JP2001157707A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2001157707A
JP2001157707A JP2000152252A JP2000152252A JP2001157707A JP 2001157707 A JP2001157707 A JP 2001157707A JP 2000152252 A JP2000152252 A JP 2000152252A JP 2000152252 A JP2000152252 A JP 2000152252A JP 2001157707 A JP2001157707 A JP 2001157707A
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humidity
deodorizing
active oxygen
air
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Takahiro Kitano
敬大 北野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲環境、特に湿度の変化に左右されること
なく、高い殺菌・脱臭能力を発揮する脱臭装置を提供す
る。 【解決手段】 死体2をシート4で覆い、シート4で覆
われた空間P内をヒドロキシラジカルが生成するのに最
も好適であるとともに、ヒドロキシラジカルが最も殺菌
・脱臭効果を発揮し得る40%〜60%の湿度に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性酸素により殺
菌・脱臭を行う脱臭装置に関し、特に、殺菌・脱臭効果
の向上を図る技術に関する。この脱臭装置は、鑑識用脱
臭装置、死体運搬用のボディバック、介護用脱臭装置に
適用する。
【0002】
【従来の技術】本発明の第1実施例は、警察による鑑識
活動時において死体から発せられる腐乱臭を除去するた
めに用いられる鑑識用脱臭装置であり、第2実施例は、
死体運搬用のボディバックであるが、死体の発する臭気
を脱臭する脱臭装置は、特開平11−9629号公報に
公知である。そこでは、死体安置袋を頭部又は顔面が出
るように開口し、足部からオゾンエアを注入することに
より、死体の発する臭気を分解、除去している。
【0003】本発明の第3・第4実施例は、介護用脱臭
装置であるが、この種の脱臭装置は特開平9−1521
45号公報に公知である。そこでは、被介護人の下半身
を臭気拡散カバーで覆い、このカバー内にオゾンエアを
注入することにより、排泄物等の臭気を分解、除去して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記公
報に挙げられた脱臭装置を検討し、その試作と評価を行
った。その過程で、これらの脱臭装置では、十分な脱臭
能力を得るためには、極めて高濃度なオゾンガスが必要
であり、その脱臭性能は、周囲環境、特に湿度に大きく
左右され、結果として、実用上充分な脱臭能力を備えて
いないことが判った。
【0005】本発明は、上述したような問題を解決する
ためになされたものであり、周囲環境の変化に左右され
ることなく、高い殺菌・脱臭能力を保持することができ
る脱臭装置を提供することを目的とする。本発明の目的
は、低濃度のオゾンガスでもって、高い殺菌・脱臭能力
を発揮する脱臭装置を提供することにある。本発明の目
的は、死体が発する腐乱臭を除去する鑑識用脱臭装置お
よびボディバックを提供することにある。本発明の目的
は、被介護人の排泄物等が発する臭気を除去する介護用
脱臭装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の脱臭装置は、図
1に示すごとく、被対象物2を覆って処理空気を閉じ込
める空間Pを形成するシート4と、空間P内の湿度を検
知する湿度検知手段5と、湿度検知手段5の検知結果に
基づいて、空間P内の空気に対して加湿、除湿を行う湿
度調整手段6と、水分と反応することによって活性酸素
を生成する活性酸素生成ガスを空間P内に供給する活性
酸素生成ガス供給手段7とからなり、活性酸素が生成さ
れるのに最も好適であるとともに、活性酸素が最も殺菌
・脱臭効果を発揮し得る40%〜60%の湿度に空間P
