JP6829533B1 - 感染防止ユニット - Google Patents

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【課題】 様々な屋内空間において、自由度の高い空気中のウィルスや菌、あるいは汚染された空気やガスの効率的な浄化と無毒化する為の浄化ユニットを提供する。【解決手段】呼気誘導部材(2)は、呼気消毒装置(11)に、浄化したい空気が効率良く流入する様に、前記空気を誘導する、呼気誘導構造(18)を備えるか、または、呼気誘導構造(18)を備えることが可能であり、空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状の面を備えた感染防止遮壁部材(20)であり、前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側または上側または側方側に設けられ、前記感染防止遮壁部材(20)は、呼気誘導構造(18)を備えて設けられることを可能とした。【選択図】図2

Description

本発明は、主として屋内における自由度の高いウィルス感染抑止のユニット構造に関する。
従来からウィルスの感染抑止のシステムは、多種多様に提案されている。係るシステムは周囲を略完全に密閉するものや、様々なセンサー等を駆使して抑止するもの等も存在する。しかしながら、一般的な室内空間において、自由度高くウィルスや空気の浄化を抑止する構成は皆無といえる。
また、不特定多数の、様々な人や患者が出入りし、診察や支払い等を待つ、待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌による院内感染が発生するという問題がある。
また、家庭内において、インフルエンザ等のウィルス感染した患者による、家庭内感染が、濃厚接触も多く、また、密閉された同一空間内に長く同居することによる感染を引き起こし易いという問題がある。
また、自由に広がる、特に室内空間において、人から、咳やくしゃみ等の呼気から空気中に排出されたウィルスが、空気中に拡散、あるいは長く滞留することにより、他の人に取り込まれるリスクをより下げるべく、また、様々な生活環境に合わせて構築可能な自由度が高く、あるいは簡易で、より迅速に、効率的に係る空気中に放出されたウィルスを集め、浄化、無毒化する技術が求められているといえる。
そこで、従来からも種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、発明の名称を「感染防止ブース」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。具体的には「ベッドを覆うクリーンブースを室内に形成するための包囲体と、ブース内の空気を浄化して該ブース外に排出するための送風器と、ベッド上でのブース内の空気流のむらを解消すべく該ベッドに沿った空気循環流を生成するための補助ファンと、ブース内の湿度を調整するための加湿器とを含む感染防止ブース。包囲体により形成されるブース容量は6m3〜15m3であり、包囲体にはほぼ100cm2の空気取り入れ口が形成され、送風器は0.1m3/分〜1.28m3/分の送風能力を有し、補助ファンによる循環空気風量は、1m3/分〜2.5m3/分であり、加湿器による加湿水分量は0.4kg/hr以下であり、ブース内の相対湿度が45%RH〜65%RHに保持される。」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、一般的な室内等において、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献2には、発明の名称を「クリーンブース」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には「 周囲をアクセスカーテン10などで取り囲み、その内部に清浄空気を供給する送風機やフィルターを含んだ本体ユニット2と共に、内部の空気を清浄化して排気する排気ユニット11を備え、排気ユニットの排気能力を本体ユニットの送風能力と等しく、あるいは、それよりも大きく設定し、もって、クリーンブース内を外気に対して陰圧に保持する。これにより、特別な感染症処置室を用いなくても、クリーンブースを利用して感染症患者の治療を行うことが出来る。」というものである。
しかしながら、特許文献2に記載の発明は、一般的な室内等において、簡易で、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献3には、発明の名称を「室内除菌構造」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献3参照)。
具体的には「室内の床面に形成された床部光触媒層と、室内の壁面の下端から少なくとも高さ30cmまでの範囲に形成された壁部光触媒層と、室内に配設される空気清浄機の空気清浄フィルタの少なくとも一方の表面に形成されたフィルタ部光触媒層と、を備えている。」というものである。
しかしながら、特許文献3に記載の発明は、壁の処置であって、空気中に漂うウィルスに対して必ずしも効果がある構成というものではなく、前記問題の解決には至っていない。
特開2012-124号 特開2001-182977号 特開2017-192546号
様々な屋内空間において、自由度の高い空気中のウィルスや菌、あるいは汚染された空気やガスの効率的な浄化と無毒化する為の浄化ユニットを提供する。
本発明に係る呼気誘導部材(2)は、呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、前記呼気あるいは空気を誘導する、呼気誘導構造(18)を備えるか、または、呼気誘導構造(18)を備えることが可能であり、空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状の面を備えた感染防止遮壁部材(20)であり、前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側または上側または側方側に設けられ、前記感染防止遮壁部材(20)は、呼気誘導構造(18)として、前記感染防止遮壁部材(20)の面が、曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えているか、または呼気消毒装置(11)側に空気の流れ(17)が集まる方向に、感染防止遮壁部材(20)の面を斜めに設けられているか、または二つ以上の開口部を備えた中空部を備えているか、または返し板(38)を備えているか、または前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側の領域を分離するようにして設けられるか、前記呼気消毒装置(11)を側面から挟んで設けられる構成を採用する。
また、本発明は、前記呼気誘導部材(2)は、前記呼気消毒装置(11)の前記吸気口(46)側に設けられ、吸気接続口(23)を備え、前記吸気接続口(23)は、呼気誘導部材(2)によって、誘導されて流れてきた呼気または空気を、呼気消毒装置(11)あるいは呼気消毒装置(11)の吸気口(46)に受け渡す為の呼気誘導部材(2)に設けられた、あるいは、呼気誘導部材(2)によって設けられた開口部である穴または部分穴または隙間であり、前記呼気誘導部材(2)は、ファンヒーターまたは空気清浄機とセットで、感染防止ユニット(1)を構成する構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、呼気誘導構造(18)である前記感染防止遮壁部材(20)の前記呼気消毒装置(11)側に曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機との係止部である、部材保持係止部(29)を備え、前記ファンヒーターまたは空気清浄機と係止することによって、前記感染防止遮壁部材(20)の位置を安定的に保持可能とし、前記ファンヒーターまたは空気清浄機の吸気口(46)へ、咳やくしゃみ等の呼気の流れ(17)を誘導可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機との係止部である、部材保持係止部(29)を備え、前記部材保持係止部(29)が、前記感染防止遮壁部材(20)の下側に設けられた台座係止具(39)であり、前記感染防止遮壁部材(20)を前記呼気消毒装置(11)の上部に設けることによって、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)と排気口(50)の位置を分けることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記台座係止具(39)が、コの字型であり、係るコの字型によって、前記呼気消毒装置(11)の外形を挟むことが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)の幅、または前記コの字型の台座係止具(39)の幅が、調整可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)が、遮壁部材連結具(40)を備え、連結可能であることによって、より広いエリアの空気を無毒化可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、回動して曲折可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)が、可撓性シート(10)で構成され、前記可撓性シート(10)が可撓材支持材(35)で前記可撓性シート(10)の位置を保持されている構成を採用することもできる。
また、本発明は、可撓性シート(10)で構成されている前記感染防止遮壁部材(20)が、角度変換具(37)を備え、前記可撓性シート(10)の角度が変換されているか、変換可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記可撓性シート(10)の両端を、格子状の可撓材支持材(35)で支持され、前記可撓性シート(10)を吊設している、シート吊設部(36)または角度変換具(37)の位置を調整可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記格子状の可撓材支持材(35)の格子の行と列が、それぞれ複数である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)の壁面が、吸気接続口(23)を一番奥とした、ラッパ状あるいはくの字状に設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記 呼気誘導部材(2)の上部に、帯巻具(32)及び前記帯巻具(32)に巻いて帯状体(33)を収納可能に設けた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記吸気接続口(23)が、可撓性シート(10)であり、前記可撓性シート(10)が呼気消毒装置(11)の外形を覆う様にして設けられる吸気接続口(23)であり、前記可撓性シート(10)が前記呼気消毒装置(11)の外形を覆った状態を保持するシート覆い係止具(45)で保持させ、前記シート覆い係止具(45)が、コの字型であるか、マグネットであるか、面ファスナーであるか、自己吸着シートである構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)がジャバラ状に畳まれることが可能に、前記可撓性シート(10)の位置を支持する可撓材支持材(35)が、設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)または、前記呼気消毒装置(11)である、前記ファンヒーターまたは空気清浄機の背面または吸気口(46)側に載置または係止される構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記呼気誘導部材(2)の最下部に、前記呼気消毒装置(11)を載置可能な、装置載置部(30)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記装置載置部(30)が、車輪を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記呼気誘導部材(2)が、高さ45cm以上のフラワーボックスまたは植栽容器である構成を採用することもできる。
また本発明に係る感染防止ユニット(1)は、
ファンヒーターまたは空気清浄機に呼気誘導部材(2)を備え、
前記ファンヒーターまたは空気清浄機は、呼気消毒装置(11)であり、
前記呼気誘導部材(2)は、
呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
誘導する、呼気誘導構造(18)を備え、
壁状の感染防止遮壁部材(20)であり、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側または上側または側方側に設けられ、前記感染防止遮壁部材(20)は、呼気誘導構造(18)として、前記感染防止遮壁部材(20)の面が、曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えているか、または呼気消毒装置(11)側に空気の流れ(17)が集まる方向に、感染防止遮壁部材(20)の面を斜めに設けられているか、または二つ以上の開口部を備えた中空部を備えているか、または返し板(38)を備えているか、または前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側の領域を分離するようにして設けられるか、前記呼気消毒装置(11)を側面から挟んで設けられる構成を採用する。
また、本発明は、前記呼気誘導部材(2)は、前記呼気消毒装置(11)の前記吸気口(46)側に設けられ、吸気接続口(23)を備え、前記吸気接続口(23)は、呼気誘導部材(2)によって、誘導されて流れてきた呼気または空気を、呼気消毒装置(11)あるいは呼気消毒装置(11)の吸気口(46)に受け渡す為の呼気誘導部材(2)に設けられた、あるいは、呼気誘導部材(2)によって設けられた開口部である穴または部分穴または隙間であり、前記呼気誘導部材(2)は、ファンヒーターまたは空気清浄機とセットである構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、呼気誘導構造(18)である前記感染防止遮壁部材(20)の前記呼気消毒装置(11)側に曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、呼気誘導構造(18)である前記感染防止遮壁部材(20)の前記呼気消毒装置(11)側に曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、回動して曲折可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)は、部材保持係止部(29)を備え、該部材保持係止部(29)が、前記感染防止遮壁部材(20)の下側に設けられた台座係止具(39)であり、前記感染防止遮壁部材(20)を前記呼気消毒装置(11)の上部に設けることによって、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)と排気口(50)の位置を分けることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記台座係止具(39)が、コの字型であり、係るコの字型によって、前記呼気消毒装置(11)の外形を挟むことが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)が、回動可能な板材を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)の幅、または前記コの字型の台座係止具(39)の幅が、調整可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記感染防止遮壁部材(20)が、可撓性シート(10)で構成され、前記可撓性シート(10)が可撓材支持材(35)で前記可撓性シート(10)の位置を保持され、
