JP2017121388A - 足指パッド付き履物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 履いて足指を動かすことにより足の踏ん張り力を向上させることができる足指パッド付き履物を提供することを目的としている。【解決手段】 高さのある足指パッド付き履物1で、履物の先端部5を足指が付け根から曲げられるように、親指の乗る部分は、略平行に切り落として、平行切り落とし部3を設け、第2指から第5指の乗る部分は略斜めに切り落として、斜め切り落とし部4を設け、親指と第2指の間の部分は、鼻緒6の前端で左右の横緒7をまとめて止め付ける穴と、その穴から先端までは切り落とさずに残し、その上面に、全体が弾力性のある部材で形成された高さのある指間パッド2を貼り付けて設け足指の折り曲げる運動ができる足の踏ん張り力を向上させる足指パッド付き履物。【選択図】図2
Description
本発明は、外出時や歩行時に履いて足指を動かすことにより足の踏ん張り力を向上させることと、外反母趾を矯正することができる高さのある足指パッド付き履物に関するものである。
時代の変化、ライフスタイルの変化に伴って現代人の足には異変が起こってきている。
その異変とは、外反母趾や浮き指、筋力の低下などによる後天性の足の踏ん張り力の低下等の足裏の異常である。
これらの足裏の異常は、体の重心を踵へと片寄らせ、左右の足の微妙に異なる重心の片寄りによって生じる左右差に伴って足裏が不安定になる。
外反母趾や浮き指、後天性の足の踏ん張り力の低下や偏平足で足裏が不安定になると、この不安定さを補うために身体の姿勢が崩れてしまい、骨盤や首などにズレや歪みが生じる。このズレたり歪んだりした部分に、踵からの過剰な衝撃やねじれが繰り返され、原因のはっきりしない痛みや体の不調の要因となっている。
また、上記の足の異常は、若年化が進んでおり、現状では小中学生の約60%に足裏の異常が見られる現実から、子供の足裏を発達させ、踏ん張り力をつけ、体を守ることが最優先されるべきだと考える。
今まで、上記足裏の異常から発生する外反母趾、浮き指を改善させるためのサポータなどは存在している。その構造は、中足関節を締め、足の指を広げるサポータであり、サポータは、主に固定することによって、外反母趾や浮き指等の症状を改善させる治療が目的であった。
もちろん、現在外反母趾や浮き指等の足に異常を感じている人の治療は必要不可欠だが、異常を感じる前に訓練をして足裏の異常を防止することもとても大切である。
この固定して外反母趾や浮き指、後天性の偏平足を治療する従来技術としては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポータにおいて、サポータの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポータの大きさを調節できるように形成し、さらに、上部が開口するサポータ部の内側に足の母指球部の支点と第5中足骨基底部である作用点までを覆うことができ、中足関節を強固に固定する伸縮のし難い素材でサポータを形成し、また足のかかと部でサポータのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポータに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られる外反母趾及び内反小指矯正用サポータ(例えば、特許文献1参照)が存在している。
また、足の指を訓練する従来技術としては、足裏が接する接足面を体重移動手段として爪先上がりの傾斜状に形成するとともに足指の付け根部位の近傍にグリップを形成し、体重移動するときに足指を折り曲げ前記グリップに掴まれるようにした履物(例えば、特許文献2参照)が存在している。
その異変とは、外反母趾や浮き指、筋力の低下などによる後天性の足の踏ん張り力の低下等の足裏の異常である。
これらの足裏の異常は、体の重心を踵へと片寄らせ、左右の足の微妙に異なる重心の片寄りによって生じる左右差に伴って足裏が不安定になる。
外反母趾や浮き指、後天性の足の踏ん張り力の低下や偏平足で足裏が不安定になると、この不安定さを補うために身体の姿勢が崩れてしまい、骨盤や首などにズレや歪みが生じる。このズレたり歪んだりした部分に、踵からの過剰な衝撃やねじれが繰り返され、原因のはっきりしない痛みや体の不調の要因となっている。
また、上記の足の異常は、若年化が進んでおり、現状では小中学生の約60%に足裏の異常が見られる現実から、子供の足裏を発達させ、踏ん張り力をつけ、体を守ることが最優先されるべきだと考える。
