JP6564442B2 - プレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス装置に関するものである。
従来、プレス加工により生じた切屑をベルトコンベヤにより所定の切屑排出位置まで搬送する切屑排出装置を備えたプレス装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−187530号公報
下型上に残った切屑を切屑排出装置に移動させるためには、例えば、下型を所定の水平軸線回りに回転させて切屑が付着している面を傾斜させ、切屑を落ち易くすることが考えられる。この場合、プレス加工後に、下型をプレス装置のベースから切り離して切屑を排出し、再度プレス加工を行うために、下型がプレス装置のフレームに設けられた支持面に支持されている位置と、下型を傾斜させて切屑を排出する位置との間で往復移動するように精度よく位置制御する必要がある。
しかしながら、下型が傾斜している状態で下型と支持面との間に切屑等が付着した場合や、傾斜している状態の下型に何らかの外力が加わって位置ズレが生じた場合に、アクチュエータによる位置制御では、下型をプレス位置まで戻したときに支持面との間に微小隙間が残る虞がある。そして、その状態でプレス加工が行われると、プレス加工の圧力が支持面で受けられずに、下型の回転軸に過大な力が加わることになり、アクチュエータや回転軸が損傷する不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、下型を回転させる切屑排出機構を備える場合に、アクチュエータや回転軸の損傷を防止することができるプレス装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、下型を支持する下型支持部を密着状態に載置可能な支持面を有するフレームと、前記下型支持部を前記支持面に載置した状態で、前記下型の鉛直上方に該下型に対向させて上型を支持し、前記フレームに対して鉛直方向に移動させるプレス軸と、前記下型支持部を水平軸線回りに回転させる切屑排出機構と、前記支持面への前記下型支持部の押付力を検出する力検出部と、該力検出部により検出される押付力が所定の閾値以上となるように前記切屑排出機構を制御する制御部とを備えるプレス装置を提供する。
本態様によれば、上型を支持したプレス軸を鉛直方向に上昇させた位置に配置し、下型を支持する下型支持部をフレームの支持面に密着状態に載置させた状態で、下型上にワークを配置し、プレス軸を下降させることにより、下型と上型との間でワークがプレス加工され、切屑が下型上に残る。ロボット等によりワークを取り出した後に、切屑排出機構を作動させると下型支持部が水平軸線回りに回転させられて下型が傾斜させられることにより、下型上に残っていた切屑が排出される。
この後に、切屑排出機構により下型支持部を逆方向に回転させてフレームの支持面に載置させることにより、次のワークに対するプレス加工を繰り返すことができる。この場合において、支持面に対する下型支持部の押付力が力検出部により検出され、検出された押付力が所定の閾値以上となるように切屑排出機構が制御部により制御される。
これにより、下型支持部と支持面との間に切屑等が挟まれていたり、下型支持部に加わった外力によって位置ズレが生じたりした場合であっても、切屑排出機構によって、下型支持部と支持面とが所定の閾値以上の押付力で密着させられるまで回転させられる。その結果、次のワークに対してプレス加工が行われても、プレス軸から加えられる大きな力は支持面によって受けられるので、切屑排出機構のアクチュエータや水平軸に過大な力が作用することが防止され、アクチュエータや水平軸を健全な状態に維持することができる。
上記態様においては、前記下型支持部が前記下型を傾斜させるように回転させられている状態で、前記支持面に向けて流体を噴射する流体噴射部を備えていてもよい。
このようにすることで、切屑排出のために下型支持部が回転させられて下型支持部と支持面とが離間している状態で、切屑が支持面に付着しても、流体噴射部により流体が支持面に向けて噴射されることにより除去される。これにより、支持面と下型支持部との間に切屑が挟まれる可能性を低減することができ、下型を精度よく位置決めしてプレス加工を精度よく行うことができる。
また、上記態様においては、前記支持面の側部に、前記支持面に交差する方向に延びる整流板を備え、前記流体噴射部が、前記支持面を挟んで前記整流板とは反対側から該整流板に対して傾斜する方向に前記流体を噴射してもよい。
このようにすることで、流体噴射部から噴射された流体が支持面に向かって噴射されることにより支持面上の切屑を除去するとともに、支持面を通過した流体が整流板によって堰き止められ、支持面上を流動するように整流される。これにより、噴射された流体を無駄なく利用して支持面上の切屑を効率的に除去することができる。
また、上記態様においては、前記切屑排出機構が、前記下型支持部を回転駆動するサーボモータを備え、前記力検出部が、前記サーボモータへの供給電流に基づいて前記押付力を検出してもよい。
