JP6277624B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6277624B2
JP6277624B2 JP2013162063A JP2013162063A JP6277624B2 JP 6277624 B2 JP6277624 B2 JP 6277624B2 JP 2013162063 A JP2013162063 A JP 2013162063A JP 2013162063 A JP2013162063 A JP 2013162063A JP 6277624 B2 JP6277624 B2 JP 6277624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
opening
medium support
vapor
support portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013162063A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015030214A (ja
Inventor
恒之 佐々木
恒之 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013162063A priority Critical patent/JP6277624B2/ja
Priority to US14/450,755 priority patent/US9302504B2/en
Priority to CN201410381291.3A priority patent/CN104339856B/zh
Publication of JP2015030214A publication Critical patent/JP2015030214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6277624B2 publication Critical patent/JP6277624B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0021Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
    • B41J11/00214Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation using UV radiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0021Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
    • B41J11/00216Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation using infrared [IR] radiation or microwaves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0022Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using convection means, e.g. by using a fan for blowing or sucking air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/02Platens
    • B41J11/06Flat page-size platens or smaller flat platens having a greater size than line-size platens

Description

本発明は、記録装置に関する。特に、媒体に吐出された液体を乾燥させるヒーターを備える記録装置に関する。
従来、媒体に記録された液体を乾燥させるヒーターを備える記録装置が知られていた。例えば、特許文献1には、ヒーターによって、媒体に記録されたインクを乾燥させることが可能なインクジェットプリンターが開示されている。
特開2012−179802号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるような、ヒーターによって、媒体に記録されたインクを乾燥させることが可能なインクジェットプリンターでは、ヒーターによりインクから蒸発した蒸気が媒体支持部側へと流れ込み、媒体支持部で結露してしまうという課題があった。媒体支持部で蒸気が結露した場合、媒体支持部で支持される媒体に結露した成分が付着し、記録された画像の品質の劣化や、媒体自体の品質の劣化を引き起こすこととなる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる記録装置は、媒体に液体を吐出可能なヘッドと、前記媒体に吐出された前記液体を乾燥させるヒーターと、前記媒体に吐出された前記液体が蒸発した蒸気が通る第1の開口部が設けられた媒体支持部と、前記第1の開口部を通った前記蒸気が通る第2の開口部が設けられ、前記蒸気の少なくとも一部を結露させる第1部材と、前記第2の開口部を通った前記蒸気を結露させる第2部材と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、ヘッドによって媒体に吐出された液体がヒーターで乾燥される際、媒体に吐出された液体が蒸発した蒸気が媒体支持部に設けられた第1の開口部を通って第1部材へと流れ、第1部材で蒸気の一部が結露し、第1部材で結露しきれなかった残りの蒸気が第1部材に設けられた第2の開口部を通って第2部材に流れ、第2部材で残りの蒸気が結露する。このため、媒体支持部に蒸気が結露する前に、第1部材及び第2部材に蒸気が流れることとなり、第1部材及び第2部材に蒸気を結露させることができる。すなわち、媒体に吐出された液体を乾燥させるヒーターを備える記録装置において、ヒーターにより液体から蒸発した蒸気が媒体支持部に結露することを抑制することができる。
