JP6271185B2 - 圧着装置のための交換アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物、特に、少なくとも1つのケーブルまたは導体を有するプラグを押圧する圧着装置のための交換アダプタに関する。さらに、本発明は、交換アダプタの群ならびに複数の交換アダプタを有する圧着装置に関する。
特許文献1は、被加工物を圧着する間の圧着力が、以下に数例のみが挙げられる多くの要因と、場合によっては複雑な相互関係とに依存することを記載する。この圧着力は、導体および導体の素線、特に導体断面の変動、材料または組成(合金)、単素線の数、コアクリンプ内の単素線の分布または単素線の表面(錫メッキなど)に依存し得る。この圧着力は、少なくとも1つの導体と共に押圧される電気接触素子にも依存し得る。特に、この圧着力は、接触素子の材料厚の公差による変動、接触素子の硬度、接触素子の組成、いわゆる溝形打ち出しの形成、心線爪係合部の形成、差込爪領域または絶縁爪領域への移行の形成、表面の性質、場合によっては生じ得る脂出状態、コアクリンプの長さまたはコア爪の長さ(特に、巻き込み後にこれが底部に突き当たる場合)に依存する。さらに、この圧着力は、ダイス、特にダイス係合部の構造(トランペット型構造)、ダイス輪郭、ダイス表面、変形速度などに影響される。最終的に、この圧着力は、周囲条件、アクチュエータ、ダイスを操作するための機械的有効鎖、摩耗、きちんと固定されていないガイド、弛み、外部の衝撃、汚染、欠陥のある部材、温度差などに依存し得る。
反対に、圧着力を検出する際に、規定通りの圧着プロセスを帰納的に推理することができる。限定されるものではない単純な例を1つだけ挙げるために、プラグと19の素線を有するケーブルとの押圧に対して目標圧着力(または圧着力の公差範囲)を設定することができる。押圧された断面に2つの素線が欠けている場合には、これは、圧着力の偏差によって認識できる。圧着力を評価するために、圧着力の非連続値、特に最小値と最大値の評価、例えば最小値と最大値との間の時間または圧着経路の検出を含む圧着力曲線の評価、圧着力変化および圧着力変化速度などの評価が行われる。そのようなモニタリングの結果は、エラーを含む圧着結果を自動的に選び出すために使用できる。予め設定された無作為抽出検査に関して、またはそれぞれの圧着プロセスに関しても、圧着力または圧着力曲線を文書化することもできる。したがって、例えば飛行機墜落の際、これに関連すると思われるプラグが、規定通りに圧着されたかを後の時点で確認することができ、このことは、圧着力または圧着力曲線に基づいて立証できる。
圧着プロセスの間の圧着力を検出するために、特許文献2から、圧着力を生成する電動機として形成されたアクチュエータの充電電流をモニタリングすることが公知である。この充電電流が標準充電電流より小さいかまたは大きい場合には、これは、圧着プロセスが所望通りに実施されなかったしるしとして表すことができる。圧着プロセスの間、さらに、被加工物を押圧中に圧着雄型の高さが高さセンサによって走査される。測定された高さは、制御ユニットに伝送され、制御ユニットは、この高さに基づいて圧着プロセスが規定通りに行われたかを判断する。
背景技術から公知の幾つかの実施態様では、動力センサが、アクチュエータからアンビルと相対運動する雄型への力束内に統合されており、これに関しては、例えば特許文献3および特許文献4を参照されたい。
特許文献5によると、電動機は、駆動装置を介して、動力センサとU字形支持器とを備えた工具支持器の垂直運動を発生させる偏心駆動を行う。この工具支持器に工具が保持され、この工具は、圧着プロセスの間アンビルと相互作用する。工具支持器を、第2の動力センサが配置されたクリンプシミュレータと連結することによって動力センサの校正を行う。第2の動力センサとしては、比較的高価なセンサ、特に水晶力変換器をも使用することができ、これを用いて、工具支持器内に組み込まれた動力センサを校正できる。特許文献5は、圧着プロセスを帰納的推理できるようにするためとエラー通知を誘導するための、圧着力および圧着力曲線の可能な評価をも開示する。
特許文献6によっても、動力センサは、アクチュエータからアンビルと相対運動する雄型への力束内に配置される。ここで、動力センサは、工具支持器と駆動素子との間に機械的な直列接続で配置される。動力センサは、上方載置面ならびに下方載置面を使用できる。駆動素子が上方載置面に支持される間は、下方載置面が圧着力を工具支持器に伝達する。動力センサは、工具支持器と駆動素子とにより限定される袋状の空洞内に配置される。この場合、センサは、2つのピエゾディスクとそれらの間にある円板状電極とを有して形成される。接続翼部は、生じた電荷の評価エレクトロニクスへの誘導に使用される。膜状の動力導入体を介して、動力センサを収容する空洞が気密に閉鎖される。
特許文献7は、装置側に設けられた工具受入部を開示し、これは、駆動装置により垂直方向に可動である。工具受入部内に、上方工具が挿入され、閉鎖され得る。工具受入部には、動力センサ装置が備わり、これは、上方工具で生じる圧着力を検出する。動力センサ装置は、この場合、ハウジングを有して形成され、このハウジング内で、底と蓋との間の力束内に4つの動力センサが機械的な並列接続で配置される。この4つの動力センサは、この場合、圧着軸に交差する方向の一平面内に配置される。
その他の文献は、停止アンビルを支持するための、力束内の動力センサの配置を提案する。
特許文献8および特許文献9によると、圧着装置のダイスの下方半体が、板状の接続圧着台、板状の取付装置基板、固定板およびベースを介して支持される。この固定板内に動力測定セルが統合する。好ましくは、ここでピエゾ素子は、動力センサを形成するために使用される。
特許文献10によると、板状のアンビルが、水平な面に機械的な並列接続で配置された複数の圧力センサを介して水平に支持される。圧力センサは、ここでは、シリコン製の制動クッション内に埋め込まれたピエゾ素子から構成される。
特許文献11は、アンビルが、基板、受入板、動力センサ、ガイド体およびこのガイド体内に運ばれ高さ調整を可能にする圧縮ボルトを有して形成される圧着装置を開示する。ガイド体、動力センサ、受入板および基板は、この場合、合目的に互いにねじ留めされて1つのユニットになっている。
特許文献12は、圧着力を測定するための測定アダプタを開示する。測定アダプタは、ここでは、機械的な直列接続で力束内に統合され、測定アダプタ自身内に2つの動力センサが並列接続する。
