JP6264761B2 - 超低温用自動保管システム - Google Patents

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Description

本発明は、ワークを超低温で保管する超低温用自動保管システムに関する。
従来、複数のワークを保温しながら保管し、ワークの入出庫を搬送装置が行う自動倉庫(無人倉庫)が普及している。特に、バイオ医薬の原料などは、多品種少量生産の場合があることから、入出庫の管理が煩雑となり、人手を介した入出庫では誤った原料が取得されるおそれがある。そのため、バイオ医薬用の自動倉庫の開発が望まれる。しかし、バイオ医薬の原料や製品は、−40〜−100℃といった超低温で保管されており、超低温に維持された保管庫内において、このようなワークを搬送する搬送装置の電気素子やアクチュエータが正常に機能しないことがある。
そこで、保管庫内に設けられた保温ボックスによって、搬送装置が正常に機能する温度に搬送装置を保温する技術が提案されている(例えば特許文献1)。さらに、ワークを吊り下げて保持する保持部を保管庫内に設け、保持部を駆動させ、保持部に保持されたワークを搬送する駆動用モータを保管庫外に設ける技術が開示されている(例えば特許文献2)。
また、バイオ医薬の原料などは、ワークごとに異なる温度で保管する場合がある。このような温度管理の技術としては、例えば、保冷された保管庫内において、ワークごとに個別の容器に収容し、容器に設けられたファンによって、保管庫内の冷気を容器内に送風し、ワークを加圧冷却する自動倉庫が公開されている(例えば特許文献3)。
特許第4438491号公報 特開2002−128212号公報 特開2012−56659号公報
上記のように、ワークを超低温に保温しながら保管する自動倉庫を開発する場合、ワークを搬送する搬送装置には、特許文献1、2に示されるような対策が必要となる。そのため、部品点数が増えたり、汎用的な搬送装置を用いることができなかったりして、製造コストが高くなってしまう。
また、バイオ医薬の原料などは、自動倉庫から出庫された後も、利用されるまでに厳密な温度管理が必要となる場合が多い。特許文献3に記載の自動倉庫においては、ワークごとの温度管理が可能となるものの、入出庫前後のワークの温度管理は不可能であった。
さらに、特許文献1〜3のいずれの技術においても、ワークの入出庫のたびに保管庫内に外気が流入するため、特に、保管庫を超低温に冷却する場合、熱損失が大きくなってしまう。
本発明の目的は、熱損失を抑制し、製造コストを抑えるとともに、入出庫におけるワークの温度を管理することが可能な超低温用自動保管システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の超低温用自動保管システムは、内部にワークを収容する内部空間が形成された真空断熱材と、内部空間を冷却する冷却部と、給電された電力を蓄電するとともに冷却部に電力を供給するバッテリ部と、冷却部を制御する個別制御部と、を含み、搬送可能な複数の小型冷凍庫と、小型冷凍庫を搬送する搬送部と、搬送部によって小型冷凍庫を搬入可能または搬出可能に保管する保管庫と、保管庫に設けられ、バッテリ部に電力を給電する給電部と、搬送部の搬送を制御する全体制御部と、を備え、全体制御部は、小型冷凍庫にワークが冷凍保管される時間よりも前に、内部空間の温度を第1温度まで低下させ、ワークが内部空間に収容された後に、内部空間の温度を、第1温度よりも低い第2温度まで低下させることを特徴とする。
全体制御部は、小型冷凍庫の個別制御部に、冷却部の制御指示を伝達可能に構成されてもよい。
小型冷凍庫は、内部空間の温度を測定する温度センサと、温度センサが測定した内部空間の温度の温度履歴を生成し、記憶部に記憶する履歴生成部と、をさらに備えてもよい。
給電部は、バッテリ部に対して非接触で送電する非接触送電機構で構成され、小型冷凍庫は、給電部からの電力を非接触で受電する非接触受電機構で構成される受電部をさらに備えてもよい
本発明によれば、熱損失を抑制し、製造コストを抑えるとともに、出庫後のワークの温度を管理することができる。
超低温用自動保管システムの構造を説明するための説明図である。 超低温用自動保管システムの機能ブロック図である。 小型冷凍庫の構造を説明するための説明図である。 小型冷凍庫の機能ブロック図である。 ワークの収容率と流入熱量の関係を説明するための説明図である。 全体制御部の制御処理の流れを示したフローチャートである。 入庫前後の内部空間の温度遷移を説明するための説明図である。 第1変形例における小型冷凍庫の構造を説明するための説明図である。 第2変形例における小型冷凍庫の構造を説明するための説明図である。 第3変形例における小型冷凍庫の構造を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