前記吸気接続口(23)が、可撓性シート(10)であり、前記可撓性シート(10)が呼気消毒装置(11)の外形を覆う様にして設けられる吸気接続口(23)であり、前記可撓性シート(10)が前記呼気消毒装置(11)の外形を覆った状態を保持するシート覆い係止具(45)で保持させ、前記シート覆い係止具(45)が、コの字型であるか、マグネットであるか、面ファスナーであるか、自己吸着シートであり、前記感染防止遮壁部材(20)がジャバラ状に畳まれることが可能に、前記可撓性シート(10)の位置を支持する可撓材支持材(35)が、設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記呼気消毒装置(11)が、ファンヒーターである構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記呼気消毒装置(11)が、空気清浄機である構成を採用することもできる。
また、本発明に係る斜面形成セット(43)は、パーテーション、または棚の裏、またはフラワーボックス、または植栽容器の略垂直な面である加工面に、設けることが可能な呼気誘導構造(18)であり、斜面形成アダプター(41)を備え、前記斜面形成アダプター(41)は棒状またはブロック状であって、前記斜面形成アダプター(41)には、斜面形成面部材(42)として、板材または可撓性シート(10)が設けられ、前記斜面形成アダプター(41)は前記斜面形成セット(43)の略辺部に位置する様に設けられ、前記板材は、前記加工面に設けられた際に前記斜面形成アダプター(41)が設けられた反対側の辺部が、前記加工面に略接する様に、前記斜面形成アダプター(41)に設けられた構成を採用する。
また、本発明は、前記斜面形成アダプター(41)または斜面形成面部材(42)のいずれかまたは両方に、粘着テープ、または面ファスナー、または自己吸着シート、またはマグネットを備えた構成を採用することもできる。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、様々なウィルスや感染症の不特定多数の、様々な患者が出入りし、診察や支払い等を待つ、待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌による院内感染が発生するのを抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、不特定多数の、様々な人が出入りする公共交通機関である、空港等の待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌の残留時間を極力減らし、感染が発生するのを抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、家庭内において、インフルエンザ等のウィルス感染した患者による、家庭内感染が、濃厚接触も多く、また、密閉された同一空間内に長く同居することによる感染を引き起こし易いという家族感染を抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、自由に広がる、特に室内空間において、人から、咳やくしゃみ等の呼気から空気中に排出されたウィルスが、空気中に拡散、あるいは長く滞留することにより、他の人に取り込まれるリスクをより下げるべく、また、様々な生活環境に合わせて構築可能な自由度が高く、あるいは簡易で、より迅速に、効率的に係る空気中に放出されたウィルスを集め、浄化、無毒化可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットによれば、一定の空間から発生する、臭いやガスを、空気中に拡散させず、簡易で、より迅速に、効率的に集め、浄化、無毒化可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る感染防止ユニットの感染防止中空部材の基本説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材の1つの構成説明図である。 本発明に係る装置載置部等の構成説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材の上部側が、上を覆う構成説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材が呼気消毒装置の正面側からの咳等による呼気を、効率よく、呼気消毒装置の吸気口に送り届ける構成の説明図である。 本発明に係る2つの感染防止遮壁部材が、係る呼気消毒装置の吸気口側に設けられている構成の例の説明図である。 本発明に係る遮壁部材連結具等の構成説明図である。 本発明に係る帯巻具と帯状体の構成説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材が呼気消毒装置の上の空間を塞ぐ構成の構成説明図である。 本発明に係る吸気接続口が可撓性シートである構成他の説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材のバリエーションの構成説明図である。 本発明に係る感染防止ユニットの設置例の説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材が、可撓性シートで構成される例の説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材が、可撓性板で構成される例の説明図である。 本発明に係る感染防止遮壁部材が、フラワーボックスで構成される例の説明図である。 本発明に係る斜面形成セット等を備えた構成の説明図である。
本発明に係る感染防止ユニット1は、 呼気消毒装置11である、ファンヒーターまたは空気清浄機またはストーブの、加熱部15または空気清浄部16に、人49の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、係る呼気消毒装置11に、呼気誘導部材2をセットにして設けることによって、呼気あるいは空気の流れ17を制限することによって、より効率的に、人49の呼気あるいは咳やくしゃみを、 呼気消毒装置11に誘導し、係る呼気をより効率的に無毒化することによって、伝染病の感染を抑制するものである。
以下、図面に基づいて本発明に係る感染防止ユニット1について説明する。
但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能であり、また、それぞれの図の例示の構成は、それぞれお互いの図面の構成の例において、応用可能であるものとする。
尚、ここでいう背面側とは、係る呼気消毒装置11である、ファンヒーターまたは空気清浄機が、空気を取り込む吸気口46側を背面側とし、その反対側を正面側あるいは前側とする。
特に、空気清浄機においては、係る商品の意匠面である一般的に呼称する前面側が吸気口46である構造の製品もあるが、本発明の説明においては、係る吸気口46のある側と背面側を、同等の意味で扱うものとする。但し、空気清浄機等における係る意匠面である側に吸気口46のある構成に関わる、特段の構成の違いについて説明する必要がある場合は、その旨の断りを述べた上で説明するものとする。
なお、図面の説明において上下左右は、図面に表された感染防止ユニット1において、呼気消毒装置11の載置した際の底側を下、上側を上、左右方向は、呼気消毒装置11の係る正面側及び背面側及び上下方向に対しての、左右方向とするものである。
図1は、感染防止ユニット1の1つの基本構成を示し、呼気消毒装置11である、ファンヒーターまたは空気清浄機またはストーブの、加熱部15または空気清浄部16に、人49の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、係る呼気や空気を誘導する、呼気誘導部材2が、感染防止筒21であり、係る感染防止筒21は、係る呼気誘導部材2の呼気誘導構造18が中空の筒状体である、中空状の可撓性を備えたホースあるいはチューブ、または硬いパイプである構成の例を示している、説明図である。
図1(a)の構成の例は、呼気消毒装置11が、ファンヒーターまたは空気清浄機あり、係る呼気消毒装置11の背面側からの斜視図の構成の例である。
呼気誘導部材2の呼気誘導構造18である筒状体の1つの開口部である吸気接続口23が、係る呼気消毒装置11の吸気口46の位置に合わせて、吸気接続係止部25にて係止して配置されており、係る構成とすることによって、係る呼気誘導構造18である筒状体の吸気接続口23の位置を、係る呼気消毒装置11の吸気口46に設けることが可能となり、呼気口24から取り入れられて、係る呼気誘導構造18を流れてきた空気を、効率的に係る吸気口46に届けて、係る呼気消毒装置11内に、より、確実に送り届けることを可能とすることによって、係る呼気誘導部材2を流れてきた空気を、より効率的に、確実に無毒化することが可能となる構成であり、有用である。
また、係る呼気誘導部材2は、吸気接続係止部25及び、係る呼気誘導部材2の位置を保持する為の係る呼気消毒装置11との係止部である部材保持係止部29において、係る呼気消毒装置11と係止されることによって、係る呼気誘導部材2の位置が保持されている構成の例である。
尚、係る呼気消毒装置11が、ファンヒーターやストーブの場合は、係る空気を高温に加熱、または、燃焼させることによって、ウイルスや細菌を、不活化するものであり、また、有毒なガスや臭い成分も、その多くが、加熱あるいは燃焼することによって、分解されて、有用である。
特に、係るファンヒーターの場合は、ファン48にて強制的に空気を吸入し、係る吸気口46から吸入した空気は、その殆どが、加熱部15または空気清浄部16にて、加熱または浄化処理される為、無毒化される率が高く、特に、石油ファンヒーターやガスファンヒーターの様な燃焼系のファンヒーターの場合は、係る空気は、その殆どが燃焼する火に晒される為、かなり高い確率で、ウィルスや細菌を、焼殺して殺菌することが可能であり、また、多くの種類のガスや臭い成分も、燃焼して、分解されて無毒化されるものが多く、シンプルで、効果の高い消毒効果を得ることができて、有用である。
また、係る呼気誘導部材2が中空の筒状体である、感染防止筒21であることによって、特に家庭等でインフルエンザ等の感染症を患った人49の呼気や咳やくしゃみを、より確実に補足して係る呼気消毒装置11に送り届けて無毒化することが可能であり、係る感染症を他の人49に感染するリスクを抑制することが可能となり、有用である。
特に、家族に受験生や重要な仕事等を抱えた家族がいる場合などにおいては、家庭内における感染を抑制可能となり、また、家庭内においては、濃厚接触による感染機会が多く、係る感染機会を抑制することが可能であり、社会的にも有用である。
また、係る呼気消毒装置11からやや離れていても、より確実に係る人49の呼気を呼気消毒装置11により確実に送ることが可能となり、有用となる。
尚、呼気誘導部材2は、係る感染防止ユニット1方向に発せられた、あるいは流れてきた、主に、人49の咳またはくしゃみ等による呼気、あるいは空気の流れを、遮るかあるいは流れる方向を限定して、より効率的に、高い確率で係る呼気消毒装置11内に誘導する形状の呼気誘導構造18を備えた、筒状の感染防止中空部材19または壁状の感染防止遮壁部材20であり、前記感染防止中空部材19は、前記呼気誘導構造18である中空の筒状の、感染防止筒21または感染防止中空錐22であり、感染防止遮壁部材20は、係る感染防止ユニット1方向に流れてきた呼気、あるいは空気が、係る感染防止ユニット1の上方あるいは、左右方向に抜けて、係る感染防止ユニット1が設置されている室内あるいは空間に、拡散されてしまうのを抑制する為に、係る感染防止ユニット1の上方または左右方向に係る呼気、あるいは空気が、抜けず、係る呼気消毒装置11方向に係る呼気、あるいは空気が、流れる様に補助する形状を備えた構成の部材である。
感染防止中空錐22は呼気口24が吸気接続口23よりも大きい広がり部を備えた中空状の感染防止中空部材19であり、感染防止筒21が比較的係る呼気消毒装置11から離れたところにいる特定の基本的に一人の人49の呼気を誘導する為の部材であるのに対して、感染防止中空錐22は、係る呼気消毒装置11の比較的近くで、より多くの不特定多数の人49の咳等の呼気を、誘導する点で有用な効果を発揮する構成の部材である。
呼気消毒装置11は、ファンヒーターまたは空気清浄機またはストーブであり、ファンヒーターまたはストーブは、空気の加熱部15を備えて、係る加熱部15にて、空気を加熱することによって、殺菌消毒またはある種のガス状の分子を分解させることによって、無毒化、無臭化するものであり、空気清浄機は、空気中に浮遊する塵や花粉を除去し、特に本発明を構成する呼気消毒装置11である空気清浄機は、ウィルスや細菌を不活化する効果を備えた空気清浄機を指しており、特には、病院や、家庭において、インフルエンザやコロナウィルス等の空気感染あるいは飛沫感染あるいは、エアロゾル感染の原因となる呼気または空気を、より安全な空気に無毒化する構成の装置である。尚、ファンヒーターは、ファンによって強制的に空気を加熱部15に送って係る空気を加熱する構成の装置であり、ガスや石油によって燃焼することによって空気を加熱する構成としても良いし、または、電気ヒーターによって空気を加熱する構成としても良いが、ウィルスや臭いの元等になる化学物質の不活化、分解といった点においては、実際に火を燃焼させて加熱するガスや石油ファンヒーターの方が、より多くの効果を期待でき、有用である。
また、ストーブにおいても、ガスや石油によって燃焼することによって空気を加熱する構成としても良いし、または、電気ヒーターによって空気を加熱する構成としても良いが、ファン48で強制的に空気の流れ17を作るファンヒーターと比較して、空気の流れ17は、加熱部15によって上昇気流が発生する自然な循環となる為、係るストーブにおいて効率的にウィルス等で汚染された呼気または空気を加熱部15に送り届けて消毒させるのは、特別な構成が必要となるものである。
吸気接続口23は、呼気誘導部材2によって、誘導されて流れてきた呼気または空気を、呼気消毒装置11あるいは呼気消毒装置11の吸気口46に受け渡す為の呼気誘導部材2に設けられた、あるいは、呼気誘導部材2によって設けられた開口部である穴または部分穴または隙間である。
吸気接続係止部25は、吸気接続口23を、呼気消毒装置11または呼気消毒装置11の吸気口46に合わせた位置に保持する為の係止部であり、係る係止構造は、穴でも良いし、紐、ベルト、ワイヤー、面ファスナー、自己吸着シート、粘着テープ、マグネット、マグネットシート、吸盤、ホック、ネジ、フック、接着、粘着、融着でもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
部材保持係止部29は、呼気誘導部材2を呼気消毒装置11の位置に合わせて、係る呼気誘導部材2の位置を保持する為の係る呼気誘導部材2に設けられた係止部であり、係る係止構造は、穴でも良いし、紐、ベルト、ワイヤー、面ファスナー、自己吸着シート、粘着テープ、マグネット、マグネットシート、吸盤、ホック、ネジ、フック、接着、粘着、融着でもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
自己吸着シートは、被着体に対して、素材自体が吸着し、粘着剤や糊を使用せずに貼り付けが可能なシートであり、微細な吸盤による吸着、ジェル状による吸着でも良く、その他本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
係る感染防止中空部材19は、図では分岐をせず一本である構成であるが、図面には示されていないが、分岐して、例えば、二人以上の人49が同時に使用できる構成である、2つ以上の呼気口24を備えても良いし、2台以上の呼気消毒装置11が同時に使用できる構成である、2つ以上の吸気接続口23を備えた構成としても有用である。
但し、特に、2つ以上の呼気口24を備えた構成とした場合、もう一人の人49の咳やくしゃみが、係る感染防止中空部を逆流してこないように、係る呼気消毒装置11から、十分な吸引力で、係る呼気が流れる構成とするか、または、係る分岐した部分から、呼気口24までの距離を十分に備えた構成としたり、係る分岐部から、もう一方の呼気口24を備えた感染防止中空部には流れにくい方向に、係る分岐部を構成したり、逆止弁を備えた構成とするなどして、係る逆流防止の対策をすることが望ましい。
