JP6829533B1 - 感染防止ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、特許文献2に記載の発明は、一般的な室内等において、簡易で、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
具体的には「室内の床面に形成された床部光触媒層と、室内の壁面の下端から少なくとも高さ30cmまでの範囲に形成された壁部光触媒層と、室内に配設される空気清浄機の空気清浄フィルタの少なくとも一方の表面に形成されたフィルタ部光触媒層と、を備えている。」というものである。
しかしながら、特許文献3に記載の発明は、壁の処置であって、空気中に漂うウィルスに対して必ずしも効果がある構成というものではなく、前記問題の解決には至っていない。
ファンヒーターまたは空気清浄機に呼気誘導部材(2)を備え、
前記ファンヒーターまたは空気清浄機は、呼気消毒装置(11)であり、
前記呼気誘導部材(2)は、
呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
誘導する、呼気誘導構造(18)を備え、
壁状の感染防止遮壁部材(20)であり、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側または上側または側方側に設けられ、前記感染防止遮壁部材(20)は、呼気誘導構造(18)として、前記感染防止遮壁部材(20)の面が、曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えているか、または呼気消毒装置(11)側に空気の流れ(17)が集まる方向に、感染防止遮壁部材(20)の面を斜めに設けられているか、または二つ以上の開口部を備えた中空部を備えているか、または返し板(38)を備えているか、または前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側の領域を分離するようにして設けられるか、前記呼気消毒装置(11)を側面から挟んで設けられる構成を採用する。
前記吸気接続口(23)が、可撓性シート(10)であり、前記可撓性シート(10)が呼気消毒装置(11)の外形を覆う様にして設けられる吸気接続口(23)であり、前記可撓性シート(10)が前記呼気消毒装置(11)の外形を覆った状態を保持するシート覆い係止具(45)で保持させ、前記シート覆い係止具(45)が、コの字型であるか、マグネットであるか、面ファスナーであるか、自己吸着シートであり、前記感染防止遮壁部材(20)がジャバラ状に畳まれることが可能に、前記可撓性シート(10)の位置を支持する可撓材支持材(35)が、設けられている構成を採用することもできる。
但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能であり、また、それぞれの図の例示の構成は、それぞれお互いの図面の構成の例において、応用可能であるものとする。
尚、係る呼気消毒装置11が、ファンヒーターやストーブの場合は、係る空気を高温に加熱、または、燃焼させることによって、ウイルスや細菌を、不活化するものであり、また、有毒なガスや臭い成分も、その多くが、加熱あるいは燃焼することによって、分解されて、有用である。
特に、係るファンヒーターの場合は、ファン48にて強制的に空気を吸入し、係る吸気口46から吸入した空気は、その殆どが、加熱部15または空気清浄部16にて、加熱または浄化処理される為、無毒化される率が高く、特に、石油ファンヒーターやガスファンヒーターの様な燃焼系のファンヒーターの場合は、係る空気は、その殆どが燃焼する火に晒される為、かなり高い確率で、ウィルスや細菌を、焼殺して殺菌することが可能であり、また、多くの種類のガスや臭い成分も、燃焼して、分解されて無毒化されるものが多く、シンプルで、効果の高い消毒効果を得ることができて、有用である。
特に、家族に受験生や重要な仕事等を抱えた家族がいる場合などにおいては、家庭内における感染を抑制可能となり、また、家庭内においては、濃厚接触による感染機会が多く、係る感染機会を抑制することが可能であり、社会的にも有用である。
また、係る呼気消毒装置11からやや離れていても、より確実に係る人49の呼気を呼気消毒装置11により確実に送ることが可能となり、有用となる。
空気清浄部16は、空気清浄機において、空気清浄機内に流入した空気を浄化する機能を備えた装置あるいはフィルター等の部材あるいは空間である。
係る感染防止中空部材19は、図1(a)の構成の例における、吸気口46に吸気接続口23を設けられた構成であり、係る感染防止中空部材19のもう一方の開口部を、呼気口24として、人49の口から排出される呼気あるいは、呼気でもある咳やくしゃみを受け入れて、係る呼気を、吸気接続口23から吸気口46前に送り届ける構成の例である。
尚、破線の矢印が、係る呼気または空気の流れ17を模式的に示したものであり、人49の口から排出された呼気が、係る筒状の呼気誘導部材2の中を流れていく状態を示したものである。
特に、濃厚接触の多い家庭において、有用な構成である。
尚、係る人49の口覆い部材26は、係る感染防止中空部材19から、着脱可能な構成とすることによって、洗浄も可能であるし、また、人49によって使い分けることも可能となるので、有用である。
尚、係る呼気消毒装置11において、吸気口46から取り入れられて、浄化あるいは燃焼された空気が排出される係る呼気消毒装置11の開口部は、排気口50である。
図1(c)の構成の例においては、図1(a)の構成の例において、吸気接続口23が、係る筒状の感染防止中空部材19をそのままカットした断面形状であるのに対し、係る吸気接続口23に、係る吸気口46からの空気の吸引力がより高く伝わるように、係る吸気接続口23に、吸気力増強アダプター27を備えた構成の例である。
