JP6270531B2 - 動翼体及び回転機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば蒸気タービン、ガスタービンなどの回転機械に用いられる動翼体、及びこの動翼体を備えた回転機械に関する。
従来、蒸気タービン、ガスタービンにおいては、駆動時において翼に生じる振動を抑制する技術が知られている。ガスタービンでは、複数の円板が回転軸の軸方向に配置され、これらの円板の外周に、多数の動翼が円周方向に隣接して植え込まれる。軸方向の前後で隣接する動翼間には、動翼の外側を覆うケーシングに設けられた静翼が配置される。これら動翼及び静翼間を高温の燃焼ガスが流れることにより、動翼と共に回転軸が回転駆動され、例えば圧縮機の駆動及び発電機の駆動が行われる。
そして、ガスタービンの回転軸が回転駆動されると、回転軸に設けられた円板が回転駆動される。このとき、円板に設けられた複数の動翼は、回転軸の外側に配設されるケーシングに設けられた複数の静翼間を移動する。これら各翼間を高温の燃焼ガスが流動すると、各翼の後端に渦が発生する。この渦により、各翼にガスタービンの前側及び後側へ押す力が働いたり、隣接する翼方向へ押す力が働いたりすることになり、各翼に振動が生じる。そして、ケーシングに配設される静翼の周波数と動翼の固有の振動数とが一致し共振して各翼の振動が大きくなり、高サイクル疲労(HCF)が発生するおそれがあった。
そこで、このようなタービン動翼では、動翼の振動の低減と、冷却空気の漏れを防ぐことを目的としたシールピンを隣接する動翼同士間に介在させた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、回転軸の円周方向に沿い隣接して取り付けられたタービン動翼同士の間のシャンクにおける隙間に、翼根側の冷却空気が翼側に漏れ出さないようにするシールピンを介在させる一方、シャンクに円弧状の凹み部を形成し、シャンクをばね系、翼部、プラットホーム、シャンク及び翼根を質量系として、タービン動翼の振動を抑制させるようにした構成について記載されている。
特開2005−233141号公報
また、従来のタービンでは、以下のような課題があった。
即ち、特許文献1では、タービンの実稼働時において、シールピンの位置や運動によって固有振動数にばらつきが生じ、タービン動翼が振動することになり、疲労破壊が生じるという問題があった。
そのため、振動強度に関する設計余裕を大きく設定する必要があり、タービンの設計の自由度が小さくなることから、その点で改善の余地があった。
この発明は、動翼の振動の抑制効果をより向上させることができる動翼体を提供する。
本発明の第一の態様によれば、動翼体は、主軸と一体に回転可能なロータディスクと、前記ロータディスクの外周部から放射状に延出するように装着される複数の動翼と、周方向に隣接する前記動翼のプラットホームと、前記プラットホーム同士の隙間に装着されるダンパ部材と、前記プラットホームと前記ダンパ部材の当接箇所を磁力によって摺動可能に密着させる磁力発生部と、を備え、前記磁力発生部は、前記プラットホームと前記ダンパ部材のうち少なくとも一方に設けられ、前記ダンパ部材は、周方向に隣接する前記プラットホームの対向する一対の側面に設けられた一対の凹溝によって形成された空間の内面に当接するように配置された板状バネ部材であり、各々の前記凹溝は、前記ロータディスクの径方向に対向する一対の第一壁を有し、前記ダンパ部材は、一対の前記凹溝の径方向内周側の前記第一壁の両方を押圧する基部と、前記基部に接続され、一対の前記凹溝の各々の径方向外周側の前記第一壁をそれぞれ押圧する一対の開端部と、を有し、前記磁力発生部は、前記開端部と前記第一壁との接触面に設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、プラットホームとダンパ部材の間に生じる摩擦が磁力によって強められるため、部材間の接触が強くなり、より密着する。これにより、プラットホームとダンパ部材との間に相対振動が生じた場合においても、この振動を抑制することができる。これにより、動翼の振動の抑制効果をより向上させることができる。
また、ロータディスクが回転することにより複数の動翼が回転する際に、複数の動翼が互いに離れる方向に振動したり、接触する方向に振動したりする。これにより、プラットホームとダンパ部材との接触部に摩擦力が発生する。その結果、プラットホームとダンパ部材との接触部に発生する摩擦力が動翼の励振力を減衰させることとなる。この際、磁力発生部が設けられていることにより、プラットホームとダンパ部材との間に生じる摩擦が強められるため、振動をより抑制することができる。
上記構成によれば、ダンパ部材を板状としたので、プレス成形などにより容易に製造することができる。
