JP2016095076A - コンテナ冷熱システム - Google Patents
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Abstract
【課題】冷熱ユニットの冷熱性能の悪化や、冷熱ユニットの装置や部品の損傷や破損を防ぐことができること。【解決手段】コンテナ1と、冷熱ユニット40a,40bと、情報管理装置31とを備えたコンテナ冷熱システムであって、情報管理装置31は、前回のコンテナ冷熱時におけるコンテナ1のコンテナ識別情報15と該コンテナ1に接続された冷熱ユニット40a,40bの冷熱ユニット識別情報45a,45bと冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として管理し、冷熱ユニット40a,40bから、接続されるコンテナ1のコンテナ識別情報15と該冷熱ユニット40a,40bの冷熱ユニット識別情報45a,45bとを含む冷熱許可判定依頼を受けた場合、前記冷熱組情報をもとに冷熱の可否を判定した冷熱許可判定結果を冷熱ユニット40a,40bに送信する。【選択図】図2
Description
本発明は、畜冷熱材によって保冷熱対象物が収容される保冷熱空間を所望温度範囲に保持するコンテナに冷熱媒体が流動する冷熱配管を接続し、該冷熱配管を介して前記コンテナ内の冷熱器に前記冷熱媒体を流入して前記蓄冷熱材を蓄冷熱する冷熱ユニットの冷熱性能の悪化や、冷熱ユニットの装置や部品の損傷や破損を防ぐことができるコンテナ冷熱システムに関する。
従来、生鮮食品や医療品等、冷蔵や冷凍が必要な物品の輸送に用いられる保冷庫(保冷コンテナ)としては、収納庫本体と、庫内を熱媒体により冷却する熱交換器と、この熱交換器から庫外の熱源機に亘り熱媒体を流動させる着脱自在な接続手段とを備えた可動式の収納庫がある(特許文献1参照)。これによって、収納庫内の収納スペースを広くすることができるとともに、軽量化を図ることができる。
また、特許文献2には、各保冷庫の蓄冷剤温度データ及び庫内温度データを通信ケーブルを介して集中管理部で受信し、これらのデータに基づいて各保冷庫の庫内温度、蓄冷剤温度、及び蓄冷完了予定時刻を集中管理部のモニタに表示し、各保冷庫を直接の目視によって監視せずとも、各保冷庫の蓄冷状態を常に的確に把握するものが記載されている。
ところで、保冷庫の蓄冷剤を冷却した後、冷媒が保冷庫内に残留して冷凍機側に戻ってこない状態で冷凍機の接続ホースを保冷庫から外すことを繰り返すと、冷凍機の冷媒不足によって、冷凍機の冷却性能が悪化したり、冷凍機の装置や部品の損傷や破損を招くことになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、冷熱ユニットの冷熱性能の悪化や、冷熱ユニットの装置や部品の損傷や破損を防ぐことができるコンテナ冷熱システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるコンテナ冷熱システムは、冷熱媒体によって蓄冷熱材を蓄冷熱する冷熱器を有し、蓄冷熱された畜冷熱材によって保冷熱対象物が収容される保冷熱空間を所望温度範囲に保持するコンテナと、前記コンテナに前記冷熱媒体が流動する冷熱配管を接続し、該冷熱配管を介して前記冷熱器に前記冷熱媒体を流入して前記蓄冷熱材を蓄冷熱するとともに通信接続線を介して前記コンテナに通信接続される冷熱ユニットと、前記冷熱ユニットに通信接続されて前記コンテナの冷熱処理を管理する情報管理装置と、を備えたコンテナ冷熱システムであって、前記情報管理装置は、前回のコンテナ冷熱時における前記コンテナのコンテナ識別情報と該コンテナに接続された前記冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報と冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として管理し、前記冷熱ユニットから、接続されるコンテナのコンテナ識別情報と該冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報とを含む冷熱許可判定依頼を受けた場合、前記冷熱組情報をもとに冷熱の可否を判定した冷