JP6275444B2 - 給湯器付風呂装置 - Google Patents

給湯器付風呂装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6275444B2
JP6275444B2 JP2013220403A JP2013220403A JP6275444B2 JP 6275444 B2 JP6275444 B2 JP 6275444B2 JP 2013220403 A JP2013220403 A JP 2013220403A JP 2013220403 A JP2013220403 A JP 2013220403A JP 6275444 B2 JP6275444 B2 JP 6275444B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
path
recirculation
hot water
way switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013220403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015081738A (ja
Inventor
義生 鈴木
義生 鈴木
Original Assignee
株式会社パロマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パロマ filed Critical 株式会社パロマ
Priority to JP2013220403A priority Critical patent/JP6275444B2/ja
Publication of JP2015081738A publication Critical patent/JP2015081738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275444B2 publication Critical patent/JP6275444B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

この発明は、ドレンを、浴槽に接続される追い焚き循環路を介して該追い焚き循環路の外部に排出するドレン排出制御手段と、前記追い焚き循環路に通される湯水によって該追い焚き循環路内を洗浄する洗浄制御手段と、を備えた給湯器付風呂装置に関する。
例えば特許文献1には、浴槽に接続される追い焚き循環路内のドレンを、浴室に排出する給湯器付風呂装置が開示されている。特許文献1の給湯器付風呂装置では、該給湯器付風呂装置の電源を投入した後や、ドレンを追い焚き循環路を通して浴室に排出するドレン排出機能の故障による停止時に出力されたエラー信号が解除された後、あるいはドレン排出機能によってドレンを排出した後に、追い焚き循環路に通される湯水によって該追い焚き循環路内を洗浄する洗浄機能の故障による停止時に出力されたエラー信号が解除された後に、必ず前記洗浄機能の動作を行うようにしている。これにより、ドレン排出機能の動作や洗浄機能の動作の途中で故障が生じた場合でも、追い焚き循環路内が洗浄されないままの状態になることがないため、追い焚き循環路内にドレンが残留したままで浴槽の湯張りが行われることがない。よって、ドレンが浴槽湯水に混入することを防止できる。
特開2012−77989号公報
しかしながら、上記の給湯器付風呂装置では、該給湯器付風呂装置の電源を投入した後や、ドレン排出機能あるいは洗浄機能の故障による停止時に出力されたエラー信号が解除された後には、必ず前記洗浄機能の動作を行わせて、追い焚き循環路内の洗浄を行うようにしていた。このような場合には、例えば、前記電源を投入する前にユーザが、ドレンの排出動作が行われていなかったために、追い焚き循環路内の洗浄を行う必要がないことを知っている場合でも、追い焚き循環路内の洗浄が行われることになる。このため、この洗浄に時間を要することが原因で、浴槽の湯張りが終わるまでに時間がかかったり、洗浄に費やす湯水が無駄になるという不都合があった。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、追い焚き循環路内の洗浄に要する時間や該洗浄に費やす湯水を無駄にすることを防止する給湯器付風呂装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、バーナの燃焼により発生する燃焼ガスから顕熱及び潜熱を回収する熱交換部が設けられた給湯回路を有すると共に、浴槽に接続される追い焚き循環路を有しており、追い焚き循環路は、接続路を介して給湯回路と接続可能とされて、熱交換部によって発生するドレンを追い焚き循環路に導くドレン導出路を有し、追い焚き循環路には、追い焚き循環路に導かれたドレンを排出するための排出路が接続可能とされており、ドレンを、ドレン導出路と追い焚き循環路と排出路とを通して追い焚き循環路の外部に排出するドレン排出制御手段と、給湯回路から接続路を介して追い焚き循環路に通される湯水によって追い焚き循環路内を洗浄する洗浄制御手段と、を備え、ドレン導出路と追い焚き循環路と排出路とが連通して、ドレン排出制御手段によって、ドレンを追い焚き循環路の外部に排出可能な第1の状態と、ドレン導出路と追い焚き循環路とが非連通であって追い焚き循環路と排出路とが連通して、洗浄制御手段によって、追い焚き循環路内を洗浄可能な第2の状態と、ドレン導出路と追い焚き循環路とが非連通であって追い焚き循環路と排出路とを非連通として、給湯回路から追い焚き循環路に通される湯水を浴槽へ供給可能に待機、あるいは追い焚き循環路内の湯水を循環可能に待機する第3の状態と、に切り替える切替手段を備えた給湯器付風呂装置であって、給湯器付風呂装置の電源を投入した後又はドレン排出制御手段によるドレンの排出の中断の後あるいは洗浄制御手段による追い焚き循環路内の洗浄の中断の後に、切替手段によって、第1ないし第3の状態のうちのいずれの状態に切り替えられているかを検出する状態検出手段と、状態検出手段によって第1の状態が検出されたときにドレンの排出を、状態検出手段によって第2の状態が検出されたときに追い焚き循環路内の洗浄を、状態検出手段によって第3の状態が検出されたときに、ドレンの排出や追い焚き循環路内の洗浄を行わない運転待機を、それぞれ実行する制御を行う動作制御手段と、を設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、切替手段は、第1ないし第3の状態のそれぞれに応じた状態検出信号を出力可能な出力部を備え、状態検出手段は、出力部から出力された状態検出信号に基づいて、第1ないし第3の状態のうちのいずれの状態に切り替えられているかを検出することを特徴とするものである。