従来の冷凍機能付きの自動倉庫の保管温度が、大凡、冷凍工学の分野における低温であるのに対して、バイオ医薬の原料などのワークは、冷凍工学の分野における超低温で保管する必要があるため、単純に冷凍機の出力を大きくしただけでは、熱損失の増加や、ワークの搬送装置が正常に機能しないなどの課題があった。低温は、−20〜−40℃と定義され、超低温は、−40〜−100℃と定義される。以下の実施形態の超低温用自動保管システムは、このような課題を解決し、バイオ医薬の原料などのワークを、超低温で保管し、温度管理や入出庫を自動的に行うことができる。
(超低温用自動保管システム100)
図1は、超低温用自動保管システム100の構造を説明するための説明図であり、図1(a)には、超低温用自動保管システム100の正面図を示し、図1(b)には、超低温用自動保管システム100における図1(a)のI(b)‐I(b)線断面を示す。以下の説明では、超低温用自動保管システム100について、図1(b)の左側が前側、右側が後側とする。また、図1(a)においては、理解を容易とするため、後述する保管庫102の前側の壁と、後述する搬送台130の図示を省略する。
図1に示すように、超低温用自動保管システム100は、保管庫102を備えている。保管庫102は、超低温用自動保管システム100の外郭、すなわち、超低温用自動保管システム100のうち、図1(a)、(b)中、上側に位置する上面、図1(a)中、左右両端側に位置する両側面、図1(b)中、右端側に位置する後面、および、図1(b)中、左端側に位置する前面で構成される。
保管庫102の上面には、ファンフィルタユニット104が複数配されている。ファンフィルタユニット104は、外気を吸入して、空気中に含まれる埃や微生物などを除去した後、保管庫102に流入させる。そのため、保管庫102内の雰囲気は清浄空気となっている。
保管庫102内には、保管棚106が設けられている。保管棚106は、例えば、スチールラックなどのフレーム構造の棚で構成され、鉛直方向に立設して配された鉛直パイプ106aと、長手方向が水平方向となる向きに配された水平パイプ106bと、棚板106cとを含んで構成される。なお、鉛直パイプ106aと水平パイプ106bの他に、トラス構造を形成して保管棚106を補強するパイプなどを設けてもよい。また、水平パイプ106bは、鉛直方向に離隔して複数配されるが、ここでは、理解を容易とするため、保管棚106の上面以外の部分に配された水平パイプ106bは図示を省略する。
棚板106cは、保管棚106の上面以外の部分に配された水平パイプ106bの上に載置されており、鉛直方向に離隔して等間隔に複数配されている。棚板106cと鉛直パイプ106aによって、保管棚106の筐体内部が複数の収容空間Sに区分けされる。
保管棚106は、図1(b)に示すように、前後方向の長さが、保管庫102の内部の前後方向の長さに対して大凡半分程度であって、保管庫102内部の後側に配されている。
図2は、超低温用自動保管システム100の機能ブロック図である。以下、図1と図2を参照しながら、超低温用自動保管システム100の説明を行う。
図2に示すように、超低温用自動保管システム100は、第1バッテリ部108と、給電部110と、操作部112と、表示部114と、全体制御部116と、第1無線通信部118と、搬送部120と、小型冷凍庫200とを含んで構成される。
第1バッテリ部108は、図1に示すように、最も鉛直下方に配された棚板106cのさらに下方に設けられ、不図示の電源部から供給された電力を蓄電する。そして、第1バッテリ部108は、停電時、補助用電源として機能する。
給電部110は、非接触送電機構で構成され、第1バッテリ部108および電源部と不図示の配線を介して電気的に接続されている。
操作部112は、キーボード、ポインティングデバイス、十字キー、ジョイスティック、表示部114に重畳されたタッチパネル等で構成され、作業者の操作入力を受け付ける。表示部114は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、全体制御部116の制御に従って、操作メニュー画面などを表示する。
全体制御部116は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成され、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出し、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して超低温用自動保管システム100全体を管理および制御する。具体的には、全体制御部116は、搬送部120による小型冷凍庫200の搬送を制御する。
