JP6829535B1 - 空気浄化ユニットとその構成部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な屋内空間において、自由度の高い空気中のウィルスや菌、あるいは汚染された空気やガスの効率的な浄化と無毒化する為の浄化ユニットを提供する。【解決手段】空気浄化ユニット(1)は、空気浄化容器(2)及び空気浄化基材(24)及び空気誘導構造を備え、空気浄化基材(24)は空気浄化容器(2)に収容され、前記空気浄化基材(24)は空気を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、前記空気誘導構造は前記空気浄化容器(2)に備えたファン(13)または浄化器誘導壁(20)であり、前記ファン(13)は送風機であり、前記浄化器誘導壁(20)は、空気を、前記空気浄化基材(24)へ誘導する為の特徴的な構造を備えた板状または壁状である構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、主として屋内における自由度の高い空気浄化のユニット構造に関する。
従来からウィルスの感染抑止のシステムは、多種多様に提案されている。係るシステムは周囲を略完全に密閉するものや、様々なセンサー等を駆使して抑止するもの等も存在する。しかしながら、一般的な室内空間において、より広い範囲で自由度高く、簡易で、ウィルスや空気の浄化を抑止する構成は皆無といえる。
また、不特定多数の、様々な人や患者が出入りし、診察や支払い等を待つ、待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌による院内感染予防のため、より広いスペースで、自由度が高く空気の浄化が可能な技術が求められている。
また、家庭内において、インフルエンザ等のウィルス感染した患者による、家庭内感染が、濃厚接触も多く、また、密閉された同一空間内に長く同居することによる感染を引き起こし易く、スペースを取らず、自由度が高い空気浄化可能な技術が求められている。
また、自由に広がる、特に室内空間において、人から、咳やくしゃみ等の呼気から空気中に排出されたウィルスが、空気中に拡散、あるいは長く滞留することにより、他の人に取り込まれるリスクをより下げるべく、また、様々な生活環境に合わせて構築可能な自由度が高く、あるいは簡易で、より迅速に、効率的に係る空気中に放出されたウィルスを集め、浄化、無毒化する技術が求められているといえる。
そこで、従来からも種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、発明の名称を「感染防止ブース」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献1参照)。具体的には「ベッドを覆うクリーンブースを室内に形成するための包囲体と、ブース内の空気を浄化して該ブース外に排出するための送風器と、ベッド上でのブース内の空気流のむらを解消すべく該ベッドに沿った空気循環流を生成するための補助ファンと、ブース内の湿度を調整するための加湿器とを含む感染防止ブース。包囲体により形成されるブース容量は6m3〜15m3であり、包囲体にはほぼ100cm2の空気取り入れ口が形成され、送風器は0.1m3/分〜1.28m3/分の送風能力を有し、補助ファンによる循環空気風量は、1m3/分〜2.5m3/分であり、加湿器による加湿水分量は0.4kg/hr以下であり、ブース内の相対湿度が45%RH〜65%RHに保持される。」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、一般的な室内等において、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献2には、発明の名称を「クリーンブース」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には「 周囲をアクセスカーテン10などで取り囲み、その内部に清浄空気を供給する送風機やフィルターを含んだ本体ユニット2と共に、内部の空気を清浄化して排気する排気ユニット11を備え、排気ユニットの排気能力を本体ユニットの送風能力と等しく、あるいは、それよりも大きく設定し、もって、クリーンブース内を外気に対して陰圧に保持する。これにより、特別な感染症処置室を用いなくても、クリーンブースを利用して感染症患者の治療を行うことが出来る。」というものである。
しかしながら、特許文献2に記載の発明は、一般的な室内等において、簡易で、自由度が高い構成であるとは言えず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献3には、発明の名称を「室内除菌構造」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献3参照)。
具体的には「室内の床面に形成された床部光触媒層と、室内の壁面の下端から少なくとも高さ30cmまでの範囲に形成された壁部光触媒層と、室内に配設される空気清浄機の空気清浄フィルタの少なくとも一方の表面に形成されたフィルタ部光触媒層と、を備えている。」というものである。
しかしながら、特許文献3に記載の発明は、壁の処置であって、空気中に漂うウィルスに対して必ずしも効果がある構成というものではなく、前記問題の解決には至っていない。
特開2012-124号 特開2001-182977号 特開2017-192546号
様々な屋内空間において、自由度の高い空気中のウィルスや菌、あるいは汚染された空気やガスの効率的な浄化と無毒化する為の浄化ユニットを提供する。
本発明に係る空気浄化ユニット(1)は、空気浄化容器(2)及び空気浄化基材(24)及び空気誘導構造を備え、空気浄化基材(24)は空気浄化容器(2)に収容され、前記空気浄化基材(24)は空気を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、前記空気誘導構造は前記空気浄化容器(2)に備えたファン(13)または浄化器誘導壁(20)であり、前記ファン(13)は送風機であり、前記浄化器誘導壁(20)は、空気を、前記空気浄化基材(24)へ誘導する為の板状または壁状であって、前記浄化器誘導壁(20)は、板状または壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)を備えているか、またはファン(13)を設けた構成を採用する。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)は前記空気浄化基材(24)を収容した空気浄化容器(2)の略上側、または略下側、または前記空気浄化容器(2)の側壁に設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)がルーバー(39)であり、前記ルーバー(39)の背面に、前記空気浄化容器(2)の開口部に空気を流す流路(34)を備え、前記ルーバー(39)を構成する板材が、前記空気浄化容器(2)の開口部方向に前記空気が流れる方向に傾斜している構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記流路(34)が、前記ルーバー(39)と前記空気浄化容器(2)の側壁の間の空間であるか、または前記ルーバー(39)と建造物の壁である背面壁(40)との間の空間である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記流路(34)が、前記ルーバー(39)と建造物の壁である背面壁(40)との間の空間である構成において、前記空気浄化容器(2)が、前記背面壁(40)との間に略隙間なく設けられることによって、前記流路(34)からの空気が、空気浄化容器(2)に収容された前記空気浄化基材(24)へ誘導可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)が、前記空気浄化容器(2)に収容された前記空気浄化基材(24)に差し込んで設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)は、壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)が、中空の容部である壁内中空(28)を備え、前記壁内中空(28)は、上部に開口部又は穴部である中空上部開口(29)、及び、前記壁内中空(28)の中空上部開口(29)より下部または側面部に開口部または穴である中空下部開口(30)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)が、ファン(13)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、空気浄化容器(2)が、前記空気浄化容器(2)の側壁にファン(13)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化ユニット(1)を構成する空気浄化容器(2)が、2つ以上の空気浄化容器(2)から成り、前記空気浄化基材(24)を直接収容する前記空気浄化容器(2)を第1容器(37)とし、前記第1容器(37)を収容するか、または載置する前記空気浄化容器(2)を第2容器(38)とする構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記第1容器(37)と第2容器(38)の間に、シール部(11)を備え、前記シール部(11)からは略空気が漏れない構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化容器(2)が、可撓性シート(10)である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)は、空気誘導構造(18)である前記浄化器誘導壁(20)の前記呼気消毒装置(11)側に曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化容器(2)が、水抜き穴(21)を備え、前記空気浄化基材(24)が、植物(50)を植栽可能な培養基材である植栽容器である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化容器(2)に収容された前記空気浄化基材(24)に、穴を備えた管状の浸透管(26)の一部または全部が埋設された構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化容器(2)に収容された前記空気浄化基材(24)の表面を、複数の穴を備えた包覆メッシュ(25)または、可撓性シート(10)である基材覆い部材(42)を、前記空気浄化基材(24)との間に空間を備えて設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化容器(2)が、光源(19)または熱源(19)を収容した構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化容器(2)に取り入れられる空気が、特定方向のみに排気、または特定方向のみから吸気される構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気浄化容器(2)の側壁がルーバー状であり、前記ルーバー状の各板の間にも、前記空気浄化基材(24)が収容されている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記前記空気浄化容器(2)が、複数略鉛直方向に設けられていることもできる。
本発明に係る浄化器誘導壁(20)は、空気浄化基材(24)へ、または空気浄化基材(24)内を、前記空気を誘導する為の壁状部分を備えた部材であって、前記空気浄化基材(24)は空気を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、前記浄化器誘導壁(20)は、壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)であるか、またはファン(13)を設けた構成を採用する。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)は、浄化基材差込部(27)を備え、前記浄化器誘導壁(20)は、前記浄化基材差込部(27)にて前記空気浄化基材(24)に差し込まれる構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気誘導構造が、前記浄化基材差込部(27)を前記空気浄化基材(24)に差し込んだ際に、前記浄化器誘導壁(20)の面を鉛直方向に対して斜め下を向く面を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記空気誘導構造が、前記浄化基材差込部(27)を前記空気浄化基材(24)に差し込んだ際に、前記浄化器誘導壁(20)の面を鉛直方向に対して斜め下を向く面を備えている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)の面が、前記浄化基材差込部(27)に対して、くの字状またはアーク状に曲折している構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記浄化器誘導壁(20)が、中空の容部である壁内中空(28)を備え、前記壁内中空(28)は、上部に開口部又は穴部である中空上部開口(29)を備え、前記壁内中空(28)の中空上部開口(29)より下部または側面部に開口部または穴である中空下部開口(30)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記中空下部開口(30)を構成する一部の面が長いかまたは一方向の面にのみ、穴を備えた構成を採用することもできる。
本発明に係る前記浄化器誘導壁(20)が、ファン(13)を備えた構成を採用することもできる。
本発明に係る前記壁内中空(28)が、開口部にファン(13)を備えた構成を採用することもできる。
本発明に係る前記浄化器誘導壁(20)は、回動して曲折可能である構成を採用することもできる。
