JP6273152B2 - 飲料製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉砕対象物を粉砕して得られた粉末と液体とを用いて飲料を製造する飲料製造装置に関する。
近年、茶葉等の粉砕対象物を粉砕する粉挽きユニットと、液体を貯留する液体貯留タンクとを備え、粉挽きユニットによって得られた粉末と液体とを混合して飲料を製造する飲料製造装置が各種開発されている。このような飲料製造装置が開示された文献としては、たとえば特開2001−275843号公報(特許文献1)が挙げられる。
特許文献1に開示の飲料製造装置は、液体を貯留するとともに内部で液体を加熱可能な液体貯留タンクと、当該液体貯留タンクに接続されるとともに液体貯留タンク内で加熱された液体(お湯)を容器に供給するための液体供給部と、当該容器に一定量の粉末を供給する粉挽きユニットとを備える。容器は、装置本体に設けられた載置台に載置されている。粉挽きユニットは、容器に向けて粉末を排出するための排出口と、排出口に設けられた開閉可能なシャッターとを含む。排出口は、容器の上方に位置するように設けられる。
飲料生成時には、液体供給部から少量のお湯が容器に供給された後に、シャッターが開いて所定量の粉末が粉挽きユニットの排出口から容器に排出される。粉末が排出され所定の時間経過後にシャッターが閉じられる。続いて、液体供給部からお湯がさらに供給される。容器内に排出された粉末が新たに注がれたお湯によって撹拌されることにより、お茶が生成される。
このように排出口を開閉するシャッターを設けることにより、容器に供給されたお湯から発生する湯気が排出口を介して粉末排出経路に入り込むことによって、排出口付近で粉末が固まることを抑制することができる。
特開2001−275843号公報
しかしながら、特許文献1に開示の飲料製造装置にあっては、シャッターのみでは排出口を完全に密閉することはできず、シャッターと排出口との間のわずかな隙間から湯気が排出口に入り込むことが懸念される。このため、排出口付近に粉末が付着してしまい、最悪の場合には、排出口が詰まってしまうおそれがある。また、シャッターを開閉させるための駆動部が必要となり、構成が複雑となる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡易な構成によって粉末排出経路への湯気の侵入を防止することができる飲料製造装置を提供することにある。
本発明に基づく飲料製造装置は、粉末を用いて飲料を生成する飲料製造装置であって、飲料製造装置本体と、粉砕対象物を粉砕して粉末を得る粉挽きユニットと、液体を貯留する液体貯留タンクと、上記液体貯留タンクに一端が接続されるとともに、他端に供給口が設けられた液体供給経路と、移動可能に設けられ、上記粉挽きユニットによって得られた粉末を受け取る粉末受け部と、上方に向けて開口する開口部を有し、移動された上記粉末受け部から上記開口部を介して投入された粉末と、上記供給口から上記開口部を介して供給された液体とを混ぜ合わせ、かつ混ぜ合わせた粉末と液体とを貯留するための撹拌槽とを備える。上記粉挽きユニットは、得られた粉末を上記粉末受け部に向けて排出する排出口を含み、上記排出口は、上記開口部よりも下方に位置する。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記粉挽きユニットは、鉛直方向と交差する方向に上記飲料製造装置本体から突出するように上記飲料製造装置本体に着脱可能に装着されていることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記撹拌槽は、撹拌カバーが設けられていてもよい。この場合には、上記撹拌カバーは、上記供給口から液体を上記撹拌槽に供給する第1の開口部と、移動された上記粉末受け部から粉末を上記撹拌槽に投入するための第2の開口部とが設けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記撹拌槽の一部が上記飲料製造装置本体から鉛直方向と交差する方向に突出するように設けられていることが好ましく、上記第2の開口部は、上記飲料製造装置本体から突出する部分の上記撹拌槽に設けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記粉挽きユニットは、上記撹拌槽の下方において上記撹拌槽と重ならないように上記撹拌槽から離れて配置されていることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記粉挽きユニットは、粉砕対象物を粉砕する上臼および下臼部と、上記下臼部が取り付けられる下臼部支持部とを含むことが好ましい。この場合には、上記下臼部支持部は、上記下臼部を係止するための第1係止部と、上記下臼部を上記下臼部支持部に取り付ける際に上記下臼部の移動を補助するためのガイド部を有するとともに、上記下臼部が取り付けられた取付状態において上記上臼が位置する側と反対側から上記下臼部を支持することが好ましい。上記下臼部は、上記第1係止部によって係止される第2係止部を有することが好ましい。さらにこの場合には、上記ガイド部に沿って上記下臼部を上記下臼部支持部に向けて移動させて上記第1係止部と上記第2係止部とを係止することにより、上記下臼部が上記下臼部支持部に取り付けられることが好ましい。
上記本発明に基づく飲料製造装置にあっては、上記粉挽きユニットは、粉砕対象物を投入する粉砕対象物投入口と、上記粉砕対象物投入口を跨ぐように設けられた直線状のリブとを含むことが好ましい。