係る構成とすることによって、感染防止中空部材19内を流れてきた呼気または空気を、呼気消毒装置11の加熱部15や空気清浄部16に通じる呼気消毒装置11の内部に、直接取り込むことが可能となるので、より確実に、効率的に係る呼気または空気に含まれるウィルスまたはガスなどの臭いや毒素を、無毒化することが可能となり、有用である。
尚、係る呼気直入口28は、係る呼気消毒装置11内に設けられたファン48に近い部分に設けられることによって、より、係るファン48による負圧による吸引力が係る感染防止中空部内に作用し、吸引力がアップするし、また、係る呼気消毒装置11内に流入してきた呼気または空気が、よりしっかりと係るファン48から、加熱部15または空気清浄部16に取り込まれ易くなり、有用である。
図2(a)の構成の例は、感染防止遮壁部材20が、呼気消毒装置11の背面側に設けられた構成の例であり、係る呼気消毒装置11に備えられた吸気口46が、係る感染防止遮壁部材20から覗くようにして、係る感染防止遮壁部材20の中程に、吸気接続口23として切欠き状の部分穴を備えて、係る吸気接続口23から、係る呼気消毒装置11の背面側の咳やくしゃみを含んだ呼気、あるいは空気を、効率的に取り入れて、燃焼または浄化する構成の例である。
係る構成とすることによって、例えば、図2(b)の構成の例に示される様に、係る呼気消毒装置11の背面側の人49から出た咳などの呼気を、係る壁状の感染防止遮壁部材20で受け止めて、係る感染防止遮壁部材20に沿って空気が流れやすい形状を備えた呼気誘導構造18によって、より効率的に、高い確率で係る呼気を呼気消毒装置11に誘導して、無毒化することを可能とする構成である。
実際には、マスクなどをすることによって、咳やくしゃみによる飛沫をある程度抑えることは可能であるが、排出された全てのウィルスを一般のマスクによって、抑えることは、困難であることから、体内から排出されたウィルスを、どのようにして効率的に高い確率で係る呼気を呼気消毒装置11に誘導して、無毒化するかという点において、係る構成は、有用である。
尚、図2の構成の例においては、係る感染防止遮壁部材20は、係る呼気消毒装置11の背面側に載置されている構成であるが、感染防止遮壁部材20は、係る呼気消毒装置11に係止した構成としても良く、係る感染防止遮壁部材20が、係る呼気消毒装置11に係止されることによって、係る呼気消毒装置11が感染防止遮壁部材20の重りとなって、あまり厚みの無い感染防止遮壁部材20が倒れ難くなり、有用である。
図2(d)は、図2(b)の構成の例において、係る吸気接続口23内に、係る呼気消毒装置11を設けることが可能な構成の例であり、係る構成とすることによって、より確実に係る呼気消毒装置11の背面側の空気のみを、係る呼気消毒装置11が取り入れやすい構成となり、有用である。
また、係る呼気誘導部材2には、装置載置部30を備えた構成の例である。
装置載置部30は、呼気誘導部材2の一部の上に、呼気消毒装置11が載置されることによって、係る呼気誘導部材2の位置を保持可能とする部分であり、板状でも良いし、可撓性のシートでも良いし、鉄等の金属でも、網状でもよく、車輪を備えた移動可能な構成としても良く、係る装置載置部30は、部材保持係止部29のうちの一つである。
また、図面には示されていないが、係る装置載置部30に、車輪を設けることによって、例えば、咳等をしてる人49の方向や場所に、係る感染防止ユニットを移動可能で、有用である。
係る構成とすることによって、周囲3方向と、上側を閉じることによって、係る人49がいる未浄化空間47において、係る未浄化空間47の外から、係る吸気接続口23側に空気の安定的な流れを生じさせることができることとなり、係る人49がいる空間の空気は、一定時間内に、略全て、係る呼気消毒装置11に取り入れられて無毒化される構成の感染防止ユニット1となっており、例えば、室内において、インフルエンザ等の伝染病の患者49を、係る感染防止ユニット1の中に隔離することによって、必ずしも、部屋を完全に密閉しなくても、高い確率でウィルスの無毒化を図りつつ、隔離することが可能となり、有用である。
このように、清浄して無毒化した空気が、上方方向に排気される構成の呼気消毒装置11においては、係る排気された空気と、吸気される空気が、それぞれの空気が反対方向である構成の呼気消毒装置11と比べると、係る浄化された綺麗な空気が、すぐに対流して再度吸気口46から吸入される可能性が高くなっており、そうすると、浄化すべきウィルス等を含んだ呼気等の空気を処理する能力が、減ってしまう為、例えば、本構成の様に、係る浄化された空気のエリアから、係る吸気口46を隔離して、より多くの呼気等の浄化すべき空気を処理可能とすることが、係る呼気消毒装置11の浄化能力をより効率よく発揮することができて、有用である。
また、図4(a)の構成の例の人49は、立っている状態を示しており、係る構成においても、同様に、咳等による呼気は、周囲の空気の流れ17にも乗って、呼気消毒装置11の吸気口46から吸入されて、無毒化される構成であることを示している。
係るくの字状の感染防止遮壁部材20は、部材保持係止部29であるフックにて係る呼気消毒装置11と係止された構成であり、係る部材保持係止部29によって係る感染防止遮壁部材20の呼気消毒装置11に対する位置が保持されて安定的な呼気や空気の吸気を可能とし、また、係る感染防止遮壁部材20の転倒を防止し、有用である。
係る部材保持係止部29がマグネットシートであることによって、係る呼気消毒装置11側に、特段の係る部材保持係止部29に対応する係止部を備えていない構成であっても、係る感染防止遮壁部材20を設けることが可能となり、有用である。
係る2つの感染防止遮壁部材20は、係る呼気消毒装置11を挟みこむようにして、係る呼気消毒装置11の左右に、部材保持係止部29を介して自立可能に設けられており、係る2つの感染防止遮壁部材20の間の空間を、空気が呼気消毒装置11の吸気口46からの吸引力によって、係る呼気消毒装置11方向に流れる呼気誘導構造18を示している。