請求項1の発明に係る給湯器付風呂装置によれば、給湯器付風呂装置の電源の投入後や、ドレンの排出の中断後あるいは追い焚き循環路内の洗浄の中断後に、状態検出手段が、切替手段によって第3の状態に切り替えられていることを検出した場合には、動作制御手段は、ドレンの排出や追い焚き循環路内の洗浄を行わない運転待機を実行するように制御する。よって、給湯器付風呂装置の電源の投入後や、ドレンの排出の中断後あるいは追い焚き循環路の洗浄の中断後に必ず追い焚き循環路内の洗浄が行われる場合と比較して、該洗浄に要する時間や該洗浄に費やす湯水を無駄にすることを防止できる。
請求項2の発明によれば、例えば給湯器風呂装置の電源の投入後に、状態検出手段が、切替手段の出力部から出力される状態検出信号に基づいて、第1又は第2の状態に切り替えられていることを検出する結果、前記電源の投入前に、ドレン排出制御手段によるドレンの排出の中断又は洗浄制御手段による追い焚き循環路内の洗浄の中断があったことを容易に検出できる。加えて前記電源の投入後に、状態検出手段が、前記出力部から出力される状態検出信号に基づいて、第3の状態に切り替えられていることを検出する結果、前記電源の投入前に、前記ドレンの排出の中断や前記追い焚き循環路内の洗浄の中断が発生していなかったことを容易に検出できる。
本発明の実施形態の給湯器付風呂装置の概略システム図である。 給湯器付風呂装置において第1ないし第3三方切替弁の各弁体の回転角度を検出及び切り替えるための概略制御ブロック図である。 通常運転、排出運転及び洗浄運転に対する第1ないし第3三方切替弁の弁体の回転角度を示す表である。 給湯器付風呂装置が備える風呂給湯器のコントローラが実行する運転処理に関する第1フローチャートである。 その第2フローチャートである。 その第3フローチャートである。
本発明の実施形態を図1ないし図6を参照しつつ説明する。図1には本発明の実施形態の給湯器付風呂装置1の概略システム図を示した。この給湯器付風呂装置1は、風呂給湯器2と、浴室3に設置された浴槽4とを備えている。風呂給湯器2内には、図示しない第1バーナが配設されている。風呂給湯器2内で前記第1バーナの燃焼ガスの上流側に顕熱回収用熱交換器(図示せず。)が配設され、前記燃焼ガスの下流側に潜熱回収用熱交換器7(図1参照。)が配設されている。この顕熱回収用熱交換器は前記燃焼ガスの顕熱を回収する。一方、潜熱回収用熱交換器7は前記燃焼ガスの顕熱及び潜熱を回収する。そして風呂給湯器2内には、顕熱回収用熱交換器と潜熱回収用熱交換器7とを備えた給湯回路が形成されている。この給湯回路では、図示しない給水管が潜熱回収用熱交換器7の入口側に接続され、該潜熱回収用熱交換器7の出口側が、前記顕熱回収用熱交換器の入口側に接続されている。これに加えて、該顕熱回収用熱交換器の出口側に出湯管(図示せず。)が接続されている。なお、顕熱回収用熱交換器及び潜熱回収用熱交換器7は本発明の熱交換部の一例である。
一方、風呂給湯器2内には、図示しない第2バーナが配設されている。風呂給湯器2内で第2バーナの上側には、図1に示す追い焚き熱交換器10が配設されている。この追い焚き熱交換器10は、浴槽4に接続される追い焚き循環路11に設けられている。追い焚き循環路11は、往き管12と戻り管13とによって形成されている。この往き管12は、風呂循環ポンプ14の吐出口側に接続されている。さらに往き管12には、該往き管12内を湯水が流通するときにオン状態になる水流スイッチ15が設けられている。加えて往き管12には、該往き管12内を流通する湯水の温度を検出するサーミスタ16が設けられている。また、往き管12の途中には第3三方切替弁17が接続されている。この第3三方切替弁17には、浴室3と連通する排出路18が接続されている。この第3三方切替弁17によって、往き管12と戻り管13とが連通する状態と、往き管12と排出路18とが連通して往き管12と戻り管13とが連通しない状態と、に切り替え可能に構成されている。本実施形態では図3に示すように、後述するドレンタンク37(図1参照。)内のドレンを、浴室3に設けられて浴槽4の下側に配置される防水パン(図示せず。)によって受けた後に浴室3の外部に排出することと、このドレンの排出後に追い焚き循環路11内を洗浄することとの双方を行う排出運転の場合には、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°に設定される。この回転角度が180°に設定されると、第3三方切替弁17を介して往き管12と排出路18とが連通して往き管12と戻り管13とが連通しない状態になる。加えて、出湯管からの湯水によって追い焚き循環路11内を洗浄する洗浄運転の場合にも、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°に設定される。また、前記ドレンの排出や前記追い焚き循環路11内の洗浄を行わない運転待機の場合には、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が0°に設定される。この回転角度が0°に設定されると、第3三方切替弁17を介して往き管12と戻り管13とが連通して往き管12と排出路18とが連通しない状態になる。
