量を制御することにより、第1ファン20の動作とは独立して、吸込風量を制御してもよい。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態の脱臭装置について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、本発明の第2実施形態の脱臭装置を示している。第2実施形態の脱臭装置1は、図1〜図3を参照して説明した本体部100に加えて、本体ケース10とは別体のプッシュフード200をさらに備える点で、第1実施形態と異なる。本体部100の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。なお、図4及び図5の例において、本体部100は、本体ケース10内に第1パンチングメタル40を備えているものとする。
プッシュフード200は、本体部100と対向するように配置されて、空気を本体部100に向けて押す役割を持つものである。プッシュフード200から押された空気は、本体部100によって吸い込まれるようにすることで、プッシュフード200と本体部100との間の臭気を効率良く本体部100の本体ケース10内に取り込むことができる。また、これにより、本体ケース10内の第1ファン20の負荷を軽減し、第1ファン20の消費電力を低減できる。
図4(b)は、プッシュフード200を示している。図4(b)に示すように、プッシュフード200は、箱型のプッシュフードケース210と、プッシュフードケース210に内蔵された第2ファン220と、第2パンチングメタル240とを、備えている。プッシュフードケース200は、第2吸込口211及び第2排出口212を有し、第2吸込口211から第2排出口212までの流路を内部に形成している。図4(b)の例では、第2吸込口211から第2排出口212までの流路は直線状の流路である。第2ファン220は、第2吸込口211と第2排出口212との間の流路内に配置され、第2吸込口211から第2排出口212へ向かう気流を発生可能に構成されている。第2吸込口には、網230が設けられるとよい。図4の例では、第2ファン220は、軸流式ファンであるが、他の種類のファンから構成されてよい。第2パンチングメタル240は、第2ファン220よりも下流側(第2排出口212に近い側)の流路内に配置されている。第2パンチングメタル240の構成(各開口の開口径や開口率)は、第1パンチングメタル40と同様であると、好適である。
プッシュフード200は、プッシュフードケース210の第2排出口212から出た空気が本体ケース10の第1吸込口11に入るように、本体ケース10に対して配置可能に構成されている。図4(a)には、プッシュフード200の別々の例として、可動型プッシュフード201と据置型プッシュフード202とを併せて示している。図5には、プッシュフード200のさらに別の例として、アーム型プッシュフード203を示している。
図4(a)の可動型プッシュフード201は、キャスター251と一対の脚部材250とを備えており、キャスター251によって床の上を自由に移動可能にされている。キャスター251は、一対の脚部材250の下端部に設けられている。一対の脚部材250の上端部は、プッシュフードケース210の両側に取り付けられている。プッシュフードケース210は、プッシュフードケース210を通るとともに水平方向に延びる回転軸線COの周りで、一対の脚部材250に対して回転可能にされており、これにより、プッシュフードケース210の第2排出口212の指向方向を自由に調整できるようにされている。一対の脚部材250どうしの距離は、介護ベッド300の幅よりも長く設定されており、これにより、プッシュフード200は、一対の脚部材250が介護ベッド300の幅方向両側に位置しているとともに、プッシュフードケース210が介護ベッド300の上方に位置した状態で、介護ベッド300の延在方向に移動できるようにされている。
可動型プッシュフード201の使用時には、図4(a)に実線で示すように、プッシュフードケース210の第2排出口212が本体ケース10の第1吸込口11側を向いた状態で、可動型プッシュフード201がヘッドボード302の近傍まで移動される。可動型プッシュフード201の収納時には、図4(a)に破線で示すように、本体ケース10の左右壁に設けられたホルダー80によって一対の脚部材250が保持されるとともに、プッシュフードケース210が本体ケース10の上面の上に配置される。
図4(a)の据置型プッシュフード202は、一対の固定部材252と、一対の脚部材250とを備えており、一対の固定部材252によって介護ベッド300のヘッドボード302の上部に固定されている。一対の脚部材250の上端部は、プッシュフードケース210の両側に取り付けられている。プッシュフードケース210の第2排出口212は、本体ケース10の第1吸込口11側を向いている。プッシュフードケース210は、プッシュフードケース210を通るとともに水平方向に延びる回転軸線COの周りで、一対の脚部材250に対して回転可能にされており、これにより、プッシュフードケース210の第2排出口212の指向方向を自由に調整できるようにされている。