内を保ちながら、空間P内の空気に対して殺菌・脱臭を
行うよう構成してある。
【0007】また、本発明の脱臭装置は、図10に示す
ごとく、被対象物が置かれた空間P内を殺菌・脱臭する
脱臭装置を対象とする。被対象物2が置かれた空間P内
の湿度を検知する湿度検知手段5と、湿度検知手段5の
検知結果に基づいて、空間P内の空気に対して加湿、除
湿を行う湿度調整手段6と、水分と反応することによっ
て活性酸素を生成する活性酸素生成ガスを空間P内に供
給する活性酸素生成ガス供給手段7とからなり、活性酸
素が生成されるのに最も好適であるとともに、活性酸素
が最も殺菌・脱臭効果を発揮し得る40%〜60%の湿
度に空間P内を保ちながら、空間P内の空気に対して殺
菌・脱臭を行う。
【0008】具体的には、活性酸素生成ガスをオゾンガ
スとし、オゾンガスの分解過程で生成される活性酸素で
あるヒドロキシラジカルによって、殺菌・脱臭を行う。
オゾンガスの濃度は、0.003〜0.005ppmとす
る。空間P内にプラス・マイナスイオンを供給するイオ
ン供給手段8を備える。空間P内の空気が排出されるガ
ス排出口17にオゾン分解機能を備えた触媒9を取り付
ける。
【0009】この脱臭装置を、鑑識用脱臭装置1、死体
運搬用のボディバック30、介護用脱臭装置40に適用
する。
【0010】
【発明の作用効果】シート4により閉じ込められた空間
P内では、オゾンガスは空間P内の水分と反応して、そ
の分解過程においてヒドロキシラジカルを生成する。 O3 (オゾン)→O2 (酸素)+O(発生期酸素) O(発生期酸素)+H2 O(水分)→2HO・(ヒドロ
キシラジカル) HO・(ヒドロキシラジカル)は、高いエネルギー励起
状態にあるので強力な殺菌・脱臭作用を呈し、空間P内
の処理空気に対して殺菌・脱臭を速やかに行う。
【0011】上記反応式から判るように、オゾンが分解
してヒドロキシラジカルを生成するためには、水分が必
要である。従って、処理空気が乾燥しており、湿気が少
ない場合には、上記の反応が進まず、ヒドロキシラジカ
ルが生成されないので、結果として殺菌・脱臭能力は低
下する。逆に、処理空気中に多量の水分が含まれている
場合には、ヒドロキシラジカルは、臭気成分や微生物菌
体と接触する前に水分と接触してしまい、臭気成分や微
生物菌体と接触する確率は低くなるので、この場合にも
殺菌・脱臭能力は低下する。また、ヒドロキシラジカル
のライフタイムが10-12 秒と極めて短いことからも、
殺菌・脱臭効率を上げるためには、ヒドロキシラジカル
を効率よく臭気成分や微生物菌体と接触させる必要があ
る。
【0012】本発明の脱臭装置では、空間P内の湿度を
検知し、この検知結果に基づいて、ヒドロキシラジカル
が生成するのに最も好適であるとともに、ヒドロキシラ
ジカルが最も殺菌・脱臭効果を発揮し得る40%〜60
%の湿度にシート空間P内を保っている。このため、低
濃度のオゾンガスを使った場合でも、周囲環境の変化に
左右されることなく、常に、高い殺菌・脱臭性能を発揮
する。
【0013】イオン発生装置8から空間P内にプラス・
マイナスイオンを送出するので、プラスに帯電している
微生物菌体に対してはマイナスイオンを、マイナスに帯
電している微生物菌体に対してはプラスイオンを付着さ
せて、微生物菌体を電気的に中和することにより、殺菌
する。従って、殺菌性能が向上する。ガス排出口17
に、触媒9を取り付けるので、排出空気中に含まれる人
体に有害なオゾンガスまたはヒドロキシラジカルを取り
除く。オゾン、イオンの供給量は、種々目的により変え
ることができる。当然のことながら、オゾンとイオンを
同時に供給することも可能である。以上より、シート4
内の微生物菌体の殺菌が可能となる。
【0014】図10に示すごとく、被対象物2が密閉空
間に置かれている場合には、必ずしも被対象物2をシー
ト4で覆う必要はない。すなわち、被対象物2が置かれ
た部屋内を上記湿度条件(40〜60%)に保ちなが
ら、オゾンガスおよびプラス・マイナスイオンを供給し
ても同様の効果が得られる。これは病院などに有用であ
り、部屋単位の脱臭が可能となる。
【0015】この脱臭装置を、警察が鑑識作業を行う際
に死体が発する腐敗臭を遮断、除去するための鑑識用脱
臭装置1として適用するので、死亡事故現場における死
体2の発する腐乱臭の問題を改善し、鑑識係官の負担を