今まで、上記足裏の異常から発生する外反母趾、浮き指を改善させるためのサポータなどは存在している。その構造は、中足関節を締め、足の指を広げるサポータであり、サポータは、主に固定することによって、外反母趾や浮き指等の症状を改善させる治療が目的であった。
もちろん、現在外反母趾や浮き指等の足に異常を感じている人の治療は必要不可欠だが、異常を感じる前に訓練をして足裏の異常を防止することもとても大切である。
この固定して外反母趾や浮き指、後天性の偏平足を治療する従来技術としては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポータにおいて、サポータの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポータの大きさを調節できるように形成し、さらに、上部が開口するサポータ部の内側に足の母指球部の支点と第5中足骨基底部である作用点までを覆うことができ、中足関節を強固に固定する伸縮のし難い素材でサポータを形成し、また足のかかと部でサポータのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポータに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られる外反母趾及び内反小指矯正用サポータ(例えば、特許文献1参照)が存在している。
また、足の指を訓練する従来技術としては、足裏が接する接足面を体重移動手段として爪先上がりの傾斜状に形成するとともに足指の付け根部位の近傍にグリップを形成し、体重移動するときに足指を折り曲げ前記グリップに掴まれるようにした履物(例えば、特許文献2参照)が存在している。
しかしながら、前記従来技術の特許文献1で示したサポータでは、外反母趾、浮き指、後天性の偏平足を、足を安静固定することによっての治療や状態の改善が目的であり、足の指を動かす訓練を反復して行うことによって得ることができる踏ん張り力を付けることができなかった。
また、従来技術特許文献2で示した足指のトレーニング履物では、折り曲げ運動が可能であると記載されているが、通常足の指は曲げようとすると、親指が他指側に向かって折れ曲がったり、他指も親指側に向かって折れ曲がる傾向がある。そのため、五本の指でバランスよく地面を強く踏み込むことはできず、前記従来技術では、外反母趾、浮き指、後天性の偏平足の予防となる踏ん張り力の訓練には好適ではない。
そこで、本発明は、上記課題を解決する足の踏ん張り力を向上させる外出可能な足指パッド付き履物を提供することを目的としている。
また、従来技術特許文献2で示した足指のトレーニング履物では、折り曲げ運動が可能であると記載されているが、通常足の指は曲げようとすると、親指が他指側に向かって折れ曲がったり、他指も親指側に向かって折れ曲がる傾向がある。そのため、五本の指でバランスよく地面を強く踏み込むことはできず、前記従来技術では、外反母趾、浮き指、後天性の偏平足の予防となる踏ん張り力の訓練には好適ではない。
そこで、本発明は、上記課題を解決する足の踏ん張り力を向上させる外出可能な足指パッド付き履物を提供することを目的としている。
上記の目的を達成することができる本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りの足指パッド付き履物であり、次のようなものである。
高さのある足指パッド付き履物で、履物の先端部を足指が付け根から曲げられるように、親指の乗る部分は、略平行に切り落として、平行切り落とし部を設け、第2指から第5指の乗る部分は略斜めに切り落として、斜め切り落とし部を設け、親指と第2指の間の部分は、鼻緒の前端で左右の横緒をまとめて止め付ける穴と、その穴から先端までは切り落とさずに残し、その上面に、全体が弾力性のある部材で形成された高さのある指間パッドを貼り付けて設け、足指の折り曲げる運動ができる構成である。
高さのある足指パッド付き履物で、履物の先端部を足指が付け根から曲げられるように、親指の乗る部分は、略平行に切り落として、平行切り落とし部を設け、第2指から第5指の乗る部分は略斜めに切り落として、斜め切り落とし部を設け、親指と第2指の間の部分は、鼻緒の前端で左右の横緒をまとめて止め付ける穴と、その穴から先端までは切り落とさずに残し、その上面に、全体が弾力性のある部材で形成された高さのある指間パッドを貼り付けて設け、足指の折り曲げる運動ができる構成である。
上記の目的を達成することができる本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りの足指パッド付き履物であり、次のようなものである。
