JP6266415B2 - エアコンプレッサ - Google Patents

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Description

この発明は、例えば圧縮エア駆動式の打ち込み工具等のエア工具の駆動源となる圧縮エアを生成するためのエアコンプレッサに関する。
従来、使用者が例えば手に持って、あるいは背負う等して自由に持ち運びできる小型軽量のエアコンプレッサが提供されている。係る従来の携帯式エアコンプレッサでは、電源としてバッテリが用いられている。係るバッテリ式のエアコンプレッサに関する技術が下記の特許文献に記載されている。ところが、下記の特許文献に記載されているように、バッテリのみを電源とする場合には、バッテリが切れた場合には充電するか、別のバッテリに交換する必要があり、この間エアコンプレッサを稼動できなくなる。このため、バッテリとは別に、商用100Vの交流電源を電源としても利用できることが望ましい。充交両用であれば、当該エアコンプレッサを背負う等して利用する場合にはバッテリを電源とし、商用100Vコンセントの近くに設置して利用する場合には交流電源を電源として用いることができ、作業条件等に合わせて電源を切り換えることができる。
特開2012−177356号公報
ところが、エアコンプレッサの電源として充交両用とする場合には、次のような問題がある。バッテリを電源とする場合であってエアコンプレッサを背負う等して携帯する場合には、エア工具が接続されるエアホースは必要以上に長いと邪魔になって作業性が損なわれる。これに対して、商用100V電源等の交流電源を電源とする場合であってエアコンプレッサを電源コンセント付近に設置する場合には、エア工具が接続されるエアホースは十分に長い方が作業範囲が広まって作業性が高まる。このため、電源を充交両用とする場合には、これに合わせてエアホースの長さを変更できることが望ましい。かといって、電源を切り換えるたびに、接続するエアホースを交換することは面倒であり、かえって作業性が損なわれる。
本発明は、直流電源としてバッテリ(二次電池)と交流電源を切り換えて使用できる場合に、エアホースの長さをわざわざ交換することなく任意の長さに変更できるようにすることで、エア工具を用いた作業の一層の効率化を図ることを目的とする。
上記の課題は以下の各発明により解決される。第1の発明は、電動モータを駆動源とするエア生成部を本体ケースに内装したエアコンプレッサである。第1の発明では、直流電源と交流電源の双方を電源として利用可能であり、エア工具を接続するためのエアホースを巻き取り可能なホース巻取り部を備えている。第1の発明によれば、直流電源としてのバッテリを電源とすることにより使用者は当該エアコンプレッサを背負う等して携帯することにより効率よく作業を行うことができる。直流電源に代えて交流電源を用いる場合には、当該エアコンプレッサを商用100Vコンセント付近に設置して長時間使用することができる。
また、第1の発明によれば、エアコンプレッサは、エアホースを巻き取るためのホース巻取り部を備えている。このため、作業内容に合わせてエアホースの長さ(ホース巻取り部からの引き出し量)を任意に調整することができる。直流電源を利用する場合にはエアコンプレッサを背負う等して携帯することができ、この場合にはエアホースを短くして邪魔にならないようにすることで作業効率を高めることができる。一方、交流電源を利用する場合には、当該エアコンプレッサを商用100Vコンセント付近に設置しておくことができ、この場合にはエアホースを長く引き出して作業範囲を広くすることができる。このように、直流電源と交流電源を切り換えて利用することができ、かつ電源に合わせてホース巻取り部からのエアホースの引き出し量を任意に調整することにより、エア工具を用いた作業の効率化を一層図ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、使用者が携帯するための身に付け具を備えたエアコンプレッサである。第2の発明によれば、使用者はエアコンプレッサを身に付けて携帯することにより、両手を空けた状態で作業を効率よく行うことができる。身に付け具としては、肩掛けベルト、腰ベルトあるいは背負いベルトを設定することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、ホース巻取り部を、平面的に見て本体ケースの外径以内の領域に備えたエアコンプレッサである。第3の発明によれば、ホース巻取り部が本体ケースよりも側方(径方向)へはみ出さない状態に設けられていることから、使用者が携帯する際の利便性及び携帯性(携帯しやすさ)を高めることができる。