第1無線通信部118は、無線アンテナおよび無線通信回路によって構成され、小型冷凍庫200の後述する第2無線通信部と無線通信を行う。全体制御部116は、第1無線通信部118を介して、例えば、小型冷凍庫200の内部空間Cの設定温度などの制御指示を小型冷凍庫200に伝達する。
搬送部120は、全体制御部116の制御に基づき、ワークWを収容した小型冷凍庫200の入庫や出庫を行う。具体的に、搬送部120は、走行台車122、レール124、昇降機126、ロボットアームなどで構成される。
走行台車122は、図1(b)に示すように、前後方向の長さが、保管庫102の内部の前後方向の長さに対して大凡半分程度であって、保管庫102内部の前側の空間を、図1(a)中、左右方向に移動する。
走行台車122には、レール124が設けられている。レール124は、走行台車122の鉛直上方に、保管棚106の最上段を超える高さまで延在する。昇降機126は、モータなどの動力によってレール124に沿って昇降する。昇降機126に、ワークWを収容した小型冷凍庫200が載置された状態で昇降機126が昇降すると、昇降機126とともに小型冷凍庫200が昇降する。小型冷凍庫200については後に詳述する。
走行台車122および昇降機126の移動によって、昇降機126は、保管棚106のどの収容空間Sの前にも移動することができる。
保管庫102の前側には、小型冷凍庫200の搬入および搬出に用いる搬送口128が設けられている。搬送口128は、昇降機126が最も下降した状態で、昇降機126に小型冷凍庫200が載置された位置と対向する位置に形成されている。搬送口128は、不図示の開閉扉が開閉可能に設けられ、小型冷凍庫200の搬入および搬出時に一時的に開けられる。
保管庫102の外部であって搬送口128の鉛直下方には、搬送台130が配されている。搬送台130は、搬送口128の下部と大凡高さが等しく面一となっている。小型冷凍庫200を超低温用自動保管システム100に入庫する場合、搬送台130に小型冷凍庫200を載置すると、走行台車122が搬送口128に対向する位置まで移動する。搬送口128が開くと、昇降機126が最も下降した状態で、昇降機126に設けられた不図示のロボットアームが、小型冷凍庫200を搬送台130から昇降機126の上に移動させる。
その後、走行台車122は、保管棚106のうち、小型冷凍庫200を収容する収容空間Sがある列の前まで移動し、昇降機126が上昇して小型冷凍庫200を収容空間Sに対向させる。そして、ロボットアームが小型冷凍庫200を収容空間Sに移動させる。
一方、小型冷凍庫200を超低温用自動保管システム100から出庫させる場合、走行台車122は、保管棚106のうち、対象の小型冷凍庫200が収容された収容空間Sがある列の前まで移動し、昇降機126が上昇して、その収容空間Sの下部に位置する棚板106cと同じ高さまで移動する。そして、昇降機126に設けられた不図示のロボットアームが、小型冷凍庫200を棚板106cから昇降機126の上に移動させる。
そして、昇降機126が最も下降し、走行台車122が搬送口128に対向する位置まで移動した後、搬送口128が開き、ロボットアームが小型冷凍庫200を搬送台130に移動させる。
このように、保管庫102は、搬送部120によって小型冷凍庫200を搬入可能または搬出可能に保管する。
(小型冷凍庫200)
図3は、小型冷凍庫200の構造を説明するための説明図であり、図3(a)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫200が収容される前の状態を示し、図3(b)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫200が収容された後の状態を示す。
図3(a)に示すように、小型冷凍庫200は、筐体202が矩形に形成されており、比較的小型であることから搬送が容易である。筐体202は、ワークWを搬入および搬出するための開口部202aが設けられており、筐体202の外側に、開口部202aを開閉するための収容扉202bが設けられている。例えば、ヒンジ機構202cなどによって、図3(a)に矢印で示す方向に回動する。ここでは、ヒンジ機構202cによって回動する収容扉202bが設けられる場合について説明したが、開口部202aを開閉できれば、どのような開閉機構を設けてもよい。また、開口部202aの位置は、筐体202の上側の壁部でもよいし、他のどの位置に設けてもよい。
