JP3103540U - 下肢片側麻痺疑似体験用装着セット - Google Patents
下肢片側麻痺疑似体験用装着セット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3103540U JP3103540U JP2003273528U JP2003273528U JP3103540U JP 3103540 U JP3103540 U JP 3103540U JP 2003273528 U JP2003273528 U JP 2003273528U JP 2003273528 U JP2003273528 U JP 2003273528U JP 3103540 U JP3103540 U JP 3103540U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower limb
- hemiplegia
- wearing set
- ankle
- experience
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
【課題】研修時に、介護者としての基本的な各種の疑似体験を得るための下肢片側麻痺疑似体験用装着セットを提供する。
【解決手段】下肢片側麻痺の身体障害者の身体状況を、介護者の疑似体験として、身体への装着具で理解するために、疑似体験用装着セットとして、外側に足裏が傾くように、かつ、足首が後側に100ないし110度、好ましくは、後側に104ないし106度傾くように、足首および足を保持し、固定バンドで固定する構造をもった下肢装具を装備したことを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】下肢片側麻痺の身体障害者の身体状況を、介護者の疑似体験として、身体への装着具で理解するために、疑似体験用装着セットとして、外側に足裏が傾くように、かつ、足首が後側に100ないし110度、好ましくは、後側に104ないし106度傾くように、足首および足を保持し、固定バンドで固定する構造をもった下肢装具を装備したことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本考案は、下肢片側麻痺の身体障害者の身体状況を、介護者の疑似体験として、身体への装着具で理解するための下肢片側麻痺疑似体験用装着セットに関するものである。
下肢片側麻痺の身体障害者を介護する立場の者は、比較的若い健常者である場合が多く、実感として、下半身麻痺による身体的な不自由さを理解することが難しい。この点を疑似体験させることは、介護者にとってはなはだ有効である。
しかしながら、従来から、手・足、視覚・聴覚などの個々の疾患部についての、高齢者疑似体験用装着具が提唱されているが、介護者の研修用に、下肢片側麻痺の身体障害者の体験用具として、構成したものがなかった。
本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、研修時に、介護者としての、下肢片側麻痺の身体障害者の基本的な疑似体験を得るための片側麻痺疑似体験用装着セットを提供することを目的とする。
この目的達成のために、本考案では、下肢片側麻痺の身体状況を、介護者の疑似体験として身体への装着具で理解するための片側麻痺疑似体験用装着セットであって、外側に足裏が傾くように、かつ、足首が後側に100ないし110度、好ましくは、後側に104ないし106度傾くように、足首および足を保持し、固定バンドで固定する構造をもった下肢装具を装備したことを特徴とする。
また、本考案の好ましい実施例として、前記下肢装具は、足、足首、下肢を固定ベルトで拘束する固定バンドを装備していることが、有効である。
このような疑似体験用装着セットを用いることで、介護の研修に際して、下肢片側麻痺の身体障害者の介護についての疑似体験を基本的に得ることができる。これにより、研修の成果を向上することができ、効率的に、介護者の養成ができる。
以下、本考案の下肢片側麻痺疑似体験用装着セットについて、図示の実施例を参照して、具体的に説明する。
本考案の装着セットは、その基本部分として、下肢片側麻痺の身体状況を、介護者の疑似体験として身体への装着具で理解するための片側麻痺疑似体験用装着セットであって、下肢片側麻痺の身体状況を、介護者の疑似体験として身体への装着具で理解するための片側麻痺疑似体験用装着セットであって、外側に足裏が傾くように、かつ、足首が後側に100ないし110度、好ましくは、後側に104ないし106度傾くように、足首および足を保持し、固定バンド1、2、3で固定する構造をもった下肢装具4を装備している。
そして、麻痺を予想する片側の足に下肢装具4を当て、固定バンド1、2、3で足、足首、下肢を拘束する。これにより、起立、歩行の際の、動きの鈍さ、不便さ、痛感などの下半身麻痺の実体験が可能となる。なお、歩行動作の補助として、杖5を用具に加えておくとよい。
なお、本考案の下肢片側麻痺の疑似体験用セットとして、下肢装具4を用いるが、以下に述べる上半身麻痺の疑似体験用セットと共用してもよい。
上半身片側麻痺の身体状況を、介護者の疑似体験として身体への装着具で理解するための上半身片側麻痺疑似体験用装着セットとしては、胴脇に第1のファスナー部材6を設けたベルト状サポータ7と、肘を中心として腕周りに巻きつけて、バンド8で固定する肘サポータ9とからなる構造が採用される。
なお、ここでは、ベルト状サポータ7は、中央に腰当となる幅広い部分7Aがあり、そこに、ファスナー部材6(この実施例では、雌・雄で結合する面ファスナーの片方)を装着し、また、一端側に延びる2本のベルト部分7Bの先端側に雌・雄で結合する面ファスナー10を設け、更に、これらファスナーがある面とは反対側の面において、他端側に延びる1本の幅広なベルト部分7Cの先端側に面ファスナー10に着脱可能に固定される他方の面ファスナー11が設けられている。
また、肘サポータ9は、要すれば、サポータの長手方向に伸びる細いアルミロッド(若干の柔軟性を持たせている)からなるシーネ(添え木:図示せず)などを備えたサポータ本体9Aおよびこれから延びる前述のバンド8に、雌・雄で結合する面ファスナー12、13を設けたものである。更に、肘サポータ9は第1のファスナー部材6に対応するために、第2のファスナー部材6A(この実施例では、雌・雄で結合する面ファスナーの他方)を備えている。
このような構成では、麻痺を予想する身体の上半身片側の脇に腰当を位置させて、ベルト部分5B、5Cを胴に回して、面ファスナー10、11により、ベルト状サポータ7を身体に装着し、また、対応する片側の肘の位置に肘サポータ9を当て(この場合、ベルト状サポータ7の腰当にあるファスナー部材6に対向するように、ファスナー部材8の位置を決める)、面ファスナー12、13により、肘サポータ9を腕に固定する。そして、ファスナー部材6にファスナー部材8を着脱自在に固定することで、肘サポータ9をベルト状サポータ7に支持させる。これによって、片腕が麻痺した身体障害者と同様に、片腕の動きが拘束されて、起立、歩行の際の、動きの鈍さ、不便さ、痛感などの半身麻痺の実体験が可能となる。