図1に示すように戻り管13は、風呂循環ポンプ14の吸込口側に接続されている。加えて戻り管13には、該戻り管13内を流通する湯水の温度を検出するサーミスタ25が設けられている。また、戻り管13の途中には第2三方切替弁26が接続されている。この第2三方切替弁26には、本発明の接続路としての注湯路27の一端側が接続されている。この第2三方切替弁26によって、注湯路27の一端側が、追い焚き循環路11の浴槽4側及び風呂循環ポンプ14の吸込口側と連通する状態と、前記一端側が前記風呂循環ポンプ14の吸込口側と連通して前記浴槽4側とは連通しない状態と、に切り替え可能に構成されている。本実施形態では図3に示すように、排出運転の場合には、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°に設定される。この回転角度が90°に設定されると、第2三方切替弁26を介して注湯路27の一端側が、風呂循環ポンプ14の吸込口側と連通して前記浴槽4側とは連通しない状態になる。また、洗浄運転の場合には、図3に示すように、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°に設定される。さらに、運転待機の場合には、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が0°に設定される。この回転角度が0°に設定されると、第2三方切替弁26を介して注湯路27の一端側が、追い焚き循環路11の浴槽4側及び風呂循環ポンプ14の吸込口側と連通する状態になる。
また注湯路27の他端側は、前記出湯管に接続可能とされている。この注湯路27の他端側には、出湯管を開閉可能な電磁弁28が設けられている。さらに注湯路27には、追い焚き循環路11から注湯路27への逆流や後述するドレン導出路42から注湯路27への逆流を防止する逆止弁29と、注湯路27から出湯管への逆流を防止する逆止弁30とが設けられている。これに加えて注湯路27には、該注湯路27内の湯水の流量を検出する流量センサ31が設けられている。この注湯路27の途中には、第1三方切替弁32が接続されている。
図1に示すように潜熱回収用熱交換器7の下側には、中和器35が設けられている。この中和器35では、潜熱回収用熱交換器7で発生した酸性のドレンが中和される。そして、中和器35の出口にはドレン排出管36が接続されており、このドレン排出管36の出口側はドレンタンク37と接続されている。このドレンタンク37には、中和器35によって中和されたドレンが一時的に貯留される。さらにドレンタンク37には、該ドレンタンク37内のドレン水位を検出する水位センサ38〜40と、オーバーフローレベルを超えたドレンをドレンタンク37の外部に排出するオーバーフロー用排出口41とが設けられている。加えてドレンタンク37の下部には、該ドレンタンク37に貯留されたドレンを追い焚き循環路11側へ導くためのドレン導出路42の一端側が接続されている。このドレン導出路42の他端側は前記第1三方切替弁32(図1参照。)と接続されている。またドレン導出路42には、注湯路27からドレンタンク37への逆流を防止する逆止弁43が設けられている。この第1三方切替弁32によって、注湯路27と出湯管とが連通して注湯路27とドレン導出路42とが連通しない状態と、注湯路27とドレン導出路42とが連通して注湯路27と出湯管とが連通しない状態と、に切り替え可能に構成されている。本実施形態では図3に示すように、排出運転の場合には、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が180°に設定される。この回転角度が180°に設定されると、第1三方切替弁32を介して注湯路27とドレン導出路42とが連通して注湯路27と出湯管とが連通しない状態になる。また、洗浄運転の場合には、図3に示すように、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が0°に設定される。この回転角度が0°に設定されると、注湯路27と出湯管とが連通して、注湯路27とドレン導出路42とが連通しない状態になる。さらに、運転待機の場合には、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が0°に設定される。
また図1に示すように第3三方切替弁17には、後述するように第3三方切替弁17が備える弁体の回転角度を検出する第3角度制御回路63(図2参照。)を備えた電気回路基板45が接続されている。この電気回路基板45には、風呂リモコン46と、風呂給湯器2に備えられたコントローラ47とが接続されている。本実施形態では、後述するように、コントローラ47(第1演算処理部53)は、第3角度制御回路63から第3三方切替弁17の回転角度検出信号を受信することで、第3三方切替弁17の弁体の回転角度を検出する。
図2には、本実施形態の給湯器付風呂装置1が、図1に示した第1ないし第3三方切替弁32,26,17の各弁体の回転角度を検出及び切り替えるための概略制御ブロック図を示した。図2に示すように給湯器付風呂装置1は、風呂給湯器2のコントローラ47(図1参照。)に備えられたメイン基板51と、上述した電気回路基板45とを備えている。
メイン基板51には、電源検知回路52と、第1演算処理部53と、第1通信回路54と、記憶部55と、第2角度制御回路56と、第1角度制御回路57とを備えている。電源検知回路52は第1演算処理部53に接続されている。電源検知回路52は、風呂給湯器2の電源コードが商用交流電源のコンセントに挿入されて風呂給湯器2が通電状態であることを検出するために用いられる。第1演算処理部53には、第1通信回路54と、記憶部55とが接続されている。第1通信回路54は、電気回路基板45に各種の信号を送信したり、該電気回路基板45から送信された各種の信号を受信するために用いられる。記憶部55には、後述する第1ないし第3三方切替弁32,26,17の各弁体の回転角度を検出あるいは切り替える処理を実行するプログラムが記憶されている。さらに、第1演算処理部53には第2角度制御回路56が接続され、この第2角度制御回路56には第2三方切替弁26が接続されている。そして第2三方切替弁26は、該第2三方切替弁26の弁体の回転角度に応じた回転角度検出信号を出力する出力部58を備えている。本実施形態では、第2三方切替弁26に、前記弁体の回転角度に応じて異なる信号を生成するホールICを配置して、出力部58が、ホールICによって生成された信号の変化に応じた前記回転角度検出信号を出力するようにした。第2角度制御回路56は、出力部58から前記回転角度検出信号を受信したり、第1演算処理部53からの指令信号に基づいて、第2三方切替弁26の弁体を回転させて該弁体の回転角度を所定の角度に制御する。