特許文献13は、ダイスがアプリケータの構成要素となる圧着装置を開示する。このアプリケータは、異なる大きさまたは型の被加工物を押圧できるよう、または摩耗するかもしくは損傷したアプリケータを交換できるように、交換可能である。アプリケータにメモリおよび/または制御ユニットを装備することが提案される。制御ユニットおよびメモリを用いて、アプリケータ、ダイス、圧着経路およびアプリケータで押圧される被加工物などの固有データを記憶することができ、これらのデータは、その後、圧着装置内のアプリケータを使用する際に圧着装置の制御装置から読み出し処理できる。特許文献13では、圧着プロセスの制御または調整も言及され、ここでは、この制御または調整が圧着経路または圧着力の検出に基づいて行われるかどうかは詳述していない。圧着プロセスのセンシングは、アプリケータから離れた圧着装置の領域で行われるようである。補足すると、圧着装置は、プラグのための供給装置を使用でき、これは、押圧するためのアプリケータの動作に同調して制御または調整する方法で駆動される。この供給装置を介して、複数の被加工物を自動的に連続してアプリケータに供給できる。供給装置の搬送プロセスは、搬送経路用位置センサを介して検出される。供給装置は、アプリケータに隣接して配置されるかまたはこれに連結させることもできる。
特許文献14も、ダイスに組み込まれたメモリユニット内への固有データの記憶と、ダイスと圧着装置との間のデータの無線伝送とに従事する。
特許文献15は、圧着装置のために指定された動力測定箱を開示する。この動力測定箱は、ここでは圧着ダイスから離して力束内に配置される。この動力測定箱は、2つのプレート間に配置されこれを支持する動力センサを有して形成される。
特許文献16は、圧着装置のための保護ハウジングを開示し、これは、圧着装置の動作サイクルが実施される前に、信頼性向上のために、被加工物をダイス内に挿入後に初めて閉鎖される。この保護ハウジングは、透明プラスチック製であり、被加工物を挿入するための開口部をその前面に有する。特許文献17も、透明プラスチック製の保護カバーを開示する。
特許文献18は、上部ならびに下部におけるダイス半体の保持を開示し、ここでは、この上部および下部は、ガイド棒を介して互いにつながる。これに関して、特許文献18は、それぞれ異なる形状の並行配置された複数のネストを有するダイス半体も開示する。特許文献18によると、圧着プロセスの制御は、圧着力を検出するセンサの信号に基づいて行われる。
ドイツ特許出願公開第199 03 194(A1)号 ドイツ特許発明第195 48 533(C2)号 ドイツ特許出願公開第196 22 390(A1)号 欧州特許出願公開第2 181 602(A1)号 欧州特許出願公開第0 902 509(A1)号 ドイツ特許出願公告第43 37 797(B4)号 欧州特許出願公開第1 381 123(A1)号 ドイツ特許出願公開第40 38 658(A1)号 欧州特許第0 989 636(B1)号 ドイツ特許出願公開第41 11 404(A1)号 ドイツ特許出願公告第100 41 237(B4)号 欧州特許出願公開第0 878 878(A2)号 国際公開第2007/067507(A1)号 米国特許第6,047,579号 ドイツ実用新案第298 08 574(U1)号 ドイツ実用新案第82 24 332(U1)号 欧州特許出願公開第0 735 308(A1)号 欧州特許出願公開第1 635 432(A1)号 ドイツ特許出願公開第10 2010 061 148(A1)号
本発明の目的は、圧着装置とその構成要素とを、
(1)圧着力および/または圧着経路を検出する可能性に関して発展させること
(2)可能な使用目的および可変性に関して発展させること
(3)圧着力検出の精度に関して発展させること
(4)異なる使用目的に適合させるための取り付けおよび取り外しの労力に関して発展させること、
ある。
本発明の上記目的(1)〜(4)は、本発明にしたがって、請求項1〜14の特徴によって実現される。具体的には、上記目的(1)は請求項2の特徴により、上記目的(2)は請求項1〜3、8及び11〜14の特徴により、上記目的(3)は請求項1〜3及び5〜7の特徴により、上記目的(4)は請求項1、4、9及び10の特徴により、達成される。また、本発明の好ましい態様が従属請求項から明らかになる。
冒頭で述べた背景技術は、センサが好ましくは圧着装置の固定の構成要素であり、則ち固定され且つ交換不可能に圧着装置の制御運動学に統合され、電力供給部および評価制御エレクトロニクスへのセンサの常設の電気接続を有するという仮定に基づく。例えば、異なる工具形状または被加工物形状に対する圧着装置の、異なる圧着プロセスへの場合によっては起こり得る適合は、ここでは、センサの「下流側」、則ちセンサと被加工物との間の力束内で初めて行われる。
これらの構築された基本概念とは異なり、本発明は、アンビルおよび雄型を有して形成された、圧着装置のための交換アダプタの使用を初めて提案する。この交換アダプタのアンビルおよび雄型は、異なるダイス半体を保持できるダイス受入部をそれぞれ有する。アンビルおよび雄型のダイス受入部に選択的に保持される異なるダイス半体は、例えばネストの数、ダイス輪郭、高さなどに関して区別される。したがって、交換アダプタを異なるダイス半体と組み合わせることで異なる圧着プロセスが可能となることから、交換アダプタは、すでに多機能で使用できる。
さらに、アンビルおよび雄型は、アンビルと雄型(とそれによって交換アダプタ)とが圧着装置と交換可能に結合できるそれぞれ1つの結合領域を有する。例えば、異なる結合領域は、交換アダプタと、同じまたは異なるメーカの異なる圧着装置との結合を可能にする。したがって、異なる交換アダプタの使用により、圧着装置の適用の多様性が広がる。同様に、結合領域を介して他の異なる交換アダプタと、例えば、大きさ、センサ、ダイス受入部に関して異なるまたは一致する圧着装置とを結合させることが可能であり、この場合、摩耗に応じた交換が行われる。
本発明によると、圧着力またはこれと相関する力、圧着経路などを検出することができるセンサが交換アダプタ内に統合される。本発明のこの態様は、センサは圧着装置の固定の装置構成要素であるに違いないという当業者の先入観から逸脱している。むしろ、本発明は、同じ圧着装置または異なる圧着装置と結合可能な様々な交換アダプタがそれぞれ1つのセンサを装備することを認める。本発明によると、1つのセンサが破損した場合に、圧着装置自身は機能が無効とはならないため、場合によってはコスト高な欠陥センサの圧着装置からの取り外しと新しいセンサの取り付けとを必要とする。さらに、本発明によると、欠陥センサを有する交換アダプタを容易に取り除き、よく機能するセンサを有する別の交換アダプタを使用することができる。
圧着装置のための様々な交換アダプタに異なる測定領域のセンサを装備することも全く問題無くできる。背景技術によってただ1つの機械側のセンサを使用する場合に、これは、可能な全圧着プロセスに作用する最大圧着力に設定される。センサおよびセンサ信号処理の解像度が限定される場合には、これは、特に圧着力が前述の最大圧着力のほんの一部の場合の測定精度を制限する。本発明によると、異なる使用目的に対して異なるセンサを使用することができ、これらのセンサを用いて、期待される様々な最大圧着力を高い最適解像度で検出することができる。
本発明によると、さらに、センサを交換アダプタ内のダイス半体の比較的近くに配置することが可能となる。ダイス半体とセンサとの間の長い伝送経路が測定精度を低下させエラーの影響を広げるので、本発明に係る交換アダプタおよび統合されたセンサを用いて測定精度の改善を行うことができる。