請求項1に記載の発明に加えて、前記親指と第2指の間の部分に設けた高さのある指間パッドに加えて第4指と第5指の間の部分にも高さのある指間パッドを設ける構成である。
請求項1に記載の発明に加えて、前記親指と第2指の間の部分に設けた高さのある指間パッドに加えて第4指と第5指の間の部分にも高さのある指間パッドを設ける構成である。
本発明に係る高さのある足指パッド付き履物は、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)本発明の高さのある足指パッド付き履物の先端部に足指の付け根から足指の曲げ伸ばし運動ができ、「グー」・「パー」の運動をすることによって、足の指先が履物から出ている状態で踏ん張る時に、一番重要な中足関節が曲るので、踏ん張りが強くなり、踏ん張り力が強化され、鍛えられる。さらに、中足関節が曲げられるので、足裏のアーチが再生され、足底筋群を鍛えられ、結果として踏ん張り力を鍛えられ、外反母趾、浮き指、後天性の偏平足の予防、改善に効果があるものである。
(2)足の親指と第2指の間に形成した高さのある指間パットを設けることによって、足指の曲げる運動をする際に、内側にねじれるように曲がる足指を真っ直ぐに矯正・案内しながら「グー」、「パー」の運動を行うことができ、足指の正しい姿勢での踏ん張り力を向上させることができる。
(3)請求項2に記載のように、第4指と第5指の間にも高さのある指間パッドを設けることによって外反母趾、浮き指、後天性の偏平足の予防、改善だけでなく、内反小指の予防改善にも効果を奏するものである。
(4)足指の屈曲時に親指と第2指の間に高さのある指間パッドがあるので、屈曲時に親指と第2指が合わさらない。
(5)足の怪我や麻痺を負った人のリハビリに利用することもできる。
(1)本発明の高さのある足指パッド付き履物の先端部に足指の付け根から足指の曲げ伸ばし運動ができ、「グー」・「パー」の運動をすることによって、足の指先が履物から出ている状態で踏ん張る時に、一番重要な中足関節が曲るので、踏ん張りが強くなり、踏ん張り力が強化され、鍛えられる。さらに、中足関節が曲げられるので、足裏のアーチが再生され、足底筋群を鍛えられ、結果として踏ん張り力を鍛えられ、外反母趾、浮き指、後天性の偏平足の予防、改善に効果があるものである。
(2)足の親指と第2指の間に形成した高さのある指間パットを設けることによって、足指の曲げる運動をする際に、内側にねじれるように曲がる足指を真っ直ぐに矯正・案内しながら「グー」、「パー」の運動を行うことができ、足指の正しい姿勢での踏ん張り力を向上させることができる。
(3)請求項2に記載のように、第4指と第5指の間にも高さのある指間パッドを設けることによって外反母趾、浮き指、後天性の偏平足の予防、改善だけでなく、内反小指の予防改善にも効果を奏するものである。
(4)足指の屈曲時に親指と第2指の間に高さのある指間パッドがあるので、屈曲時に親指と第2指が合わさらない。
(5)足の怪我や麻痺を負った人のリハビリに利用することもできる。
高さのある足指パッド付き履物で、履物の先端部を足指が付け根から曲げられるように、親指の乗る部分は、略平行に切り落として、平行切り落とし部を設け、第2指から第5指の乗る部分は略斜めに切り落として、斜め切り落とし部を設け、親指と第2指の間の部分は、鼻緒の前端で左右の横緒をまとめて止め付ける穴と、その穴から先端までは切り落とさずに残し、その上面に、全体が弾力性のある部材で形成された高さのある指間パッドを貼り付けて設け、外出時や歩行時、足指の折り曲げる運動ができる足指パッド付き履物である。
身体の健康促進や、健康を維持するために足の健康が重要であることは一般に認識されており、特に足の健康の中でも足指運動、すなわち5本の足指を折り曲げ屈伸動作させて足指関節が持つ、本来の機能を発揮させるために運動は必要で、この運動は末梢の血液循環を良くして、健康促進、老化防止に有用である。
このことから従来の下駄、ビーチサンダルは、足指の5本の指の根元から下方に折り曲げることは出来なかった。
すなわち、既存の下駄の5本の足指が根元から折り曲げることができるように、切り落とすことにより、折り曲げた5本の足指は下駄の歯によって高さがあるので、折り曲げた際、地面にさわることがなく、傷をつけることもない。
また、歯のある下駄であれば、最初から5本の足指が根元から折り曲げられるように切り落とした形状の下駄を製作すれば良いことは言うまでもない。
尚、ビーチサンダルの場合も、厚みを厚くして5本の足指が根元から折り曲げても、地面に着かないような厚みを持たせることは言うまでもない。