加えて、第1演算処理部53には第1角度制御回路57が接続され、この第1角度制御回路57には第1三方切替弁32が接続されている。そして第1三方切替弁32は、該第1三方切替弁32の弁体の回転角度に応じた回転角度検出信号を出力する出力部59を備えている。この出力部59も、出力部58と同様の方法で前記回転角度検出信号を出力するようにした。第1角度制御回路57は、出力部59から前記回転角度検出信号を受信したり、第1演算処理部53からの指令信号に基づいて、第1三方切替弁32の弁体を回転させて該弁体の回転角度を所定の角度に制御する。
図2に示すように電気回路基板45は、第2通信回路61と、第2演算処理部62と、第3角度制御回路63とを備えている。第2通信回路61は、メイン基板51の第1通信回路54及び第2演算処理部62に接続されている。第2通信回路61は、前記第1通信回路54に各種の信号を送信したり、該第1通信回路54から送信された各種の信号を受信するために用いられる。第2演算処理部62には第3角度制御回路63が接続され、この第3角度制御回路63には第3三方切替弁17が接続されている。そして第3三方切替弁17は、該第3三方切替弁17の弁体の回転角度に応じた回転角度検出信号を出力する出力部64を備えている。この出力部64も、出力部58及び出力部59と同様の方法で前記回転角度検出信号を出力するようにした。第3角度制御回路63は、第3三方切替弁17の出力部64から前記回転角度検出信号を受信したり、第2演算処理部62からの指令信号に基づいて、第3三方切替弁17の弁体を回転させて該弁体の回転角度を所定の角度に制御する。なお、各出力部58,59,64によって出力される回転角度検出信号は、本発明の状態検出信号の一例である。
次に、図4ないし図6を用い、メイン基板51の第1演算処理部53が、第1ないし第3三方切替弁32,26,17の各弁体の回転角度を検出した上で、給湯器付風呂装置1の運転を制御する処理の例を説明する。第1演算処理部53は、所定の時間毎に記憶部55(図2参照。)に記憶されたプログラムに基づいて、図4ないし図6に示すスタートからエンドまでの処理を繰り返し実行する。図4示すように第1演算処理部53は、風呂給湯器2の電源が投入されているか否かを判断する(S1)。ここでは、風呂給湯器2の電源コードが商用交流電源のコンセントに挿入されて風呂給湯器2が通電状態になることで、第1演算処理部53が、図2に示す電源検知回路52から電圧検知信号を受信したか否かを判断する(S1)。S1において、第1演算処理部53が前記電圧検知信号を受信して前記電源が投入されていると判断した場合には、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が0°であるか否かを判断する(S2)。ここでは、第1演算処理部53が、第1三方切替弁32の出力部59から第1角度制御回路57を通じて、前記0°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第1三方切替弁32の弁体の回転角度が0°の場合には、第1三方切替弁32を介して出湯管と注湯路27とが接続されている。
S2において、第1演算処理部53が前記0°に応じた回転角度検出信号を受信して、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が0°であると判断した場合には、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が0°であるか否かを判断する(S3)。ここでは、第1演算処理部53が、第2三方切替弁26の出力部58から第2角度制御回路56を通じて、前記0°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第2三方切替弁26の弁体の回転角度が0°の場合には、第2三方切替弁26を介して図1に示す注湯路27と追い焚き循環路11とが接続されている。
S3において、第1演算処理部53が前記0°に応じた回転検出信号を受信して、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が0°であると判断した場合には、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が0°であるか否かを判断する(S4)。ここでは、第1演算処理部53が、第3三方切替弁17の出力部64から第3角度制御回路63、第2演算処理部62、第1及び第2通信回路54,61を通じて、前記0°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第3三方切替弁17の弁体の回転角度が0°の場合には、図1に示す排出路18と追い焚き循環路11(往き管12)とが接続されていない。そしてS4において、第1演算処理部53が前記0°に応じた回転角度検出信号を受信して、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が0°であると判断した場合には、運転待機処理(S5)を実行する。
この運転待機処理(S5)では、以下に説明する処理を実行する。上述したS1〜S4の判断に基づいて、第1演算処理部53が、風呂給湯器2の電源の投入後に、第1三方切替弁32を介して出湯管と注湯路27とが接続され、第2三方切替弁26を介して注湯路27と追い焚き循環路11とが接続されている結果、第1演算処理部53は、第1ないし第3三方切替弁32,26,17によって、給湯器付風呂装置1が出湯管と注湯路27と追い焚き循環路11とを接続した第3の状態に切り替えられていることを検出する。この運転待機処理(S5)では、直ちにドレンタンク37内のドレンを浴室3の外部に排出すること、このドレンの排出後に追い焚き循環路11内を洗浄することの双方を行わず、第3の状態を保持しながら指令信号の受信を待つ待機運転を継続する。このように、風呂給湯器2の電源の投入後に第1演算処理部53によって第3の状態に切り替えられていることを検出すると、運転待機処理(S5)では、直ちに追い焚き循環路11内の洗浄が行われることがない。よって、従来のように前記電源の投入後に必ず追い焚き循環路11内の洗浄が行われる場合と比較して、該洗浄に要する時間や該洗浄に費やす湯水を無駄にすることを防止できる。本実施形態の運転待機処理(S5)では、注湯路27とドレン導出路42とが連通せず、追い焚き循環路11(往き管12)と排出路18とが連通しない状態とされて、第1演算処理部53が、風呂リモコン46からの給湯開始指令信号を受信した場合に、給湯管からの湯水を注湯路27及び追い焚き循環路11を通じて浴槽4へ供給可能に待機する。また、運転待機処理(S5)では、第1演算処理部53によって風呂循環ポンプ14に駆動信号を送信することで、追い焚き循環路11内の湯水を循環可能に待機する。なお、第1ないし第3三方切替弁32,26,17は本発明の切替手段の一例であり、第1演算処理部53は本発明の状態検出手段及び動作制御手段の一例である。また、運転待機処理(S5)は本発明の運転待機の一例である。
