JP2001204851A - 足部内転維持拘束装具と装具装着運動法。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ 衰弱 非力な対象の 脚腰の運動機能を回
復、向上させ自立を計る。 ［解決手段］ 股関節内旋維持態での 脚屈伸運動を
原動力として 関節及び筋肉間 反射路の鼓舞充実を計
る 前提要件として 足部内転維持で拘束する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の属する技術分野］本発明は 身体
運動の要である脚腰の、衰退を防ぎ 運動機能の回復
向上に関する。

【０００２】［従来の技術］従来 スポーツや武術、健
康法の分野で 運動と言えば辛苦的か 技術的に難度が
高くて 一度は試みるもざ折してしまうと 再びの意欲
持ち難たく 体は衰弱に任せて 意に従いかねる状況に
陥り日常生活行動に支障を来すと 勢い治療に頼る事と
なり 少なからず 四肢に 不自由を発現して居る。

【０００３】［発明が解決しよぅとする課題］人体に備
わる 反射機能を活用することで、非力衰弱を克服し、
初期には完全他動法に拠るとも やがて 自動介助から
自動運動へと移行しうる 低負荷短時間 低ストレス
で実施できる運動法と 用具の調達。

【０００４】［課題を解決するための手段］上記 目的
を 達成するため 足部内転維持拘束にて、股関節を内
旋し 股関節靭帯は緊張させながら、筋肉の緊張は最小
位に止める、これが 関節と筋肉の反射拡延前提要件と
なり、神経系の活性に随伴した血行促進にて、筋肉が栄
養され、運動器としての能力が向上する。

【０００５】［発明の実施の形態］発明の実施形態例を
図面参照で説明する。図１に示した 装具の左右甲革
部分を 左右内転八の字に配し、装具底は左右間の中州
部分も切断する事なく連綿底にし、底と甲革部を接合す
る。これに拠り足部の内反を防ぎながら足部内転が可能
となる。図１を足部に装着し、仰臥し 水平 垂直方向
に 脚部屈伸をする、 乳幼児の原始遊戯の態であるが
人はこの行為で 二足歩行の準備であるところの平衡
力を培って来たのである、 拠って衰弱者の歩行に光明
をもたらす 尚 衰弱者の離腿防止に圧迫しない程の支
持結束はより効果を高める。

【０００６】［発明の効果］以上 説明したように構成
されているので、以下に記載される様な効果を奏す。運
動が 周辺筋肉，関節に拡延反射し、筋肉間に拮抗作用
の連鎖をもたらし、体制神経反射路が、鼓舞衝動され
る。 原始運動様式ではあるが 元来 生活行動におけ
る運動とは、自動化 無意識化するもので、反射路が担
い処理している領域である、さらに 股関節屈伸運動の
直接効果と、反射作用に拠り 感覚神経の分布しない
股関節と、随意筋で有りながら、統制困難な 梨状筋起
始部が整う事で立姿要件である平衡機能も充実する。

【０００７】

【図面の簡単な説明】

【図１】連綿底仕様装具の 後面図。

【符号の説明】

１ 甲革部分 ２ 中州部分 ３ 連綿底

【図２】装具 底面図

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年１月２５日（２００１．１．２
５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】人の立姿歩行能力を回復すべく、人体に備
   わる反射機能活用の 効果的誘引法として 股関節内旋
   維持態脚屈伸に拠り、関節筋肉の反射を同時に発生し拡
   延しうる運動法。
2. 【請求項２】股関節内旋の 前提要件となる足部の内転
   八の字態を維持する装具。