特に、蒸気を結露させるための部材として、第1部材及び第2部材という複数の部材を備える構成は、蒸気の量が多い場合や、蒸気の濃度が高い場合に有効である。第1部材で全ての蒸気を結露させきれなくても、残りの蒸気を第2部材で結露させることができるためである。すなわち、蒸気を結露させるための部材として複数の部材を備えることで、蒸気の量が多い場合や、蒸気の濃度が高い場合でも、蒸気が媒体支持部に結露することを抑制することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる記録装置において、前記第1部材の面積に対する前記第2の開口部の合計の面積の比率は、10%以上60%以下であることが好ましい。
本適用例によれば、第1部材において、蒸気の一部を結露させることと、蒸気の一部が通ることとのバランスを好適に保てる構成となり、第1部材及び第2部材の組み合わせによる相乗効果を引き出して、媒体支持部に蒸気が結露することを効果的に抑制することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる記録装置において、前記第1部材に、前記第2の開口部が複数設けられることが好ましい。
本適用例によれば、第1部材において、第2の開口部を複数箇所に分散させることができる。このため、媒体支持部に対する結露抑制効果のムラを少なくし、媒体支持部に蒸気が結露することを、効果的に抑制することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる記録装置において、前記媒体を搬送する搬送方向における前記第2の開口部の図心同士の間隔をy、前記搬送方向と交差する交差方向における前記第2の開口部の図心同士の間隔をxとした場合、2×(1つの前記第2の開口部の面積)≦x×y≦5×(1つの前記第2の開口部の面積)、となるように複数の前記第2の開口部が設けられていることが好ましい。
本適用例によれば、第1部材において、蒸気の一部を結露させることと、蒸気の一部が通ることとのバランスを好適に保てる構成としつつ、複数の第2の開口部の配置位置を分散させることができる。このため、第1部材及び第2部材の組み合わせによる相乗効果を引き出しつつ、媒体支持部に対する結露抑制効果のムラを少なくして、媒体支持部に蒸気が結露することを、効果的に抑制することができる。
実施形態1に係る記録装置を表す概略側面図である。 実施形態1に係る記録装置における媒体支持部、第1部材、第2部材を表す概略斜視図である。 実施形態1に係る記録装置における媒体支持部、第1部材、第2部材を表す概略断面図である。 実施形態1に係る記録装置における第1部材を表す概略平面図である。 変形例に係る記録装置における第1部材を表す概略平面図であり、(A)は変形例1に係る記録装置における第1部材を表す概略平面図、(B)は変形例2に係る記録装置における第1部材を表す概略平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
(実施形態1)
最初に、実施形態1に係る記録装置について説明する。該記録装置は、媒体に液体を吐出することで媒体に画像を記録可能な記録装置である。図1は実施形態1に係る記録装置1の概略側面図である。
本実施形態の記録装置1は、媒体PのロールR1を送り出すことが可能な媒体Pのセット部2を備えている。ここで、媒体Pは、記録装置1による記録が行われる被記録媒体である。本実施形態では、媒体Pが通気性を有し、媒体Pの表面に付着した液体が蒸発し、蒸発した蒸気が裏抜けする場合を主な例として説明する。しかし、媒体Pが通気性を有さず、蒸発した蒸気が媒体Pの裏側に回り込む場合であってもよい。媒体Pを搬送方向Aに搬送する際、セット部2は回転方向Cに回転する。回転方向Cは、図1における反時計回りの方向である。なお、媒体Pとしてロール式の媒体を使用しているが、単票式の媒体を用いてもよい。
また、記録装置1は、媒体Pを搬送方向Aに搬送するための不図示の複数の搬送ローラーを備える搬送機構15を備えている。
また、記録装置1は、媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動可能であり、液体を媒体Pに吐出可能なヘッド4を備えている。また、ヘッド4と対向する位置にはプラテン3が備えられている。ヘッド4が交差方向Bに移動しながら液体を吐出することで、プラテン3上に搬送された媒体Pに画像が形成(記録)される。ヘッド4が吐出可能な液体としては、例えば、色材などの機能性材料と溶媒を含むインクが挙げられる。色材としては、染料、顔料などが挙げられる。
また、記録装置1には、ヘッド4に対して媒体Pの搬送方向Aの下流側に補助ヒーター5が設けられている。補助ヒーター5は、ヘッド4から媒体Pに吐出された液体を補助的に乾燥させることができる。ここで、ヘッド4から媒体Pに吐出された液体を補助的に乾燥させるとは、媒体Pに形成された画像が崩れない程度に液体を乾燥させることである。補助ヒーター5、ヒーター7という2つのヒーターを用いることで、より確実に液体を乾燥させることができる。このとき、補助ヒーター5による加熱では液体を完全に乾燥させなくてもよい。このため、補助ヒーター5の出力をヒーター7の出力より弱くしてもよい。補助ヒーター5の出力をヒーター7の出力より弱くすれば、ヘッド4に与える熱的ダメージの軽減や、省エネルギー化といった効果が得られる。補助ヒーター5としては、例えば、プラテン3と対向する位置に設けられた赤外線ヒーターを用いることができる。本実施形態では、ヘッド4に対して媒体Pの搬送方向Aの下流側に補助ヒーター5を設けたが、このようなヒーターに限定されず、プラテン3側から被記録媒体Pを加熱可能なヒーターを用いてもよい。なお、ヒーター7に加え、補助ヒーター5が設けられているときは、補助ヒーター5を第1のヒーター、ヒーター7を第2のヒーターと区分してもよい。