このようにすることで、下型支持部を回転駆動するサーボモータの供給電流を検出することにより、特別な力センサを用意しなくても、下型支持部と支持面との間の押付力を検出することができる。
本発明によれば、下型を回転させる切屑排出機構を備える場合に、アクチュエータや回転軸の損傷を防止することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るプレス装置を示す正面図である。 図1のプレス装置の側面図である。 図1のプレス装置の支持面および流体噴射部を示す平面図である。 図3の支持面および流体噴射部を示す正面図である。 図3の流体噴射部の動作を説明する平面図である。 図1のプレス装置の動作を説明する図である。 図1のプレス装置の動作を説明する図である。 図1のプレス装置の動作を説明する図である。 図1のプレス装置の動作を説明する図である。 図1のプレス装置の動作を説明する図である。 図1のプレス装置の動作を説明する図である。 図1のプレス装置の動作を説明する図である。 図1のプレス装置の動作を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るプレス装置1を、図面を参照しながら以下に説明する。
このプレス装置1は、図1および図2に示すように、基部に設置されるフレーム10と、フレーム10に上下方向に移動するように設けられ、下端にプレス加工用の上型M1が取り付けられたプレス軸20と、フレーム10に取り付けられ、プレス軸20の下端に取り付けられた上型M1に対向するように配置される下型M2が取り付けられる下型支持部30と、下型支持部30を水平軸線回りに回転させる切屑排出機構40と、流体噴射部50と、プレス軸20および切屑排出機構40および流体噴射部50を制御する制御部60とを備えている。
図2において、プレス装置1は、さらに、フレーム10に支持された切屑シュータ11と、一端部が下型支持部30に連結され他端部が切屑シュータ11に連結された一対のリンク部材12とを備えている。
プレス軸20は、フレーム10に固定されたリニアガイド21によってフレーム10に対して鉛直方向に直線移動するように支持されている。プレス軸20を鉛直方向に直線移動させる機構としては、図1に示す例では、サーボモータ22とボールねじ23とを用いてプレス軸20を鉛直方向に直線移動させる公知の機構が採用されている。
本実施形態では、例えば、プレス軸20内に鉛直方向に延びる雌ねじ穴(図示略)を備えるナット(図示略)が設けられるとともに、当該ナットの雌ねじ穴にフレーム10に回転可能に支持されたボールねじ23が螺合している。また、当該ボールねじ23の上端部には減速機24が配置され、減速機24を介してサーボモータ22の回転力がボールねじ23に伝達されるようになっている。プレス軸20はフレーム10に対する回転が規制されており、ボールねじ23はフレーム10に対する鉛直方向の移動が規制されている。これにより、サーボモータ22を回転させると、プレス軸20が鉛直方向に直線移動するようになっている。
切屑排出機構40は、下型支持部30の一部に固定された水平方向に延びる支軸41をフレーム10に回転可能に取り付けるとともに、支軸41の一端に減速機42を介してサーボモータ43を取り付けることにより構成されている。下型支持部30は、サーボモータ43を作動させると、フレーム10の支持面13により下方から支持される位置と、支持面13から離れて傾斜する位置との間で、水平軸線A1回りに回転させられるようになっている。
支持面13は、図3および図4に示されるように、水平方向に沿って帯状に延びる2箇所の水平面であって、下型支持部30の下面を密着させて面で支持することができるようになっている。
流体噴射部50は、図3から図5に示されるように、支持面13の側方から支持面13に向かって、支持面13に沿う水平方向に流体、例えば、空気を噴射する噴射ノズル51と、支持面13の側部に支持面13から立ち上がる側壁状の整流板52とを備えている。
整流板52は、図5に示されるように、支持面13を水平方向に挟んで噴射ノズル51とは反対側に、噴射ノズル51からの流体の噴射方向に対して90°より小さい角度で傾斜して配置されている。これにより、噴射ノズル51から噴射され支持面13を通過した流体を堰き止めるとともに、その流体の流れの勢いを低下させることなくさらに下流側の支持面13上を流動するように方向付けるようになっている。
制御部60は、プレス軸20および切屑排出機構40のサーボモータ22,43を制御するとともに、流体噴射部50による流体の噴射タイミングを制御するようになっている。具体的には、制御部60は、プレス軸20のサーボモータ22を制御して所定のタイミングで所定の距離だけ上型M1を昇降させるとともに、切屑排出機構40のサーボモータ43による下型支持部30からの支持面13への押付力を検出する力検出部(図示略)からの押付力の情報に基づいて、押付力が所定の閾値以上となるようにサーボモータ43を制御するようになっている。力検出部は、サーボモータ43への供給電流を検出することにより、特別なセンサを用いることなく押付力を検出することができるようになっている。