さらに切り落とした部分は5本の足指を折り曲げた際、痛くないように面取りを施したり、角を丸くしたりすることは言うまでもない。
このことから従来の下駄、ビーチサンダルは、足指の5本の指の根元から下方に折り曲げることは出来なかった。
すなわち、既存の下駄の5本の足指が根元から折り曲げることができるように、切り落とすことにより、折り曲げた5本の足指は下駄の歯によって高さがあるので、折り曲げた際、地面にさわることがなく、傷をつけることもない。
また、歯のある下駄であれば、最初から5本の足指が根元から折り曲げられるように切り落とした形状の下駄を製作すれば良いことは言うまでもない。
尚、ビーチサンダルの場合も、厚みを厚くして5本の足指が根元から折り曲げても、地面に着かないような厚みを持たせることは言うまでもない。
さらに切り落とした部分は5本の足指を折り曲げた際、痛くないように面取りを施したり、角を丸くしたりすることは言うまでもない。
以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明する。
本発明の足の踏ん張り力を向上させる足指パッド付き履物1は、図1〜図5からも理解できるように、下駄やビーチサンダルの先端部5を足指が付け根から曲げられるように親指の部分は略平行に切り落として、平行切り落とし部3を形成し、第2指から第5指の部分は略斜めに切り落として斜め切り落とし部4を形成したもので、親指と第2指の間の部分は下駄やビーチサンダルの先端部5と同様に鼻緒6の前端で左右の横緒7をまとめて止め付ける穴と、その穴から先端までは切り落とさず、その上面に全体が弾力性のある部材、例えばシリコンゴムなどで高さのある指間パッド2を設ける。この指間パッド2の形状として最適なものは、指間パッド2の先端は細く、根本は太い、親指の高さよりも高い形状を有している。また、この高さのある指間パッド2は、別部材のものであるが、最初から履物と一体で製作することも可能で指の間にはさめる指間パッド2は、軟らかい材料で覆うなどして、痛いことのないようにすることが可能である。この高さのある指間パッド2は、足の踏ん張り力を向上させる曲げ伸ばし運動をする際に親指と、第2指〜第5指の間を分かれさすことによって、指の曲げ運動の際に、足指が内側にねじれながら曲がっていき、指同士が重なってしまうことを防ぐ(この際、踏ん張るためには、指先を曲げただけでは踏ん張れず、指の付け根(中足関節)から深く曲げる必要がある。)と同時に、足底筋群を鍛えるために、指の付け根、すなわち中足関節を曲げることができ、足裏のアーチが再生されて足底筋群が鍛えられる。さらに、曲げた時親指と第2指が合わさらないで外反母趾や、浮き指、偏平足を改善したり、防ぐことができるものである。つまり、真っ直ぐな足指を指の付け根の部分から曲げる運動を行うことができ、より好適に足の踏ん張り力を鍛えることができるものである。
本発明の足の踏ん張り力を向上させる足指パッド付き履物1は、図1〜図5からも理解できるように、下駄やビーチサンダルの先端部5を足指が付け根から曲げられるように親指の部分は略平行に切り落として、平行切り落とし部3を形成し、第2指から第5指の部分は略斜めに切り落として斜め切り落とし部4を形成したもので、親指と第2指の間の部分は下駄やビーチサンダルの先端部5と同様に鼻緒6の前端で左右の横緒7をまとめて止め付ける穴と、その穴から先端までは切り落とさず、その上面に全体が弾力性のある部材、例えばシリコンゴムなどで高さのある指間パッド2を設ける。この指間パッド2の形状として最適なものは、指間パッド2の先端は細く、根本は太い、親指の高さよりも高い形状を有している。また、この高さのある指間パッド2は、別部材のものであるが、最初から履物と一体で製作することも可能で指の間にはさめる指間パッド2は、軟らかい材料で覆うなどして、痛いことのないようにすることが可能である。この高さのある指間パッド2は、足の踏ん張り力を向上させる曲げ伸ばし運動をする際に親指と、第2指〜第5指の間を分かれさすことによって、指の曲げ運動の際に、足指が内側にねじれながら曲がっていき、指同士が重なってしまうことを防ぐ(この際、踏ん張るためには、指先を曲げただけでは踏ん張れず、指の付け根(中足関節)から深く曲げる必要がある。)と同時に、足底筋群を鍛えるために、指の付け根、すなわち中足関節を曲げることができ、足裏のアーチが再生されて足底筋群が鍛えられる。さらに、曲げた時親指と第2指が合わさらないで外反母趾や、浮き指、偏平足を改善したり、防ぐことができるものである。つまり、真っ直ぐな足指を指の付け根の部分から曲げる運動を行うことができ、より好適に足の踏ん張り力を鍛えることができるものである。
