JP2020195712A - 消臭装置 - Google Patents

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山本 浩司
Koji Yamamoto
浩司 山本
田渕 晴夫
Haruo Tabuchi
晴夫 田渕
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Comany Inc
Central Nippon Expressway Co Ltd
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Abstract

【課題】換気量が制限される公衆トイレにおいて、設置場所の制約がなく、少ないエネルギーで、トイレ内空間の臭気レベルを、利用者が感じない程度まで低減できる消臭装置を提供する。【解決手段】下方に第一開口部を上方に第二開口部を有する筐体と、前記筐体内で前記第一開口部の近傍に配置された空気誘導手段と、前記筐体内で前記空気誘導手段の上方に配置された臭気物質吸着手段の複数で構成される臭気物質吸着領域を備える。小便器の近傍に配置され、前記第二開口部は、前記空気誘導手段により前記筐体の内部に生じた上昇気流を前記小便器から離れる方向に噴出する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の利用者が同時に使用できる公衆トイレ内の空間を消臭するための消臭装置に関するものである。
公衆トイレを、より快適に使用できる施設とするための様々な提案がなされている。例えば、特開平3−275826号公報には、臭気しながら室内温度を調整する手法として、トイレブースの乾燥構造が提案されている。
また、特開2000−96855公報には、一箇所の採光部によって室内換気と採光を効率よく行い得る公衆トイレが提案されている。
特開平3−275826号公報 特開2000−96855公報
近年、トイレ内空間には、より高い快適性が求められている。そして、トイレ内全体を、臭気が無く温湿度の調節された空間とすることが求められている。しかしながら、従来の技術により、公衆トイレ内全体の臭気レベルを、利用者が感じない程度まで低減するためには、大量の換気が必要となる。そのため、トイレ内全体の温湿度を所定の範囲に維持するためには、高い温湿度調整能力を有する大型の空調設備と多くのエネルギーを必要とし、設置場所に制約がある、或いは、コストを要するなどの問題があった。
また、公衆トイレが地下に設けられたものである場合、空気の流路の問題などから、換気量が制限され、トイレ内空間全体の臭気レベルを、利用者が感じない程度まで低減することは難しかった。
そこで、本発明は、換気量が制限される公衆トイレにおいて、設置場所の制約がなく、少ないエネルギーで、トイレ内空間の臭気レベルを、利用者が感じない程度まで低減できる消臭装置を提供することを目的とする。
本発明に係る消臭装置は、下方に第一開口部を上方に第二開口部を有する筐体と、前記筐体内で前記第一開口部の近傍に配置された空気誘導手段と、前記筐体内で前記空気誘導手段の上方に配置された臭気物質吸着手段の複数で構成される臭気物質吸着領域を備える。そして、小便器の近傍に配置され、前記第二開口部は、前記空気誘導手段により前記筐体の内部に生じた上昇気流を前記小便器から離れる方向に噴出する。
前記筐体内で、前記臭気物質吸着手段から前記第二開口部に至る空気の流路に、流路面積を狭めて前記上昇気流を加速する絞り部を有するものであってもよい。
前記絞り部と前記第二開口部の間に、前記上昇気流を噴出させる方向に流れを変える屈曲部を有し、前記第二開口部は前記屈曲部と連続し前記筐体の側面上方に設けられ、前記第二開口部の開口上縁は上方に湾曲し、前記第二開口部の開口下縁は前記屈曲部の曲率と異なる曲率で下方に湾曲しているものであってもよい。
前記小便器が設けられた壁面に対し起立し前記小便器の利用者の側方に配置されるものであってもよい。
本発明によれば、公衆トイレにおいて、利用者が感じる臭気の主な発生源と考えられる、利用者の体温により小便器から発生する上昇気流を、空気誘導手段により効率よく臭気物質吸着領域に誘導し、利用者が臭気を感じる高さに到達する前に臭気物質を除去することができる。
