JP3179944U - 股関節サポータ - Google Patents

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【課題】着用者の股関節の筋肉をサポートして運動時の衝撃を吸収し、且つ大腰筋などをサポートしてゆがんだ骨盤を正常の位置に戻すことにより、歩行時や直立時の姿勢を矯正する股関節サポータを提供する。
【解決手段】弾性を有する少なくとも2本の細幅ベルト2、3からなり、少なくとも2本の細幅ベルト2、3において下方ベルト3が上方ベルト2よりも僅かに長いことにより、着用者の下半身に巻き付けて締め付ける際に、下方ベルト3を着用者の骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍に水平環状に配置させ、一方、上方ベルト2を下方ベルト3から間隔をおいて水平環状に配置させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、2本の細幅ベルトで着用者の下半身を適度に締め付けることにより、着用者の股関節の筋肉などをサポートして運動時の衝撃を吸収し、且つ大腰筋などをサポートしてゆがんだ骨盤を正常の位置に戻すことにより、歩行時や直立時の姿勢を矯正する股関節サポータに関する。
人間の骨盤は、通常では歪みが起ることが少ないにしても、運動選手のように偏った筋肉を使用し、激しい運動で左右の足関節、膝関節や股関節が変形したり、またはタクシーやトラックの運転手のように同じ姿勢を長時間続けると脊髄が曲がって猫背になって骨盤の位置が正常位からずれてしまう。骨盤の位置がずれると骨盤の歪みを発生し、骨盤周囲の筋肉のバランスが崩れて背骨や頸椎に悪影響を与え、全身バランスの崩れによって種々の体調不良を発症する。これを整体運動またはカイロプラクティック処方で対処しても、仕事や運動再開後の筋肉疲労によって容易に骨盤の歪みが元に戻ってしまう。骨盤の歪みによって筋肉のバランスが崩れると、消費されるエネルギーが低下して脂肪が蓄積しやすくなり、さらに疲労や加齢によって疼痛を引き起こすから、骨盤の歪みは、肩こり、腰痛や膝関節痛などの原因となる場合が多い。
骨盤の歪みを矯正するため、特開2002−345866号は、着用者の腰部に巻き付けて腰部の安定と腰痛の緩和を図る腰ベルトを提供しており、比較的幅狭のベルトを用いて、着用者の骨盤部位を含む上半身において腰部を固定する。特開2002−345866号に開示の腰ベルトは、主ベルトの中央部の周辺に複数本の硬質の補強片を主ベルト幅方向に向けて取り付け、該補強片が腰部を骨髄に対して固定されるとともに、着用者の腰部側には、補助ベルトを主ベルト上に巻き付けることにより、各補強片を上から締め付けるので腰部を安定化させるため、既存の腰部コルセットを幅狭の腰ベルト状に構成するとともに指圧効果を付与したものにすぎず、腰痛の基本的解決策を具体化していない。
また、特開2004−33356号は、1対の面ファスナーからなる係着部と、両係着部間に延設した股関節ベルト部および腰椎ベルト部とを備える健康ベルトを提供しており、両ベルト部で着用者の腰部から骨盤にわたってサポートして、腰痛、座骨神経痛、股関節の痛みなどを和らげ、且つ股関節ベルト部に1対の環跳押圧部を設けることにより、ツボの環跳を適度に刺激できる。特開2004−33356号に開示の健康ベルトは、ベルト部にツボを適度に刺激する環跳押圧部を設けることなどにより、股関節の痛み、坐骨神経痛や腰痛などを多少和らげるしても、腰痛などの基本的解決策を具体化することなく、単なる健康補助用具に分類されるものにすぎない。
これに対し、特開2005−304645号は、既存の健康ベルト類と比べて細幅且つ薄厚の弾性ベルトを骨盤の腸骨上部にバックルなどの掛止具で装着し、該弾性ベルトによって骨盤を締め付け、骨盤を正常な位置に戻す骨盤の歪み調整具を提案している。特開2005−304645号に開示の骨盤の歪み調整具は、幅20〜35mmの弾性ベルトの巻き付けによって骨盤を正常な位置に維持しながら、骨盤を支えている筋肉を鍛えて骨盤が元の歪んだ状態に戻ることを防いでいる。この弾性ベルトを骨盤の腸骨上部に巻き付けたままでトレーニングを行い、例えば、足を大きく上にあげた場合においても、骨盤の腸骨上部に装着された弾性ベルトが足に当たったり開脚の邪魔になることがなく、着用者の骨盤を的確に矯正できる。