本発明の範囲では、センサを交換アダプタ内へ統合するための多くの可能性が存在する。一例を挙げると、センサをアンビルまたは雄型内へ統合することができる。同様に、センサをアンビルとも雄型とも相互作用させることができ、この場合、センサは、圧着運動に平行な作用方向で測定できる。この場合、アンビルまたは雄型が、間の力束内にセンサを連結した2つのアンビル部または2つの雄型部分を有して形成されることも可能である。同様に、アンビルまたは雄型が、中にセンサを配する空間部を有することができる。アンビルまたは雄型が変形すると、空間部内に配置されたセンサに力が加わる。この場合、アンビルまたは雄型の弾性変形領域は、センサを介した支持部に機械的に並列接続される。センサの2つの支持面の1つのみが交換アダプタに支持され、センサの他の支持面は交換アダプタに自由に到達することができ、圧着装置内への交換アダプタの取り付けによって圧着装置の対支持面と相互作用することもまた可能である。この場合、結合領域またはダイス受入部も、センサの支持面を有して形成できる。しかし、好ましくはセンサの両支持面は交換アダプタ内に統合され、したがって、これらは自由に到達することができず、圧着装置の対支持面と相互作用しないに違いない。
本発明の好ましい発展形態では、交換アダプタに保護カバーが装備される。これは、圧着プロセスの間に相対運動する交換アダプタの部材を少なくとも一部覆うことを可能にする。交換アダプタが、圧着装置と接続しておらず、および/または載置または搬送される場合には、保護カバーが、アンビル、雄型、ダイス半体および場合によっては存在し得るその他の部材を損傷または汚染から保護することもできる。
保護カバーは、任意の形状および大きさを有し、任意の材料から製造することができる。好ましい態様では、保護カバーは、少なくとも部分的に透明な材料、例えばプレキシガラスで形成される。この態様は、例えば、被加工物の圧着装置内および交換アダプタ内への挿入またはダイス半体の交換に関して交換アダプタの内部が目に見えることが望まれる場合に有利である。一例として、透明な保護カバーによって、使用者または光学センサ装置による圧着プロセスの光学モニタリングも可能である。
本発明の別の態様では、アンビルおよび雄型が、交換アダプタ内に共に並んで保持され、その場合、この保持は、好ましくはアンビルと雄型との間の圧着方向の相対自由度を遮らない。しかし、同様に、交換アダプタが組み込まれていない状態でアンビルと雄型との相対位置を遮ることも可能であり、この遮断は、交換アダプタを圧着装置に取り付けることで中断できる。
アンビルとアダプタとが、別の要素を介して交換アダプタにつながることも可能である。好ましい態様で、本発明は、アンビルとアダプタとが互いに直接つながることを提案する。そのような直接のつながりに関して多くの可能性が存在する。このつながりの特に単純な形成は、このつながりがアンビルまたは雄型により担持され得る(少なくとも)1つのガイドボルトを介して行われる場合に与えられる。このガイドボルトは、その後、別の部材、すなわち雄型またはアンビルのガイド空間部内に通すことができる。
アンビルの雄型に対する圧着軸の周りの回転自由度をも遮断する2つのガイドボルトを存在させることも可能である。好ましくは、この両ガイドボルトがダイス受入部の両側に配置し、そのことから、一方では小型化された配置が生じ、他方では強固なつながりが生じる。このつながりが、アンビルと雄型との間の1つのガイドボルトまたは両ガイドボルトによって永続的に有効となることが可能である。同様に、少なくとも1つのつながりが、部分圧着引き上げによってのみ作用することが可能である。2つのガイドボルトを用いたつながりの形成では、これは、異なる長さのガイドボルトを所有可能なことを表す。短い方のガイドボルトは、部分圧着引き上げに対してのみ帰属するガイド空間部と相互作用する。例えば部分圧着引き上げは圧着プロセスの終わりに行われ、一方雄型およびアンビルの開口に関して、短い方のガイドボルトはガイド空間部と、それにより雄型またはアンビルから間隔をあけて配置される。このことは、例えば、短い方のガイドボルトが、ダイス半体の開口時に、被加工物への視線、被加工物のダイス半体間の通過またはダイス半体への視線を遮断しない場合に有利である。
センサは、基本的に交換アダプタ内の任意の位置、特にアンビルまたは雄型に配置できる。本発明の好ましい態様では、センサが、圧着軸において、ダイス受入部の中心に配置することが提案される。このようにして、例えばセンサの対称的な加圧が達成される。さらに、センサは、場合によっては力束内に配置することが可能であり、これにより、センサの高い感度が生じ得る。場合によっては、前述の態様によって、圧着力または対応する定格電圧だけではなく、面による可変の定格電圧またはある時点で重要な値によってセンサに加圧することを回避することもできる。
ダイス受入部が、ダイス半体を受け入れるためだけに少なくとも1つのネストを有して形成されることが可能であり、このことは、特にダイス受入部の必要な横拡張部に表れる。もっとも、好ましい態様では、ダイス受入部は、1つのダイス半体を受け入れるために複数の順に配置されたネストを有して形成される。したがって、同一の交換アダプタおよび同一のダイス半体を用いて、異なる押圧輪郭および/または断面を有する異なる被加工物の加工が行われる。
好ましい態様では、少なくとも1つの着脱可能なインタフェースおよび/または少なくとも1つの着脱可能なプラグが交換アダプタに存在する。このインタフェースまたはプラグは、センサに電力を供給する、および/またはセンサの出力信号を評価制御ユニットに伝送する働きをする。交換アダプタと圧着装置との取り付けが行われると、プラグまたはインタフェースを介して交換アダプタと圧着装置または別の部材との間に単純な電気結合が生じる。1つの交換アダプタと別の交換アダプタとの交換は、(機械的取り付けおよび取り外し以外に)さらにインタフェースまたはプラグの交換を必要とする。
交換アダプタが、センサの出力信号を、前述のインタフェースまたはプラグを介して交換アダプタから離して配置した制御ユニットに伝送することができ、この制御ユニットは、例えば圧着装置の固定の構成要素であり、ここでは、場合によっては別の目的にも使用される。しかし、好ましい態様では、センサの出力信号を処理する制御ユニットが交換アダプタ内に統合する。そのように処理された出力信号は、その後、さらなる処理のためにインタフェースまたはプラグを介して外部制御ユニットに伝送できる。
交換アダプタ内に統合された制御ユニットにおいて、センサの出力信号を処理する可能性は多種多様である。本発明は、この例に限定されることなく、工具側または引渡後に交換アダプタの校正を行うことができる。対応する校正因子または校正曲線は、その後、交換アダプタ内に統合された制御ユニット(および場合によっては存在し得るメモリユニット)内で形成されるかまたは格納される。交換アダプタが動作すると、センサの出力信号の処理を介して、統合された制御ユニットが出力信号を生成し、この信号内ではすでに校正因子が考慮される。その結果、異なる交換アダプタが、製造公差および前述の校正因子によりすでに処理され、すでに適合された出力信号を生成することになる。
