JP2001187092A - 脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法 - Google Patents

脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法

Info

Publication number
JP2001187092A
JP2001187092A JP37237299A JP37237299A JP2001187092A JP 2001187092 A JP2001187092 A JP 2001187092A JP 37237299 A JP37237299 A JP 37237299A JP 37237299 A JP37237299 A JP 37237299A JP 2001187092 A JP2001187092 A JP 2001187092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
odor
deodorizing
deodorizer
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37237299A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Arai
温 荒井
Tatsuya Shimada
竜也 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paramount Bed Co Ltd filed Critical Paramount Bed Co Ltd
Priority to JP37237299A priority Critical patent/JP2001187092A/ja
Publication of JP2001187092A publication Critical patent/JP2001187092A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者から発せられる体臭、屎尿臭を検出して
自動的に脱臭処理ができるようにする。 【解決手段】 ベッド10のヘッドボード12に、第1
臭気検知センサ13、さらに、側柵14に第2臭気検知
センサ15を設ける。脱臭機25は、周知の構造のもの
で、使用者から発せられる体臭や、屎尿臭等の臭気成分
を除去するための脱臭用フィルタを有する。電動式ボト
ム調節機構のコントローラ21に、前記第1臭気検知セ
ンサ13および第2臭気検知センサ15からの検知信号
を取り込む構成とすると共に、コントローラ21から脱
臭機25へ制御信号を供給する構成とし、第1臭気検知
センサ13および第2臭気検知センサ15からの検知信
号に基づいて脱臭機25の脱臭運転の制御を行う設定と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッド生活空間に
漂う生活臭、例えば患者から発せられる体臭、屎尿臭を
効果的に除去し、快適なベッド生活を営めるようにし
た、脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、我が国は世界でも有数の長寿国と
なり、今日ほど、高齢化社会にふさわしい環境づくりが
望まれている時代はないといわれている。かかる背景か
ら、その環境づくりの一環として、在宅にあっては、老
人が快適なベッド生活を営んでしていけるように、ま
た、ベッド生活を余儀なくされている長期療養者にとっ
ても使いやすいような在宅介護にふさわしい、在宅用ベ
ッドが創意工夫されてきている。例えば、長年のベッド
生活により、ベッド周りの生活空間における生活臭はつ
きもので、特に、長期療養者、老人等から発せられる体
臭、屎尿臭等は大いに気になるところである。この対策
として現状では、市販の空気清浄器を設置して対応して
いる場合が多い。かかる空気清浄器では、対象とするほ
こりや処理可能な臭気成分の設定範囲が広く、価格、大
きさの割りには効果が不充分であることが多い。そこ
で、最近、ベッド1に脱臭機2を設けたものが提案され
ている(図4参照)。かかるベッド1では、脱臭機2を
ベッド下部に取り付け、フットボード3に形成したダク
ト4を通じてベッド1上の空気を吸引し、脱臭するよう
にしている。かかるベッド1においては、臭いが強くな
ったと感じたときに、使用者自ら、または介護者等が、
脱臭機2の能力を高める調節を行うことで、対処してき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ベッド1周りで生活する使用者や、介護者は、多少の臭
いがあったとしても、慣れてくると気にならなくなり、
来訪者に不快な思いをさせることがある。 また、介護
者が脱臭機2の能力を高める調節を行うことは、ベッド
の使用者が介護者に対して気がねするという、精神的な
負担をももたらすおそれもある。本発明はこのような背
景を基に提案されたものであって、ベッド生活空間に漂
う生活臭、特に患者から発せられる体臭、屎尿臭を検出
して自動的に脱臭処理ができるようにして、快適なベッ
ド生活を営めるようにした、脱臭装置を備えたベッドお
よびその脱臭制御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッドの適所に、ベッド近傍の雰囲
気を導入して、脱臭処理するための脱臭機を設け、臭気
検知センサをベッドの枕元近傍に配置して、前記臭気検
知センサによる検知信号に基づいて、前記脱臭機を運転
制御する構成とした。また本発明は、ベッドの適所に、
ベッド近傍の雰囲気を導入して、脱臭処理するための脱
臭機を設け、臭気検知センサをベッドの使用者の腰部近
傍に配置して、前記臭気検知センサによる検知信号に基
づいて、前記脱臭機を運転制御する構成とした。また本
発明は、ベッドの適所に、ベッド近傍の雰囲気を導入し
て、脱臭処理するための脱臭機を設け、臭気検知センサ
をベッドの枕元近傍とベッドの使用者の腰部近傍とに配
置して、前記臭気検知センサによる検知信号に基づい
て、前記脱臭機を運転制御する構成とした。前述の構成
において、臭気検知センサにより、周囲雰囲気を検知し
て、検知信号から臭気にかかる値が所定置以上であるこ
とを捉えることで臭気が強くなったとして、ベッド近傍
の雰囲気を吸引する能力を高める設定とすることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる脱臭装置を
備えたベッドおよびその脱臭制御方法について、一つの
実施の形態を示し、添付の図面に基づき、以下説明す
る。図1に脱臭装置を備えたベッド10を示し、このベ
ッド10の脚部11には、脱臭機(後述)が取り付けら
れている。また、ベッド10のヘッドボード12には、
第1の臭気検知センサ13が設けられ、さらに、側柵1
4に第2の臭気検知センサ15が設けられている。ま
た、フットボード16から前記脚部11に亘って、前記
脱臭機に通ずる吸引空気通路としてのダクト(図示省
略)が設けられている。
【0006】前記脱臭機は、枕元の側柵17に掛けるよ
うにした手元スイッチ18に設けた運転ボタン19、脱
臭能力の切換ボタン20を操作することにより、ベッド
10における電動式ボトム調節機構のコントローラ(後
述)を介し、電力を受けて作動する構造としている。な
お、脱臭機は、周知の構造のもので、使用者から発せら
れる体臭や、ベッド10、特に屎尿臭等の臭気成分を除
去するための脱臭用フィルタ(図示省略)を有し、この