一方S4において、第1演算処理部53が第3三方切替弁17の弁体の回転角度が0°に応じた回転角度検出信号を受信せず、前記回転角度が0°でないと判断した場合には、例えば第3三方切替弁17の弁体の回転角度を切り替える最中に停電が発生し、該回転角度が特定できないと判別する。このように判別した場合には、排出運転移行処理(S6)を実行する。この排出運転移行処理(S6)では、以下に説明する処理を実行する。第1演算処理部53は、弁体の駆動指令信号を第2及び第1角度制御回路56,57に送信する。これに加えて第1演算処理部53は、弁体の駆動指令信号を、第1及び第2通信回路54,61、第2演算処理部62を通じて第3角度制御回路63に送信する。続いて第2角度制御回路56は、第2三方切替弁26に弁体を回転させるモータの駆動信号を送信して、該弁体を回転させて回転角度を90°に切り替える。加えて第1角度制御回路57は、第1三方切替弁32に弁体を回転させるモータの駆動信号を送信して、該弁体を回転させて回転角度を180°に切り替える。さらに第3角度制御回路63は第3三方切替弁17に弁体を回転させるモータの駆動信号を送信して、該弁体を回転させて回転角度を180°に切り替える。このようにすることで、第1三方切替弁32を介してドレン導出路42と注湯路27とを接続し、第2三方切替弁26を介して注湯路27と追い焚き循環路11とを接続し、第3三方切替弁17を介して追い焚き循環路11(往き管12)と排出路18とを接続する。
排出運転移行処理(S6)の後には、排出運転処理(S7)を実行する。この排出運転処理(S7)では、以下に説明する処理を実行する。第1演算処理部53が、図1に示す風呂循環ポンプ14に駆動信号を送信することで、該風呂循環ポンプ14を駆動させる。すると、ドレンタンク37内のドレンが、ドレン導出路42と注湯路27と追い焚き循環路11とを順番に流通した後に、排出路18及び浴室3内の防水パンに設けられた排出部を通じて浴室3の外部に排出される。加えて、ドレンが浴室3の外部に排出された後に、第1演算処理部53が、第1三方切替弁32に弁体を回転させるモータの駆動信号を送信して、該弁体を回転させて回転角度を0°に切り替える。これにより、第1三方切替弁32を介して出湯管と注湯路27とを接続する。そして、第1演算処理部53によって電磁弁28(図1参照。)に駆動信号を送信して該電磁弁28を開弁した後に、第1演算処理部53によって風呂循環ポンプ14に駆動信号を送信して該風呂循環ポンプ14を駆動させる。これにより、出湯管からの湯水を、注湯路27を介して追い焚き循環路11内に流通させる。したがって、この湯水により追い焚き循環路11内を洗浄できる。
排出運転処理(S7)の後には、運転待機移行処理(S8)を実行する。この運転待機移行処理(S8)では、以下に説明する処理を実行する。第1演算処理部53は、弁体の駆動指令信号を第3及び第2角度制御回路63,56に送信する。その後、第3角度制御回路63は、第3三方切替弁17に弁体を回転させるモータの駆動信号を送信して、該弁体を回転させて回転角度を0°に切り替える。加えて、第2角度制御回路56は、第2三方切替弁26に弁体を回転させるモータの駆動信号を送信して、該弁体を回転させて回転角度を0°に切り替える。このようにすることで、給湯器付風呂装置1を出湯管と注湯路27と追い焚き循環路11とを接続した第3の状態に復帰させる。この運転待機移行処理(S8)の後には、上述した運転待機処理(S5)を実行する。
また図4中のS2において、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が0°でないと判断した場合には、図5に示すように、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が180°であるか否かを判断する(S11)。ここでは、第1演算処理部53が、第1三方切替弁32の出力部59から第1角度制御回路57を通じて、前記180°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第1三方切替弁32の弁体の回転角度が180°の場合には、第1三方切替弁32を介してドレン導出路42と注湯路27とが接続されている。
S11において、第1演算処理部53が前記180°に応じた回転角度検出信号を受信して、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が180°であると判断した場合には、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°であるか否かを判断する(S12)。ここでは、第1演算処理部53が、第2三方切替弁26の出力部58から第2角度制御回路56を通じて、前記90°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°の場合には、第2三方切替弁26を介して注湯路27と追い焚き循環路11とが接続されている。