熱許可判定結果を前記冷熱ユニットに送信することを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテナ冷熱システムは、上記の発明において、前記情報管理装置は、前回のコンテナ冷熱時における前記コンテナのコンテナ識別情報と該コンテナに接続された前記冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報と冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として管理し、前記冷熱ユニットは、接続されるコンテナのコンテナ識別情報に対応する前記冷熱組情報を取得し、取得した前記冷熱組情報をもとに自ら冷熱の可否を判定することを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテナ冷熱システムは、上記の発明において、前記冷熱許可判定結果は、前記コンテナの冷熱終了ステータスがポンプダウン完了である場合、可とし、前記コンテナの冷熱終了ステータスがポンプダウン未完であって前記冷熱ユニットから送信されたコンテナ識別情報及び冷熱ユニット識別情報との組み合わせが前記冷熱組情報内にある場合、事前の冷熱媒体回収処理を条件とする条件付き可とし、前記冷熱組情報内の冷熱終了ステータスがポンプダウン未完であって前記冷熱ユニットから送信されたコンテナ識別情報及び冷熱ユニット識別情報との組み合わせが前記冷熱組情報内にない場合、否とすることを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテナ冷熱システムは、上記の発明において、前記冷熱ユニットは、前記冷熱許可判定結果を表示出力することを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテナ冷熱システムは、上記の発明において、前記冷熱ユニットは、前記冷熱許可判定結果が否である場合、冷熱処理を禁止する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテナ冷熱システムは、上記の発明において、前記冷熱ユニットは、冷熱処理後、今回のコンテナ冷熱時における前記コンテナのコンテナ識別情報と該コンテナに接続された前記冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報と冷熱終了ステータスとを前記情報管理装置に送信することを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテナ冷熱システムは、上記の発明において、前記冷熱許可判定結果は、コンテナ識別情報が前記情報管理装置にない場合、可とすることを特徴とする。
本発明によれば、情報管理装置が、前回のコンテナ冷熱時におけるコンテナのコンテナ識別情報と該コンテナに接続された冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報と冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として管理し、前記冷熱ユニットから、接続されるコンテナのコンテナ識別情報と該冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報とを含む冷熱許可判定依頼を受けた場合、前記冷熱組情報をもとに冷熱の可否を判定した冷熱許可判定結果を前記冷熱ユニットに送信するようにしている。この冷熱許可判定結果は、コンテナの冷熱処理後、コンテナ内に冷熱媒体が残留している場合であって、今回、冷熱ユニットに接続されたコンテナが前回も同じ冷熱ユニットに接続されない場合、冷熱処理を行わせないようにし、コンテナ内に冷熱媒体が残留している場合であって、今回、冷熱ユニットに接続されたコンテナが前回と同じ冷熱ユニットに接続された場合、冷熱媒体回収後に冷熱処理を行うようにしているので、冷熱ユニットの冷熱性能の悪化や、冷熱ユニットの装置や部品の損傷や破損を防ぐことができる。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(物流サイクルの概要)