第4の発明は、第1〜第3の何れか一つの発明において、エア生成部で生成された圧縮エアを直接外部に吐出するタンクレス構造としたエアコンプレッサである。第4の発明によれば、エア生成部で生成された圧縮エアを一時的に貯留しておくためのタンクを省略することにより当該エアコンプレッサのコンパクト化を図ってその携帯性を一層高めることができる。
第5の発明は、第1〜第4の何れか一つの発明において、エア生成部に隣接してホース巻取り部を備えたエアコンプレッサである。第5の発明によれば、エア生成部で生成された圧縮エアの流れに即してホース巻取り部を効率よく配置することができ、これにより当該エアコンプレッサのコンパクト化を図ることができる。
第6の発明は、第1〜第5の何れか一つの発明において、ホース巻き取り部に、エアホースを手動操作により巻き取るための操作部材を備えたエアコンプレッサである。第6の発明によれば、手動操作によりホースを巻き取ることができる。手動操作タイプのホース巻取り部とすることにより、当該ホース巻取り部ひいてはエアコンプレッサを低コストかつコンパクトな構成とすることができる。
第7の発明は、第1〜第6の何れか一つの発明において、ホース巻取り部に、エアホースを自動で巻き取るための自動巻取り機構を備えたエアコンプレッサである。第7の発明によれば、引き出したエアホースは手動操作によることなく自動で巻き取られる。自動巻取り機構としては、電動モータを駆動源とする電動巻取りタイプ、あるいはぜんまいばねの付勢力により巻き取るばね巻取りタイプを採用することができる。
第8の発明は、第1〜第7の何れか一つの発明において、エア生成部は、電動モータにより回転する可動側スクロールと、本体ケースに対して固定された固定側スクロールを備えたエアコンプレッサである。第8の発明によれば、いわゆるスクロール形式のエア生成部により圧縮エアが生成される。スクロール式のコンプレッサは、レシプロ式のようにシリンダ内でピストンを往復動させる構成を備えないことからトルクの脈動が小さい結果、振動、騒音がレシプロ式に比して小さいという利点がある。また、スクロール式はレシプロ式に比して体積効率がよいことから比較的小型で大きな吐出量を得ることが容易である利点がある。
本実施形態に係るエアコンプレッサの全体斜視図である。 本実施形態に係るエアコンプレッサの右側面図である。 本実施形態に係るエアコンプレッサを図2中矢印(III)方向から見た上面図である。 図3の(IV)-(IV)線断面矢視図であって、本実施形態に係るエアコンプレッサの縦断面図である。 図4の(V)-(V)線断面矢視図であって、本実施形態に係るエアコンプレッサの横断面図である。 肩掛けベルトを取り付けたエアコンプレッサの正面図である。 エアコンプレッサを使用者が背負った状態を示す右側面図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1及び図2に示すように本実施形態のエアコンプレッサCPは、概ね円柱体形状の外観を有して軽量かつコンパクトな電動式のコンプレッサ本体1と、このコンプレッサ本体1を使用者が身に付けて携帯するための「身に付け具」を備えている。コンプレッサ本体1は、使用者が手に持って使用する圧縮エア駆動式の釘打ち機等のエア工具Tに駆動源としての圧縮エアを供給する機能を有している。
コンプレッサ本体1の下面にバッテリ取り付け部3が設けられている。このバッテリ取り付け部3に、充電可能なバッテリパック(二次電池)2が取り付けられている。このバッテリパック2を電源としてコンプレッサ本体1が作動する。このバッテリパック2は、ねじ締め機や切断工具等の充電式電動工具のバッテリとしても利用できるリチウムイオンバッテリ(18V)が適用されている。このバッテリパック2は、取り外して別途用意した充電器で充電することにより繰り返し使用することができる。