また、本発明は、上記いずれかの動翼体を備えた回転機械を提供する。
本発明によれば、一対の部材との間に生じる摩擦が磁力によって強められるため、一対の部材間の接触が強くなり、より密着する。これにより、一対の部材との間に相対振動が生じた場合においても、この振動を抑制することができる。
本発明の第一実施形態の蒸気タービンの概略構成を模式的に示した図である。 本発明の第一実施形態及び第二実施形態に係るタービン動翼が隣接した状態を示す側面図である。 本発明の第一実施形態の板状バネ部材を示す側面図である。 本発明の第一実施形態の変形例の板状バネ部材を示す側面図である。 本発明の第一実施形態の変形例の板状バネ部材を示す側面図である。 本発明の第二実施形態に係るインテグラルシュラウドの拡大斜視図であって、第二板状バネ部材が外れた状態を示す図である。 図6に示すA−A線断面図である。 本発明の第一実施形態及び第二実施形態の動翼体を適用可能なガスタービンの概略構成を模式的に示した図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態の動翼体について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の回転機械である蒸気タービン51は、発電プラント等で用いられているものである。例えば、このような蒸気プラントとしては、高圧の蒸気を発生する蒸気発生器52と、蒸気発生器52から高圧の蒸気が直接供給される高圧蒸気タービン53と、蒸気発生器52及び高圧蒸気タービン53からの蒸気の湿分を分離して加熱する湿分分離加熱器54と、湿分分離加熱器54から低圧の蒸気が供給される低圧蒸気タービン(以下、蒸気タービン51という)が設けられている。
蒸気タービン51において、湿分分離加熱器54からの蒸気は、蒸気入口56に供給され、蒸気タービン51に形成されている蒸気通路57を、ロータ軸58の軸方向(図中、矢印Aで示す)に沿って流れる。蒸気通路57には、タービン動翼59と静翼60が交互に配置されており、蒸気タービン51は、静翼60での圧力降下によって運動エネルギーを生じさせ、これをタービン動翼59によって回転トルクに変換している。
タービン動翼59は、ロータ軸58(主軸)に結合されており、これを回転駆動する。一方、静翼60は、ロータ軸58の径方向(図中、矢印Rで示す)内側の端がシュラウド61に、径方向Rの外側の端が翼根リング62に、それぞれ溶接により結合されている。
タービン動翼59と静翼60は、一対となって一個の「段」を構成しており、蒸気タービン51には、多数の段が設けられている。これら段は、蒸気通路57を上流側から下流側に向かうに従って、タービン動翼59及び静翼60の翼高さ(ロータ軸58に略直交する方向の翼の長さ)が、長くなるよう構成されている。蒸気通路57の最も下流側にある段を「低圧最終段」という。
低圧最終段の静翼60は、上流側の段にある静翼60に比べて、特に翼高さが長いものとなっている。低圧最終段において、静翼60は、ロータ軸58の周方向(図中、矢印Pで示す)に所定の間隔で複数配列されており、翼群を形成している。
このように構成された蒸気タービン51にて、本実施形態の動翼体は、図2に示すように、ロータ軸58と一体に回転可能なロータディスク40と、このロータディスク40の外周部から放射状に延出するように装着される複数のタービン動翼59とを有している。
図2に示すように、タービン動翼59はロータ軸58と一体に回転可能なロータディスク40側に保持されるクリスマスツリー型の翼根12を有している。また、タービン動翼59は、高温ガスに曝される翼部13と、この翼部13を支持するプラットホーム15と、プラットホーム15と翼根12とを連結するシャンク14と、を備えている。翼根12は、ロータディスク40に埋め込まれて、タービン動翼59を支持している。
隙間Sをあけて隣接するタービン動翼59の一方を第一タービン動翼59Aとし、もう一方を第二タービン動翼59Bとする。タービン動翼59のプラットホーム15A,15Bの対向する一対の側面16(ロータ軸58の円周方向における両側面16)には、ダンパ部材として機能する板状バネ部材18(後述する)の一部を収容する凹溝17が設けられている。
タービン動翼59の凹溝17は、側面視でプラットホーム15の内部に切り込んで延びる一対の第一壁19と、この第一壁19に連続し、プラットホーム15の側面16と略平行に下方に延びる第二壁20とからなる(図3参照)。このように凹溝17が形成されていることによって第一タービン動翼59Aの凹溝17と第二タービン動翼59Bの凹溝17とで断面矩形状の空間が形成される。
