JP6265869B2 - 骨盤・脊椎骨の矯正具 - Google Patents

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Description

本発明は、骨盤・脊椎骨の歪み・ズレ・傾き・開きなどを矯正する矯正具に関するものである。
骨盤や脊椎骨に歪み・ズレ・傾き・開きなどがあると、姿勢や血行が悪くなり、腰痛の原因となりやすい。現代人は、長時間同じ姿勢を取り続けたり、運動が不足しがちであったりすることが多く、その結果、骨盤や脊椎骨に異常をきたして腰痛や椎間板ヘルニアに悩まされている人が多い。
これを矯正する目的で現在手軽に行われているのは、腰部や臀部に腰ベルトを装着することである。例えば、特開2013―5929、特開2002―345866など多数の考案が知られている。
特開2013―5929 特開2002―345866
腰ベルトはそれなりに効果があるが、装着や取り外しに時間がかかり、薄着の時期には装着していることが周囲の人にわかってしまうという欠点がある。
本発明は、装着や取り外しが簡単で、比較的に安価で、しかも携帯に便利なため、開いている時間を利用してどこでも使用できる骨盤・脊椎骨の矯正具を提供することを目的とする。
本発明の骨盤・脊椎骨の矯正具は、左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くように、左右の足の親指同士を接近させることのできる接近手段を有し、前記接近手段が、2個の親指サックを繋いだ形状の器具であることを特徴とする(請求項1)。ここで「接近」とは、物理的な接触状態はもちろん互いに2〜3cm程度離れている場合も含む。
好ましくは、前記「ハ」の字を構成する両足の開度(θ)は30度〜70度となるように設定する(請求項2)。
この2個の親指サックの頂部は通気性を確保するため開口としてもよい(請求項)。
前記接近手段は、前記2個の親指サックから続くほぼ三角形状の輪郭を有する本体部と、この本体部材と使用者の足首を繋ぐ足首固定具とすることもできる(請求項)。
別の変形例では、前記接近手段は、背面板とその背面板の前方に設けられた足載せ板と、左右の足を背面板に向けて押圧する弾性紐からなる(請求項)。
別の変形例では、前記接近手段は、一対の靴下であって、親指部分同士を縫い合わせにより固定、又は、面ファスナにより固定可能としたものである(請求項)。
さらに別の変形例では、前記接近手段は、一対の靴類であって、親指部分同士に吸着し合う永久磁石を埋め込んだものである(請求項)。ここで「靴類」とは短靴、長靴、サンダルなどの履物をいう。
本発明請求項1の矯正具によれば、左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くので、骨盤・脊椎骨の歪み・ズレ・傾き・開きなどが矯正される。骨盤・脊椎骨の矯正を通じて、腰痛の軽減・予防、血行の改善、さらには蟹股・O脚の改善効果が得られる。
請求項2〜8はそのような矯正具の具体例である。請求項3,4の親指サックや請求項8の靴下は構造が簡単なため、安価に提供することができると共に、携帯にも便利である。請求項5〜7の矯正具は足を「ハ」の字形に維持固定するのが容易となる。請求項9の靴類は予め靴類の中に永久磁石を埋め込んでいるので、改めて用意するものがなく、いつどこでも使用できる。
本発明の第1実施例の矯正具を装着している状態の斜視図である。 同矯正具の(a)平面図、(b)側面図、(c)底面図、(d)aにおける矢示断面図である。 本発明の第2実施例の矯正具の(a)平面図、(b)側面図、(c)底面図、(d)aにおける矢示断面図である。 本発明の第3実施例の矯正具を装着している状態の斜視図である。 本発明の第4実施例の矯正具を装着している状態の斜視図である。 本発明の第5実施例の矯正具を装着している状態の斜視図である。 本発明の第6実施例の矯正具を装着している状態の斜視図である。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の実施例を説明する。
図1、図2は本発明の第1実施例に係る矯正具1であり、2個の親指サック11を繋いだ形状の器具である。2個並べたとき、左右の足が使用者自身から見て「ハ」の字形となる。両足の開度(θ)は20度〜80度、好ましくは30度〜70度、最も好ましくは40度〜50度となるように設定する。
親指サック11の素材は、ある程度の強度と柔軟性を有するプラスチックであればよく、特にシリコーンが好ましい。
使用方法は、この親指サック11を左右の足の親指に装着して図1のように横になるだけである。すると、両太ももに力が入り、背中とベッドの間に少し隙間ができるのが感じられるであろう。背骨がS字形となって、自然に姿勢が矯正されるのである。可能であれば、この状態で一晩寝てもよいが、やや不自然な姿勢のため、安眠は難しいかもしれないし、夜中に起きたとき、あわてて転ぶ恐れもある。そのときは昼間の休憩時間に1日30分間程度横になってこの姿勢を取るだけで効果は十分得られる。
長年腰痛に悩まされていた発明者自身を含め、3名がこの矯正具1を使用したところ、その症状が軽快した。
図3は本発明の第2実施例に係る矯正具1Aである。第1実施例とよく似た親指サック11Aであるが、先端が開口12Aとなっている。この開口は親指サック11Aに通気性を与えて蒸れを防ぐためのものである。
図4は本発明の第3実施例に係る矯正具1Bである。親指サック11Bの部分は第1実施例と同様である。第3実施例では、使用者から見て左右の足が「ハ」の字形に固定されるような固定手段を設けている。
この固定手段とは、親指サック11Bから続く本体部13Bと、この本体部材と使用者の足首を繋ぐ足首固定具14Bからなる。本体部材13Bはほぼ三角形状の輪郭を有する平板である。足首固定具14Bは先端が開いたリング状であり、バネ性を有しているので、リング先端を手で開いて足首にはめ、手を放して復元させる。全体をプラスチックで一体成形することが好ましいが、足首固定具はバネ性を補強するため、スポンジや柔らかい布地で被覆した金属板を使用してもよい。
図5は本発明の第4実施例に係る矯正具1Cである。親指サックは(使用してもよいが)使用する必然性はない。第4実施例でも第3実施例と同様に、使用者から見て左右の足が「ハ」の字形に固定されるような固定手段を設けている。
この固定手段は、背面板15Cとその背面板15Cの前方に設けられた足載せ板16C,17C,18Cと、左右の足を背面板に向けて押圧する弾性紐19Cを有する。背面板15Cは足を当てるための板状部材である。足載せ板は使用者から見て左右の足が「ハ」の字形となるように設けられた3個の隆起板である。中央の山形部材17Cの輪郭で「ハ」を形成する。左右の逆三角形状の位置決め部材16C,18Cは足が外側に移動しないようにするためのものである。背面板15Cと足載せ板16C,17C,18Cはプラスチックで一体成型するのが好ましい。しかし、別の変形例では背面板と足載せ板を別部品として、後者を前者に対して位置(上下左右方向への移動、傾斜角度の変更)調整可能なものとすれば、使用者の足の大きさに応じて最適な状態に設定することも可能となる。弾性紐19Cは、例えばゴムバンドであり、足が前方に抜けないようにするためのものである。
図6は本発明の第5実施例に係る矯正具1Dである。一対の靴下20Dであって、親指部分21D同士を縫い合わせて固定したものである。当然、日常生活には使用することができず、矯正の目的のために特別に装着する。別法では、親指部分同士に面ファスナを取り付けて分離又は固定可能としてもよい。この場合は分離した状態の靴下を日常生活で使用し、必要なときだけ付着させることができる。
図7は本発明の第6実施例に係る矯正具1Eである。一対のサンダル22Eであって、親指部分同士に吸着し合う永久磁石23Eを埋め込んだものである。サンダル以外に、短靴や長靴などの履物でもよい。
このサンダルはもちろん昼間履物として通常使用するものであり、電車の中で吊革につかまって立っているときや公園のベンチに座ったときに親指部分同士を吸着させて使用する。横に寝た状態で矯正具を使用するのと比較して効果は落ちるが、いつでも思いついたときに実行できるので便利である。
1A,1B,1C,1D,1E 矯正具
11,11A,11B 親指サック
12A 開口
13B 本体部
14B 足首固定具
15C 背面板
16C,17C,18C 足載せ板
19C 弾性紐
20D 靴下
21D 親指部分
22E サンダル
23E 永久磁石