軽減することができる。死体運搬用のボディバック30
として適用するので、死体2の運搬後にシート4を開け
た際に、シート4内に溜まった腐乱臭が周囲に広がるこ
とを防ぎ、良好な環境を維持することができる。
【0016】この脱臭装置を、介護用脱臭装置として適
用するので、被介護人41の排泄物等の臭いを効果的に
除去することができる。また、生成したヒドロキシラジ
カルが寝具等に付着した臭気成分に対して直接アタック
するため、空間P内の殺菌・脱臭だけでなく、被介護人
41の使用している寝具や着衣に付着している臭気の脱
臭が可能となる。その結果、臭気がシート4外へ漏れ出
すことを最小限に抑えることができ、部屋の中が臭くな
らないので、良好な生活環境を維持することができ、被
介護人41はもとより介護する人にとっても有益なもの
となる。
【0017】
【実施例】(第1実施例)本発明の第1実施例に係る鑑
識用脱臭装置について、図面を参照して説明する。図1
および図2において、鑑識用脱臭装置1は、死亡事件、
事故の発生現場で警察による鑑識活動時に用いられるも
のである。鑑識用脱臭装置1は、死体2を覆い処理空気
を閉じ込める空間Pを形成するシート4と、空間P内の
湿度を検知する湿度センサ(湿度検知手段)5と、湿度
センサ5の検知結果に基づいて空間P内に対して加湿、
除湿を行い、空間P内を所定の湿度に保つ湿度調整機
(湿度調整手段)6と、オゾンガスを供給するオゾンガ
ス発生装置(活性酸素生成ガス供給手段)7と、プラス
・マイナスイオンを供給するイオン発生装置(イオン供
給手段)8と、オゾン分解機能と脱臭機能とを兼ね備え
た触媒9と、臭気成分を吸着させる吸着シート10とか
らなる。
【0018】合成樹脂等からなるシート4は、峰に沿っ
て対角線状に設けられた連結孔11と、地面Gとの接地
部12の四隅に設けられた挿通孔12aとを備え、これ
ら連結孔11、挿通孔12aに挿通されて、円弧状に屈
曲したフレーム13によって、ドーム型のテント形状に
広げられる。一般的な山岳用、キャンプ用テントは、地
面と接するグランドシートと、居住空間を作るフライシ
ートとからなるが、このシート4は、グランドシートに
相当するシートを備えていない。すなわち、死体の置か
れた床又は地面Gとシート4とで死体2を覆い、処理空
気を閉じ込める空間Pを形成する。これにより、死体2
を動かすことなく、シート4で死体を覆うことが可能と
なる。シート4に、シート内空気吸引口14a、調整空
気注入口14b、オゾンガス注入口15、イオン注入口
16、ガス排出口17を開口する。
【0019】湿度センサ5は、金属酸化物セラミックの
細孔に付着した水分による電気抵抗値の変化を利用し
て、空間P中の空気が含有する水蒸気の割合を測定する
抵抗型のセンサであり、その検知信号を接続コード20
を経て湿度調整機6に出力する。湿度調整機6は、湿度
センサ5の検知信号を受けて、空間P内の湿度が40%
〜60%となるように加湿・除湿を行うものであり、シ
ート内空気吸引口14aに接続したチューブ21aから
空間P内の空気を吸い込み、チューブ21bを介して調
整空気注入口14bから加湿又は除湿した調整空気を空
間P内に送出する。
【0020】オゾンガス発生装置7は、放電電極および
誘電電極を備えたオゾナイザと、そのオゾナイザへ高電
圧を印加する高電圧装置と、オゾナイザにエアを供給す
るエアポンプとからなり、放電電極と誘電電極との間に
高電圧を印加して、酸素からオゾンを発生させる。オゾ
ナイザにおいて発生したオゾンは、オゾンガス注入口1
5に接続したチューブ22から空間P内に送出する。空
間P内に供給するオゾンガスの濃度は、0.003ppm
〜0.005ppmの比較的低濃度なものとする。
【0021】イオン発生装置8は、電極間に高電圧を印
加することにより、プラスイオンとマイナスイオンを発
生させる。発生したプラス・マイナスイオンは、イオン
注入口16に接続したチューブ23から空間P内に送出
する。このイオン発生装置8は、オゾンガスと同時にイ
オン(プラス・マイナス)を注入することも、別々に注
入することもできるようになっている。
【0022】空間P内の空気が排出されるガス排出口1
7に、触媒9を取り付ける。触媒9は、オゾン分解機能
と脱臭機能とを兼ね備えたものであり、空間P内から排
出される空気内に残留する人体に有害なオゾンガスやヒ
ドロキシラジカル、さらには臭気成分を吸着し、分解す