加熱部15は、ファンヒーターまたはストーブに備えられた、空気を加熱する構成の部分であり、例えば、石油ファンヒーターやガスファンヒーターや石油ストーブ等の燃焼系のヒーターにおける、燃焼する装置あるいは空間であり、電気ファンヒーターあるいは電気ストーブにおいては、流入した空気を加熱する装置あるいは空間である。
空気清浄部16は、空気清浄機において、空気清浄機内に流入した空気を浄化する機能を備えた装置あるいはフィルター等の部材あるいは空間である。
感染防止中空部材19は、2以上の開口部を備えた中空部材であり、前記2以上の開口部の内1つ以上の開口部は、吸気接続口23であり、前記吸気接続口23は、ファンヒーターまたは空気清浄機またはストーブの加熱部15または空気清浄部16に、前記感染防止中空部材19から供給される空気を供給可能に係止可能な開口部であり、前記感染防止中空部材19のその他の開口部は、人49の口から排気された呼気を取り入れる呼気口24であり、前記感染防止筒21は、中空状の可撓性を備えたホースまたはチューブまたは硬いパイプであり、前記感染防止中空錐22は呼気口24が吸気接続口23よりも大きい広がり部を備えた中空状の感染防止中空部材19であり、ファンヒーターまたは空気清浄機またはストーブに設けられることによって感染防止ユニット1を構成するものである。
図1(b)の構成の例は、図1(a)の構成の例の正面側からの例を示した、正面側からの正面斜視図である。
係る感染防止中空部材19は、図1(a)の構成の例における、吸気口46に吸気接続口23を設けられた構成であり、係る感染防止中空部材19のもう一方の開口部を、呼気口24として、人49の口から排出される呼気あるいは、呼気でもある咳やくしゃみを受け入れて、係る呼気を、吸気接続口23から吸気口46前に送り届ける構成の例である。
係る呼気口24には、人49の口覆い部材26が設けられており、係る人49の口覆い部材26を人49の口に密着させることによって、咳などをした時に、殆ど漏れなく、係る咳による呼気を、吸気口46まで送り届けることができる構成となっており、特に、咳などによってウィルスなどが室内等の空間に拡散されずに、より効率的に処理されることが可能であるので、伝染病等の感染を抑制可能で、有用である。
尚、破線の矢印が、係る呼気または空気の流れ17を模式的に示したものであり、人49の口から排出された呼気が、係る筒状の呼気誘導部材2の中を流れていく状態を示したものである。
特に、濃厚接触の多い家庭において、有用な構成である。
尚、係る人49の口覆い部材26は、係る感染防止中空部材19から、着脱可能な構成とすることによって、洗浄も可能であるし、また、人49によって使い分けることも可能となるので、有用である。
また、係る人49の口覆い部材26は、人49の口を覆うサイズや形状であればよく、材質も、ポリプロピレンや、ポリアミド等の合成樹脂でも、ラバーでも、エラストマー樹脂でも、木でも、陶器やガラスでも良く、その他、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法、材質の範囲内で変更することができるものである。
尚、係る呼気消毒装置11において、吸気口46から取り入れられて、浄化あるいは燃焼された空気が排出される係る呼気消毒装置11の開口部は、排気口50である。
図1(c)の構成の例は、図1(a)の構成の例のバリエーションの例の説明図であり、図1(a)の構成の例の吸気口46の部分を示した部分図である。
図1(c)の構成の例においては、図1(a)の構成の例において、吸気接続口23が、係る筒状の感染防止中空部材19をそのままカットした断面形状であるのに対し、係る吸気接続口23に、係る吸気口46からの空気の吸引力がより高く伝わるように、係る吸気接続口23に、吸気力増強アダプター27を備えた構成の例である。
係る吸気力増強アダプター27は、吸気消毒装置のファン48による、係る吸気口46からの吸引力をより効率的に係る感染防止中空部材19の感染防止中空部に伝える構成であり、係る吸気接続口23に設けられることによって、係る吸気接続口23の開口面積を大きくするか、あるいは、係る吸気口46の一部または全部を覆う構成とすることによって、係る感染防止中空部への吸引力を増強させて、呼気口24から流入した呼気を、より、しっかりと、効率的に係る呼気消毒装置11に送り届ける構成である。
尚、係る吸気力増強アダプター27は係る吸気接続口23に、着脱可能に設けても良いし、一体の構成としても良い。
尚、係る吸気力増強アダプター27が係る吸気口46の一部または全部を覆う構成においても、特に係る呼気消毒装置11がファンヒーターの場合は、燃焼に影響の無い様、係る吸気力増強アダプター27の周囲に隙間を設けるか、穴を備えて、係る感染防止中空部材19を通さない空気も、係る吸気口46から取り入れることができる構成とすることが望ましい。
図1(d)の構成の例においては、図1(a)の構成の例において、吸気接続口23が、吸気口46の外側に開放に配置して設けられた構成であるが、図1(d)の構成においては、係る吸気接続口23が、呼気直入口28に係止され、係る感染防止中空部材19内を流れてきた呼気または空気が、係る呼気消毒装置11内に、直接流入させることができる構成の例の部分図である。
係る構成とすることによって、感染防止中空部材19内を流れてきた呼気または空気を、呼気消毒装置11の加熱部15や空気清浄部16に通じる呼気消毒装置11の内部に、直接取り込むことが可能となるので、より確実に、効率的に係る呼気または空気に含まれるウィルスまたはガスなどの臭いや毒素を、無毒化することが可能となり、有用である。
図1(d)の構成の例においては、係る呼気消毒装置11に設けられた呼気直入口28として、係る呼気消毒装置11内に通じたL字管が設けられており、係るL字管である呼気直入口28に、係る吸気接続口23が設けられることによって、係る感染防止中空部材19内を流れてきた呼気または空気を、呼気消毒装置11の加熱部15や空気清浄部16に通じる呼気消毒装置11の内部に、直接取り込むことが可能となる構成である。
尚、係る呼気直入口28は、係る呼気消毒装置11内に設けられたファン48に近い部分に設けられることによって、より、係るファン48による負圧による吸引力が係る感染防止中空部内に作用し、吸引力がアップするし、また、係る呼気消毒装置11内に流入してきた呼気または空気が、よりしっかりと係るファン48から、加熱部15または空気清浄部16に取り込まれ易くなり、有用である。
図2は、呼気誘導部材2が、壁状の感染防止遮壁部材20である構成の例である。
図2(a)の構成の例は、感染防止遮壁部材20が、呼気消毒装置11の背面側に設けられた構成の例であり、係る呼気消毒装置11に備えられた吸気口46が、係る感染防止遮壁部材20から覗くようにして、係る感染防止遮壁部材20の中程に、吸気接続口23として切欠き状の部分穴を備えて、係る吸気接続口23から、係る呼気消毒装置11の背面側の咳やくしゃみを含んだ呼気、あるいは空気を、効率的に取り入れて、燃焼または浄化する構成の例である。
係る構成とすることによって、例えば、図2(b)の構成の例に示される様に、係る呼気消毒装置11の背面側の人49から出た咳などの呼気を、係る壁状の感染防止遮壁部材20で受け止めて、係る感染防止遮壁部材20に沿って空気が流れやすい形状を備えた呼気誘導構造18によって、より効率的に、高い確率で係る呼気を呼気消毒装置11に誘導して、無毒化することを可能とする構成である。
係る構成とすることによって、咳やくしゃみをする時に係る感染防止遮壁部材20に備えられた吸気口46方向に咳やくしゃみをすることによって、係る咳やくしゃみによって人49の体内から排出されたウィルス等を含む霧状の唾液等を、より確実に捕捉して呼気消毒装置11に誘導して、係る呼気消毒装置11にて無毒化することが可能となる構成である。
実際には、マスクなどをすることによって、咳やくしゃみによる飛沫をある程度抑えることは可能であるが、排出された全てのウィルスを一般のマスクによって、抑えることは、困難であることから、体内から排出されたウィルスを、どのようにして効率的に高い確率で係る呼気を呼気消毒装置11に誘導して、無毒化するかという点において、係る構成は、有用である。
特に、図2の構成の例に示されるように、呼気消毒装置11が一般的なファンヒーターや空気清浄機の様に、前から温風や洗浄化された空気を排出する構成の呼気消毒装置11の場合、係る呼気消毒装置11からやや離れたところにいる人49から排出された呼気は、係る呼気消毒装置11の前側から排出された温風や洗浄化された空気に押し流されて、係る呼気消毒装置11とは反対の方向に流れて行ってしまい、係るウィルスなどを含んだ呼気を含んだ空気を、拡散してしまうことになり、伝染を助長してしまう可能性があるが、係るファンヒーターや空気清浄機などの呼気消毒装置11の背面側に人49がいる状態において、本構成の例の様な感染防止遮壁部材20を係る呼気消毒装置11の背面側に設けて、吸気接続口23を設けて、係る吸気接続口23から吸気可能とすることによって、係るウィルスを含んだ呼気を含んだ空気を、係る呼気消毒装置11の前側から排出された温風や洗浄化された空気に押し流されて、拡散することなく、より効率的に係る呼気消毒装置11に取り入れやすくする構成であり、有用である。
感染防止遮壁部材20は、前記呼気消毒装置11の吸気口46側に、呼気等を含んだ洗浄したい空気を効率良く流し、係る吸気口46から効率的に係る洗浄したい空気を流す為の壁等の面の構成であり、呼気誘導構造18として、曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられている構成の部材である。
図2(b)の構成の例は、図2(a)の構成の例と略同等の構成の例の側面図であり、人49と、その人49から排出される呼気の流れ17を模式的に示した図であり、係る人49の口から排出された咳等の呼気が、係る感染防止遮壁部材20によって遮られて、係る呼気消毒装置11を越えずに、係る感染防止遮壁部材20に沿って、係る呼気消毒装置11の吸気口46に取り入れられていく構成を示している。
尚、係る感染防止遮壁部材20は、呼気誘導構造18として、係る感染防止遮壁部材20の面が、人49がいる側、つまり、呼気が流入することを想定している側に曲折していることによって、係る人49から排出された呼気が、たとえ、咳等の流速のある呼気であっても、係る曲折した呼気誘導構造18によって、下側に呼気が流れるように誘導され、係る呼気を効率よく呼気消毒装置11に誘導することが可能となり、有用である。
尚、係る壁状の感染防止遮壁部材20の呼気誘導構造18は、呼気消毒装置11側により効率よく空気の流れ17を作る様に、あるいは空気の流れ17を逃がし難いように形作られた構成であり、前記感染防止遮壁部材20の面が、曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えているか、または呼気消毒装置11側に空気の流れ17が集まる方向に、感染防止遮壁部材20の面を斜めに設けられているか、または二つ以上の開口部を備えた中空部を備えているか、または返し板38を備えているか、または前記呼気消毒装置11の吸気口46側と排気口50側の領域を分離するようにして設けられるか、前記呼気消毒装置11を側面から挟んで設けられるか、、吸気口(46)側の周囲を囲われている構成である。
図2(b)の構成の例の様に、板材の面が曲折した構成であっても良いし、係る曲折が、回動して曲折角度を調整可能な構成としても良いし、凹形状でも、呼気消毒装置11側に空気の流れ17が集まる方向に、感染防止遮壁部材20の面を斜めに設けた構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものであり、また、係る板材の面が曲折した構成の形状については、コの字形やくの字型やU字型やL字型や波型でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図2(c)は、図2(b)の構成の例の縦断面図であり、係る吸気接続口23から、係る呼気消毒装置11に係る呼気消毒装置11の背面側の空気を取り入れる構成を示している。
尚、図2の構成の例においては、係る感染防止遮壁部材20は、係る呼気消毒装置11の背面側に載置されている構成であるが、感染防止遮壁部材20は、係る呼気消毒装置11に係止した構成としても良く、係る感染防止遮壁部材20が、係る呼気消毒装置11に係止されることによって、係る呼気消毒装置11が感染防止遮壁部材20の重りとなって、あまり厚みの無い感染防止遮壁部材20が倒れ難くなり、有用である。
尚、便宜的に、図2(c)の図面に記載されている呼気消毒装置11の断面図は、内部構造は全て無視して、全て断面部を斜線にて示している。
図2(d)は、図2(b)の構成の例において、係る吸気接続口23内に、係る呼気消毒装置11を設けることが可能な構成の例であり、係る構成とすることによって、より確実に係る呼気消毒装置11の背面側の空気のみを、係る呼気消毒装置11が取り入れやすい構成となり、有用である。
図2(e)においては、呼気消毒装置11を省略した横断面図であり、吸気接続口23の左右に略180度の方向に、つまり、係る吸気接続口23から略同一直線状に開いた様に感染防止遮壁部材20が設けられた構成の例であり、係る左右の両端部の曲折部を備えることによって、係る吸気口46方向に流れてきた空気を係る感染防止遮壁部材20の左右から逃げるのを抑止し、捕捉して、呼気消毒装置11に送り込む構成の例であり、有用である。
尚、係る両端部の曲折部を備えない構成として、例えば、係る感染防止遮壁部材20を備えた呼気消毒装置11のセットである、感染防止ユニット1を、横に並べて配置することによって、それぞれの感染防止ユニット1の感染防止遮壁部材20に沿って、互いにスムーズな空気の流れ17を作ることが有用なケースもあり、例えば、図6に示す様に、空港の待合所や、フードコート、病院等の座席数が多い施設等においては、係る複数の感染防止ユニット1の感染防止遮壁部材20に沿って、互いにスムーズな空気の流れ17を作ることがより効率よく呼気消毒装置11に感染防止遮壁部材20に沿って流れる空気を取り入れやすくなる場合もあり、有用である。
図2(f)は、図2(b)の構成の例において、呼気消毒装置11を省略した横断面図であり、係る左右の端部も係る端部の外に空気が流れ出難いように、図2(d)の構成の例が吸気接続口23の左右に略180度の方向に感染防止遮壁部材20が設けられた構成の例であるのに対して、左右に設けられた感染防止遮壁部材20が、係る吸気口46側である係る呼気消毒装置11の背面側のエリアにおいて、係る吸気接続口23の左右に感染防止遮壁部材20が、係る空気が吸気口46側に流れてくる側に、係る吸気接続口23近傍から、角度をつけて設けられた構成であり、つまり、係る感染防止遮壁部材20の壁面が、呼気消毒装置11が配置される吸気接続口23を一番奥とした、略ラッパ状あるいは略くの字状に設けられた構成の例であり、図2(e)の構成と比較し、吸気口46への空気の流れ17をスムーズにし、また、吸気口46からの吸引力もよりしっかり係る感染防止遮壁部材20の端の方まで伝わり易く、係る呼気消毒装置11が配置される吸気接続口23側に空気の流れ17をスムーズにして集め易くなり、より効率よく空気を無毒化し易くなり、有用である。
図3は、図2(b)の構成の呼気誘導部材2である感染防止遮壁部材20の上部側が、くの字状に曲折した呼気誘導構造18の代わりに、係る感染防止遮壁部材20の上部が、アーク状に曲折した構成の例であり、係るアーク状の曲折部によって、係る感染防止遮壁部材20の壁面にぶつかった空気の流れ17が、係る壁面を越えて壁面の向こう側に行き難い構成であり、有用である。
また、係る呼気誘導部材2には、装置載置部30を備えた構成の例である。
図3(a)の構成の例は、係る呼気誘導部材2である感染防止遮壁部材20に備えられた装置載置部30の上に、呼気消毒装置11が設置されている構成の例であり、係る装置載置部30の上に、係る呼気消毒装置11が載置されることによって、係る呼気誘導部材2が、係る呼気消毒装置11の重量よって、より安定的に自立可能となり、有用である。
装置載置部30は、呼気誘導部材2の一部の上に、呼気消毒装置11が載置されることによって、係る呼気誘導部材2の位置を保持可能とする部分であり、板状でも良いし、可撓性のシートでも良いし、鉄等の金属でも、網状でもよく、車輪を備えた移動可能な構成としても良く、係る装置載置部30は、部材保持係止部29のうちの一つである。