まず、本発明の実施の形態であるコンテナ冷熱システムによって冷熱されるコンテナを用いた物流サイクルの概要について説明する。図1は、本発明の実施の形態であるコンテナ冷熱システムによって冷熱されるコンテナを用いた物流サイクルの概要を示す模式図である。図1に示すように、商品101が納入される複数の配送センター110と商品を陳列する店舗120との間で、再利用される複数のコンテナ1内に商品101が収納されてトラック111によって店舗120に配送され、空になったコンテナ1がトラック112によって配送センター110に返送される。なお、店舗120で空になったコンテナ1は他の配送センター110に返送されてもよい。
まず、本発明の実施の形態であるコンテナ冷熱システムによって冷熱されるコンテナを用いた物流サイクルの概要について説明する。図1は、本発明の実施の形態であるコンテナ冷熱システムによって冷熱されるコンテナを用いた物流サイクルの概要を示す模式図である。図1に示すように、商品101が納入される複数の配送センター110と商品を陳列する店舗120との間で、再利用される複数のコンテナ1内に商品101が収納されてトラック111によって店舗120に配送され、空になったコンテナ1がトラック112によって配送センター110に返送される。なお、店舗120で空になったコンテナ1は他の配送センター110に返送されてもよい。
まず、配送センター110では、配送元から商品101が納入される。配送センター110では、その商品101を荷受けし、店舗別の仕分けを行う。仕分けされた商品101は、配送先の店舗120に送られるコンテナ1内に収納される。コンテナ1内は、商品101が収納される保冷熱空間が空であって冷熱材によって所望温度に保持されている。トラック111は、商品101が収納されたコンテナ1を積み込んで、配送先の店舗120に配送する。配送先の店舗120では、コンテナ1をトラック111から降ろし、コンテナ1内の商品101を取り出す。取り出された商品101は、ショーケースなどに陳列される。空になったコンテナ1は、店舗120内に一時保留される。配送したトラック111は、トラック112として前回、一時保留されていたコンテナ1を積載してコンテナ1を配送センター110に返送する。
ここで、店舗120には、情報収集装置30が配置される。商品101が取り出されて空になったコンテナ1は、情報収集装置30に通信接続される。情報収集装置30は、コンテナ1が配送時に取得した温度履歴などのコンテナ履歴情報をコンテナ識別情報とともにネットワークNを介して上位情報管理装置130に送出する。
一方、配送センター110には、情報管理装置31とコンテナ冷熱装置40とが配置される。トラック112によって返送された空のコンテナ1は、トラック112から降ろされると、コンテナ冷熱装置40を介して情報管理装置31に接続される。情報管理装置31は、商品101が収納されてから現在までの温度履歴を含むコンテナ履歴情報をコンテナ識別情報とともにコンテナ冷熱装置40を介して取得し、ネットワークNを介して上位情報管理装置130に送出する。コンテナ冷熱装置40は、接続されたコンテナ1内に冷熱媒体を流入して蓄冷熱材を蓄冷熱し、保冷熱空間を所望温度にする。この所望温度に設定された空のコンテナ1は、再び商品101の配送のためのコンテナ1として再利用される。
ネットワークNに接続された上位情報管理装置130は、配送センター110の情報管理装置31や店舗120の情報収集装置30から送られたコンテナ履歴情報およびコンテナ識別情報を用いて、運搬された商品101の温度管理状態などを分析する。
(コンテナ冷熱システムの構成及び動作)
図2は、配送センター110におけるコンテナ冷熱システムの構成を示すブロック図である。図2に示すように、コンテナ冷熱システムは、コンテナ冷熱装置40、コンテナ冷熱装置40に接続されて冷熱処理される複数のコンテナ1、及びコンテナ冷熱装置40に接続される情報管理装置31を有する。
図2は、配送センター110におけるコンテナ冷熱システムの構成を示すブロック図である。図2に示すように、コンテナ冷熱システムは、コンテナ冷熱装置40、コンテナ冷熱装置40に接続されて冷熱処理される複数のコンテナ1、及びコンテナ冷熱装置40に接続される情報管理装置31を有する。