る。シート4の天井部に、ゼオライト、活性炭、シリカ
ゲル、ケイ酸カルシウム等に代表されるような臭気成分
を吸着し得る吸着剤を含有した吸着シート10を貼り付
ける。
【0023】空間P内において、オゾンガスは、空間P
内の空気に含まれる水分と以下のように反応し、その分
解過程において活性酸素であるヒドロキシラジカルを生
成する。 O3 (オゾン)→O2 (酸素)+O(発生期酸素)… O(発生期酸素)+H2 O(水分)→2HO・(ヒドロキシラジカル)… HO・(ヒドロキシラジカル)は、高いエネルギー励起
状態にあるので強力な殺菌・脱臭作用を呈し、空間P内
の処理空気に対して殺菌・脱臭を速やかに行う。例え
ば、ヒドロキシラジカルの微生物菌体に対する殺菌は、
以下の反応式によりあらわすことができる。 HO・+RH(微生物菌体)→R・+H2 O(連鎖) R・+O2 →RO2 ・ RO2 ・+RH→ROOH+R・(連鎖) ROOH+CO2 →ROOH−CO2 (酸化生成物;た
ん白質、脂質) すなわち、ヒドロキシラジカルが酸化反応の開始剤とし
て働き、連鎖反応を引き起こし、微生物菌体の表面を酸
化し、微生物菌体を殺菌する。
【0024】上記、・の反応式から判るように、オ
ゾンが分解してヒドロキシラジカルを生成するために
は、水分が必要である。従って、処理空気が乾燥してお
り、湿気が少ない場合には、上記の反応が進まず、ヒド
ロキシラジカルが生成されないので、結果として殺菌・
脱臭能力は低下する。逆に、処理空気中に多量の水分が
含まれている場合には、ヒドロキシラジカルは、臭気成
分や微生物菌体と接触する前に水分と接触してしまい、
臭気成分や微生物菌体と接触する確率は低くなるので、
この場合にも殺菌・脱臭能力は低下する。また、ヒドロ
キシラジカルのライフタイムが10-12 秒と極めて短い
ことからも、殺菌・脱臭効率を上げるためには、ヒドロ
キシラジカルを効率よく臭気成分や微生物菌体と接触さ
せる必要がある。
【0025】図9は、湿度とオゾン濃度とを変化させた
ときのヒドロキシラジカルの生成状態を示している。オ
ゾン濃度は、0.003〜0.005ppmとする。図9か
らわかるように、湿度が0〜36%の場合は、空間P内
の空気に含まれる水分が過少であるために、上記のの
反応(O(発生期酸素)+H2 O(水分)→2HO・)
が進み難く、殺菌・脱臭に必要なヒドロキシラジカルを
得られず、残留オゾン(未反応オゾン)ができてしま
う。
【0026】逆に、湿度が69〜100%の場合は、上
記のの反応が急激に進んで、多くのヒドロキシラジカ
ルが発生するものの、これらヒドロキシラジカルは空気
に含まれる水分と接触してしまうため、殺菌・脱臭能力
は低下する。以上より、36〜69%がヒドロキシラジ
カルの生成されるに有効な湿度範囲であることが判る。
本発明では、これより狭い40〜60%をヒドロキシラ
ジカルが最も殺菌・脱臭効果を発揮し得る湿度範囲と
し、湿度調整機6は、この湿度範囲に空間Pを保つよう
に設定する。
【0027】イオン発生装置8から空間P内にプラス・
マイナスイオンを送出するので、プラスに帯電している
微生物菌体に対してはマイナスイオンを、マイナスに帯
電している微生物菌体に対してはプラスイオンを付着さ
せて、微生物菌体を電気的に中和して、殺菌する。従っ
て、殺菌性能が向上する。ヒドロキシラジカルによる分
解を逃れた臭気成分は、吸着シート10により吸着され
る。従って、空間P内における脱臭は、完全なものとな
る。ガス排出口17に、触媒9を取り付けたので、排出
空気中に含まれる人体に有害なオゾンガス、ヒドロキシ
ラジカルを除去される。従って、残留オゾン等が放出さ
れて人体に影響を与えることはない。また、この触媒9
は、臭気成分をも吸着・分解するので、シート4外に臭
気が漏れることもない。
【0028】以上のように、本実施例に係る鑑識用脱臭
装置1では、ヒドロキシラジカルが生成するのに最も好
適であるとともに、ヒドロキシラジカルが最も殺菌・脱
臭効果を発揮し得る40%〜60%の湿度に空間P内を
保ちながら、オゾンガスを送入し、殺菌・脱臭を行うよ
うにしたので、低濃度のオゾンガスで死体2の発する腐
乱臭を効果的に除去することができる。その結果、死亡
事件・事故の発生現場を臭いの無い良好な環境に保ち、
鑑識係官の負担を軽減できる。また、死体2の腐敗の進