特開2002−345866号公報 特開2004−33356号公報 特開2005−304645号公報
特開2005−304645号に開示の骨盤の歪み調整具において、既存品と比較して極めて細幅で帯状の弾性ベルトは、骨盤の腸骨上部のみを締め付けるにしても、そのベルト幅が20〜35mmであると、腰部から骨盤を経て臀部までの人体周囲は完全な円筒形でなく、かなり円錐形に近い形状であるから、該弾性ベルトの内周面に滑り止め加工を施していても骨盤付近に強く巻き付けていると、身体の動きなどによって弾性ベルトが次第にずり上がってしまう。また、幅20〜35mmの弾性ベルトを1本だけ装着するから、該弾性ベルトを骨盤の腸骨上における正しい位置に巻き付けることが難しく、該弾性ベルトをずらせて正常な位置へ調節することも容易ではない。
本考案は、従来の健康ベルトなどに関する前記の問題点を改善するために提案されたものであり、少なくとも2本の細幅ベルトを使用することにより、細幅ベルト自体は相当に細くても、着用者の尾てい骨近傍において、両ベルトの全幅よりも広い範囲に亘ってほぼ均等に骨盤付近を締め付けできる股関節サポータを提供することを目的としている。本考案の他の目的は、2本の細幅ベルトの長さが異なることにより、骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍に強く巻き付けても身体の動きなどで弾性ベルトが次第にずり上がることが生じない股関節サポータを提供することである。本考案の別の目的は、少なくとも2本の細幅ベルトを間隔を持たせて巻き付けると、さらに広い範囲に亘って広く均等に締め付けできる股関節サポータを提供することである。
本考案に係る股関節サポータは、弾性を有する少なくとも2本の細幅ベルトからなる。この股関節サポータは、少なくとも2本の細幅ベルトにおいて下方ベルトが上方ベルトよりも僅かに長いことにより、着用者の下半身に巻き付けて締め付ける際に、下方ベルトを着用者の骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍に水平環状に配置させ、一方、上方ベルトを下方ベルトから間隔をおいて水平環状に配置させると、着用者の骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍において両ベルトの全幅についてほぼ均等に締め付ける。
本考案に係る股関節サポータにおいて、2本の細幅ベルトは縦寸差が5〜30mmであり、両ベルトの幅はそれぞれ15〜20mmであると好ましい。また、バックルには直線方向で対向する2個の着脱係止部を取り付け、一方、2本の細幅ベルトはその両端において1本に収束して広幅の合繊織バンドに接続され、双方の合繊織バンドをそれぞれバックルの着脱係止部に長さ調節可能に折曲げ装着すると好ましい。さらに、細幅ベルトは、芯材のゴムベルトの周囲をポリウレタントリコット生地で取り囲み、さらに滑り止め用のシリコンフィルムをベルト内周面に接着していると好ましい。例えば、細幅ベルトの全長に亘ってジグザグ状の広幅ステッチを施してもよい。
本考案に係る股関節サポータは、少なくとも2本の細幅ベルトを使用することにより、着用者の下半身に装着すると、下方ベルトを着用者の骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍に密着して巻き付け、同時に、上方ベルトを下方ベルトから間隔をおいて密着して巻き付ける。このため、この股関節サポータにおいて、細幅ベルト自体は幅20mm以下の幅であっても、着用者の尾てい骨近傍において、両ベルトの全幅よりも広い範囲に亘ってほぼ均等に骨盤付近を締め付けることができる。
本考案に係る股関節サポータは、長さが僅かに異なる少なくとも2本の細幅ベルトで構成することにより、着用者の尾てい骨近傍に強く巻き付けた際に、該着用者の臀部から腰部までの人体周囲が円錐形に近い形状であっても、該着用者の身体の動きなどによってずり上がることがない。この股関節サポータでは、2本の細幅ベルトを間隔をおいて装着するから、両細幅ベルトを骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍における正しい位置に巻き付けやすく、両細幅ベルトを1本ずつ適度にずらせて正常な位置へ調節することも容易である。