(コンテナ冷熱装置)
コンテナ冷熱装置40は、2つの冷熱ユニット40a,40bを有する。各冷熱ユニット40a,40bは、それぞれ2つのコンテナ1を同時に冷熱処理することができる。したがって、コンテナ冷熱装置40は、同時に4つのコンテナ1を同時に冷熱処理することができる。なお、冷熱ユニット40a,40bは、電源ケーブル47を介して電源に接続されている。各冷熱ユニット40a,40bは、それぞれ冷熱回路41a,41b及び冷熱制御部43a,43bを有する。
コンテナ冷熱装置40は、2つの冷熱ユニット40a,40bを有する。各冷熱ユニット40a,40bは、それぞれ2つのコンテナ1を同時に冷熱処理することができる。したがって、コンテナ冷熱装置40は、同時に4つのコンテナ1を同時に冷熱処理することができる。なお、冷熱ユニット40a,40bは、電源ケーブル47を介して電源に接続されている。各冷熱ユニット40a,40bは、それぞれ冷熱回路41a,41b及び冷熱制御部43a,43bを有する。
冷熱ユニット40aの冷熱回路41aは、2つのコンテナ1に、それぞれ冷熱配管L2a,L2b及び各配管コネクタC2aを介して接続される。また、冷熱ユニット40bの冷熱回路41bは、2つのコンテナ1に、それぞれ冷熱配管L2c,L2d及び各配管コネクタC2aを介して接続される。
各冷熱回路41a,41bは、例えば、図示しない圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器等を備える公知の冷凍サイクル装置である。圧縮機(コンプレッサ)は、各冷熱回路41a,41b内にコンプレッサモータ42a,42bを有する。各冷熱回路41a,41bは、冷熱制御部43a,43bの制御のもと、例えば、冷熱媒体を所望の温度域まで急速冷却し、この急速冷却された冷熱媒体を、各冷熱配管L2a,L2b,L2c,L2dを介して各コンテナ1の各冷熱器21に供給する。各冷熱配管L2a,L2b,L2c,L2dは、それぞれ配管コネクタC2bを介して接続される。各冷熱器21は、冷熱媒体と各畜冷熱材22との熱交換によって蓄冷熱材22に対する畜冷熱を行い、各畜冷熱材22によって保冷熱空間23は所望温度に維持される。なお、各冷熱回路41a,41bには、冷熱媒体を流通させるための図示しない循環ポンプが設けられている。また、冷熱媒体は、水や不凍液等、いわゆるブラインと呼ばれる熱媒体である。
各冷熱配管L2a,L2b,L2c,L2dには、通信接続線L1a,L1b,L1c,L1dの一部分が一体化されている。通信接続線L1a,L1b,L1c,L1dは、それぞれ通信コネクタC1aを介してコンテナ1側の通信コネクタC1bに接続される。
各冷熱制御部43a,43bの制御部44a,44bは、各冷熱回路41a,41bを制御するとともに、情報管理装置31及び接続されるコンテナ1との間の通信制御を行う。各冷熱制御部43a,43bは、それぞれ冷熱ユニット識別情報45a,45bを有する。各冷熱制御部43a,43bは、それぞれ冷熱ユニット40a,40bに接続されるコンテナのコンテナ識別情報15を取得し、この取得したコンテナ識別情報15と自身の冷熱ユニット識別情報45a,45bとを含めた冷熱許可判定依頼を情報管理装置31に送信し、情報管理装置31から受信した冷熱許可判定結果をもとに、接続されたコンテナ1を冷熱し、または冷熱媒体回収処理後に冷熱し、または冷熱処理の禁止制御を行う。
操作表示部46a,46bは、それぞれ冷熱制御部43a,43bに接続され、それぞれ冷熱ユニット40a,40bの制御状態を表示し、あるいは冷熱処理状態を表示し、あるいは操作案内表示を行う。操作表示部46a,46bは、例えばタッチパネルなどの入出力手段によって実現される。
(情報管理装置)