周方向に隣接するタービン動翼59A,59Bのプラットホーム15A,15B同士の隙間S1であって、向かい合う凹溝17によって形成される空間には、板状バネ部材18が配置されている。板状バネ部材18は磁性材料によって形成されている。
図3に示すように、板状バネ部材18は、断面C字形状をなしており、C字形の開端部22と、C字形の基部23とが、凹溝17に密着するように配置されている。具体的には、板状バネ部材18は、一対の開端部22が凹溝17の径方向外周側の第一壁19を押圧するとともに、基部23が凹溝17の径方向内周側の第一壁19を押圧するように配置される。
板状バネ部材18は、凹溝17によって形成される空間の内部に配置された状態(初期状態)において、撓みにより僅かに弾性変形するように形成されている。この弾性力により、板状バネ部材18は、開端部22と基部23とがプラットホーム15を押圧するようになっている。
また、凹溝17の径方向外周側の第一壁19には第一マグネットシート24が貼り付けられている。即ち、凹溝17における板状バネ部材18の開端部22の接触面には第一マグネットシート24が貼り付けられている。これにより、この第一壁19に磁性体を引き寄せる性質が付与される。即ち、第一マグネットシート24はプラットホーム15と板状バネ部材18の当接箇所を磁力によって摺動可能に密着させる磁力発生部として機能するようになる。
蒸気タービン51のロータ軸58が回転しタービン動翼59が駆動されているときは、凹溝17に配置された板状バネ部材18に遠心力、即ち翼部13側への力が加わるとともに、このとき、タービン動翼59が振動する。
具体的には、第一タービン動翼59Aと第二タービン動翼59Bとが離れる方向に振動したり、接触する方向に振動したりしている。これにより、プラットホーム15と板状バネ部材18との接触部に摩擦力が発生する。その結果、プラットホーム15と板状バネ部材18との接触部に発生する摩擦力がタービン動翼59の励振力を減衰させることとなる。
上記実施形態によれば、プラットホーム15の凹溝17に磁力発生部としての機能を与える第一マグネットシート24が貼り付けられていることによって、板状バネ部材18の第一壁19との接触が強くなり、より密着する。これにより、凹溝17と板状バネ部材18との間に生じる摩擦が強められるため、振動をより抑制することができる。
なお、板状バネ部材18の形状は、プラットホーム15の凹溝17に押圧力をかけることができれば上記実施形態に示したような形状に限ることはない。例えば、図4に示すように、板状バネ部材18を断面S字形とし、両S字端部26がそれぞれ径方向外周側の第一壁19と径方向内周側の第一壁19とを押圧するような構成としてもよい。
また、タービン動翼59の励振力を減衰させるダンパ部材としては、板状バネ部材18に限らず、図5に示すようなダンパピン27を用いてもよい。第一マグネットシート24は、プラットホーム15のダンパピン27との接触部に貼り付けられている。
蒸気タービン51のロータ軸58が回転しタービン動翼59が駆動されているときは、ダンパピン27に遠心力、即ち翼部13側への力が加わるとともに、このとき、タービン動翼59が振動する。この際、プラットホーム15とダンパピン27との接触部に摩擦力が発生する。その結果、プラットホーム15とダンパピン27との接触部に発生する摩擦力がタービン動翼59の励振力を減衰させることとなる。
(第二実施形態)
図2に示すように、翼部13(13A,13B)の翼先端には、インテグラルシュラウド29が設けられている。図6及び図7に示すように、第二実施形態による動翼体は、隣接する翼部13A,13Bの翼先端に設けられるインテグラルシュラウド29A,29B同士の間の接触面(側面16a、16b)に第二板状バネ部材31を設けた構成である。つまり、第二板状バネ部材31は、一対のインテグラルシュラウド29A,29Bに挟持されている。このインテグラルシュラウド29A,29Bには、蒸気タービン51の回転運動によって、タービン動翼59とともに遠心力が作用している。
図7に示すように、隙間S2(図6参照)をあけて隣接する一方のインテグラルシュラウド29Aの一側面29a(ロータ軸58の円周方向における一側面)には、第二板状バネ部材31を収容する第二凹溝30が設けられている。そして、インテグラルシュラウド29の他方の側面29bは、第二凹溝30のない平坦面に形成されている。
そして、第二板状バネ部材31は、中央に位置する第一当接部32と、この第一当接部32の両端から延伸する一対の傾斜部33と、この傾斜部33の第一当接部32の反対側に第一当接部32と平行に延びる一対の第二当接部34とからなり、断面がハット形状を呈している。
マグネットシートである第二マグネットシート35は、とインテグラルシュラウド29の側面29bにおける第二板状バネ部材31の第二当接部34との当接箇所に貼り付けられている。