下半身片側麻痺の実体験に加えて、起立、歩行の際、上半身片側麻痺の実体験ができる。
本考案の下肢片側麻痺の身体障害者に係る疑似体験用装着セットは、その拘束の程度に、例えば、その足首部分の後側への角度などを調整可能するなどの構造上の工夫を加えることで、障害の重度に合わせた実体験(研修)にも有効である。
1、2、3 固定バンド
4 下肢装具
5 杖
6 第1のファスナー部材
6A 第2のファスナー部材
7 ベルト状サポータ
7A 幅広い部分
7B、7C ベルト部分
8 バンド
9 肘サポータ
9A サポータ本体
10、11 面ファスナー
12、13 面ファスナー
4 下肢装具
5 杖
6 第1のファスナー部材
6A 第2のファスナー部材
7 ベルト状サポータ
7A 幅広い部分
7B、7C ベルト部分
8 バンド
9 肘サポータ
9A サポータ本体
10、11 面ファスナー
12、13 面ファスナー
Claims (2)
- 下肢片側麻痺の身体状況を、介護者の疑似体験として身体への装着具で理解するための片側麻痺疑似体験用装着セットであって、外側に足裏が傾くように、かつ、足首が後側に100ないし110度、好ましくは、後側に104ないし106度傾くように、足首および足を保持し、固定バンドで固定する構造をもった下肢装具を装備したことを特徴とする下肢片側麻痺疑似体験用装着セット。
- 前記下肢装具は、足、足首、下肢を固定ベルトで拘束する固定バンドを装備していることを特徴とする、請求項1に記載の下肢片側麻痺疑似体験用装着セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273528U JP3103540U (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 下肢片側麻痺疑似体験用装着セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273528U JP3103540U (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 下肢片側麻痺疑似体験用装着セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103540U true JP3103540U (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=43257009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003273528U Expired - Lifetime JP3103540U (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 下肢片側麻痺疑似体験用装着セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103540U (ja) |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003273528U patent/JP3103540U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI547274B (zh) | 便攜式人體支架系統 | |
US6945945B2 (en) | Flaccid upper extremity positioning apparatus | |
KR101146112B1 (ko) | 전동보행보조기 | |
EP0618788B1 (en) | Dynamic postural stability splint | |
KR20090025184A (ko) | 보행 조절 시스템 및 방법 | |
JP2001204851A (ja) | 足部内転維持拘束装具と装具装着運動法。 | |
KR102071611B1 (ko) | 발목 근력 보조기 | |
Dall et al. | The functional use of the reciprocal hip mechanism during gait for paraplegic patients walking in the Louisiana State University reciprocating gait orthosis | |
Bulea et al. | Repeatability of EMG activity during exoskeleton assisted walking in children with cerebral palsy: implications for real time adaptable control | |
JP2018079132A (ja) | 下肢動作支援装具 | |
Harris et al. | Childhood progressive muscular dystrophy and the role of physical therapy | |
CN106726373A (zh) | 一种临时行走辅助机器人 | |
Kassover et al. | Auditory biofeedback in spastic diplegia | |
CN113727680A (zh) | 可穿戴辅助装置 | |
JP3103540U (ja) | 下肢片側麻痺疑似体験用装着セット | |
JP2011019737A (ja) | 引上げ式自力歩行用装具 | |
CN214596419U (zh) | 一种下肢助残外骨骼机器人 | |
JP3103376U (ja) | 片側麻痺疑似体験用装着セット | |
MCCOLLOUGH III | Orthotic management in adult hemiplegia. | |
JPS61170454A (ja) | 安定化副木 | |
JP2002020909A (ja) | 身体的障害体験スーツ及び身体的障害体験キット | |
CA2543217C (en) | Pressure off knee brace | |
JP3223952U (ja) | 健康歩行具 | |
Lyles et al. | Report on the evaluation of the Vannini-Rizzoli Stabilizing Limb Orthosis. | |
KR102541350B1 (ko) | 편마비 체험 의복세트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 6 |