よって、係る2つの感染防止遮壁部材20の間の空間にいる人49の呼気も、係る呼気消毒装置11に効率的に吸引されて吸入されることによって、係る呼気を効率的に無毒化する構成の例である。
尚、係る部材保持係止部29は、装置載置部30とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を、より安定的に自立可能な構成としても良く、特に、図6の構成の感染防止遮壁部材20を、単独で安定的に自立可能な構成とする為に、係る感染防止遮壁部材20に自立可能に足を設けると、どうしてもその足の分、幅が必要になってくるが、装置載置部30として係る部材保持係止部29を備える構成とし、係る呼気消毒装置11を載置することによって、スペースを取らず、係る感染防止遮壁部材20を安定的に自立可能とすることができ、安定且つ、省スペース化することができる構成であり、有用である。
また、係る感染防止遮壁部材20を連結する遮壁部材連結具40の連結構造は、連結可能な蝶番によって、連結しても良いし、マグネットでも、自己吸着シート、面ファスナーでも、フックでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
尚、係る隣同士の帯状体33の係止方法は自己吸着シート、面ファスナーでも良いし、ホックでも、ファスナーでも、マグネットシートでも、フックでも、紐での結束でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、材質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
帯巻具32は、係る帯状体33を巻いて収納される、巻具であり、巻いた状態の帯状体33は、露出した状態で巻かれた構成としても良いし、例えば、略筒状のケース部材によって囲う構造としても良いし、自動で巻き取る構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、材質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、例えば、特に浄化された空気が、係る呼気消毒装置11の上側から浄化して無毒化されて排気されるような構成においては、係る浄化された空気が、対流して、すぐに係る吸気口46から取り入れられてしまうと、係る呼気消毒装置11の浄化能力を最大限発揮できていないということになるので、係る構成によって、浄化の効率化を落とさない構成となり、有用である。
尚、係る台座には、台座係止具39として、マグネットや粘着テープや自己吸着シートや面ファスナーで係止して固定することによって、倒れず、安定して係る呼気消毒装置11の上に設けることが可能な構成であり、有用である。
台座係止具39は、感染防止遮壁部材20を、呼気消毒装置11の上に載置または係止する為の係止具であり、係る係止構造は、マグネットでも良いし、粘着テープ、自己吸着シート、面ファスナー、ネジでも良く、その他、技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
このように、呼気消毒装置11の上に設けられる構成の感染防止遮壁部材20がコの字型に呼気消毒装置11を挟持して設けられる台座を備えた構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を、よりしっかりと係る呼気消毒装置11の上に感染防止遮壁部材20を保持することが可能となり、有用である。
また、係る呼気消毒装置11の上に設けられる構成の感染防止遮壁部材20の側面には、図9(e)に示される様に、図9(c)の構成と同様に、遮壁部材連結具40として、面ファスナーが設けられた構成の例である。
係る構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を、様々なサイズの呼気消毒装置11上にしっかりと設ける自由度の幅が広がり、また、係る感染防止遮壁部材20の幅を調節可能とすることによって、係る呼気消毒装置11をコの字の台座によって、強く挟み込んで保持することが可能な構成となり、有用である。
尚、図面には示されていないが、係るコの字型の台座のみが、係る幅の調整が可能な構成としても良い。
尚、係る感染防止遮壁部材20の幅を調整可能とする構成は、その他、技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
尚、係るコの字型の台座を備えた感染防止遮壁部材20の側方に備えられた回動可能な板材は、回動せず、係る角度を固定された板材としても良く、係る角度は、吸気口46の設置面の方向と略同一でも良いし、傾けて設けても良いが、例えば、図9(L)の例のように係る吸気口の前方方向に傾けて設けることによって、より、係る吸気口の前方方向の空気を取り込みやすくなり、係る角度は、目的に応じて設定可能である。
また、係るコの字型の台座は、吸気接続口23を構成する台座でもあるし、また、係るコの字型の台座のサイズを可変である構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20を呼気消毒装置11上に保持することが可能な台座係止具39とすることもできるものである。
係る両サイドに回動開閉可能な板材が設けられていることによって、係る呼気消毒装置11の台座が係る本体の側面より大きい場合においても、更に感染防止遮壁部材20を係る台座に干渉せず、且つ、方向性を自由に連結可能で、有用である。
尚、係る連結された係る回動可能な構成の感染防止遮壁部材20には、倒れ防止の足を設けていないが、係る回動構造によって係る感染防止遮壁部材20を曲折させて自立可能としても良いし、必要に応じて、図面には示していないが、転倒防止の足を設けても良い。
また、係る感染防止遮壁部材20を、アクリルや、ガラスやビニールシートなどの透明な素材とすることによって、例えば、中にいる人49が、例えば、係る感染防止遮壁部材20越しに中にいるテレビを見たり、人49と話したり、幼児などを確認可能で、圧迫感も少なく、且つ、感染の心配も少なくコミュニケーションや状況を確認することが可能で、感染をしている病人49などを比較的安全に状況を確認しながら看病可能であり、有用である。