行を遅らせることもできるので、鑑識活動前の現場保存
に適したものとなり、鑑識係官が到着するまでに時間が
掛かるケースや、夏季においては、特に効果を発揮す
る。
【0029】上記第1実施例においては、シート4はド
ーム型形状をなしていたが、図3に示すような箱型形状
であっても、図4(a)・(b)に示すようなロッジ型
形状であってもよい。このような形状とした場合に、長
辺方向に伸縮自在な構成とすれば、現場状況や死体の長
さに応じて、シート4を張ることができるので、鑑識活
動に好適なものとなる。湿度調整機6は、加湿・除湿の
2つの機能を備えるものであったが、加湿機能のみを備
えるものとして、空間P内にシリカゲル等の除湿剤を置
き、この除湿剤により空間P内の湿気が除去されて湿度
が下がってくると、湿度調整機6により加湿を行うよう
にしてもよい。
【0030】(第2実施例)図5は、本発明の脱臭装置
を死体運搬用のボディバックに適用した第2実施例を示
す。このボディバック30においては、シート4は、体
全体を包む袋形状をなし、その前面は、ファスナー31
により開閉可能となっている。シート4の一方の端面に
は、調整空気注入口14b、オゾンガス注入口15、イ
オン注入口16が開口されており、他方の端面には、ガ
ス排出口17が開口されている。湿度調整機6は、ガス
排出口17から排出される空気をチューブ21aを介し
て取り込み、加湿、除湿を行ったうえで、調整空気注入
口14bから調整空気を空間P内に送り込み、空間P内
を湿度40%〜60%に保っている。他の部材の構成
は、第1実施例と同じであるので、同一部材に同じ符号
を付してその説明を省略する。以下の実施例においても
同じとする。
【0031】上記のような脱臭機能を備えたボディバッ
ク30によれば、ヒドロキシラジカルが生成するのに最
も好適であるとともに、ヒドロキシラジカルが最も殺菌
・脱臭効果を発揮し得る40%〜60%の湿度に空間P
内を保ちながら、オゾンガスを送入し、殺菌・脱臭を行
うようにしたので、上述の第1実施例同様、低濃度のオ
ゾンガスを使って、周囲環境の変化に左右されることな
く、死体2の発する腐乱臭を効果的に除去することがで
きる。したがって、死体2の運搬後に、シート4を開け
ても、シート4内に溜まった腐乱臭が周囲に広がること
がなくなり、良好な環境を維持することができる。ま
た、死体の腐敗の進行を遅らせることができるので、死
体の運搬に長時間要する場合に、特に効果を発揮する。
【0032】上記第2実施例においては、ガス排出口1
7から排出される空気は、湿度調整機6に取り込まれて
いたが、ガス排出口17にファン等を備える強制排出機
を接続し、死体2をボディバック30から取出す直前に
のみ、強制排出機により、空間P内の空気を排出させる
ようにしてもよい。
【0033】(第3実施例)図6は、本発明の脱臭装置
を介護用脱臭装置に適用した第3実施例を示す。この介
護用脱臭装置40においては、被介護人41の下半身を
覆うように臭気拡散カバー42を装着し、この臭気拡散
カバー42内の空間Pに対して、調整空気、オゾンガス
等を注入し、空間P内を湿度40%〜60パーセントに
保ちながら、殺菌・脱臭を行う。
【0034】臭気拡散カバー42は、処理空気を閉じ込
める空間Pを形成するシート4と、シート4を支持する
脚部43とからなり、ベッド44に横たわった被介護人
41の下半身を寝具45ごとすっぽり覆うように装着さ
れる。シート4の長辺方向両側面は、蛇腹形状になって
おり、ベッド44の長辺方向に沿って伸縮自在となって
いる。その両側には、被介護人41のオムツ交換等の各
種介護作業を行うための作業用口46が設けられてい
る。シート4の被介護人41の頭部側の面47には、円
弧状の切り込みが付けられており、この切り込みには、
ゴム絞り48が取り付けられている。このゴム絞り48
は、シート4による空間Pの遮断を完全なものとして、
人体に有害なオゾンガスが被介護人41の顔方向に漏れ
出し、被介護人41オゾンガスを吸い込むことを防止す
るためのものである。シート4の被介護人41の足側の
面49には、調整空気注入口14b、オゾンガス注入口
15、イオン注入口16、ガス排出口17が開口されて
いる。シート4は、横方向には、伸縮自在なロッド式の
支持棒50により、縦方向には、屈曲された支持棒51
により空間Pを形成するよう支持されている。脚部43