図5のアーム型プッシュフード203は、複数の回転軸の周りで屈曲動作することにより、伸長及び折り畳みが可能に構成されたアーム253を有している。アーム253の一端は本体ケース10の上面に固定されており、アーム253の他端はプッシュフードケース210に固定されている。プッシュフードケース210は、プッシュフードケース210の外部で水平方向に延びる回転軸線COの周りで、アーム253に対して回転可能にされており、これにより、プッシュフードケース210の第2排出口212の指向方向を自由に調整できるようにされている。
アーム型プッシュフード203の使用時には、図5に実線で示すように、アーム253がヘッドボード302に向かって伸長され、プッシュフードケース210の第2排出口212が本体ケース10の第1吸込口11側を向いた状態にされる。アーム型プッシュフード203の収納時には、図5に破線で示すように、アーム253が折り畳められるとともに、プッシュフードケース210が本体ケース10の上面の上に配置される。
脱臭装置1の使用時には、図4(a)及び図5に示すように、プッシュフードケース210の第2排出口212が、被介護者Pの下半身に向けて斜め下に指向されるとよい。そして、第2ファン220の作用によってプッシュフード200の第1吸込口211から吸い込まれた空気は、第2パンチングメタル240を通ってから第2排出口212を出る。その後、介護ベッド300上の被介護者Pの上方を流れて臭気を捕らえて、捕らえた臭気を本体ケース10の第1吸込口11へと押す。一方、第1ファン20の作用によって本体ケース10の第1吸込口11から吸い込まれた空気は、第1パンチングメタル40を通ってから第1ファン20へ入る。このように、気流が第2パンチングメタル240から第1パンチングメタル40へ流れるようにされているため、第2パンチングメタル240及び第1パンチングメタル40の整流化作用によって、第2パンチングメタル240と第1パンチングメタル40との間で気流の速度及び方向が一様となる。このため、第2パンチングメタル240と第1パンチングメタル40との間の臭気を外部に拡散させずに運搬することができるとともに、被介護者Pに当たる気流が被介護者Pによって心地良いものとなる。
ただし、本実施形態の脱臭装置1は、本体ケース10内に第1パンチングメタル40を備えなくてもよく、また、プッシュフードケース210内に第2パンチングメタル240を備えなくてもよい。
図6は、第2実施形態の脱臭装置に用いられるプッシュフード200のさらに別の変形例を示している。図6の例のプッシュフード200は、上述した図4又は図5のプッシュフード200に好適に適用できる。図6では、簡単のため、プッシュフードケース210の外側に設けられ得る部材(脚部材等)は省略している。
図6のプッシュフード200は、プッシュフードケース210内に第2ファン220及び第2パンチングメタル240を備えるのに加えて、プッシュフードケース210内において、ハニカム整流格子260が第2パンチングメタル240の下流側に設けられる点で、図4及び図5のプッシュフード200とは異なる。ハニカム整流格子260は、多数の筒状体260aが隙間無く並べられた、ハニカム構造からなる格子である。ハニカム整流格子260を構成する各筒状体260aは、それぞれ、平面視において多角形状に構成されるものであり、図6の例では平面視において六角形状に構成されているが、その他にも、平面視において四角形状等に構成されていてもよい。ハニカム整流格子260は、内部を通過する空気を同一方向の流れに整える機能を有する。ハニカム整流格子260を第2パンチングメタル240の下流側に配置することにより、プッシュフード200を通る空気がさらに効果的に速度及び方向において一様化されることとなる。これにより、プッシュフード200から出た空気が、さらに一様性の高い空気となり、層流となって到達距離を延ばすことができる。よって、第2パンチングメタル240及びハニカム整流格子260と第1パンチングメタル40との間で、気流の速度及び方向が、さらに一様となる。
なお、プッシュフード200は、第2パンチングメタル240の下流側に、複数のハニカム整流格子260を備えていてもよい。
〔第3実施形態〕
本発明の第3実施形態の脱臭装置について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の第3実施形態の脱臭装置を示している。第3実施形態の脱臭装置1は、本体部100の本体ケース10の第1吸込口11に接続された、フレキシブルダクト90をさらに備える点で、第1実施形態と異なる。本体部100のその他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。なお、本実施形態の脱臭装置1は、第2実施形態で説明したプッシュフード200を備えてもよい。
フレキシブルダクト90は、伸縮可能な蛇腹状のダクトであり、その先端開口90aと本体ケース10の第1吸込口11とを接続している。フレキシブルダクト90を設けることにより、その先端開口90aを被介護者Pの臭気発生箇所(例えば下半身)に近づけることができる。これにより、臭気の拡散を抑制できるとともに、効率よく臭気を本体ケース10内に取り込むことができる。
〔第4実施形態〕