また、筐体202の内部には、筐体202の開口部202aを閉塞しない位置に、真空断熱材206が配されている。真空断熱材206は、内部にワークWを収容する内部空間Cが形成されている。真空断熱材206を配することで、小型冷凍庫200の冷却効率を大幅に向上することが可能となる。さらに、収容扉202bは、内部に不図示の真空断熱材が配されており、冷却効率の向上に寄与している。
真空断熱材206は、図3(a)中、筐体202の内部の左側に偏らせて配されており、筐体202の内部における真空断熱材206の右側には、冷却部208が配されている。
図4は、小型冷凍庫200の機能ブロック図である。以下、図3と図4を参照しながら、小型冷凍庫200の説明を行う。
図4に示すように、小型冷凍庫200は、冷却部208と、受電部210と、第2バッテリ部212と、放熱器214と、温度センサ216と、記憶部218と、第2無線通信部220と、個別制御部222とを含んで構成される。
冷却部208は、冷凍機で構成され、冷媒を超低温まで冷却する能力を有する。真空断熱材206内であって内部空間Cの外側には、不図示の配管が埋設されており、冷却部208を介して冷媒が循環している。そのため、冷却部208で冷却された冷媒が配管を流通することで、内部空間Cが超低温まで冷却される。
保管棚106の棚板106cには、上述した給電部110が配されている。また、小型冷凍庫200の筐体202の内部には、冷却部208の下側に受電部210が設けられている。
受電部210は、非接触受電機構で構成され、図3(b)に示すように、小型冷凍庫200が収容空間Sに収容されたとき、給電部110と受電部210とが、筐体202を挟んで対向する位置関係となり、給電部110から受電部210に効率的に電力が伝達される。
第2バッテリ部212は、冷却部208と同様に筐体202内に配されており、第2バッテリ部212と受電部210とは、不図示の配線を介して電気的に接続されている。そして、第2バッテリ部212は、給電部110および受電部210を介して、通常時には、電源部から給電された電力を蓄電し、停電時には、第1バッテリ部108から給電された電力を蓄電する。
このように、給電部110および受電部210によって、電力の非接触送電(受電)を行うことで、小型冷凍庫200を収容空間Sに搬送するのみで、小型冷凍庫200の第2バッテリ部212に対する給電を行うことができる。接触式の給電方式に比べ、非接触式の給電方式の方が、給電が遂行可能な位置の範囲が広く、確実に給電を行うことが可能であるため、送電側と受電側の水平位置のずれについての許容範囲が広い。また、非接触式の給電方式は、送電側と受電側の部品同士の接触がない分、金属端子の劣化も防止でき、接触式の給電方式よりも、部品の寿命が長く維持される。
そして、冷却部208は、上述したように、通常時は、受電部210から供給される電力によって動作し、受電部210からの電力供給がなくなると、第2バッテリ部212から供給される電力によって動作する。
放熱器214は、筐体202のうち、蓋部204と対向する面に対して逆側の面に、筐体202の外側から固定される。図3(b)に示すように、小型冷凍庫200が棚上で給電を行うことのできる位置へ設置されたとき、放熱器214は不図示の排気ダクトに対向する位置にくる。
放熱器214は、筐体202内部に配された冷却部208および受電部210と、筐体202を挟んで配され、冷却部208および受電部210から伝熱した熱を図3(b)中、白抜き矢印の向きに排熱する。
温度センサ216は、真空断熱材206の内部空間C内に配されており、温度センサ216によって、内部空間Cの温度が測定可能となっている。温度センサ216の出力値は、個別制御部222に伝送される。
記憶部218は、フラッシュメモリ、不揮発性RAM等で構成される。第2無線通信部220は、無線アンテナおよび半導体集積回路の一部である無線通信回路によって構成され、第1無線通信部118と無線通信を行う。
個別制御部222は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路によって構成され、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出し、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して小型冷凍庫200全体を管理および制御する。また、個別制御部222は、温度センサ216の出力値に基づいて冷却部208の出力を制御する。具体的には、個別制御部222は、第2無線通信部220を介して、全体制御部116からの制御指示を取得すると、温度センサ216の出力値が、制御指示に示される設定温度になるように、冷却部208に対して、例えば閉ループ制御を行う。
また、個別制御部222は、上記プログラムを動作させて、履歴生成部222aとしても機能する。履歴生成部222aは、温度センサ216が測定した内部空間Cの温度の温度履歴を生成し、記憶部218に記憶する。ここで、温度履歴は、温度センサ216の出力値を時系列にまとめたデータである。