本発明に係る空気浄化ユニットによれば、様々なウィルスや感染症の不特定多数の、様々な人が出入りし、診察や支払い等を待つ、待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌による感染が発生するのを簡易に、自由度高く、より早く浄化し、抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る空気浄化ユニットによれば、不特定多数の、様々な人が出入りする公共交通機関である、空港等の待合所やスペースにおいて、係るスペースに排出されたウィルスや菌の残留時間を極力減らし、感染が発生するのを抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る空気浄化ユニットによれば、家庭内において、インフルエンザ等のウィルス感染した患者による、家庭内感染が、濃厚接触も多く、また、密閉された同一空間内に長く同居することによる感染を引き起こし易いという家族感染を、簡易に、自由度高く抑制することができるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る空気浄化ユニットによれば、自由に広がる、特に室内空間において、人から、咳やくしゃみ等の呼気から空気中に排出されたウィルスが、空気中に拡散、あるいは長く滞留することにより、他の人に取り込まれるリスクをより下げるべく、また、様々な生活環境に合わせて構築可能な自由度が高く、あるいは簡易で、より迅速に、効率的に係る空気中に放出されたウィルスを集め、浄化、無毒化可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る空気浄化ユニットによれば、一定の空間から発生する、臭いやガスを、空気中に拡散させず、簡易で、より迅速に、効率的に集め、浄化、無毒化可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る空気浄化ユニットの基本説明図である。 本発明に係る空気浄化ユニットの空気穴、シール部、二容器間隙間等の構成説明図である。 本発明に係る浄化器誘導壁が、ファンを備えた構成説明図である。 本発明に係る浄化器誘導壁が壁内中空を備えた構成説明図である。 本発明に係る壁内中空に、ファンを備えた構成の説明図である。 本発明に係る空気浄化ユニットに、ファンを備えた構成の説明図である。 本発明に係る第2容器にファンを備えた構成説明図である。 本発明に係る第2容器にファンを備えた構成の正面図である。 本発明に係る第2容器にファンとシール部を備えた構成の構成説明図である。 本発明に係る第2容器が可撓性シートである構成説明図である。 本発明に係る第2容器が可撓性シートである構成の正面図である。 本発明に係る空気浄化容器に浄化器誘導壁として、ルーバーを備えた構成の説明図である。 本発明に係る空気浄化ユニットの設置例の説明図である。 本発明に係るルーバー状の浄化器誘導壁が、第1容器の上側に設けられた構成の説明図である。 本発明に係るルーバー状の浄化器誘導壁が、第1容器の上側に設けられた構成の正面図である。 本発明に係る空気浄化容器がルーバー状あるいは多段である構成の説明図である。
本発明に係る空気浄化ユニット1は、空気浄化基材24を収納可能な空気浄化容器2と、空気浄化容器2に収容された空気浄化基材24と、空気誘導構造によって構成されるユニットであり、係る空気浄化容器2内の空気浄化基材24、内に浄化したいウィルス等で汚染された空気を誘導して、浄化することが可能な構成の有用性を最大限に活用するものである。
尚、ここでいう空気浄化容器2は、空気浄化基材24を収容する容器を収容する容器も、空気浄化容器2と呼称するものである。
以下、図面に基づいて本発明に係る空気浄化容器2について説明する。
但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、また、それぞれの図の例示の構成は、それぞれお互いの図面の構成の例において、応用可能であるものとする。
尚、ここでいう正面側または前面側は、未浄化の未浄空気15が流れてくる方向であり、背面側は、その反対側を指すものとする。
図1は、空気浄化容器2の1つの基本構成を示し、空気浄化容器2に空気浄化基材24が収容され、係る空気浄化基材24に浄化器誘導壁20が差し込まれた構成の空気浄化ユニット1の例であり、係る空気浄化基材24に浄化器誘導壁20が差し込まれる浄化器誘導壁20の部分は浄化基材差込部27である。
図1(a)の構成の断面図の例は、空気浄化容器2のみが切断された断面を示して、係る空気浄化容器2の容部を示した説明図であり、係る空気浄化基材24に差し込まれた略くの字状の浄化器誘導壁20に対して、略正面側からウィルスや菌、あるいは悪臭、あるいは有害なガスや物質、あるいは花50粉等を含んだ未浄化の空気である未浄空気15が当たり、係る略くの字状に斜め下を向いた係る浄化器誘導壁20に沿って下方向の空気の流れ17に方向を変えた係る未浄空気15が、係る空気浄化基材24の中に侵入していくことによって、係る空気浄化基材24によって、係る空気が濾過、あるいは無毒化、不活化、殺菌されて、浄化された浄化空気16として、係る空気浄化基材24から排気されていく構成の例であり、係る構成の斜視図が、図1(d)である。
係る浄化器誘導壁20に沿って下方向に流れた未浄空気15は、全て、係る空気浄化基材24の中に侵入していくとは限らないが、係る浄化器誘導壁20によって下方向の流れ17の係る未浄空気15に含まれた、特に粒子状のウィルスや菌などは、係る重量があることも合わせて、比較的、係る下降気流の流れ17から、気体の空気と比べると、急に方向を変え難い傾向にあるので、係る空気浄化基材24の中に落ちていきやすく、一旦係る空気浄化基材24内に入った係るウィルス等の略粒子状物質は、係る空気浄化基材24の吸着力や、ウィルス等の除菌能力や、係る空気の流れ17に対する抵抗による空気の流れ17が遅くなることにより、係る空気浄化基材24内に留まり易くなり、係る空気未浄空気15は係る空気浄化基材24内で浄化されて外へ排気されていくことが可能となり、有用である。
また、係る浄化器誘導壁20は、係る空気浄化基材24内にまで、係る壁状の状態が続いている為、係る空気浄化基材24内に入った空気が、すぐに係る壁の向こう側の大気中に、浄化されないまま放散されてしまうことなく、係る空気浄化基材24内に入っていくことにより、係る空気は浄化される構成の例であり、また、係る浄化器誘導壁20の最下端と、係る空気浄化容器2との間に、隙間が設けてあることによって、浄化器誘導壁20の背面側に係る空気が、係る浄化器誘導壁20の最下端を回り込んで、係る空気浄化基材24内において、係る浄化器誘導壁20の背面側に回り込んで、浄化空気16として排出される構成の例である。
係る浄化器誘導壁20のくの字状の形状は、ぞの他、浄化器誘導壁20の全体として、未浄空気15を下方向に流す構成であれば良く、浄化基材差込部27を略鉛直方向に空気浄化基材24に差した状態において、斜め下方向に向いた面を備えた構成であることによって、係る未浄空気15を空気浄化基材24内に送風する構成であり、係る略くの字状は、略アーク状でも、略半円状でも、限定せず、波型やギザギザの板材を略くの字状でも、略アーク状でも、略半円状に設けた構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図1(b)の構成の断面図の例は、図1(a)の構成の例の浄化器誘導壁20の下に、斜めの斜面を備えた板が埋め込まれ、係る浄化器誘導壁20の最下端の正面側に、小さいサイズのもう一つの浄化器誘導壁20が設けられ、また、係る大きい方のサイズの浄化器誘導壁20によって下方に流れてきた未浄空気15のうち、係る空気浄化基材24内に、侵入できず、係る空気浄化基材24の表面をUターンして流れている係る未浄空気15を、係るもう一つの小さい方の浄化器誘導壁20がとらえて、係る空気浄化基材24内に係る空気を誘導する構成の例であり、また、係る大きい方の浄化器誘導壁20の下側の係る空気浄化基材24内に埋め込まれた斜め方向の板材を伝って係る大きい方の浄化器誘導壁20の背面側に係る空気が回り込んで、係る浄化器誘導壁20の背面側から係る空気が、浄化空気16として排気される構成の例であり、係る追加された浄化器誘導壁20と、埋め込まれた板材によって、より多く、確実に係る未浄空気15を係る空気浄化基材24内に取り込み、また、係る浄化器誘導壁20の背面側からより確実に排出可能とすることによって、係る空気浄化基材24内に侵入してくる未浄空気15を邪魔せず、係る未浄空気15をより効果的に浄化することが可能となり、有用である。
図1(c)の構成の断面図の例は、係る浄化器誘導壁20が曲折部を備えない一枚の平板の構成の例であり、係る浄化器誘導壁20に沿って、図1(b)と同様に係る空気が係る空気浄化基材24内に流れ込む構成の例であり、図1(b)の構成の例と比較して、係る空気浄化基材24内における空気の流れ17が、係る空気浄化基材24内に埋まった面を斜め下方に向けた浄化器誘導壁20に沿って、斜め下方向に流れ17、係る浄化器誘導壁20の裏側に係る斜め下方向のままで、係る浄化器誘導壁20の裏側に回り込み易い構成であり、有用である。
但し、係る平板がくの字状の図1(b)の構成の例と比較すると、係る浄化器誘導壁20前のスペースが狭くなり、例えば、係る浄化器誘導壁20の前に緑花50を植栽したい場合などにおいては、係る緑花50を植栽するスペースが減るという不具合な点もあり、特に、係る浄化器誘導壁20の前に、植物50を植栽するような場合においては、図1(b)の構成のくの字状の浄化器誘導壁20の構成の方が、有用な面がある。
図1(d)は、図1(a)の構成の例と同等の構成の例の斜視図であり、長方形の容部を備えた空気浄化容器2が空気浄化基材24を収容し、係る空気浄化容器2の長手方向に沿って浄化器誘導壁20は、係る空気浄化基材24に差し込んで設けられ、係る空気浄化容器2の方向に流れてきた空気をとらえて、係る空気浄化基材24内に送り込む構成の壁である。
空気浄化基材24は、未浄空気15を浄化する為の基材であり、係る浄化システムは、係る未浄空気15に含まれた、ウィルスや菌、ガス、粒子状物質等の濾過、あるいは吸着、分解、無毒化、不活化、殺菌する構成で、係る形態は、略粒状、あるいは繊維状、あるいはスポンジ状等の発泡状でも良く、浄化したい特定の対象物に合わせた性質の材料や形態としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、図1には示されていないが、植物50を植栽、育成する為の培養土等の培養基材もまた、空気に含有した物質を濾過、吸着等することによって空気浄化基材24とする構成とすることが可能で、また、係る培養基材内に生存する様々なバクテリアや菌類、その他微生物、虫によって分解、無毒化、殺菌、不活化することも可能で、また、対象とするウィルスや細菌、物質に応じて、微生物を選択的に係る空気浄化基材24内に混入させても有用であるし、また、係る培養基材に植栽し、係る植栽された植物50の根14もまた、未浄空気15を呼吸、あるいは水分を吸収することによって、水分に溶けたガス等と一緒に吸収することによって、空気を浄化する空気浄化基材24とする構成とすることが可能であり、また、係る植物50の葉の呼吸によって、ガス等の空気の浄化効果も有し、また、葉等の呼吸の際に空気を取り入れる気孔のサイズもウィルスに対して十分に大きく、ウィルスを気孔から葉の中に閉じ込める効果も期待でき、有用である。
空気浄化容器2は、容器であり、係る容器には空気浄化基材24が収容される容器であり、また、係る空気浄化基材24が収容される容器を収容、または載置する為の容器もまた、同様に、空気浄化容器2であるものとし、係る空気浄化基材24を直接収容する空気浄化容器2を第1容器37とし、係る第1容器37を収容、あるいは載置する空気浄化容器2を第2容器38とする。
図2の構成の例は、図1の構成において、係る空気浄化容器2の底面及び側面の下部に、空気穴21を備え、係る空気浄化容器2の下には、受け容器31が備えられ、係る受け容器31には、3辺にシール部11を備え、一方向のみ、係る受け容器31と空気浄化容器2との間に隙間である、二容器間隙間23が設けられた構成の例である。
図2(a)の構成の例は、係る受け容器31と空気浄化容器2を縦方向に切った断面図であり、図2(c)が図2(a)の構成の例と同等の構成の斜視図であり、図2(b)の構成の例が、係る受け容器31の上面図である。
図2(a)の左側が図2(c)の構成の例における、係る空気浄化容器2の正面側の長手方向であり、係る正面側の長手方向のみ、シール部11を備えず、係る空気浄化容器2と受け容器31との間に二容器間隙間23を備え、係る二容器間隙間23から係る空気浄化容器2の下側の受け容器31と空気浄化容器2の空間に空気が入り込み、係る3方向のシール部11によって、係る側面側と背面側の受け容器31と空気浄化容器2との二容器間隙間23からは空気が大気中に漏れ出さず、係る空気浄化容器2に設けられた空気穴21から、未浄化の空気である未浄空気15が係る空気浄化基材24内に侵入する構成の例である。
また、係る空気浄化容器2に収容された空気浄化基材24の上方からは、浄化器誘導壁20が係る空気浄化基材24に埋められるようにして設けられており、図1の構成の例と同様に、係る浄化器誘導壁20に当たった未浄空気15が係る浄化器誘導壁20に沿って下向きの流れ17となり、係る空気浄化基材24内に侵入していく構成の例であり、係る空気浄化基材24内に侵入した空気は、図1の構成同様に、係る浄化器誘導壁20の背面側に入り込み、係る浄化器誘導壁20の背面側から上方に排気されていく構成の例である。
係る構成とすることによって、係る空気浄化容器2自体にぶつかった未浄空気15も、係る空気浄化容器2の下面に備えられた空気穴21から空気浄化基材24内に侵入可能で、浄化可能であり、より多くの未浄空気15を効果的に浄化可能な構成であり、有用である。
シール部11は、隙間から空気が漏れないようにシールをする構成の部分である。
係るシール部11は、係る受け容器31と空気浄化容器2の隙間を閉じる部材であり、係るシール部11として、薄いラバーが備えられた構成の例である。