情報管理装置31は、上述したように、コンテナ冷熱装置40の各冷熱ユニット41a,41bに接続される。情報管理装置31は、制御部32と情報保持部33とを有する。情報保持部33には、前回のコンテナ冷熱時におけるコンテナ1のコンテナ識別情報15と該コンテナ1に接続された冷熱ユニット40a,40bの冷熱ユニット識別情報45a,45bと冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として保持する。これらの冷熱組情報は、コンテナ1に対する冷熱処理が終了した時点で各冷熱ユニット40a,40bから情報管理装置31に送信される。なお、冷熱終了ステータスとは、冷熱終了時に、コンテナ1側の冷熱媒体を回収するポンプダウンを行ったか否かの状態を示す。ポンプダウンを行った場合の冷熱終了ステータスは「ポンプダウン完了」であり、ポンプダウンを行わなかった場合の冷熱終了ステータスは「ポンプダウン未完」である。
情報管理装置31は、上述したように、コンテナ冷熱装置40の各冷熱ユニット41a,41bに接続される。情報管理装置31は、制御部32と情報保持部33とを有する。情報保持部33には、前回のコンテナ冷熱時におけるコンテナ1のコンテナ識別情報15と該コンテナ1に接続された冷熱ユニット40a,40bの冷熱ユニット識別情報45a,45bと冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として保持する。これらの冷熱組情報は、コンテナ1に対する冷熱処理が終了した時点で各冷熱ユニット40a,40bから情報管理装置31に送信される。なお、冷熱終了ステータスとは、冷熱終了時に、コンテナ1側の冷熱媒体を回収するポンプダウンを行ったか否かの状態を示す。ポンプダウンを行った場合の冷熱終了ステータスは「ポンプダウン完了」であり、ポンプダウンを行わなかった場合の冷熱終了ステータスは「ポンプダウン未完」である。
制御部32は、冷熱ユニット40a,40bから、接続されるコンテナ1のコンテナ識別情報15と該冷熱ユニット40a,40bの冷熱ユニット識別情報45a,45bとを含む冷熱許可判定依頼を受けた場合、情報保持部33に保持されている冷熱組情報をもとに、冷熱の可否を判定した冷熱許可判定結果を冷熱ユニット40a,40bに送信する。
制御部32による冷熱の可否の判定は、送信されたコンテナ識別情報に対するコンテナの冷熱終了ステータスがポンプダウン完了である場合、冷熱を可とし、送信されたコンテナ識別情報に対するコンテナの冷熱終了ステータスがポンプダウン未完であって、冷熱ユニットから送信されたコンテナ識別情報及び冷熱ユニット識別情報との組み合わせが冷熱組情報内にある場合(前回のコンテナ識別情報に対する組の冷熱ユニット識別情報が、送信された冷熱ユニット識別情報と同じである場合)、事前の冷熱媒体回収処理を条件とする条件付きの冷熱を可とし、送信されたコンテナ識別情報に対するコンテナの冷熱終了ステータスがポンプダウン未完であって冷熱ユニットから送信されたコンテナ識別情報及び冷熱ユニット識別情報との組み合わせが冷熱組情報内にない場合(前回のコンテナ識別情報に対する組の冷熱ユニット識別情報が、送信された冷熱ユニット識別情報と異なる場合)、否とする。なお送信されたコンテナ識別情報が冷熱組情報として保持されていない場合(コンテナ識別情報が冷熱組情報に存在しない場合)、冷熱を可とする判定が行われる。
(コンテナ)
一方、コンテナ1は、生鮮食品や医薬品などの保冷熱対象を収納する保冷熱空間23を形成した断熱箱体である。コンテナ1には、保冷熱空間23の前面開口を開閉する、断熱性能を有した開閉扉24が設けられている。開閉扉24の開閉は、開閉センサ27によって検出される。保冷熱空間23内には、保冷熱空間23内の温度を検出する温度センサ25が複数、配置されている。また、コンテナ1の下部には、キャスター28が設けられ、コンテナ1の移動を容易にしている。
一方、コンテナ1は、生鮮食品や医薬品などの保冷熱対象を収納する保冷熱空間23を形成した断熱箱体である。コンテナ1には、保冷熱空間23の前面開口を開閉する、断熱性能を有した開閉扉24が設けられている。開閉扉24の開閉は、開閉センサ27によって検出される。保冷熱空間23内には、保冷熱空間23内の温度を検出する温度センサ25が複数、配置されている。また、コンテナ1の下部には、キャスター28が設けられ、コンテナ1の移動を容易にしている。
断熱箱体には、上述した冷熱器21と蓄冷熱材22とが配置される。冷熱器21は、蓄冷熱材22を冷却・凍結、あるいは蓄熱させるものである。冷熱器21は、冷熱媒体が流通する銅管などの金属配管を蛇行形状や渦巻形状などとし、天壁や側面等の平坦な内面に密着配置したものである。