ヘッド4よりも搬送方向Aにおける下流側の位置にはヒーター7が備えられている。本実施形態では、補助ヒーター5よりも下流側にヒーター7が配置されている。そして、ヒーター7と対向する位置には媒体を支持する媒体支持部6が備えられている。そして、ヒーター7から媒体支持部6に向かう方向を第1の方向とした場合に、媒体支持部6よりも第1の方向側に位置する第1部材20と、さらに第1部材20よりも第1の方向側に位置する第2部材24とが設けられている。換言すれば、ヘッド4よりも搬送方向Aにおける下流側の位置には、媒体支持部6が備えられ、媒体支持部6の下部には第1部材20が備えられ、第1部材20の下部に第2部材24が備えられている。
ヒーター7は、対象物を乾燥させることができる。対象物は、例えば媒体Pや、媒体Pに吐出された液体である。このとき、ヒーター7は、媒体Pに吐出された液体を乾燥させることができる。また、ヒーター7は、媒体Pに吐出された液体を、媒体Pにおける液体が吐出された側から乾燥させることができる。ヒーター7としては、例えば、赤外線を照射するヒーターを用いることができる。ただし、ヒーター7の種類、形状及び設置場所等に特に限定はない。例えば、ヒーター7として紫外線を照射するヒーターや、熱風を送るファンヒーターを用いてもよい。
また、媒体Pの搬送方向Aにおける下流側には、媒体Pを巻き取る際の該媒体Pの張力を調整する役割の張力調整部13が備えられている。そして、張力調整部13の媒体Pの搬送方向Aにおける下流側には、媒体Pを巻き取り可能な巻取部14が備えられている。媒体Pを巻き取る際、巻取部14は回転方向Cに回転する。媒体Pが巻取部14によって巻き取られると、媒体PのロールR2が形成される。
次に、媒体支持部6、第1部材20、第2部材24について詳細に説明する。図2は、実施形態1に係る記録装置1における媒体支持部6及び第1部材20を表す概略斜視図である。
媒体支持部6は、ヒーターと対向する位置で媒体を支持する媒体支持部として機能する。ヒーター7は、媒体Pを挟んで媒体支持部6とは反対側にあり、媒体Pにおける、支持されている面とは反対の面側を加熱している。そのため、媒体支持部6には、熱が伝わり難く、媒体Pにおける、支持されている面とは反対の面側よりも低温になる場合が多い。したがって、媒体支持部6の周囲が湿潤な状態であれば結露し易い。そこで、媒体支持部6には、第1の開口部19が設けられている。第1の開口部19は、ヒーター7により液体から蒸発した蒸気が通る開口部として機能する。なお、このような第1の開口部19が設けられていれば、媒体支持部6の形状等に特に限定はない。換言すれば、媒体支持部6は、媒体に吐出された液体が蒸発した蒸気が通る第1の開口部が設けられた媒体支持部である。
このとき、媒体支持部6は少なくとも一部が線状部材で構成されることが好ましい。さらには、線状部材によってメッシュ状(網状)に構成されることが好ましい。媒体を支持しつつ、蒸気が通るための構成として適しているためである。線状部材としては、例えば針金のように、金属を細い線状にしたものが挙げられる。また、金属以外の素材であってもよい。このとき、媒体支持部6における網の目の部分が、第1の開口部19に相当する。
このとき、媒体支持部6は少なくとも一部が直径0.3mm以下の線状部材で構成されていることが好ましい。媒体支持部6における媒体Pとの接触部分で蒸気が結露することを高い精度で抑制できるためである。
表1は、線状部材の直径を変えていった場合に、媒体Pに記録されたインクから蒸発した蒸気が媒体支持部6で結露するか否かを評価した評価結果である。目視において媒体支持部6に結露が発生しなかった場合がOKであり、媒体支持部6に結露が発生した場合がNGである。
Figure 0006277624
表1に示すように、線状部材の直径が0.3mm以下でOKという結果になった。
また、媒体支持部6は少なくとも一部が直径0.05mm以上の線状部材で構成されていることが好ましい。表1に示したように、線状部材の直径は、細い方が媒体支持部6における媒体Pとの接触部分で蒸気が結露することを高い精度で抑制できるが、細くしすぎると強度が低くなり、線状部材が切れる可能性が高くなる。特に、厚みのある媒体や重量の重い媒体を用いた場合、線状部材への負荷が大きくなり、切れやすくなる。直径0.05mm以上の線状部材を用いれば、厚みのある媒体や重量の重い媒体を支持する場合でも、媒体支持部6は十分な強度を有する構成となる。
表2は、線状部材の直径を変えていった場合に、媒体を支持する際、線状部材が切れるか否かを評価した評価結果である。線状部材が切れなかった場合がOKであり、線状部材が切れた場合がNGである。
Figure 0006277624
表2に示すように、線状部材の直径が0.05mm以上でOKという結果になった。
表1、表2に示した評価結果を考慮すると、媒体支持部6に用いる線状部材の直径は、0.05mm以上0.3mm以下が好ましい。このような線状部材を用いれば、媒体支持部6の結露を抑制しつつ、厚みのある媒体や重量の重い媒体を支持することができる。
また、媒体支持部6における開口率は、40%以上であることが好ましい。ここで、媒体支持部6における開口率とは、媒体支持部6がどの程度開口部を有しているかを表している。すなわち、媒体支持部6における開口率とは、媒体支持部6の面積に対する第1の開口部19の合計の面積の比率である。媒体支持部6における開口率が40%以上であれば、媒体支持部6は高い通気性を有する構成となり、媒体支持部6で蒸気が結露することを高い精度で抑制できる。
表3は、媒体支持部6に対する第1の開口部19の開口率を変えていった場合に、媒体Pに記録されたインクから蒸発した蒸気が媒体支持部6で結露するか否かを評価した評価結果である。目視において媒体支持部6に結露が発生しなかった場合がOKであり、媒体支持部6に結露が発生した場合がNGである。