Claims (7)

  1. 左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くように、左右の足の親指同士を接近させることのできる接近手段を有し、前記接近手段が、2個の親指サック(11,11A)を繋いだ形状の器具であることを特徴とする骨盤・脊椎骨の矯正具(1,1A)
  2. 前記「ハ」の字を構成する前記2個の親指サック(11,11A)の開度(θ)が30度〜70度である請求項1記載の矯正具。
  3. 前記2個の親指サック(11A)の頂部が開口(12A)となっている請求項1記載の矯正具(1A)
  4. 左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くように、左右の足の親指同士を接近させることのできる接近手段を有し、前記接近手段が、2個の親指サック(11B)から続くほぼ三角形状の輪郭を有する本体部(13B)と、この本体部材と使用者の足首を繋ぐ足首固定具(14B)からなることを特徴とする骨盤・脊椎骨の矯正具(1B)
  5. 左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くように、左右の足の親指同士を接近させることのできる接近手段を有し、前記接近手段が、背面板(15C)とその背面板の前方に設けられた足載せ板(16C,17C,18C)と、左右の足を前記背面板(15C)に向けて押圧する弾性紐(19C)からなることを特徴とする骨盤・脊椎骨の矯正具(1C)
  6. 左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くように、左右の足の親指同士を接近させることのできる接近手段を有し、前記接近手段が、一対の靴下(20D)であって、親指部分(21D)同士を縫い合わせにより固定、又は、面ファスナにより固定可能としたものであることを特徴とする骨盤・脊椎骨の矯正具(1D)
  7. 左右の足が使用者から見て「ハ」の字形に開くように、左右の足の親指同士を接近させることのできる接近手段を有し、前記接近手段が、一対の靴類(22E)であって、親指部分同士に吸着し合う永久磁石(23E)を埋め込んだものであることを特徴とする骨盤・脊椎骨の矯正具(1E)
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