蓄冷熱材22は、箱内を冷却あるいは蓄熱させるものである。蓄冷熱材22は、例えば、ポリエチレン等の樹脂製のケース内に、水及びゲル化剤等を封入した公知のものを用いればよく、例えば、平板状に形成される。
図3は、断熱箱体の断面構造を示す断面図である。図3に示すように、箱外から箱内に向けて、順次、断熱材61、真空断熱材62、冷熱器21、蓄冷熱材22、金属板63が重ねられている。断熱材61は、例えば、発泡スチロールや発泡ウレタンによって形成される。真空断熱材62は、例えば、芯材をラミネートフィルムによって被覆し、内部を真空状態に減圧して封止した公知のものを用いればよい。真空断熱材62は、上記した発泡スチロール等の一般的な断熱材に比べ、極めて高い断熱性能を有する。金属板63は、保冷熱空間23を画成するものあり、蓄冷熱材22に接触するように配置される。この金属板63は、例えば、ステンレス板によって形成される。なお、図示していないが、一面が蓄冷熱材22の外面側に密着配置され、他面が冷熱器21の内面側に密着配置された金属板を設けることが好ましい。この金属板は、熱伝導率の良好な金属、例えば、アルミニウムや銅の板材によって形成され、冷熱器21からの冷熱を蓄冷熱材22へと効率よく伝達することが可能となる。
コンテナ1の情報管理部10は、各通信コネクタC1a、電源供給線を含む通信接続線L1a〜L1dを介してコンテナ冷熱装置40の冷熱ユニット40a,40bに接続される。なお、通信コネクタC1aは、コンテナ1の通信コネクタC1bに接続される。情報管理部10は、制御部13及び記憶部14を有する。制御部13は、通信コネクタC1bに通信コネクタC1aが接続された場合、通信接続線L1a〜L1dが接続された旨を示す接続情報を、コンテナ識別情報15とともにコンテナ冷熱装置40側に送信する。なお、制御部13は、コンテナ冷熱装置40に接続された場合、電源供給線を介してバッテリ11の充電を開始するとともに、バッテリ11の充電量などの充電状態情報をコンテナ冷熱装置40側に送信する。
また、制御部13は、通信接続線L1a〜L1dの接続前に順次、温度センサ25が検出した温度を時間経過とともに記録した温度履歴情報をコンテナ履歴情報16の1つとして保持し、さらに開閉センサ27の開閉状態を時間経過とともに記録した開閉履歴情報をコンテナ履歴情報16の1つとして保持する。そして、制御部13は、コンテナ冷熱装置40が接続された場合、コンテナ識別情報15とともに、これら保持したコンテナ履歴情報16をコンテナ冷熱装置40に送出する。
また、制御部13は、配管コネクタC2bに配管コネクタC2aが接続された場合、電磁弁26を開にし、配管コネクタC2aが取り外された場合、電磁弁26を閉にする制御を行う。制御部13は、通信接続線L1a〜L1dを介して保冷熱空間23内の温度情報をコンテナ冷熱装置40側に送信することが好ましい。この温度情報は、コンテナ冷熱装置40による冷熱処理時のフィードバック制御情報として用いることができる。
なお、コンテナ1には、LEDや液晶などの表示部12を有し、例えば、制御部13は、保冷熱空間23内の温度が所定時間、所望温度を保持した場合に、LEDを緑色点灯し、所望温度を保持していない場合に、LEDを赤色点灯する。
(冷熱ユニット及び情報管理装置の処理)
ここで、図4に示したフローチャートをもとに冷熱ユニット40a,40bの冷熱処理について説明する。まず、冷熱ユニット40a,40bは、通信接続線L1a〜L1dがコンテナ1に接続されたか否かを判断する(ステップS101)。通信接続線L1a〜L1dがコンテナ1に接続されていない場合(ステップS101,No)には、この判断処理を繰り返す。一方、通信接続線L1a〜L1dがコンテナ1に接続された場合(ステップS101,Yes)には、接続されたコンテナ1からコンテナ識別情報15を取得する(ステップS102)。その後、冷熱ユニット40a,40bは、冷熱許可判定依頼を情報管理装置31側に送信する(ステップS103)。この冷熱許可判定依頼には、取得したコンテナ識別情報15と自身の冷熱ユニット識別情報45a,45bとが含まれる。