また、図面には示されていないが、係る装置載置部30に、車輪を設けることによって、例えば、咳等をしてる人49の方向や場所に、係る感染防止ユニットを移動可能で、有用である。
図3(b)の構成の例は、図3(a)の構成の例において、呼気誘導部材2である感染防止遮壁部材20のみを示した図であり、図3(a)の構成の例の感染防止遮壁部材20に備えられた装置載置部30に載置されている呼気消毒装置11が載置されていない構成を示している。
図4は、図2(b)の構成の感染防止遮壁部材20の上部側が、人49の頭の上を覆うようにして設けられた屋根部と、人49の両側を囲った、側壁部を備えた構成の例である。
係る構成とすることによって、周囲3方向と、上側を閉じることによって、係る人49がいる未浄化空間47において、係る未浄化空間47の外から、係る吸気接続口23側に空気の安定的な流れを生じさせることができることとなり、係る人49がいる空間の空気は、一定時間内に、略全て、係る呼気消毒装置11に取り入れられて無毒化される構成の感染防止ユニット1となっており、例えば、室内において、インフルエンザ等の伝染病の患者49を、係る感染防止ユニット1の中に隔離することによって、必ずしも、部屋を完全に密閉しなくても、高い確率でウィルスの無毒化を図りつつ、隔離することが可能となり、有用である。
特に、ウィルスの感染においては、家庭内において、最も感染する可能性が高いとも言われており、係る感染防止ユニット1は、家庭内においてウイルスの感染を予防する構成としても有用な構成であり、また、冬場は、係る呼気消毒装置11をファンヒーターとすることによって、暖房をしながら、ウィルスを除去することが可能であり、有用な構成である。
図4(a)の構成の例は、係る感染防止ユニット1の上部と両側を覆われた未浄化空間47内に、人49が寝そべっている構成の、係る感染防止遮壁部材20の縦断面図であり、例えば、係る人49は、インフルエンザ等の感染症の患者49であり、係る人49の頭側に吸気接続口23と呼気消毒装置11が備えられており、係る呼気消毒装置11がファン48を備えたファンヒーターや空気清浄機であり、係る呼気消毒装置11の吸気口46からの空気の吸引力によって、係る未浄化空間47に、係る呼気あるいは空気の、係る呼気消毒装置11方向への、安定した流れが生じることとなり、よって、係る未浄化空間47内の空気は、係る呼気消毒装置11が稼働中は、特に人49等の動き等によって、係る空気の流れ17が乱れなければ、ほぼ確実に、係る未浄化空間47から係る空気が、呼気消毒装置11を通らずに外に出ることは少なく、高い確率で、係る未浄化空間47内の空気を、無毒化することが可能となり、有用である。
尚、図4(b)の構成の例は係る図4(a)の構成の例の、上面側からの横断面図であり、係る寝そべっている人49の両側と呼気消毒装置11側の3方向が、囲われている構成であることを示しており、図4(a)に示される様に、係る呼気消毒装置11側に、安定的に空気が流れる構成を示している。
図4(c)は、例えば、呼気消毒装置11が清浄して無毒化した空気が、上方方向に排気される構成の呼気消毒装置11である例である。
このように、清浄して無毒化した空気が、上方方向に排気される構成の呼気消毒装置11においては、係る排気された空気と、吸気される空気が、それぞれの空気が反対方向である構成の呼気消毒装置11と比べると、係る浄化された綺麗な空気が、すぐに対流して再度吸気口46から吸入される可能性が高くなっており、そうすると、浄化すべきウィルス等を含んだ呼気等の空気を処理する能力が、減ってしまう為、例えば、本構成の様に、係る浄化された空気のエリアから、係る吸気口46を隔離して、より多くの呼気等の浄化すべき空気を処理可能とすることが、係る呼気消毒装置11の浄化能力をより効率よく発揮することができて、有用である。
また、図4(a)の構成の例の人49は、立っている状態を示しており、係る構成においても、同様に、咳等による呼気は、周囲の空気の流れ17にも乗って、呼気消毒装置11の吸気口46から吸入されて、無毒化される構成であることを示している。
図5の構成の例は、くの字型の呼気誘導構造18を備えた感染防止遮壁部材20の構成の例を示しており、係る構成においては、係る呼気消毒装置11の正面側からの咳等による呼気を、効率よく、呼気消毒装置11の吸気口46に送り届けることによって、効率的に咳等の呼気を無毒化することが可能となる構成である。
係る構成は、例えば家の室内など、それ程広くない室内空間において、人49とファンヒーターや空気清浄機等の呼気消毒装置11との距離がそれ程遠くない様な室内空間において、例えば、係る感染防止遮壁部材20に直接咳やくしゃみ等の呼気の風を当てられるような距離において、係る呼気が、係る感染防止遮壁部材20の壁面に沿って、呼気消毒装置11の吸気口46に誘導される構成であるので、ウィルス等を多く含んだ呼気を咳等の呼気を、効率的に無毒化することが可能となり、有用である。
図5(a)の構成の例は、くの字状の感染防止遮壁部材20が、呼気消毒装置11の吸気口46が設けられている背面側に、係る吸気口46を覆う様に、係る吸気口46から一定の距離を保持して設けられている構成の例であり、係る構成とすることによって、係る呼気消毒装置11の正面側からの呼気を吸気口46側から効率的に取り込んで、無毒化可能とする構成の例であり、一般的には、呼気消毒装置11である特にファンヒーターは、吸気口46が設けられている側の空気を取り入れて逆側に排気するこ設計されているが、本構成の感染防止遮壁部材20とすることによって、係る吸気口46が設けられていない側からの呼気を処理可能な構成となり、有用である。
係るくの字状の感染防止遮壁部材20は、部材保持係止部29であるフックにて係る呼気消毒装置11と係止された構成であり、係る部材保持係止部29によって係る感染防止遮壁部材20の呼気消毒装置11に対する位置が保持されて安定的な呼気や空気の吸気を可能とし、また、係る感染防止遮壁部材20の転倒を防止し、有用である。
また、図5(a)の構成の例においては、係る感染防止遮壁部材20のくの字形状は、蝶番によって、回動可能に設けられており、くの字状が回動可能な構成であることによって、係るくの字の角度を変更可能であり、よって、係る呼気消毒装置11のサイズが、違うサイズにおいても、柔軟に係る感染防止遮壁部材20を係止して、設置可能な構成であり、有用である。
尚、係るくの字状は、図5(a)の構成の例の様に、回動可能な構成であっても良いし、回動は不可能な構成であっても良いし、半円形状でも、U字型形状でも、コの字型形状でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図5(b)の構成の例は、係る部材保持係止部29が、マグネットシートである構成の例である。
係る部材保持係止部29がマグネットシートであることによって、係る呼気消毒装置11側に、特段の係る部材保持係止部29に対応する係止部を備えていない構成であっても、係る感染防止遮壁部材20を設けることが可能となり、有用である。
図6の構成の例は、図5で示されたくの字型の感染防止遮壁部材20と同等の構成の2つの感染防止遮壁部材20が、係る呼気消毒装置11の吸気口46側に設けられている呼気誘導構造18の構成の例を示している。
係る2つの感染防止遮壁部材20は、係る呼気消毒装置11を挟みこむようにして、係る呼気消毒装置11の左右に、部材保持係止部29を介して自立可能に設けられており、係る2つの感染防止遮壁部材20の間の空間を、空気が呼気消毒装置11の吸気口46からの吸引力によって、係る呼気消毒装置11方向に流れる呼気誘導構造18を示している。
よって、係る2つの感染防止遮壁部材20の間の空間にいる人49の呼気も、係る呼気消毒装置11に効率的に吸引されて吸入されることによって、係る呼気を効率的に無毒化する構成の例である。
また、係る感染防止遮壁部材20は、回動開閉可能な構成であることによって、部屋の広さや、周囲の障害物、人49のサイズや人数に合わせて、係る開閉広さを調節可能であり、有用である。
尚、係る部材保持係止部29は、装置載置部30とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を、より安定的に自立可能な構成としても良く、特に、図6の構成の感染防止遮壁部材20を、単独で安定的に自立可能な構成とする為に、係る感染防止遮壁部材20に自立可能に足を設けると、どうしてもその足の分、幅が必要になってくるが、装置載置部30として係る部材保持係止部29を備える構成とし、係る呼気消毒装置11を載置することによって、スペースを取らず、係る感染防止遮壁部材20を安定的に自立可能とすることができ、安定且つ、省スペース化することができる構成であり、有用である。
また、係る部材保持係止部29は、図1の構成の説明と同様に、様々な構成が可能であるが、その中でも、例えば、マグネットあるいはマグネットシート、粘着テープ、吸盤、自己吸着シート、面ファスナーとすることによって、より多くの呼気消毒装置11に設けることが可能となり有用であり、例えば、マグネットあるいはマグネットシートの場合は、係る呼気消毒装置11が鉄であれば、自由度が高く係る呼気消毒装置11に着脱可能に設けることが可能であり、また、吸盤や自己吸着シートであれば、係る呼気消毒装置11に平滑な面があれば着脱可能に設けることが可能であり、粘着テープであれば、呼気消毒装置11の材質については、それ程影響なく、設けることが可能であり、面ファスナーについては、呼気消毒装置11の形状等に合わせて適切なサイズや形状に貼付すれば、自由度高く着脱可能に容易に設けることが可能であり、それぞれ、有用な点がある構成である。
係る部材保持係止部29は、フックでも、マグネットシートでも、マグネットでも、面ファスナーでも、自己吸着シートでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図7の構成の例は、図6の構成の例における感染防止遮壁部材20を連結して、設けることが可能である構成の例であり、図6においては、左右それぞれ2枚の板が回動可能に設けられて前記感染防止遮壁部材20が構成されており、図7の構成の例においては、係る2枚の板に、左右それぞれもう1枚づつ遮壁部材連結具40によって連結されることによって、更に広い範囲の空気の流れ17を吸気口46方向の一定方向に安定させることができる為、より広い活動範囲や、自由な範囲、多人数の空間において、呼気の流れ17を一定に保ち、より安定的に、また、効率的に無毒化できる構成であり、有用である。
尚、図7の構成においては、係る呼気消毒装置11の上側に空いた空間がある構成であるが、係る呼気消毒装置11上下左右の周囲に、このように空間があると、係る呼気消毒装置11の係る吸気口46側とは反対側である前面側からも空気を引っ張ってきてしまう可能性があるので、係る呼気消毒装置11の吸気口46側の人49の呼気を取り入れる為の空気の流れ17を弱くしてしまう可能性がある為、係る呼気消毒装置11の周囲の隙間は、できるだけ塞いだ構成とすることが望ましい。
また、係る感染防止遮壁部材20を連結する遮壁部材連結具40の連結構造は、連結可能な蝶番によって、連結しても良いし、マグネットでも、自己吸着シート、面ファスナーでも、フックでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図8の構成の例は、図7の構成の例における感染防止遮壁部材20の上部に、帯巻具32と帯状体33を備え、係る帯巻具32には、帯状体33が巻いて収納されており、係る帯巻具32から引き出された帯状体33が、対面する感染防止遮壁部材20の上部に設けられた帯係止部34に係止されることによって、呼気消毒装置11の両側から設けられた係る感染防止遮壁部材20の上部に橋架されることによって、係る呼気消毒装置11の吸気口46側に、トンネル状の呼気誘導構造18を備えた感染防止遮壁部材20を形成した構成の例を示している。
係る構成の様に、トンネル状の感染防止遮壁部材20とすることによって、係る呼気消毒装置11から離れたところ、つまり、例えば、図8の構成の例における、係る感染防止遮壁部材20に囲われたエリアにおいて、係る呼気消毒装置11から最も離れた3枚目のエリアにおいても、よりしっかり係る呼気消毒装置11への空気の流れ17をより安定的に、強くすることが可能となり、係るエリアの人49の呼気を、それだけしっかり呼気消毒装置11に効率的に送り込むことが可能となり、呼気等の空気の無毒化を、より効率的に実施可能となる構成であり、有用である。
また、係る感染防止遮壁部材20の上部に、帯巻具32と係る帯巻具32に巻いて保管された帯状体33を備えたことによって、係る呼気消毒装置11の両側に設けられた間の距離に応じて、橋架することが可能となり、自由度高く橋架可能で、有用な構成である。
また、係る隣同士の帯状体33は、互いに係止する構成とすることによって、より隙間を減らすことが可能となり、より、係る感染防止遮壁部材20に囲われたエリアの空気の流れ17を安定することが可能となり、有用である。
尚、係る隣同士の帯状体33の係止方法は自己吸着シート、面ファスナーでも良いし、ホックでも、ファスナーでも、マグネットシートでも、フックでも、紐での結束でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、材質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
帯状体33は、帯状の可撓性のシートであり、例えば、テント生地や、綿やポリアミド等の布生地、ターポリン、ビニールシート、グラスファイバー、麻でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、材質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
帯巻具32は、係る帯状体33を巻いて収納される、巻具であり、巻いた状態の帯状体33は、露出した状態で巻かれた構成としても良いし、例えば、略筒状のケース部材によって囲う構造としても良いし、自動で巻き取る構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、材質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図9の構成の例は、例えば、図6、図7、図8の構成の例のように、係る感染防止遮壁部材20が、呼気消毒装置11の両側に設けられた構成の例において、係る呼気消毒装置11の上の空間を塞ぐ感染防止遮壁部材20の構成の例である。
係る呼気消毒装置11の上の空間を塞ぐことによって、また、呼気消毒装置11の吸気口46と排気口50の間を遮ることによって、吸気口46からの吸引力を、よりしっかりと浄化したいウィルス等を含んだ汚染された空気のある感染防止遮壁部材20に挟まれた空間の空気に伝えて、効率的に係る汚染された空気を浄化することが可能な呼気誘導構造18を形成する構成である。
また、例えば、特に浄化された空気が、係る呼気消毒装置11の上側から浄化して無毒化されて排気されるような構成においては、係る浄化された空気が、対流して、すぐに係る吸気口46から取り入れられてしまうと、係る呼気消毒装置11の浄化能力を最大限発揮できていないということになるので、係る構成によって、浄化の効率化を落とさない構成となり、有用である。
図9(a)の構成の例は、板状の感染防止遮壁部材20の下部に、平面の台座が設けられた構成の例であり、図9(b)が図9(a)の構成の縦断面図であり、板状の感染防止遮壁部材20の下部に、逆T字型に台座が設けられた構成を示している。
尚、係る台座には、台座係止具39として、マグネットや粘着テープや自己吸着シートや面ファスナーで係止して固定することによって、倒れず、安定して係る呼気消毒装置11の上に設けることが可能な構成であり、有用である。
係る構成によって、感染防止遮壁部材20が、呼気消毒装置11の両側に設けられた構成において、係る呼気消毒装置11の上の空間を塞ぐことが可能となり、有用である。