シール部11のシール構造は、係るシール部11材が、薄いラバーでも良いし、筒状のラバーでも、発泡性のラバーやプラスチックでも、薄い板でも良いし、係る受け容器31と空気浄化容器2とのサイズを略ピッタリのサイズとしても良いし、係る空気浄化容器2を係る受け容器31の上に載置した際に、一方向のみに開口部を備えることが可能に、3方が係る空気浄化容器2の下面でシールされる構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、図2(a)の構成の例の空気浄化基材24内には、光源19または熱源19が埋設されており、係る光源19または熱源19から発せられた熱または光によって、熱の場合は、ウィルス等を熱で殺菌、不活化、またはガス等の分解をすることが可能であり、また、光源19の場合には、係る空気浄化基材24を光触媒加工を施した加工物とすることによって、係る空気浄化基材24がウィルス等を熱で殺菌、不活化、またはガス等の分解をする構成であり、有用である。
尚、図面中の星印が、係る光源19あるいは熱源19を示しているものである。
また係る浄化器誘導壁20はくの字状であるが、前面側と背面側の両方から送風される空気を浄化可能に、略くの字形でなく、略Y字形の形状としても良い。
熱源19のヒーターは、ニクロム線やハロゲンやカーボン等の電気式のヒーターであり、また、係るヒーターの形態は、バンドヒーターでも良いし、棒状のカートリッジヒーターでも良いし、網状のヒーターでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
空気穴21は、図では空気浄化容器2の底部と側面に設けられた構成の例であるが、係る空気穴21の位置は、側面のみでも、底面のみでもよく、限定しない。
図2(b)の構成の例は、係る受け容器31の構成の例の上面図であり、係る受け容器31の縁の内側には、3方向に薄いラバーがシール部11材として備えられ、係る底面には、係る受け容器31に空気浄化容器2を載置した際に、係る空気浄化容器2と受け容器31との間に二容器間隙間23を設ける為の18本の底面スペーサー12が備えられた構成の例であり、係る底面スペーサー12による二容器間隙間23に未浄空気15を流れ込ませることが可能な構成の例であり有用である。
尚、シール部11は格子模様で示された部分であり、空気浄化容器2に設けても良いし、受け容器31に設けても良いし、図2の構成の例の様に、薄いラバーである構成としても良いし、図3の構成の例の様に空気浄化容器2の底面に設けたブロック状の構成としても、略板状としても良く、係る材質も、ラバーでも、シリコンゴムでも、スポンジ等の発泡性樹脂でも、エラストマー樹脂でも、ポリプロピレンやポリエチレン等のプラスチックでも、鉄やアルミニウム等の金属でも、木でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものであるが、弾性のある素材を設けた構成とする方が、シール性の面では有用である。
図2(d)の構成の例は、複数の高さの違う浄化器誘導壁20が並んで設けられており、一番前の浄化器誘導壁20を一番高さの低い浄化器誘導壁20とし、3つの浄化器誘導壁20が後ろに行くほどより高い浄化器誘導壁20が設けられた構成の例である。
係る構成とすることによって、より効率的に未浄空気15を捉えて、係る空気浄化基材24内に送り込むことが可能であり、特に、2枚目や3枚目の浄化器誘導壁20によって空気浄化基材24方向に流れた未浄空気15は、係る浄化器誘導壁20の前に設けられた浄化器誘導壁20と囲まれた状態になるので、逃げ場がないので、より、空気浄化基材24内に取り込まれ易くなり、より効率よく未浄空気15の浄化が可能で、有用である。
尚、係る3つの浄化器誘導壁20は、それぞれそれ自体の高さが違う浄化器誘導壁20であるが、同じサイズの浄化器誘導壁20を、空気浄化基材24内に埋め込む深さを変えることによって、係る空気浄化基材24の外の浄化器誘導壁20の高さが変わる様にして設ける構成としても良い。
図3の構成の例は、係る浄化器誘導壁20に、ファン13を備えた構成の例であり、ファン13を合わせて設けることによって、未浄空気15をより効果的に係る空気浄化基材24内に、係る未浄空気15を送気することが可能な構成の例である。
図3(a)の構成の例は、図1(b)の構成の例の浄化器誘導壁20に、ファン13を備え、係るファン13により流速の増大によって、係る未浄空気15を、係る空気浄化基材24内にしっかりと押し入れることが可能となり、より有効に係る未浄空気15を浄化可能で、有用である。
係るファン13は、係るくの字状に曲折した浄化器誘導壁20の斜め下を向いた面の部分に設けられており、係るファン13が、空気を下により強く送風することによって、係る空気を係る空気浄化基材24の中に勢いよく押し入れることが可能となり、より、奥までしっかりと係る空気を送風することが可能となり、ついては、係る未浄空気15をより効率よく清浄可能となり、有用である。
また、図3(a)の構成の例のファンが設けられた浄化器誘導壁20においては、係る浄化器誘導壁20の面が、斜め下を向いたくの字状であるが、係る面が垂直に略真直ぐな平面であっても、係るファンを備えることによって、係る空気浄化基材24に未浄空気15をしっかりと送風することが可能で、有用である。
図3(b)の構成の例における浄化器誘導壁20は、光源19を備え、係る光源19からは、紫外線あるいは可視光あるいは遠赤外線が、係る空気浄化基材24に照射され、紫外線は、係る空気浄化基材24及び係る空気浄化基材24の表面を漂う空気の殺菌、無毒化、あるいは不活化をする構成の例であり、また、係る可視光は、係る空気浄化基材24に光触媒加工を施すことにより、係る未浄空気15の殺菌、無毒化、不活化をする構成の例であり、より、係る未浄空気15の浄化を効率的にすることが可能で、有用である。
尚、係る紫外線は、空気浄化基材24が光触媒加工された構成においても、有用である。
また、係る光源19を用いる構成の例においては、係る空気浄化基材24を、光透過性の素材、例えば、ガラスやアクリル樹脂等の素材で透明な素材とすることによって、係る空気浄化基材24の奥の方まで光が届くことが可能であり、有用である。
また、係る光源19が遠赤外線の場合は、係る空気浄化基材24を加熱することによって、係る未浄空気15を殺菌、無毒化、不活化し、浄化する構成の例である。
また、係る図3(b)の構成においては、係る空気浄化基材24の上面から係る空気浄化基材24内に送り込まれた未浄空気15は、係る空気浄化基材24内で浄化され、係る空気浄化容器2の底面に備えられた空気穴21から二容器間隙間23を通って、外気に排出される構成の例であり、係る構成とすることによって、係る空気浄化基材24の上面から入った空気が下側から排出される構成となり、係る空気が一方通行となるので、空気の流れ17が複雑化せず、シンプルな構成であり、また、係る二容器間隙間23は、係る空気浄化容器2の背面側である、係る浄化器誘導壁20の背面側に係る浄化空気16が排出される構成の例であり、つまり、係る正面側及び左右両側をシール部11で空気が略出ない構成となっており、外気へ排出された浄化空気16が再度空気浄化基材24内に取り込まれ難いので、既に浄化された空気を取り込むことなく、効率的な未浄空気15を浄化可能な構成であり、有用である。
尚、係るシール部11は、図2の構成の例の様に係る空気浄化容器2の3方向にシール部11を備え、係るシール部11は、図2の構成の例が係る空気浄化容器2の側面を薄いラバーのシール部11で抑える構成の例であったのに対して、図3の構成の例におけるシール部11においては、係る空気浄化容器2の3方向の底にシール部11を備えることによって、係る浄化器誘導壁20の背面側に係る浄化空気16が排出される構成の例である。
図3の構成の例におけるシール部11は係る空気浄化容器2の底面の外側に設けられたブロック状のシール部11の構成の例であり、係るシール部11は、係る空気浄化容器2に設けても良いし、受け容器31に設けた構成としても良く、空気浄化容器2に係るシール部11を備えた構成においては、係る空気浄化容器2を何処に置いても、つまり、例えば、テーブル等の台の上に、直接置いても係る3方向にシール部11を備えた構成の空気浄化容器2として同様に用いることができる構成であり有用であるし、また、係るシール部11を受け容器31に設けた構成においては、係る受け容器31に、係るシール部11を備えない、他の空気浄化容器2を載置しても、係る空気浄化容器2を、同様に3方向にシール部11を備えた構成の空気浄化容器2として用いることが可能となり、有用である。
図3(c)の構成の例は、図3(b)の構成の例における空気浄化基材24を覆うようにして、メッシュ状の、包覆メッシュ25を備えた構成の例である。
係る包覆メッシュ25は、複数の穴を備えた部材であり、可撓性を備えた麻布やムシロ、生地、鉄やステンレスや銅等の金属メッシュや、多孔性のセラミックや金属板であり、上からファン13によって送風された未浄空気15が、係る包覆メッシュ25の穴を通過して、係る空気浄化基材24内に送り込まれる構成の例である。
係る包覆メッシュ25によって、係るメッシュ内に侵入した未浄空気15は、係るメッシュの抵抗によって、流速が落ち、一度係るメッシュ内に入った未浄空気15は、係るメッシュから再度出て行こうとするには、風速が弱く、出難く、また、風速が弱くなっている分、係る未浄空気15に含まれたウィルス等の粒子状物質は、持ち上げられずに係る空気浄化基材24に落ちて、係る空気浄化基材24内に入っていき易くなり、係る未浄空気15の浄化効果を高めることが可能となり、有用である。
また、図面には示していないが、図3(b)の構成の例の様に、係るメッシュに紫外線や遠赤外線、可視光を当てて、係る包覆メッシュ25を加熱する構成や、光触媒加工を施した構成としても良く、係るメッシュに付着した細菌やウィルスを不活化、殺菌する構成としても有用である。
また、係る空気浄化容器2に植物50を植栽する構成の例においては、係る包覆メッシュ25に穴を設けて植栽するものである。
また、係る図3(c)の構成の例においては、ファン13が、係る包覆メッシュ25の外側に設けられているが、図面には示されていないが、係るファン13は、係る包覆メッシュ25の内側に設けた構成としても良い。
図3(d)の構成の例は、図3(b)の構成の例における空気浄化基材24の表面に、多孔性の筒状体である、浸透管26を備えた構成の例である。
係る浸透管26は、複数の穴が設けられた中空の筒状体であり、係る浸透管26が係る空気浄化基材24に設けられることによって、係る空気浄化基材24の表面積が増大し、係る送風された未浄空気15を係る空気浄化基材24内に取り込む効率性を高めることが可能となり、ついては、係る未浄空気15の浄化能力を高めることが可能となり有用である。
また、図3(d)の構成の例は、係る浄化された空気である浄化空気16が、排出される二容器間隙間23の開口部側にもファン13が備えられた構成の例であり、係る浄化空気16の排出側にもファン13を設けることによって、係る空気浄化基材24内の空気を引く力を印加することが可能となり、より効率的に確実に、より多くの未浄空気15を係る空気浄化基材24内に引き込み、効率的な未浄空気15の浄化が可能な構成となり、有用である。
また、係る浸透管26を設ける構成については、図6(b)の構成の例の様に、係る空気浄化容器2の底に設けられた空気穴21から未浄空気15が侵入する構成において、係る浸透管26の開口部を下にして設けた、逆さ浸透管26とする構成としても良い。
図4は、係る浄化器誘導壁20が壁内中空28を備えた構成の例である。
図4(a)は、空気浄化容器2と浄化器誘導壁20においては縦断面図を示しており、図4(d)は、係る構成と同等の構成の斜視図を示しており、係る構成の例は、図1(b)の構成の例の浄化器誘導壁20が、壁内中空28を備え、図4(a)の構成の例における係る壁内中空28は、くの字状に曲折した下側の平面部に設けられた中空部であり、係る壁内中空28は、上部と下部に開口部を備え、上部の開口部は、中空上部開口29であり、係る空気浄化基材24の外に開口し、下部の開口部である中空下部開口30は空気浄化基材24の中に配置されることにより、係る浄化器誘導壁20に沿って流れ降りてきた未浄空気15が、係る壁内中空28に入り、係る中空下部開口30から係る空気浄化基材24の内に入り込むことが可能な構成の例であり、壁内中空28を備え構成とすることによって、より確実に、効率よく係る未浄空気15を係る空気浄化基材24内に送気可能で、より効率的に係る空気の浄化が可能な構成であり、有用である。
係る構成は、係る空気浄化容器2の略正面に設けられたファン13によって送風された未浄空気15が、係る浄化器誘導壁20に当たり、係るくの字状に斜め下を向いた浄化器誘導壁20に沿って下方向に流れ17を変えた係る未浄空気15が、係る壁内中空28と、係る空気浄化基材24の表面から係る空気浄化基材24内に入り込み、浄化された係る空気が、係る浄化器誘導壁20の背面側から浄化空気16として大気中に放出される構成の例である。
図4(b)の構成の例は、図4(a)の構成の例の中空下部開口30において、係る壁内中空28の前面側の面、つまりくの字状に曲折した側の面が長い構成の例であり、係る前面側の長い面より短い背面側の面側から、係る壁内中空28を通っていた未浄空気15が流れ出る構成となっており、係る浄化器誘導壁20の前面側から係る空気浄化基材24内に流れ込んでくる未浄空気15を邪魔せず、係る浄化器誘導壁20の背面側に係る空気を浄化しながら排出することが可能な構成であり、有用であり、このように、中空下部開口30部において、係る壁内中空28の面の一部の長さを変更変えることによって、係る空気の流出方向を調整可能であり、有用である。
図4(c)の構成の例は、図4(b)の構成の例の壁内中空28の背面側の面、つまり、くの字状に曲折した側とは反対側の面に、穴を備えた構成の例であり、係る穴から係る壁内中空28を通過してきた未浄空気15が空気浄化基材24内に排出される構成であり、係る壁内中空28からの排出をスムーズにすることによって、係る未浄空気15の浄化を効率的にすることが可能となり、有用である。
