JP6278847B2 - ゴム組成物の製造方法、ゴム組成物、クッションゴム及び更生タイヤ - Google Patents

ゴム組成物の製造方法、ゴム組成物、クッションゴム及び更生タイヤ Download PDF

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本発明は、ゴム組成物の製造方法、ゴム組成物、クッションゴム及び更生タイヤに関する。
従来、使用済みのタイヤを更生する方法として、使用済みのタイヤのトレッドゴムを研磨して台タイヤを成形し、台タイヤ上にクッションゴムを配置し、クッションゴムにプレキュアトレッドを貼り付け、プレキュアトレッド装着済みの台タイヤを加硫缶で加熱する方法が知られている。クッションゴムは、プレキュアトレッドを台タイヤに固定する役割を担う。更生時間の短縮などという観点から、クッションゴムは、短時間で加硫できる性能を持つことが望ましい。一方で、クッションゴムは、スコーチし難いことが望ましい。
ゴム組成物の加硫速度を速める手段として、ジチオカルバミン酸塩系の促進剤を配合する方法が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2013−133400号公報 国際公開2012/043858号 特開2013−213167号公報 特開2002−69236号公報
ただし、ゴム組成物の加硫速度、スコーチ性の向上について、改善の余地がある。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加硫速度が速く、かつスコーチし難いゴム組成物及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者が鋭意検討したところ、ゴムに1,3−ジフェニルグアニジンと2−メルカプトベンゾチアゾールを練り込むことで、ゴムに1,3−ジフェニルグアニジンと2−メルカプトベンゾチアゾールの両者の一方を練り込む場合よりも加硫速度を速めることができることがわかった。そこで、本発明者は、ゴムに1,3−ジフェニルグアニジンと2−メルカプトベンゾチアゾールを練り込む際に、末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤をさらに練り込むことで、加硫速度をさらに速めることができると考えた。
しかしながら、ノンプロ混合練り工程により得られた混練物に、1,3−ジフェニルグアニジン、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を練り込む方法により得られたゴム組成物がスコーチしやすいことを本発明者は見出した。1,3−ジフェニルグアニジンのベンゼン環、2−メルカプトベンゾチアゾールのベンゼン環及びジチオカルバミン酸塩系促進剤のベンゼン環のπ−π相互作用により各促進剤の分散が抑制されるため、かかる方法により得られたゴム組成物がスコーチしやすいと本発明者は推測した。本発明者は、かかる推測のもと、1,3−ジフェニルグアニジンが分散した混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する方法を試したところ、加硫速度が速く、かつスコーチし難いゴム組成物を得ることができること見出し、本発明を完成させた。
即ち本発明は、ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得る工程と、混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する工程とを含むゴム組成物の製造方法、に関する。本発明に係る製造方法では、1,3−ジフェニルグアニジンが分散した混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練するため、1,3−ジフェニルグアニジンのベンゼン環、2−メルカプトベンゾチアゾールのベンゼン環及びジチオカルバミン酸塩系促進剤のベンゼン環のπ−π相互作用により各促進剤の分散が抑制されることを防止できる。したがって、1,3−ジフェニルグアニジン、2−メルカプトベンゾチアゾール及びジチオカルバミン酸塩系促進剤を良好に分散させることが可能で、加硫速度が速く、かつスコーチし難いゴム組成物を得ることができる。
本発明はまた、ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得る工程と、混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する工程とを含む製造方法により得られたゴム組成物に関する。本発明に係るゴム組成物は、低温加硫が可能で、加硫速度が速く、スコーチし難いため、クッションゴムの原料として好適に使用できる。
本発明はまた、かかるゴム組成物を用いて得られたクッションゴムに関する。本発明はまた、かかるクッションゴムを用いて得られたクッションゴム部材を備える更生タイヤに関する。