本発明の別の態様は、先に言及した方式の交換アダプタの群に関する。ここでは、交換アダプタの群の交換アダプタが、その結合領域、そのセンサ、そのダイス受入部および/またはプラグまたはインタフェースによって区別できる。そのような交換アダプタの群がメーカから提供され、そのことから、顧客は、適した交換アダプタを群から選択することができる。顧客が、異なる使用目的、特に異なるダイス半体、センサ、被加工物および/または工具装置での動作のために確定される交換アダプタの群を獲得することもできる。
本発明の別の態様では、交換アダプタの群内で、交換アダプタに統一的なインタフェースまたはプラグが備わる。すると、統一的なインタフェースまたはプラグを介して、その他の電気接続操作または適合操作を実施することなく、異なる交換アダプタと圧着装置の対応する対インタフェースまたは対プラグとの結合が行われる。
本発明の特別な態様では、群の異なる交換アダプタが異なる測定領域を有するセンサを有する。このようにして、交換アダプタは、特に異なる最大圧着力を含む異なる使用目的に対して選択できる。
本発明に基づく上記目的(1)〜(4)は、先に言及した方式の複数の交換アダプタまたは交換アダプタの群を有する請求項15の圧着装置によってさらに実現される。
特別な圧着装置に関しては、制御論理を備えた制御ユニットが設けられる。この制御論理を用いて、センサの出力信号から校正因子または校正曲線を考慮して圧着力および/または圧着力曲線が算出される。この場合、校正因子または校正曲線は、工具側に設けることができる。同様に、特許文献5に記載されるように、例えば圧着シミュレータを使用して顧客側の校正方法において校正因子または校正曲線を算出できる。
代替的または累積的な態様では、異なる交換アダプタ、異なるダイス半体および/または異なる被加工物に対する制御論理を用いて、それぞれの校正因子または校正曲線を考慮して交換アダプタのセンサの出力信号から圧着力および/または圧着力曲線を算出するために様々な校正因子または校正曲線が使用される。例えば、関連する校正因子または校正曲線は使用者により予め設定でき、これは、校正因子または校正曲線を直接入力することによって行われるか、または、交換アダプタまたは使用されたダイス半体の型を入力することによって行われ、そのことから、データファイルまたは特性曲線から帰属する校正因子または校正曲線が算出される。同様に、交換アダプタの形状または光学特徴を検出することやこれに類する、圧着装置のセンサを駆動して対応する特徴を読み取ることによる、交換アダプタの型の自動検出が可能であり、その場合、それぞれセンサの算出された型に応じて帰属する校正因子または校正曲線が使用される。
複数のネストを有するダイス半体を交換アダプタおよび圧着装置に使用する場合には、場合によってはセンサの感度および校正因子または校正曲線が、どのネストが圧着プロセスに使用されるかに関係し得る。本発明の好ましい態様では、制御論理が、ダイス半体の異なるネストに対する異なる校正因子または校正曲線の使用に適するように形成され、これを用いて、その後、校正因子または校正曲線を考慮して、センサの出力信号から圧着力および/または圧着力曲線が算出される。ここでも、ダイス半体のそれぞれ使用されたネストは圧着装置に手動で入力できるかまたは自動検出が行われる。
圧着プロセスおよび圧着装置の動作をより良くモニタリングするために、さらに、圧着力曲線を検出するセンサを圧着装置に設けることができる。例えば、そのことから、圧着経路上に圧着力がプロットされた圧着力曲線も算出することができる。その場合、センサは、圧着装置の制御運動学、交換アダプタ内などの任意の位置、例えば、圧着装置のアクチュエータに配置できる。
本発明の有利な発展形態が、請求項、明細書および図面から明らかになる。明細書に挙げられた特徴の長所および複数の特徴の組合せの長所は、例として挙げられているに過ぎず、代替的または累積的に効果を現し、この長所を本発明に係る実施態様から無理に引き出す必要はない。これによって添付された請求項の対象が変更されることなく、出願書類の開示内容および本特許に関して以下のことが適用される。その他の特徴は、図面、特に描写された形状および複数の部材の相対寸法ならびにそれらの相対配置および作用接続から読み取られる。本発明の異なる実施態様の特徴または異なる請求項の特徴の組合せは、同様に、請求項の選択された帰納的関係から逸脱していることが考えられ、これをもって提唱される。これは、単独の図面に表されるかまたはその説明で挙げられる特徴にも関する。これらの特徴は、様々な請求項の特徴とも組み合わせることができる。同様に、請求項で挙げられた特徴は、本発明のその他の実施態様では省略することができる。
本発明は、添付の図面に示した好ましい例に基づいて、さらに詳しく説明および記述される。
統合されたセンサを有する交換アダプタを概略図で示す。 統合されたセンサを有する交換アダプタを概略図で示す。 統合されたセンサを有する交換アダプタを概略図で示す。 統合されたセンサを有する交換アダプタを概略図で示す。 統合されたセンサを有する交換アダプタを概略図で示す。 統合されたセンサを有する交換アダプタを概略図で示す。 圧着装置を立体図で示す。 交換アダプタを有する圧着装置の詳細を部分切断した正面図で示す。 交換アダプタを有する図7による圧着装置の詳細を(x軸に向けた)側面図で示す。 図8による交換アダプタを有する圧着装置の詳細の断面X−Xを示す。 保護カバー無しの交換アダプタの異なる態様を立体図で示す。 保護カバー無しの交換アダプタの異なる態様を立体図で示す。 保護カバー無しの交換アダプタの異なる態様を立体図で示す。 保護カバー無しの交換アダプタの異なる態様を立体図で示す。 保護カバーを有する図11および図14による交換アダプタを立体図で示す。 保護カバーを有する図11および図14による交換アダプタを立体図で示す。 ダイス受入部内に異なるダイス半体が保持される、それぞれ1つの交換アダプタを(x軸に向けた)側面図で示す。 ダイス受入部内に異なるダイス半体が保持される、それぞれ1つの交換アダプタを(x軸に向けた)側面図で示す。 位置決め機を有する交換アダプタを有する圧着装置の詳細を組立分解図方式で示す。 交換アダプタと動作中の位置決め機とを有する図19による圧着装置の詳細を示す。 統合されたセンサおよび統合された制御ユニットを有する交換アダプタの電束および信号束を略式ブロック図で示す。 統合されたセンサを有する交換アダプタおよびこの交換アダプタの外部に配置された制御ユニットに関する信号束および電束を略式ブロック図で示す。
図1は、雄型2およびアンビル3を有して形成される交換アダプタ1を概略図で示す。雄型2ならびにアンビル3には、対向する面にそれぞれ1つのダイス受入部4a、4bが設けられ、これらを介して雄型2およびアンビル3にダイス半体5、6が保持される。さらに、雄型2およびアンビル3は、反対側の面に結合領域7a、7bを有し、これらを介して雄型2およびアンビル3は圧着装置8と結合でき、本実施例では圧着装置8の上部9ならびに下部10(破線で示す)を介して結合する。圧着プロセスの間に、任意のアクチュエータ、特に油圧アクチュエータまたは電気アクチュエータを介して、上部9は、圧着経路12上を圧着軸11に沿って下部10の方向へ移動し、その際圧着力13が生じる。圧着経路12上で圧着力13を用いて被加工物、特に中に配置された導体を含むプラグが、ダイス半体5、6の対向する面の間で公知の方法で押圧される。