の床Gとの接地部には、コマ43aが設けられている。
【0035】上記のような介護用脱臭装置40によれ
ば、ヒドロキシラジカルが生成するのに最も好適である
とともに、ヒドロキシラジカルが最も殺菌・脱臭効果を
発揮し得る40%〜60%の湿度に空間P内を保ちなが
ら、オゾンガスを送入し、殺菌・脱臭を行うようにした
ので、低濃度のオゾンガスを使って、周囲環境の変化に
左右されることなく、被介護人41の排泄物等の臭いを
効果的に除去することができる。また、生成したヒドロ
キシラジカルが寝具45等に付着した臭気に対して直接
アタックするため、空間P内の殺菌・脱臭だけでなく、
被介護人41の使用している寝具45や着衣に付着して
いる臭気成分の脱臭が可能となる。その結果、作業用口
46を開いても臭気がシート4外へ漏れ出すことを最小
限に抑えることができ、部屋の中が臭くならないので、
良好な生活環境を維持することができ、被介護人41は
もとより介護する人にとっても有益なものとなる。
【0036】上記第3実施例においては、シート4は蒲
鉾型形状をなしていたが、図8(a)に示すような箱型
形状であっても、図8(b)に示すようなロッジ型形状
であってもよい。被介護人が畳の上に寝ている場合に
は、図8(c)に示すような脚部を備えていないものが
使用できる。
【0037】(第4実施例)本発明の第4実施例に係る
脱臭装置について、図面を参照して説明する。図10に
おいて、脱臭装置は、被介護人などの被対象物2が存す
る病室の空間P内の空気に対して殺菌・脱臭を行うもの
である。この脱臭装置は、空間P内の空気に対して加
湿、除湿を行う湿度調整機(湿度調整手段)6と、空間
P内にオゾンガスを供給するオゾンガス発生装置(活性
酸素生成ガス供給手段)7と、プラス・マイナスイオン
を供給するイオン発生装置8(イオン供給手段)とから
なる。湿度調整機6は、湿度センサ(湿度検知手段)5
を備えており、該湿度調整機6は、湿度センサ5による
検知結果に基づいて、空間P内に対して加湿、除湿を行
い、空間P内を所定の湿度に保つ。
【0038】湿度センサ5は、金属酸化物セラミックの
細孔に付着した水分による電気抵抗値の変化を利用し
て、空間P中の空気が含有する水蒸気の割合を測定する
抵抗型のセンサである。湿度調整機6は、湿度センサ5
の検知信号を受けて、空間P内の湿度が40%〜60%
となるように加湿・除湿を行うものである。
【0039】オゾンガス発生装置7は、放電電極および
誘電電極を備えたオゾナイザと、そのオゾナイザへ高電
圧を印加する高電圧装置と、オゾナイザにエアを供給す
るエアポンプとからなり、放電電極と誘電電極との間に
高電圧を印加して、酸素からオゾンを発生させる。空間
P内に供給するオゾンガスの濃度は、0.003ppm〜
0.005ppmの比較的低濃度なものとする。
【0040】イオン発生装置8は、電極間に高電圧を印
加することにより、プラスイオンとマイナスイオンを発
生させる。発生したプラス・マイナスイオンは、イオン
注入口16に接続したチューブ23から空間P内に送出
する。このイオン発生装置8は、オゾンガスと同時にイ
オン(プラス・マイナス)を注入することも、別々に注
入することもできるようになっている。
【0041】空間P内において、オゾンガスは、空間P
内の空気に含まれる水分と以下のように反応し、その分
解過程において活性酸素であるヒドロキシラジカルを生
成する。 O3 (オゾン)→O2 (酸素)+O(発生期酸素)… O(発生期酸素)+H2 O(水分)→2HO・(ヒドロキシラジカル)… HO・(ヒドロキシラジカル)は、高いエネルギー励起
状態にあるので強力な殺菌・脱臭作用を呈し、空間P内
の処理空気に対して殺菌・脱臭を速やかに行う。例え
ば、ヒドロキシラジカルの微生物菌体に対する殺菌は、
以下の反応式によりあらわすことができる。 HO・+RH(微生物菌体)→R・+H2 O(連鎖) R・+O2 →RO2 ・ RO2 ・+RH→ROOH+R・(連鎖) ROOH+CO2 →ROOH−CO2 (酸化生成物;た
ん白質、脂質) すなわち、ヒドロキシラジカルが酸化反応の開始剤とし
て働き、連鎖反応を引き起こし、微生物菌体の表面を酸
化し、微生物菌体を殺菌する。
【0042】上記、・の反応式から判るように、オ
ゾンが分解してヒドロキシラジカルを生成するために
は、水分が必要である。従って、処理空気が乾燥してお