脱臭用フィルタにベッド10近傍の空気を導入して、清
浄化した空気を室内に戻すように促進するためのファン
(図示省略)とを備えている。前記脱臭用フィルタに
は、特に体臭、屎尿臭等の臭気成分を除去する効果の高
いものを用いており、例えば素材としては、活性炭、光
酸化触媒(酸化チタン等)他、周知の構成のものを適用
することができる。
【0007】また前記第1臭気検知センサ13および第
2臭気検知センサ15は、通常のガス検知センサと同様
のもので、ヘッドボード12に設けた第1臭気検知セン
サ13は、加齢臭を形成する成分ガスに反応するよう
に、側柵14側に設けた第2臭気検知センサ15は、屎
尿臭の成分ガスに反応するように選定することができ
る。
【0008】そこで、前記脱臭装置の制御構成について
説明する。図2に示すように、ベッド10におけるボト
ム下の中床等に搭載されたコントロールボックス(図示
省略)に組み込まれた電動式ボトム調節機構のコントロ
ーラ21は、前記手元スイッチ18、電動式ボトム調節
機構の駆動源である頭モータ22、足モータ23、上下
モータ24と信号線を介してつながっており、かかるコ
ントローラ21に、前記第1臭気検知センサ13および
第2臭気検知センサ15からの検知信号を取り込む構成
とすると共に、コントローラ21から脱臭機25へ制御
信号を供給する構成としている。そして前記コントロー
ラ21には、手元スイッチ18に設けた運転ボタン1
9、脱臭能力の切換ボタン20を操作により、また、第
1臭気検知センサ13および第2臭気検知センサ15か
らの検知信号に基づいて脱臭機25の脱臭運転の制御を
行う手順が設定されている。
【0009】以上のような脱臭装置を備えたベッド10
において、図3に示した、脱臭制御手順を参照しながら
説明する。手元スイッチ18に設けた運転ボタン19を
ON操作すると、コントローラ21において、運転ボタ
ン19がONされたことを認識することができ、コント
ローラ21から脱臭機25に電力を供給してファンを駆
動させ、脱臭用フィルタにベッド近傍空気が導入さ
れ、、導入された空気から臭気成分が取り除かれ、再び
室内に清浄な空気として戻される。また、手元スイッチ
18に脱臭能力の切換ボタン20を操作することで、脱
臭機25の脱臭能力の切換えを行うことができる。そし
て、ベッド10周囲の雰囲気から、すなわち、枕元近傍
や、使用者の腰近傍の雰囲気は、それぞれ第1臭気検知
センサ13、第2臭気検知センサ15によって監視さ
れ、雰囲気における臭気が強くなった場合は、これら第
1臭気検知センサ13、第2臭気検知センサ15によっ
て検知される検知信号によって、臭気を示す値が所定置
以上であるとして、コントローラ21から脱臭機25
に、ファンへの電力を増大するべく制御信号を供給し
て、脱臭能力を増大させるようする。以上のような運転
制御を続行することで、使用者から発せられる体臭や、
急激に起こる屎尿臭等は勿論、すでに室内に充満してい
る臭気を含んだ空気をも清浄化することができ、快適な
生活空間がもたらされる。またこのように臭気の程度を
第1臭気検知センサ13、第2臭気検知センサ15によ
って監視し、脱臭機25を制御運転して、臭気を効果的
に除去することができるので、使用者に気づかれること
なく、臭いに慣れるようなことがあっても、不意の訪問
者に対しても不快な思いをさせるようなことはない。
【0010】以上、本発明にかかる脱臭装置を備えたベ
ッドおよびその脱臭制御方法について、一つの実施の形
態を示し、説明したが、第1臭気検知センサ13、第2
臭気検知センサ15は、それぞれ単独で設けるようにし
てもよい。また、さらに複数個適宜な箇所に設けるよう
にしてもよい。なお、電動式のベッドでないベッドで
も、電源用コンセントを設置するだけでよいので、容易
に脱臭装置を配設することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、臭気を客観的に監視す
ることで、臭気の慣れから来る、弊害を防止することが
でき、しかも、使用者に気づかれることなく、ベッド周
囲の雰囲気を効果的に除去することができ、快適なベッ
ド生活がもたらされる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる脱臭装置を備えたベッドおよび
その脱臭制御方法を適用したベッドの一つの実施の形態
を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すベッドに装着された脱臭装置の脱臭
制御方法を実施するための制御ブロック図である。
【図3】図2示すコントローラに設定された、制御手順
を説明するためのフローチャートである。
【図4】これまでの脱臭装置を備えたベッドを示した、
模式的な側面説明図である。
【符号の説明】
10 ベッド 11 脚部 12 ヘッドボード 13 第1臭気検知センサ 14、17 側柵 15 第2臭気検知センサ 16 フットボード 18 手元スイッチ 19 運転ボタン 20 切換ボタン 21 コントローラ 22 頭モータ 23 足モータ 24 上下モータ 25 脱臭機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドの適所に、ベッド近傍の雰囲気
    を導入して、脱臭処理するための脱臭機を設け、臭気検
    知センサをベッドの枕元近傍に配置して、前記臭気検知
    センサによる検知信号に基づいて、前記脱臭機を運転制
    御する構成としたことを特徴とする脱臭装置を備えたベ
    ッド。
  2. 【請求項2】 ベッドの適所に、ベッド近傍の雰囲気
    を導入して、脱臭処理するための脱臭機を設け、臭気検
    知センサをベッドの使用者の腰部近傍に配置して、前記
    臭気検知センサによる検知信号に基づいて、前記脱臭機
    を運転制御する構成としたことを特徴とする脱臭装置を
    備えたベッド。
  3. 【請求項3】 ベッドの適所に、ベッド近傍の雰囲気
    を導入して、脱臭処理するための脱臭機を設け、臭気検
    知センサをベッドの枕元近傍とベッドの使用者の腰部近
    傍とに配置して、前記臭気検知センサによる検知信号に
    基づいて、前記脱臭機を運転制御する構成としたことを
    特徴とする脱臭装置を備えたベッド。
  4. 【請求項4】 前記臭気検知センサにより、周囲雰囲
    気を検知して、検知信号から臭気にかかる値が所定置以
    上であることを捉えることで臭気が強くなったとして、
    ベッド近傍の雰囲気を吸引する能力を高めるようにした
    ことを特徴とする請求項1〜3記載のうち、いずれか1
    記載のベッドにおける脱臭制御方法。
JP37237299A 1999-12-28 1999-12-28 脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法 Pending JP2001187092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37237299A JP2001187092A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37237299A JP2001187092A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001187092A true JP2001187092A (ja) 2001-07-10