ここで、図4に示したフローチャートをもとに冷熱ユニット40a,40bの冷熱処理について説明する。まず、冷熱ユニット40a,40bは、通信接続線L1a〜L1dがコンテナ1に接続されたか否かを判断する(ステップS101)。通信接続線L1a〜L1dがコンテナ1に接続されていない場合(ステップS101,No)には、この判断処理を繰り返す。一方、通信接続線L1a〜L1dがコンテナ1に接続された場合(ステップS101,Yes)には、接続されたコンテナ1からコンテナ識別情報15を取得する(ステップS102)。その後、冷熱ユニット40a,40bは、冷熱許可判定依頼を情報管理装置31側に送信する(ステップS103)。この冷熱許可判定依頼には、取得したコンテナ識別情報15と自身の冷熱ユニット識別情報45a,45bとが含まれる。
情報管理装置31の制御部32は、冷熱許可判定依頼を受信すると、情報保持部33を検索し、送信されたコンテナ識別情報15に対応するコンテナ1の前回の冷熱組情報を取得する(ステップS201)。この冷熱組情報には、冷熱ユニット識別情報及び前回の冷熱終了ステータスの他に、前回の冷熱開始時刻及び前回の冷熱終了時刻を含めている。この冷熱時間情報は、冷熱ユニット40a,40bあるいはコンテナ1の異常を検出するのに用いられる。また、冷熱終了時刻は、最新の冷熱組情報とする更新処理にも用いられる。
その後、制御部32は、冷熱許可判定処理を行う(ステップS202)。この冷熱許可判定処理では、冷熱許可判定結果を出力する。冷熱許可判定結果には、上述したように、可(冷熱)、可(冷熱媒体回収処理後冷熱)、及び否(冷熱不可)の3種類がある。この冷熱許可判定処理の詳細については後述する。
その後、制御部32は、冷熱許可判定結果、及び付属情報として、送信されたコンテナ識別情報15に対応する冷熱組情報が冷熱ユニット40a,40b側に送信する(ステップS203)。
一方、冷熱ユニット40a,40bは、冷熱許可判定結果及びその付属情報を操作表示部46a,46bに表示する(ステップS104)。その後、冷熱ユニット40a,40bは、冷熱配管L2a〜L2dがコンテナ1に接続されたか否かを判断する(ステップS105)。冷熱配管L2a〜L2dがコンテナ1に接続されていない場合(ステップS105,No)には、この判断処理を繰り返す。一方、冷熱配管L2a〜L2dがコンテナ1に接続された場合(ステップS105,Yes)、さらに冷熱開始ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS106)。冷熱開始ボタンが押下されていない場合(ステップS106,No)には、この判断処理を繰り返す。一方、冷熱開始ボタンが押下された場合(ステップS106,Yes)には、さらに、冷熱許可判定結果は、可(冷熱)か、可(冷熱媒体回収後冷熱)か、否であるかを判断する(ステップS107)。
冷熱許可判定結果が、可(冷熱)である場合(ステップS107,可(冷熱))、さらに冷熱停止ボタンが押下、またはポンプダウン終了か否かを判断する(ステップS108)。冷熱停止ボタンが押下、またはポンプダウン終了でない場合(ステップS108,No)、冷熱処理を継続して行う(ステップS109)。一方、冷熱停止ボタンが押下、またはポンプダウン終了である場合(ステップS108,Yes)、今回の冷熱組情報を情報管理装置31に送信し(ステップS113)、本処理を終了する。
冷熱許可判定結果が、可(冷熱媒体回収後冷熱)である場合(ステップS107,可(冷熱媒体回収後冷熱))、さらに冷熱停止ボタンが押下、またはポンプダウン終了か否かを判断する(ステップS110)。冷熱停止ボタンが押下、またはポンプダウン終了でない場合(ステップS110,No)、冷熱処理前の冷熱媒体回収処理を行い(ステップS111)、さらに冷熱処理を行って(ステップS112)、ステップS110に移行する。一方、冷熱停止ボタンが押下、またはポンプダウン終了である場合(ステップS110,Yes)、今回の冷熱組情報を情報管理装置31に送信し(ステップS113)、本処理を終了する。
冷熱許可判定結果が、否である場合(ステップS107,否)、エラー表示及び冷熱処理の禁止制御を行って(ステップS114)、本処理を終了する。
一方、情報管理装置31は、冷熱ユニット40a,40b側からの冷熱組情報を受信した場合、この冷熱組情報を情報保持部33に保存して(ステップS204)、本処理を終了する。