交換アダプタ1内にセンサ14が統合(配置)され、その場合、このセンサの交換アダプタ1内への統合方式は、図1〜図6による略図で区別される。
図1によると、アンビル部15、16を有するアンビル3が形成され、これらアンビル部の間にセンサ14が収容される。センサ14は、互いに平行に方向付けられた衝突面17a、17bを有し、この面に、アンビル部15、16の対向する面が圧着力13で押圧する。センサ14は、圧着力13に関連する出力信号を生成し、これは、プラグまたはインタフェース18を介して制御ユニットまたは圧着装置8の評価エレクトロニクスに伝送できる。ここで、センサ14は、下部10からアンビル部16、センサ14、アンビル部15、ダイス受入部4bならびにダイス半体6を介した被加工物への力束内に機械的な直列接続方式で配置される。
図2による実施例では、センサ14は、ダイス受入部4bの領域内に配置される。この場合、センサ14の衝突面17bはアンビル3に支持され、ダイス受入部4bの領域内に配置された他の衝突面17aはダイス半体6に支持される。ここで、センサ14は、アンビル3とダイス半体6との間に機械的な直列接続で配置される。示した実施例から逸脱して、ダイス半体6が、衝突面17aに加えて、ダイス受入部4bの領域内のアンビル3により形成された別の面を介して支持されることも可能であり、そのことから、ダイス半体6とアンビル3との間の、センサ14を軽減する平行な力束ができる。図2は、図1に対して、センサ14の出力信号の圧着装置8への伝送に対する代替の可能性を示す。ここでは、プラグまたはインタフェース18は結合領域7b内に配置され、そのため、好ましくは、下部10とアンビル3との間の接続を構築することで、プラグまたはインタフェース18も、下部10に設けられた対プラグまたは対インタフェース75と共に、センサ14の出力信号を伝送するために電気接続される。(図3〜図6には、簡略化のために、センサ14に組み込まれたケーブルならびにプラグまたはインタフェース18は示しておらず、その場合、ここに示した実施態様では、センサ14の出力信号の伝送が、図1または図2に示すように行われるかまたは別の方法で行われることが当業者には分かる。)
図3によると、センサ14は、結合領域7b内に配置される。この場合、センサ14の衝突面17aはアンビル3に支持され、結合領域7b内の他の衝突面17bは下部10に支持される。ここでは、力束は、下部10からセンサ14を介してアンビル3へ機械的な直列接続で生じ、その場合、(図3に略図で示すように)センサ14を介するこの経路に平行な力束も、アンビル3と下部10との間の追加の接触面によって生じることができる。
図4に示した実施例では、アンビル3は、中にセンサ14が配置される空間部19を有する。この場合、センサ14が加圧されると、特にセンサ14の横側に配置される変形領域20a、20b内の圧着力13の結果としてアンビル3が弾性変形することが必要となる。したがって、この場合、圧着力13の一部は変形領域20a、20bによって受け入れられ、その他の力はセンサ14に加圧する。
図5によると、センサは、ダイス半体5、6間の力束に平行に配置され、この場合、センサ14は、その衝突面17a、17bで雄型2にもアンビル3にも支持され、これは、ダイス受入部4a、4bの領域内またはそこから離れて行われる。この場合、センサ14は、圧着経路12を可能にする変形領域21を有する。示した実施例では、センサ14は、全圧着経路12上で有効である。センサが一種の弛みを有して雄型2およびアンビル3と作用接続し、そのため、センサ14が圧着経路12の末端領域内でのみ加圧されることは大いに考えられる。この場合、センサ14は、一方を雄型2またはアンビル3に固定し、弛みを排除して初めてアンビル3または雄型2に接触することになる。センサ14の一部が雄型2に固定され、センサ14の別の一部がアンビル3に固定され、センサ14の両部分が弛みを排除して初めて互いに作用接続することもできる。
図6は、ここでは雄型2にもアンビル3にも固定するセンサ14を略図で示す。先に説明した実施態様のように、このセンサは、任意の構造方式の動力センサとして形成できる。さらに、図6によると、雄型2およびアンビル3に担持される2つのセンサ部分の相対運動も検出できるため、このようにしてセンサ14を経路センサとして形成できる。交換アダプタ1内で、1つの経路センサと1つの動力センサを累積的に使用できることも理解される。
図7は、圧着装置8の可能な構造を比較的大きい細分化率で示し、この圧着装置内の下部10と覆われた上部9との間に交換アダプタ1が挿入される。以下の図で使用された座標系は、
− z軸は、垂直線に対してわずかに後方へ傾き得る圧着軸を、
− y軸は、ダイス半体5、6の縦延長軸と、後述する方法で雄型2およびアンビル3が結合領域7a、7bに挿入される方向を、
− x軸は、好ましくは交換アダプタ1内に挿入された状態でのプラグおよびケーブルの縦軸に対応するダイス半体5、6の横軸
を表す。
結合領域7bが図7の正面側で図示されるのに対して、結合領域7aは、カバープレート22によって正面が覆われ、このカバープレートは、その閉鎖位置では、Imbus工具で操作可能な締め付けねじによって圧着装置8に保持される。示した位置では、カバープレート22は、アンビル3が結合領域7aから出ないようにする。より正確に言うと、圧着装置8からのアンビル3の取り外しは、カバープレート22を外すことによってのみ可能となる。
図8は、雄型2およびアンビル3を介した圧着装置8の上部9および下部10への交換アダプタ1の固定を示す。図8によると、雄型2およびアンビル3の結合領域7a、7bは、それぞれ1つのT形拡張部23を有して形成されており、このT形拡張部23は、上部9および下部10により形成される対結合領域24a、24bと相互作用する。示した実施例では、この対結合領域24a、24bは、その縦軸がy軸方向に向けられるT形溝として形成される。示した実施例では、このT形溝は、上部9または下部10の基本体に固定される支持部材27により形成される。図8では、さらに位置決め機28が図示され、この位置決め機を介して、被加工物、特に導体を有するプラグがダイス半体5、6間の予め設定された相対位置に導入でき、圧着プロセス前および/または圧着プロセス中に保持できる。位置決め機28は、旋回ボルト29によって予め設定される旋回軸30と、旋回ボルト29の上方末端領域に配置された固定装置31と、y軸に平行に向けられた旋回軸32の周りをバネ衝突により旋回可能な、ここでは曲がった支持板の形の、被加工物を位置決め機28内に固定する支持手段33とを有する。