本考案に係る股関節サポータは、着用者の骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍を幅広く均等に締め付けることにより、22本の筋肉で支えられる股関節の筋肉を鍛え、正しい姿勢を維持する大腰筋を鍛え、身体を支え且つ各種の運動動作に関わる大腿筋を鍛え、身体の中でも特に重要な股関節筋肉の中の大臀筋や中臀筋といった臀部の筋肉を鍛えるとともに、腰痛、座骨神経痛、股関節の痛みなどの原因となる骨盤の歪みも矯正できる。この股関節サポータは、偏った筋肉を酷使する運動選手またはそのトレーナーだけでなく、長年の連続使用によって足関節、膝関節、股関節または背骨が変形した一般人にも有益であり、さらに通常の肥満防止や身体のバランス調整にも適用できる。
本考案に係る股関節サポータを示す全体斜視図である。 本考案で用いる細幅ベルトの(1)表側および(2)裏側を示す全長側面図である。 バックルを除いた細幅ベルトの全体側面図であり、全体を黒色に着色し、ベルト両端の合繊織バンドをバックルの着脱係止部に装着した状態を示している。 細幅ベルトの要部を拡大して示す横断面図である。 本考案に係る股関節サポータの使用状態を示す人体の要部説明図である。
本考案に係る股関節サポータ1は、図1に示すように、弾性を有する2本の細幅ベルト2,3で構成する。一般に、2本の細幅ベルト2,3は、多少の縦寸差に加えて、その幅がそれぞれ15〜20mmであると好ましい。両ベルトの幅は、通常、同一であるけれども、その幅が多少異なっていてもよい。股関節サポータ1において、細幅ベルトの本数は少なくとも2本であればよく、実際的な効果はあまり大きくなくても3本または4本以上使用することも可能である。
2本の細幅ベルト2,3について、下方ベルト3は上方ベルト2よりも僅かに長いことが望ましく、通常、2本の細幅ベルト2,3の縦寸差は5〜30mmである。下方ベルト3は、上方ベルト2よりも少なくとも5mm以上長く、好ましくは10〜20mm長く、多くとも縦寸差は30mm以下であり、使用上好適な縦寸差は20mm前後である。例えば、Lサイズの股関節サポータ1では、両端の収束片5,7および合繊織バンド8,10を除いて、上方ベルト2は長さ580mmであり、下方ベルト3は長さ600mmである。図示しないけれども、細幅ベルト2,3は、ボタンやスナップなどの個別金具または面ファスナなどを用いて長さを調節可能にしてもよい。
2本の細幅ベルト2,3は、その両端の結合部5,7において1本に収束し、それぞれ広幅の合繊織バンド8,10に接続される。結合部5,7は、例えば、ベルト2,3の端部および織バンド8または10の端部を囲い込む熱収縮チューブであり、さらに該チューブを縫い付けて全体を一体化すればよい。織バンド8,10の長さは、それぞれ180mm程度である。
双方の織バンド8,10は、それぞれバックル12の着脱係止部14,15に長さ調節可能に折曲げ装着する(図3参照)。例えば、着脱係止部14,15のベルト装着部は、公知のような平行スリット(図示しない)からなり、織バンド8,10の前方端を前方のスリットへ下方から差し込み、ついで後方のスリットへ上方から差し込めばよく、バンド端を引っ張るだけで長さ調節できる。織バンド8,10について、着脱係止部14,15への折曲げ装着位置を変えることにより、股関節サポータ1の全体長さを調節することが可能である。
バックル12は、直線方向で対向する2個の着脱係止部14,15を有し、着脱係止部14,15の形状は同一であっても、図3に示すように異なっていてもよい。バックル12によって、細幅ベルト2,3は、着用者16の骨盤の腸骨18上で水平に固定される(図5参照)。バックル12は、通常、周知の熱可塑性プラスチックから成形され、2個の接合且つ着脱可能な係止部14,15を備える。この種のバックルは、デュラフレックス(duraflex、商標)、ファステックス(fastex、商標)または他の商標名によって販売されており、該バックルの構造および素材は本考案にとって要部ではない。この種のバックルは、多数の異なる形状のものが存在し、織バンド8,10用のバックルとして使い勝手が良ければすべて使用可能である。