図4()の構成の例は、係る浄化器誘導壁20のバリエーションの例の正面図であり、係る浄化器誘導壁20の下側の端部が、ギザギザ状である構成の例であり、係る下側の端部付近に配置された数個の空気浄化基材24が示された説明図である。
係る端部をギザギザ状とすることによって、係る粒状の空気浄化基材24と空気浄化基材24との間に、隙間がより多くでき、係る隙間から、係るギザギザ状の面の下を通過して、空気が通り抜けて行き易く、効率的に空気の浄化が可能となり有用である。
壁内中空28は浄化器誘導壁20に設けられた中空部であって、係る壁内中空28の下部には中空下部開口30を備え、係る中空下部開口30は空気浄化基材24に差し込んで設けた構成において、空気浄化基材24内に通じる開口部であり、係る壁内中空28に備えられた中空上部開口29は、係る壁内中空28が外気に通じる開口部であり、中空下部開口30は。中空上部開口29より下側に設けられた穴または開口部である。
図5の構成の例は、係る壁内中空28に、ファン13を備えた構成の例であり、係る壁内中空28の中空上部開口29側にファン13を備えた構成の例である。
図5(a)の構成の例は、係る浄化器誘導壁20の背面側、つまり略くの字状に曲折した側の反対側の面に、壁内中空28と係る壁内中空28の中空上部開口29を備え、係る中空上部開口29にファン13を備えた構成の例である。
係るファン13は、係る壁内中空28内の空気を吸い出す構成となっており、係る構成によって、係る空気浄化基材24内の空気を吸い出すことによって、係る浄化器誘導壁20が受けた係る浄化器誘導壁20の正面から流れてきた空気を、係る空気浄化基材24内から吸い取ることによって、係る空気浄化基材24内に取り込み、係る未浄空気15を浄化する構成の例である。
また、係る壁内中空28の中空下部開口30は、係る浄化器誘導壁20の前面側の面が、背面側の面より短く構成されていることによって、係る浄化器誘導壁20の前面側の空気を優先的に吸い出す構成となっており、有用である。
係るファン13の力を利用して、係る未浄空気15を空気浄化基材24内に引き込み易くし、より効率的に係る未浄空気15を清浄可能であり、有用な構成である。
また、係るファン13が、係る壁内中空28から空気を吸い出す構成であることによって、係るファン13から吹き出される風量が、例えば、手をかざすことによって、どの位の量の空気を清浄しているか、係る中空下部開口30が詰まっていないか、等を容易に判定でき、もし、係る中空下部開口30が詰まって、係る空気清浄の処理能力が下がっていても、すぐに対応可能であり、有用である。
また、一方、図5(b)の構成の例の様に、係るファン13の回転が、係る壁内中空28からに空気を送り込む構成とすることによって、係る中空下部開口30から、係る空気浄化基材24内に流れ出す構成であるので、係る中空下部開口30付近にある空気浄化基材24を係る中空下部開口30から流れ出る空気が、押しのける方向に係る空気が流れるので、係る中空下部開口30が詰まり難く、有用である。
図5(b)の構成の例は、図5(a)の構成の例の浄化器誘導壁20とは反対方向に係るファン13が設けられた構成の例であり、図5(a)の構成の例が、係る壁内中空28から空気を吸い出す構成であるのに対し、図5(b)の構成の例においては、係る壁内中空28に空気を送り入れる構成の例であり、図5(a)の構成の例の空気誘導構造が、略くの字状の浄化器誘導壁20であり、係る浄化器誘導壁20が曲折した側の背面側にファン13を備えている構成であるのに対して、図5(b)の浄化器誘導壁20は、L字状の浄化器誘導壁20の構成の例であり、係る浄化器誘導壁20が曲折した側の正面側にファン13を備えている構成の例である。
図5(b)の構成の例の空気浄化容器2には、植物50が備えられた構成の例であり、係る空気浄化容器2に設けられた浄化器誘導壁20は、係る空気浄化容器2の正面側、つまり、係る未浄空気15が流れてくる方向の空気浄化基材24に差し込まれた構成の例である。
このように、空気浄化容器2の正面側ギリギリに係る浄化器誘導壁20が設けられることによって、係るファン13が、係る空気浄化容器2の本体の側面付近に流れてくる未浄空気15を取り込み易くなり、つまり、係る空気浄化容器2から覗くようにして設けられたファン13が無ければ、係る空気浄化基材24の上から取り込むことは困難であった未浄空気15を取り込むことが可能となり、有用であり、また、係る浄化器誘導壁20がL字状に係るファン13の上に庇の様に覆いかぶさるように設けられていることによって、係る空気浄化容器2本体の下に流れてきた空気を取り込み易くなり、また、植栽した植物50を隠さず、見やすく、外観的にも、日当たり的にも有用であり、また、係る植物50への灌水の際にも、ファン13に水が直接かかるのを防止する屋根にもなり、有用な構成である。
図5(c)、図5(d)、図5(e)、の構成の例は、それぞれ、図5(a)と図5(b)の構成の例の様な反対方向のファン13を備えた浄化器誘導壁20を切り替え可能な構成の例の説明図である。
図5(c)は、図5(a)の構成の例と同等の浄化器誘導壁20であり、係るくの字状の浄化器誘導壁20の曲折部の角度と方向を変更可能に、蝶番が設けられた構成の例であり、係るくの字状の曲折部は、図5(e)に示されるような、図5(b)と同等な浄化器誘導壁20に変更可能な構成の例であり、一つの浄化器誘導壁20で、自由に係る浄化器誘導壁20の曲折角度と方向を変更可能であり、自由度が高く、有用である。
また、係る浄化器誘導壁20の中空下部開口30に、係る中空下部開口30の位置や、開口方向を変更可能な開口変更アダプター35が設けられており、必要に応じて、変更可能で有用である。
係る開口変更アダプター35は、係る中空下部開口30に抜き差しして着脱可能であり、また、方向も変更可能である構成の例であり、係る浄化器誘導壁20の表面に係る開口変更アダプター35の突き当て部で、係る開口辺口アダプター35の挿入量の位置決めがなされる構成の例である。
図6の構成の例は、係る浄化器誘導壁20が係る空気浄化容器2の外面に一体に設けられ、ファン13が設けられた構成の空気浄化ユニット1の例である。
係る構成の例は、図1の構成の例においては、係る浄化器誘導壁20の下、つまり係る空気浄化容器2本体に流れてきた未浄空気15の一部は、係る空気浄化基材24に取り込まれず、浄化されないという問題点があったが、係る浄化器誘導壁20が係る空気浄化容器2の外面の側壁に、ファン13と合わせて設けられ、係るファン13の力で強制的に、係る空気浄化容器2の本体周辺の未浄空気15を、係る空気浄化基材24に送気することが可能な構成であり、有用である。
図6(a)の構成の例は、係る空気浄化基材24が植物50を植栽する培養基材である構成の例であり、係るファン13から吸引されてきた未浄空気15は、直接係る空気浄化基材24に送り込まれ、係る空気浄化基材24の表面から浄化された浄化空気16として、排気される構成の例である。
また、係る植物50自体も、根14からの呼吸と水分の吸収で、係る未浄空気15の異物等を吸収し、浄化効果を奏し、また、係る植物50を育てる為に必要な水分も、係る未浄空気15の異物やウィルスや細菌等を吸着し、空気中に拡散するのを防ぎ、また、係る培養基材内の多数のバクテリアも、係る未浄空気15のウィルス等を食べたり、殺したりして無毒化する効果があり、有用な構成である。
尚、係る空気浄化容器2が植物50を植栽する植栽容器としては、係る空気浄化容器2の下部に備えられた空気穴21は、係る空気浄化容器2からの水抜き穴21ともなる構成である。
尚、係る水抜き穴21は、潅水した水が排出しやすいように、できるだけ係る空気浄化容器2の下部付近に設けることが望ましい。
図6(b)の構成の例は図6(a)の構成の例の様に、係る壁内中空28が、係る空気浄化容器2の側面に備えられた構成の例であり、係る壁内中空28の中空上部開口29に設けられたファン13が、未浄空気15を強制的に取り入れる構成の例のバリエーションの例である。
係るファン13から取り入れられた未浄空気15は、係る空気浄化容器2の空気穴21の下側に備えられた受け容器31状の中空部を通って係る空気穴21から係る空気浄化基材24内に取り込まれて、係る空気浄化基材24の上面から浄化された状態、排気されていく構成の例であり、係る未浄空気15が、係る空気浄化容器2の底に設けられた空気穴21から係る空気浄化基材24に取り入れられることによって、より係る空気浄化基材24の広い面積から、満遍なく係る空気浄化基材24に入っていくことが可能な構成であり、係る空気浄化基材24全体で係る未浄空気15を浄化可能な構成であり、有用である。
また、係る空気穴21の下に設けられた受け容器31状の中に、植栽の灌水用の水が溜まっていることによって、係る溜まっている水である溜水22も、ウィルス等の係る未浄空気15からの除菌に効果を奏するものであり、特に、係る溜水22の水面の上方から、係る水面をめがけて係るファン13から吸引された未浄空気15が流れ入ってくるため、係る未浄空気15に含まれた重量のあるウィルスや略粒状の異物は、空気よりも重量がある為、勢い余って、係る水の中に突っ込んで落ち込みやすい構成となっており、また、係る水分によって、係る湿度も高い為、係るウィルス等は係る水の中に落とされやすくなり、有用である。係る水に落ちたウィルスや細菌は、係る水の中にいるバクテリアや、係る水から脱出することは困難で、係る水の中で時間が経てば、死滅し、有用である。
また、係る溜水22には、係る培養基材と連絡した不織布等の、水浸透材36が備えられ、係る溜水22は、係る空気浄化基材24に吸い上げられて植物50の生命維持活動に使われて循環する為、係る溜水22は適切に管理すれば腐ることは少なく、また、係る水と一緒に、係る異物やウィルス等も吸い上げられて、係る空気浄化基材24内においても、浄化される構成の例である。
また、係る空気浄化容器2の底には、浸透管26が逆さにして設けた、逆さ浸透管26の構成の例であり、係る構成として係る空気穴近傍の空気浄化基材24の表面積を増やすことによって、係る空気穴から空気浄化基材24内に流れ込んできた空気を、空気浄化基材24内に取り込みやすくする構成の例であり、有用である。
図7の構成の例は、空気浄化容器2が2重に設けられた構成の空気浄化ユニット1の例であり、内側の空気浄化容器2を第1容器37とし、外側の空気浄化容器2を第2容器38とし、係る第2容器38にファン13を備えられた構成の例である。
図7(a)の構成の例は、第1容器37が植栽容器であり、係る培養基材が空気浄化基材24である構成の例であり、第2容器38が鉢カバーの構成の例である。
係る第2容器38である鉢カバーは、第1容器37である植栽容器を略周囲を密着して収容する構成であり、係る第2容器38の外周の側壁にファン13を備え、係るファン13の内側から、係る第2容器38の外周の側壁の内側に、壁内中空28を備えて、係る第2容器38に収容された第1容器37の底面に設けられた空気穴21兼水抜き穴21から、係る空気浄化基材24内に未浄空気15が入っていく構成の例であり、係る第2容器38に第1容器37を収容した状態は、図6(b)の構成の例と、略同等の構成となる物である。
係る第1容器37と第2容器38を分けた構成とすることによって、係る第1容器37だけを入れ替えることによって、係る植栽植物50を容易に入れ替えることが可能であったり、空気浄化基材24を交換することが容易な構成であり、有用である。
尚、係る第2容器38単体でも、第1容器37として用いることが可能な構成の例である。
また、係る壁内中空28の底に光源19が備えても良く、係る光源19からの紫外線や可視光により、必要に応じて、例えば係る第1容器37あるいは第2容器38の底面等を光触媒加工を施すこととを合わせて、係る未浄空気15の殺菌や除菌を可能とする構成としても良い。
係る第2容器38は、第1容器の周囲または下部を囲んで、係る第1容器に収容された空気浄化基材24への空気の流れをコントロールする為の壁である、浄化器誘導壁20ということもできる。
図7(b)の構成の例は、係る図7(a)の構成の例における第1容器37を第2容器38から持ち上げて取り外して浮かせた状態の例を示しており、容易に係る第1容器37を交換可能であることを示しており有用である。
図7(c)の構成の例は、図7(b)の構成の例の第2容器38が、背の低い受け容器31である水受けである構成の例であり、係るファン13が、係る第2容器38の底面と略同等の高さに設けられた構成の例である。
係る構成においては、係る第1容器37の水抜き穴21から排出されて第2容器38の底に溜まる溜水22がこぼれないように受ける為の水仕切り32を備えた構成の例であり、図7(a)の構成の例の鉢カバータイプよりコンパクトで手軽に係る第1容器37を空気浄化容器2と機能させることが可能な構成であり、有用である。
図7(d)は、係る図7(c)の構成の例において、図7(b)の様に、第1容器37を第2容器38から分離して取り外す為に、浮かした状態を示した図である。
図8は、図7(c)の構成と同等の例の、ファン13側を正面として、ファン13側から見た正面図の例である。
図9の構成の例は、第2容器38が、ファン13とシール部11を備えた構成の例である。
図9(a)の構成の例は、ファン13を備えた構成の第2容器38である長方形の鉢カバーが、4方向辺の縁にシール部11を備えた構成の例であり、例えば、係るシール部11を備える構成の説明としては、図2の構成の受け容器31が、長方形の3辺に同様のシール部11を備えているのに対して、図9の構成の第2容器38は、4辺全てに係るシール部11を備えた構成の例であり、4辺全てにシール部11を備えることによって、係る第1容器37と第2容器38の隙間からは、殆ど外に空気が漏れ出ず、係るファン13から取り入れられた未浄空気15は、係る第1容器37の底面に備えられた空気穴21を通って、係る空気浄化基材24で浄化されながら、係る空気浄化基材24の表面から排気される構成の例であり、係る第1容器37の外側のほぼ全周囲に係るシール部11を備えることによって、係る第2容器38に備えられたファン13からの空気を効率的に係る空気浄化基材24に送ることが可能となり、有用である。
尚、係る構成の例は、係るファン13が吸気方向、つまり、係る第1容器37及び第2容器38内に空気を送り込むことによって係る空気浄化基材24内に空気を送り込む構成の例であるが、係るファン13は、図面には示していないが、排気方向に回転させる構成としても、同様に、係る空気浄化基材24に空気を送り込む構成とすることが可能で、有用である。