本発明によれば、簡易な構成によって粉末排出経路への湯気の侵入を防止することができる飲料製造装置を提供することができる。
実施の形態1における飲料製造装置の全体斜視図である。 図1中II−II線矢視断面図である。 実施の形態1における飲料製造装置の概略構成要素を示す全体斜視図である。 実施の形態に1おける飲料製造装置を用いたお茶吐出を示す第1製造フローを示す図である。 実施の形態1における飲料製造装置を用いたお茶吐出を示す第2製造フローを示す図である。 実施の形態1における飲料製造装置を用いたお茶吐出を示す第3製造フローを示す図である。 実施の形態1における飲料製造装置の内部構造を示す斜視図である。 実施の形態1における粉挽きユニットの斜視図である。 実施の形態1における粉挽きユニットの分解斜視図である。 実施の形態1における粉挽きユニットの縦断面図である。 実施の形態1における粉挽きユニットの下臼を下臼部支持部に取り付ける取付動作を説明するための図である。 実施の形態1における撹拌ユニットの分解斜視図である。 実施の形態1における撹拌ユニットの縦断面図である。 実施の形態2における飲料製造装置に具備される粉挽きユニットの下臼を下臼部支持部に取り付ける取付動作を説明するための図である。 実施の形態3における飲料製造装置に具備される粉挽きユニットの下臼を下臼部支持部に取り付ける取付動作を説明するための図である。
本実施の形態における飲料製造装置について図を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとし、重複する説明は繰り返さない場合がある。各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。
本実施の形態では、一例として、粉砕対象物として茶葉を用い、飲料としてお茶を製造する場合について説明するが、粉砕対象物は茶葉に限定されることなく、穀物、乾物、その他の粉砕対象物を用いて、飲料を製造する場合にも適用することが可能である。
以下では、茶葉とは、粉砕前の固形状態を意味し、茶葉粉末とは、粉砕された茶葉を意味し、お茶とは、茶葉粉末とお湯とが撹拌された(混ぜ合わされた)飲料を意味する。
<実施の形態1>
(飲料製造装置1)
図1から図3を参照して、本実施の形態における飲料製造装置1について説明する。図1は、飲料製造装置1の全体斜視図、図2は、図1中II−II線矢視断面図、図3は、飲料製造装置1の概略構成要素を示す全体斜視図である。
飲料製造装置1は、粉砕対象物として茶葉を用い、この茶葉を粉砕して茶葉粉末を得る。この得られた茶葉粉末を用いて、飲料としてお茶を製造する。飲料製造装置1は、飲料製造装置本体としての装置本体100、粉挽きユニット300、撹拌ユニット500、液体貯留タンク700、液体供給経路155(図2参照)と、粉末受け部としての茶葉粉末受皿800、および、載置ベース900を備える。載置ベース900は、装置本体100の前側下方において、前側に突出するように設けられており、カップ(図示省略)および茶葉粉末受皿800の載置が可能である。茶葉粉末受皿800は、利用者が把持して移動できるように設けられている。
(粉挽きユニット300)
粉挽きユニット300は、装置本体100の前面側に設けられた粉挽きユニット装着部180に対して、着脱可能に装着される。粉挽きユニット300は、たとえば正面から見た場合に撹拌ユニット500に含まれる撹拌槽510の下方において撹拌槽510と重ならないように撹拌槽510から離れて配置される。
粉挽きユニット装着部180には、粉挽駆動力連結機構130が前方に突出するように設けられ、この粉挽駆動力連結機構130に粉挽きユニット300が着脱可能に装着される。粉挽きユニット300は、粉挽駆動力連結機構130に連結されることにより、粉砕対象物である茶葉を挽くための駆動力を得る。
粉挽きユニット300の上部から粉挽きユニット300の内部に投入された茶葉は、粉挽きユニット300の内部において細かく粉砕される。粉砕された茶葉は、粉挽きユニット300の下方に載置された茶葉粉末受皿800に茶葉粉末として落下して集められる。なお、粉挽きユニット300の詳細構造については、図8から図11を用いて後述する。
(液体貯留タンク700)
液体貯留タンク700は、装置本体100の上面側に設けられた液体貯留タンク装着部195に着脱可能に装着される。液体貯留タンク700は、上面開口を有するタンク本体710と、タンク本体710の上面開口を塞ぐ蓋部720とを含む。液体貯留タンク700は、水等の液体を貯留する。
(液体供給経路155)
液体供給経路155は、装置本体100内に収容されている。液体供給経路155は、液体貯留タンク700に接続される(図7参照)。液体供給経路155には、液体貯留タンク700が接続された側とは反対側に供給口171が設けられている。液体供給経路155は、給湯パイプ150と、給湯ノズル170とを含む。給湯パイプ150は、一端側が液体貯留タンク700に接続され、他端側が給湯ノズル170に接続される。液体貯留タンク700から液体供給経路155に導入された液体は、給湯パイプ150、給湯ノズル170を通って撹拌ユニット500に供給される。
(撹拌ユニット500)
撹拌ユニット500は、液体と粉末とを撹拌する撹拌羽根550と、撹拌羽根550を収容する撹拌槽510とを含む。撹拌槽510は、装置本体100の前面側に設けられた撹拌槽装着部190に対して、着脱可能に装着される。装置本体100から鉛直方向と交差する方向に突出するように、撹拌槽510は撹拌槽装着部190に装着されている。具体的には、撹拌槽510の一部が装置本体100の前面から前方へ突出するように、撹拌槽510が装着される。