り、湿気が少ない場合には、上記の反応が進まず、ヒド
ロキシラジカルが生成されないので、結果として殺菌・
脱臭能力は低下する。逆に、処理空気中に多量の水分が
含まれている場合には、ヒドロキシラジカルは、臭気成
分や微生物菌体と接触する前に水分と接触してしまい、
臭気成分や微生物菌体と接触する確率は低くなるので、
この場合にも殺菌・脱臭能力は低下する。また、ヒドロ
キシラジカルのライフタイムが10-12 秒と極めて短い
ことからも、殺菌・脱臭効率を上げるためには、ヒドロ
キシラジカルを効率よく臭気成分や微生物菌体と接触さ
せる必要がある。
【0043】図9は、湿度とオゾン濃度とを変化させた
ときのヒドロキシラジカルの生成状態を示している。オ
ゾン濃度は、0.003〜0.005ppmとする。図9か
らわかるように、湿度が0〜36%の場合は、空間P内
の空気に含まれる水分が過少であるために、上記のの
反応(O(発生期酸素)+H2 O(水分)→2HO・)
が進み難く、殺菌・脱臭に必要なヒドロキシラジカルを
得られず、残留オゾン(未反応オゾン)ができてしま
う。
【0044】逆に、湿度が69〜100%の場合は、上
記のの反応が急激に進んで、多くのヒドロキシラジカ
ルが発生するものの、これらヒドロキシラジカルは空気
に含まれる水分と接触してしまうため、殺菌・脱臭能力
は低下する。以上より、36〜69%がヒドロキシラジ
カルの生成されるに有効な湿度範囲であることが判る。
本発明では、これより狭い40〜60%をヒドロキシラ
ジカルが最も殺菌・脱臭効果を発揮し得る湿度範囲と
し、湿度調整機6は、この湿度範囲に空間Pを保つよう
に設定する。
【0045】イオン発生装置8から空間P内にプラス・
マイナスイオンを送出するので、プラスに帯電している
微生物菌体に対してはマイナスイオンを、マイナスに帯
電している微生物菌体に対してはプラスイオンを付着さ
せて、微生物菌体を電気的に中和して、殺菌する。従っ
て、殺菌性能が向上する。
【0046】本実施例に係る脱臭装置では、ヒドロキシ
ラジカルが生成するのに最も好適であるとともに、ヒド
ロキシラジカルが最も殺菌・脱臭効果を発揮し得る40
%〜60%の湿度に空間P内を保ちながら、オゾンガス
を送入し、殺菌・脱臭を行うようにしたので、低濃度の
オゾンガスを使って、周囲環境の変化に左右されること
なく、被対象物(被介護人)2の排泄物等の臭いを効果
的に除去することができる。また、生成したヒドロキシ
ラジカルが寝具45等に付着した臭気に対して直接アタ
ックするため、空間P内の殺菌・脱臭だけでなく、被介
護人2の使用している寝具45や着衣に付着している臭
気成分の脱臭が可能となる。その結果部屋の中が臭くな
らないので、良好な生活環境を維持することができ、被
介護人2はもとより介護する人にとっても有益なものと
なる。また、部屋単位での殺菌・脱臭が可能となる。
【0047】上記第1ないし第4実施例においては、空
間P内の湿度のみを制御していたが、さらに、温度セン
サ、温度調整器等を備え、空間P内の温度をも制御する
ようにしてもよい。ヒドロキシラジカルが生成するのに
最も好適であるとともに、ヒドロキシラジカルが最も殺
菌・脱臭効果を発揮し得る温度は、30℃〜60℃であ
るので、この温度範囲内に空間Pを保つことにより、よ
り一層、殺菌・脱臭効果の向上を図ることができる。ま
た、空間P内の臭気成分濃度を検知する臭気成分検知セ
ンサーを設け、この臭気成分検知センサーに基づく空間
P内の臭気濃度に応じてオゾンガスの発生量を制御する
ようにすれば、適量で無駄なくオゾンガスを供給するこ
とが可能となり、経済的な使用が可能となる。
【0048】オゾンガスとイオンの配分は、種々目的に
より変えることができる。当然に、これらを同時に供給
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鑑識用脱臭装置を示す側面図である。
【図2】鑑識用脱臭装置の斜視図である。
【図3】シート4の別実施例を示す斜視図である。
【図4】(a)・(b)は、シートの別実施例を示す斜
視図である。
【図5】本発明の死体運搬用のボディバックを示す斜視
図である。
【図6】本発明の介護用脱臭装置を示す側面図である。
【図7】臭気拡散防止カバーを示す斜視図である。
【図8】(a)・(b)・(c)は、臭気拡散防止カバ
