JP2012112282A - エアコンプレッサ - Google Patents

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【課題】携帯性の高い小型のエアコンプレッサは、作業者が肩に掛けたり腰ベルトに固定して使用する場合の利便性を考慮してバッテリ等の主要構成部品を本体ケース内の上部に配置した構成となっている。このため、これを作業台等に設置した場合の安定性が低く、転倒しやすい問題があった。本願は、携帯性を損なうことなく、作業台上に設置した場合の安定性を高めることを目的とする。
【解決手段】電動モータ21と減速部22と圧縮部23とバッテリパック6が、本体ケース10の高さ方向中央よりも下側の領域に配置されており、電動モータ21が本体ケース10の前後方向中央に配置され、電動モータ21の前側に減速部22が配置され、減速部22の前側に圧縮部23が配置され、圧縮部23とは前後方向反対側においてバッテリパック6を本体ケース10の後部に装填する構成とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば圧縮エア駆動式の釘打ち機やエアタッカ等のエアツールに圧縮エアを供給するためのエアコンプレッサであって、主に比較的小型で携帯性に優れた簡易型のエアコンプレッサに関する。
この簡易型のエアコンプレッサは、据え置き式の大型のエアコンプレッサに比して吐出容量は小さいものの、比較的小型で楽に持ち運べることからエアツールを用いた簡易な軽作業には大きな利便性を発揮する。この簡易型のエアコンプレッサに関する技術が下記の特許文献に開示されている。
この簡易型のエアコンプレッサは、樹脂製ケース内に電動モータと圧縮部を内装したもので、電源には充電式のバッテリパックが用いられている。圧縮部は、電動モータの回転出力を変換してシリンダ内でピストンを往復動させて圧縮エアを吐出する構成を備えており、吐出された圧縮エアを直接エアツールに供給して貯留するためのタンクを省略することにより軽量化が図られている。
これらに開示された簡易型のエアコンプレッサによれば、作業者が肩に掛けてあるいは背負った状態で携帯して用いることができるので、例えば電源コンセントが用意されていない建築作業現場等において使用場所の制約を受けることなく釘打ち機等のエアツールに圧縮エアを供給することができ、これにより補修作業等の軽作業を効率よく行うことができる。
米国特許公報第7140845号 特開平2−108878号公報
しかしながら、従来のエアコンプレッサについても種々改良を加える必要があった。例えば、上記従来のエアコンプレッサは、作業者がショルダベルトで肩に掛けた状態、あるいは背負った状態、また腰ベルトに固定した状態等の作業者自身の身体に装備した状態で使用することを想定した構成であることから、装備した状態のまま例えばバッテリパックを交換する動作を考慮して当該バッテリパックは本体上面に配置されており、またエアホースを接続するための吐出ジョイントについては作業者に比較的近い本体上部であってバッテリパックとは前後反対側に配置された圧縮部の排気口に直接取り付けていた。
このように、比較的重量の大きなバッテリパックが本体上部に配置され、またエアホースが接続される吐出ジョイントについてもバッテリパックとは前後反対側において本体上部に配置されていた結果、当該エアコンプレッサの重心が本体上部寄りに位置することとなっていた。本体上部寄りに重心が位置する結果、当該エアコンプレッサを作業者自身の身体に装備するのではなく、例えば作業台上に設置して用いる場合には安定性が悪く、エアツールを接続したエアホースの取り回し経路が移動すること等によって倒れやすい問題があった。
本発明は、この種の携帯形のエアコンプレッサについて、これを作業台等に設置した場合の安定性を高めることを目的とする。
上記課題は下記の発明によって解決される。
第1の発明は、本体ケースに、電動モータと、この電動モータの回転出力を減速する減速部と、この減速部の回転出力をシリンダ内のピストンの往復動に変換して圧縮エアを吐出する圧縮部を内装し、電動モータの電源としてバッテリパックを装填したエアコンプレッサであって、電動モータと減速部と圧縮部とバッテリパックが、本体ケースの高さ方向中央よりも下側の領域に配置されており、電動モータが本体ケースの前後方向中央に配置され、電動モータの前側に減速部が配置され、減速部の前側に圧縮部が配置され、圧縮部とは前後方向反対側においてバッテリパックが本体ケースの後部に装填されたエアコンプレッサである。