細幅ベルト2,3の構造は、図4に例示するように、筒状に縫製したポリウレタントリコット生地20によって芯材のゴムベルト22の全周囲を取り囲み、該ゴムベルトは厚さが2〜4mmの天然ゴム製であり、該ゴムベルトの伸縮性をトリコット生地20で適度に抑制しながら、同時に人体への肌触りを良くする。ベルト2,3の内周面には、滑り止め用のシリコンフィルム24を接着し、該フィルムの表面は分散状にマット処理すると好ましい。さらに、細幅ベルト2,3の全長に亘って、ジグザグ状の広幅ステッチ26を長手方向に施し、該ステッチによってゴムベルト22とトリコット生地20との剥離を防ぎ、且つベルトの美観も高める。ステッチ26に加えて、別の直線ステッチを適度施すことも可能である。
股関節サポータ1は、着用者16の下半身に巻き付けて締め付ける際に、図5のように、下方ベルト3を着用者の骨盤の腸骨18上において尾てい骨19の真上またはその上方近傍に水平環状に配置させ、一方、上方ベルト2を下方ベルト3から間隔をおいて水平環状に配置させると、着用者16の骨盤の腸骨18上において尾てい骨19の近傍に両ベルト2,3の全幅よりも広い範囲に亘ってほぼ均等に骨盤付近を締め付けることができる。この結果、股関節サポータ1は、股関節の各種の筋肉、大腰筋、大腿筋、股関節筋肉において特に大臀筋や中臀筋といった臀部の筋肉を鍛えることができ、さらに腰痛、座骨神経痛、股関節の痛みなどの原因となる骨盤の歪みも矯正可能である。
次に、本考案を実施例に基づいて説明すると、股関節サポータ1は、図1に示すような構造であり、バックル12の両側の着脱係止部14,15でともに長さ調節が可能であるので、長さ調節の可能範囲が相当に大きくなる。例えば、市販品は70〜90cmのMサイズと、90〜113cmのLサイズの2種類だけで大部分の人に適用可能になる。股関節サポータ1は、着用者16(図5)の胴回りの約90%の長さに調節してから装着し、さらに装着後に織バンド8,10を引っ張って最も効果を感じる長さに調節すればよい。
股関節サポータ1は、着用者16の下半身に巻き付けて締め付ける際に、下方ベルト3を着用者の尾てい骨19の近傍に水平環状に取り付け、一方、上方ベルト2を下方ベルト3から間隔をおいて水平環状に取り付ける。この結果、股関節サポータ1は、着用者16の骨盤の腸骨18上の尾てい骨近傍において、両ベルト2,3の全幅よりも広い範囲に亘ってほぼ均等に骨盤付近を締め付けることができる。股関節サポータ1では、2本の細幅ベルト2,3を間隔をおいて装着するから、細幅ベルト2,3を骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍における正しい位置に巻き付けやすく、両細幅ベルトを1本ずつ徐々にずらしていくと正常な位置へ調節することが容易である。
股関節サポータ1は、ベルト両端部がバックル12を構成する着脱係止部14,15に接続され、両着脱係止部14,15において長さを適宜に調節できる。このため、初めにトレーナーなどの指導を受けることにより、股関節サポータ1を最適な締め付け強度を有する長さに設定すると、常に一定の締め付け強度で骨盤の腸骨18上において尾てい骨19の近傍に巻き付けることができ、該腸骨が突出している尾てい骨19の近傍に装着することが容易である。
股関節サポータ1を着用者16に図5のように適切に装着すると、股関節の筋肉を鍛えることが可能である。股関節は、22本の筋肉で支えられ、着用者16の体重を支えながら、いろいろな方向に動かすことが可能な球関節であり、骨、関節包、靭帯からなる股関節の動きは複雑であって、飛んだり、跳ねたり、走るなど、大きな衝撃を吸収して軟骨や骨を保護する役目をする。股関節サポータ1は、股関節の筋肉を鍛えて運動時の衝撃を吸収する。
股関節サポータ1によって着用者16の大腰筋を鍛え、ゆがんだ骨盤を正常の位置に戻すことも可能である。大腰筋は、着用者16の正しい姿勢を維持し、歩く際に足を引き上げるのに使う重要な筋肉である。大腰筋が弱くなると、姿勢が崩れ、骨盤がゆがむことで猫背やO脚、腰痛の根本的な原因になり、正確に歩くことができなくなってしまう。