本発明に係るゴム組成物の製造方法は、ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得る工程と、混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する工程とを含む。
以下では、ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得る工程を第1混合練り工程と呼ぶことがある。第1混合練り工程で得られた混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する工程を第2混合練り工程と呼ぶことがある。
(第1混合練り工程)
第1混合練り工程では、混合機でジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練する。これにより、ジエン系ゴム中に1,3−ジフェニルグアニジンが分散した混練物を得ることができる。混合機としては密閉式混合機、オープンロールなどを好適に使用できる。密閉式混合機としては、バンバリーミキサー、ニーダーなどが挙げられる。
混練条件は適宜設定できる。例えば、混練時間は好ましくは30〜300秒、より好ましくは60〜180秒である。混練温度は好ましくは80〜160℃、より好ましくは120〜150℃である。
ジエン系ゴムとしては、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリスチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)などが挙げられる。必要に応じて、末端を変性したもの(例えば、末端変性BR、末端変性SBRなど)、あるいは所望の特性を付与すべく改質したもの(例えば、改質NR)も好適に使用可能である。また、ポリブタジエンゴム(BR)については、コバルト(Co)触媒、ネオジム(Nd)触媒、ニッケル(Ni)触媒、チタン(Ti)触媒、リチウム(Li)触媒を用いて合成したものに加えて、WO2007−129670に記載のメタロセン錯体を含む重合触媒組成物を用いて合成したもの、あるいはシンジオタクティック結晶を含むポリブタジエンゴムも使用可能である。なかでも、天然ゴム、ポリスチレンブタジエンゴムが好ましい。
天然ゴムを使用する場合、ジエン系ゴムを100質量部としたとき、天然ゴムの含有量は50質量部以上が好ましく、60質量部以上がより好ましい。
ポリスチレンブタジエンゴムを使用する場合、ジエン系ゴムを100質量部としたとき、ポリスチレンブタジエンゴムの含有量は5質量部以上が好ましく、10質量部以上がより好ましい。一方、ポリスチレンブタジエンゴムの含有量は50質量部以下が好ましく、30質量部以下がより好ましい。
ジエン系ゴム100質量部に対し、1,3−ジフェニルグアニジンを0.1質量部以上混合することが好ましく、0.3質量部以上混合することがより好ましい。0.1質量部未満であると、加硫速度が遅い傾向がある。一方、1,3−ジフェニルグアニジンを1.5質量部以下混合することが好ましく、0.5質量部以下混合することがより好ましい。1.5質量部を越えると、スコーチするおそれがある。
ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンとともに、カーボンブラック、シリカ、シランカップリング剤、老化防止剤、酸化亜鉛、オイルなどを混練してもよい。
カーボンブラックは、例えばSAF、ISAF、HAF、FEF、GPFなど、通常のゴム工業で使用されるカーボンブラックの他、アセチレンブラックやケッチェンブラックなどの導電性カーボンブラックを使用することができる。なかでも、加工性やゴムの破断強度のバランスを考慮すると、HAF、FEFを併用することが好ましい。
HAF、FEFを併用する場合、カーボンブラックを100質量部としたとき、HAFの含有量は30〜80質量部が好ましい。カーボンブラックを100質量部としたとき、FEFの含有量は20〜70質量部が好ましい。
ジエン系ゴム100質量部に対し、カーボンブラックを20〜80質量部混合することが好ましく、30〜60質量部混合することがより好ましい。
老化防止剤としては、ゴム用として通常用いられる、芳香族アミン系老化防止剤、アミン−ケトン系老化防止剤、モノフェノール系老化防止剤、ビスフェノール系老化防止剤、ポリフェノール系老化防止剤、ジチオカルバミン酸塩系老化防止剤、チオウレア系老化防止剤などの老化防止剤を単独、または適宜混合して使用しても良い。
ジエン系ゴム100質量部に対し、老化防止剤を0.1〜10質量部混合することが好ましく、0.5〜5質量部混合することがより好ましい。
ジエン系ゴム100質量部に対し、酸化亜鉛を1〜10質量部混合することが好ましい。ジエン系ゴム100質量部に対し、オイルを5〜30質量部混合することが好ましい。