台座係止具39は、感染防止遮壁部材20を、呼気消毒装置11の上に載置または係止する為の係止具であり、係る係止構造は、マグネットでも良いし、粘着テープ、自己吸着シート、面ファスナー、ネジでも良く、その他、技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図9(c)が図9(a)の構成の側面図であり、係る感染防止遮壁部材20の側面部に、例えば、図6の構成の例に示される様な係る呼気消毒装置11の両側から挟み込む構成の感染防止遮壁部材20を連結して係止する為の遮壁部材連結具40を備えた構成としても良く、例えば、係る格子模様の部分が、遮壁部材連結具40として、面ファスナーを備えた部分の構成の例を示しており、係る面ファスナーにて、図6の構成に示される様な呼気消毒装置11の両側から挟み込む構成の感染防止遮壁部材20を連結して係止することによって、係る呼気消毒装置11の空気の洗浄能力を、最大限活用することが可能な構成の例である。
図9(d)の構成の例は、係る板状材の感染防止遮壁部材20の下側に、コの字型に呼気消毒装置11を挟持して係る感染防止遮壁部材20を呼気消毒装置11の上に保持可能とする構成の感染防止遮壁部材20の構成の例であり、図9(e)は、係る構成の例の側面図である。
このように、呼気消毒装置11の上に設けられる構成の感染防止遮壁部材20がコの字型に呼気消毒装置11を挟持して設けられる台座を備えた構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を、よりしっかりと係る呼気消毒装置11の上に感染防止遮壁部材20を保持することが可能となり、有用である。
例えば、図9(d)の構成の例においては、係るコの字型の台座のコの字の側方から、係る呼気消毒装置11の側面を、台座係止具39としてのネジによって抑えて、係るコの字型の台座を、よりしっかりと係る感染防止遮壁部材20を呼気消毒装置11上に保持させる構成の例である。
また、係る呼気消毒装置11の上に設けられる構成の感染防止遮壁部材20の側面には、図9(e)に示される様に、図9(c)の構成と同様に、遮壁部材連結具40として、面ファスナーが設けられた構成の例である。
図9(f)の構成の例は、図9(d)の構成の例の様に、コの字型の台座を備えた感染防止遮壁部材20の幅が、調整可能である構成の例であり、図9(g)は、係る感染防止遮壁部材20の幅の調整をする為の構造の例を示した説明の為の図面である。
係る構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を、様々なサイズの呼気消毒装置11上にしっかりと設ける自由度の幅が広がり、また、係る感染防止遮壁部材20の幅を調節可能とすることによって、係る呼気消毒装置11をコの字の台座によって、強く挟み込んで保持することが可能な構成となり、有用である。
尚、図面には示されていないが、係るコの字型の台座のみが、係る幅の調整が可能な構成としても良い。
係る感染防止遮壁部材20の幅の調整する為の構造は、図9(f)と図9(g)の図に示される様に、2つの互い違いに重なり合った板材のそれぞれに、長穴が設けられ、係る長穴の位置を左右にずらして、係る幅を調整可能とし、係る長穴に螺子が設けられ、係るネジとナットで、係る2枚の板材を挟み込むようにして締め付けて固定することによって、係る板材の幅を調整することが可能な構成である。
尚、係る感染防止遮壁部材20の幅を調整可能とする構成は、その他、技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図9(h)の構成の例は、図9(d)の構成の例の様に、コの字型の台座を備えた感染防止遮壁部材20の側方に、回動可能な板材を備えた構成の例であり、図9(h〜m)は、係る構成の説明図である。
尚、係るコの字型の台座を備えた感染防止遮壁部材20の側方に備えられた回動可能な板材は、回動せず、係る角度を固定された板材としても良く、係る角度は、吸気口46の設置面の方向と略同一でも良いし、傾けて設けても良いが、例えば、図9(L)の例のように係る吸気口の前方方向に傾けて設けることによって、より、係る吸気口の前方方向の空気を取り込みやすくなり、係る角度は、目的に応じて設定可能である。
また、係るコの字型の台座は、吸気接続口23を構成する台座でもあるし、また、係るコの字型の台座のサイズを可変である構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を呼気消毒装置11上に保持することが可能な台座係止具39とすることもできるものである。
図9(h)の構成の例の様に、コの字型の台座を備えた感染防止遮壁部材20の側方に、回動可能な板材を備えた構成とすることによって、様々な有用性を備えることが可能であり、係る回動可能な板材は、図9(i)あるいは図9(j)の構成の例の様に、そのサイズは限定しない。
図9(k)の構成は、係る感染防止遮壁部材20を、例えば、空気洗浄機である呼気消毒装置11に備えた構成の例であり、係る空気清浄機は、吸気口46を前面に備え、無毒化して洗浄した空気を、係る空気清浄機の上面の後方側から排気する構造であり、また、係る呼気消毒装置11の最下部の台座が安定の為、やや大きい構造の空気清浄機となっている。
係る感染防止遮壁部材20は、係る空気清浄機の上側と左右側の周囲を囲っており、また、係る呼気消毒装置11の両サイドの回動可能な板材を、やや手前側に回動して傾けることによって、係る吸気口46の前方方向から指向性のある空気の流れを作ることが可能となり、より、係る空気清浄機の前方側の空気を取り入れやすくなる構成であり、係る空気清浄機の前側にいる人の呼気をより効率的に浄化可能となり、有用である。
図9(L)は、上面図であり、図9(k)の構成の例と同等の呼気消毒装置11の両サイドの回動可能な板材に、遮壁部材連結具40を介して、更に回動開閉可能な感染防止遮壁部材20を設けることによって、また、係る呼気消毒装置11の吸気口46の位置と係る吸気された空気が浄化されて排気される、排気口50の位置を分離するように、係る吸気口46と排気口50の位置の間に、係る感染防止遮壁部材20を設けることによって、係る感染防止遮壁部材20に囲われた空間の空気を集中的に浄化することが可能となり、且つ、浄化して排気された空気をすぐに吸うことなく、効率的に例えばウィルス等で汚染された空気を、浄化することが可能な構成であり、係る感染防止遮壁部材20に囲われた空間の人49の排気した空気も、効率的に浄化する構成を示している。
係る両サイドに回動開閉可能な板材が設けられていることによって、係る呼気消毒装置11の台座が係る本体の側面より大きい場合においても、更に感染防止遮壁部材20を係る台座に干渉せず、且つ、方向性を自由に連結可能で、有用である。
尚、係る感染防止遮壁部材20を連結する係止構造である遮壁部材連結具40は、面ファスナーでも良いし、マグネットでも、自己吸着シート、ボルトでも、ホックでも、粘着テープでも、融着でも、ステープラーでも、フックでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
尚、係る連結された係る回動可能な構成の感染防止遮壁部材20には、倒れ防止の足を設けていないが、係る回動構造によって係る感染防止遮壁部材20を曲折させて自立可能としても良いし、必要に応じて、図面には示していないが、転倒防止の足を設けても良い。
図9(m)は、係る感染防止ユニット1を、壁沿いに載置した構成の例であり、係る両サイドに回動開閉可能な板材の内、左側の板材は、壁に接触させることにより、係る左側を塞いで、空気の吸引力が逃げるのを抑制可能で、係る壁と、右側に連結された感染防止遮壁部材20との間に挟まれた空間の空気を効率的に浄化可能な構成であり、有用である。
また、係る感染防止遮壁部材20を、アクリルや、ガラスやビニールシートなどの透明な素材とすることによって、例えば、中にいる人49が、例えば、係る感染防止遮壁部材20越しに中にいるテレビを見たり、人49と話したり、幼児などを確認可能で、圧迫感も少なく、且つ、感染の心配も少なくコミュニケーションや状況を確認することが可能で、感染をしている病人49などを比較的安全に状況を確認しながら看病可能であり、有用である。
図10の構成の例は、可撓性シート10によって、トンネルを形成し、一方の開口部に、呼気消毒装置11を、略隙間なく設置可能とする構成の例である。
係るトンネルは、可撓性シート10に半円状の可撓材支持材35を設けて一方のトンネルの開口部は開放であり、吸気接続口23であり、可撓性シート10がフリーに、あるいは、呼気消毒装置11を係る可撓性シート10を係止するのに合わせた係止具を設けた構成である。
係るシートを係る呼気消毒装置11の外形に掛ける様にして、設けて、コの字型の係止具であるシート覆い係止具45にて、呼気消毒装置11の外形に掛けられた可撓性シート10の上から押さえる様にして、設けた構成の例である。
図10(a)は、係る構成の斜視図であり、係るトンネル状の可撓性シート10の中に、人49が寝そべっており、係る人49の呼気が、略確実に、係る呼気消毒装置11に取り入れられることによって、効率的にウィルス等を空気中に拡散せず、浄化する構成の例である。
図10(b)及び図10(c)の構成の例は、係る感染防止遮壁部材20と呼気消毒装置11の感染防止ユニット1の、係る呼気消毒装置11の側面からの図と、呼気消毒装置11の排気側からの図であり、トンネル状の可撓性シート10のから、呼気消毒装置11の外形に掛けられた可撓性シート10の外形を、係る可撓性シート10の上から押さえる様にして、コの字状のシート覆い係止具45が設けられた構成を示している。
係る構成とすることによって、係る呼気消毒装置11の周囲をしっかりと塞ぎ、効率的に係る感染防止遮壁部材20に囲われたスペースの空気を浄化することが可能となり、また、係るトンネル状の可撓性シート10を、簡単に畳むことも可能で、収納スペースも取らず、重量も軽く取り扱い易く、有用である。
但し、呼気消毒装置11がファンヒーター等の熱を発生する装置の場合は、難燃性の可撓性シート10を使用するなど、扱いには注意を要するものである。
シート覆い係止具45は、係る呼気消毒装置11の周辺部からの空気の流れ17を抑制する為に、可撓シートを、呼気消毒装置11の外形に合わせて包むように沿わせて、略密着させて係止させる構成の係止具であり、コの字型の係止具を可撓性シート10の上から押さえて呼気消毒装置11の外形に合わせて抑える構成としても良いし、コの字型の係止具を呼気消毒装置11に直接設けて係るコの字型の係止具の外面に係る可撓性シート10の内面と係止可能な面ファスナーやマグネットの係止具を設けても良いし、可撓性シート10の上から押さえて呼気消毒装置11の外形に合わせて抑える構成としても良いし、2つまたは3つまたはそれ以上のマグネットで、係る可撓性シート10の上から押さえて呼気消毒装置11の外形に合わせて抑える構成としても良いし、係るコの字型の係止具あるいは係る2つまたは3つまたはそれ以上のマグネットを、あらかじめ係る可撓性シート10に設けておいて、係る呼気消毒装置11の外形に合わせて包むように沿わせて係止させる構成としても良いし、係る部分の可撓性シート10自体を自己吸着シートとするか、または、自己吸着シートを設ける構成としても良いし、紐でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図10(d)は、係る感染防止遮壁部材20が、ジャバラ状に畳まれる構成を示しており、容易に小さく畳め、軽量であり、有用である。
また、係る可撓材支持材35は、略半円状に設けられた構成であるが、略U字状でも良いし、略円状でも良いし、略三角状でも、略V字状でも、略コの字状でも、四角でも、螺旋状でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図11の構成の例は、図5の構成の例における感染防止遮壁部材20のように、感染防止遮壁部材20が吸気口46側に係る吸気口46の前側を覆う様にして設けられている構成の例であり、係る感染防止遮壁部材20は、係る感染防止遮壁部材20の下の方からの垂直な面が、コの字型の呼気誘導構造18であり、図11(a)及び図11(b)の構成の例においては、係る感染防止遮壁部材20の上の方が、係るコの字形状のまま、くの字形に呼気消毒装置11側に曲折している構成の呼気誘導構造18の例であり、係る構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20の上部側に流れてきた、例えば咳等の呼気も、係る呼気消毒装置11の斜め下に向いた面に沿って、吸気口46側に流れやすくする構成であり、かつ、コの字形状で、左右方向からも係る呼気や空気が逃げ難く、有用である。
また、係る感染防止遮壁部材20と呼気消毒装置11の間には、係る感染防止遮壁部材20と呼気消毒装置11との距離を保持する為の、最低距離保持部材31である、棒状体が設けられており、係る感染防止遮壁部材20と呼気消毒装置11の吸気口46の一定以上の距離を保ち、係る吸気口46を、係る感染防止遮壁部材20が閉じてしまうことを防止することが可能となり、有用である。
最低距離保持部材31は、感染防止遮壁部材20と呼気消毒装置11の吸気口46の一定以上の距離を保つ為の係る呼気消毒装置11と感染防止遮壁部材20との間に設けられた部材であり、棒状でも良いし、板状でも良いし、また、係る呼気消毒装置11と感染防止遮壁部材20の方向への長さを調整可能な構成として、係る感染防止遮壁部材20と呼気消毒装置11との距離を調整可能な構成としても良い。
図11(c)の構成の例は、図11(a)及び図11(b)の構成の例の感染防止遮壁部材20の上の方が、くの字形に呼気消毒装置11側に曲折している構成の代わりに、略水平方向の板が係る感染防止遮壁部材20の上部に設けられている構成の例であり、係る板は返し板38であり、係る返し板38は、下から係る感染防止遮壁部材20に沿って流れてきた空気を、係る返し板38で止めて、係る感染防止遮壁部材20を越えるのを抑止する為のものである。
係る返し板38は、係る感染防止遮壁部材20の上部に設けられた、斜め下方向に面を向けて設けられた板または略水平方向に設けられた板である。
尚、係る感染防止遮壁部材20の幅は、呼気消毒装置11の幅と略同等であるが、係る呼気消毒装置11の幅よりも大きくても良いし、小さくても良く、また、係る感染防止遮壁部材20のサイズは限定しない。
図12の構成の例は、図2あるいは図6の構成の例の感染防止遮壁部材20と呼気消毒装置11のセットである感染防止ユニット1を、例えば、空港や病院の待合所あるいは待機椅子等の前にパーテーションとして配置した構成の例である。
係る構成の例においては、待合所に、8台の二人掛けの椅子が並べられており、それぞれの椅子に、二人づつの患者49である人49が座っている状態を示している。
それぞれの人49は、インフルエンザ等の伝染病を患っている可能性があり、係る待合所にて人49の体内から排出されたウィルスや菌は、できるだけ早く無毒化の処理をされ、より早く無毒化されることによって、他の人49への感染のリスクを軽減できる可能性のあるものである。
本構成においては、係る待合所の7台の椅子の前方側に、2セットの感染防止ユニット1が略隙間なく並べて配置されており、1台の感染防止ユニット1が、他の椅子と直角に配置された椅子の前方側に設けられた構成の例である。
係る待合所は、3方を囲われており、図面の左方向の壁側の開放された出入口から、係る待合所に入ることができる構成の待合所である。
このように、座っている患者49の前方に、係る感染防止ユニット1を配置することによって、前方に、発せられた咳やくしゃみを、患者49の前方に隙間なく配置された感染防止ユニット1で吸入して捕らえて、無毒化の処理を行い、係る待合所の外側のエリアに排出する構成である。
また、係る呼気消毒装置11の吸気口46側を係る待合室側に設けて、係る呼気消毒装置11で処理した空気を係る待合室の外側に排出する構成とすることにより、係る待合室内に、常に係る待合室の外から空気の流れ17を取り入れて、呼気消毒装置11側への一定方向の空気の流れ17を作り出すことができ、有用な構成である。
また、係る待合所の後ろ側である壁側には、4台の送付機が設置されており、患者49の後ろ側から、係る感染防止ユニット1側に風を送ることによって、空気の滞留を防ぎ、ウィルス等を、効率良く、より早く係る感染防止ユニット1側に送ることによって、感染を抑制する構成である。