係るトンネルは、可撓性シート10に半円状の可撓材支持材35を設けて一方のトンネルの開口部は開放であり、吸気接続口23であり、可撓性シート10がフリーに、あるいは、呼気消毒装置11を係る可撓性シート10を係止するのに合わせた係止具を設けた構成である。
係るシートを係る呼気消毒装置11の外形に掛ける様にして、設けて、コの字型の係止具であるシート覆い係止具45にて、呼気消毒装置11の外形に掛けられた可撓性シート10の上から押さえる様にして、設けた構成の例である。
係る構成とすることによって、係る呼気消毒装置11の周囲をしっかりと塞ぎ、効率的に係る感染防止遮壁部材20に囲われたスペースの空気を浄化することが可能となり、また、係るトンネル状の可撓性シート10を、簡単に畳むことも可能で、収納スペースも取らず、重量も軽く取り扱い易く、有用である。
また、係る可撓材支持材35は、略半円状に設けられた構成であるが、略U字状でも良いし、略円状でも良いし、略三角状でも、略V字状でも、略コの字状でも、四角でも、螺旋状でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
係る返し板38は、係る感染防止遮壁部材20の上部に設けられた、斜め下方向に面を向けて設けられた板または略水平方向に設けられた板である。
尚、係る感染防止遮壁部材20の幅は、呼気消毒装置11の幅と略同等であるが、係る呼気消毒装置11の幅よりも大きくても良いし、小さくても良く、また、係る感染防止遮壁部材20のサイズは限定しない。
係る構成の例においては、待合所に、8台の二人掛けの椅子が並べられており、それぞれの椅子に、二人づつの患者49である人49が座っている状態を示している。
それぞれの人49は、インフルエンザ等の伝染病を患っている可能性があり、係る待合所にて人49の体内から排出されたウィルスや菌は、できるだけ早く無毒化の処理をされ、より早く無毒化されることによって、他の人49への感染のリスクを軽減できる可能性のあるものである。
本構成においては、係る待合所の7台の椅子の前方側に、2セットの感染防止ユニット1が略隙間なく並べて配置されており、1台の感染防止ユニット1が、他の椅子と直角に配置された椅子の前方側に設けられた構成の例である。
係る待合所は、3方を囲われており、図面の左方向の壁側の開放された出入口から、係る待合所に入ることができる構成の待合所である。
このように、座っている患者49の前方に、係る感染防止ユニット1を配置することによって、前方に、発せられた咳やくしゃみを、患者49の前方に隙間なく配置された感染防止ユニット1で吸入して捕らえて、無毒化の処理を行い、係る待合所の外側のエリアに排出する構成である。
また、係る呼気消毒装置11の吸気口46側を係る待合室側に設けて、係る呼気消毒装置11で処理した空気を係る待合室の外側に排出する構成とすることにより、係る待合室内に、常に係る待合室の外から空気の流れ17を取り入れて、呼気消毒装置11側への一定方向の空気の流れ17を作り出すことができ、有用な構成である。
また、係る待合所の後ろ側である壁側には、4台の送付機が設置されており、患者49の後ろ側から、係る感染防止ユニット1側に風を送ることによって、空気の滞留を防ぎ、ウィルス等を、効率良く、より早く係る感染防止ユニット1側に送ることによって、感染を抑制する構成である。
図13(a)の構成の例は、図13(e)にも示される構成と略同等の構成の例の正面図であり、可撓材支持材35であるシート吊設部36から係る可撓性シート10が吊設された構成を示しており、係る可撓性シート10は、地面に付き、地面につくことによって、係る感染防止遮壁部材20をパーテーションとした構成とした場合においても、係るパーテーションの下から、パーテーションを空気が抜けていくことを防止している構成の例である。
また、係る呼気消毒装置11の上側に設けられた感染防止遮壁部材20である可撓性シート10は、係る呼気消毒装置11の吸気口46の位置と、排気口50の位置とを、分離する位置に設けられるものである。
シート吊設部36は、可撓性シート10の位置を保持する可撓材支持材35のうち、可撓性シート10を吊設する、一番上側の吊設部である。
図13(b)の構成の例は、可撓材支持材35のシート吊設部36から可撓性シート10が吊設された構成において、係る可撓性シート10が、地面に届き、係る地面において、自重で曲折して、地面と係る可撓性シート10との隙間をしっかりと塞ぐ構成であり、係る地面との隙間をしっかりと塞ぐことによって、空気の流れ17を係る感染防止遮壁部材20を通過して反対側に流れていくのを防止することが可能な構成の例であり、有用である。
また、係る可撓材支持材35の上部には、係る感染防止遮壁部材20の上を、ウィルス等で汚染された空気が越えないように、斜め下側に面が向くように設けられた返し板38が設けられ、係る返し板38で、係る空気の流れ17が感染防止遮壁部材20の上を越えるのを抑止することが可能となっている構成の例である、有用である。
また、係る返し板38は、斜め下に面を備えて設けられているが、水平に設けられることによって、係る感染防止遮壁部材20を上方に向かって流れる空気の流れ17を、止める構成とすることもでき、有用である。
係る構成とすることによって、係る可撓性シート10の略全面が斜め下を向いた面を備えた感染防止遮壁部材20の構成となり、係る感染防止遮壁部材20に当たった空気が、係る感染防止遮壁部材20の下の方を流れやすくなる構成の例であり、係る角度変換具37の位置によって、係る感染防止遮壁部材20の呼気誘導構造18である曲折部の位置を調整可能となるものである。
また、特に、係る角度変換具37が係る可撓性シート10の下の方に設けられた構成の場合、係る可撓性シート10の自重で、係る角度変換具37から外れて係る可撓性シート10が垂直方向に垂れ下がってしまうので、係る角度変換具37と可撓性シート10を、紐やテープなどで係止することによって、係る可撓性シート10の位置を係る角度変換具37から外れないような構成としても良い。