また、制御部60は、切屑排出機構40により、下型支持部30が支持面13から離間させられたタイミングで流体噴射部50を作動させて噴射ノズル51から流体を噴射させるようになっている。
支持面13に支持された状態において、下型支持部30の上面となる位置にはプレス加工用の下型M2が取り付けられている。また、下型支持部30内には図11に示すようにイジェクタピン31と、イジェクタピン31を上下方向に移動させるエアシリンダ32とが設けられている。これらはイジェクタ33を構成している。
図6に示されるように、下型支持部30内には上下方向に延びるようにイジェクタピン用孔30aが設けられ、下型M2にもイジェクタピン用孔30aに対応した位置に上下方向に延びる孔30bが設けられている。イジェクタピン31はイジェクタピン用孔30a内に配置されている。エアシリンダ32により、イジェクタピン31は、その先端が下型M2の孔30bから突出する位置と当該先端が下型M2の孔30bから突出しない位置との間で移動するようになっている。
各リンク部材12の一端部は、図2に示されるように、下型支持部30に水平な軸A2回りに回転可能に連結されている。また、各リンク部材12の他端部は切屑シュータ11の一端側に水平な軸A3回りに回転可能に連結されている。
また、切屑シュータ11の他端側はフレーム10に水平な軸A4回りに回転可能に連結されている。
切屑排出機構40のサーボモータ43を作動させると、下型支持部30は支持面13を離れて切屑シュータ11側に回転し、あるいは、支持面13側にも回転するようになっている。そして、下型支持部30の回転に応じて、軸A2の位置が水平方向において切屑シュータ11側や支持面13側に移動する。
軸A3は水平方向において軸A2および軸A4の間に配置され、支軸41および軸A4はフレーム10に固定されている。これにより、下型支持部30の下面が支持面13に支持されている状態から、図9から図11に示されるように、下型支持部30が切屑シュータ11側に回転すると、軸A2と軸A4との距離が短くなり、その分だけ軸A3が下方に移動する。つまり、切屑シュータ11の一端側が下方に移動するようになっている。
一方、図12に示されるように、下型支持部30の下面が支持面13に接触するように回転すると、軸A2と軸A4との間の距離が長くなり、その分だけ軸A3が上方に移動する。つまり、切屑シュータ11の他端側が上方に移動するようになっている。
このように構成された本実施形態に係るプレス装置1の作用について、図13のフローチャートを参照して、以下に説明する。
本実施形態に係るプレス装置1を用いてプレス加工を行うには、まず、図6に示されるように、プレス軸20が上方に位置し、下型支持部30が支持面13に載置されている状態で、ロボット等のワーク搬送装置や作業者がワークWを下型M2上に載置する(ステップS1)。
そして、下型M2上におけるワークWの有無が図示しないセンサにより検出され(ステップS2)、ワークWが存在する場合には、作業者がプレス装置1周りの所定エリア内にいないか否かが図示しないセンサにより検出され(ステップS3)、所定エリア内に存在しない場合には、サーボモータ43の作動により、所定の閾値以上の押付力となるまで、下型支持部30が支持面13に押し付けられる(ステップS4)。
そして、下型支持部30が支持面13に所定の閾値以上の押付力で押し付けられている場合には、プレス加工動作が開始され、図7のようにプレス軸20が下方に移動して(ステップS5)、上型M1および下型M2の間でワークWの切断、孔空け、塑性変形等のプレス加工が行われる(ステップS6)。その後、図8のようにプレス軸20が上方の退避位置に配置されるまで上昇させられる(ステップS7、ステップS8)。
この状態で、ワーク搬送装置や作業者により、プレス加工されたワークWが下型M2上から取り出され、他の場所に移動させられる(ステップS9)。そして、下型M2上におけるワークWの有無が図示しないセンサにより検出される(ステップS10)。ワークWが存在しないことが確認された場合には、作業者あるいはワーク搬送装置がプレス装置1周りの所定エリア内にいないことがセンサにより確認され(ステップS11)、存在しない場合には切屑排出動作が行われる。
切屑排出動作は、制御部60が切屑排出機構40を構成しているサーボモータ43を作動させ、下型支持部30を支軸41回りに回転させることにより行われる(ステップS12)。これにより、図9および図10に示されるように、下型支持部30が切屑シュータ11側に回転させられ、下型支持部30上の下型M2も切屑シュータ11側に傾く。支持面13に載置されている位置からの下型支持部30の回転角度は特に限定されないが、好ましくは90°以上回転することが好ましい。これにより、下型M2上の切屑Xが落下し易い状態となる。
そして、図11に示されるように、下型M2が十分に傾いた状態で、エアシリンダ32によりイジェクタピン31を下型M2から突出させる。これにより、下型M2から落ちずに残っている切屑Xが切屑シュータ11に落とされる。
さらに、本実施形態に係るプレス装置1においては、図9に示されるように、下型支持部30が回転して支持面13から離間し始めた時点で、制御部60が流体噴射部50を作動させ、支持面13に向かって空気を噴射させる(ステップS13)。