履歴生成部222aが記憶部218に温度履歴を記憶させる処理は、微小な消費電力で遂行できる。したがって、例えば、停電時や出庫時などにおいて、第2バッテリ部212のバッテリ残容量が少なくなり、冷却部208による冷却処理が遂行不可能となったとしても、履歴生成部222aが記憶部218に温度履歴を記憶させる処理は継続できる。そのため、第2バッテリ部212のバッテリ残容量不足で、ワークWの温度を上昇させてしまったとしても、記憶部218に記憶された温度履歴を確認することで、ワークWの温度上昇がバイオ医薬の原料などとしての許容範囲であれば、ワークWを廃棄せずに利用することが可能となる。
このように、小型冷凍庫200は、それぞれが冷却部208を備えており、小型冷凍庫200ごとに個別にワークWを冷却することが可能となる。そのため、超低温用自動保管システム100に保管されているワークWの収容率によっては、超低温用自動保管システム100全体を冷却する場合に比べて熱損失が大幅に抑制される。以下、超低温用自動保管システム100の熱損失削減効果について、小型冷凍庫200ごとにワークWを冷却した場合と、従来のように、超低温用自動保管システム100全体を一括して冷却した場合とを比較して示す。
(試算条件)
図5の試算は、下記の条件に基づいて算出した。
・室温:20℃
・冷凍温度:−80℃
・筐体202の大きさ:W0.5m×D0.7m×H0.13m
・保管棚106には、20段×25列×2個=1000個、小型冷凍庫200を収容できる。
(小型冷凍庫200を使って、複数のワークWを個別に冷却した場合)
真空断熱材206について、熱伝導率λ=0.002W/mK、厚さ0.095mとすると、熱抵抗は、47.5mK/Wとなる。また、筐体202の寸法を、幅0.5m、長さ0.7m、高さ0.13mとすると、筐体202の表面積は、2.24mとなる。
その結果、筐体202の外表面からの流入熱量は、(20℃−(−80℃))÷47.5mK/W×2.24m=4.7Wとなる。超低温用自動保管システム100に収容されている小型冷凍庫200の数をN個とすると、超低温用自動保管システム100に流入する熱量は、4.7W×N個となる。
(保管庫102内を冷却して、複数のワークWを一括して冷却した場合)
収容空間Sの寸法は、幅=0.7m×2+1m=2.4m、長さ=0.5m×25=12.5m、高さ=0.13m×20+1m=3.6mとする。ここで、収容空間Sの幅は、クレーンなどで小型冷凍庫200を搬送するために、1m余裕を持たせて計算している。
また、収容空間Sを構成する保管棚106と、保管庫102の外壁との間の隙間が0.5mとする。保管庫102の外壁は、発泡ウレタンなどの断熱材とし、熱伝導率λ=0.024W/mK、厚さ0.2mとする。このとき、外壁の熱抵抗は、8.33mK/Wとなる。
また、保管庫102の床面にも発泡ウレタンなどの断熱材を配しているものとし、熱伝導率λ=0.024W/mK、厚さ0.1mとする。このとき、床面の熱抵抗は、4.17mK/Wとなる。保管庫102の外壁の寸法を、幅3.8m、長さ13.9m、高さ4.4mとすると、保管庫102の床面以外の外表面の面積は、208.6mとなる。また、床面の面積が52.8mとなる。
その結果、保管庫102の外表面からの流入熱量は、(20℃−(−80℃))÷8.33mK/W×208.6m+(20℃−(−80℃))÷4.17mK/W×52.8mの計算によって導出され、大凡3.8kWとなる。
ワークWを個別冷却した場合と、一括冷却した場合の上記試算結果について、ワークWの収容率を変化させて比較する。ここで、収容率は、超低温用自動保管システム100に収容できるワークWの総数に対する実際に超低温用自動保管システム100に収容されているワークWの数の比率である。
図5は、ワークWの収容率と流入熱量の関係を説明するための説明図である。図5において、横軸はワークWの収容率を示し、縦軸は、保管庫102に流入する熱量(熱損失)を示す。図5において、凡例aは、ワークWを個別冷却した例であって、凡例bは、ワークWを一括冷却した例である。
図5に示すように、収容率が82%程度を境に、収容率が少なくなるほど、個別冷却の方が流入熱量を抑制できる。このように、超低温用自動保管システム100は、小型冷凍庫200による個別冷却を行うため、大幅な効率向上を図ることが可能となる。
また、収容率が大きくなる場合であっても、一括冷却していると、ワークWの入出庫の頻度が高くなると、その度に冷気が外部に逃げて熱損失が大きくなってしまう。しかし、本実施形態の超低温用自動保管システム100では、個別冷却を行っているため、このような熱損失を回避することが可能となる。