係る構成の様に、2本以上の角度変換具37を備えることによって、その他の構成としては、必要なところで可撓性シート10を曲折させ、係る感染防止遮壁部材20の空気を流れ易くする高さやエリアを調整することも可能であり、有用である。
図14(a)の構成の例は、可撓性板51が、撓んだ状態で設けられたことによって、形成される凹溝形状が、呼気誘導構造18である構成の例であり、図14(b)の構成の例は、図15(a)の構成の例と同等の構成の、縦断面図である。
係る可撓性板51は、撓んだ状態で上下を棒状の可撓材支持材35に設けられており、係る上側の可撓材支持材35と下側の可撓材支持材35は、略鉛直線上に可撓材支持材35に設けられて、係る可撓性板51は撓んで設けられている構成の例である。
このように、板材を撓ませて呼気誘導構造18を形成することによって、比較的容易に、また、係る呼気誘導構造18の深さや角度も自由に設定可能であるので、有用である。
係る構成とすることによって、例えば、図14(b)の構成の例の呼気誘導構造18の場合は、係る感染防止遮壁部材20の上半分とした半分が、略同程度の傾きとなる為、上側と下側に吹き付ける風の流れが同程度の風量、風速であれば、係る感染防止遮壁部材20の略中央付近で、係る上側から係る感染防止遮壁部材20に沿って降りてきた風と、係る下側から係る感染防止遮壁部材20に沿って上ろうとする風が、略均等な力でぶつかることとなり、もし、下側からの風の風量や風速が強い場合は、上側からの風が、下側からの風に負けて、係る空気の流れが、上方向に上がり易くなり、つまりは、係る感染防止遮壁部材20を、ウィルス等を含んだ空気が越えやすくなったり、拡散し易くなるので、好ましくないケースが出てくるが、図14(c)の構成においては、上半分の方が、水平方向に対して傾きも強く、また、斜め下方向を向いている面が、より下まで続いている構成であるので、より、上側から流れてくる風の力の方が下側から流れてくる風の流れに押し勝ち易くなり、係る感染防止遮壁部材20を、ウィルス等を含んだ空気が越える可能性が減り、より効果的に係る空気を浄化、無毒化することができ、有用である。
係る図14(d)の構成の例においては、係る棒状の可撓材支持材35が、上下それぞれ4つの穴に選択的に設けることが可能であるので、係る可撓性板51の傾きや、撓み具合を調整可能な構成であり、有用である。
特に、係る図14(e)、図14(f)、図14(g)の例に示される様な、係る棒状の可撓材支持材35が設けられている格子状の穴を備えた可撓材支持材35の構成は、図13に示される可撓性シート10を、シート吊設部36あるいは角度変換具37に設ける構成において、係るシート吊設部36あるいは角度変換具37を係る格子状の複数の穴に、選択的に設ける構成としても同様に、自由度の高い感染防止遮壁部材20を構成することが可能となり、係る感染防止遮壁部材20を設置する環境や、呼気消毒装置11のサイズや性能に合わせて自由に構成することが可能となり、有用である。
尚、係る可撓性を有したディスプレイパネルは、可撓性を備えた有機エレクトロルミネッセンスでも良いし、無機エレクトロルミネッセンスでも、電子ペーパーでもよく、その他、技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
係る感染防止遮壁部材20であるフラワーボックスの長手方向の側面には、くの字状に設けられた2つの略平面から構成されるくの字形状が連続的に端から端まで設けられた呼気誘導構造18を備えたフラワーボックスであり、係るくの字状の呼気誘導構造18に沿って、人49から排出された呼気等の空気が、係る呼気消毒装置11の端に設けられた呼気消毒装置11に吸引されて、無毒化処理される構成の例である。
係る構成によって、装飾された緑花52による目と香りと空気の浄化作用も合わせて、係る待合所等の空間の環境を改善するものであり、有用である。
尚、係るフラワーボックスである感染防止遮壁部材20の最下部には、地面との間に隙間があると流れてきた空気が、係る感染防止遮壁部材20の下側から抜けて、ウィルス等を含んだ浄化されていない空気が、係る感染防止遮壁部材20の向こう側に抜けてしまうので、係る感染防止遮壁部材20の下側の隙間ができるだけ小さいことが望ましい。
また、係るフラワーボックスには、鉢植えの植物52を載置した構成の例であるが、係るフラワーボックスに直接植物52を植えこんだ植栽容器とする構成としても良い。
係る返し板38によって、係る感染防止遮壁部材20をウィルス等で汚染された空気が越え難く、呼気消毒装置11に取り込まれ易くなるので、有用である。
但し、係る側面が斜め下方向を向いた構成である図15(b)の構成の例においては、壁に当たった空気は、係る壁に沿って下方向への流れを作る点で、係る感染防止遮壁部材20を係る空気が越え難く、また、呼気消毒装置11へも取り入れられ易くなる為、より効果が高い構成である。
図15(d)及び図15(e)の構成の例は、フラワーボックスである感染防止遮壁部材20の、上面側の形状が、略扇形あるいは略台形の形状の構成であり、係る形状であることによって、係る感染防止遮壁部材20が例えば直角に配置された部分における空気の流れ17をスムーズにすることが可能となり、係る角において、ウィルス等が滞留することを抑止する効果がある構成の、上面図である。
また、係るフラワーボックスあるいは植栽容器は、可撓性シート10で形成しても良い。
尚、図16の説明においては、係る説明の代表としてフラワーボックスを例とした方法及び構成であるが、係る構成は、略垂直な側面を備えたパーテーションや壁、あるいは、棚の裏側等においても、同様の方法または構成を採用することができるものであり、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。尚、棚の裏は、棚を、例えば、待合所の前等にパーテーション代わりに配置した構成において、有効である。