本発明の第4実施形態の脱臭装置について、図8を参照して説明する。図8は、本発明の第4実施形態の脱臭装置を示している。第4実施形態の脱臭装置1は、本体部100の本体ケース10に可動板110、111をさらに備える点で、第1実施形態と異なる。本体部100のその他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。なお、本実施形態の脱臭装置1は、第2実施形態で説明したプッシュフード200や、第3実施形態で説明したフレキシブルダクト90を備えてもよい。
可動板110、111は、本体ケース10の上面、左面及び右面のうち少なくともいずれか1つに、本体ケースに対して可動に設けられているとともに、本体ケース10の前方へ延在可能に構成されている。可動板110、111を設けることにより、臭気の拡散を抑制し、臭気を効率よく第1吸込口11内へ取り込むことができるとともに、脱臭の必要の無い空気が第1吸込口11内に入るのを抑制できる。また、被介護者P及び介護者C以外の者の視界から、被介護者Pの身体の一部を遮蔽することもできる。
図8の例では、可動板110が、本体ケース10の左面に、水平方向に延びる回転軸線POの周りで、本体ケース10に対して所定角度範囲内で回転可能にされている。使用時には、可動板110は、図8に実線で示すように、前方に向かって延在するようにされる。このとき、図8の例のように、可動板110の少なくとも一部が、介護ベッド300の上面よりも上側に位置していると、被介護者Pの下半身を他者の視界から遮ることができるので、好ましい。収納時には、図8に破線で示すように、可動板110は、本体ケース10の左面に沿って上下方向に延在するようにされる。
なお、可動板110は、本体ケース10の右面に設けられてもよいし、左面と右面との両方に設けられてもよい。
また、図8の例では、別の可動板111が、本体ケース10の上面に、第1吸込口11の上端近傍において、水平方向に延びる回転軸線POの周りで、本体ケース10に対して所定角度範囲内で回転可能にされている。使用時には、可動板111は、図8に実線で示すように、第1吸込口11の上端近傍から前方かつ斜め上に向かって延在するようにされる。収納時には、図8に破線で示すように、可動板111は、本体ケース10の上面の上に載せられる。
本発明の脱臭装置は、介護ベッドに隣接配置された状態で特に好適に用いることができる。
1 脱臭装置
10 本体ケース
11 第1吸込口
12 第1排出口
13 キャスター
14〜16 内部案内板
15a 開口
17 外部案内板
20 第1ファン
21 第1ファンの吸込口
22 第1ファンの排出口
23 羽根車
24 モータ
30 脱臭部材
40 第1パンチングメタル
50 ガイドベーン
60 インバータ
70 タイマ
80 ホルダー
90 フレキシブルダクト
90a フレキシブルダクトの先端開口
100 本体部
110、111 可動板
120 スイッチ
200 プッシュフード
201 可動型プッシュフード
202 据置型プッシュフード
203 アーム型プッシュフード
210 プッシュフードケース
211 第2吸込口
212 第2排出口
220 第2ファン
230 網
240 第2パンチングメタル
250 脚部材
251 キャスター
252 固定部材
253 アーム
260 ハニカム整流格子
260a 筒状体
300 介護ベッド
301 フットボード
302 ヘッドボード
C 介護者
CO プッシュフードケースの回転軸線
FO 第1ファンの羽根車の回転軸線
P 被介護者
PO 可動板の回転軸線

Claims (10)

  1. 介護ベッドの上側で発生する臭気を低減するための脱臭装置であって、
    第1吸込口及び第1排出口を有し、前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路を内部に形成する、本体ケースと、
    前記第1吸込口と前記第1排出口との間の流路内に配置され、前記第1吸込口から前記第1排出口へ向かう気流を発生可能に構成された、第1ファンと、
    前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路内に配置された、脱臭部材と、
    を備え、
    前記第1吸込口は、前記本体ケースの前方を向くとともに、前記本体ケースの上部に配置されており、
    前記本体ケースの前後方向の長さは、前記本体ケースの左右方向の長さ及び上下方向の長さよりも短く、
    前記本体ケースの内部には、前記第1吸込口の下端から連続して後方に延在する第1内部案内板と、前記第1内部案内板の後端から連続して下方に延在する第2内部案内板と、前記第2内部案内板の下端から連続して後方に延在し、前記本体ケースの後壁に連結された第3内部案内板と、が設けられており、
    前記第1ファンは、前記第1内部案内板の下側において、前記第2内部案内板の前面に固定されているとともに、前記本体ケースの前壁と対向しており、
    前記第1ファンの吸込口は、後側を向いており、
    前記第1ファンの動作中において、前記第1吸込口から吸い込まれた空気は、前記第1ファンよりも上側で前記第1内部案内板と前記本体ケースの上壁とにより区画された流路内で後方へと流れた後に、前記第2内部案内板と前記本体ケースの後壁とにより区画された流路内で下降し、その後に、前記第3内部案内板によって案内されながら前方へと方向転換されてから、前記第2内部案内板に設けられた開口を通って、前記第1ファンの吸込口に吸い込まれる、脱臭装置。