さらに、上述したように、小型冷凍庫200は、第2バッテリ部212を備えるため、出庫後も、バッテリの容量が残っている間、ワークWを冷却することができる。そのため、出庫後のワークWの温度を管理することが可能となる。
また、超低温用自動保管システム100においては、上述した走行台車122、レール124、昇降機126、ロボットアームなどが駆動する空間は、超低温に冷却される必要がないので、これらの装置を保温するような特別な機構を要さず、コストを低減することが可能となる。
続いて、ワークWの入庫および出庫における全体制御部116の制御処理の流れについて説明する。
図6は、全体制御部116の制御処理の流れを示したフローチャートである。図6に示すように、全体制御部116は、操作部112などを介して、ワークWの入庫予定が入力されているか否かを判定する(S300)。入庫予定があると(S300におけるYES)、全体制御部116は、入庫予定の対象となる小型冷凍庫200の内部空間Cを冷却する第1冷却期間内であるか否かを判定する(S302)。
図7は、入庫前後の内部空間Cの温度遷移を説明するための説明図である。図7に示すように、第1冷却期間Tは、実際にワークWが小型冷凍庫200に収容されて超低温用自動保管システム100に入庫される時刻よりも前に設定される。第1冷却期間Tは、入庫予定が設定された直後から開始してもよいし、ワークWが入庫される時刻から、予め設定された時間分、前の時刻から開始してもよい。
第1冷却判定ステップS302において、第1冷却期間T内ではないと判定されると(S302におけるNO)、第2冷却判定ステップS306に処理を移す。第1冷却期間T内であると判定されると(S302におけるYES)、全体制御部116は、個別制御部222に制御指示を送信して、第1冷却期間Tの終わりに第1温度Aとなるように、小型冷凍庫200の内部空間Cを冷却させる(S304)。そして、第2冷却判定ステップS306に処理を移す。ここで、第1温度Aは、ワークWを内部空間Cに収容する時点で、内部空間Cが到達すべき温度である。
続いて、全体制御部116は、入庫後の小型冷凍庫200の内部空間Cを冷却する第2冷却期間T内であるか否かを判定する(S306)。第2冷却期間Tは、小型冷凍庫200の内部空間CにワークWを収容した後から開始する。第2冷却期間T内でなければ(S306におけるNO)、当該制御処理を終了する。第2冷却期間T内であれば(S306におけるYES)、全体制御部116は、個別制御部222に制御指示を送信して、第2冷却期間Tの終わりに第2温度Bとなるように、小型冷凍庫200の内部空間Cを冷却させ(S308)、当該制御処理を終了する。ここで、第2温度Bは、ワークWを冷凍保管する温度まで冷却するために、内部空間Cが到達すべき温度であり、第1温度Aよりも低い。
図7に示すように、第1冷却期間Tにおける内部空間Cの温度低下速度(第1の低下速度)よりも、第2冷却期間Tにおける内部空間Cの温度低下速度(第2の低下速度)の方が遅い。これは、内部空間Cに収容されたワークWを急速に冷却しすぎて、ワークWが損傷しないようにするためである。
このように、全体制御部116は、入庫前、第1冷却期間Tにおいて、予め迅速に内部空間Cを冷却しておき、入庫後、第2冷却期間Tにおいて、内部空間Cを徐々に冷却する。そのため、超低温用自動保管システム100は、ワークWの入庫に際して、ワークWの損傷を回避しつつ、速やかにワークWを保冷することが可能となる。
入庫判定ステップS300において、入庫予定がないと(S300におけるNO)、全体制御部116は、出庫予定があるか否かを判定する(S310)。出庫予定がないと(S310におけるNO)、当該制御処理を終了する。出庫予定があると(S310におけるYES)、全体制御部116は、ワークWの解凍期間であるか否かを判定する(S312)。解凍期間でなければ(S312におけるNO)、当該制御処理を終了する。解凍期間であれば(S312におけるYES)、全体制御部116は、解凍期間の終わりまでに第3温度となるように、小型冷凍庫200の内部空間Cの冷却を弱めていくように、個別制御部222に制御指示を送信する(S314)。そして、当該制御処理を終了する。
上述したように、本実施形態の超低温用自動保管システム100によれば、熱損失を抑制し、製造コストを抑えるとともに、出庫後のワークWの温度を管理することが可能となる。
(第1変形例)
図8は、第1変形例における小型冷凍庫400の構造を説明するための説明図であり、図8(a)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫400が収容される前の状態を示し、図8(b)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫400が収容された後の状態を示す。