Figure 0006277624
表3に示すように、開口率が40%以上でOKという結果になった。
さらに、媒体支持部6は少なくとも一部がステンレス製であることが好ましい。ステンレスは、安価で頑丈であるうえ、温度伝導率及び熱伝導率が低く、前記蒸気が結露して生じた液滴との接触角が大きく濡れにくいため、媒体支持部6で蒸気が結露することを高い精度で抑制できるためである。なお、温度伝導率とは、熱拡散率や温度拡散率等とも呼ばれ、熱伝導率を密度と比熱容量との積で除したものである。
また、媒体支持部6には、ステンレス以外の金属(例えば鋼や鉄)に、ニッケルメッキやクロムメッキを施した部材を用いてもよい。このような部材も、温度伝導率及び熱伝導率が低く、前記蒸気が結露して生じた液滴との接触角が大きく濡れにくいため、媒体支持部6で蒸気が結露することを高い精度で抑制できる。
第1部材20は、ヒーター7から媒体支持部6に向かう方向を第1の方向とした場合に、媒体支持部6よりも第1の方向側に位置する部材である。また、第1部材20は、媒体支持部6における媒体を支持する側と反対側で、媒体支持部6と対向する。第1部材20は、第1の開口部19を通った蒸気を結露させるための部材として機能する。また、第1部材20には、第2の開口部22が設けられている。第2の開口部22は、第1の開口部19を通った蒸気が通るための開口部として機能する。すなわち、第1部材20は、第1の開口部19を通った蒸気の一部を結露させ、第1の開口部19を通った蒸気の一部が通ることが可能な構成である。換言すれば、第1部材20は、第1の開口部を通った蒸気が通る第2の開口部が設けられ、蒸気の少なくとも一部を結露させる第1部材である。なお、第1部材20は、媒体支持部6に対して間隔を空けて配置されており、この間隔をL1としている。
第2部材24は、第1部材20よりも第1の方向側に位置する部材である。また、第2部材24は、第1部材20における媒体支持部6と対向する側と反対側で、第1部材20と対向する。第2部材24は、第2の開口部22を通った蒸気を結露させるための部材として機能する。換言すれば、第2部材24は、第2の開口部を通った蒸気を結露させる第2部材である。第2部材24には、蒸気が結露して生じた液滴を受ける液受9が下部に設けられている。また、液受9の下部には、液受9に溜まった液を、チューブ10を介して回収するための廃液ボトル11が備えられている。図2に示すように、第2部材24は第1部材20と搬送方向Aの一方の末端で繋げて構成されている。ただし、媒体支持部6、第1部材20、第2部材24が間隔を空けて配置されていれば、このような構成でなくてもよい。
図3は、実施形態1に係る記録装置1における媒体支持部6、第1部材20、第2部材24を表す概略断面図である。この構成により、ヘッド4によって媒体Pに吐出された液体がヒーター7で乾燥される際、媒体Pに吐出された液体が蒸発した蒸気が媒体支持部6に設けられた第1の開口部19を通って第1部材20へと流れ、第1部材20で蒸気の一部が結露し、第1部材20で結露しきれなかった残りの蒸気が第1部材20に設けられた第2の開口部22を通って第2部材24に流れ、第2部材24で残りの蒸気が結露する。このため、媒体支持部6に蒸気が結露する前に、第1部材20及び第2部材24に蒸気が流れることにより、第1部材20及び第2部材24に蒸気を結露させることができる。すなわち、液体を媒体に吐出して、媒体に記録された液体を乾燥させるヒーターを備える記録装置において、ヒーターにより液体から蒸発した蒸気が媒体支持部に結露することを抑制することができる。
特に、蒸気を結露させるための部材として、第1部材20及び第2部材24という複数の部材を備える構成は、蒸気の量が多い場合や、蒸気の濃度が高い場合に有効である。第1部材20で全ての蒸気を結露させきれなくても、残りの蒸気を第2部材24で結露させることができるためである。すなわち、蒸気を結露させるための部材として複数の部材を備えることで、蒸気の量が多い場合や、蒸気の濃度が高い場合でも、蒸気が媒体支持部6に結露することを抑制することができる。
また、第1部材20における開口率は、10%以上60%以下であることが好ましい。ここで、第1部材20における開口率とは、第1部材20がどの程度開口部を有しているかを表している。すなわち、第1部材20における開口率とは、第1部材20の面積に対する第2の開口部22の合計の面積の比率である。
第1部材20における開口率は、低い方が第1部材20に蒸気が流れる効果が高くなる。一方で、第1部材20における開口率は、高い方が第2部材24に蒸気が流れる効果が高くなる。第1部材20及び第2部材24を備える構成とした場合、媒体支持部6の結露の抑制に効果的だったのが、第1部材20における開口率を、10%以上60%以下とする構成であった。開口率が10%未満だと、第2部材24へと流れる蒸気が少なくなりすぎて、第2部材24の効果を十分に発揮することができない。すなわち、蒸気を結露させるための部材が第1部材のみである場合に近い状態となる。また、開口率が60%より大きいと、第1部材20の非開口部の面積が小さくなりすぎて、第1部材20の効果を十分に発揮することができない。すなわち、蒸気を結露させるための部材が第2部材のみである場合に近い状態となる。これらに対し、第1部材20における開口率が10%以上60%以下であれば、第1部材20において、蒸気の一部を結露させることと、蒸気の一部が通ることとのバランスを好適に保てる構成となり、第1部材20及び第2部材24の組み合わせによる相乗効果を引き出して、媒体支持部6に蒸気が結露することを効果的に抑制することができる。
表4は、第1部材20の開口率を変えていった場合に、媒体Pに記録されたインクから蒸発した蒸気が媒体支持部6で結露するか否かを評価した評価結果である。目視において媒体支持部6に結露が発生しなかった場合がOKであり、媒体支持部6に結露が発生した場合がNGである。
