JP3116419U - 外反母趾、ｏ脚及び股関節矯正用足首ベルト - Google Patents

Abstract

【課題】簡単な構造でより積極的に短時間で下半身全体の関節の歪みをバランスよく矯正して、身体本来の状態に復して関節の痛みをとり、正常な下半身の形状を維持する治療器具を提供することである。
【解決手段】両足の拇指から足首までを束帯し、伸縮性を有する弾性材で出来たベルトと接続具との引張作用で、下半身全体の歪んだ関節をバランスよく積極的に矯正して、足首から足先の上下運動効果で足腰の血行を良好にして、身体本来が持っている回復機能を高める。
【選択図】 図１

Description

本考案は足、膝、腰の痛みの原因となる無理な姿勢での足腰の使いすぎや加齢に伴う内転筋の衰えが原因といわれる関節の変性による、外反母趾、Ｏ脚、股関節の矯正治療用具に関するものである。

外反母趾、Ｏ脚、股関節などの変性は、足、膝、腰など下半身全体の症状に悪影響を与えるが、従来の矯正具は下半身全体を同時に矯正することが出来ず、身体左右のバランスが取れた矯正が難しく時間がかかった。

簡単な構造で両下肢を同時に矯正することで、外反母趾、Ｏ脚、股関節など下半身全体の変性した関節を、短時間で左右バランスが取れた状態に復して、身体を正常な形状に維持することである。

外反母趾、Ｏ脚、股関節などの変性は内転筋と外転筋のバランスが失われる事から生じ、第１中骨の内反、足首と膝関節の変性、股関節の歪みなどが起きる。弾性材で形成するベルトと接続具の引張作用で、変性した両下肢全体の関節矯正と内転筋を左右バランスよく鍛えることである。

股関節痛で歩行困難だった人が、足首ベルトを装着して股関節の矯正と内転筋を鍛える事で歩行が改善された。足首ベルトを装着して寝たら外反母趾、足首の変性、Ｏ脚が矯正され歩行が楽になった。 足首ベルトは弾性素材のベルトと接続具の引張作用及び内転筋を鍛える両足首の上下運動で血行が良好になる相乗効果で、下半身全体の関節の変性が短期間で矯正できる。

考案実施の形態について図面によって説明する。
図１は足首ベルト１であり、長さは１４５センチメートルから１５５センチメートルくらい、幅は３センチメートルから５センチメートルくらいで、同じ形状の２つの接続具ＣとＤを有し、両端に面ファスナーなどの接着面Ａ、Ｂを持つ。

図２は接続具であり、ベルト１が通る幅を持つ筒状の貫通孔を有する、平板状の筒体を交差させた形状で固着し、ベルト１を通す交差面ができる。

図３、図４は足首ベルト１を両足に装着した図であり、下駄を履くように接続具Ｄが土踏まずの下になるように両足をのせてから、接続具Ｃで交差するベルト１の中央にできる輪に両足拇指を挿入して束帯し、ベルト１の両端を足底から足の甲へまわし交差させてから、足首を束帯しベルト１両端の接着面Ａ、Ｂで固着する。

足首ベルトを装着したまま仰向けに寝て、両足首の上下運動をすると変性した下半身全体の関節が矯正される。

産業上の利用の可能性

高齢化社会に入り、歩行困難等のトラブルを抱える人が多くなると予想されるが、下半身の歪みが脊柱の変性、腰曲がり、歩行困難につながると言われている。若い頃から、自分で簡単に下半身の歪みを矯正することが出来ると、歩行困難に苦しむ老人を減らす事が出来る。特に女性に多い、外反母趾、膝痛、股関節痛などの原因となる、下半身全体の関節の変性が防げる。

考案の一実施例を示す全体図である。 接続具の斜視図である。 足首ベルトの使用状態図である。 図３の裏面図である。

符号の説明

１ ベルト
Ａ 足首ベルト端の接着面
Ｂ 足首ベルト端の接着面
Ｃ 両足拇指上の接続具
Ｄ 土踏まず下の接続具

Claims (1)

1. 足指の第１中足指関節部全体を覆う事が出来る幅を持ち、両足拇指を束帯して両足底、足甲の周囲から足首にまわして阿足首を束帯出来る長さを有し、伸縮性がある弾性材で形成され、ベルトを通す幅を持つ筒状の貫通孔を有する平板状の筒体を交差させる接続具で、両足拇指と土踏まず部に引張力を作用させ、外反母趾、Ｏ脚、及び股関節矯正効果を有することを特徴とするベルト。

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