撹拌槽装着部190には、撹拌モータ非接触テーブル140Aが設けられている。撹拌ユニット500は、撹拌モータ非接触テーブル140A上に載置される。撹拌ユニット500の内部に設けられた撹拌羽根550は、撹拌モータ非接触テーブル140Aの下方に位置するように装置本体100内に収容された撹拌モータユニット140およびこれに連結された磁石141によって回転する。
装置本体100の撹拌槽装着部190の上部には、給湯ノズル170が設けられている。装置本体100の内部において、給湯パイプ150内の水が所定温度に上昇され、給湯ノズル170から撹拌槽510内にお湯が供給される。撹拌槽510内には、装置本体100において作成されたお湯と、粉挽きユニット300によって得られた茶葉粉末とが投入され、撹拌槽510内の撹拌羽根550によって、お湯と茶葉粉末とが撹拌される。これにより、撹拌槽510内においてお茶が製造される。
撹拌ユニット500内で製造されたお茶は、撹拌ユニット500の下方に設けられた吐出口開閉機構540の操作レバー542を操作することにより、載置ベース900に載置されたカップ(図示省略)に、お茶を注ぐことができる。なお、撹拌ユニット500の詳細構造については、図12および図13を用いて後述する。
(お茶(飲料)の製造フロー)
次に、図4から図6を参照して、上記飲料製造装置1を用いたお茶(飲料)の製造フローについて説明する。図4から図6は、飲料製造装置1を用いたお茶吐出を示す第1から第3の製造フローを示す図である。なお、粉挽きユニット300には、所定量のお茶葉が投入され、液体貯留タンク700には所定量の水が蓄えられている。
(第1製造フロー)
図4を参照して、第1製造フローについて説明する。この第1製造フローは、粉挽きユニット300における茶葉の粉砕と、装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が同時に行なわれるフローである。
飲料製造装置1は、ステップ11における粉挽きユニット300による茶葉の粉挽きと、ステップ13における装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が同時に開始される。次に、ステップ12において、粉挽きユニット300による茶葉の粉挽きが終了するとともに、ステップ14における装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が終了する。
ステップ15においてはステップ12において得られた茶葉粉末が、利用者によって、撹拌ユニット500内へ投入される。
次に、ステップ16において、撹拌ユニット500での茶葉粉末とお湯との撹拌が開始される。ステップ17において、撹拌ユニット500での茶葉粉末とお湯との撹拌が終了する。ステップ18において、利用者によって、撹拌ユニット500の下方に設けられた吐出口開閉機構540の操作レバー542を操作することにより、載置ベース900に載置されたカップへのお茶の吐出が行なわれる。
(第2製造フロー)
図5を参照して、第2製造フローについて説明する。この第2製造フローは、粉挽きユニット300における茶葉が粉砕された後に、装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が行なわれるフローである。
飲料製造装置1は、ステップ21において、粉挽きユニット300による茶葉の粉挽きが開始される。ステップ22において、粉挽きユニット300による茶葉の粉挽きが終了する。ステップ23において、ステップ22において得られた茶葉粉末が、利用者によって、撹拌ユニット500内へ投入される。
ステップ24において、装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が開始される。ステップ25において、装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が終了する。
次に、ステップ26において、撹拌ユニット500での茶葉粉末とお湯との撹拌が開始される。ステップ27において、撹拌ユニット500での茶葉粉末とお湯との撹拌が終了する。ステップ28において、利用者によって、撹拌ユニット500の下方に設けられた吐出口開閉機構540の操作レバー542を操作することにより、載置ベース900に載置されたカップへのお茶の吐出が行なわれる。
(第3製造フロー)
図6を参照して、第3製造フローについて説明する。この第3製造フローは、撹拌ユニット500においてお湯を撹拌により冷却するステップを備えている。
飲料製造装置1は、ステップ31における粉挽きユニット300による茶葉の粉挽きと、ステップ33における装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が同時に開始される。ステップ34における装置本体100から撹拌ユニット500への給湯が終了する。
次に、ステップ32において、粉挽きユニット300による茶葉の粉挽きが終了するとともに、ステップ35において、撹拌ユニット500において給湯の冷却撹拌を開始する。ステップ36において、撹拌ユニット500において給湯の冷却撹拌が終了する。
ステップ37においてはステップ32において得られた茶葉粉末が、利用者によって、撹拌ユニット500内へ投入される。