(第2混合練り工程)
第2混合練り工程では、混合機で、第1混合練り工程で得られた混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する。混合機としては密閉式混合機、オープンロールなどを好適に使用できる。密閉式混合機としては、バンバリーミキサー、ニーダーなどが挙げられる。
混練条件は適宜設定できる。例えば、混練時間は好ましくは30〜180秒、より好ましくは45〜90秒である。混練温度は好ましくは70〜140℃、より好ましくは80〜120℃である。
ジエン系ゴム100質量部に対し、2−メルカプトベンゾチアゾールを0.4質量部以上混合することが好ましく、0.45質量部以上混合することがより好ましい。0.4質量部未満であると、加硫速度が遅い傾向がある。一方、2−メルカプトベンゾチアゾールを0.8質量部以下混合することが好ましく、0.7質量部以下混合することがより好ましい。0.8質量部を越えると、スコーチするおそれがある。
末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤としては、例えば、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、式1で表される化合物、N−エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸亜鉛などが挙げられる。
Figure 0006278847
なかでも、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、式1で表される化合物が好ましい。
ジエン系ゴム100質量部に対し、末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を0.1質量部以上混合することが好ましく、0.3質量部以上混合することがより好ましく、0.5質量部以上混合することがさらに好ましい。一方、末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を2質量部以下混合することが好ましく、1.5質量部以下混合することがより好ましく、1質量部以下混合することがさらに好ましい。
第1混合練り工程で得られた混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤とともに、硫黄を混練することが好ましい。また、加硫遅延剤を混練してもよい。
硫黄は通常のゴム用硫黄であればよく、例えば粉末硫黄、沈降硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄などを用いることができる。加硫後のゴム物性や耐久性などを考慮した場合、ゴム成分100質量部に対する硫黄の配合量は、硫黄分換算で0.5〜8質量部が好ましい。
ジエン系ゴム100質量部に対し、加硫遅延剤を0.01〜1質量部混合することが好ましい。
本発明に係る製法により得られるゴム組成物は、タイヤの各部材の原料として好適に使用できる。本発明に係るゴム組成物は、低温加硫が可能で、加硫速度が速く、かつスコーチし難いため、プレキュアトレッドを台タイヤに固定するためのクッションゴムとして特に好適に使用できる。
本発明に係る更生タイヤは、クッションゴム部材を備える。本発明に係る更生タイヤは、プレキュア方式により製造できる。例えば、台タイヤにクッションゴムを貼り付け、クッションゴムにプレキュアトレッドを貼り付け、プレキュアトレッド装着済みの台タイヤを加硫缶で加熱することにより本発明に係る更生タイヤを製造できる。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例などについて説明する。なお、各ゴム組成物を下記の評価条件に基づいて評価した。結果を表1に示す。
(1)加硫速度(t90)
JIS 6300に準拠して測定し、比較例1の値を100とした指数で示した。数値が小さいほど速度が速く良好であることを意味する。
(2)スコーチタイムt5(スコーチ性)
JIS K6300に準拠して、レオメーター(L形ロータ)を用いて、125℃で測定時のスコーチタイムt5値(分)を求め、比較例1の値を100とした指数で示した。指数が大きいほど、スコーチタイムが長く、スコーチ性に優れていることを意味する。
(ゴム組成物の調製)
表1の配合処方に従い、密閉型バンバリーミキサーを用いて、ノンプロ混合練り工程に記載の各成分を混練して、混練物を得た(ノンプロ混合練り工程)。次いで、密閉型バンバリーミキサーを用いて、ノンプロ混合練り工程により得られた混練物とファイナル混合練り工程に記載の各成分を混練して、ゴム組成物を得た(ファイナル混合練り工程)。
表1において、各配合剤の配合量を、ゴム成分100質量部に対する質量部数で示す。表1に記載の配合剤を以下に示す。
a)ジエン系ゴム