上述した実施形態では、収容空間Sに小型冷凍庫200を収容しても、収容空間Sは開放されている場合について説明した。第1変形例においては、小型冷凍庫400の収容扉202bには、蓋部404が着脱可能に取り付けられている。また、棚板106cの鉛直方向の間隔、すなわち、収容空間Sの高さは、小型冷凍庫400の筐体202の高さと大凡等しい。
図8(b)に示すように、小型冷凍庫400が収容空間Sに収容されたとき、筐体202が収容空間Sに嵌合する。また、蓋部404は、筐体202側の端部が収容空間Sに嵌合するとともに、収容空間Sの開口よりも大きい逆側の端部が収容空間Sの外部に位置して、収容空間Sを封止する蓋として機能する。
このように、小型冷凍庫400が収容空間Sに嵌合する構成により、小型冷凍庫400の位置が安定し、地震などの振動があっても、小型冷凍庫400の保管棚106からの落下を抑制することが可能となる。また、蓋部404が小型冷凍庫400と一体形成されているため、小型冷凍庫400を収容空間Sに収容すれば、小型冷凍庫400から蓋部404側への冷気の流れを抑制し、冷却効率を向上することが可能となる。さらに、収容空間Sを塞ぐために、ロボットアームなどが別途、蓋部材を移動させる作業が不要となる。
(第2変形例)
図9は、第2変形例における小型冷凍庫500の構造を説明するための説明図であり、図9(a)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫500が収容される前の状態を示し、図9(b)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫500が収容された後の状態を示す。また、図9(c)には、図9(b)のIX(c)‐IX(c)線断面のうち、受電部510および給電部610近傍を抽出して示す。
上述した実施形態では、給電部110が非接触送電機構で構成され、受電部210が非接触送電機構で構成される場合について説明した。第2変形例では、受電部510と給電部610は、接触して電力を送電および受電する構成となっている。
具体的には、図9(a)に示すように、給電部610は棚板106cの上に固定して配されている。給電部610は、電力が送電される差込プラグ610aを備えている。また、小型冷凍庫500の筐体202には、差込プラグ610aが挿通される貫通孔が設けられている。
受電部510は、差込プラグ610aが嵌合する差込口510aが設けられ、差込口510aが、筐体202の貫通孔に対向する位置に配されている。差込口510aには、電力が通電する不図示の導電板が設けられている。
図9(b)に示すように、小型冷凍庫500が収容空間Sに収容されたとき、図9(c)に示すように、給電部610の差込プラグ610aは、先端側が受電部510の差込口510aに挿通される。すると、差込プラグ610aと差込口510a内の導電板とが通電し、給電部610から受電部510に電力が送られることとなる。
棚板106cには、小型冷凍庫500の筐体202の移動を規制する不図示のガイドが設けられている。当該ガイドによって、小型冷凍庫500が収容空間Sに収容されたとき、差込プラグ610aが差込口510aに挿入される位置からずれないように、小型冷凍庫500の筐体202を導く。
また、ここでは、差込プラグ610aおよび差込口510aが3つずつ設けられる場合について説明したが、差込プラグ610aおよび差込口510aは、それぞれ1つずつ設けられていてもよいし、複数個設けられていてもよい。
(第3変形例)
図10は、第3変形例における小型冷凍庫700の構造を説明するための説明図であり、図10(a)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫700が収容される前の状態を示し、図10(b)には、保管棚106の収容空間Sに小型冷凍庫700が収容された後の状態を示す。
上述した第2変形例では、差込プラグ610aが差込口510aに挿入されることで、電力を送電および受電する構成について説明した。第3変形例においては、小型冷凍庫700の筐体702うち、図10(a)中、底面の右側部分には開口702aが形成されている。受電部710は、開口702aによって筐体702外部に露出している。
給電部810は、接触端子で構成され、棚板106cに設けられた配置穴812に配設され、第1バッテリ部108および電源部と不図示の配線を介して電気的に接続されている。また、給電部810は、図10(a)中、上側に突出する向きに屈曲しており、屈曲部分が容易に弾性変形する構造となっている。