図9(b)は図9(a)の構成の例の第2容器38を示した断面図であり、係る第2容器38の側壁にファンを備え、係るファンより高い位置、つまり、係るファンから空気が係る第2容器38内に流れ出てくる位置より高い位置に、シール部11を備えることによって、係るファンによって流れる空気が、漏れない構成の例であり、係るファンより、開口部に近い側にシール部11を備えることによって、係るファンによる空気が漏れ難くなり、係る空気の浄化を効率的に実施可能な構成であり、有用である。
図には示していないが、係る第2容器38は、図7(c)の構成の例の様な受け容器31である水受けにおいても、同様なシール部11を備えた構成としても良い。
第1容器と第2容器の形状は、長方形でも良いし、正方形でも良いし、円でも、多角形でも、ハート形や星形の異形でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質、色あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
図10及び図11の構成の例は、第2容器38が可撓性シート10で構成された構成の空気浄化ユニット1の例であり、図10は、係る構成の断面図を示しており、図11は、係る構成の、ファン13側を正面として正面図を示すものである。
図10(a)の構成の例は、第1容器37に植物50が植栽された構成の例であり、係る植栽容器に、第2容器38としての可撓性シート10で構成された鉢カバーが設けられており、係る第2容器38には、ファン13が備えられている構成の例である。
係る第1容器37の形状は、例えば円錐台状の中空を備えた形状の構成であり、係る第1容器37の上部のツバ41の部分で、第2容器38が吊紐33に周囲を締め付けて係止して設けられており、係る吊紐33によって吊り下げて部屋などに自由に設けることが可能であり、有用である。
また、係る第2容器38の上部に設けられた吊紐33で、第1容器37を締め付けて設ける構成の係る吊紐33によって締め付けられる第1容器37と第2容器38の間には、シール部11として発泡性樹脂であるスポンジが設けられて、係る第1容器37と第2容器38の隙間をシールしている構成の例であり、係るファン13から係る第2容器38内に送り込まれた空気は、係る第1容器37の下部の空気穴21から係る第1容器37に収容された空気浄化基材24内に入り込み、係る空気浄化基材24で清浄されて、係る空気浄化基材24の表面から大気中に放出される構成の例である。
係るシール部11は、係る第1容器37と第2容器38の間から空気が極力漏れないようにする構成の例であるが、係る吊紐33の締め付け、あるいは係る可撓性シート10の材質自体が、例えば弾性や粘性を備えたシール性の高い素材とすることによって必ずしも備える必要は無いが、係るシール部11を備えることによって、より効率的に空気を係る空気浄化基材24に送り込むことが可能であり、有用である。
図10(a)の構成の例においては、係る吊紐33が、巾着状に係る第1容器37の側壁を締め付けることによって係る第1容器37と第2容器38との隙間をシールする構成の例であり、また、係る第2容器38の開口部のサイズも調節可能であるので、係る第2容器38内に収容する第1容器のサイズの自由度も高く有用であり、係る吊り紐の代わりにベルトを備えた構成としても、面ファスナーを備えた構成としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質、色あるいは寸法の範囲内で変更することができるものであり、係る第2容器の開口部を締めつける係る構成もまた、シール部11.の構成の一種である。
図10(b)の構成の例は、図10(a)の構成の例の第1容器37の底部に、水受けである第2容器38が備えられた構成の例であり、係る水受けは、係る第1容器37に例えば、嵌合させて設けられており係る水受けによって、植物50への灌水を貯水可能であり、また、係る第2容器38の側面には、穴が設けられており、係る穴から、ファン13から取り込まれた空気が、係る水受け内に入り込み、係る空気穴21を通過して、空気浄化基材24内に送気される構成の例である。
尚、係るファン13の位置は、係る第1容器37の空気穴21近傍の、もっと下の方に設けても良いし、下面側に設けても良いし、係るファン13の位置やサイズは限定せず、また、係るファン13の回転方向も、係る図面では、係る第2容器38内に送気する構成の例であるが、係るファン13の回転は逆にして、係る第2容器38内の空気を、外気に吸い出す構成としても良く、限定しない。
また、係る空気浄化基材24も、図10以外の図の説明にある様な、培養基材以外の構成としても良く、限定しない。
図11は、図10の構成の例と同等の構成の例の正面図であり、係る可撓性シート10によって構成された第2容器38に設けられたファン13から吸い込まれた未浄空気15が、第1容器37の上面から、空気浄化基材24を通気してきた浄化空気16として排気される構成の例であり、また、係る第1容器37と第2容器38をセットとした空気浄化ユニット1が、吊紐33によって、自由に調節可能な構成の例であるので、スペースを有効活用して空気を浄化することが可能で、有用である。
図12は、空気浄化容器2に浄化器誘導壁20として、ルーバー39を備えられた構成の空気浄化ユニット1の例である。
図12(a)が係る構成の例の断面図である。
図12(a)の構成の例においては、空気浄化容器2である第1容器37が植栽容器であり、係る第1容器37には、図5(b)の構成と同等にファン13を備えた浄化器誘導壁20が備えられ、係る第1容器37は、空気浄化容器2である第2容器38であるプランターボックスに収容され、係る第2容器38の外面の側壁には、係る壁に当たった未浄空気15を、係る第2容器38及び第1容器37の上側の開口部に係る未浄空気15を送る様に、正面側からみて、上斜め方向の斜面を備えた板が12枚設けられたルーバー39が備えられ、係るルーバー39の背面には、係るルーバー39の正面から入ってきた空気が通る流路34である空間が備えられ、係るルーバー39によって上に送られた未浄空気15は、係る第1容器37に設けられた、図5(b)の構成と同等にファン13を備えた浄化器誘導壁20に備えられたファン13によって係る第1容器37内に収容された空気浄化基材24に送り込まれて、清浄される構成の例である。
また、係る浄化器誘導壁20が、係るファン13の上部に、庇状に係るルーバー39の上に覆いかぶさっている構成によって、係るファン13の吸引力が上に逃げず、係るファン13の正面側と下側の未浄空気15を優先的に取り込むことが可能であり、係るルーバー39の背面に設けられた空気の流路34を上昇してきた未浄空気15をより確実に係るファン13が取り込むことが可能な構成であり、有用である。また、係る庇状の壁を備えることによって、第1容器37の上面から排気された浄化空気16を、係るファン13が再度取り込んでしまう可能性が減るので、係る空気浄化容器2の能力を、未浄空気15の浄化に、効率的に発揮することが可能であるので、有用であり、また、係る浄化器誘導壁20が、回動可能に曲折可能である構成とすることによって、係る庇状に係る設けられた部分が、最上部のルーバーの板に当たる構成とすることによって、より、係るルーバー39の背面の流路34からの空気をよりしっかりと取り入れることが可能な構成であり、有用である。
係る構成によって、図12(c)の正面図に示される様に、係る空気浄化容器2の正面から流れてきて、係る第2容器38部分にぶつかってきた未浄空気15を確実に空気浄化基材24に導入可能であり、有用であり、もし係る構成の第2容器38がルーバー39を備えず、平面な壁のみしか備えない構成であると、係る第2容器38部分にぶつかった未浄空気15は、横の方に流れ出てしまう可能性も高いが、係るルーバー39を備えた浄化器誘導壁20とすることによって、より、ウィルスの不活化等、空気の清浄効率をアップすることが可能な構成となり、有用である。
また、係る第2容器38であるプランターボックスには、直接空気浄化基材24である培養基材を収容して植物50を植栽して、第1容器37とする構成としても良い。
図12(b)の構成の例においては、図12(a)の構成の例の浄化器誘導壁20がコの字形の壁内中空28を備え、係る浄化器誘導壁20に設けられたファン13が、下向きに設けられた構成の例である。
係る構成の第2容器38においては、図12(a)の構成の例の第2容器38が、コの字型の収容部に係る第1容器37を収容していた構成の例であるのに対して、L字形の収容部に係る第1容器37を収容して、係るL字型の収容部の外側に設けられたルーバー39から、未浄空気15を流入させる構成の例であり、係る構成とすることによって、ルーバー39の背面の流路34をより広く確保可能となり、特に、係る流路34は、上方に行くほど未浄空気15の流量が多くなるので、係る上側の流路34を広く設けることが可能となり、係る第2容器38のサイズをコンパクトにしながらも、よりしっかりと未浄空気15の流量を確保可能な構成であり、有用である。
但し、係る第2容器38がL字型の収容部を備える構成においては、係る第1容器37の背面側の空気が、前面側に回り込んで来て、係るファン13から吸引されないように、係る第1容器37の前面側と背面側が、空気が流れないように壁やシール材を設ける等の構成とすることが望ましい。
また、係るファン13が、下向きに設置される構成とすることによって、係るルーバー39の背面を流れてきた未浄空気15を、より専門的に取り入れることが可能となり、また、係る第1容器37に植物50が植栽されている様な構成の場合、係る浄化器誘導壁20の高さを低くすることが可能であるので、正面からの植物50の鑑賞性を邪魔せず、有用である。
図12(d)の構成の例は、図12(a)の構成の例の浄化器誘導壁20に、ファン13を備えない構成の例であり、係る浄化器誘導壁20は、L字型に係るルーバー39の上に庇状に設けられた構成であることによって、係るルーバー39の背面の流路34を上に流れてきた未浄空気15を、逃がさず、空気浄化基材24内に送り込むことが可能な構成であり、有用である。
尚、係るルーバー39の上に庇状に設けられた浄化器誘導壁20の部分は、図面では地面に略水平な略平面の板状であるが、図面には示されていないが、略半円状、あるいは略アーク状、あるいは略コの字状に伏せた形状とすることによって、係るルーバー39の背面の流路34からの未浄空気15を前側に逃がし難く、係る空気浄化基材24内により効率的に送る構成としても有用である。
ルーバー39は、羽板と呼ばれる細長い板を平行に、垂直方向に対して面の角度を斜めにして連続的に設けられた構成である。
図13は、図12の構成の例の設置例であり、例えば、病院や空港の待合所を取り囲むように、パーテーション的に係る空気浄化容器2を空気浄化ユニット1として配置した構成の例である。
係る待合所には、8脚の椅子に、各二人ずつ人49が座っており、係る椅子の3方向を取り囲むように、係る空気浄化ユニット1が取り囲んでおり、係る空気浄化ユニット1が設けられていない方向側から、空気浄化ユニット1側に、4台の扇風機51によって風を送られている構成の例である。
それぞれの人49は、インフルエンザ等の伝染病を患っている可能性があり、係る待合所にて人49の体内から排出されたウィルスや菌は、できるだけ早く無毒化の処理をされ、より早く無毒化されることによって、他の人49への感染のリスクを軽減できる可能性のあるものである。
本構成においては、係る待合所の7台の椅子の前方側に、2セットの空気浄化容器2が略隙間なく並べて配置されており、1台の空気浄化容器2が、他の椅子と直角に配置された椅子の前方側に設けられた構成の例である。
このように、座っている患者49の前方に、係る空気浄化容器2を配置することによって、前方に、発せられた咳やくしゃみを、患者49の前方に隙間なく配置された空気浄化容器2に取り入れて、無毒化の処理を行い、係る待合所の外側のエリアに排出する構成である。
また、浄化した空気を係る待合室側に排出しない構成とすることにより、係る待合室内に、常に係る待合室の外から空気の流れ17を取り入れて、一定方向の空気の流れ17を作り出すことができ、有用な構成である。
また、係る待合所の後ろ側である壁側には、4台の送付機が設置されており、患者49の後ろ側から、係る空気浄化容器2側に風を送ることによって、空気の滞留を防ぎ、ウィルス等を、効率良く、より早く係る空気浄化容器2側に送ることによって、感染を抑制する構成である。
係る扇風機51等の送風機は、強い風とすると、例えば、ウィルス等が舞い上がったり、空気浄化容器2の処理能力を超えた風量とする必要も無く、必要最低限の風速、風量で回すことが望ましく、また、ウィルス等は、湿度が高いと、あまり高く舞い上がらない性質があることから、加湿をしながら送風をすることも、効果的であり、係る構成とすることによって、係る待合室のスペースを、ウィルス等が長時間滞留することなく、処理することが可能な構成であり、有用である。
図14は、図12の構成の例が、係る第1容器37より下側に流れてきた未浄空気15をより重点的に浄化する構成の例であったのに対して、係る第1容器37の上の方の広い範囲の未浄空気15を処理する為の構成の空気浄化ユニット1の例であり、特に、壁際で、有用な構成である。
図14(a)の構成の例は、係る構成の縦断面図であり、係る空気浄化容器2は、上面からの形状が、略長方形であり、係る空気浄化容器2の背面には、建造物の壁である背面壁40が備えられ、係る空気浄化容器2は、係る背面壁40に係る長方形の長手方向の辺を係る背面壁40に、係る空気浄化容器2のツバ41を密着して設けられ、係る空気浄化容器2の上方の空間には、ルーバー39が設けられ、係るルーバー39の背面には、係る背面壁40との間に流路34である空間が備えられ、係るルーバー39は、正面から流れてきた空気を、下側の流れ17に変換するように、正面側から見える面が斜め下を向いて設けられたルーバー39であり、係る正面側から流れてきた空気を、係る空気浄化容器2に送り込むことによって、係る未浄空気15を浄化可能とする構成の例であり、係る空気浄化容器2内の空気浄化基材24に送り込まれた未浄空気15は、係る空気浄化容器2の下面に設けられた空気穴21から、浄化されて排出され、係る空気浄化容器2の前面側には係る浄化空気16が流出しないようにシール部11を備えている為、係る浄化空気16は係る空気浄化容器2の背面側に排気される構成の例である。