流体噴射部50の噴射ノズル51から噴射された空気は支持面13に吹き付けられることによって、支持面13上に残っている切屑Xを排除する。また、支持面13を通過しようとする空気は支持面13の側部に設けられた整流板52によって堰き止められて、流れの勢いを維持しつつ、さらに下流側の支持面13上を通過させられる。これにより、支持面13のほぼ全域にわたり、残っている切屑X等の塵埃を除去することができる。
本実施形態においては、制御部60は、図12に示されるように、流体噴射部50による空気の噴射中に、切屑排出機構40のサーボモータ43を作動させ、下型支持部30を支持面13に載置される方向に戻すように回転させる(ステップS14)。これにより、噴射ノズル51から噴射された空気は、下型支持部30が支持面13に接触する直前において支持面13と下型支持部30との間の狭い隙間を流動させられるので、高い流速で支持面13および下型支持部30の下面に付着している細かい塵埃をも除去することができる。
そして、下型支持部30が支持面13上に載置された時点で噴射ノズル51からの空気の噴射が停止され(ステップS15)、全てのワークWのプレス加工が終了したか否かが判定される(ステップS16)。終了していない場合にはステップS1からの工程が繰り返される。
下型支持部30が支持面13上に載置された時点では、エアシリンダ32によりイジェクタピン31が下型M2から突出しない状態とされ、次のワークWを受け入れ可能な状態となる。
このように、本実施形態によれば、下型支持部30を回転させて切屑Xを排出する切屑排出機構40を備えるプレス装置1において、下型支持部30を支持面13に押し付ける押付力が所定の閾値以上となるようにサーボモータ43を制御するので、プレス加工の際にプレス軸20からワークWに加えられる大きな押圧力が支持面13によって受けられ、支軸41に過大な力が作用することをより確実に防止することができる。その結果、支軸41やサーボモータ43を健全な状態に維持することができるという利点がある。
また、支持面13に付着した切屑等の塵埃を流体噴射部50によって排除するので、下型支持部30と支持面13との間に切屑Xが挟まれたままプレス加工が行われることをより確実に防止することができる。これにより、下型支持部30と支持面13との間に切屑Xが挟まれることによる下型支持部30および下型M2の傾斜をより確実に防止して、プレス加工を精度よく行うことができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、プレス軸20がサーボモータ22、ボールねじ23等により駆動されることとしたが、これに代えて、油圧シリンダによりプレス軸20を鉛直方向に移動させる公知の機構を用いてもよいし、サーボモータ22、スクリュー、およびリンクを用いてプレス軸20を鉛直方向に移動させる公知の機構、あるいは、モータとクランクまたはカムとを用いてプレス軸20を鉛直方向に移動させる公知の機構を用いてもよい。
また、下型支持部30を支持面13に押し付ける押付力をサーボモータ43に供給する電流から検出することとしたが、これに代えて、支持面13とフレーム10との間に力センサを配置して、力センサによって検出することにしてもよい。
また、流体噴射部50が噴射ノズル51から空気を噴射することとしたが、これに代えて、他の任意の気体または液体を噴射することにしてもよい。
1 プレス装置
10 フレーム
13 支持面
20 プレス軸
30 下型支持部
40 切屑排出機構
43 サーボモータ
50 流体噴射部
52 整流板
60 制御部
A1 水平軸線
M1 上型
M2 下型

Claims (4)

  1. 下型を支持する下型支持部を密着状態に載置可能な支持面を有するフレームと、
    前記下型支持部を前記支持面に載置した状態で、前記下型の鉛直上方に該下型に対向させて上型を支持し、前記フレームに対して鉛直方向に移動させるプレス軸と、
    前記下型支持部を水平軸線回りに回転させる切屑排出機構と、
    前記支持面への前記下型支持部の押付力を検出する力検出部と、
    該力検出部により検出される押付力が所定の閾値以上となるように前記切屑排出機構を制御する制御部とを備えるプレス装置。
  2. 前記下型支持部が前記下型を傾斜させるように回転させられている状態で、前記支持面に向けて流体を噴射する流体噴射部を備える請求項1に記載のプレス装置。
  3. 前記支持面の側部に、前記支持面に交差する方向に延びる整流板を備え、
    前記流体噴射部が、前記支持面を挟んで前記整流板とは反対側から該整流板に対して傾斜する方向に前記流体を噴射する請求項2に記載のプレス装置。
  4. 前記切屑排出機構が、前記下型支持部を回転駆動するサーボモータを備え、
    前記力検出部が、前記サーボモータへの供給電流に基づいて前記押付力を検出する請求項1から請求項3のいずれかに記載のプレス装置。
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