係る構成とすることによって、係るフラワーボックスを、呼気消毒装置11への空気の流れ17を創出する感染防止遮壁部材20とすることができ、より効率的に空気を無毒化することが可能となり、有用である。
尚、図16(c)は係る斜面形成セット43の縦断面図、図16(d)は、係る斜面形成アダプター41側からの背面図である。
係る構成によって、係るブロック状の斜面形成アダプター41同士の間に、隙間ができてしまい、係る斜面形成セット43とフラワーボックスとの間の空間に入った空気が、係るブロック状の斜面形成アダプター41同士の間の隙間から上に逃げてしまう可能性があるという課題がある。一方、係る斜面形成面部材42と係るフラワーボックスとの間の空間にも、しっかりと呼気消毒装置11からの吸引力の負圧がかかるような構成や、呼気消毒装置11である構成とすることによって、係る感染防止遮壁部材20の上を越えようとする空気も、係る上部の隙間から取り込むことが可能な構成とすることもでき、構成によっては、有用である。
尚、係る構成の自由度の高さを示す構成の例が、図16(n)である。
係る構成の様に、クランプで係る斜面形成アダプター41とフラワーボックスの垂直面を係止することによって、係るフラワーボックスに螺子による穴や、粘着剤による汚れ等を付けることなく係止することが可能であり、有用である。
係る構成とすることによって、係る斜面形成面部材42の取り換えが容易となり、係る斜面形成面部材42のデザインを季節によって変更したり、お知らせ等の告知を入れたりすることも可能で、例えば、係る斜面形成面部材42を透明の二重構造にして、紙の案内等を挟み込める構成としても良いし、有機EL等のディスプレイとしても良い。
このように、撓んだ状態に設けられることによって、係る呼気誘導構造18を、アーク状である構成とすることによって、係る呼気誘導構造18の上側である程、斜度がきつくなり、つまりは、上側に流れ込んできた空気の方が、係る斜面を上側方向に流れ難く下側方向に向けて流れようとするので、空気が係る感染防止遮壁部材20を、より越え難い構成となり、有用であり、また、可撓性板51を撓ませることによって係るアーク状を形成することが容易に可能となり、有用である。
係る可撓性シート10が、台形であることによって、係る呼気誘導構造18が、上下方向の傾きと合わせて、左右方向の傾きも併せ持った面である呼気誘導構造18を容易に形成することが可能となり、係る感染防止遮壁部材20にぶつかった空気の流れを、下方向への流れる力だけでなく、左右方向にもコントロールし易くなり、有用である。
感染防止遮壁部材20の素材は、木でも、ガラスでも、ポリプロピレンやポリアミド等のプラスチック、ポリ塩化ビニル、ゴム、紙、竹、草、カーボン、アルミニウムや鉄等の金属、有機エレクトロルミネッセンスでも良く、また、可撓性シート10や可撓性シート10を枠に設けた構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
感染防止遮壁部材20の形状も、多角形、丸、楕円、その他異形でも、長さ、大きさ違いの組み合わせ違いでもよく、その形状を限定せず、また、厚さも、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
感染防止遮壁部材20の色も、透明でも、白でも、黄色でも、蛍光色でも、蛍光塗料でもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質、色あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
2 呼気誘導部材
10 可撓性シート
11 呼気消毒装置
15 加熱部
16 空気清浄部
17 呼気・空気の流れ
18 呼気誘導構造
19 感染防止中空部材
20 感染防止遮壁部材
21 感染防止筒
23 吸気接続口
24 呼気口
25 吸気接続係止部
26 人の口覆い部材
27 吸気力増強アダプター
28 呼気直入口
29 部材保持係止部
30 装置載置部
31 最低距離保持部材
32 帯巻具
33 帯状体
34 帯係止部
35 可撓材支持材
36 シート吊設部
37 角度変換具
38 返し板
39 台座係止具
40 遮壁部材連結具
41 斜面形成アダプター
42 斜面形成面部材
43 斜面形成セット
45 シート覆い係止具
46 吸気口
47 未浄化空間
48 ファン
49 人・患者
50 排気口
51 可撓性板
52 花・植物
Claims (15)
- 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、
呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
前記呼気消毒装置(11)は、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の前側と背面側のそれぞれ反対側に配置され、
前記感染防止遮壁部材(20)は、壁状であり、
前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側に、前記吸気口側の面の略全面を覆う様にして、且つ前記吸気口(46)から吸気可能に設けられて用いられ、
前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)との係止部である部材保持係止部(29)あるいは前記呼気消毒装置(11)を載置可能な装置載置部(30)を備え、
前記ファンヒーターまたは空気清浄機と係止、あるいは、前記ファンヒーターまたは空気清浄機を前記装置載置部(30)に載置することによって、前記感染防止遮壁部材(20)の位置を安定的に保持可能とし、前記ファンヒーターまたは空気清浄機の吸気口(46)へ、咳やくしゃみ等の呼気あるいは空気の流れ(17)を誘導可能であり、