Figure 0006277624
表4に示すように、開口率が10%以上60%以下でOKという結果になった。
また、第1部材20において、第2の開口部22が複数設けられることが好ましい。図4は、実施形態1に係る記録装置1における第1部材20を表す概略平面図である。第1部材20には、第2の開口部22が複数設けられている。ここでは、第2の開口部22として丸型の開口が設けてられている。第2の開口部22を複数設ける構成とすることで、第1部材20において、第2の開口部22を複数箇所に分散させることができる。このため、媒体支持部6に対する結露抑制効果のムラを少なくし、媒体支持部6に蒸気が結露することを、効果的に抑制することができる。
このように、第2の開口部22が複数設けられる場合、第1部材20における開口率は、第1部材20の面積に対する複数の第2の開口部22の合計の面積の比率となる。この場合でも、第1部材20における開口率が10%以上60%以下となるように第2の開口部22を複数設ければ、媒体支持部6に蒸気が結露することを効果的に抑制することができる。
また、第1部材20に第2の開口部22を複数設ける際は、搬送方向Aにおける第2の開口部22の図心同士の間隔をy、交差方向Bにおける第2の開口部22の図心同士の間隔をxとした場合、2×(1つの第2の開口部22の面積)≦x×y≦5×(1つの第2の開口部22の面積)、となるように設けることが好ましい。ここで、x×yは、4つの第2の開口部22の図心によって形成される領域の面積に相当する。また、1つの第2の開口部22の面積とは、第2の開口部22が複数設けられている場合における、任意の1つの第2の開口部22の面積である。
図4において、搬送方向Aにおける第2の開口部22の図心同士の間隔y、交差方向Bにおける第2の開口部22の図心同士の間隔xが示されている。ここで、第2の開口部22の図心とは、第2の開口部22を平面図で見た際の平面図形の中心である。x×yが2×(1つの第2の開口部22の面積)未満だと、第2の開口部22同士の間隔が狭い構成となる。このとき、第1部材20の非開口部の面積が小さくなりすぎて、第1部材20の効果を十分に発揮することができない。すなわち、蒸気を結露させるための部材が第2部材のみである場合に近い状態となる。また、x×yが5×(1つの第2の開口部22の面積)より大きいと、第2の開口部22同士の間隔が広い構成となる。このとき、第2部材24へと流れる蒸気が少なくなりすぎて、第2部材24の効果を十分に発揮することができない。すなわち、蒸気を結露させるための部材が第1部材のみである場合に近い状態となる。これらに対し、2×(1つの第2の開口部22の面積)≦x×y≦5×(1つの第2の開口部22の面積)の構成であれば、第1部材20において、蒸気の一部を結露させることと、蒸気の一部が通ることとのバランスを好適に保てる構成としつつ、複数の第2の開口部22の配置位置を分散させることができる。このため、第1部材20及び第2部材24の組み合わせによる相乗効果を引き出しつつ、媒体支持部6に対する結露抑制効果のムラを少なくして、媒体支持部6に蒸気が結露することを、効果的に抑制することができる。
表5は、yの値を固定し、xの値を変えることによってx×yの値を変えていった場合に、媒体Pに記録されたインクから蒸発した蒸気が媒体支持部6で結露するか否かを評価した評価結果である。目視において媒体支持部6に結露が発生しなかった場合がOKであり、媒体支持部6に結露が発生した場合がNGである。なお、表5において、開口部の面積とは任意の1つの第2の開口部22の面積のことである。表5に示すように、2×(1つの第2の開口部22の面積)≦x×y≦5×(1つの第2の開口部22の面積)の範囲でOKの評価結果であった。
Figure 0006277624
表5に示すように、xの値が、2×(1つの第2の開口部22の面積)≦x×y≦5×(1つの第2の開口部22の面積)の関係を満たす値であるとき、OKという結果になった。
表6は、xの値を固定し、yの値を変えることによってx×yの値を変えていった場合に、媒体Pに記録されたインクから蒸発した蒸気が媒体支持部6で結露するか否かを評価した評価結果である。目視において媒体支持部6に結露が発生しなかった場合がOKであり、媒体支持部6に結露が発生した場合がNGである。なお、表6において、開口部の面積とは任意の1つの第2の開口部22の面積のことである。表6に示すように、2×(1つの第2の開口部22の面積)≦x×y≦5×(1つの第2の開口部22の面積)の範囲でOKの評価結果であった。
Figure 0006277624
表6に示すように、yの値が、2×(1つの第2の開口部22の面積)≦x×y≦5×(1つの第2の開口部22の面積)の関係を満たす値であるとき、OKという結果になった。
なお、表5、表6の評価の際は、x、yのうち一方の値を固定とし、他方の値を変動させたが、xとyの値を同時に変動させたり、開口部の面積を変動させたりしてもよい。2×(1つの第2の開口部22の面積)≦x×y≦5×(1つの第2の開口部22の面積)の関係を満たすように、x、y、1つの第2の開口部22の面積を決定すれば、同様の効果が得られる。
また、第1部材20は、媒体支持部6との間隔L1が2mm以上20mm以下となるように配置されていることが好ましい。ここで、媒体支持部6との間隔L1が一定でない場合、いずれの部分においても間隔L1が2mm以上20mm以下となるように配置されていることが好ましい。第1部材20と媒体支持部6との間隔L1が2mm以上であることにより、第1部材20で結露した液滴が媒体支持部6に付着することを抑制でき、第1部材20と媒体支持部6との間隔L1が20mm以下であることにより、媒体支持部6で蒸気が結露することを高い精度で抑制できるためである。