図8および図9では、アンビル3に固定された操作機構34が図示されている。これは、x軸に平行に延びており、実施例では、場合によっては回転可能なボルトまたはスリーブを有して形成される。この操作機構34を介して交換アダプタ1またはアンビル3が使用者の指に保持され、結合領域7b上で結合が引き起こされる間に移動される。さらに、図9によると、雄型2およびアンビル3のダイス受入部4a、4bの領域でこれにダイス半体5、6に保持され、その縦延長部はy軸に平行に向けられることがわかる。さらに、図9では、ダイス半体5、6の両側に配置されアンビル3に担持されるガイドボルト35、36が認識できる。このガイドボルト35、36は、雄型2とアンビル3との間の圧着運動を導くために、雄型2のガイド空間部37、38と相互作用する。
図10の拡大断面図でわかるように、圧着装置8の使用者側の前方ガイドボルト35は、後方ガイドボルト36より短く形成されている。この各ボルト35、36は、押圧適合を用いて、z軸方向に向けて対応するアンビル3の穿孔内に受け入れられる。ガイドボルト35、36と同列に、雄型2は、ガイド空間部37、38により貫通されており、これは、本実施例では、その直径がガイドボルト35、36の直径とのすき間ばめを形成する穿孔である。ガイドボルト35、36の長さが異なることによって、前方ガイドボルト35は、場合によっては起こり得る空引き上げの間ではなく本来の圧着プロセスの間のみ作用する。また、前方ガイドボルト35が圧着プロセスの最終段階でのみ作用することもできる。それとは異なり、アンビル3に対して雄型2が大きく開口されると、ガイドボルト35は雄型2から間隔をあけて配置され、このことは、使用者が正面から交換アダプタ1の内部および、ダイス半体5、6を注視でき、プラグおよび導体の挿入および位置を調整できるという効果を有する。
図9および図10において、ダイス受入部4a、4bの領域における、ダイス半体5、6と雄型2およびアンビル3との結合の例示的態様が示される。ダイス半体5、6は、基本的にはプレート状に形成され、雄型2およびアンビル3の対応するスリット、空間部または溝39、40内に挿入できる。ダイス半体5、6のプレート状の基本体を横切るように支持および中心ボルト41が延び、これは、x軸に平行に向き、図10による部分図内で長方形の頂点に配置される。そのような2つの支持および中心ボルト41は、それぞれ雄型2およびアンビル3に配置される。この支持および中心ボルト41は、ダイス受入部4a、4bに形成されるスリット、溝または空間部39、40の両側の半円形空間部42内に置かれる。このようにして、一方では、ダイス半体5、6の正確な位置決めが保証される。他方では、支持および中心ボルト41を介して、ダイス半体5、6と雄型2ならびにアンビル3との間の圧着力13が支持される。さらに、ダイス半体5、6は、それぞれ1つのボルト43で雄型2またはアンビル3に固定される。ボルト43は、x軸に平行に延びる。さらに、図10に、下部10の穿孔内をz軸方向に移動し、図示しないバネを介して図10の有効位置へ加圧される安全ボルト44が示される。この位置では、安全ボルト44はアンビル3の空間部45内を延び、そのことから形状にしたがって、図10のアンビル3がT形溝26から左へずれることが回避される。したがって、間接的にガイドボルト35、36による結合の結果として、場合によっては、対応する雄型2の離反も阻止される。先に説明したように、カバープレート22によって雄型2がさらに固定される。交換アダプタ1を圧着装置8から取り外す場合には、安全ボルト44を手動で下方へ動かす必要があり、これは、図7に示すように操作機構46を介して行うことができる。
図7〜図10の実施例によると、結合領域7a、7bは、T形の拡張部23と空間部45とカバープレート22のための雄型2の適切な載置面とを有して形成され、そのことから、一方では、交換アダプタ1と圧着装置8との交換可能な結合が可能となり、他方では、取り付け位置の固定が可能となる。交換アダプタ1のダイス受入部4a、4bは、本実施例では、スリット、空間部または溝39、40、空間部42および穿孔またはボルト43を有して形成され、このため、雄型2またはアンビル3へのダイス半体5、6の交換可能な固定が可能となる。
図11〜図14は、交換アダプタの群を形成する交換アダプタ1a、1b、1c、1dを示し、これらは、異なるダイス半体5、6の使用と、異なる圧着装置8との結合のために企業により販売される。図11〜図14の交換アダプタ1では、結合領域7a、7bは同一に形成され、したがって、これらは、1つの特定の圧着装置8または一致する結合領域を有する複数の圧着装置で使用するように決定される。
図11が示すように、結合領域7a、7bは、拡張部23に追加で、上部9および下部10の対応する突出部と相互作用できるガイド溝47を有する。図11は、ダイス受入部4a、4bが空間部42およびボルト43のための穿孔48を有して形成される、図8〜図10に示した実施態様に対応する交換アダプタ1を示す。
図12は、ダイス受入部4a、4bの逸脱した態様を有する交換アダプタ1bを示す。ここでは、ダイス受入部4a、4bは、それぞれy軸方向に延びる1つの突出部またはウェブ49を有し、これは、x−z切断面ではy軸方向に一定の実質的な略長方形の断面を有する。このダイス受入部4a、4bは、ダイス受入部4a、4b側に、スリット、溝または空間部を有するダイス半体5、6のために指定され、スリット、溝または空間部は、ウェブ49に対応する断面を有する。ダイス半体5、6がダイス受入部4a、4bに取り付けられると、ダイス半体5、6はU字形にウェブ49a、49bを包み込む。さらに、突出部またはウェブ49内にx軸方向に延びる横穿孔があり、固定のために補充されるボルト43がこれを通って延びるかまたはねじ込まれる。したがって、ダイス受入部4a、4bは、この場合ウェブ49と、ボルト43または穿孔またはこのためのねじとの組合せによって形成される。補足して、ダイス半体5、6は、正面側で雄型2およびアンビル3の載置面またはガイド面50に当接し、これにつながる。
図13に示す実施例では、ダイス受入部4a、4bは、y軸方向に延びるスリット、空間部または溝51を有して形成され、それらの中に、ダイス半体5、6により形成されたウェブまたは突出部が挿入でき、ダイス半体5、6が、ダイス受入部4a、4bの表面の棚部で支持される。同様に、ダイス半体5、6は、スリット51内に挿入可能な形状を有するプレート状に形成されることもできる。ダイス半体5、6をダイス受入部4a、4b内に固定するために、ダイス受入部4a、4bは、y軸方向に並んだ貫通孔52を有し、ピンまたはボルトがこれを通って延び、これらは、ダイス半体5、6の対応する貫通孔をも通る。したがって、交換アダプタ1c内に、ダイス受入部4a、4bがスリット、溝または空間部51および貫通孔52を有して形成される。