ーの別実施例を示す斜視図である。
【図9】オゾンガスと湿度とを変化させたときのヒドロ
キシラジカルの生成状態を説明するための図である。
【図10】本発明の脱臭装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 鑑識用脱臭装置 2 死体 4 シート 5 湿度センサ(湿度検知手段) 6 湿度調整機(湿度調整手段) 7 オゾンガス発生装置(活性酸素生成ガス供給手段) 8 イオン発生装置(イオン供給手段) 9 触媒 30 ボディバック 40 介護用脱臭装置 41 被介護人 P 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 9/20 A61L 9/22 9/22 A61G 7/06 Fターム(参考) 4C040 AA27 GG20 4C080 AA07 AA10 BB02 BB04 BB05 CC12 HH02 JJ01 KK02 LL02 MM08 QQ17 QQ20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被対象物を覆い、被対象物が発する臭気
    を遮断し、殺菌・脱臭を行う脱臭装置において、 被対象物2を覆って処理空気を閉じ込める空間Pを形成
    するシート4と、空間P内の湿度を検知する湿度検知手
    段5と、湿度検知手段5の検知結果に基づいて、空間P
    内の空気に対して加湿、除湿を行う湿度調整手段6と、
    水分と反応することによって活性酸素を生成する活性酸
    素生成ガスを空間P内に供給する活性酸素生成ガス供給
    手段7とからなり、 活性酸素が生成されるのに最も好適であるとともに、活
    性酸素が最も殺菌・脱臭効果を発揮し得る40%〜60
    %の湿度に空間P内を保ちながら、空間P内の空気に対
    して殺菌・脱臭を行うことを特徴とする脱臭装置。
  2. 【請求項2】 被対象物が置かれた空間P内を殺菌・脱
    臭する脱臭装置において、 被対象物2が置かれた空間P内の湿度を検知する湿度検
    知手段5と、湿度検知手段5の検知結果に基づいて、空
    間P内の空気に対して加湿、除湿を行う湿度調整手段6
    と、水分と反応することによって活性酸素を生成する活
    性酸素生成ガスを空間P内に供給する活性酸素生成ガス
    供給手段7とからなり、 活性酸素が生成されるのに最も好適であるとともに、活
    性酸素が最も殺菌・脱臭効果を発揮し得る40%〜60
    %の湿度に空間P内を保ちながら、空間P内の空気に対
    して殺菌・脱臭を行うことを特徴とする脱臭装置。
  3. 【請求項3】 活性酸素生成ガスをオゾンガスとし、オ
    ゾンガスの分解過程で生成される活性酸素であるヒドロ
    キシラジカルによって、殺菌・脱臭を行う請求項1又は
    2記載の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 オゾンガスの濃度を0.003〜0.005
    ppmとする請求項3記載の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 空間P内にプラス・マイナスイオンを供
    給するイオン供給手段8を備える請求項1又は2又は3
    又は4記載の脱臭装置。
  6. 【請求項6】 空間P内の空気が排出されるガス排出口
    17にオゾン分解機能を備えた触媒9を取り付ける請求
    項1又は3又は4又は5記載の脱臭装置。
  7. 【請求項7】 被対象物を死体2とし、警察が鑑識作業
    を行う際に死体が発する腐敗臭を遮断、除去するための
    鑑識用脱臭装置1として適用する請求項1又は3又は4
    又は5又は6記載の脱臭装置。
  8. 【請求項8】 被対象物を死体2とし、死体運搬用のボ
    ディバック30として適用する請求項1又は3又は4又
    は5又は6記載の脱臭装置。
  9. 【請求項9】 被対象物を被介護人41とし、被介護人
    の排泄物等の臭気を遮断、除去するための介護用脱臭装
    置40として適用する請求項1又は2又は3又は4又は
    5又は6記載の脱臭装置。
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