前記呼気消毒装置(11)よりも背が高く、前記呼気消毒装置(11)の排気口(50)側からの浄化されていない空気である人の呼気あるいは咳やくしゃみを、前記壁状の面で受けることが可能に設けられることを特徴とする呼気誘導部材(2)。 - 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機との係止部である、部材保持係止部(29)を備え、前記ファンヒーターまたは空気清浄機と係止することによって、前記感染防止遮壁部材(20)の位置を安定的に保持可能とし、前記ファンヒーターまたは空気清浄機の吸気口(46)へ、咳やくしゃみ等の呼気あるいは空気の流れ(17)を誘導可能であることを特徴とする請求項1に記載の呼気誘導部材(2)。
- 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)の最下部に、装置載置部(30)を備え、
前記装置載置部(30)は、前記呼気消毒装置(11)を載置される前記感染防止遮壁部材(20)の部分であることを特徴とした請求項1から請求項2のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。 - 前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記装置載置部(30)が、車輪を備えたことを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
- 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記呼気消毒装置(11)側、または前記装置載置部(30)側、または前記部材保持係止部(29)側が凹状になる様に、凹形状あるいは略コの字形状あるいは略くの字形あるいは略半円形状あるいは略U字型形状あるいはアーク状に曲折しているかあるいは曲折可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
- 前記感染防止遮壁部材(20)は、垂直方向の回動軸にて回動可能であることによって、自立可能であり、且つ幅の調整が可能であり、より効率的に前記呼気あるいは空気を誘導可能であることを特徴とする請求項5に記載の呼気誘導部材(2)。
- 前記感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)と前記呼気消毒装置(11)の間に最低距離保持部材(31)を備え、前記感染防止遮壁部材(20)と呼気消毒装置(11)の吸気口(46)の一定以上の距離を保つことが可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
- 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
前記呼気消毒装置(11)は、前記呼気消毒装置(11)の前側に設けられた未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、前記呼気消毒装置(11)の前側と反対側の面である背面側に設けられた浄化された空気が排気される排気口(50)が備えられ、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
壁状であり、前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、
前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
前記略コの字型の開口部の側方に備えられた台座係止具(39)によって、前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記略コの字形の内側で、前記呼気消毒装置(11)の側面を、挟持して係止可能な壁状体であり、
前記略コの字形の開口部から前記略コの字形の開口部の上側に設けられた前記感染防止遮壁部材(20)の側方部にかけて
別の壁状の呼気誘導部材(2)を係止可能に、遮壁部材連結具(40)を備え、前記感染防止遮壁部材(20)は前記呼気消毒装置(11)の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えることが可能であり、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気されることを特徴とする呼気誘導部材(2)。 - 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
前記呼気消毒装置(11)は、前記呼気消毒装置(11)の前側に設けられた未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、前記呼気消毒装置(11)の前側と反対側の面である背面側に設けられた浄化された空気が排気される排気口(50)が備えられ、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
壁状であり、前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、
前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
前記略コの字型の開口部の側方に備えられた台座係止具(39)によって、前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記略コの字形の内側で、前記呼気消毒装置(11)の側面を、挟持して係止可能な壁状体であり、
前記略コの字形の開口部の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えて、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気されることを特徴とする呼気誘導部材(2)。 - 呼気誘導部材(2)は、感染防止遮壁部材(20)であり、呼気消毒装置(11)に設けて用いられ、呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、