NR(天然ゴム)
SBR 「NIPOL1502」、日本ゼオン社製
b)カーボンブラック
CB N330 「ショウブラックN330T」、キャボットジャパン社製
CB N550 「ショウブラックN550」、キャボットジャパン社製
c)老化防止剤
6C 「ノクラック6C」、大内新興化学工業社製
d)酸化亜鉛
ZnO 「ZINC OXIDE KS−2」、SB CHEMICAL社製
e)ステアリン酸 「ステアリン酸」、日本油脂社製
f)オイル 「NC−140」、ジャパンエナジー社製
g)加硫促進剤
DPG 「ノクセラーD」(1,3−ジフェニルグアニジン)、大内新興化学工業社製
M 「ノクセラーM」(2−メルカプトベンゾチアゾール)、大内新興化学工業社製
PZ 「ノクセラーPZ」(ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛)、大内新興化学工業社製
ZTC 「ノクセラーZTC」(ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛)、大内新興化学工業社製
PX 「ノクセラーPX」(式1で表される化合物)、大内新興化学工業社製
Figure 0006278847
h)硫黄 「ミュークロン OT−20F」、四国化成工業社製
i)リターダー
ブルカレント 「ブルカレントE/C」、ランクセス社製
Figure 0006278847
表1の結果から、ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得て、次いで混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール及び末端にベンゼン環を含むジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練することにより得られた実施例1〜3のゴム組成物は、加硫速度が速く、かつスコーチし難いことがわかる。
一方、ノンプロ混合練り工程に代えてファイナル混合練り工程で1,3−ジフェニルグアニジンを混練した点以外は、実施例1と同様の方法で得られた比較例3のゴム組成物は、実施例1に比べてスコーチタイムが短く、加硫速度が遅いことがわかる。なお、各促進剤の添加順を変更した点以外は実施例1と同様の方法で得られた比較例4〜6のゴム組成物は、スコーチタイムが短く、ゴム焼けが生じることもあった。
また、1,3−ジフェニルグアニジン、2−メルカプトベンゾチアゾール及びジメチルジチオカルバミン酸亜鉛(末端にベンゼン環を含まないジチオカルバミン酸塩系促進剤)をファイナル混合練り工程で練ることにより得られた比較例1のゴム組成物の評価結果は、1,3−ジフェニルグアニジンをノンプロ混合工程で練った点以外は比較例1と同様の方法で得られた比較例2のゴム組成物のそれと同程度であった。この結果から、実施例1の製法では、1,3−ジフェニルグアニジンのベンゼン環、2−メルカプトベンゾチアゾールのベンゼン環及びジチオカルバミン酸塩系促進剤のベンゼン環のπ−π相互作用による分散抑制効果を低減することにより、加硫速度が速く、かつスコーチし難いゴム組成物を得ることができた、と本発明者は推測する。

Claims (3)

  1. ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得る工程と、
    前記混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、並びに−N−フェニル基及び−N−ベンジル基の少なくとも一方を有するジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する工程とを含むゴム組成物の製造方法。
  2. ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得る工程と、
    前記混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、並びに−N−フェニル基及び−N−ベンジル基の少なくとも一方を有するジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練する工程とを含むクッションゴムの製造方法。
  3. ジエン系ゴム及び1,3−ジフェニルグアニジンを混練することにより混練物を得る工程と、
    前記混練物、2−メルカプトベンゾチアゾール、並びに−N−フェニル基及び−N−ベンジル基の少なくとも一方を有するジチオカルバミン酸塩系促進剤を混練し、クッションゴムを得る工程と、
    プレキュアトレッドを台タイヤに固定するために、前記クッションゴムを備える、プレキュアトレッド装着済みの台タイヤを加熱する工程とを含む、更生タイヤの製造方法。
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