次に、ステップ38において、撹拌ユニット500での茶葉粉末とお湯との撹拌が開始される。ステップ39において、撹拌ユニット500での茶葉粉末とお湯との撹拌が終了する。ステップ40において、利用者によって、撹拌ユニット500の下方に設けられた吐出口開閉機構540の操作レバー542を操作することにより、載置ベース900に載置されたカップへのお茶の吐出が行なわれる。
(装置本体100の内部構造)
次に、図7を参照して、飲料製造装置1の内部構造について説明する。図7は、飲料製造装置1の内部構造を示す斜視図である。飲料製造装置1の装置本体100の内部においては、液体貯留タンク700の前面側には、電子部品が搭載されたプリント配線基板を用いた制御ユニット110が配置されている。利用者によるスタート信号の入力に基づき、上記お茶の製造フローが、制御ユニット110により実行される。
制御ユニット110の下方位置には、粉挽きユニット300に駆動力を与えるための粉挽モータユニット120が配置されている。この粉挽モータユニット120の下方位置には、前方に突出するように設けられ、粉挽モータユニット120の駆動力を粉挽きユニット300に伝達するための粉挽駆動力連結機構130が設けられている。
液体貯留タンク700の底面には、底面から下方に一旦延び、U字形状に上向きに延びる給湯パイプ150の一端が連結されている。給湯パイプ150の他端側には、撹拌ユニット500の撹拌槽510にお湯を注ぐための給湯ノズル170が連結されている。給湯パイプ150の途中領域には、給湯パイプ150内を通過する水を加熱するためのU字形状のヒータ160が装着されている。ヒータ160によって加熱された水がお湯となって撹拌槽510に供給される。
(粉挽きユニット300の構造)
次に、図8から図11を参照して、粉挽きユニット300の構造について説明する。図8は、粉挽きユニット300の斜視図、図9は、粉挽きユニット300の分解斜視図、図10は、粉挽きユニット300の縦断面図である。図11は、粉挽きユニット300の下臼本体351を下臼部支持部340に取り付ける取付動作を説明するための図である。
粉挽きユニット300は、全体として円筒形状を有する粉挽きケース310を有し、下方の側面には、粉挽駆動力連結機構130が内部に挿入される連結用窓300wが設けられている。粉挽きケース310の内部には、後述する下臼本体351と上臼360とによって生成された茶葉粉末を貯留する貯留部311(図10参照)と、貯留部311に連通する排出経路312とが設けられている。粉挽きケース310の最下端部となる排出経路312の下端部には、茶葉粉末を茶葉粉末受皿800に向けて排出する排出口312aが設けられている。排出口312aは、後述する保温タンク512(図13参照)の開口部
513よりも下方に位置するように設けられている。これにより、保温タンク512内に供給されたお湯から生成される湯気が排出口312aから侵入することを防止することができる。
粉挽きユニット300は、粉砕対象物を粉砕する上臼360および下臼部350と、当該下臼部350が取り付けられる下臼部支持部340とを含む。粉挽きケース310の内部には、下方から、下臼部支持部340、下臼部350、上臼360が順番に設けられている。
下臼部支持部340は、下臼部350が取り付けられた取付状態において上臼360が位置する側と反対側から下臼部350を支持する。下臼部支持部340は、略円柱形状の本体部341、突出部342、粉掻き取り部343および溝部344(図11参照)を有する。粉挽き軸345は、本体部341の下面に設けられ、下方に向けて延在する。粉挽き軸345は、粉挽駆動力連結機構130に連結する。これにより、下臼部支持部340が下臼部350を支持した状態で回転可能となる。
突出部342は、本体部341の上面に設けられ、上方に向けて突出する。突出部342は、下臼部350を係止するための第1係止部として機能する。粉掻き取り部343は、本体部341の周縁部に設けられている。粉掻き取り部343は、下臼部支持部340が回転することにより、貯留部311に貯留された茶葉粉末を掻き取って排出経路312に搬送する。溝部344は、本体部341の上面の略中央に設けられる。溝部344には後述するコア355の基端部355a(図11参照)が載置される。
下臼部350は、下臼本体351とコア355とを含む。下臼本体351は、下面に設けられた凹部352を有する。凹部352は、突出部342に対応する位置に設けられ、突出部342に係止される。凹部352は、第1係止部によって係止される第2係止部として機能する。下臼本体351は、下臼部支持部340と連動して回転する。
コア355は、下臼本体351の中央部に設けられ、下臼本体351の回転軸芯に沿って上方に向かって延在するように設けられている。コア355は、上臼360の中央部に設けられた貫通孔361を貫通するように設けられている。コア355は、らせん状に設けられた羽根部356を有する。コア355の基端部355aは、下臼本体351の下面よりも下方に突出する。
図11を参照して、下臼部350を下臼部支持部340に取り付ける場合には、粉挽きケース310内に予め取り付けられた下臼部支持部340の上方に下臼部350を配置する。続いて、粉挽きケース310の上端開口部310bを介して下臼部350をケース310内に挿入する。