このバッテリパック2は、バッテリ取り付け部3に対して正面側から背面側に向けてスライドさせることにより取り付けられ、背面側から正面側に向けてスライドさせることにより取り外すことができる。バッテリパック2のバッテリ取り付け部3に対する取り付け状態は、当該バッテリパック2が備えるロック爪(図では見えていない)がバッテリ取り付け部3の係合凹部に対して弾性的に係合されることによりロックされる。ロック爪の係合凹部に対する係合状態は、バッテリパック2の正面側に設けたアンロックボタン2aを下方へ押し下げることにより解除することができる。アンロックボタン2aを下方へ押し下げた状態で正面側に向けてスライドさせることにより、当該バッテリパック2をバッテリ取り付け部3から取り外すことができる。
図4に示すようにバッテリ取り付け部3の背面側には、交流電源接続用のアダプタ接続部3aが設けられている。このアダプタ接続部3aに電源アダプタ5を接続することにより、エアコンプレッサ1を商用100Vの交流電源を電源として利用することができる。電源アダプタ5は、AC/DC回路を内装したアダプタ本体5aと、交流電源側の電源コード5bと、直流電源側のアダプタコード5cを有している。アダプタコード5cをアダプタ接続部3aに接続し、電源コード5bを商用100V電源コンセントに接続することにより、商用100Vの交流電源が直流18Vに変換されて電源回路に供給される。使用者は、当該エアコンプレッサ1の電源として、バッテリパック2の18V直流電源と、商用100V電源とを任意に選択することができる。図4に示すようにバッテリ取り付け部3にバッテリパック2を取り付け、かつアダプタ接続部3aに電源アダプタ5を接続した場合には、例えば商用100V電源が優先されるよう電源回路が構成されている。
コンプレッサ本体1はスクロール式のコンプレッサで、その内部構造が図4及び図5に示されている。このコンプレッサ本体1は、円筒形状の本体ケース10に、下側から順にコントローラ11、冷却ファン12、電動モータ13、エア生成部20、ホース巻取り部40をほぼ直列に内装した構成を備えている。冷却ファン12と電動モータ13とエア生成部20は、相互に結合された上側機構ベース15と下側機構ベース14を介してアセンブリ化された機構部4を構成している。
コントローラ11は、バッテリパック2の電源制御回路及び電動モータ13の制御回路等の基板を底浅のケース内に収容した構成を備えている。コントローラ11は、本体ケース10の底部に固定されている。コントローラ11の上方に冷却ファン12が位置している。冷却ファン12は、電動モータ13の出力軸13aに取り付けられている。
電動モータ13はアウタロータ形のブラシレスモータで、回転子13bの内周側に固定子13cを備えている。回転子13bには円筒形のホルダ17が取り付けられている。ホルダ17の中心に出力軸13aが固定されている。出力軸13aは、下側の軸受け14aと上側の軸受け14bを介して下側機構ベース14に回転自在に支持されている。下側の軸受け14aにはニードルベアリングが用いられ、上側の軸受け14bにはボールベアリングが用いられている。固定子13cは、下側機構ベース14の下面側ボス部14cに固定されている。
出力軸13aの上部には偏心孔13dが設けられている。この偏心孔13dに、スクロール式のエア生成部の可動側スクロール(渦巻き体)21が回転可能に支持されている。可動側スクロール21に対向して上側に固定側スクロール22が配置されている。固定側スクロール22は、上側機構ベース15に固定されている。出力軸13aの回転により、可動側スクロール21が固定側スクロール22に対して旋回運動することにより、圧縮エアが生成される。生成された圧縮エアは、固定側スクロール22の中心に設けた吐出口22aを経てエア室24に排出される。吐出口22aには、逆止弁23が取り付けられている。エア室24は、上側機構ベース15に取り付けたエア室ケース26により気密に区画されている。エア室24には、エア室ケース26の上面に取り付けた吐出管25を介してエアホース41が接続されている。