第1の発明によれば、当該エアコンプレッサの構成部品のうち比較的重量の大きな構成部品である、電動モータと減速部と圧縮部とバッテリパックが本体ケースの高さ方向中央よりも下側の領域に配置されているため、当該エアコンプレッサの重心が本体ケースの下側に位置することとなる。しかも、前後方向中央の電動モータに対して前側に圧縮部が配置され、後ろ側にバッテリパックが配置されて前後方向の重量バランスがとられている。このように、重量の大きな構成部品が本体ケースの下側に配置され、かつ前後方向に重量バランスをとった状態で配置されていることから、当該エアコンプレッサを例えば作業台上に設置した場合の安定性を大幅に高めることができ、ひいては当該エアコンプレッサの転倒を未然に防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、エアツールをエアホースを介して接続するための吐出ジョイントが、バッテリパックの上方であって本体ケース後部の高さ方向中程に配置されたエアコンプレッサである。この第2の発明によれば、バッテリパックにより接近した部位にエアホースが接続されることから、作業中においてエアホースの取り回し経路の移動等により本体ケースに外力が付加されても当該エアコンプレッサを転倒させることなく安定した状態で設置しておくことができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、本体ケースの上部で電動モータの上方にハンドル部を備えたエアコンプレッサである。この第3の発明によれば、ハンドル部を把持して持ち運ぶ際に、安定した姿勢で楽に持ち運ぶことができる。
本実施形態のエアコンプレッサの全体斜視図である。本図は、右斜め後方から見た状態を示している。 本実施形態のエアコンプレッサの全体斜視図である。本図は、左斜め前方から見た状態を示している。 本実施形態のエアコンプレッサの全体平面図である。 本実施形態のエアコンプレッサの分解斜視図である。本図は、左斜め前方から見た状態を示している。 本実施形態のエアコンプレッサの縦断面図である。本図は、左側の半割りケースを取り外した内部構造の左側面図である。 図5の(VI)-(VI)線断面図であって、圧縮部の縦断面図である。 図5の(VII)-(VII)線断面図であって、本体ケースに対する支持ボス部の支持状態を示す横断面図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1〜図3に示すように本実施形態のエアコンプレッサ1は、比較的小型で楽に持ち運びできる携帯性に優れた構成を備えている。このエアコンプレッサ1の本体ケース10の上部中央には、使用者が持ち運ぶ際に把持するためのハンドル部2が設けられている。このハンドル部2の前方及び後方には、当該エアコンプレッサ1を肩に掛けて持ち運ぶ際の肩ベルト(図示省略)を引き掛けるためのベルト掛け部3,4が設けられている。また、本体ケース10の後面には、エアホースを介してエアツールを接続するための吐出ジョイント30が設けられ、その下方には電源としてバッテリパック6が装着されている。このバッテリパック6は、後方へスライドさせて取り外すことができ、取り外して別途用意する充電器により充電することにより繰り返し使用することができる。
さらに、本体ケース10の上面であってハンドル部2の後ろ側には、起動停止操作用の押しボタン5a,5bと圧力調整ダイヤル5cを有する操作パネル5と、後述する圧力計42が備え付けられている。また、本体ケース10の底部の四隅には、弾性ゴム製の脚部7が取り付けられている。
図4に示すようにエアコンプレッサ1の本体ケース10は、左右に二分される半割りケース構造を備えている。それぞれ樹脂成形により製作した左半割りケース10Lと右半割りケース10Rを相互に突き合わせて複数箇所でビス止めされることにより本体ケース10に後述する圧縮部ユニット20が内装されている。図1〜図3に示すように、左右の半割りケース10L,10Rの相互の突き合わせ部(分離線)に符号Dが付されている。左右の半割りケース10L,10Rは、この分離線Dで左右に分離される。図4に示すように左右の半割りケース10L,10Rは、複数本のケース固定ねじ11〜11で相互に結合される。
図5に本体ケース10に内装された内部構造の詳細が示されている。本体ケース10の前側に圧縮部ユニット20が収容されている。圧縮部ユニット20は、当該エアコンプレッサ1の駆動部をなすもので、電動モータ21と減速部22と圧縮部23とこれらを収容してアッセンブリ化するユニットケース24を備えている。ユニットケース24は、電動モータ21を収容するモータケース部24cと、減速部22のギヤ列を収容するギヤケース部24dと、圧縮部23の主としてクランク円板23aを収容するクランクケース部24eを備えている。