図14による交換アダプタ1dは、y軸方向に明らかに拡大した広がりを有し、これにより相応に拡大したダイス半体5、6を受け入れることができる。交換アダプタ1dでは、ダイス受入部4a、4bが第一近似で直方体の受入空間53を有して形成される。受入空間53は、それぞれ一面だけx軸方向に開口する。受入空間53の開口に対応した内壁には、それぞれ空間部または溝54が形成される。この溝54内に、ダイス半体5、6に形成される突出部、ウェブまたはリブが受け入れられる。好ましくは、ダイス半体5、6は、突出部、リブまたはウェブと溝54との間の摩擦止めによってダイス受入部4a、4b内に保持される。図14に示した実施例では、雄型2およびアンビル3は、x軸方向に支持体56が挿入される基本体55を有してそれぞれ二分割に形成される。受入空間53a、53bは、基本体55と支持体56とを合わせたものの略中央の分割で限定される。ここで、平面法線がx軸方向を向く、溝54を限定する面は、一方では基本体55によって、また他方では支持体56によって限定される。支持体56を基本体55内に挿入し、ボルトなどを介して支持体56を基本体55方向に押圧することで、支持体56の溝54a、54bの横の境界面が、基本体55a、55bにより形成される溝54a、54bの対向する境界面方向に押圧され、そのことから、最終的にダイス半体5、6の突出部、ウェブまたはリブを溝54内へ押圧することができる。受入空間53を限定する領域において、x−y面の断面図では支持体56がU字形に形成され、その場合、該U字型の互いに平行する側面部の端部は溝54a、54bを形成する。U字型の底部が側面部を越えて延び、基本体55と支持体56との間で作用するボルトの固定領域を提供することができる(図14では不図示)。
図に示した、一方のダイス受入部4a、4bの態様および結合領域7a、7bの態様は、一例に過ぎないと理解されよう。
図15は、保護カバー57aを備えた、図11の交換アダプタ1aを示す。この保護カバーは、大まかな近似で一定壁厚を有する中空直方体として形成され、この中空直方体は、上方および下方に開口しているため、上方および下方から雄型2およびアンビル3を保護カバー57a内へ挿入できる。保護カバー57aの穿孔を通って延びる操作機構34を介して保護カバー57aはアンビルに固定され、一方雄型2は、圧着プロセスの間、保護カバー57aに対して相対運動を行うことができる。保護カバー57aはx−y面方向に延び操作面を形成する連結プレート58を有することができる。保護カバー57aは、y−z面に広がる内壁の領域に、周囲が閉じた略長方形の空間部59を有し、この空間部を通って、被加工物、特に導体を有するプラグは、圧着プロセスの間に交換アダプタ1a内へ延びるか、またはこれから外へ延びることができ、および/または保護カバー57aにより限定された内部空間を特定の規模で操作できる。保護カバー57aは、透明なプレキシガラスから製造され、そのため、使用者が、好ましくはy軸方向の注視方向で、圧着プロセス前、圧着プロセス中および圧着プロセス後のダイス半体5、6および被加工物を、保護カバー57aを通して見ることができる。
図1
保護カバー57a〜57bは、異なる追加の交換アダプタ1a〜1dに対して個々に考慮することができる。例えば、図16は、図14による交換アダプタ1dに使用される保護カバー57dを示す。この場合、保護カバー57dの中空直方体の大きさがx軸方向の交換アダプタ1dの拡大延長部に適合することが分かる。さらに、ここでは、図15による2つの長方形型の空間部59に代わって単一の空間部59が使用される。この空間部59は、y−z面方向に広がる内壁の2つの円形の部分空間部60を有して形成される。この2つの部分空間部60は、保護カバー57dの周囲に沿ってx−y面に延びるスリット61を介して互いに接続する。
図17によると、交換アダプタ1内で使用されたダイス半体5、6は、y軸方向に順に形成された複数のネスト62a〜62dを有して形成され、これらのネストは、大きさおよび/または形状によって区別することができる。前図にはセンサ14を交換アダプタ1内に示していないが、図17にはセンサ14を概念的に示す。この場合、センサ14は、圧着軸11方向への投影でダイス半体5、6の中心に配置される。被加工物をネスト62c内で押圧すると、センサ14は、中央の、圧着軸11方向でネスト62c後方に配置され、そのため、圧着力13の大部分がセンサ14上を通る、および/または雄型2およびアンビル3ならびにセンサ14への対称的に加圧される。それに対して、異なるサイズのネスト62a、62b、62dを使用すると、雄型2およびアンビル3へ非対称的に加圧され、圧着力13は、低減した割合でセンサ14上を通る。適合された校正因子がこの低減した割合を顧慮できる。
図18は、他のダイス半体5、6を有する交換アダプタ1aの使用例を示し、その場合、このダイス半体5、6内に3つのネスト62a〜cのみ組み込まれ、これらは、変化したダイス輪郭を有する。
図19および図20によると、交換アダプタ1は、永久的または自由選択で位置決め機28を備えることができる。基本的な態様の可能性、位置決め機の運動の自由度、位置決め機と被加工物との間の作用接続ならびに位置決め機の雄型またはアンビルへの固定に関しては、例えば特許文献19およびその中に挙げられる他の文献を参照されたい。図19および図20には、位置決め機28の1つの考えられる実施態様が例示されたに過ぎず、これは本発明を限定するものではない。図19は、位置決め機28を、アンビル3に固定した基本体63およびこれから独立して示した旋回体64を有する組立分解図である。基本体63に旋回ボルト29が支持され、そのことによって旋回軸30が設定される。旋回体64は、取り付けた状態で旋回ボルト29を通す穿孔を有する。
図20に示した状態では、支持手段33が閉じているため、位置決め機28内に被加工物が保持され、固定されて所定の位置および状態に置かれる。さらに、旋回体64は、旋回軸32の周りを開口位置から閉鎖位置へ旋回し、それによって、被加工物は、ダイス半体5、6に対する所定の位置および方位に置かれる。旋回体64のこの旋回位置は、好ましくは2つの重複固定装置により保証される。示した実施例によると、基本体63および旋回体64は、固定装置として磁気要素65、66を使用し、この磁気要素は、旋回体に図20に示した旋回位置へと加圧される。好ましくは、磁気要素65、66は、図20による旋回位置では並置される。さらに、形状が決められた安全要素67が重複固定のために設けられる。
図21は、交換アダプタ1内の信号束およびエネルギー束を略図で示す。センサ14は、プラグまたはインタフェース18を介して電気エネルギーを供給される。予め算出した圧着力13との関係に応じて相関させたセンサ14の出力信号68は、交換アダプタ1内に統合した制御ユニット69に供給される。この制御ユニット69内で、プラグまたはインタフェース18に供給された変調出力信号70が算出される。この場合、この変調出力信号70は、一定の校正因子または校正曲線(またはその他の関係)によって出力信号68から算出できる。そのために、メモリ71内に校正因子72または校正曲線73を格納でき、これらは、その後、制御ユニット69によりメモリ71から読み出すことができる。校正因子72または校正曲線73は、工作物側でメモリ71に格納されるか、または制御ユニット69の制御論理において考慮される。同様に、圧着装置8の始動に伴って、メモリ71内への校正因子72、校正曲線73またはその他の関係の格納と共に、個々の校正を行うことができる。ネスト62a、62b、62c、62dのどれを使用するかに応じて、異なる校正因子72または校正曲線73を使用することができる。異なる交換アダプタ1a、1b、1c、1dに対しても、異なる校正因子72、校正曲線73またはその他の関係を使用することができる。変調出力信号70は、その後同様に、更なる処理および/またはその文書化のために、プラグまたはインタフェース18を介して隣接部材、特に圧着装置8の対インタフェース75に伝送される。