表7は、第1部材20と媒体支持部6との間隔L1を変えていった場合に、媒体Pに記録されたインクから蒸発した蒸気が媒体支持部6で結露するか否かを評価した評価結果である。目視において媒体支持部6に結露が発生しなかった場合がOKであり、媒体支持部6に結露が発生した場合がNGである。なお、第1部材20と媒体支持部6との間隔L1が2mm未満の場合は、第1部材20で結露した液滴が媒体支持部6に付着してしまった。
Figure 0006277624
表7に示すように、第1部材20と媒体支持部6との間隔L1が2mm以上20mm以下でOKという結果になった。
第1部材20、第2部材24の形状等に特に限定はないが、第1部材20、第2部材24における温度伝導率は、媒体支持部6における温度伝導率よりも高いことが好ましい。媒体支持部6で蒸気が結露することを高い精度で抑制できるためである。また、第1部材20、第2部材24における熱伝導率は、媒体支持部6における熱伝導率よりも高いことが好ましい。ねらいとする結露誘導構造を製造しやすいためである。
また、第1部材20、第2部材24は、媒体支持部6よりも前記蒸気が結露して生じた液滴との接触角が小さいことが好ましい。媒体支持部6で蒸気が結露することを高い精度で抑制できるためである。
さらに、第1部材20、第2部材24は、少なくとも一部がアルミニウム製であることが好ましい。アルミニウムは、安価で軽量であるため頑丈な構成とすることが可能であるうえ、温度伝導率及び熱伝導率が高く、前記蒸気が結露して生じた液滴との接触角が小さく濡れ易い。このため、媒体支持部6で蒸気が結露する前に第1部材20、第2部材24に蒸気が流れ、第1部材20、第2部材24で蒸気を結露させることができ、媒体支持部6で蒸気が結露することを高い精度で抑制できるためである。
以上述べたように、本実施形態に係る記録装置1によれば、液体を媒体に吐出して、媒体に記録された液体を乾燥させるヒーターを備える記録装置において、ヒーターにより液体から蒸発した蒸気が媒体支持部に結露することを抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
図5(A)は、変形例1に係る記録装置1における第1部材20を表す概略平面図である。第1部材20以外は、実施形態1と同様の構成である。第1部材20には、複数の第2の開口部22が千鳥格子状に配置されている。換言すれば、搬送方向Aの方向に並ぶ第2の開口部22の列が、交差方向Bの方向に複数配置され、N列目(Nは1以上の整数)の第2の開口部22の列とN+1列目の第2の開口部22の列とは、第2の開口部22の搬送方向Aにおける位置が異なるように配置されている。複数の第2の開口部22をこのように配置しても、第2の開口部22を複数箇所に分散させることができる。このため、媒体支持部6に対する結露抑制効果のムラを少なくし、媒体支持部6に蒸気が結露することを、効果的に抑制することができる。
このように、第2の開口部22が複数設けられる場合、第1部材20における開口率は、第1部材20の面積に対する複数の第2の開口部22の合計の面積の比率となる。この場合でも、第1部材20における開口率が10%以上60%以下となるように第2の開口部22を複数設ければ、媒体支持部6に蒸気が結露することを効果的に抑制することができる。
(変形例2)
図5(B)は、変形例2に係る記録装置1における第1部材20を表す概略平面図である。第1部材20以外は、実施形態1と同様の構成である。第1部材20には、第2の開口部22が1つ設けられている。このように、第2の開口部22が単数であってもよい。このとき、第1部材20における開口率は、10%以上60%以下であることが好ましい。すなわち、第1部材20の面積に対する第2の開口部22の面積の比率が10%以上60%以下となるように、第2の開口部22を1つ設ければ、媒体支持部6に蒸気が結露することを効果的に抑制することができる。第2の開口部22が単数である場合には、媒体支持部6に対する結露抑制効果の高い領域と低い領域を分けることができる。また、第2の開口部22を複数設ける場合に比べ簡易な構成となり、加工の費用や手間を抑えることができる。
(その他の変形例)
ヘッド4は、交差方向Bに移動しながら液体を吐出することで、媒体Pに画像を形成(記録)するシリアルヘッドの構成としたが、交差方向Bに移動せずに液体を吐出することで、媒体Pに画像を形成(記録)するラインヘッドの構成としてもよい。ラインヘッドであるヘッド4には、交差方向Bにノズルが複数設けられることが好ましい。この際、複数のヘッドを連結してラインヘッドを構成してもよいし、1つの長いヘッドによってラインヘッドを構成してもよい。ヘッド4をラインヘッドの構成とした場合、ヘッド4をシリアルヘッドの構成とした場合よりも、一度に吐出される液体の量が多くなる。したがって、発生する蒸気の量も多くなるため、蒸気を結露させるための部材を複数備える構成は特に有効である。
また、ヘッド4が吐出可能な液体としてインクを例に挙げたが、前処理剤や後処理剤など、他の液体であってもよい。他の液体を用いた場合においても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、蒸気を結露させるための部材として第1部材20及び第2部材24という2つの部材を備える構成としたが、蒸気を結露させるための部材を3つ以上備えていてもよい。この場合、媒体支持部6と第2部材24との間に、第2の開口部22が設けられた第1部材20を、複数備える構成とすることが好ましい。蒸気を結露させるための部材の数を増やせば、媒体支持部6で蒸気が結露することを抑制する効果が高くなる。
また、第2の開口部22として丸型の開口を設けた構成としたが、第2の開口部22として他の形状の開口を設けてもよい。例えば、多角形型の開口や、楕円型の開口を設けてもよい。また、第2の開口部22が複数設けられている場合、全ての第2の開口部22が同じ形状でなくてもよく、例えば、丸型の開口と多角形型の開口が混在していてもよい。また、全ての第2の開口部22が同じ大きさでなくてもよく、異なる大きさの第2の開口部22が混在していてもよい。