係る空気浄化容器2の背面側に浄化空気16が排出され、且つ、係る空気浄化容器2のツバ41が係る壁に密着している為、係る排出された浄化空気16と、未浄空気15が流れる係るルーバー39の背面の空間とが分割されているので、係る浄化空気16と未浄空気15が混ざらず、未浄空気15だけが、係る空気浄化基材24に取り込まれ、効率よく係る空気を浄化可能な構成であり、有用である。
また、図面には示していないが、係る空気浄化容器2の正面から扇風機51等の送風機で、空気を送風することによって、係るルーバー39の方向に空気を送風するのが望ましい。
図14(b)の構成の例は、図14(a)の構成の例の空気浄化基材24の上に、係るルーバー39から橋架されるようにして覆う部材である、基材覆い部材42を備えており、係る基材覆い部材42を備えることによって、ルーバー39の背面から流れてきた未浄空気15を逃がさず、よりしっかりと係る空気浄化基材24の中に入り込ませることが可能な構成の例であり、また、係るルーバー39の前面あるいはルーバー39の背面に係る未浄空気15を送風する為のファン13が備えられており、係るファン13によって、より係る未浄空気15の流量及び流速を上げることによって、係る空気浄化基材24の中に未浄空気15を送り込むことが可能な構成の説明図である。
係る基材覆い部材42は、係る空気浄化基材24の上に、係るルーバー39の最下段の板にフックで係止して設けられており、また、もう一方の端を、係る空気浄化容器2のツバ41にフックで引っかけて係止することによって、係る空気浄化基材24の上に係止して設けられており、係るルーバー39の背面の未浄空気15の流路34から、直接係る空気浄化基材24の上の空間に未浄空気15が流れ込んできて、係る未浄空気15が、外気に逃げ出しづらく、係る空気浄化基材24の中に入り込んでいき易く有用である。
基材覆い部材42は、可撓性シート10でも良いし、メッシュ状のシートでも良いし、板でも良く、その他、限定しない。
また、図面には示されていないが、係る空気浄化容器2に植物50を植栽する構成においては、係る基材覆い部材42に部分的に穴を設けて、係る穴に植栽する構成としても良い。
また、係る空気浄化容器2の前面側には、板が斜めに設けられており、係る斜めの斜面を、係る空気浄化容器2の正面側から流れてきた未浄空気15が上ってくることが可能であり、係る空気浄化容器2の壁に直接ぶつかる様にして流れてきた未浄空気15も、浄化可能となり、有用であり、係る板を図12の構成の例の様に、ルーバー39を設ける構成としても良く、ルーバー39を設ける構成においては特に、略垂直に設けることが可能であるので、板を斜めに設ける構成と比較して、場所を取らず、有用である。
係るルーバー39を係る空気浄化容器2の正面に設ける場合は、この様に空気浄化容器2がツバ41を備えたり、係る空気浄化容器2の側面壁が下すぼまりの斜め下方向を向いた面である構成の容器である場合は、係る空気浄化容器2の正面に備えたルーバー39の背面に略垂直な壁を備える構成としても良い。
係るルーバー39の前面あるいはルーバー39の背面の流路34に設けられたファン13は、係る空気浄化基材24により多く未浄空気15を送り届けることが可能な構成であるが、係る空気浄化基材24の中に送り込むことが可能な空気の量を超える様な流量あるいは流速の未浄空気15を送風しても、係る空気浄化基材24が処理できないので、係る空気浄化容器2のサイズと、空気浄化基材24の量、深さ、表面積、粒のサイズ、つまり、収容された空気浄化基材24の粒と粒の間の空間等の目の粗さ、空気浄化基材24の性質や温度や処理能力とを合わせて、適切な空気浄化容器2と空気浄化基材24と送風される空気の量を設定することが望ましい。
また、図15が、係る図14の構成の例とほぼ同等の構成の例の正面図であり、係る空気浄化容器2の略正面から未浄空気15を送風して、係る空気浄化容器2に未浄空気15に送風して浄化する構成の例であり、特に、このように建造物の壁40沿いに設けることによって、係る壁に向けて送風して係る未浄空気15を浄化する構成として、かなり広いスペースを緑花50で装飾しながら浄化可能であり、有用である。
図16において、図16(a)及び図16(b)の構成の例は、空気浄化容器2が係る図14あるいは図15の構成に示すようなルーバー39の構成の例であり、係るルーバー39状の板の背面側に空気浄化基材24が収容された構成の例である。
図16(a)の構成の例は、係るルーバー39状の側壁の背面側の側壁に空気穴21が設けられ、係るルーバー39状の板と板の間に収容された空気浄化基材24に、係る空気浄化容器2の前面側から流れてきた未浄空気15が流れ入り、係る背面側の側壁に設けられた空気穴21から浄化された空気である浄化空気16が排気される構成であり、係る構成によって、広い鉛直面において係る未浄空気15を係る空気浄化基材24に送り込むことが可能な構成であり、有用である。
係る構成においては、ルーバー39状の係る空気浄化容器2の側壁が、図15の構成のルーバー39状の各板が浄化器誘導壁20と同様の効果を奏し、また、係る空気浄化基材24にて浄化された浄化空気16を背面から排出できるので、係る浄化空気16が再度係る前面側から空気浄化基材24に取り込まれることがなく、より効率的に浄化可能で、有用である。
また、係る空気穴21から排気されきれなかった浄化空気16は、係る空気浄化基材24の最上面からも排気される構成の例である。
図16(b)の構成の例は、係るルーバー39状の開口部の各板に沿う様にして壁内中空28を備えた浄化器誘導壁20を備えた構成の例である。
係る壁内中空28を備えた構成とすることによって、係る未浄空気15を空気浄化基材24内により効率的に取り込むことが可能となり、有用である。
また、空気穴21は、係る空気浄化容器2の下部に備えられ、また、係る空気穴21の前面側は、シール部を備えている為、係る空気穴21から排出された浄化空気16は、係る空気浄化容器2の背面側に排気される構成の例であり、係る排気された浄化空気16が、再度係る空気浄化基材24にすぐに取り込まれることがなく、有用である。
図16(c)の構成の例は、図16(a)あるいは図16(b)の構成の例が複数のルーバー39状に略鉛直に設けられた開口部を備えた構成であるのに対し、係る図16(c)の構成の例においては、略鉛直方向に設けられた開口部の一つ一つが空気浄化容器2の開口部である構成の例であり、一番下と下から二番目のの空気浄化容器2には壁内中空28を備えた浄化器誘導壁20を備え、係る空気浄化基材24の表面から入り込んだ未浄空気15が、係る空気浄化基材24の背面側に備えられた壁内中空28を備えた浄化器誘導壁20を通って係る空気浄化基材24の上部に排気され、係る壁内中空28の中空上部開口29のすぐ上に設けられた空気穴21から、係る空気浄化容器2の背面側に排気される構成の例である。
尚、係る浄化器誘導壁20の中空上部開口29は、背面側の面が低い構成であることによって、前面側から係る空気穴21に未浄空気15が流れ難い構成となっており、係る未浄空気15が係る空気穴21から背面側に抜け難い構成であり、有用である。
尚、図面上では、係る中空上部開口29の長い側の面と、係る空気浄化容器2の底面との間に隙間があるが、係る隙間が無いようにぴったりと係る中空上部開口29の長い側の面を係る空気浄化容器2の底面に当てる様にして設けることによって、より確実に、未浄空気15が係る空気穴21の方に流れることを防止可能であり、有用である。
また、下から3段目と4段目の空気浄化容器2は、係る空気穴21が、例えば、図2の構成の例の様に係る空気浄化容器2の底に設けられている構成の例であり、それぞれ、係る空気浄化容器2の側壁から係る空気浄化容器2の背面側に排出される構成の例である。
特に、下から4段目の空気浄化容器2に設けられた空気穴21には、空気穴覆い部材52が設けられ、係る空気穴覆い部材52は、係る空気穴21からこぼれてきた空気浄化基材24を受けることが可能で、有用である。
また、係る空気穴覆い部材52にファン13を備えて、係るファン13から係る空気穴21から空気を吸いだす構成としても良いし、係る空気穴21に未浄空気15を送り込む構成としてもよく、係る未浄空気15を効率的に浄化可能であり、有用である。
一連の本図の実施例において、
浄化器誘導壁20は、前記空気浄化基材24に、呼気等を含んだ清浄したい空気である未浄空気15を効率良く流し、効率的に係る清浄したい空気を流す為の壁の構成であり、係る浄化器誘導壁20には空気誘導構造として、係る浄化器誘導壁20の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、壁内中空28を備えているか、ルーバー39であるか、ファン13を設けた構成の部材である。
また、係る浄化器誘導壁20は、未浄空気15の流れ17をコントロールする為の面を備えた部材であり、空気浄化基材24に、差し込んで設ける略板状でも良いし、空気浄化容器2を形成する係る空気浄化容器2の側壁でも、係る空気浄化容器2の上部または背面または近傍に設けられる構成でも良く、また、係る材質も、木でも良いし、ポリプロピレンやポリアミド等のプラスチックでも、ポリ塩化ビニルでも、ガラスでも、陶磁器でも、可撓性シート10でも、鉄やアルミニウム等の金属でも、ゴムでも、紙でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、浄化器誘導壁20の形状について、本図の説明図においては、係る空気浄化容器2の形状が、上面から見た形状が略長方形の形状に対応して、略係る長方形の辺に沿った直線の形状の例であったが、図面には示されていないが、係る直線状の両端が曲折した、略コの字形状である構成としても良いし、係る空気浄化容器2が円である構成の場合等は、略円弧状や略アーク状でもよく、係る略コの字状や略円弧状や略アーク状とすることによって、係る浄化器誘導壁20の両サイドから係る未浄空気15が逃げ難くなり、係る空気浄化基材24内に係る未浄空気15が入り込み易くなり、ついては、係る未浄空気15の浄化能力が高まり、有用である。
浄化器誘導壁20の色も、透明でも、白でも、黄色でも、蛍光色でも、蛍光塗料でもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、構成、性質、色あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
可撓性シート10の素材は、可とう性を有したシート状で、テント生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムや各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、金属メッシュ等金属、ガラス繊維、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。
空気浄化容器2は木でも良いし、ポリプロピレンやポリアミド等のプラスチックでも、ポリ塩化ビニルでも、ガラスでも、陶磁器でも、可撓性シート10でも、鉄やアルミニウム等の金属でも、ゴムでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、係る空気浄化容器2を可撓性シート10で構成することによって、係る空気浄化容器2を軽量とすることが可能で、また、サイズや形状についての自由度が高く有用である。
空気浄化ユニット1は、空気浄化容器2に空気浄化基材24を収容し、浄化器誘導壁20あるいはファン13によって係る空気浄化基材24に未浄空気15を送り込むことによって、未浄空気15を浄化する構成のユニットである。
空気誘導構造は、空気浄化基材24に未浄空気15を誘導する為の浄化器誘導壁20の形状あるいは配置であるか、またはファン13であるか、またはファン13を備えた浄化器誘導壁20である。
空気浄化基材24は培養基材でも良いし、軽石、活性炭、セラミック、土、炭、石、砂利、砂、シリカゲル、吸水性ポリマー、発泡性樹脂、ガラス、アクリルやポリプロピレン等のプラスチックでも良いし、係る形態についても、スポンジでも、繊維状でも、生地でも良いし、光触媒の加工をされた材料としても良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
培養基材は、植物を植栽して栽培する為の基材であり、土でも、腐葉土でも、砂でも、石でも、スポンジでも、軽石でも、セラミックでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状、素材、あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
尚、係る空気浄化容器2または空気浄化基材24または浄化器誘導壁20が、ヒーター等の熱源19を備え、高温となる構成においては、係る空気浄化容器2または空気浄化基材24または浄化器誘導壁20は、不燃性の素材で構成することが望ましい。
ファン13は、シロッコファン13でも、風車型のファン13でも、空気を送る構成であれば良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
また、紫外線の光源19を係る空気浄化容器2内に設ける構成は、主に、紫外線によって死滅するウィルスや菌に効果があり、閉鎖空間の中で照射可能なので、人体には強すぎる様な波長の紫外線を用いる構成も可能で、有用である。
また、空気浄化基材24が係る光触媒加工を施された材料による構成は、係る光触媒を活性化させる光源19を係る空気浄化容器2内にも設けることによって、より、係る光触媒の効用を活用可能であり、有用であり、また、係る光触媒加工を施す物は、セラミックでも、石でも、軽石でも、木でも、プラスチックでも、陶磁器でも、ガラスでも、ゴムでも、シリコンラバーでも、鉄やアルミニウム等の金属でも良く、また、炭素繊維やガラス繊維等の繊維状の形態でも良いし、粒状でも、発泡材状でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる構成、形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものであり、例えば、係る光触媒を、ガラスあるいはアクリル樹脂等の透明の素材に加工して設けることによって、より効果的に、係る光源19からの光あるいは太陽光を、より空気浄化基材24の隅々まで届けることが可能で有用である。尚、係る光触媒を活性化させるための光は、日光でも良く、その為に、空気浄化容器2を、アクリルやガラス等の透明な素材である構成としても良い。