S12において、第1演算処理部53が前記90°に応じた回転角度検出信号を受信して、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°であると判断した場合には、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°であるか否かを判断する(S13)。ここでは、第1演算処理部53が、第3三方切替弁17の出力部64から第3角度制御回路63、第2演算処理部62、第1及び第2通信回路54,61を通じて、前記180°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°の場合には、第3三方切替弁17を介して追い焚き循環路11(往き管12)と排出路18とが接続されている。そしてS13において、第1演算処理部53が前記180°に応じた回転角度検出信号を受信して、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°であると判断した場合には、排出運転処理(S14)を実行する。
この排出運転処理(S14)では、以下に説明する処理を実行する。上述したS11〜S13の判断に基づいて、第1演算処理部53は、例えばドレンを浴室3の外部に排出している最中に停電が発生し、この停電が解消して風呂給湯器2の電源を投入したことで、第3三方切替弁17を介して追い焚き循環路11(往き管12)と排出路18とが接続され、第2三方切替弁26を介して注湯路27と追い焚き循環路11とが接続され、第1三方切替弁32を介してドレン導出路42と注湯路27とが接続されていることを検出する。これにより、第1演算処理部53は、給湯器付風呂装置1がドレン導出路42と注湯路27と追い焚き循環路11と排出路18とを接続した第1の状態に切り替えられていることを検出する。この排出運転処理(S14)では、上述の排出運転処理(S7)と同様な方法で、停電によって中断したドレンの排出を再開することと、該ドレンの排出後に追い焚き循環路11内を洗浄することとの双方を行う。なお、第1演算処理部53は本発明のドレン排出制御手段の一例である。
排出運転処理(S14)の後には、運転待機移行処理(S15)を実行する。この運転待機移行処理(S15)では、上述した運転待機移行処理(S8)と同様な方法で、給湯器付風呂装置1を出湯管と注湯路27と追い焚き循環路11とを接続した第3の状態に復帰させる。さらに、運転待機移行処理(S15)の後には、運転待機処理(S16)を実行する。この運転待機処理(S16)では、上述の運転待機処理(S5)と同様な処理がなされる。
また図5中のS11において、第1三方切替弁32の弁体の回転角度が180°でないと判断した場合、S12において、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°でないと判断した場合、S13において、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°でないと判断した場合のいずれかの場合には、例えば各三方切替弁32,26,17の弁体を回転させている最中に停電が発生し、各三方切替弁32,26,17のうちのいずれかの弁体の回転角度が特定できないと判別する。このように判別した場合には、排出運転移行処理(S18)を実行する。この排出運転移行処理(S18)では、上述した排出運転移行処理(S6)と同様の処理がなされる。この排出運転移行処理(S18)の後には、上述した排出運転処理(S14)、運転待機移行処理(S15)、運転待機処理(S16)を順次実行する。
さらに図4中のS3において、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が0°でないと判断した場合には、図6に示すように、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°であるか否かを判断する(S21)。ここでは、第1演算処理部53が、第2三方切替弁26の出力部58から第2角度制御回路56を通じて、前記90°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°の場合には、第2三方切替弁26を介して注湯路27と追い焚き循環路11とが接続されている。
S21において、第1演算処理部53が前記90°に応じた回転角度検出信号を受信して、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°であると判断した場合には、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°であるか否かを判断する(S22)。ここでは、第1演算処理部53が、第3三方切替弁17の出力部64から第3角度制御回路63、第2演算処理部62、第1及び第2通信回路54,61を通じて、前記180°に応じた回転角度検出信号を受信したか否かを判断する。第3三方切替弁17の回転角度が180°の場合には、第3三方切替弁17を介して追い焚き循環路11(往き管12)と排出路18とが接続されている。そしてS22において、第1演算処理部53が前記180°に応じた回転角度検出信号を受信して、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°であると判断した場合には、洗浄運転処理(S23)を実行する。
この洗浄運転処理(S23)では、以下に説明する処理を実行する。図4中のS2,S3の判断及び図6中のS21,S22の判断に基づいて、第1演算処理部53は、例えば追い焚き循環路11内の洗浄中に停電が発生し、この停電が解消して風呂給湯器2の電源を投入したことで、第3三方切替弁17を介して追い焚き循環路11(往き管12)と排出路18とが接続され、第2三方切替弁26を介して注湯路27と追い焚き循環路11とが接続され、第1三方切替弁32を介して出湯管と注湯路27とが接続されていることを検出する。これにより、第1演算処理部53は、給湯器風呂装置1が出湯管と注湯路27と追い焚き循環路11と排出路18とを接続した第2の状態に切り替えられていることを検出する。この洗浄運転処理(S23)では、停電によって中断した追い焚き循環路11内の洗浄を再開するために、第1演算処理部53によって電磁弁28に駆動信号を送信して該電磁弁28を開弁した後に、第1演算処理部53によって風呂循環ポンプ14に駆動信号を送信して該風呂循環ポンプ14を駆動させる。これにより、出湯管から湯水を、注湯路27を介して追い焚き循環路11内に流通させる。したがって、この湯水により追い焚き循環路11内を洗浄できる。なお、第1演算処理部53は本発明の洗浄制御手段の一例である。