  2. 前記第1ファンは、前記本体ケースの前後方向での寸法が、前記本体ケースの上下方向での寸法よりも小さく構成されている、請求項1に記載の脱臭装置。
  3. 前記第1ファンは、遠心式ファンであり、前記第1ファンの回転軸線が前記本体ケースの前後方向に延在するように指向されている、請求項1又は2に記載の脱臭装置。
  4. 前記本体ケース内に、前記第1ファンよりも上流側の流路内に配置された、第1パンチングメタルをさらに備えている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱臭装置。
  5. 前記本体ケース内に、前記第1ファンよりも上流側で、流路の曲がり部分に配置された、ガイドベーンをさらに備えている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の脱臭装置。
  6. 前記本体ケースの前記第1吸込口に接続された、フレキシブルダクトをさらに備えている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の脱臭装置。
  7. 前記第1内部案内板と前記本体ケースの上壁との間の上下方向の距離よりも、前記第2内部案内板と前記本体ケースの後壁との間の前後方向の距離のほうが、長い、請求項1〜6のいずれか一項に記載の脱臭装置。
  8. 前記本体ケースの前記第1排出口は、前記本体ケースの下部に配置されており、
    前記第2内部案内板と前記第1ファンの排出口とが、前記本体ケースの前記第1排出口よりも上側に配置されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の脱臭装置。
  9. 介護ベッドの上側で発生する臭気を低減するための脱臭装置であって、
    第1吸込口及び第1排出口を有し、前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路を内部に形成する、本体ケースと、
    前記第1吸込口と前記第1排出口との間の流路内に配置され、前記第1吸込口から前記第1排出口へ向かう気流を発生可能に構成された、第1ファンと、
    前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路内に配置された、脱臭部材と、
    を備え、
    前記第1吸込口は、前記本体ケースの前方を向くとともに、前記本体ケースの上部に配置されており、
    前記第1ファンの動作中において、前記第1吸込口から吸い込まれた空気は、前記本体ケースの流路内で、前記第1ファンよりも上側で後方へと流れた後に下降し、その後に前方へと方向転換されてから前記第1ファンに吸い込まれるように構成されており、
    前記本体ケースの上面、左面及び右面のうち少なくともいずれか1つに、前記本体ケースに対して可動に設けられているとともに、前記本体ケースの前方へ延在可能に構成された、可動板をさらに備えている、脱臭装置。
  10. 介護ベッドの上側で発生する臭気を低減するための脱臭装置であって、
    第1吸込口及び第1排出口を有し、前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路を内部に形成する、本体ケースと、
    前記第1吸込口と前記第1排出口との間の流路内に配置され、前記第1吸込口から前記第1排出口へ向かう気流を発生可能に構成された、第1ファンと、
    前記第1吸込口から前記第1排出口までの流路内に配置された、脱臭部材と、
    を備え、
    前記第1吸込口は、前記本体ケースの前方を向くとともに、前記本体ケースの上部に配置されており、
    前記第1ファンの動作中において、前記第1吸込口から吸い込まれた空気は、前記本体ケースの流路内で、前記第1ファンよりも上側で後方へと流れた後に下降し、その後に前方へと方向転換されてから前記第1ファンに吸い込まれるように構成されており、
    前記本体ケース内に、前記第1ファンよりも上流側の流路内に配置された、第1パンチングメタルをさらに備え、
    前記本体ケースとは別体のプッシュフードをさらに備え、
    前記プッシュフードは、
    第2吸込口及び第2排出口を有し、前記第2吸込口から前記第2排出口までの流路を内部に形成する、プッシュフードケースと、
    前記第2吸込口と前記第2排出口との間の流路内に配置され、前記第2吸込口から前記第2排出口へ向かう気流を発生可能に構成された、第2ファンと、
    前記第2ファンよりも下流側の流路内に配置された、第2パンチングメタルと、
    前記第2パンチングメタルよりも下流側の流路内に配置された、ハニカム整流格子と、
    を備え、
    前記プッシュフードは、前記プッシュフードケースの前記第2排出口から出た空気が前記本体ケースの前記第1吸込口に入るように、前記本体ケースに対して配置可能に構成されている、脱臭装置。
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