JP6268359B2 - シールド工法におけるセグメント接続具および接続方法 - Google Patents
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Description
第1の方法は、締結する各セグメントの端面同士を当接させ、両端面に設けたボルト挿通孔を一致させた後、既設セグメント組立体とセグメントのいずれかからボルトを挿通させ、ナットで締結するものである。この方法では、既設セグメント組立体とセグメントの各ボルト挿通孔の後方にボルトおよびナットを入れるために、既設セグメント組立体およびセグメント内面に開口した空間(以下、この空間をボルトボックスということがある。)がそれぞれ設けられている。
第3の方法は、既設セグメント組立体とセグメントのいずれか一方の端面にねじ穴(インサートナット)を設けておき、他方のボルトボックスに挿し込んだボルトを、端面のボルト挿通孔を経てねじ穴に螺合させて締結するものである。
第2の方法は、アンカーボルトを使用するために、ボルトボックスを必要とせずコンクリートを充填する手間が省けるが、アンカーボルト自体のコストが高くなると共に、アンカーボルトは一度締結されると、容易に解くことが出来ないために、セグメントの組間違い等による組直しができなくなるという問題や、曲線部では一般的に使用できない等の問題があった。
(2)前記ボルトの後端部は、セグメントおよび既設セグメント組立体のいずれか一方の枠体の内方に設けたねじ穴に螺合されるか、またはセグメントおよび既設セグメント組立体のいずれか一方の枠体の内方に埋設されて、取り付けられている(1)に記載のセグメント接続具。
(3)シールド工法による地中の掘進に伴い掘進機の後方でセグメントを既設セグメント組立体に順次接続して管渠を構築するセグメント接続方法であって、リングが挿通され且つ先端部に着脱自在にガイドキャップが被着された所定長さのボルトの後端部をセグメントおよび既設セグメント組立体のいずれか一方の枠体の内方に取り付け、該一方の枠体内のボルト挿通孔を経て枠体からボルトを外方に突出させ、セグメントの枠体を既設セグメント組立体の枠体に突き合わせて、ガイドキャップが被着された前記ボルトの先端部をセグメントおよび既設セグメント組立体の他方の枠体に形成したボルト挿通孔に挿通させ、前記リングをセグメントおよびセグメント組立体の両ボルト挿通孔にまたがって収容し、ついで、ガイドキャップをボルトから取り外し、ナットをボルトに螺着させて、セグメントを既設セグメント組立体に接続することを特徴とするセグメント接続方法。
(4)セグメントおよび既設セグメント組立体の他方には、セグメントおよび既設セグメント組立体の一方との接続面に形成したボルト挿通孔の後方に、前記ボルトの先端部を収容し、かつボルトへのナットの螺着を行なうための開口空間が形成されている(3)に記載のセグメント接続方法。
図2(a)〜(d)に示すように、本実施形態におけるセグメント組立体7は、複数のセグメント15a〜15dからなり、これらをリング状に組み立てる。図2(a)〜(d)に示す第1セグメント15a〜第4セグメント15dは、図示しないセグメント台車によって坑口から搬送される。
セグメント15a〜15dとしては、従来から使用されているRC系(セメント)セグメント、鋼製セグメント、セメントと鋼とを組み合わせた合成セグメントなどが使用可能である。
なお、この実施形態では、4つのセグメント15a〜15dでセグメント組立体を組み立てたが、セグメントの数は4つに限定されるものではなく、管渠の口径等に応じて変えてもよく、例えば3〜6程度であるのがよい。
図4(a)に示すように、セグメント組立体71の端面の内方には、あらかじめインサートナット23が埋設されている。このインサートナット23のねじ穴に寸切りボルト20の後端部を螺合させ、枠体26a内のボルト挿通孔24aを経てセグメント組立体71の端面から外方に突設している。ボルト20には、リング21が挿通され、先端部にガイドキャップ22が被着されている。
この状態で、リング21はボルト挿通孔24a、24bにまたがって収容されているので、ボルト挿通孔24a、24b内の空隙によってセグメント15とセグメント組立体71とが目違いする、すなわち段差ができるのを防止することができ、精度良く強固な接続が可能となる。
7 セグメント組立体
15a〜15b セグメント
16 ボルトボックス
17 セグメント接続具
20 ボルト(寸切りボルト)
21 リング
22 ガイドキャップ
23 インサートナット
24a、24b ボルト挿通孔
25 ナット
26a、26b 枠体
Claims (4)
- シールド工法による地中の掘進に伴い掘進機の後方でセグメントを既設セグメント組立体に順次接続して管渠を構築するためのセグメント接続具であって、
セグメントおよび既設セグメント組立体のいずれか一方の枠体の内方に後端部が取り付けられ、前記枠体内のボルト挿通孔を経て枠体から外方に突出した所定長さのボルトと、
このボルトに挿通され、前記セグメントおよび既設セグメント組立体の一方の枠体の前記ボルト挿通孔と、このボルト挿通孔に対向する他方の枠体のボルト挿通孔とにまたがって収容されるリングと、
前記ボルトの先端部に着脱自在に被着され前記ボルト挿通孔を挿通するガイドキャップとを備えたことを特徴とするセグメント接続具。 - 前記ボルトの後端部は、セグメントおよび既設セグメント組立体のいずれか一方の枠体の内方に設けたねじ穴に螺合されるか、またはセグメントおよび既設セグメント組立体のいずれか一方の枠体の内方に埋設されて、取り付けられている請求項1に記載のセグメント接続具。
- シールド工法による地中の掘進に伴い掘進機の後方でセグメントを既設セグメント組立体に順次接続して管渠を構築するセグメント接続方法であって、
リングが挿通され且つ先端部に着脱自在にガイドキャップが被着された所定長さのボルトの後端部をセグメントおよび既設セグメント組立体のいずれか一方の枠体の内方に取り付け、該一方の枠体内のボルト挿通孔を経て枠体からボルトを外方に突出させ、
セグメントの枠体を既設セグメント組立体の枠体に突き合わせて、ガイドキャップが被着された前記ボルトの先端部をセグメントおよび既設セグメント組立体の他方の枠体に形成したボルト挿通孔に挿通させ、前記リングをセグメントおよびセグメント組立体の両ボルト挿通孔にまたがって収容し、
ついで、ガイドキャップをボルトから取り外し、ナットをボルトに螺着させて、セグメントを既設セグメント組立体に接続することを特徴とするセグメント接続方法。 - 前記セグメントおよび既設セグメント組立体の他方には、セグメントおよび既設セグメント組立体の一方との接続面に形成したボルト挿通孔の後方に、前記ボルトの先端部を収容し、かつボルトへのナットの螺着を行なうための開口空間が形成されている請求項3に記載のセグメント接続方法。
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