また、係る光触媒を活性化させる光源19に、紫外線を使用することにより、紫外線自体の殺菌作用と、光触媒による殺菌作用のダブルで、効果を発揮し、有用である。
また、係る活性炭による構成は、ウィルスや臭い等吸着させることによって効果を発揮し、比較的手軽な構成であり有用である。
また、フィルターによる構成は、構造が簡易で手軽であるという有用性もあり、例えば、係るフィルターに銀イオンや亜鉛イオンやチタンイオン等の金属イオンを配合させて抗菌性をアップさせても良いし、光触媒加工を施しても良いし、静電気をかけてもよく、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状あるいは寸法の範囲内で変更することができるものである。
高吸水性高分子は、網状でも粒状でも、発泡樹脂状でも良く、水分でウィルスを吸着させ、例えば、係る水分に、消毒液や、係る高吸水性高分子に銀イオンや亜鉛イオンやチタンイオン等の金属イオンを混ぜ込んだ構成として、吸着させたウィルスを殺菌する構成としても良い。
尚、係る空気浄化基材24は、対象とする特定のウィルスやガス等の化学物質に対する無毒化の効果に限定した素材を用いる構成としても良く、係る空気浄化基材24は、係る空気浄化ユニット1、あるいは空気浄化容器2を配置する環境に合わせて、自由に選定可能であるものである。
本願発明は、手軽に、また効率よくウィルス感染や、空気の浄化の予防ユニットを組むことが可能であり、有用である。
1 空気浄化ユニット
2 空気浄化容器
10 可撓性シート
11 シール部
12 底面スペーサー
13 ファン
14 植物の根
15 未浄空気
16 浄化空気
17 空気の流れ
19 光源・熱源
20 浄化器誘導壁
21 空気穴・水抜き穴
22 溜水
23 二容器間隙間
24 空気浄化基材
25 包覆メッシュ
26 浸透管
27 浄化基材差込部
28 壁内中空
29 中空上部開口
30 中空下部開口
31 受け容器
32 水仕切り
33 吊紐
34 流路
35 開口変更アダプター
36 水浸透材
37 第1容器
38 第2容器
39 ルーバー
40 背面壁
41 ツバ
42 基材覆い部材
49 人
50 植物・花
51 扇風機
52 空気穴覆い部材

Claims (31)

  1. 空気浄化ユニット(1)を製造する方法であって、
    空気浄化容器(2)に空気浄化基材(24)を収容し、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    前記空気浄化基材(24)に、浄化基材差込部(27)を備えた浄化器誘導壁(20)を浄化基材差込部(27)にて差し込み、
    前記浄化器誘導壁(20)に当たって前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)が、前記空気浄化基材(24)内を通って、前記浄化器誘導壁(20)の背後に排出されるように前記浄化器誘導壁(20)を設け、
    前記浄化基材差込部(27)は、前記浄化器誘導壁(20)が差し込まれる浄化器誘導壁(20)の部分であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することを特徴とする空気浄化ユニット(1)の製造方法。
  2. 前記浄化器誘導壁(20)に、ファン(13)を設け、前記ファン(13)を備えた前記浄化器誘導壁(20)を、前記空気浄化基材(24)に差し込んで設けることを特徴とする請求項1に記載の空気浄化ユニット(1)の製造方法。
  3. 前記浄化器誘導壁(20)が、中空の容部である壁内中空(28)を備え、前記壁内中空(28)は、上部に開口部又は穴部である中空上部開口(29)、及び、前記壁内中空(28)の中空上部開口(29)より下部または側面部に開口部または穴である中空下部開口(30)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の空気浄化ユニット(1)の製造方法。
  4. 空気浄化ユニット(1)を製造する方法であって、
    空気浄化容器(2)に空気浄化基材(24)を収容し、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    前記空気浄化容器(2)が上面に開口部を備え、
    前記空気浄化容器(2)の側面浄化器誘導壁(20)であるルーバー(39)を設け、前記ルーバー(39)の背面に設けられた空気(17)の流路(34)を、前記ルーバー(39)の背面に沿って前記ルーバー(39)に沿って空気(17)が送気され、前記ルーバー(39)を構成する板である羽板が、前記空気浄化容器(2)の開口部方向に向かってそれぞれ傾斜して設けられ、前記ルーバー(39)の前方から流れてきた空気(17)が、前記ルーバー(39)の背面に設けられたルーバー(39)の背面に沿った流路(34)を前記空気浄化容器(2)の開口部方向に流れる構成であることを特徴とする気浄化ユニット(1)の製造方法。
  5. 空気浄化ユニット(1)を製造する方法であって、
    空気浄化容器(2)に空気浄化基材(24)を収容し、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    前記空気浄化容器(2)が上面に開口部を備え、
    前記前記空気浄化容器(2)の開口部の縁の一部を、建物の壁に密着して設け、前記空気浄化容器(2)の開口部の上方の空間には、ルーバー(39)を設け、前記ルーバー(39)の背面には、前記建物の壁との間に流路(34)である空間を備え前記ルーバー(39)の背面に設けられた空気(17)の流路(34)を、前記ルーバー(39)の背面に沿って前記ルーバー(39)に沿って空気(17)が送気され、前記ルーバー(39)を構成する板である羽板が、前記空気浄化容器(2)の開口部方向に向かってそれぞれ傾斜して設けられ、前記ルーバー(39)の前方から流れてきた空気(17)が、前記ルーバー(39)の背面に設けられたルーバー(39)の背面に沿った流路(34)を前記空気浄化容器(2)の開口部方向に流れる構成であることを特徴とする気浄化ユニット(1)の製造方法。
  6. 前記浄化器誘導壁(20)に、光源(19)または熱源(19)を設けるか、または前記空気浄化基材(24)内に光源(19)または熱源(19)を設け、
    前記光源(19)からは、紫外線あるいは可視光を、係る空気浄化基材(24)に照射させ、
    前記光源(19)から、紫外線あるいは可視光が照射させる場合は、前記空気浄化基材(24)を、光透過性の素材とし、前記光源(19)から、可視光を照射させる場合は、前記空気浄化基材(24)を光触媒加工をされた素材とし、前記光源(19)から、紫外線を照射させる場合は、前記空気浄化基材(24)を光触媒加工をされた素材としても良く、
    熱源(19)を設けた際には、前記空気浄化基材(24)を不燃性の素材とし、前記熱源(19)によって、前記空気浄化基材(24)を加熱させ、
    前記空気浄化基材(24)を通過した空気を浄化することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気浄化ユニット(1)の製造方法。
  7. 前記空気浄化基材(24)が、植物(50)を植栽可能な培養基材であり、前記空気浄化容器(2)が植栽容器であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の空気浄化ユニット(1)の製造方法。
  8. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)から構成され、
    前記空気浄化容器(2)内に前記空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化容器(2)は、上部に開口部を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、鉛直方向に対して斜めに設けられていることによって、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  9. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)から構成され、
    前記空気浄化容器(2)内に前記空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化容器(2)は、上部に開口部を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、鉛直方向に対して略くの字状、または略弧状であることによって、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  10. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)から構成され、
    前記空気浄化容器(2)内に前記空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化容器(2)は、上部に開口部を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、
    前記空気浄化基材(24)内に板を斜めに埋設して備え、該埋設した板は、前記空気浄化基材(24)内に送気された前記空気(17)を、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に送気可能で、
    前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、板状または壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)を備えているか、またはファン(13)を設け、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  11. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)から構成され、
    前記空気浄化容器(2)内に前記空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化容器(2)は、上部に開口部を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    複数の前記浄化器誘導壁(20)を前記空気(17)が流れて来る方向に対して、縦方向に略並列に、平行に備え、前記縦方向に略並列に備えられた前記浄化器誘導壁(20)が、前記空気(17)が流れて来る方向に対して前に設けられた前記浄化器誘導壁(20)が後ろに設けられた前記浄化器誘導壁(20)より背が低いことによって、前記空気(17)が前記空気浄化基材(24)内に入り込み易い構成であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、板状または壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)を備えているか、またはファン(13)を設け、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  12. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)内に空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気(17)中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    ファン(13)を備えた浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    前記浄化基材差込部(27)は、前記浄化器誘導壁(20)が空気浄化基材(24)内に差し込まれる浄化器誘導壁(20)の部分であり、
    前記ファン(13)は、風を送風する送風機であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、抜き差し自由に挿設することが可能であり、前記ファン(13)と前記浄化器誘導壁(20)によって、空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)が、前記空気浄化基材(24)内で浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  13. 前記浄化器誘導壁(20)は壁内中空(28)を備え、前記壁内中空(28)は、前記浄化器誘導壁(20)に備えられた中空空間であり、前記壁内中空(28)は、上側の開口部を前記空気浄化基材(24)の上に配置し、下側の開口部を前記空気浄化基材(24)の中に配置して前記空気浄化基材(24)内に設けられ、前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設することが可能であることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の空気浄化ユニット(1)。
  14. 前記壁内中空(28)は、前記浄化器誘導壁(20)において、空気を取り込む側とは反対側の面の壁内中空(28)の長さが短いか、あるいは穴を備えているか、または、前記浄化器誘導壁(20)に向かって流れて来る空気(17)と反対側の面の壁内中空(28)の長さが短いか、あるいは穴を備えていることによって、前記壁内中空(28)を通った空気(17)が、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気されることを特徴とする請求項13に記載の空気浄化ユニット(1)。