また、5本の指の付け根から折り曲げられるように履物の先端を切り落としてある先端部に足指を引っ掛けて強く押すことができ、より足の踏ん張り力を鍛える運動として効果が向上するものである。
また、高さのある足指パッド付き履物の他形状としては、履物、例えば下駄やビーチサンダルの鼻緒を親指と第2指、及び第4指と第5指の間に指間パッドを設けられるように、かけ渡して設けられ、履物の先端部に2ヶ所の切り落とさない部分を設けたものも考えられる。これは、内反小指の改善や防止に役立つものである。なお、足指パッドを最初から形成しても良いことはいうまでもない。
足に外反母趾、内反小指、浮き指、後天性の偏平足のある人だけでなく、健康な人も外出時に利用でき、踏ん張り力の訓練だけでなく、リハビリやボケ防止の器具としても利用することができる。
1・・・・足指パッド付き履物
2・・・・指間パット
3・・・・平行切り落とし部
4・・・・斜め切り落とし部
5・・・・先端部
6・・・・鼻緒
7・・・・横緒
2・・・・指間パット
3・・・・平行切り落とし部
4・・・・斜め切り落とし部
5・・・・先端部
6・・・・鼻緒
7・・・・横緒
Claims (2)
- 高さのある足指パッド付き履物で、履物の先端部を足指が付け根から曲げられるように、親指の乗る部分は、略平行に切り落として、平行切り落とし部を設け、第2指から第5指の乗る部分は略斜めに切り落として、斜め切り落とし部を設け、親指と第2指の間の部分は、鼻緒の前端で左右の横緒をまとめて止め付ける穴と、その穴から先端までは切り落とさずに残し、その上面に、全体が弾力性のある部材で形成された指間パッドを貼り付けて設け、足指の折り曲げる運動ができることを特徴とする足の踏ん張り力を向上させる足指パッド付き履物。
- 前記親指と第2指の間の部分に設けた高さのある指間パッドに加えて第4指と第5指の間の部分にも高さのある指間パッドを設けたことを特徴とする請求項1に記載の足の踏ん張り力を向上させる足指パッド付き履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016002132A JP2017121388A (ja) | 2016-01-07 | 2016-01-07 | 足指パッド付き履物 |
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JP2016002132A JP2017121388A (ja) | 2016-01-07 | 2016-01-07 | 足指パッド付き履物 |
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---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022007872A (ja) * | 2019-12-04 | 2022-01-13 | 腸内環境株式会社 | サンダルおよび補助具 |
JP7166035B1 (ja) | 2022-06-10 | 2022-11-07 | じぶんde株式会社 | 履物の底板構造 |
Citations (5)
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JPS59134406U (ja) * | 1983-03-01 | 1984-09-08 | 阿部 功夫 | はきもの |
JPH0166102U (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-27 | ||
JPH0975102A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-25 | Shozo Okada | 外反母指、o脚、出尻、膝、矯正サンダル |
JP2005305085A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Shigeru Toyoda | 外反母趾矯正用サポーター |
JP3195381U (ja) * | 2014-10-30 | 2015-01-15 | 株式会社いきいき堂 | サンダル基板及びサンダル |
-
2016
- 2016-01-07 JP JP2016002132A patent/JP2017121388A/ja active Pending
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KR102132206B1 (ko) | 발 자극 교정기 |
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