また、筐体の内部に生じた上昇気流を小便器から離れる方向に噴出させることにより、周囲の空気を巻き込んで気流を発生させ、筐体内部に導入されなかった空気中に残存する臭気物質を利用者から遠ざけることができる。
更に、小便器から発生する気流を誘導するための空気誘導手段は、小便器の近傍の小容量の空気を誘導するものであればよいため、エネルギー消費量を抑え、寸法も小さく抑えることができる。
従って、余裕のない限られた空間に設置し、少ないエネルギーで、トイレ内空間の臭気レベルを、利用者が感じない程度まで低減できる。
消臭装置の使用状態を示す斜視図である。 第二開口部の拡大断面図である。 第二開口部の他の実施形態の拡大断面図である。
図1を参照しながら、本発明に係る消臭装置の実施形態について説明する。
消臭装置1は、図1に示すように、小便器が設けられた壁面10に対し起立し小便器の利用者12の側方に配置される仕切り板13の下方に設置して使用するものである。すなわち、小便器が設けられた壁面11に対し起立した状態で小便器の利用者12の側方に配置される。なお、図1において、説明の便宜上、消臭装置1の内部が示されているが、実際の使用状態では消臭装置1の内部は筐体2に覆われている。
筐体2の下側に配置される部位(底部)は、底面全体が開口し、筐体2の内部に空気を取り入れるための吸気口となる第一開口部21となっている。また、筐体2の上側に配置される部位(頂部)は、頂面全体が開口し、筐体2の内側から外側に空気を噴出する第二開口部22となっている。なお、第二開口部22の上方に、仕切り板13が配置された状態となっている。
筐体2の材質には、熱伝導率の低いものを採用することが好ましい。例えば、アルミなどの金属よりも、合成樹脂の方が好ましい。熱伝導率の低い材質を採用することにより、後述する電熱器3で発生させた熱の筐体2の外部への放射量を低減し、筐体2の内部で上昇気流を効率良く発生させることができる。
筐体2の側面の一部は、分離可能な蓋部とされ、蓋部を取り外すことにより、筐体2の内部に配置された部品の交換等が可能となっている。そして、筐体2の内部には、電熱器3及び触媒コア4が、着脱自在に配置されている。
電熱器3は、本発明の空気誘導手段に相当し、第一開口部21の上方近傍に、第一開口部21の長手方向に空気の流路となる間隔を空けて、複数並べて配置されている。
電熱器3は、筐体2の内部において、必要とされる上昇気流を発生させるものであれば制限はなく、使用環境に適した公知の発熱装置を採用することができる。なお、殺菌灯であれば、上昇気流の発生に加え除菌効果を得ることができ好ましい。また、殺菌灯を採用する場合は、開口寸法が50mm×300mmの第一開口部21に対し、10Wの殺菌灯を3基使用することで必要な上昇気流を得ることができる。
触媒コア4は、本発明の臭気物質吸着手段に相当し、筐体2内部の電熱器3の上方に複数配置され、臭気物質吸着領域41を構成している。
この実施形態において、触媒コア4には、通気性を有する素材で形成した箱体にマンガン触媒を充填したものが採用されている。ただし、触媒コア4は、必要な脱臭性能を備えるものであれば制限はない。筐体2の内部に発生する上昇気流の流速や、筐体2の横断面形状に起因する、臭気物質を含んだ空気との接触時間や接触面積を考慮し、公知の脱臭手段の中から最適なものを採用すればよい。
臭気物質吸着領域41は、触媒コア4の複数を第一開口部21の長手方向に空気の流路となる間隔を空けて配置した単位列を、筐体2の長手方向(鉛直方向)に複数並べ形成されたものとなっている。
更に、臭気物質吸着領域41において、各単位列は、触媒コア41の間隔が空気の流れる方向に重ならない配置とされている。そのため、第一開口部21側(上流側)に配置された単位列の流路を通った空気は、第二開口部22側(下流側)に配置された単位列の触媒コア41に衝突し、触媒コア41に充填されたマンガン触媒に接触する時間を長くとることが可能となっている。
臭気物質吸着領域41から第二開口部22に至る空気の流路には、流路面積を狭めて上昇気流を加速する絞り部23が設けられている。そのため、電熱器3の熱で発生する上昇気流は、流速が高められた状態で噴出されることになり、コアンダ効果を高めるものとなっている。