エアホース41は、十分な長さを有しており、その先端にエア工具Tを接続するためのカプラ42が取り付けられている。エアホース41は、ホース巻取り部40により巻き取り可能で、任意の長さに引き出すことができる。ホース巻取り部40は、エア室ケース26の上面に設けた支軸部26aを介して回転可能に取り付けられている。ホース巻取り部40は、本体ケース10の外径寸法よりも小さなサイズの円筒形を有しており、当該本体ケース10の上部に収容さている。このため、ホース巻取り部40は、平面的に見て本体ケース10の外径以内の領域に収容されている。
ホース巻取り部40の中心には、巻き取り芯部44が設けられている。巻き取り芯部44の上部は本体ケース10の上面側に突き出されている。巻き取り芯部44の突き出し部に、手動操作用の巻き取りレバー43が取り付けられている。使用者が巻き取りレバー43を把持して手動で回転操作することにより、引き出したエアホース41を巻き取り芯部44の周囲に巻き取ることができる。エアホース41は、本体ケース10の側部に設けたホース孔10cから引き出される。エアホース41を経て吐出される圧縮エアの圧力は、図3に示すように本体ケース10の上面側に配置した圧力計27により確認することができる。
本体ケース10の下部側には、内部に外気(冷却風)を導入するための吸気口10a〜10aが設けられている。本体ケース10の上部側には、導入された外気を外部へ排出するための排気口10b〜10bが設けられている。図示するように吸気口10a〜10a及び排気口10b〜10bは、上下に長いスリット形の貫通溝孔で、本体ケース10の周囲に沿って多数並列に配置されている。図4に示すように、吸気口10a〜10aは、コントローラ11及び冷却ファン12の周囲に配置されている。排気口10b〜10bは、エア生成部20の周囲に配置されている。電動モータ13の起動により冷却ファン12が一体で回転すると、吸気口10a〜10aを経て外気が本体ケース10内に吸気される。吸気された外気は冷却ファン12により、コントローラ11、電動モータ13の回転子13b及び固定子13cに吹き付けられてそれらの冷却がなされる。ホルダ17には、複数の通風孔17a〜17aが設けられている。
冷却ファン12により吸気口10a〜10aから上方へ向けて流れる冷却風は、下側機構ベース14の外周側及びエア生成部20の外周側を経て排気口10b〜10bから外部に排気される。エア生成部20の外周には、本体ケース10との間に、冷却風を通過させるために十分な隙間(通風路7〜7)が空けられて、大きな通風抵抗が発生しないようになっており、これにより排気口10b〜10bを経たスムーズな排気がなされるようになっている。
図5に示すように固定側スクロール22の周囲四等分位置に放射方向に張り出す支持凸部22b〜22bが設けられている。また、図では示されていないが、上側の機構ベース15の周囲四等分位置にも放射方向に張り出す支持凸部が設けられている。固定側スクロール22の支持凸部22b〜22b及び上側の機構ベース15の支持凸部が、本体ケース10の内面に設けた台座部に対して固定ねじ6〜6によりねじ止めされて当該固定側スクロール22及び機構ベース15が本体ケース10に対して固定されている。
固定側スクロール22の隣接する支持凸部22b,22b間に、通風路7が形成されている。各通風路7は、エア生成部20の外周側と本体ケース10の排気口10b〜10bとの間に位置している。冷却ファン12の回転により吸気口10a〜10aから導入された冷却風(外気)は本体ケース10内を上方へ流れた後、この通風路7〜7を経てスムーズに排気口10b〜10bから排出される。
本体ケース10の上部には、左右一対のベルト掛け部18,18が設けられている。図6に示すようにこのベルト掛け部18,18には、使用者が当該コンプレッサ本体1を身に付けて携帯するための身に付け具の一例として肩掛け用の肩掛けベルト19を装着することができる。使用者は肩掛けベルト19を肩に掛けることによりコンプレッサ本体1を身に付けて両手を空けた手ぶらの状態で携帯することができ、これによりエア工具Tを両手で把持して効率よく作業を行うことができる。