図10(b)に示すように、小型冷凍庫700が収容空間Sに収容されたとき、受電部710と給電部810が接触し、小型冷凍庫700の自重によって、給電部810が図10(b)中、下側に押し込まれる。こうして、受電部710と給電部810の接触部分に十分な接触圧が確保され、給電部810から受電部710に電力が送られることとなる。
第3変形例の給電部810および受電部710の構成は、給電が遂行可能な位置の範囲が広いため、送電側と受電側の水平位置のずれについての許容範囲が広い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上述した実施形態では、全体制御部116は、小型冷凍庫200にワークWが冷凍保管される時間よりも前の第1冷却期間Tに、冷却部208に内部空間Cを第1温度まで冷却させ、ワークWが内部空間Cに収容された後の第2冷却期間Tに、第1温度よりも低い第2温度まで、冷却部208に内部空間Cを冷却させる場合について説明した。しかし、全体制御部116は、冷却部208に内部空間Cを、小型冷凍庫200にワークWが冷凍保管される時間よりも前の第1冷却期間Tに初めから第2温度まで冷却させていてもよい。また、全体制御部116は、冷却部208に内部空間Cを、小型冷凍庫200にワークWが冷凍保管される時間よりも前の第1冷却期間Tに冷却させず、ワークWが内部空間Cに収容された後の第2冷却期間Tに冷却させてもよい。
また、上述した実施形態では、全体制御部116は、小型冷凍庫200の個別制御部222に、冷却部208の制御指示を伝達可能に構成される場合について説明した。しかし、全体制御部116は、小型冷凍庫200の個別制御部222に、冷却部208の制御指示を伝達せずともよい。その場合、例えば、小型冷凍庫200の個別制御部222それぞれに対し、冷却部208の制御指示を行う手段を別途設けてもよい。
また、上述した実施形態では、超低温用自動保管システム100が履歴生成部222aおよび記憶部218を備え、履歴生成部222aが内部空間Cの温度履歴を生成し、記憶部218に記憶する場合について説明したが、超低温用自動保管システム100は、履歴生成部222aおよび記憶部218を備えずともよい。
本発明は、ワークを超低温で保管する超低温用自動保管システムに利用することができる。
A 第1温度
B 第2温度
C 内部空間
W ワーク
100 超低温用自動保管システム
102 保管庫
110、610、810 給電部
116 全体制御部
120 搬送部
200、400、500 小型冷凍庫
206 真空断熱材
208 冷却部
210、510、710 受電部
212 第2バッテリ部(バッテリ部)
216 温度センサ
218 記憶部
222 個別制御部
222a 履歴生成部

Claims (4)

  1. 内部にワークを収容する内部空間が形成された真空断熱材と、該内部空間を冷却する冷却部と、給電された電力を蓄電するとともに該冷却部に電力を供給するバッテリ部と、該冷却部を制御する個別制御部と、を含み、搬送可能な複数の小型冷凍庫と、
    前記小型冷凍庫を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって前記小型冷凍庫を搬入可能または搬出可能に保管する保管庫と、
    前記保管庫に設けられ、前記バッテリ部に電力を給電する給電部と、
    前記搬送部の搬送を制御する全体制御部と、
    を備え
    前記全体制御部は、前記小型冷凍庫に前記ワークが冷凍保管される時間よりも前に、前記内部空間の温度を第1温度まで低下させ、該ワークが該内部空間に収容された後に、該内部空間の温度を、該第1温度よりも低い第2温度まで低下させることを特徴とする超低温用自動保管システム。
  2. 前記全体制御部は、前記小型冷凍庫の前記個別制御部に、前記冷却部の制御指示を伝達可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の超低温用自動保管システム。
  3. 前記小型冷凍庫は、前記内部空間の温度を測定する温度センサと、
    前記温度センサが測定した前記内部空間の温度の温度履歴を生成し、記憶部に記憶する履歴生成部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の超低温用自動保管システム。
  4. 前記給電部は、前記バッテリ部に対して非接触で送電する非接触送電機構で構成され、
    前記小型冷凍庫は、前記給電部からの電力を非接触で受電する非接触受電機構で構成される受電部をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の超低温用自動保管システム。
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