電動モータ21は当該エアコンプレッサ1の駆動源であり、バッテリパック6から供給される電力を電源として起動する。図ではそのための配線(電源回路)及び電源回路の図示が省略されている。電動モータ21の出力軸21aには冷却ファン21bと駆動ギヤ21cが取り付けられている。駆動ギヤ21cは、より大径の従動ギヤ22aに噛み合わされている。駆動ギヤ21cと従動ギヤ22aの噛み合いが減速部22を構成している。減速部22のギヤ列の噛み合いにより電動モータ21の回転出力が減速される。
減速された電動モータ21の回転出力は、従動ギヤ22aが固定された出力軸25を経て圧縮部23に出力される。出力軸25には、圧縮部23のクランク円板23aが取り付けられている。クランク円板23aには、クランク軸23bを介してクランクロッド23cの基端部が相対回転可能に支持されている。クランク軸23bは、減速部22の出力軸25に対して偏心している。クランクロッド23cの先端部にはピストン23dが取り付けられている。ピストン23dはシリンダ23e内を気密に往復動可能に保持されている。シリンダ23eは、クランクケース部24eの上部に気密に取り付けられている。シリンダ23eの上部であってピストン上室は、排気孔23fを経て排気口26に連通している。
電動モータ21が起動すると、その回転出力が減速部22で減速されて出力軸25に出力され、これによりクランク円板23aが回転する。クランク円板23aが回転すると、クランク軸23bが出力軸25回りを公転するため、クランクロッド23cが上下に運動し、これによりピストン23dがシリンダ23e内を上下に往復動する。シリンダ23e内でピストン23dが往復動することによりピストン上室に外気が給気されて、排気孔23fから排気口26に圧縮エアが供給される。
排気口26には、L形の継ぎ手27を介して吐出ホース28が接続されている。吐出ホース28は、圧縮部23の前側から側方を経て本体ケース10の後部側に取り回されている。この吐出ホース28は、ストレート形の継ぎ手29と後述する圧力表示部40を経て、本体ケース10の後部に取り付けた吐出ジョイント30に接続されている。この吐出ホース28を含めて、圧縮部23から吐出ジョイント30に至るエア流路が圧縮エアを流すための吐出流路31として機能する。
ユニットケース24の外面には、当該ユニットケース24を本体ケース10に対して支持するための支持ボス部24a〜24aが一体に設けられている。本実施形態では、モータケース部24cの下部と、ギヤケース部24dの上部と、クランクケース部24eの下部及び前面の合計4箇所に支持ボス部24a〜24aが設けられている。支持ボス部24a〜24aには、弾性体としてのゴムキャップ24bが被せられている。各支持ボス部24a〜24aは、ゴムキャップ24bを介して本体ケース10(10L,10R)に設けた保持リブ10a内に嵌め込まれた状態で保持されている。保持リブ10aは、左右半割りケース10L,10Rの双方に相互に対向する状態で設けられている。このため、図7に示すように各支持ボス部24aは、左右半割りケース10L,10Rの保持リブ10a,10a間にゴムキャップ24bを介在させた状態で挟み込まれて保持されている。
本実施形態では、この4箇所の支持ボス部24a〜24aが全て本体ケース10の分離線Dに沿って配置された構成となっている。このため、上記したように左右半割りケース10L,10Rを突き合わせて本体ケース10を組み付ける段階で、4箇所全ての支持ボス部24a〜24aがそれぞれゴムキャップ24bを介して左右半割りケース10L,10R間に挟み込まれる構成となっている。
このように、主たる振動源である圧縮部ユニット20が弾性体としてのゴムキャップ24b〜24bを介して本体ケース10にフローティング支持(弾性支持)されている。このため、電動モータ21や圧縮部23で発生する振動が各支持ボス部24aのゴムキャップ24bにより吸収されて、本体ケース10ひいては当該エアコンプレッサ1の振動が低減されるようになっている。
図5に示すようにバッテリパック6は、本体ケース10の底部後端側に装着されている。また、電動モータ21は本体ケース10の前後方向ほぼ中央であって底部付近に配置されている。さらに、電動モータ21の前側に減速部22が配置され、その前側に圧縮部23が配置されている。