また、記録装置1において、補助ヒーター5を設けない構成としてもよい。ヒーター7による加熱で液体の乾燥が十分な場合には、補助ヒーター5は設けなくてもよい。補助ヒーター5を設けなければ、記録装置1をより簡易な構成とし、製造の手間やコストを抑えることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態や変形例を適宜組み合わせた構成としてもよい。
上記実施形態及び変形例で述べた本発明の構成は、水溶性有機溶剤を含有する水性インクを用いて記録可能な記録装置において特に有効である。このようなインクを用いた記録装置においては、前記蒸気として水溶性有機溶剤が含まれ、媒体支持部6に該蒸気が結露すると該水溶性有機溶剤が揮発しづらいために媒体を該水溶性有機溶剤で濡らしてしまう場合があるためである。ただし、本発明の構成を適用する記録装置は、このような記録装置に限定されない。
1…記録装置、3…プラテン、4…ヘッド、6…媒体支持部、7…ヒーター、19…第1の開口部、20…第1部材、22…第2の開口部、24…第2部材、P…媒体。

Claims (3)

  1. 媒体に液体を吐出可能なヘッドと、
    前記媒体に吐出された前記液体を乾燥させるヒーターと、
    前記媒体に吐出された前記液体が蒸発した蒸気が通る第1の開口部が設けられた媒体支持部と、
    前記第1の開口部を通った前記蒸気が通る第2の開口部が設けられ、前記蒸気の少なくとも一部を結露させる第1部材と、
    前記第2の開口部を通った前記蒸気を結露させる第2部材と、
    を備え
    前記媒体支持部における開口率が、40%以上であり、前記第1部材における開口率が、10%以上60%以下であることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項に記載の記録装置であって、
    前記第1部材に、前記第2の開口部が複数設けられることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項に記載の記録装置であって、前記媒体を搬送する搬送方向における前記第2の開口部の図心同士の間隔をy、前記搬送方向と交差する交差方向における前記第2の開口部の図心同士の間隔をxとした場合、
    2×(1つの前記第2の開口部の面積)≦x×y≦5×(1つの前記第2の開口部の面積)
    となるように複数の前記第2の開口部が設けられていることを特徴とする記録装置。
JP2013162063A 2013-08-05 2013-08-05 記録装置 Active JP6277624B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013162063A JP6277624B2 (ja) 2013-08-05 2013-08-05 記録装置
US14/450,755 US9302504B2 (en) 2013-08-05 2014-08-04 Recording apparatus with medium support section for passing vapor
CN201410381291.3A CN104339856B (zh) 2013-08-05 2014-08-05 记录装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013162063A JP6277624B2 (ja) 2013-08-05 2013-08-05 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015030214A JP2015030214A (ja) 2015-02-16
JP6277624B2 true JP6277624B2 (ja) 2018-02-14

Family

ID=52427284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013162063A Active JP6277624B2 (ja) 2013-08-05 2013-08-05 記録装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9302504B2 (ja)
JP (1) JP6277624B2 (ja)
CN (1) CN104339856B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6019149B2 (ja) 2015-02-19 2016-11-02 株式会社アマダホールディングス ベンディングロボット及びワーク検出方法
US20170118962A1 (en) * 2015-10-29 2017-05-04 Zoetis Services Llc Fluid agitation system of an in ovo injection apparatus, and associated method
WO2017155065A1 (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
CN106739451B (zh) * 2016-12-09 2022-11-29 深圳弘美数码纺织技术有限公司 一种喷绘打印机

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2710950B2 (ja) 1988-05-17 1998-02-10 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
US5717446A (en) * 1994-12-12 1998-02-10 Xerox Corporation Liquid ink printer including a vacuum transport system and method of purging ink in the printer