下臼部350を下臼部支持部340に向けて移動させて、下臼部350と下臼部支持部340の中心を合わせながら凹部352内に突出部342を嵌め込むことにより、凹部352が突出部342によって係止される。この際、凹部352と突出部342との位置がずれている場合には、下臼部350を回転させて凹部352内に突出部342を嵌め込む。凹部352内に突出部342が嵌め込めこまれると同時に溝部344内にコア355の基端部355aが載置される。これにより、下臼部350が下臼部支持部340に取り付けられる。
図8から図10を参照して、上臼360は、その上方に配置された上臼保持部材370によって保持されている。上臼360の上面には不図示の穴部が設けられている。当該穴部に上臼保持部材370に設けられた不図示のピン部が入り込むことにより、上臼360
の回転が防止される。
上臼保持部材370は、孔部371aを有する底面部371と、底面部371の周縁から上方に向けて立設された外筒部372と、孔部371aの周縁から上方に向けて立設された内筒部373とを含む。孔部371aは、上臼360の貫通孔361に連通するように設けられている。外筒部372と内筒部373との間には、上臼360を下方に向けて押圧するバネ381およびバネ保持部材380が収容されている。バネ381によって、上臼360と下臼本体351との間に作用する粉砕圧力が調節される。
粉挽きケース310の上端開口部310b側には、粉砕対象物を上臼360と下臼本体351との間に供給するためのホッパー部320が取り付けられている。ホッパー部320は、天板部321と、筒状部322と、粉砕対象物投入口325とを有する。天板部321は、略中央部に開口部323が設けられたお椀形状を有する。筒状部322は、開口部323の周縁から下方に立設するように設けられている。筒状部322は、内筒部373の内側に挿入される。粉砕対象物投入口325は、開口部323および筒状部322によって規定される。粉砕対象物投入口325内には、コア355の先端側が収容されている。
本実施の形態においては、茶葉投入時に粉砕対象物投入口325内に収容されたコア355に指が巻き込まれることを防止して安全性を確保することを目的として、筒状部322内に、粉砕対象物投入口325を跨ぐように複数の直線状のリブ391,392,393が設けられている。具体的には、2本のリブ391,392は、互いに平行となるように、粉砕対象物投入口325の上方に設けられている。また、2本のリブ391,392は、茶葉の落下を妨げないように互いに離間して設けられている。
1本のリブ393は、粉砕対象物投入口325の中心軸方向から見た場合に、2本のリブ391,392の間に位置するとともにこれらと平行となるように設けられている。リブ393は、2本のリブ391,392よりも下方に設けられている。この場合には、リブ393は、コア355の先端よりも上方に設けられることが好ましい。
このように、上方に位置する複数のリブ391,392と下方に位置するリブ393とが、粉砕対象物投入口325の中心軸方向から見た場合に交互に並ぶように複数のリブ391,392,393が設けることにより、粉砕対象物投入口325に茶葉を投入する際に、利用者の指が粉砕対象物投入口325内に侵入することを防止できる。これにより、コア355に利用者の指が引き込まれることを防止でき、安全性を確保することができる。
茶葉を粉砕対象物投入口325に投入した後には、粉挽きユニット300内に異物が侵入することを防止するとともに、粉砕された茶葉が飛散することを防止するために、ホッパー部320はカバー部330によって覆われる。茶葉を投入時には、カバー部330は、ホッパー部320から取り外される。
粉砕対象物投入口325に投入された茶葉は、上臼保持部材370から露出する上臼360の上面および筒状部322の内周面によって規定される空間内に収容される。当該空間に収容された茶葉は、らせん状の羽根部356が下臼本体351の回転に伴って回転することにより、上臼360と下臼本体351との間に案内される。
上臼360と下臼本体351との間に案内された茶葉は、粉砕されて茶葉粉末としてこれら上臼360と下臼本体351との周縁から下方へ落下する。落下した茶葉粉末の一部は、排出経路312を通って排出口312aから茶葉粉末受皿800に排出される。落下
した茶葉粉末のその他の部分は、貯留部311に貯留される。貯留部311内の茶葉粉末は、粉掻き取り部343が下臼部支持部340の回転に伴って回転することにより、排出経路312に搬送されて排出口312aから茶葉粉末受皿800に排出される。
(撹拌ユニット500の構造)
次に、図12および図13を参照して、撹拌ユニット500の構造について説明する。図12は、撹拌ユニット500の分解斜視図、図13は、撹拌ユニット500の縦断面図である。
撹拌ユニット500は、撹拌槽510、撹拌羽根550および撹拌カバー530を備える。撹拌槽510は、樹脂製の外装ホルダー511と、この外装ホルダー511に保持される保温タンク512と、開口部513とを含む。外装ホルダー511には、樹脂により一体成形されたグリップ520が設けられている。保温タンク512は、有底筒形状を有し、上方に向けて開口する開口部513を有する。
撹拌カバー530は、開口部513を開閉可能に覆う。撹拌カバー530には、粉挽きユニット300により粉砕された茶葉粉末を投入する粉末投入口531、および、装置本体100内で形成されたお湯が給湯ノズル170から注がれる給湯口532が設けられている。給湯口532は、給湯ノズル170の供給口171に対応する位置に設けられている。