股関節サポータ1によって着用者16の大腿筋を鍛えることが可能である。大腿筋は、身体を支えたり、膝を伸ばしたり、速く走ったり、高くジャンプしたりといった動作に関わる重要な筋肉である。大腿筋の前側の筋肉が足を伸ばす役目を持ち、後側にある筋肉が足を曲げる役目を持ち、股関節サポータ1は、大腿筋の筋肉の前後どちらの筋肉も確実にサポートする。
股関節サポータ1によって、股関節筋肉において特に大臀筋と中臀筋を鍛えることできる。臀部や大腿部は、股関節筋肉である大臀筋、中臀筋、大腿四頭筋、内転筋、縫工筋などで構成され、身体の中でも特に重要な大臀筋や中臀筋といった臀部の筋肉を鍛える。股関節サポータ1は、足を後ろへ跳ね上げる動きやジャンプやキック力、ダッシュ力時などに働く筋肉と、中臀筋の足を外側に広げる動きに働く筋肉とをサポートする。
股関節サポータ1は、前記のように、骨盤を支える股関節の筋肉、大腰筋、大腿筋および臀部筋肉という身体深部の筋肉を鍛えることにより、着用者16の股関節の可動域が拡がり、且つ基礎代謝がアップする。股関節サポータ1を使用すると、特定の筋肉に負荷が加わることで全身の筋力がバランス良く働くことにより、身体全体の負担を軽減するとともに、腰に掛かる負荷が左右均等になり、加重をバランス良く分散して腰の負担を減らし、両足への加重が均等になることで身体の軸や下半身の安定が高まる。さらに、着用者16のウェストを引き締め、脂肪が溜まりにくい体質へ導くことができる。
股関節サポータ1は、腰の回転や下半身の安定が重要であるスポーツ選手、例えば、ゴルフ、テニス、バレーボール、マラソン、野球、登山などの偏った筋肉を酷使する運動選手にとって有益である。股関節サポータ1をスポーツ選手に装着する場合には、トレーナーの指導を受け、股関節サポータ1を最適な締め付け強度を有する長さに設定すると、常に一定の締め付け強度で骨盤の腸骨18の上で尾てい骨19の近傍に巻き付けることが可能である。
股関節サポータ1は、長年の連続使用によって腰痛や膝に痛みがあり、足関節、膝関節、股関節または背骨が変形した一般人が装着すると、身体のバランスおよび姿勢が改善されて有益である。股関節サポータ1の有効例として、長時間立ちっぱなしで作業や歩行をする人、長時間坐ったままで仕事を続ける人、足腰の屈伸を多く必要とする力仕事を行う人などに装着すると好ましく、通常の肥満防止または身体のバランス調整に適用すれば、腹部の出っ張りが気にならなくなる。
1 股関節サポータ
2,3 細幅ベルト
5,7 結合片
8,10 合繊織バンド
12 バックル

Claims (5)

  1. 弾性を有する少なくとも2本の細幅ベルトからなる股関節サポータであり、少なくとも2本の細幅ベルトにおいて下方ベルトが上方ベルトよりも僅かに長いことにより、着用者の下半身に巻き付けて締め付ける際に、下方ベルトを着用者の骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍に水平環状に配置させ、一方、上方ベルトを下方ベルトから間隔をおいて水平環状に配置させると、着用者の骨盤の腸骨上で尾てい骨近傍において両ベルトの全幅についてほぼ均等に締め付ける股関節サポータ。
  2. 2本の細幅ベルトは縦寸差が5〜30mmであり、両ベルトの幅はそれぞれ15〜20mmである請求項1記載の股関節サポータ。
  3. バックルには直線方向で対向する2個の着脱係止部を取り付け、一方、2本の細幅ベルトはその両端において1本に収束して広幅の合繊織バンドに接続され、双方の合繊織バンドをそれぞれバックルの着脱係止部に長さ調節可能に折曲げ装着している請求項1記載の股関節サポータ。
  4. 細幅ベルトは、芯材のゴムベルトの周囲をポリウレタントリコット生地で取り囲み、さらに滑り止め用のシリコンフィルムをベルト内周面に接着している請求項1記載の股関節サポータ。
  5. 細幅ベルトの全長に亘ってジグザグ状の広幅ステッチを施す請求項4記載の股関節サポータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017213279A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 学校法人帝京大学 歩行支援器具

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