JP2000075773A (ja) 1998-08-26 2000-03-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US6270074B1 (en) * 1999-04-14 2001-08-07 Hewlett-Packard Company Print media vacuum holddown
JP4802719B2 (ja) * 2006-01-12 2011-10-26 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2007331143A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Seiko Epson Corp 画像の記録方法、画像記録装置
JP2008044128A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ及びインクジェットヘッド
GB0624451D0 (en) * 2006-12-06 2007-01-17 Sun Chemical Bv Ink jet printer and process of ink jet printing
JP5152980B2 (ja) 2008-05-27 2013-02-27 富士フイルム株式会社 インクジェット記録装置及び方法
JP2010143007A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Seiko Epson Corp 記録装置
JP5451221B2 (ja) * 2009-07-09 2014-03-26 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP5791012B2 (ja) 2011-03-01 2015-10-07 株式会社セイコーアイ・インフォテック インクジェットプリンター
EP2703173A4 (en) * 2011-04-27 2014-10-01 Konica Minolta Inc INK JET PRINTING DEVICE

Also Published As

Publication number Publication date
US20150035920A1 (en) 2015-02-05
CN104339856A (zh) 2015-02-11
US9302504B2 (en) 2016-04-05
JP2015030214A (ja) 2015-02-16
CN104339856B (zh) 2018-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6277624B2 (ja) 記録装置
JP5357138B2 (ja) 画像形成装置
US10899143B2 (en) Heating apparatus, medium processing apparatus, and medium processing method
JP6636023B2 (ja) 記録基材処理装置、印刷システム及び乾燥方法
JP5104455B2 (ja) 記録装置
JP2007062087A5 (ja)
US20170219282A1 (en) Drying device
US9254684B2 (en) Recording apparatus
EP2722188B1 (en) Method for analyzing positional deviation of head modules, program, and method for adjusting inkjet head
JP2009249060A (ja) ターゲット支持装置、ターゲット搬送装置、及び記録装置
US9908348B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP6102385B2 (ja) 記録装置
JP7047368B2 (ja) 加熱装置及び媒体処理装置
JP2017140705A (ja) 液滴吐出装置
US10821747B1 (en) Printer having an aqueous ink drying system that attenuates image quality defects
JP2014148166A5 (ja)
GB2518148A (en) Printing system
US10870290B2 (en) Vapor manager
JP2016107423A (ja) 前処理液塗布乾燥装置、それを有する印刷システム、及び印刷装置
US10870291B2 (en) Partially dried inkjet media conditioner
US20240034079A1 (en) System and Method for Cooling Paper within a Printer Assembly
CN108698412B (zh) 经打印介质干燥机
JP6617146B2 (ja) 気体衝突装置、そのような気体衝突装置を含む記録基材処理装置及び印刷システム
WO2018181165A1 (ja) 印刷装置、印刷制御方法及び装置
JP2023019282A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160317

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160617

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6277624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150