また、持ち運び式のエアコンプレッサの場合には、持ち運び時には少なくとも片手が塞がってしまい、作業時には安定した床面等に設置しておく必要があるが、本実施形態に係るエアコンプレッサ1の場合、身に付け具により両手を空けた手ぶら状態でコンプレッサ本体1を携帯することができ、かつそのまま打ち込み作業等を行うことができるので、持ち運び式のエアコンプレッサに比して大幅に作業性及び取り扱い性を高めることができる。図3に示すようにコンプレッサ本体1の上面には、前記した巻き取りレバー43、圧力計27のほか、電源スイッチ28、動作表示灯29が配置されている。
以上のように構成した本実施形態のエアコンプレッサCPによれば、エア生成部20で生成された圧縮エアをエア工具Tに供給するためのエアホースとして十分に長いエアホース41を備えている。このエアホース41は、ホース巻取り部40により任意の引き出し長さに巻き取ることができる。また、本実施形態のエアコンプレッサCPによれば、直流電源としてのバッテリパック2若しくは商用100Vの交流電源を任意に選択して利用することができる。このことから、使用者は身に付け具によりコンプレッサ本体1を携帯する場合であって電源としてバッテリパック2を利用する場合には、エアホース41の引き出し長さを短くして邪魔にならない状態でエア工具Tを用いることができ、これにより作業を効率よく行うことができる。
一方、電源アダプタ5をアダプタ接続部3aに接続して当該コンプレッサ本体1の電源として商用100Vの交流電源を用いる場合には、当該コンプレッサ1を電源コンセント付近に設置させておくことができる。この点で使用者は身軽になって楽に作業を行うことができる。しかも、ホース巻取り部40からエアホース41を十分に長く引き出すことにより、エア工具Tを用いた作業範囲を広くすることができ、この点でも作業の効率化を図ることができる。このように、本実施形態のエアコンプレッサCPは、携帯式(主に直流電源使用時)、据え置き式(主に交流電源使用時)といったコンプレッサ本体1の利用形態若しくは使用電源に合わせてエアホース41の引き出し長さを任意に調整することができることから、わざわざエアホースを交換する等の手間をかけることなく作業を効率よく行うことができる。
以上例示した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、図7に示すようにコンプレッサ本体1に身に付け具として背負いベルト30を装着することにより、当該コンプレッサ本体1を背中に背負って携帯可能な構成とすることもできる。背負いベルト30は、背当て部31と、肩ベルト部32,32と腰ベルト部33を備えている。背当て部31には、コンプレッサ本体1を保持するための本体固定ベルト31a,31aが設けられている。この上下の本体固定ベルト31a,31aによりコンプレッサ本体1を背当て部31の後面に沿って保持することができる。この場合、図示するようにエアホース41のカプラ42(コンプレッサ本体1の正面側)を背後に向けた状態で当該コンプレッサ本体1を背当て部31に固定することにより使用者は背負った際にエア生成部20等の発熱の影響を背中に受けにくくすることができる。
背当て部31の上部左右に肩ベルト部32,32の上部側が結合されている。左右の肩ベルト部32,32の下部側は腰ベルト部33の左右上部に結合されている。腰ベルト部33は、バックル部33aを締め付けることにより腰周りに沿って固定することができる。使用者は、この背負いベルト30を用いることによりコンプレッサ本体1を背中に背負って携帯することができる。身に付け具として背負いベルト30を用いてコンプレッサ本体1を背中に背負って携帯することにより、前記肩掛けベルト19を用いて携帯する場合よりもさらに作業性を高めることができる。
また、図示は省略したが肩掛けベルト19若しくは背負いベルト30に代えて腰ベルトを装着することにより、コンプレッサ本体1を腰に吊り下げた状態で携帯可能な構成としてもよい。さらに、例えばベルト掛け部18にフックを取り付け、このフックを介してコンプレッサ本体1を作業ズボンのベルトに引き掛けて手ぶら状態で携帯する構成としてもよい。