この洗浄運転処理(S23)の後には、運転待機移行処理(S24)を実行する。この運転待機移行処理(S24)では、上述の運転待機移行処理(S8)と同様な方法で、給湯器付風呂装置1を出湯管と注湯路27と追い焚き循環路11とを接続した第3の状態に復帰させる。この運転待機移行処理(S24)の後には、運転待機処理(S25)を実行する。この運転待機処理(S25)では、上述の運転待機処理(S5)と同様な処理がなされる。
また図6中のS21において、第2三方切替弁26の弁体の回転角度が90°でないと判断した場合、S22において、第3三方切替弁17の弁体の回転角度が180°でないと判断した場合のいずれかの場合には、例えば第2又は第3三方切替弁26,17の弁体を回転させる最中に停電が発生し、第2又は第3三方切替弁26,17のいずれかの弁体の回転角度が特定できないと判別する。このように判別した場合には、排出運転移行処理(S28)を実行する。この排出運転移行処理(S28)では、上述の排出運転移行処理(S6)と同様な処理がなされる。
排出運転移行処理(S28)の後には、排出運転処理(S29)を実行する。この排出運転処理(S29)では、上述の排出運転処理(S7)と同様な処理がなされる。この排出運転処理(S29)の後には、上述した運転待機移行処理(S24)、運転待機処理(S25)を順次実行する。
<本実施形態の効果>
本実施形態の給湯器付風呂装置1では、例えば風呂給湯器2の1回目の電源の投入後や、浴室3の外部へのドレンの排出の中断後に前記電源を投入した後、あるいは追い焚き循環路11内の洗浄の中断後に前記電源を投入した後に、第1演算処理部53が実行するS2〜S4の判断によって、給湯器付風呂装置1が第3の状態に切り替えられていることを検出した場合には、第1演算処理部53は運転待機処理(S5)を実行する。この運転待機処理(S5)においては、直ちに追い焚き循環路11の洗浄を行わず第3の状態が保持される。よって従来のような、前記1回目の電源の投入後や、前記ドレンの排出の中断後に前記電源を投入した後、あるいは前記洗浄の中断後に前記電源を投入した後に必ず追い焚き循環路11内の洗浄が行われる場合と比較して、該洗浄に要する時間や該洗浄に費やす湯水を無駄にすることを防止できる。
また、風呂給湯器2の電源の投入後に第1演算処理部53が、第1ないし第3三方切替弁32,26,17の各出力部59,58,64から出力された回転角度検出信号に基づいて、S11〜S13の判断により、給湯器付風呂装置1が第1の状態に切り替えられていることを検出する結果、前記電源の投入前に、例えば停電によって浴室3の外部へのドレンの排出の中断があったことを容易に検出できる。
さらに、前記電源の投入後に第1演算処理部53が、前記回転角度検出信号に基づいて、S2,S3,S21,S22の判断により、給湯器付風呂装置1が第2の状態に切り替えられていることを検出する結果、前記電源の投入前に、例えば停電によって追い焚き循環路11内の洗浄の中断があったことを容易に検出できる。
加えて、前記電源の投入後に第1演算処理部53が、前記回転角度検出信号に基づいて、S2〜S4の判断により、給湯器付風呂装置1が第3の状態に切り替えられていることを検出する結果、前記電源の投入前に、前記ドレンの排出の中断や前記追い焚き循環路11内の洗浄の中断が発生せず運転待機処理(S5,S16,S25)が行われていたことを容易に検出できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施できる。上述した実施形態では、第1演算処理部53が第1ないし第3三方切替弁32,26,17の弁体の回転角度を検出するために、各三方切替弁32,26,17の出力部59,58,64が、第1演算処理部53に、ホールICによって生成された信号の変化に応じた回転角度検出信号を出力するようにしているが、これに限らない。例えば、第1演算処理部53が各弁体の回転角度を検出するために、各三方切替弁32,26,17の出力部59,58,64が、第1演算処理部53に、各三方切替弁32,26,17の各弁体を回転させるモータの回転軸と連結された回転型可変抵抗の出力電圧の変化に応じた回転角度検出信号を出力するようにしてもよい。また上述した実施形態では、風呂給湯器2内に、顕熱回収用熱交換器と潜熱回収用熱交換器7とを別体にして設けた例を示したが、これに限らず、顕熱回収用熱交換器と潜熱回収用熱交換器7とを一体にして風呂給湯器2内に設けてもよい。さらに、上述した実施形態では、第3三方切替弁32を介してドレン導出路42と注湯路27とを接続可能としたが、これに代えて、排出運転の場合には、三方切替弁を介してドレン導出路42と追い焚き循環路11の風呂循環ポンプ14の吸込口側とを連通してドレン導出路42と追い焚き循環路11の浴槽4側とが連通しない状態としてもよい。そして、洗浄運転及び運転待機の場合には、ドレン導出路42と追い焚き循環路11とを連通しない状態にしてもよい。加えて、上述した実施形態とは異なり風呂給湯器2内では、追い焚き熱交換器10に代えて、第2バーナの燃焼ガスの上流側に顕熱回収用熱交換器を配設し、前記燃焼ガスの下流側に潜熱回収用熱交換器を配設してもよい。
1・・給湯器付風呂装置、4・・浴槽、7・・潜熱回収用熱交換器、11・・追い焚き循環路、17・・第1三方切替弁、18・・排出路、26・・第2三方切替弁、27・・注湯路、32・・第3三方切替弁、42・・ドレン導出路、53・・第1演算処理部、58・・第2三方切替弁の出力部、59・・第3三方切替弁の出力部、64・・第1三方切替弁の出力部。

Claims (2)