粉末投入口531および給湯口532は、開口部513に連通している。移動された茶葉粉末受皿800から粉末投入口531に投入された茶葉粉末は、開口部513を介して撹拌槽510内に投入される。給湯ノズル170から給湯口532に注がれたお湯は、開口部513を介して撹拌槽510内に供給される。
撹拌槽510の底部には、撹拌羽根550が載置される。撹拌槽510の底部には、上方に延びる回転軸560が設けられ、この回転軸560に撹拌羽根550の軸受部551が挿入される。
撹拌羽根550には、磁石552が埋め込まれている。撹拌モータ非接触テーブル140Aにおいて、撹拌羽根550に埋め込まれた磁石552と、撹拌モータユニット140側に設けられた磁石141とが非接触の状態で磁気結合することで、撹拌モータユニット140の回転駆動力が、撹拌羽根550に伝達される。
撹拌槽510は、生成された飲料を吐出するための吐出部545をさらに備える。吐出部545は、装置本体100から突出する部分の撹拌槽510に設けられている。吐出部545は、撹拌槽510の底部に設けられた吐出口541と、吐出口541を開閉する吐出口開閉機構540とを含む。吐出口541は、茶葉粉末とお湯とが撹拌羽根550によって撹拌されて生成されたお茶を吐出させるための部位である。
吐出口開閉機構540は、吐出口541を開閉可能に、吐出口541に挿入された開閉ノズル543と、開閉ノズル543の位置を制御する操作レバー542とを含む。開閉ノズル543は、通常状態においてはバネ等の付勢部材(図示省略)により吐出口541を塞ぐように付勢されている。利用者が、操作レバー542を付勢力に対抗して移動させた場合には、開閉ノズル543が移動し、吐出口541が開放される。これにより、撹拌槽510内のお茶が、載置ベース900に載置されたカップ(図示省略)に注出される。
生成されたお茶は、茶葉の種類、茶葉粉末の量等によって粘度が高くなる場合がある。このような場合には、吐出口541から撹拌槽内のお茶を全て注出するのに時間が掛かる
ことがある。
この場合には、撹拌槽510を撹拌槽装着部190から取り外すとともに、撹拌カバー530を開口部513から取り外して、撹拌槽510を傾けて開口部513を介してカップにお茶を注出してもよい。
また、開口部513の一部が撹拌カバー530から露出するように撹拌槽510に注ぎ口部が設けられていてもよい。この場合には、撹拌槽510を撹拌槽装着部190から取り外した後、撹拌カバー530を開口部513から取り外さずに、当該注ぎ口からカップにお茶を注出することができる。さらにこの場合には、給湯ノズル170からお湯を撹拌槽510内に供給する際に、注ぎ口を介してお湯を供給できるように撹拌槽510が構成されていてもよい。
一般的に、飲料生成槽を有する飲料製造装置においては、飲料生成槽内で生成した飲料を外部に注出する場合には、飲料生成槽の底面部に設けられた吐出部から飲料を外部に注出するか、飲料生成槽の上面開口から飲料を外部に注出するか、どちらかの一方のみの注出方法しか選択できなかった。このため、生成された飲料に応じた適切な注出方法を選択することができなかった。
本実施の形態にあっては、上記のように生成された飲料が注出されることとなるカップ等の容器よりも上方に位置するように撹拌槽510を設けられるとともに、装置本体から突出する部分の撹拌槽510に生成された飲料を吐出するための吐出部を設けられている。また、撹拌槽510は、着脱可能に撹拌槽に取り付けられている。このような構成とすることにより、生成された飲料の粘度等の性質に応じて、吐出部から飲料を外部に注出するか、取り外された撹拌槽510の開口部513から飲料を外部に注出するか適宜選択することができる。このため、利便性が格段に向上する。
以上のように、本実施の形態にあっては、茶葉粉末を排出するための排出口312aは、撹拌槽510の開口部513よりも下方に位置するとともに、茶葉粉末を収集する茶葉粉末受皿800は、利用者が把持して撹拌槽510の上方へ移動できるように設けられている。このように構成することにより、撹拌槽510内に供給されたお湯からの湯気が排出口312aを介して排出経路312内に進入することを確実に防止しつつ、撹拌槽510内に茶葉粉末を投入することができる。
この結果、本実施の形態においては、簡易な構成によって粉末排出経路への湯気の侵入を確実に防止することができる。
<実施の形態2>
一般的に、筐体内に収容された下臼部支持部340に下臼部350を上方から嵌め込んで下臼部支持部340と下臼部350とを取り付けるような場合にあっては、下臼部支持部340および下臼部350の側面が筐体に覆われることにより、嵌め込み位置を十分に目視確認することができない場合がある。このような場合に下臼部支持部340と下臼部350との位置決めに関して十分に考慮されていない場合には、その取り付けに手間がかかる場合が懸念される。
本実施の形態における飲料製造装置1Aは、下臼部支持部340と下臼部350との位置決めを容易に行ない、下臼部支持部340と下臼部350とを容易に取り付けることを目的として構成されている。
図14を参照して、本実施の形態における飲料製造装置1Aについて説明する。図14
は、本実施の形態における飲料製造装置に具備される粉挽きユニットの下臼を下臼部支持部に取り付ける取付動作を説明するための図である。
本実施の形態における飲料製造装置1Aは、実施の形態1における飲料製造装置1と比較した場合に、粉挽きユニット300Aの下臼部支持部340および下臼部350の構成が相違し、その他の構成については、ほぼ同様である。