Family

ID=18500335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37237299A Pending JP2001187092A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001187092A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018033704A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 テラル株式会社 脱臭装置
CN109276384A (zh) * 2017-07-21 2019-01-29 青岛大数华创科技有限公司 一种智能婴儿床

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018033704A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 テラル株式会社 脱臭装置
CN109276384A (zh) * 2017-07-21 2019-01-29 青岛大数华创科技有限公司 一种智能婴儿床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000171067A (ja) 空気清浄装置
JP2001157707A (ja) 脱臭装置
JP2005089171A (ja) イオン発生装置付きエレベータ
JP2001187092A (ja) 脱臭装置を備えたベッドおよびその脱臭制御方法
JP3329447B2 (ja) 脱臭装置を備えたベッド
JP2004028433A (ja) 空気清浄機
JP3381842B2 (ja) 脱臭機能を有するベッド
JPH11104223A (ja) 靴用オゾン脱臭殺菌装置
JP2008302133A (ja) 就寝者無呼吸矯正装置
KR200388454Y1 (ko) 화재경보 기능을 갖는 은폼 공기청정기
JPH0630198Y2 (ja) 空気清浄脱臭器
JP2000262355A (ja) 脱臭機能を有するベッド
JP2003205000A (ja) 排便介護用臭気吸引浄化装置
JPH04364644A (ja) 電話機
JPH0856975A (ja) おむつの臭気状態の情報伝達装置
KR20170049977A (ko) 용변 냄새 자동 제거 시스템
KR101937377B1 (ko) 공기호스가 구성된 욕창 방지용 매트
JP2009112464A (ja) クッション
KR200383274Y1 (ko) 뇌파 유도 기능을 갖는 공기 청정기
KR20060035911A (ko) 공기 살균 기능을 갖는 공기청정기 및 이를 제어하는 방법
JPH059005Y2 (ja)
JP2000254032A (ja) 排泄部分清浄介護装置
JPH01115426A (ja) 酸素添加空気清浄器
JPH06182143A (ja) 空気清浄器
JPH08215175A (ja) 就寝装置