前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状である感染防止遮壁部材(20)であり、
前記呼気消毒装置(11)は、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の前側と背面側のそれぞれ反対側に配置され、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
壁状であり、前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、
前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、
該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、
前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
前記感染防止遮壁部材(20)の前記略コの字状の開口部の幅、または略コの字型の台座係止具(39)の幅が、調整可能であり、
前記壁状の感染防止遮壁部材(20)と、呼気消毒装置(11)を、感染防止遮壁部材(20)が備えた前記略コの字形の内側で挟持して係止可能な壁状体であり、
前記略コの字形の開口部の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えて、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気されることを特徴とする呼気誘導部材(2)。 - 前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、前記感染防止遮壁部材(20)の幅を調整可能であることによって、前記略コの字状の開口部の幅を調整可能であることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
- 前記感染防止遮壁部材(20)が、略垂直方向の回動軸を備えて回動して曲折可能であるか、または回動可能な板材を備えていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
- 前記感染防止遮壁部材(20)が、遮壁部材連結具(40)を備え、連結可能であることによって、より広いエリアの空気を無毒化可能であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の呼気誘導部材(2)。
- 感染防止ユニット(1)は、感染防止遮壁部材(20)を備えた呼気消毒装置(11)であり、
前記呼気消毒装置(11)はファンヒーターまたは空気清浄機であり、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の前側と背面側のそれぞれ反対側に配置され、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
前記呼気消毒装置(11)である、ファンヒーターまたは空気清浄機の、加熱部(15)または空気清浄部(16)に、人の呼気あるいは咳やくしゃみが効率良く流入する様に、前記呼気あるいは空気を誘導することが可能であり、
前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状であり、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側に、前記吸気口側の前面側の略全面を覆う様にして、且つ前記吸気口(46)から吸気可能に設けられ、
前記吸気口側に、前記吸気口側を覆う様な面を備えた壁状であり、
前記呼気消毒装置(11)よりも背が高く、前記呼気消毒装置(11)の排気口(50)側からの浄化されていない空気である人の呼気あるいは咳やくしゃみを、前記壁状の面で受けることが可能に設けられたことを特徴とする感染防止ユニット(1)。 - 感染防止ユニット(1)は、感染防止遮壁部材(20)を備えた呼気消毒装置(11)であり、
前記呼気消毒装置(11)はファンヒーターまたは空気清浄機であり、未浄化の空気を取り入れる吸気口(46)側と、浄化された空気が排気される排気口(50)側が、前記呼気消毒装置(11)の前側と背面側のそれぞれ反対側に配置され、
前記感染防止遮壁部材(20)は、
前記呼気あるいは空気の流れ(17)を遮り、あるいは空気の流れ(17)る方向を限定することが可能な壁状であり、
前記壁状の感染防止遮壁部材(20)は、
前記感染防止遮壁部材(20)の下側に、下側方向に開口した略コの字型の開口部を備え、
該略コの字型の開口部にて、前記呼気消毒装置(11)と着脱可能であり、前記呼気消毒装置(11)の吸気口(46)側と排気口(50)側を分ける様にして設けられて用いられ、
前記略コの字型の開口部の側方に備えられた台座係止具(39)によって、前記感染防止遮壁部材(20)が備えた前記略コの字形の内側で、前記呼気消毒装置(11)の側面を、挟持して係止可能な壁状体であり、
前記略コの字形の開口部から前記略コの字形の開口部の上側に設けられた前記感染防止遮壁部材(20)の側方部にかけて
別の壁状の呼気誘導部材(2)を係止可能に、遮壁部材連結具(40)を備え、前記感染防止遮壁部材(20)は前記呼気消毒装置(11)の側方部から上方部にかけて、連続的に繋がった面を備えることが可能であり、前方から流れて来る前記空気を前記壁状の感染防止遮壁部材(20)の面で受けて、前記空気が前記連続的に繋がった面に沿って流れることが可能であることによって前記吸気口(46)から吸気可能であることを特徴とする感染防止ユニット(1)。
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