このため、圧縮部23は本体ケース10の前端寄り底部付近に配置されている。このように、当該エアコンプレッサ1を構成する各構成部品のうち、比較的重量の大きなバッテリパック6と電動モータ21と圧縮部23が底部付近において前後方向(モータ軸線方向)に並んで配置されていることから、当該エアコンプレッサ1の重心Gが底部付近で前後方向ほぼ中程になるよう設定されている。しかも、図3及び図4に示すようにバッテリパック6と圧縮部ユニット20が、本体ケース10の左右幅方向について中央であって左右半割りケース10L,10Rの分離線Dに沿って配置されていることにより当該エアコンプレッサ1の重心Gが左右方向中央に位置している。
このようにエアコンプレッサ1の重心Gが本体ケース10の底部付近の低い位置で前後方向及び左右幅方向の中程に設定されていることにより、当該エアコンプレッサ1が転倒しにくくなっている。また、本体ケース10の前後方向ほぼ中央に配置されたハンドル部2の下方に重心Gが位置することとなって、持ち運び時の安定性が高められている。
次に、圧縮部ユニット20から吐出された圧縮エアは、吐出ホース28を含む吐出流路31を経て吐出ジョイント30に供給される。吐出ジョイント30は、バッテリパック6の上方であって本体ケース20の後面の高さ方向中程に配置されている。この吐出ジョイント30にエアホース(図示省略)を介して釘打ち機等のエアツールを接続することにより、当該エアツールを作動させることができる。本実施形態のエアコンプレッサ1は、圧縮部ユニット20から吐出された圧縮エアを蓄圧するためのタンクを備えていない。このため、圧縮部ユニット20から吐出された圧縮エアは、そのまま直接エアツールに供給される。その結果、エアツールでのエア消費により吐出ホース28内のエア圧の変動(圧力変動)が比較的大きくなる。この大きな圧力変動は、吐出される圧縮エアのエア圧を表示する圧力計や圧力スイッチの耐久性を低下させる原因になる。
この点、本実施形態のエアコンプレッサ1では、圧力表示部40に工夫が加えられている。図4及び図5に示すように本実施形態の圧力表示部40は、吐出流路31の中途に介装されている。この圧力表示部40は、ベースブロック41と流路補助機器としての圧力計42と圧力スイッチ43を備えている。ベースブロック41は、左右の半割りケース10L,10Rに相互に対向して設けた保持リブ10b,10b間に挟み込まれた状態で保持されている。圧縮部ユニット20から吐出された圧縮エアのエア圧(後述する吐出流路31内のエア圧)が圧力計42に表示され、このエア圧が設定圧に達するとこれが圧力スイッチ43で検知される。圧力スイッチ43が設定圧を検知すると、これがモータ制御回路に出力されて電動モータ21が停止され、従って圧縮部ユニット20が停止する。供給されるエア圧が設定圧よりも低下すると、これが圧力スイッチ43で検知されて電動モータ21が再起動し、従って圧縮部ユニット20から圧縮エアが再び供給され始める。
このベースブロック41には、4つの接続口41a〜41dが設けられている。吐出流路31の上流側となる第1接続口41aに継ぎ手29を介して吐出ホース28が接続されている。吐出流路31の下流側となる第2接続口41bに吐出ジョイント30が接続されている。第1接続口41aと第2接続口41bとの間において吐出流路31には小径の変動調整孔41eを経て第3接続口41cと第4接続口41dが連通されている。本実施形態では、この変動調整孔41eは、最大で約1.5mm程度の孔径に設定されており、その流路面積は第1接続口41aと第2接続口41bとの間における吐出流路31の流路面積の概ね10パーセント以下に設定されている。
第3接続口41cはベースブロック41の上面に開口されている。この第3接続口41cに流路補助機器として圧力計42が取り付けられている。この第3接続口41cに第4接続口41dが交差する状態で連通されている。この第4接続口41dはベースブロック41の前側面に開口されている。この第4接続口41dに別の流路補助機器として圧力スイッチ43が取り付けられている。このように圧力計42を接続した第3接続口41c及び圧力スイッチ43を取り付けた第4接続口41dが小径の変動調整孔41eを経て吐出流路31に連通されている。このため、吐出流路31内の圧力変動が直接第3及び第4接続口41c,41dに伝わることがなく、変動調整孔41eにより抑制された状態で伝わることから、圧力計42及び圧力スイッチ43の耐久性を高めることができる。
以上のように構成した本実施形態のエアコンプレッサ1によれば、当該エアコンプレッサ1の構成部品のうち比較的重量の大きな構成部品である、電動モータ2と減速部22と圧縮部23とバッテリパック6が本体ケース10の高さ方向中央よりも下側の領域に配置されて、当該エアコンプレッサ1の重心Gが本体ケース10の高さ方向中央よりも下側に位置している。しかも、本体ケース10の前後方向中央に配置された電動モータ21に対して前側に圧縮部22が配置され、後ろ側にバッテリパック6が配置されて前後方向の重量バランスがとられている。