  1. バーナの燃焼により発生する燃焼ガスから顕熱及び潜熱を回収する熱交換部が設けられた給湯回路を有すると共に、浴槽に接続される追い焚き循環路を有しており、該追い焚き循環路は、接続路を介して前記給湯回路と接続可能とされて、前記熱交換部によって発生するドレンを前記追い焚き循環路に導くドレン導出路を有し、前記追い焚き循環路には、該追い焚き循環路に導かれた前記ドレンを排出するための排出路が接続可能とされおり、前記ドレンを、前記ドレン導出路と前記追い焚き循環路と前記排出路とを通して該追い焚き循環路の外部に排出するドレン排出制御手段と、前記給湯回路から前記接続路を介して前記追い焚き循環路に通される湯水によって該追い焚き循環路内を洗浄する洗浄制御手段と、を備え、前記ドレン導出路と前記追い焚き循環路と前記排出路とが連通して、前記ドレン排出制御手段によって、前記ドレンを前記追い焚き循環路の外部に排出可能な第1の状態と、前記ドレン導出路と前記追い焚き循環路とが非連通であって前記追い焚き循環路と前記排出路とが連通して、前記洗浄制御手段によって、前記追い焚き循環路内を洗浄可能な第2の状態と、前記ドレン導出路と前記追い焚き循環路とが非連通であって該追い焚き循環路と前記排出路とを非連通として、前記給湯回路から前記追い焚き循環路に通される前記湯水を前記浴槽へ供給可能に待機、あるいは前記追い焚き循環路内の前記湯水を循環可能に待機する第3の状態と、に切り替える切替手段を備えた給湯器付風呂装置であって、
    前記給湯器付風呂装置の電源を投入した後又は前記ドレン排出制御手段による前記ドレンの排出の中断の後あるいは前記洗浄制御手段による前記追い焚き循環路内の洗浄の中断の後に、前記切替手段によって、前記第1ないし前記第3の状態のうちのいずれの状態に切り替えられているかを検出する状態検出手段と、
    前記状態検出手段によって前記第1の状態が検出されたときに前記ドレンの排出を、前記状態検出手段によって前記第2の状態が検出されたときに前記追い焚き循環路内の洗浄を、前記状態検出手段によって前記第3の状態が検出されたときに、前記ドレンの排出や前記追い焚き循環路内の洗浄を行わない運転待機を、それぞれ実行する制御を行う動作制御手段と、
    を設けたことを特徴とする給湯器付風呂装置。
  2. 前記切替手段は、前記第1ないし前記第3の状態のそれぞれに応じた状態検出信号を出力可能な出力部を備え、
    前記状態検出手段は、前記出力部から出力された前記状態検出信号に基づいて、前記第1ないし前記第3の状態のうちのいずれの状態に切り替えられているかを検出することを特徴とする請求項1に記載の給湯器付風呂装置。
JP2013220403A 2013-10-23 2013-10-23 給湯器付風呂装置 Active JP6275444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220403A JP6275444B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 給湯器付風呂装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220403A JP6275444B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 給湯器付風呂装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015081738A JP2015081738A (ja) 2015-04-27
JP6275444B2 true JP6275444B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=53012428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013220403A Active JP6275444B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 給湯器付風呂装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6275444B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2540658B2 (ja) * 1990-09-05 1996-10-09 リンナイ株式会社 自動湯張り装置
JP3790018B2 (ja) * 1997-07-17 2006-06-28 蛇の目ミシン工業株式会社 熱洗浄機能を備えた浴水浄化装置
JP5657325B2 (ja) * 2010-09-30 2015-01-21 株式会社ガスター 風呂給湯装置
JP5671292B2 (ja) * 2010-09-30 2015-02-18 株式会社ガスター 風呂給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015081738A (ja) 2015-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5312215B2 (ja) 熱回収システム
JP2009270798A (ja) ドレン排出装置及びその方法
JP2008298376A (ja) 熱源機、そのドレン抑制方法及びそのドレン抑制プログラム
JP2006300481A (ja) 風呂給湯装置
JP2017198379A (ja) 風呂給湯装置
JP6275444B2 (ja) 給湯器付風呂装置
JP5226061B2 (ja) ドレン排出装置及びドレン排出方法
JP5821002B2 (ja) 給湯システム
JP5092302B2 (ja) 風呂機能付き給湯装置
JP5656423B2 (ja) 潜熱回収式加熱装置のドレン排水システム
JP5405406B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2006349273A (ja) 給湯装置
JP5612994B2 (ja) 給湯風呂装置
JP6143093B2 (ja) 貯湯給湯装置
JP6684580B2 (ja) 給湯システム
JP2013210115A (ja) 給湯装置
JP6540672B2 (ja) 給湯システム
JP6261940B2 (ja) 給湯器付風呂装置
JP2010019521A (ja) 貯湯式給湯風呂装置
JP5092303B2 (ja) 風呂システム
JP6203590B2 (ja) 給湯器付風呂装置
JP2016040509A (ja) ドレン排出装置および給湯器付き風呂釜
JP2011152312A (ja) 浴室部材洗浄システム
JP2018031546A (ja) 風呂装置
JP5041240B2 (ja) 軟水化システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250