尚、係る送風機からの風は、あまり強いと、空気を舞い上げて拡散してしまう可能性があるので、必要最低限の弱い風の流れで送風することが望ましく、基本的に、ウィルス等は、空気よりは重いので、体内から発せられて暫く後は、比較的地面に近いところに浮遊等してより多く存在している可能性が高いと考えられるので、低い位置の送風と、できれば、係る待合室の上部も含めた全体を覆う様にして囲うことによる効果もあるが、病院等の性質上、圧迫感や閉塞感もあるし、係る待合室の周囲をある程度の高さで囲うだけでも、ある程度の効果を発揮するものである。
また、図面には示されていないが、係る待合所のエリアに、加湿器を備えて、浮遊するウィルスなどを、より早く地面に近いところに落として広く拡散をすることを防ぎながら、湿度で重くなって地面近くに浮遊するウィルス等を、係る感染防止ユニット1に送り込んで処理することが、有効であるものである。
図13の構成の例は、感染防止遮壁部材20が、可撓性の略シート状の可撓性シート10で構成される例である。
図13(a)の構成の例は、図13(e)にも示される構成と略同等の構成の例の正面図であり、可撓材支持材35であるシート吊設部36から係る可撓性シート10が吊設された構成を示しており、係る可撓性シート10は、地面に付き、地面につくことによって、係る感染防止遮壁部材20をパーテーションとした構成とした場合においても、係るパーテーションの下から、パーテーションを空気が抜けていくことを防止している構成の例である。
また、係る可撓性シート10は、シート吊設部36より下部に設けられた吊設された可撓性シート10の面に、係る可撓性シート10の面に角度を持たせる為に、横方向に橋架して設けられた棒や板材である、角度変換具37を備え、係る角度変換具37に係る可撓性シート10が掛けられることによって、係るシートの面方向がくの字状に変えられて、呼気誘導構造18を形成し、係る角度変換具37より上部側の可撓性シート10が、下側に斜め方向の面を備えることによって、空気の流れ17を、係る下側に斜めの方向の面によって、係る面に当たった空気の流れ17を下方向に押し下げる効果を有することによって、係る感染防止遮壁部材20を空気が越え難くし、且つ、係る略端まで続いているくの字形状の面に沿って、安定的に風が流れやすくして、係る感染防止遮壁部材20の端に設けられた呼気消毒装置11に効率良く空気を送り届ける呼気誘導構造18を備えた、有用な構成である。
また、係る感染防止遮壁部材20は、例えば、図12の例に示される様な待合室等のパーテーションとして用いられるケースを想定すると、あまり低すぎても、容易に空気が係る感染防止遮壁部材20の上を越えて行き、係る効果が小さいと考えられ、また、例えば、呼気消毒装置11として想定されるファンヒーターの一般的な高さが、450mm前後でもあることから、パーテーションとして構成される感染防止遮壁部材20としては、係る感染防止遮壁部材20の高さは、450〜500mm以上の高さが望ましく、あとは、使用シーンに応じて求められる開放感と遮蔽性や、構成される呼気消毒装置11のサイズや能力に合わせて、設定することが望ましい。
また、図面上は、便宜的に係る感染防止遮壁部材20と、呼気消毒装置11との間に、隙間を備えて描かれているが、係る隙間はできるだけ無くすことが望ましく、係る隙間を無くすことによって、係る感染防止遮壁部材20をすり抜けて空気が出て行ったり、係る感染防止遮壁部材20に沿って流れてくる空気に伝わる呼気消毒装置11からの吸引力が減衰することを抑止することとなる。
また、呼気消毒装置11の上側に設けられた感染防止遮壁部材20である可撓性シート10と、呼気消毒装置11の左右側に設けられた感染防止遮壁部材20と、係る呼気消毒装置11の間においても、極力隙間の少ない配置とすることが望ましく、係る隙間から空気が漏れず、係る感染防止遮壁部材20の前面側の、浄化したいウィルス等で汚染された空気を、より効率的に浄化可能となる。
また、係る呼気消毒装置11の上側に設けられた感染防止遮壁部材20である可撓性シート10は、係る呼気消毒装置11の吸気口46の位置と、排気口50の位置とを、分離する位置に設けられるものである。
角度変換具37は吊設された可撓性シート10の垂直方向に対する角度を変更する為に具備された部材であり、横方向に橋架された棒や板材でも良いし、縦方向に設けられた棒や板材でも、上側から、係る可撓性シート10の一部を吊って、係る可撓性シート10の角度を変える構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
可撓材支持材35は、可撓性シート10または可撓性板の位置を保持する為の部材であり、係る形態あるいは材質は、棒状でも良いし、板状でも、壁状でも、紐状でも良く、鉄やアルミニウム等の金属でも良いし、木でも、ポリプロピレンやポリアミド等のプラスチック素材でも、綿や麻の天然素材でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、材質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
シート吊設部36は、可撓性シート10の位置を保持する可撓材支持材35のうち、可撓性シート10を吊設する、一番上側の吊設部である。
図13(b)から図13(e)は、図13(a)の構成の例の、感染防止遮壁部材20が、可撓性シート10で構成される例のバリエーションの例の縦断面図である。
図13(b)の構成の例は、可撓材支持材35のシート吊設部36から可撓性シート10が吊設された構成において、係る可撓性シート10が、地面に届き、係る地面において、自重で曲折して、地面と係る可撓性シート10との隙間をしっかりと塞ぐ構成であり、係る地面との隙間をしっかりと塞ぐことによって、空気の流れ17を係る感染防止遮壁部材20を通過して反対側に流れていくのを防止することが可能な構成の例であり、有用である。
また、係る可撓材支持材35の上部には、係る感染防止遮壁部材20の上を、ウィルス等で汚染された空気が越えないように、斜め下側に面が向くように設けられた返し板38が設けられ、係る返し板38で、係る空気の流れ17が感染防止遮壁部材20の上を越えるのを抑止することが可能となっている構成の例である、有用である。
また、係る返し板38は、斜め下に面を備えて設けられているが、水平に設けられることによって、係る感染防止遮壁部材20を上方に向かって流れる空気の流れ17を、止める構成とすることもでき、有用である。
図13(c)の構成の例は、図13(b)の構成の例における可撓性シート10において、11(a)の構成の例と同様な係る角度変換具37が、11(a)の構成の例の角度変換具37の位置が、係る可撓性シート10の下の方に設けられている構成の例である。
係る構成とすることによって、係る可撓性シート10の略全面が斜め下を向いた面を備えた感染防止遮壁部材20の構成となり、係る感染防止遮壁部材20に当たった空気が、係る感染防止遮壁部材20の下の方を流れやすくなる構成の例であり、係る角度変換具37の位置によって、係る感染防止遮壁部材20の呼気誘導構造18である曲折部の位置を調整可能となるものである。
また、特に、係る角度変換具37が係る可撓性シート10の下の方に設けられた構成の場合、係る可撓性シート10の自重で、係る角度変換具37から外れて係る可撓性シート10が垂直方向に垂れ下がってしまうので、係る角度変換具37と可撓性シート10を、紐やテープなどで係止することによって、係る可撓性シート10の位置を係る角度変換具37から外れないような構成としても良い。
図13(d)の構成の例は、図13(c)の構成の例における可撓性シート10の最下部が、係る空気が流れてくる方向に向かって曲折して地面につくことを補助する為の角度変換具37として横方向に設けられた棒であり、係る構成の様に可撓性シート10の最下部を空気が流れてくる方向に曲折させて地面につけることによって、例えば、風圧で係る可撓性シート10と地面の間に隙間ができてしまって空気が係る感染防止遮壁部材20を越えて向こう側に流れてしまうことを抑止することが可能となり、有用であり、必要に応じて、可撓性シート10を係る角度変換具37に係止する構成としても良い。
係る構成の様に、2本以上の角度変換具37を備えることによって、その他の構成としては、必要なところで可撓性シート10を曲折させ、係る感染防止遮壁部材20の空気を流れ易くする高さやエリアを調整することも可能であり、有用である。
図13(e)の構成の例は、図13(a)の構成の例と略同等の構成の例における縦断面図であり、係る感染防止遮壁部材20の上部側の斜め下に面を備えた構成によって、係る面の正面側から流れてきた空気を、係る感染防止遮壁部材20の上側に流れて越えていくのを抑止して、係る感染防止遮壁部材20に沿って係る空気の流れ17をつくって係る感染防止遮壁部材20の端に設けられた呼気消毒装置11に空気を効率よく送り届けることが可能となり、有用である。
尚、係る可撓材支持材35及びシート吊設部36あるいは角度変換具37は、図14の構成の例に示される様に、係るシート吊設部36あるいは角度変換具37の位置を調整可能に、係る可撓材支持材35の左右両端の係るシート吊設部36あるいは角度変換具37を支持する可撓材支持材35の支持部を、格子状あるいは複数の穴または切欠きを備えた構成とすることによって、係るシート吊設部36あるいは角度変換具37の位置を、変更可能な構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20のサイズや、形状を自由に変更可能な構成とすることができ、有用である。
図14の構成の例は、感染防止遮壁部材20が、可撓性の板状の可撓性板51で構成される例である。
図14(a)の構成の例は、可撓性板51が、撓んだ状態で設けられたことによって、形成される凹溝形状が、呼気誘導構造18である構成の例であり、図14(b)の構成の例は、図15(a)の構成の例と同等の構成の、縦断面図である。
係る可撓性板51は、撓んだ状態で上下を棒状の可撓材支持材35に設けられており、係る上側の可撓材支持材35と下側の可撓材支持材35は、略鉛直線上に可撓材支持材35に設けられて、係る可撓性板51は撓んで設けられている構成の例である。
このように、板材を撓ませて呼気誘導構造18を形成することによって、比較的容易に、また、係る呼気誘導構造18の深さや角度も自由に設定可能であるので、有用である。
また、このように、係る呼気誘導構造18を、アーク状である構成とすることによって、係る呼気誘導構造18の上側である程、斜度がきつくなり、つまりは、上側に流れ込んできた空気の方が、係る斜面を上側方向に流れ難く下側方向に向けて流れようとするので、空気が係る感染防止遮壁部材20を、より越え難い構成となり、有用である。
図14(c)の構成の例は、図14(b)の構成の例における可撓性板51の上下に設けられている、棒状の可撓材支持材35が、鉛直方向の上下ではなく、ずらして撓ませて設けられている構成の例である。
係る構成とすることによって、例えば、図14(b)の構成の例の呼気誘導構造18の場合は、係る感染防止遮壁部材20の上半分とした半分が、略同程度の傾きとなる為、上側と下側に吹き付ける風の流れが同程度の風量、風速であれば、係る感染防止遮壁部材20の略中央付近で、係る上側から係る感染防止遮壁部材20に沿って降りてきた風と、係る下側から係る感染防止遮壁部材20に沿って上ろうとする風が、略均等な力でぶつかることとなり、もし、下側からの風の風量や風速が強い場合は、上側からの風が、下側からの風に負けて、係る空気の流れが、上方向に上がり易くなり、つまりは、係る感染防止遮壁部材20を、ウィルス等を含んだ空気が越えやすくなったり、拡散し易くなるので、好ましくないケースが出てくるが、図14(c)の構成においては、上半分の方が、水平方向に対して傾きも強く、また、斜め下方向を向いている面が、より下まで続いている構成であるので、より、上側から流れてくる風の力の方が下側から流れてくる風の流れに押し勝ち易くなり、係る感染防止遮壁部材20を、ウィルス等を含んだ空気が越える可能性が減り、より効果的に係る空気を浄化、無毒化することができ、有用である。
図14(d)の構成の例は、図14(c)の構成の例における可撓性板51の上下に設けられている、棒状の可撓材支持材35の位置を、調整可能に設けられており、係る上下のそれぞれの棒状の可撓材支持材35が、上下それぞれ、上側の棒状の可撓材支持材35は、図14(d)の上側の4つの穴のうち、左から2番目の穴に設けられ、下側の棒状の可撓材支持材35は、図14(d)の下側の4つの穴の内、右から2番目の穴に設けられることによって、図14(c)と略同等の位置に、係る可撓性板51が設けられている構成の例である。
係る図14(d)の構成の例においては、係る棒状の可撓材支持材35が、上下それぞれ4つの穴に選択的に設けることが可能であるので、係る可撓性板51の傾きや、撓み具合を調整可能な構成であり、有用である。
係る図14(e)の構成の例においては、係る棒状の可撓材支持材35が、13行4列の格子状の穴に選択的に設けられている構成の例であり、係る図14(c)または図14(d)の構成と略同等の位置に、係る可撓性板51が設けられている構成の例であり、係る可撓材支持材35が、格子状に備えられた穴に設けられている為、図14(d)の構成と比較して、更に、自由度が高く係る可撓性板51の傾きや、撓み具合を調整可能な構成であり、有用であり、また、図4(f)の構成の例に示される様に、2つの可撓性板51を連結して、係る2つの可撓性板51の傾きや、撓み具合を調整可能であり、有用である。
また、図14(g)の構成の例の様に、係る可撓性板51を撓ませず、斜め下に面を向けて設置する構成としても良く、係る可撓性板51を設ける構成は、その他、図面には示されていないが、必要に合わせて複数設けても良く、自由度が高く、有用である。
特に、係る図14(e)、図14(f)、図14(g)の例に示される様な、係る棒状の可撓材支持材35が設けられている格子状の穴を備えた可撓材支持材35の構成は、図13に示される可撓性シート10を、シート吊設部36あるいは角度変換具37に設ける構成において、係るシート吊設部36あるいは角度変換具37を係る格子状の複数の穴に、選択的に設ける構成としても同様に、自由度の高い感染防止遮壁部材20を構成することが可能となり、係る感染防止遮壁部材20を設置する環境や、呼気消毒装置11のサイズや性能に合わせて自由に構成することが可能となり、有用である。
また、係る可撓性板51は、2重以上に設けても良く、1重では剛性が強すぎて撓ませるのが困難であっても、例えば、2重にすることによって、撓ませやすくなったり、また、可撓性板51を透明な色とすることによって、圧迫感を抑えたり、2重に設けた透明な可撓性板51の間に、お知らせ等を挟んで設ける構成としてもよいし、また、係る可撓性板51を、可撓性を有したディスプレイパネルとする構成としても良い。
尚、係る可撓性を有したディスプレイパネルは、可撓性を備えた有機エレクトロルミネッセンスでも良いし、無機エレクトロルミネッセンスでも、電子ペーパーでもよく、その他、技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、図14(e)の構成の可撓材支持材35例の格子状の穴は、13行4列の格子状の穴であるが、係る穴のパターンは、1列でも良く、1列であれば、上下の長さが調整可能である構成の感染防止遮壁部材20となり、例えば、図14(b)の構成に示される様な略鉛直方向に棒状の可撓性板51が上下に設けられ、係る棒状の可撓性板51の撓み量や長さを調整可能に設けられることが可能で、また、係る一列の格子状の可撓材支持材35を斜めに設けることによって、図14(c)の様に、斜め方向係る可撓性板51を調整可能に撓ますことも可能となり、更に、可撓材支持材35例の格子状の穴を2列以上に設けることによって、図14(e)から図14(f)の例に示される様に、係る感染防止遮壁部材20の長さや傾きや撓み量の調整の自由度が大きくなり、有用である。
図15の構成の例は、感染防止遮壁部材20が、例えば待合室等との仕切りとして設置されることを目的とした植栽した植物52を飾るフラワーボックスの構成の例であり、図15(a)の構成の例は、係るフラワーボックスに花52が植栽された構成の例の正面図であり、図15(b)は、図15(a)と同等の構成のフラワーボックスの例の、縦断面図である。
係るフラワーボックスには、複数の鉢に植栽された花52が係る感染防止遮壁部材20であるフラワーボックスの上部側に設けられたコの字型の容部に収容されて、係るフラワーボックスの上部から突出した花52を鑑賞可能とする構成の例である。
