JP6272423B1 - 床用目地装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 目地プレートを安定した状態で設置することができると共に、目地プレートの上面を通行している際に低部側へ逆行の逆行を防止できる床用目地装置を提供すること。【解決手段】 高低差がある左右の躯体間の目地部に設けられた床用目地装置であって、前記一方の高所側の躯体に設けられた目地プレート用支持部と、前記他方の躯体に設けられた目地プレートスライド用支持部と、前記目地プレート用支持部に、その一端部が支持され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部に、その他端部がスライド移動可能に支持された目地プレートとで構成され、前記目地プレートは、前記目地プレート用支持部に支持される前記一端部底面が略水平に形成され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部に支持される前記他端部底面が略水平に形成されているとともに、目地プレートの上面は階段状に形成されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は高低差を有する左右の躯体の間の目地部を塞ぐ床用目地装置に関する。
従来、高低差を有する左右の躯体の間の目地部を塞ぐ床用目地装置としては「勾配を有する路面に目地部を介して設けられた左右の床躯体の高い方の床躯体の目地部側に形成された目地プレート支持凹部と、前記左右の床躯体の低い方の床躯体の目地部側に形成された反目地部側が傾斜面で、目地プレートの先端部が支持される傾斜面に形成された目地プレートスライド支持凹部と、後端部の両側部が前記目地プレート支持凹部にピンで先端部が上下方向へ回動可能に支持され、先端部が前記目地プレートスライド支持凹部に支持され、該目地プレートスライド支持凹部を覆う目地プレートと、この目地プレートの先端部にヒンジ部材を介して先端部が上下方向に回動可能に取付けられたカバープレートと、前記目地プレートの先端部寄りの底面に前記左右の床躯体の高さが沈下等によって変化した場合に、該目地プレートの端部に荷重が加わってもガタ付きを防止できる高さ調節が可能な支持台とからなることを特徴とする勾配路面用目地装置」が知られている(特許文献1)。
しかし、このような目地装置は、目地プレートの先端部が、線接触状態で他方の躯体に支持されているため、底面の支持台を備えられない場合には、とても不安定で目地プレートの上面を通行した場合にはガタツキが発生するおそれがあった。
また、目地プレートの上面が傾斜状態となっているため、車いす等で傾斜を登る場合には、低部側へ逆行してしまうおそれがあった。
特許第4907474号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、目地プレートを安定した状態で設置することができると共に、目地プレートの上面を通行している際に低部側へ逆行の逆行を防止できる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明の床用目地装置は、高低差がある左右の躯体間の目地部に設けられた床用目地装置であって、前記一方の高所側の躯体に設けられた目地プレート用支持部と、前記他方の躯体に設けられた目地プレートスライド用支持部と、前記目地プレート用支持部に、その一端部が支持され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部に、その他端部がスライド移動可能に支持された目地プレートとで構成され、前記目地プレートは、前記目地プレート用支持部に支持される前記一端部底面が略水平に形成され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部に支持される前記他端部底面が略水平に形成されているとともに、目地プレートの上面は階段状に形成されていることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1に記載の発明においては、目地プレート用支持部に支持される一端部側の底面が略水平に形成され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部に支持される他端部側の底面が略水平に形成されているので、高低差がある躯体間に安定した状態で目地プレートを設置することができる。
(2)目地プレートの上面は階段状の段差に形成されているので、車いす等が底部側へ逆行することを防止することができる。
(3)請求項2及び請求項3に記載の各発明も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
(4)請求項4に記載の発明も前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、段差が15mm乃至20mmであるので、車いすでも容易に段差を乗り越えることができる。
図1乃至図7は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図8乃至図12は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
第1の実施形態の床用目地装置の平面図。 図1の2−2線断面図。 目地プレートの平面図。 目地プレートの正面図。 目地プレートの一部破断斜視図。 本発明を実施するための第1の形態の地震で目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための第1の形態の地震で目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の使用状態の平面図。 図8の9−9線に沿う断面図。 目地プレートの平面図。 目地プレートの正面図。 目地プレートの一部破断斜視図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書では図1を基準として左右方向、前(図面上方)後(図面下方)方向という。また、図2を基準として上(図面上方)下(図面下方)方向という。
また、本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。
図1乃至図7に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は本実施の形態においては、目地部2を介して設けられた一方の躯体3と他方の躯体4間に設置された床用目地装置である。