  15. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)に空気浄化基材(24)を収容し、前記空気浄化基材(24)に挿設された浄化器誘導壁(20)を備え、
    前記浄化器誘導壁(20)はファン(13)を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    前記ファン(13)は、風を送風する送風機であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、空気(17)を、前記空気浄化基材(24)へ誘導する為の板状または壁状であって、
    前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であり、
    前記ファン(13)が該ファン(13)の上方を覆うような庇を備えて、前記庇が空気浄化容器(2)の外側に飛び出しているか、または、前記空気浄化容器(2)の外側にて、下側を向いて設けられて、前記空気浄化容器(2)の側壁の外側の空気(17)を吸入して、前記空気浄化基材(24)内に送気可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  16. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)とファン(13)とルーバー(39)からなり、
    前記空気浄化容器(2)に前記空気浄化基材(24)を収容し、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    前記空気浄化基材(24)には、浄化器誘導壁(20)が挿設され、前記浄化器誘導壁(20)は壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)を備え、
    前記ファン(13)は、風を送風する送風機であり、
    前記空気浄化容器(2)は上部に開口部を備え、
    前記空気浄化容器(2)、または前記空気浄化容器(2)を収容した第2容器は、側壁ルーバー(39)を備え、前記ルーバー(39)の背面に設けられた空気(17)の流路(34)は、前記ルーバー(39)の背面と前記空気浄化容器(2)あるいは第2容器の側壁の間の空間であり、前記ルーバー(39)の背面に設けられた流路(34)に沿って空気(17)が送気され、前記ルーバー(39)を構成する板である羽板が、前記空気浄化容器(2)の開口部方向に向かってそれぞれ傾斜して設けられ、前記ルーバー(39)の前方から流れてきた空気(17)が、前記羽板によって前記空気浄化容器(2)の開口部方向に方向転換して流れ、前記ルーバー(39)の背面に設けられたルーバー(39)の背面に沿った流路(34)を前記空気浄化容器(2)の開口部方向に流れ、
    前記ルーバー(39)の背面と前記空気浄化容器(2)の側壁の間の空間である前記流路(34)を流れてきた空気(17)が、
    前記ファン(13)によって送気されて、前記浄化器誘導壁(20)に挿設された前記浄化器誘導壁(20)によって前記空気浄化基材(24)内に送気されて浄化されることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  17. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)とファン(13)とルーバー(39)からなり、
    前記空気浄化容器(2)に前記空気浄化基材(24)を収容し、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    記空気浄化容器(2)は上部に開口部を備え、前記空気浄化容器(2)は、該空気浄化容器(2)の開口部の縁の一部を、建造物の壁に略密着して載置して設けられ、
    前記空気浄化容器(2)の開口部の上部に浄化器誘導壁(20)を構成するルーバー(39)を備え、
    前記ルーバー(39)の背面に設けられた空気(17)の流路(34)は、前記ルーバー(39)の背面と前記建造物の壁との間の空間であり、
    前記ルーバー(39)の背面に設けられた流路(34)に沿って空気(17)が送気され、前記ルーバー(39)を構成する板である羽板が、前記空気浄化容器(2)の開口部方向に向かってそれぞれ傾斜して設けられ、前記ルーバー(39)の前方から流れてきた空気(17)が、前記羽板によって前記空気浄化容器(2)の開口部方向に方向転換して流れ、前記ルーバー(39)の背面に設けられたルーバー(39)の背面に沿った流路(34)を前記空気浄化容器(2)の開口部方向に流れ、
    前記ルーバー(39)の背面と前記建造物の壁との間の空間である前記流路(34)を流れてきた空気(17)が、
    前記空気浄化容器(2)に収容された前記空気浄化基材(24)内に送気されて浄化され、
    前記空気浄化容器(2)の前記建造物の壁と反対側である前面に斜面またはルーバーを備え、前記斜面またはルーバーは、前記斜面またはルーバーによって、
    前記空気浄化容器(2)の前面側からの空気が前記空気浄化容器(2)開口部に向けて、流れることが可能に設けられていることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  18. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)に空気浄化基材(24)を収容し、
    前記空気浄化容器(2)の側壁がルーバー(39)状であり、前記ルーバー(39)状の各板の間にも、前記空気浄化基材(24)が収容され、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であり、前記ルーバー(39)状の係る空気浄化容器(2)の側壁である各板が浄化器誘導壁(20)であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  19. 前記空気浄化ユニット(1)は、ファン(13)を備えるか、または前記空気浄化基材(24)に、浄化器誘導壁(20)が挿設されて備えたことを特徴とする請求項18に記載の空気浄化ユニット(1)。
  20. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)と光源(19)から構成され、
    前記空気浄化容器(2)内に前記空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化容器(2)は、上部に開口部を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、光源(19)を備えるか、または前記空気浄化基材(24)内に光源(19)を備え、
    記光源(19)からは、紫外線あるいは可視光が、前記空気浄化基材(24)に照射され、
    前記光源(19)から、可視光が照射される場合は、前記空気浄化基材(24)は光触媒加工された素材であり、また、
    前記光源(19)から、紫外線が照射される場合も、前記空気浄化基材(24)は光触媒加工された素材としても良く、
    前記空気浄化基材(24)を通過する空気が浄化され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、板状または壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)を備えているか、またはファン(13)を設け、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  21. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)と熱源(19)から構成され、
    前記空気浄化容器(2)内に前記空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化容器(2)は、上部に開口部を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、熱源(19)を備えるか、または前記空気浄化基材(24)内に熱源(19)を備え、
    前記空気浄化基材(24)は不燃性の素材から成り、
    前記熱源(19)によって、前記空気浄化基材(24)が加熱されて、前記空気浄化基材(24)を通過する空気が浄化され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、板状または壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)を備えているか、またはファン(13)を設け、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  22. 空気浄化ユニット(1)は、
    空気浄化容器(2)と空気浄化基材(24)と浄化器誘導壁(20)と包覆メッシュ(25)から構成され、
    前記空気浄化容器(2)内に前記空気浄化基材(24)を収容して備え、
    前記空気浄化容器(2)は、上部に開口部を備え、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    前記空気浄化容器(2)は、収容された前記空気浄化基材(24)の上に、包覆メッシュ(25)を備え、
    前記浄化器誘導壁(20)が、浄化基材差込部(27)にて、抜き差し自由に、前記空気浄化基材(24)に挿設され、
    前記浄化器誘導壁(20)は、該浄化器誘導壁(20)に向かって流れてきてぶつかった空気(17)を、前記空気浄化基材(24)に誘導し、
    前記空気浄化基材(24)内に誘導された空気(17)は、前記空気浄化基材(24)を通過することによって浄化され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側に排気され、前記浄化器誘導壁(20)の背面側は、前記空気(17)が流れてきた側と反対側であり、
    前記浄化器誘導壁(20)は、板状または壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはルーバー(39)を備えているか、またはファン(13)を設け、
    前記浄化器誘導壁(20)は、前記空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする空気浄化ユニット(1)。
  23. 前記空気浄化容器(2)が植栽容器であり、前記空気浄化基材(24)が培養基材であり、植物が植栽されていることを特徴とする請求項8から請求項22のいずれかに記載の空気浄化ユニット(1)。
  24. 浄化器誘導壁(20)は、空気浄化基材(24)へ前記空気(17)を誘導するか、または空気浄化基材(24)内に前記空気(17)を誘導する為の壁状部分を備えた部材であって、
    前記空気浄化基材(24)は空気(17)を送り込まれることによって前記送り込まれた空気中のウィルスや不純物を濾過、または殺菌、または不活化、または吸着、または分解する為の基材であって、
    前記浄化器誘導壁(20)は、壁状の面が曲折しているかあるいは曲折可能であるか、または凹形状あるいは溝を備えているか、または鉛直方向に対して斜めに設けられているか、または壁内中空(28)を備えているか、またはファン(13)を備えているか、または光源(19)を備えているか、または熱源(19)を備え、
    前記浄化器誘導壁(20)は、浄化基材差込部(27)を備え、前記浄化器誘導壁(20)は、前記浄化基材差込部(27)にて前記空気浄化基材(24)に差し込まれることを特徴とする浄化器誘導壁(20)。
  25. 前記浄化器誘導壁(20)が、前記浄化基材差込部(27)を前記空気浄化基材(24)に差し込んだ際に、前記浄化器誘導壁(20)の面を鉛直方向に対して斜め下を向く面を備えるか、または前記浄化器誘導壁(20)の面を鉛直方向に対して斜め下を向く面を備えたことを特徴とする請求項24に記載の浄化器誘導壁(20)。
  26. 前記浄化器誘導壁(20)の面が、前記浄化基材差込部(27)に対して、くの字状または略弧状に曲折していることを特徴とする請求項24から請求項25のいずれかに記載の浄化器誘導壁(20)。
  27. 前記浄化器誘導壁(20)が、ファン(13)、または中空の容部である壁内中空(28)、またはその両方を備え、前記壁内中空(28)は、上部に開口部又は穴部である中空上部開口(29)を備え、前記壁内中空(28)の中空上部開口(29)より下部または側面部に開口部または穴である中空下部開口(30)を備え、また前記中空下部開口(30)は、開口部が略同一平面であるか、あるいは前記中空下部開口(30)を構成する一部の面が長いかまたは一方向の面にのみ、穴を備え、空気浄化基材(24)の、任意の場所の、任意の方向に、任意の角度で、任意の深さで抜き差し自由に挿設することが可能であることを特徴とする請求項24から請求項26のいずれかに記載の浄化器誘導壁(20)。
  28. 前記中空下部開口(30)は、該中空下部開口(30)の開口方向を変更可能な開口変更アダプター(35)を備えたことを特徴とする請求項27に記載の浄化器誘導壁(20)。
  29. 前記浄化器誘導壁(20)は、回動して曲折可能であることを特徴とする請求項24から請求項28のいずれかに記載の浄化器誘導壁(20)。
  30. 前記浄化器誘導壁(20)は、光源(19)を備え、前記光源(19)からは、紫外線あるいは可視光あるいは遠赤外線が、空気浄化基材(24)に照射可能であることを特徴とする、請求項24から請求項29のいずれかに記載の浄化器誘導壁(20)。
  31. 前記浄化器誘導壁(20)は、熱源(19)を備え、前記熱源(19)が、空気浄化基材(24)を加熱可能であることを特徴とする、請求項24から請求項30のいずれかに記載の浄化器誘導壁(20)。
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