係る感染防止遮壁部材20であるフラワーボックスの長手方向の側面には、くの字状に設けられた2つの略平面から構成されるくの字形状が連続的に端から端まで設けられた呼気誘導構造18を備えたフラワーボックスであり、係るくの字状の呼気誘導構造18に沿って、人49から排出された呼気等の空気が、係る呼気消毒装置11の端に設けられた呼気消毒装置11に吸引されて、無毒化処理される構成の例である。
感染防止遮壁部材20である係るフラワーボックスの高さは、主には待合所やフードコート等の仕切りとして設置されるものであるので、低すぎると係る感染防止遮壁部材20に気付かず、躓いて転倒して怪我等の原因ともなり、また、低すぎて、流れてきた空気が、係る感染防止遮壁部材20を容易に超えてしまっても、感染防止遮壁部材20としての役割を果たさず、また、例えば、呼気消毒装置11として想定されるファンヒーターの一般的な高さが、450mm前後でもあることから、パーテーションとして構成される感染防止遮壁部材20としては、係る呼気消毒装置11より低い構成はあまり望ましくないので、感染防止遮壁部材20の高さは、450〜500mm以上の高さが望ましく、あとは、使用シーンに応じて求められる開放感と遮蔽性や、構成される呼気消毒装置11のサイズや能力に合わせて、設定することが望ましいものである。
また、幅においても、流れてくる空気を捕捉するのに十分な幅を備えていないと、感染防止遮壁部材20としての役割を果たさず、また、例えば、呼気消毒装置11として想定されるファンヒーターの一般的な幅が、400mm弱程度であるので、最低350〜400mm以上が望ましい。
係る構成によって、装飾された緑花52による目と香りと空気の浄化作用も合わせて、係る待合所等の空間の環境を改善するものであり、有用である。
図15(a)の構成の例の正面図からは、係る空気の流れ17が、係るくの字状の凹部に寄せられながら、呼気消毒装置11に取り入れられる構成を示しており、図15(b)の構成の例の縦断面図からは、正面から流れてきた空気が、くの字状の凹部に寄せられる流れを作る構成を示しており、係る構成によって、ウィルス等を含んで汚染された空気が、呼気消毒装置11に取り入れられる構成を示しているものである。
また、係る呼気誘導構造18は、くの字型であるが係る感染防止遮壁部材20の側面が、最上部から最下部まで斜め下を向いた構成としても良いし、係るくの字状の凹溝の呼気誘導構造18が、複数備えられた構成としても良い。
尚、係るフラワーボックスである感染防止遮壁部材20の最下部には、地面との間に隙間があると流れてきた空気が、係る感染防止遮壁部材20の下側から抜けて、ウィルス等を含んだ浄化されていない空気が、係る感染防止遮壁部材20の向こう側に抜けてしまうので、係る感染防止遮壁部材20の下側の隙間ができるだけ小さいことが望ましい。
また、係るフラワーボックスには、鉢植えの植物52を載置した構成の例であるが、係るフラワーボックスに直接植物52を植えこんだ植栽容器とする構成としても良い。
図15(c)の構成の例の縦断面図は、正面から流れてきた空気の一部が、略垂直の係る感染防止遮壁部材20の壁面に当たり、上側にも向かって流れた空気が、係る感染防止遮壁部材20を越え難いように、略水平方向の板材である返し板38を備えた構成の例である。
係る返し板38によって、係る感染防止遮壁部材20をウィルス等で汚染された空気が越え難く、呼気消毒装置11に取り込まれ易くなるので、有用である。
但し、係る側面が斜め下方向を向いた構成である図15(b)の構成の例においては、壁に当たった空気は、係る壁に沿って下方向への流れを作る点で、係る感染防止遮壁部材20を係る空気が越え難く、また、呼気消毒装置11へも取り入れられ易くなる為、より効果が高い構成である。
図15(d)及び図15(e)の構成の例は、フラワーボックスである感染防止遮壁部材20の、上面側の形状が、略扇形あるいは略台形の形状の構成であり、係る形状であることによって、係る感染防止遮壁部材20が例えば直角に配置された部分における空気の流れ17をスムーズにすることが可能となり、係る角において、ウィルス等が滞留することを抑止する効果がある構成の、上面図である。
図15(d)及び図15(e)に示される様に、略直角に配置された2つの感染防止遮壁部材20を繋げるように、係る角部に、係る感染防止遮壁部材20を配置することによって、各図の下から流れてきた空気が、係る角をスムーズに流れる様子が示されているものであり、有用である。
また、係るフラワーボックスあるいは植栽容器は、可撓性シート10で形成しても良い。
図16の構成の例は、略垂直な略平面である側面を備えたフラワーボックスから、本発明に関わる斜め下方向の面を備えた感染防止遮壁部材20を製造する方法と構成、あるいは斜面形成セット43の例であり、係る方法と構成によって、既存の待合所等の空気の浄化にも効果を発揮し、有用である。
尚、図16の説明においては、係る説明の代表としてフラワーボックスを例とした方法及び構成であるが、係る構成は、略垂直な側面を備えたパーテーションや壁、あるいは、棚の裏側等においても、同様の方法または構成を採用することができるものであり、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。尚、棚の裏は、棚を、例えば、待合所の前等にパーテーション代わりに配置した構成において、有効である。
図16(a)は、一般的な側面が垂直な面であるフラワーボックスの構成の例であり、図16(b)は、図16(a)の構成に示されるフラワーボックスを、本発明に係る感染防止遮壁部材20とすることによって、呼気消毒装置11への空気の流れ17をよりしっかりと作り、効率的に空気を浄化可能とするものである。
図16(b)の構成の例は、係るフラワーボックスの側面の略上部に、斜面形成アダプター41が設けられ、係る斜面形成アダプター41に、係るフラワーボックスの略上部において、略垂直面と間隔を備える構成で、板状の斜面形成面部材42が設けられ、係る斜面形成面部材42は、上部を係る斜面形成アダプター41を介して、係るフラワーボックスの側面に対して空間を備えて設けられ、係る斜面形成面部材42の下部において、上部側における係るフラワーボックスとの距離より近い距離になる様に設けられていることによって、係る斜面形成面部の外側の面が、斜め下を向いて係止された構成の例である。
係る構成とすることによって、係るフラワーボックスを、呼気消毒装置11への空気の流れ17を創出する感染防止遮壁部材20とすることができ、より効率的に空気を無毒化することが可能となり、有用である。
図16(c)と、図16(d)の構成の例は、斜面形成セット43の構成の例であり、係る斜面形成アダプター41に板状の斜面形成面部材42が設けられた構成の例であり、係る斜面形成アダプター41を係るフラワーボックスの側面に係止する面に対して、係る板状の斜面形成面部材42が斜めに設けられている構成の例を示しており、係る斜面形成アダプター41が係るフラワーボックスの側面に係止されて密着する面を、図16(d)において格子模様にて示しており、係る面において、係るフラワーボックスに密着させて、例えば、粘着あるいは接着あるいは、嵌め合い、ネジでも良く、その他の係止方法にて、係止する構成の例である。
尚、図16(c)は係る斜面形成セット43の縦断面図、図16(d)は、係る斜面形成アダプター41側からの背面図である。
図16(d)の構成に示される斜面形成アダプター41は、棒状である為、フラワーボックスに係止して設けられた際に、係る斜面形成面部材42と係るフラワーボックスとの間の空間の上部を略完全に塞ぐことができる構成となり、係る構成によって、係る斜面形成面部材42と係るフラワーボックスとの間の空間が筒状に、係る空間内に入った空気も、係る筒状の空間を流れて、係る感染防止遮壁部材20の端に設けられた呼気消毒装置11への空気の流れ17を創出することが可能となり、係る感染防止遮壁部材20の前面に設けられた下方向を向いた斜面によって構成される呼気誘導構造18と合わせて、係る斜面形成面部材42と係るフラワーボックスとの間の筒状の空間も呼気誘導構造18を構成し、2つの呼気誘導構造18を構成することとなり、有用である。
尚、図16(e)の構成の例は係る斜面形成セット43が、三角柱である構成の例の断面図であり、係る3角柱の直角三角形の斜辺が、形成する面が、図16(c)の構成の例における、斜面形成面部材42が形成する呼気誘導構造18を構成する面に相当するものである。
図16(f)の構成は、図16(d)の構成の例における斜面形成アダプター41が、1本の棒状ではなく、台形のブロック状の斜面形成アダプター41が、3か所に設けられた構成の例である。
係る構成によって、係るブロック状の斜面形成アダプター41同士の間に、隙間ができてしまい、係る斜面形成セット43とフラワーボックスとの間の空間に入った空気が、係るブロック状の斜面形成アダプター41同士の間の隙間から上に逃げてしまう可能性があるという課題がある。一方、係る斜面形成面部材42と係るフラワーボックスとの間の空間にも、しっかりと呼気消毒装置11からの吸引力の負圧がかかるような構成や、呼気消毒装置11である構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20の上を越えようとする空気も、係る上部の隙間から取り込むことが可能な構成とすることもでき、構成によっては、有用である。
尚、斜面形成アダプター41の形状は、棒状でも、ブロック状でも、直方体でも、立方体でも、略円柱でも、台形のブロック状や棒状でも良く、材質も木でも、ゴムでも、ポリプロピレンやポリアミド等の合成樹脂でも、紙でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質、色あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図16(g)の構成は、斜面形成面部材42が可撓性シート10である構成の例の縦断図であり、図16(b)の構成と同様に、係るフラワーボックスの側面の略上部に、斜面形成アダプター41が設けられ、係る斜面形成アダプター41に、係るフラワーボックスの略上部において、略垂直面と間隔を備える構成で、可撓性シート10の斜面形成面部材42が設けられ、係る斜面形成面部材42は、上部を係る斜面形成アダプター41を介して、係るフラワーボックスの側面に対して空間を備えて設けられ、係る斜面形成面部材42の下部において、上部側における係るフラワーボックスとの距離より近い距離になる様に係止して設けられていることによって、係る斜面形成面部の外側の面が、斜め下を向いて係止された構成の例である。
係る構成とすることによって、係るフラワーボックスを、呼気消毒装置11への空気の流れ17を創出する感染防止遮壁部材20とすることができ、より効率的に空気を無毒化することが可能となり、有用であり、また、係る斜面形成面部材42が形成する斜面の角度や長さの設定が容易で、自由度が高く、有用である。
図16(i)の断面図と、図16(j)の斜面形成アダプター41側からの背面図の構成の例は、係る斜面形成面部材42が可撓性シート10である、斜面形成セット43の構成の例であり、斜面形成アダプター41に可撓性シート10の斜面形成面部材42が設けられた構成の例であり、係る斜面形成アダプター41が、係るフラワーボックスの側面に係止されて密着する面を、図16(j)において格子模様にて示しており、係る面において、係るフラワーボックスに密着させて、例えば、粘着あるいは接着あるいは、その他の係止方法にて、係止する構成の例であり、係る斜面形成面部材42が形成する斜面の角度や長さの設定が、図16(g)の説明にもある様に容易で、自由度が高く、有用である。
尚、係る構成の自由度の高さを示す構成の例が、図16(n)である。
尚、係る斜面形成アダプター41あるいは斜面形成面部材42と、係るフラワーボックスとの係止方法は、粘着あるいは接着、面ファスナー、自己吸着シート、釘、ボルト、クランプ、融着、ステープラー、マグネット、挟持、紐、上から載置して重量で挟持、でも良く、その他、技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図16(h)の構成の断面図は、図16(g)と同様に、係る斜面形成面部材42が、可撓性シート10である構成の例であり、係る斜面形成面部材42が、係るフラワーボックスの上部で、係るフラワーボックスと斜面形成アダプター41に、挟持されてクランプで締め付けて保持され、また、係る斜面形成面部材42の下部が、係るフラワーボックスの下に地面との間に挟まれて挟持されて係止された構成の例である。
係る構成の様に、クランプで係る斜面形成アダプター41とフラワーボックスの垂直面を係止することによって、係るフラワーボックスに螺子による穴や、粘着剤による汚れ等を付けることなく係止することが可能であり、有用である。
図16(k)と図16(L)の構成の断面図は、板状の斜面形成面部材42と上側と下側をレール上の斜面形成アダプター41に嵌めて構成する構成であって、上側のレール上の斜面形成アダプター41は、斜面形成セット43の略辺部に設けられ、係る斜面形成面部材42の上部をフラワーボックスから離れた部分で保持し、係る斜面形成面部材42の下部を、フラワーボックスから近い部分で保持する構成となっている例である。
係る構成とすることによって、係る斜面形成面部材42の取り換えが容易となり、係る斜面形成面部材42のデザインを季節によって変更したり、お知らせ等の告知を入れたりすることも可能で、例えば、係る斜面形成面部材42を透明の二重構造にして、紙の案内等を挟み込める構成としても良いし、有機EL等のディスプレイとしても良い。
図16(k)は、係る板状である斜面形成面部材42が略平らな平面の状態で、係る面を斜め下にして設けられた構成の例であり、図16(L)は、係る斜面形成面部材42を構成する可撓性板51が、撓んだ状態にて設けられた構成の例である。
このように、撓んだ状態に設けられることによって、係る呼気誘導構造18を、アーク状である構成とすることによって、係る呼気誘導構造18の上側である程、斜度がきつくなり、つまりは、上側に流れ込んできた空気の方が、係る斜面を上側方向に流れ難く下側方向に向けて流れようとするので、空気が係る感染防止遮壁部材20を、より越え難い構成となり、有用であり、また、可撓性板51を撓ませることによって係るアーク状を形成することが容易に可能となり、有用である。
図16(m)の構成の例は、図16(L)の構成の例の様に、アーク状の呼気誘導構造18を備えた形状の棒状の斜面形成セット43の構成の例であり、係る構成とすることによって、係る斜面形成セット43を接着剤で貼る等、簡単に設けることが可能で、容易に係る感染防止遮壁部材20を形成することが可能となり、有用である。
図16(n)は、図16(i) や図16(j)の構成の例において、係る斜面形成面部材42を構成する可撓性シート10が、台形である構成の例である。
係る可撓性シート10が、台形であることによって、係る呼気誘導構造18が、上下方向の傾きと合わせて、左右方向の傾きも併せ持った面である呼気誘導構造18を容易に形成することが可能となり、係る感染防止遮壁部材20にぶつかった空気の流れを、下方向への流れる力だけでなく、左右方向にもコントロールし易くなり、有用である。
尚、一連の本図の実施例において、
感染防止遮壁部材20の素材は、木でも、ガラスでも、ポリプロピレンやポリアミド等のプラスチック、ポリ塩化ビニル、ゴム、紙、竹、草、カーボン、アルミニウムや鉄等の金属、有機エレクトロルミネッセンスでも良く、また、可撓性シート10や可撓性シート10を枠に設けた構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
感染防止遮壁部材20の形状も、多角形、丸、楕円、その他異形でも、長さ、大きさ違いの組み合わせ違いでもよく、その形状を限定せず、また、厚さも、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
感染防止遮壁部材20の色も、透明でも、白でも、黄色でも、蛍光色でも、蛍光塗料でもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質、色あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