第二実施形態では、タービン動翼59に変動力が作用した場合、第二板状バネ部材31とインテグラルシュラウド29との間で滑り摩擦が生じる。
そして、インテグラルシュラウド29の側面29bに磁力発生部としての機能を与える第二マグネットシート35が貼り付けられていることによって、第二板状バネ部材31の側面29bとの接触が強くなり、より密着する。これにより、側面29bと第二板状バネ部材31との間に生じる摩擦が強められるため、振動をより抑制することができる。
また、上記実施形態の動翼体は、蒸気タービンのみならず、図8に示すような、ガスタービン1に用いられる静翼に適用することも可能である。
図8に示すように、ガスタービン1は、外気を圧縮して圧縮空気Aを生成する圧縮機2と、燃料を圧縮空気A中で燃焼させて燃焼ガスGを生成する燃焼器3と、高温高圧の燃焼ガスGにより駆動するタービン4と、を備えている。
圧縮機2は、圧縮機ロータ5と、圧縮機ロータ5を覆う圧縮機ケーシング6と、を有している。圧縮機ロータ5は、回転中心軸を中心として回転する圧縮機ロータ軸部7と、圧縮機ロータ軸部7の外周に固定されている複数の圧縮機動翼8と、を有している。圧縮機ケーシング6の内周側には、複数の圧縮機静翼9が固定されている。
タービン4は、タービンロータ10と、タービンロータ10を覆うタービンケーシング36とを有している。タービンロータ10は、回転中心軸を中心として回転するタービンロータ軸部37と、タービンロータ軸部37の外周に固定されている複数のタービン動翼11と、を有している。タービンケーシング36の内周側には、複数のタービン静翼39が固定されている。
このように構成されたガスタービン1にて、動翼体は、タービン4に適用されたものであって、タービンロータ10と一体に回転可能なロータディスクと、このロータディスクの外周部から放射状に延出するように装着される複数のタービン動翼11とを有している。
即ち、ガスタービン1のタービン動翼11、タービンロータ軸部37を構成するロータディスクにも上記実施形態に示した動翼体の構造を適用することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
1 ガスタービン
2 圧縮機
3 燃焼器
4 タービン
5 圧縮機ロータ
6 圧縮機ケーシング
7 圧縮機ロータ軸部
8 圧縮機動翼
9 圧縮機静翼
10 タービンロータ
11 タービン動翼
12 翼根
13 翼部
14 シャンク
15 プラットホーム
16 側面
17 凹溝
18 板状バネ部材(ダンパ部材)
19 第一壁
20 第二壁
22 開端部
23 基部
24 第一マグネットシート(磁力発生部)
26 S字端部
27 ダンパピン
29 インテグラルシュラウド
30 第二凹溝
31 第二板状バネ部材
32 第一当接部
33 傾斜部
34 第二当接部
35 第二マグネットシート
36 タービンケーシング
37 タービンロータ軸部
38 タービン動翼
39 タービン静翼
40 ロータディスク
51 蒸気タービン
52 蒸気発生器
53 高圧蒸気タービン
54 湿分分離加熱器
56 蒸気入口
57 蒸気通路
58 ロータ軸(主軸)
59 タービン動翼(動翼)
59A 第一タービン動翼
59B 第二タービン動翼
60 静翼
61 シュラウド
62 翼根リング

Claims (2)

  1. 主軸と一体に回転可能なロータディスクと、
    前記ロータディスクの外周部から放射状に延出するように装着される複数の動翼と、
    周方向に隣接する前記動翼のプラットホームと、
    前記プラットホーム同士の隙間に装着されるダンパ部材と、
    前記プラットホームと前記ダンパ部材の当接箇所を磁力によって摺動可能に密着させる磁力発生部と、を備え、
    前記磁力発生部は、前記プラットホームと前記ダンパ部材のうち少なくとも一方に設けられ
    前記ダンパ部材は、周方向に隣接する前記プラットホームの対向する一対の側面に設けられた一対の凹溝によって形成された空間の内面に当接するように配置された板状バネ部材であり、
    各々の前記凹溝は、前記ロータディスクの径方向に対向する一対の第一壁を有し、
    前記ダンパ部材は、一対の前記凹溝の径方向内周側の前記第一壁の両方を押圧する基部と、前記基部に接続され、一対の前記凹溝の各々の径方向外周側の前記第一壁をそれぞれ押圧する一対の開端部と、を有し、
    前記磁力発生部は、前記開端部と前記第一壁との接触面に設けられていることを特徴とする動翼体。
  2. 請求項1に記載の動翼体を備えた回転機械。
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