このように、重量の大きな構成部品である電動モータ21、減速部22、圧縮部23及びバッテリパック6が本体ケース10の底部付近に沿った下側の領域に配置され、かつ前後方向に重量バランスをとった状態で配置されていることから、当該エアコンプレッサ1を例えば作業台上に設置した場合の安定性を大幅に高めることができ、ひいては当該エアコンプレッサ1の転倒を未然に防止することができる。
また、エアツールをエアホースを介して接続するための吐出ジョイント30が、バッテリパック6の上方であって本体ケース10の後部の高さ方向中程に配置されていることから、本体ケースの上部に配置した構成に比してバッテリパック6により接近した部位にエアホースが接続される。このため、作業中においてエアホースの取り回し経路の移動等により本体ケース10に外力が付加されても当該エアコンプレッサ1を倒れにくくすることができ、これにより安定した状態で設置しておくことができる。
さらに、持ち運び用のハンドル部2が本体ケース10の上部で電動モータ21の上方に配置されていることから、当該ハンドル部2を把持してエアコンプレッサ1を持ち運ぶ際に安定した姿勢で楽に持ち運ぶことができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、電動モータ21に対して前側に圧縮部23を配置し、後ろ側にバッテリパック6を装填する構成を例示したが、逆に配置する構成としてもよい。この場合は、本体ケース10の前面側に吐出ジョイントを配置することが望ましい。
また、スライド取り付け式のバッテリパック6を例示したが、差し込み式のバッテリパックについても同様に適用することができる。
さらに、ショルダベルト用のベルト掛け部3,4を備えない卓上形のエアコンプレッサにも同様に適用することができる。
また、電動モータ21と減速部22と圧縮部23が一つの圧縮部ユニット20にアッセンブリ化された構成を例示したが、それぞれ本体ケース10に対して個別に固定される構成についても同様に適用することができる。
1…エアコンプレッサ
G…重心
2…ハンドル部
3,4…ベルト掛け部
5…操作パネル、5a,5b…押しボタン、5c…圧力調整ダイヤル
6…バッテリパック
7…脚部
10…本体ケース、10a,10b…保持リブ
D…分離線
10L…左半割りケース、10R…右半割りケース
11…ケース固定ねじ
20…圧縮部ユニット
21…電動モータ
22…減速部
23…圧縮部
23a…クランク円板、23b…クランク軸、23c…クランクロッド
23d…ピストン、23e…シリンダ、23f…排気孔
24…ユニットケース
24a…支持ボス部、24b…ゴムキャップ(弾性体)
24c…モータケース部、24d…ギヤケース部、24e…クランクケース部
25…出力軸
26…排気口
27…継ぎ手
28…吐出ホース
29…継ぎ手
30…吐出ジョイント
31…吐出流路
40…圧力表示部
41…ベースブロック
41a…第1接続口、41b…第2接続口、41c…第3接続口、41d…第4接続口
41e…変動調整孔
42…圧力計(流路補助機器)
43…圧力スイッチ(流路補助機器)

Claims (3)

  1. 本体ケースに、電動モータと、該電動モータの回転出力を減速する減速部と、該減速部の回転出力をシリンダ内のピストンの往復動に変換して圧縮エアを吐出する圧縮部を内装し、前記電動モータの電源としてバッテリパックを装填したエアコンプレッサであって、
    前記電動モータと前記減速部と前記圧縮部と前記バッテリパックが、前記本体ケースの高さ方向中央よりも下側の領域に配置されており、前記電動モータが前記本体ケースの前後方向中央に配置され、該電動モータの前側に前記減速部が配置され、該減速部の前側に前記圧縮部が配置され、該圧縮部とは前後方向反対側において前記バッテリパックが前記本体ケースの後部に装填されたエアコンプレッサ。
  2. 請求項1記載のエアコンプレッサであって、エアツールをエアホースを介して接続するための吐出ジョイントが、前記バッテリパックの上方であって本体ケース後部の高さ方向中程に配置されたエアコンプレッサ。
  3. 請求項1又は2記載のエアコンプレッサであって、前記本体ケースの上部で前記電動モータの上方にハンドル部を備えたエアコンプレッサ。
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