AC/DC変換回路を内装した電源アダプタ5を接続して商用100V電源を使用可能とする構成を例示したが、例えばバッテリ取り付け部3に当該変換回路を内装することにより、バッテリ取り付け部から電源コードを引き出しておく構成としてもよい。
また、巻き取りレバー43を手動により回転操作してエアホース41を巻き取る手動操作式のホース巻取り部40を例示したが、ぜんまいばねを内装することによりその付勢力によりエアホース41を巻き取る半自動式のホース巻取り部としてもよい。さらに、巻き取り用の電動モータを内装することにより全自動巻取り式のホース巻取り部としてもよい。半自動巻取り式若しくは全自動巻取り式であっても、エアホース41を任意の長さに引き出し可能であることにより同様の作用効果を得ることができる。
CP…エアコンプレッサ
T…エア工具
1…コンプレッサ本体
2…バッテリパック、2a…アンロックボタン
3…バッテリ取り付け部、3a…アダプタ接続部
4…機構部
5…電源アダプタ
5a…アダプタ本体、5b…電源コード、5c…アダプタコード
6…固定ねじ
7…通風路
10…本体ケース
10a…吸気口、10b…排気口、10c…ホース孔
11…コントローラ
12…冷却ファン
13…電動モータ
13a…出力軸、13b…回転子、13c…固定子、13d…偏心孔
14…下側機構ベース、14a,14b…軸受け、14c…下面側ボス部
15…上側機構ベース、15a…支持凸部
17…ホルダ、17a…通風孔
18…ベルト掛け部
19…肩掛けベルト(身に付け具)
20…エア生成部(スクロール式)
21…可動側スクロール
22…固定側スクロール、22a…吐出口
23…逆止弁
24…エア室
25…吐出管
26…エア室ケース、26a…支軸部
27…圧力計
28…電源スイッチ
29…動作表示灯
30…背負いベルト(身に付け具)
31…背当て部、31a…本体固定ベルト
32…肩ベルト部
33…腰ベルト部、33a…バックル部
40…ホース巻取り部
41…エアホース
42…カプラ
43…巻き取りレバー
44…巻き取り芯部

Claims (8)

  1. 概ね円柱体形状の外観を有する本体ケースに、電動モータを駆動源とするエア生成部を内装したエアコンプレッサであって、直流電源と交流電源の双方を電源として利用可能であり、前記本体ケースの上部に、エア工具を接続するためのエアホースを巻き取り可能なホース巻取り部を備え、前記本体ケースの下面に、電源としてのバッテリパックを取り付けるためのバッテリ取り付け部を備えたエアコンプレッサ。
  2. 請求項1記載のエアコンプレッサであって、使用者が携帯するための身に付け具を備えたエアコンプレッサ。
  3. 請求項1又は2記載のエアコンプレッサであって、前記ホース巻取り部を、平面的に見て前記本体ケースの外径以内の領域に備えたエアコンプレッサ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載したエアコンプレッサであって、前記エア生成部で生成された圧縮エアを直接外部に吐出するタンクレス構造としたエアコンプレッサ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載したエアコンプレッサであって、前記エア生成部に隣接して前記ホース巻取り部を備えたエアコンプレッサ。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載したエアコンプレッサであって、前記ホース巻き取り部に、前記エアホースを手動操作により巻き取るための操作部材を備えたエアコンプレッサ。
  7. 請求項1〜5の何れか1項に記載したエアコンプレッサであって、前記ホース巻取り部に、前記エアホースを自動で巻き取るための自動巻取り機構を備えたエアコンプレッサ。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載したエアコンプレッサであって、前記エア生成部は、前記電動モータにより回転する可動側スクロールと、前記本体ケースに対して固定された固定側スクロールを備えたエアコンプレッサ。
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