この床用目地装置1は、高所側の一方の躯体3に設けられた目地プレート用支持部5と、他方の躯体4に設けられた目地プレートスライド用支持部6と、前記目地プレート用支持部5に、その一端部7aが支持され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部6に、その他端部7bが左右方向にスライド移動可能に支持された目地プレート7とで構成されている。
目地プレート用支持部5は、前記一方の躯体3の目地部2側に設けられており、前後方向に延在する凹所状に形成されている。この目地プレート用支持部5の底面は略水平に形成されている。
この目地プレート用支持部5には、目地プレート7を取付けるための取付ピン9が固定的に設けられている。したがって、目地プレート7の一端部7aは取付ピン9を介して目地プレート用支持部5に直接又は間接的に支持されている。
付言すると、目地プレート用支持部5は、本実施の形態においては、一方の躯体3に直接凹所を形成しているが、一方の躯体3の目地部2側の壁面に、上面が略水平となるようにアングル状の金具を固定し、この金具を本目地プレート用支持部としてもよい。
目地プレートスライド用支持部6は、前記他方の躯体4に形成されており、この目地プレートスライド用支持部6に目地プレート7の他端部7bが左右方向にスライド可能に支持される。
目地プレートスライド用支持部6は、本実施の形態においては、略水平でフラットに形成されているが、上面が略水平で目地部2の反対側に傾斜面を有する凹所状の目地プレートスライド用支持部としてもよい。
目地プレート7は、目地プレート用支持部5に支持される一端部7a側の底面及び記目地プレートスライド用支持部6に支持される他端部7b側の底面が略水平に形成されており、この部分以外の底面は傾斜面状になっている。また、目地プレート7の上面は階段状に形成されている。
この目地プレート7は、浅皿状で、目地プレート用支持部5に支持される一端部7a側の底面及び記目地プレートスライド用支持部6に支持される他端部7b側の底面が略水平に形成され、その側面が階段状の上面と適合するように階段状に形成された目地プレート本体8と、この目地プレート本体8の一端部側の両端部に設けられ、目地プレート用支持部5に設けられた取付ピン9が挿入されるピンボックス10と、この目地プレート本体8に上面が階段状の段差となるように充填されたモルタルあるいはコンクリート11と、このモルタルあるいはコンクリート11の上面に貼り付けられた大理石等のタイルやレンガ等の床化粧板12とで構成されている。
このように一端部7a側の底面と、他端部7b側の底面を略水平とすることにより、目地プレート用支持部5や目地プレートスライド用支持部6に面接触状態で支持されるため、目地プレート7の上面を通行してもガタツキ等が発生しない。
目地プレート7の上面は階段状の段差に形成されており、この段差の高さは15mm乃至180mmで、かつ、目地プレートの上面の平坦部の左右方向の長さは、それぞれ100mm乃至300mmとすることが望ましい。段差の高さを15mm乃至180mmとすることがより好適であり、本実施の形態においては、その段差の高さは15mm、上面の平坦部分の1段あたりの左右方向の長さは300mmとなっている。
段差の高さを本実施の形態のような高さとすることにより、車いすでも容易に通行できるとともに、傾斜を設ける場合と異なり、傾斜を昇る際に、底部側へ戻る力が生じることを防止できる。
地震によって躯体が揺れ動き目地部が狭くなった場合には、図6に示すように、目地プレート7は、目地プレートスライド用支持部6上を左右方向にスライド移動し、地震による揺れ動きを吸収する。
地震によって躯体が揺れ動き目地部が広くなった場合も、図7に示すように、目地プレート7は、目地プレートスライド用支持部6上を左右方向にスライド移動し、地震による揺れ動きを吸収する。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図8乃至図12に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8乃至図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、段差の高さを150mm、上面の平坦部分の1段あたりの左右方向の長さは300mmとした目地プレート7Aを用いた点で、このような構成の床用目地装置1Aにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施形態においては、目地プレートの他端部にカバー板等を設けていないが、目地プレートの他端部にヒンジ部材を介してカバー板を設けてもよい。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
1、1A:床用目地装置、 2:目地部、
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:目地プレート用支持部、 6:目地プレートスライド用支持部、
7、7A:目地プレート、 8:目地プレート本体、
9:取付ピン、 10:ピンボックス、
11:モルタルあるいはコンクリート、
12:床化粧板。

Claims (4)

  1. 高低差がある左右の躯体間の目地部に設けられた床用目地装置であって、前記一方の高所側の躯体に設けられた目地プレート用支持部と、前記他方の躯体に設けられた目地プレートスライド用支持部と、前記目地プレート用支持部に、その一端部が支持され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部に、その他端部がスライド移動可能に支持された目地プレートとで構成され、前記目地プレートは、前記目地プレート用支持部に支持される前記一端部底面が略水平に形成され、かつ、前記目地プレートスライド用支持部に支持される前記他端部底面が略水平に形成されているとともに、目地プレートの上面は階段状に形成されていることを特徴とする床用目地装置。
  2. 前記目地プレートの一端部は、取付ピンを介して目地プレート用支持部に支持されていることを特徴とする請求項1記載の勾配路面用目地装置。
  3. 前記目地プレートの上面の段差は、その高さが15mm乃至180mmで、かつ、目地プレートの上面の平坦部の左右方向の長さは、それぞれ100mm乃至300mmであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の勾配路面用目地装置。
  4. 前記目地プレートの上面の段差は、その高さが15mm乃至20mmであることを特徴とする請求項3記載の勾配路面用目地装置。
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