下臼部350は、その下面から下方に向けて突出するように設けられた突出片357を含む。ここで、下臼部350の下面は、下臼本体351の下面とコア355の基端部355aによって構成されている。
本実施の形態においては、突出片357は、コア355の基端部355aからさらに下方に向けて延在するように設けられる場合を例示しているがこれに限定されず、突出片357は、下臼本体351の下面から下方に向けて突出するように設けられていてもよい。この場合にあっても突出片357は、下臼部350の下面に設けられることとなる。
下臼部支持部340は、突出片357を受け入れ可能な突出片受け部346を有する。突出片受け部346は、本体部341の上面の略中央に設けられている。突出片受け部346は、下方に向かうにつれて下臼部支持部340の中心軸に近づくように傾斜する傾斜部346aと、突出片357が挿入される突出片挿入孔部346bとを含む。
下臼部350を下臼部支持部340に取り付ける場合には、粉挽きケース310内に予め取り付けられた下臼部支持部340の上方に下臼部350を配置する。続いて、粉挽きケース310の上端開口部310bを介して下臼部350をケース310内に挿入する。
下臼部350を下臼部支持部340に向けて移動させて突出片357と傾斜部346aとを当接させる。さらに下臼部350を下方に向けて移動させることにより、突出片357が傾斜部346aに案内されて突出片挿入孔部346bに挿入される。このように、突出片受け部346は、下臼部350を下臼部支持部340に取り付ける際に下臼部350の移動を補助するためのガイド部として機能する。
突出片357が突出片挿入孔部346bに挿入されることにより、下臼部350の中心と下臼部支持部340の中心とを容易に合わせることができる。続いて、下臼部350の中心と下臼部支持部340の中心とが合わさった状態で、下臼部350を回転等させて凹部352内に突出部342を嵌め込むことにより、凹部352が突出部342によって係止される。これにより、下臼部350を下臼部支持部340に取り付けることができる。
このように、本実施の形態にあっては、下臼部350の下面に下方に向けて突出する突出片を設けるとともに、ガイド部としての突出片受け部346に沿って下臼部350を下臼部支持部340に向けて移動させる構成とすることにより、下臼部350と下臼部支持部340との中心を容易に合わせることができ、第1係止部としての突出部342と第2係止部としての凹部352とを容易に係止することができる。
この結果、本実施の形態にあっては、実施の形態1とほぼ同様の効果が得られるのに加えて、下臼部350を下臼部支持部340に容易に取り付けることができる。
<実施の形態3>
本実施の形態における飲料製造装置1Bは、実施の形態2と同様に下臼部支持部340と下臼本体351との位置合わせを容易に行ない、下臼部支持部340と下臼本体351とを容易に取り付けることを目的として構成されている。
図15を参照して、本実施の形態における飲料製造装置1Bについて説明する。図15は、本実施の形態における飲料製造装置に具備される粉挽きユニットの下臼を下臼部支持部に取り付ける取付動作を説明するための図である。
本実施の形態における飲料製造装置1Bは、実施の形態1における飲料製造装置1と比較した場合に、粉挽きユニット300Bの下臼部支持部340の構成が相違し、その他の構成については、ほぼ同様である。
下臼部支持部340は、本体部341の周縁部に設けられたアーム部349を含む。アーム部349は、下臼部支持部340に下臼部350が取り付けられた状態において、下臼本体351の外周部を支持する。アーム部349は、本体部341の周縁部に接続され、その径方向に向けて突出するように設けられた接続部347と、本体部341に接続された側とは反対側に位置する端部から上方に向けて突出するように設けられた壁部348を含む。壁部348の内表面は、下臼本体351の周面351aが接するように設けられる。
下臼部350を下臼部支持部340に取り付ける場合には、粉挽きケース310内に予め取り付けられた下臼部支持部340の上方に下臼部350を配置する。続いて、粉挽きケース310の上端開口部310bを介して下臼部350をケース310内に挿入する。
下臼部350を下臼部支持部340に向けて移動させて、下臼本体351の周面351aと壁部348の内表面とを当接させる。さらに、さらに下臼部350を下方に向けて移動させることにより、下臼本体351の周面351aが壁部348の内表面に摺動しながら下方へ移動する。このように、アーム部349は、下臼部350を下臼部支持部340に取り付ける際に下臼部350の移動を補助するためのガイド部として機能する。
下臼本体351の周面351aと壁部348の内表面とを当接させることにより、下臼部350の中心と下臼部支持部340の中心とを容易に合わせることができる。続いて、下臼部350の中心と下臼部支持部340の中心とが合わさった状態で、下臼部350を回転等させて凹部352内に突出部342を嵌め込むことにより、凹部352が突出部342によって係止される。これにより、下臼部350を下臼部支持部340に取り付けることができる。
このように、本実施の形態にあっては、アーム部349の壁部348に沿って下臼部350を下臼部支持部340に向けて移動させる構成とすることにより、下臼部350と下臼部支持部340との中心を容易に合わせることができ、第1係止部としての突出部342と第2係止部としての凹部352とを容易に係止することができる。