可撓性シート10の素材は、可とう性を有したシート状で、テント生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムや各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、金属メッシュ等金属、ガラス繊維、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。但し、特に、呼気消毒装置11が、ファンヒーター等の熱を発生させる装置である構成においては、係る可撓性シート10は、難燃性の素材である構成とすることが望ましい。
尚、係る呼気消毒装置11のウィルスやガス等の化学物質に対する無毒化の効果については、対象とするウィルスやガス等の化学物質に対する呼気消毒装置11 の個別の製品性能によるものである。
本願発明は、手軽に、また効率よくウィルス感染や、空気の浄化の予防ユニットを組むことが可能であり、有用である。
1 感染防止ユニット
2 呼気誘導部材
10 可撓性シート
11 呼気消毒装置
15 加熱部
16 空気清浄部
17 呼気・空気の流れ
18 呼気誘導構造
19 感染防止中空部材
20 感染防止遮壁部材
21 感染防止筒
23 吸気接続口
24 呼気口
25 吸気接続係止部
26 人の口覆い部材
27 吸気力増強アダプター
28 呼気直入口
29 部材保持係止部
30 装置載置部
31 最低距離保持部材
32 帯巻具
33 帯状体
34 帯係止部
35 可撓材支持材
36 シート吊設部
37 角度変換具
38 返し板
39 台座係止具
40 遮壁部材連結具
41 斜面形成アダプター
42 斜面形成面部材
43 斜面形成セット
45 シート覆い係止具
46 吸気口
47 未浄化空間
48 ファン
49 人・患者
50 排気口
51 可撓性板
52 花・植物

Claims (15)

  1. 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、
    呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
    前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
    前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
    前記呼気消毒装置(11)は、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の側と背面側のそれぞれ反対側に配置され、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、壁状であり、
    前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側に、前記吸気口側の面の略全面を覆う様にして、且つ前記吸気口(46)から吸気可能に設けられて用いられ、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)との係止部である部材保持係止部(29)あるいは前記呼気消毒装置(11)を載置可能な装置載置部(30)を備え、
    前記ファンヒーターまたは空気清浄機と係止、あるいは、前記ファンヒーターまたは空気清浄機を前記装置載置部(30)に載置することによって、前記感染防止遮壁部材(20)の位置を安定的に保持可能とし、前記ファンヒーターまたは空気清浄機の吸気口(46)へ、咳やくしゃみ等の呼気あるいは空気の流れ(17)を誘導可能であり、
    前記呼気消毒装置(11)よりも背が高く、前記呼気消毒装置(11)の排気口(50)側からの浄化されていない空気である人の呼気あるいは咳やくしゃみを、前記壁状の面で受けることが可能に設けられることを特徴とする呼気誘導部材(2)。
  2. 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機との係止部である、部材保持係止部(29)を備え、前記ファンヒーターまたは空気清浄機と係止することによって、前記感染防止遮壁部材(20)の位置を安定的に保持可能とし、前記ファンヒーターまたは空気清浄機の吸気口(46)へ、咳やくしゃみ等の呼気あるいは空気の流れ(17)を誘導可能であることを特徴とする請求項1に記載の呼気誘導部材(2)。
  3. 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)の最下部に、装置載置部(30)を備え、
    前記装置載置部(30)は、前記呼気消毒装置(11)を載置される前記感染防止遮壁部材(20)の部分であることを特徴とした請求項1から請求項2のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
  4. 前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記装置載置部(30)が、車輪を備えたことを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
  5. 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)側、または前記装置載置部(30)側、または前記部材保持係止部(29)側が凹状になる様に、凹形状あるいは略コの字形状あるいは略くの字形あるいは略半円形状あるいは略U字型形状あるいはアーク状に曲折しているかあるいは曲折可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
  6. 前記感染防止遮壁部材(20)は、垂直方向の回動軸にて回動可能であることによって、自立可能であり、且つ幅の調整が可能であり、より効率的に前記呼気あるいは空気を誘導可能であることを特徴とする請求項5に記載の呼気誘導部材(2)。
  7. 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)と前記呼気消毒装置(11)の間に最低距離保持部材(31)を備え、前記感染防止遮壁部材(20)と呼気消毒装置(11)の吸気口(46)の一定以上の距離を保つことが可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
  8. 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
    前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
    前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
    前記呼気消毒装置(11)は、前記呼気消毒装置(11)の前側に設けられた未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、前記呼気消毒装置(11)の前側と反対側の面である背面側に設けられた浄化された空気が排気される排気口(50)が備えられ、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、
    壁状であり、前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、
    前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
    前記コの字型の開口部の側方に備えられた台座係止具(39)によって、前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記コの字形の内側で、前記呼気消毒装置(11)の側面を、挟持して係止可能な壁状体であり、
    前記コの字形の開口部から前記コの字形の開口部の上側に設けられた前記感染防止遮壁部材(20)の側方部にかけて
    別の壁状の呼気誘導部材(2)を係止可能に、遮壁部材連結具(40)を備え、前記感染防止遮壁部材(20)は前記呼気消毒装置(11)の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えることが可能であり、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気されることを特徴とする呼気誘導部材(2)。
  9. 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
    前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
    前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
    前記呼気消毒装置(11)は、前記呼気消毒装置(11)の前側に設けられた未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、前記呼気消毒装置(11)の前側と反対側の面である背面側に設けられた浄化された空気が排気される排気口(50)が備えられ、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、
    壁状であり、前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、
    前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
    前記コの字型の開口部の側方に備えられた台座係止具(39)によって、前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記コの字形の内側で、前記呼気消毒装置(11)の側面を、挟持して係止可能な壁状体であり、
    前記コの字形の開口部の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えて、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気されることを特徴とする呼気誘導部材(2)。
  10. 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
    前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
    前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
    前記呼気消毒装置(11)は、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の側と面側のそれぞれ反対側に配置され、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、
    壁状であり、前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、
    前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、
    該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、
    前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
    前記感染防止遮壁部材(20)の前記コの字状の開口部の幅、またはコの字型の台座係止具(39)の幅が、調整可能であり、
    前記壁状の感染防止遮壁部材(20)と、呼気消毒装置(11)を、感染防止遮壁部材(20)が備えた前記コの字形の内側で挟持して係止可能な壁状体であり、
    前記コの字形の開口部の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えて、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気されることを特徴とする呼気誘導部材(2)。
  11. 前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)の幅を調整可能であることによって、前記コの字状の開口部の幅を調整可能であることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
  12. 前記感染防止遮壁部材(20)が、略垂直方向の回動軸を備えて回動して曲折可能であるか、または回動可能な板材を備えていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
  13. 前記感染防止遮壁部材(20)が、遮壁部材連結具(40)を備え、連結可能であることによって、より広いエリアの空気を無毒化可能であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
  14. 感染防止ユニット(1)は、感染防止遮壁部材(20)を備えた呼気消毒装置(11)であり、
    前記呼気消毒装置(11)はファンヒーターまたは空気清浄機であり、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の前側と背面側のそれぞれ反対側に配置され、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、
    前記呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
    前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状であり、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、
    前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側に、前記吸気口側の前面側の略全面を覆う様にして、且つ前記吸気口(46)から吸気可能に設けられ、
    前記吸気口側に、前記吸気口側を覆う様な面を備えた壁状であり、
    前記呼気消毒装置(11)よりも背が高く、前記呼気消毒装置(11)の排気口(50)側からの浄化されていない空気である人の呼気あるいは咳やくしゃみを、前記壁状の面で受けることが可能に設けられたことを特徴とする感染防止ユニット(1)。
  15. 感染防止ユニット(1)は、感染防止遮壁部材(20)を備えた呼気消毒装置(11)であり、
    前記呼気消毒装置(11)はファンヒーターまたは空気清浄機であり、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の前側と背面側のそれぞれ反対側に配置され、
    前記感染防止遮壁部材(20)は、
    前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状であり、
    前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、
    前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、
    該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
    前記略コの字型の開口部の側方に備えられた台座係止具(39)によって、前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記略コの字形の内側で、前記呼気消毒装置(11)の側面を、挟持して係止可能な壁状体であり、
    前記略コの字形の開口部から前記略コの字形の開口部の上側に設けられた前記感染防止遮壁部材(20)の側方部にかけて
    別の壁状の呼気誘導部材(2)を係止可能に、遮壁部材連結具(40)を備え、前記感染防止遮壁部材(20)は前記呼気消毒装置(11)の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えることが可能であり、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気可能であることを特徴とする感染防止ユニット(1)。
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