図22に示す実施態様では、制御ユニット69およびメモリ71が交換アダプタ1の外側に、例えば圧着装置8の任意の位置に形成および配置される。好ましくは、この場合、メモリ71および制御ユニット69が1つのユニットを形成する。図22によると、センサの出力信号68は、プラグまたはインタフェース18に直接伝送される。このプラグまたはインタフェース18は、出力信号68を制御ユニット69に供給する対プラグまたは対インタフェース75と相互作用し、制御ユニット69において、その後、校正因子72、校正曲線73またはその他の関係を使用した対応する処理で変調出力信号70が生成され、更なる処理、特に文書化が行われる。
図面の説明において、特にダイス受入部4および/または結合領域7の形状に関して異なる態様の交換アダプタ1を、枝番a〜dで表す。それ以外の場合には、対応する部材の機能に関して、これが、雄型に、またはアンビルに設けられるか、またはこれと相互作用するかを区別するために枝番aおよびbを使用している。
1 交換アダプタ
2 雄型
3 アンビル
4 ダイス受入部
5 ダイス半体
6 ダイス半体
7 結合領域
8 圧着装置
9 上部
10 下部
11 圧着軸
12 圧着経路
13 圧着力
14 センサ
15 アンビル部
16 アンビル部
17 衝突面
18 インタフェース
19 空間部
20 変形領域
21 変形領域
22 カバープレート
23 拡張部
24 対結合領域
25 T形溝
26 T形溝
27 ガイド要素
28 位置決め機
29 旋回ボルト
30 旋回軸
31 固定装置
32 旋回軸
33 支持装置
34 操作機構
35 ガイドボルト
36 ガイドボルト
37 ガイド空間部
38 ガイド空間部
39 スリット
40 スリット
41 支持および中心ボルト
42 空間部
43 ボルト
44 安全ボルト
45 空間部
46 動作機構
47 ガイド溝
48 穿孔
49 ウェブ
50 載置またはガイド面
51 スリット
52 貫通穿孔
53 受入空間
54 溝
55 基本体
56 支持体
57 保護カバー
58 連結プレート
59 空間部
60 部分空間部
61 スリット
62 ネスト
63 基本体
64 旋回体
65 磁気要素
66 磁気要素
67 安全要素
68 出力信号
69 制御ユニット
70 出力信号
71 メモリ
72 校正因子
73 校正曲線
74 ユニット
75 対インタフェース

Claims (15)

  1. アンビル(3)と雄型(2)とを備える、圧着装置(8)のための交換アダプタ(1)において、
    前記アンビル(3)および前記雄型(2)は、それぞれ、ダイス半体(5、6)のためのダイス受入部(4a、4b)と、前記圧着装置(8)と交換可能に結合するために決められた結合領域(7a、7b)とを有し、前記交換アダプタ(1)内に、圧着力または圧着経路のためのセンサ(14)が統合され、
    前記アンビル(3)および前記雄型(2)は、相対運動をし、
    前記相対運動は、ガイドボルト(35、36)を介して行われ、前記ガイドボルトが、前記アンビル(3)または前記雄型(2)により担持され、前記雄型(2)または前記アンビル(3)のガイド空間部(37、38)内へ移動する、交換アダプタ(1)。
  2. 前記交換アダプタ(1)に保護カバー(57)が装備されることを特徴とする請求項1記載の交換アダプタ(1)。
  3. 前記保護カバー(57)が、少なくとも部分的に透明な材料で形成されることを特徴とする請求項2記載の交換アダプタ(1)。
  4. 前記アンビル(3)および前記雄型(2)が共に保持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)。
  5. 前記ダイス受入部(4a、4b)の両側に配置される2つのガイドボルト(35、36)が存在することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)。
  6. 前記ガイドボルト(35、36)が異なる長さを有し、より短いガイドボルト(35)が、部分圧着引き上げに対してのみ組み込まれた前記ガイド空間部(37)内へ入ることを特徴とする請求項5記載の交換アダプタ(1)。
  7. 前記センサ(14)が、圧着軸(11)において、前記ダイス受入部(4a、4b)の中心に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)。
  8. 前記ダイス受入部(4a、4b)が、ダイス半体(5;6)を収容するために複数の並置されたネスト(62a、62b、62c、62d)を有して形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)。
  9. 少なくとも1つの着脱可能なインタフェース(18)または少なくとも1つの着脱可能なプラグが存在し、
    前記インタフェース(18)または前記プラグが、前記センサ(14)に電力を供給および/または前記センサ(14)の信号を伝送することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)。
  10. 前記交換アダプタ(1)内に、前記センサ(14)の前記信号を処理する制御ユニット(69)が統合されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)の群。
  12. 前記交換アダプタの群の交換アダプタ(1)は、それらの結合領域(7a、7b)、それらのセンサ(14)、それらのダイス受入部(4a、4b)および/またはプラグまたはインタフェース(18)が異なることを特徴とする請求項11記載の交換アダプタ(1)の群。
  13. 前記異なる交換アダプタ(1)が、統一的インタフェース(18)またはプラグを有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)の群または請求項11または12記載の群。
  14. 前記異なる交換アダプタ(1)が、異なる測定領域を有するセンサ(14)を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の交換アダプタ(1)の群または請求項11〜13のいずれか1項記載の群。
  15. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の複数の交換アダプタ(1)または請求項11〜14のいずれか1項記載の交換アダプタ(1)の群を有する圧着装置(8)。
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