この消臭装置1において、筐体2の内部では、電熱器3の熱により、第一開口部21から筐体2の内部を経て第二開口部22から噴出され消臭装置1の上方に至る気流が発生する。そのため、利用者の体温により小便器から発生した臭気物質を含む上昇気流は、第一開口部21に引き込まれる。そして、第一開口部21から引き込まれた空気に含まれる臭気物質は、吸着領域41を通る間に空気から除去される。
更に、筐体2から噴出された空気は、仕切り板13に沿って上昇するが、コアンダ効果により周囲の空気を巻き込んだ上昇気流を発生させるため、消臭装置1で吸着されずに残存した臭気物質を利用者から遠ざけることができる。
この実施形態において、第一開口部21は筐体2の底部に設けられているが、第一開口部21を設ける位置は筐体2の下方であれば、使用状況に応じて適宜変更でき、例えば、側面の下部に設けてもよい。
第二開口部22も同様に、使用状況に応じて適宜変更でき、例えば、筐体2の、小便器に向けて配置される両側面の上方に設けてもよい。
なお、第二開口部22を筐体2の側面上方に設ける場合、筐体2の内部において、上昇気流の流れを噴出させる方向に変えることが好ましい。図3に、上昇気流の流れが変えられる場合の実施形態を示す。なお、図3において、図1および図2に示す実施形態と実質的に同じ部位には同符号を付し、その説明を簡略化または省略する。
図3に示す実施形態では、絞り部23の下流側に、絞り部23に連続し、上昇気流を噴出させる方向に流れを変える屈曲部24が設けられている。
絞り部23及び屈曲部24の形状は、電熱器3の性能、吸着領域41の配置、消臭装置1の設置環境などを考慮し適宜決めることができるが、屈曲部24の曲率は、空気の流速の低下を防ぐために、大きく緩やかにすることが好ましい。
第二開口部22は、屈曲部24の下流に位置し、第二開口部の開口上縁22aは上方に湾曲し、噴出した空気流を上方に導く形状とされている。また、第二開口部22の開口下縁22bは、屈曲部24の曲率より大きい曲率で下方に湾曲し、噴出した空気流が筐体2の表面から剥離する形状とされている。
上記何れの実施形態においても、空気誘導手段として電熱器3を採用し、利用者12の体温により小便器から発生する上昇気流を、熱の力で臭気物質吸着領域41に誘導するものとなっている。ただし、小便器から発生する上昇気流を臭気物質吸着領域41に効率よく誘導できるものであれば、その手法に制限は無い。例えば、小型のファンを採用し風の力で誘導してもよい。
また、上記何れの実施形態においても、消臭装置1を小便器の利用者12の側方に配置することが想定されているが、利用者12の体温により小便器から発生する上昇気流を臭気物質吸着領域41に誘導でき、更に、筐体2内部に導入されなかった空気中に残存する臭気物質を利用者から遠ざけることができれば、消臭装置1の配置に制限はない。消臭装置1が設置される状況に応じて最適な配置とすればよい。例えば、小便器が設けられた壁面11における小便器の間に配置してもよい。
1 消臭装置
2 筐体
3 電熱器
4 触媒コア
11 小便器が設けられた壁面
12 小便器の利用者
13 仕切り板
21 第一開口部
22 第二開口部
22a 上縁
22b 下縁
23 絞り部
24 屈曲部
41 臭気物質吸着領域

Claims (4)

  1. 下方に第一開口部を上方に第二開口部を有する筐体と、前記筐体内で前記第一開口部の近傍に配置された空気誘導手段と、前記筐体内で前記空気誘導手段の上方に配置された臭気物質吸着手段の複数で構成される臭気物質吸着領域を備え、小便器の近傍に配置され、前記第二開口部は、前記空気誘導手段により前記筐体の内部に生じた上昇気流を前記小便器から離れる方向に噴出することを特徴とする消臭装置。
  2. 前記筐体内で、前記臭気物質吸着領域から前記第二開口部に至る空気の流路に、流路面積を狭めて前記上昇気流を加速する絞り部を有する請求項1に記載の消臭装置。
  3. 前記絞り部と前記第二開口部の間に、前記上昇気流を噴出させる方向に流れを変える屈曲部を有し、前記第二開口部は前記屈曲部と連続し前記筐体の側面上方に設けられ、前記第二開口部の開口上縁は上方に湾曲し、前記第二開口部の開口下縁は前記屈曲部の曲率より大きい曲率で下方に湾曲している請求項1又は2に記載の消臭装置。
  4. 前記小便器が設けられた壁面に対し起立し前記小便器の利用者の側方に配置される請求項1、2又は3に記載の消臭装置
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