この結果、本実施の形態にあっては、実施の形態1とほぼ同様の効果が得られるのに加えて、下臼部350を下臼部支持部340に容易に取り付けることができる。
上述した実施の形態1から3にあっては、下臼本体351の下面に凹部352が設けられ、下臼部支持部340の上面に突出部342が設けられる場合を例示して説明したが、下臼本体351の下面に突出部が設けられ、下臼部支持部340の上面に凹部が設けられてもよい。この場合には、下臼本体に設けられた突出部が第2係止部に相当し、下臼部支持部に設けられた凹部が第1係止部に相当し、これらが係止する。
上述した実施の形態1から3にあっては、撹拌槽510が外装ホルダー511と保温タンク512によって構成される場合を例示して説明したが、これに限定されず、保温タン
ク512のみから構成されていてもよい。また、保温タンク512に代えて、保温性を有さず耐熱性を有する容器が使用されてもよい。
上述した実施の形態1から3にあっては、撹拌槽510の一部が装置本体100の前面から突出するように設けられる場合を例示して説明したが、撹拌槽510内の飲料を注出できる限り、撹拌槽510の一部が突出する方向は前方に限定されない。
上述した実施の形態1から3にあっては、撹拌槽510が装置本体100に着脱可能に装着される場合を例示して説明したが、これに限定されず、粉末およびお湯を投入可能であるとともに撹拌槽510内が清掃可能に構成される限り、装置本体100に固定されていてもよい。この場合には、撹拌槽510に設けられた吐出部から生成された飲料を外部に注出する。
以上、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B 飲料製造装置、100 装置本体、110 制御ユニット、120 粉挽モータユニット、130 粉挽駆動力連結機構、140 撹拌モータユニット、140A 非接触テーブル、141 磁石、150 給湯パイプ、155 液体供給経路、160 ヒータ、170 給湯ノズル、171 供給口、180 ユニット装着部、190
撹拌槽装着部、195 液体貯留タンク装着部、300 粉挽きユニット、300w 連結用窓、310 粉挽きケース、310b 上端開口部、311 貯留部、312 排出経路、312a 排出口、320 ホッパー部、321 天板部、322 筒状部、323 開口部、325 粉砕対象物投入口、330 粉砕対象物カバー部、340 下臼部支持部、341 本体部、342 突出部、343 粉掻き取り部、344 溝部、345 粉挽き軸、346 突出片受け部、346a 傾斜部、346b 突出片挿入孔部、347 接続部、348 壁部、349 アーム部、350 下臼部、351 下臼本体、351a 周面、352 凹部、355 コア、355a 基端部、356 羽根部、357 突出片、360 上臼、361 貫通孔、370 上臼保持部材、371 底面部、371a 孔部、372 外筒部、373 内筒部、380 バネ保持部材、381 バネ、391,392,393 リブ、500 撹拌ユニット、510 撹拌槽、511 外装ホルダー、512 保温タンク、513 開口部、520 グリップ、530
撹拌カバー、531 粉末投入口、532 給湯口、540 吐出口開閉機構、541
吐出口、542 操作レバー、543 開閉ノズル、545 吐出部、550 撹拌羽根、551 軸受部、552 磁石、560 回転軸、700 液体貯留タンク、710
タンク本体、720 蓋部、800 茶葉粉末受皿、900 載置ベース。

Claims (5)

  1. 粉末を用いて飲料を生成する飲料製造装置であって、
    飲料製造装置本体と、
    粉砕対象物を粉砕して粉末を得る粉挽きユニットと、
    液体を貯留する液体貯留タンクと、
    前記液体貯留タンクに一端が接続されるとともに、他端に供給口が設けられた液体供給経路と、
    移動可能に設けられ、前記粉挽きユニットによって得られた粉末を受け取る粉末受け部と、
    上方に向けて開口する開口部を有し、移動された前記粉末受け部から前記開口部を介して投入された粉末と、前記供給口から前記開口部を介して供給された液体とを混ぜ合わせ、かつ混ぜ合わせた粉末と液体とを貯留するための撹拌槽とを備え、
    前記粉挽きユニットは、得られた粉末を前記粉末受け部に向けて排出する排出口を含み、
    前記排出口は、前記開口部よりも下方に位置する、飲料製造装置。
  2. 前記粉挽きユニットは、鉛直方向と交差する方向に前記飲料製造装置本体から突出するように前記飲料製造装置本体に着脱可能に装着されている、請求項1に記載の飲料製造装置。
  3. 前記撹拌槽は、撹拌カバーが設けられており、
    前記撹拌カバーは、前記供給口から液体を前記撹拌槽に供給する第1の開口部と、移動された前記粉末受け部から粉末を前記撹拌槽に投入するための第2の開口部とが設けられている、請求項1または2に記載の飲料製造装置。
  4. 前記撹拌槽の一部が前記飲料製造装置本体から鉛直方向と交差する方向に突出するように設けられており、
    前記第2の開口部は、前記飲料製造装置本体から突出する部分の前記撹拌槽に設けられている、請求項3に記載の飲料製造装置。
  5. 前記粉挽きユニットは、前記撹拌槽の下方において前記撹拌槽と重ならないように前記撹拌槽から離れて配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の飲料製造装置。
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