(冷熱許可判定処理)
ここで、図5に示したフローチャートを参照して、ステップS202に示した情報管理装置31による冷熱許可判定処理手順について説明する。図5に示すように、情報管理装置31は、まず、受信したコンテナ識別情報15が冷熱組情報として情報保持部33内に存在するか否かを判断する(ステップS301)。受信したコンテナ識別情報15が冷熱組情報として情報保持部33内に存在しない場合(ステップS301,No)、受信したコンテナ識別情報15をもつコンテナ1は、冷熱処理をしていないことから、コンテナ1側に冷熱媒体が残されていないため、直ちに、可(冷熱)と判定して(ステップS303)、ステップS202にリターンする。
ここで、図5に示したフローチャートを参照して、ステップS202に示した情報管理装置31による冷熱許可判定処理手順について説明する。図5に示すように、情報管理装置31は、まず、受信したコンテナ識別情報15が冷熱組情報として情報保持部33内に存在するか否かを判断する(ステップS301)。受信したコンテナ識別情報15が冷熱組情報として情報保持部33内に存在しない場合(ステップS301,No)、受信したコンテナ識別情報15をもつコンテナ1は、冷熱処理をしていないことから、コンテナ1側に冷熱媒体が残されていないため、直ちに、可(冷熱)と判定して(ステップS303)、ステップS202にリターンする。
一方、受信したコンテナ識別情報15が冷熱組情報として情報保持部33内に存在する場合(ステップS301,Yes)、さらにこの冷熱組情報内の冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」であるか否かを判断する(ステップS302)。冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」である場合(ステップS302,Yes)、コンテナ1側に冷熱媒体が残されていないため、可(冷熱)と判定して(ステップS303)、ステップS202にリターンする。
冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」でない場合(ステップS302,No)、すなわち、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン未完」である場合、さらに、冷熱組情報内の冷熱ユニット識別情報が、送信された冷熱ユニット識別情報と同じであるか否かを判断する(ステップS304)。
冷熱組情報内の冷熱ユニット識別情報が、送信された冷熱ユニット識別情報と同じである場合(ステップS304,Yes)、コンテナ1側に冷熱媒体が残っているが、冷熱ユニット40a,40bとコンテナ1との組み合わせは前回と同様であるため、コンテナ1側に残っている冷熱媒体を冷熱ユニット40a,40b側に回収した後に冷熱処理を許可する、可(冷熱媒体回収後冷熱)と判定して(ステップS305)、ステップS202にリターンする。
一方、冷熱組情報内の冷熱ユニット識別情報が、送信された冷熱ユニット識別情報と同じでない場合(ステップS304,No)、コンテナ1側に冷熱媒体が残っており、冷熱ユニット40a,40bとコンテナ1との組み合わせは前回と異なることから、コンテナ1側に残っている冷熱媒体を冷熱ユニット40a,40b側に戻すことができないので、
冷熱処理を不可とする否と判定して(ステップS306)、ステップS202にリターンする。
冷熱処理を不可とする否と判定して(ステップS306)、ステップS202にリターンする。
(操作表示部の表示例)
図6は、コンテナ識別情報「14001」に対する冷熱ユニット識別情報「001」が前回の冷熱ユニット識別情報「001」と同じであり、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」である場合の表示例を示している。また、図7は、コンテナ識別情報「14001」に対する冷熱ユニット識別情報「001」が前回の冷熱ユニット識別情報「003」と異なり、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」である場合の表示例を示している。図6及び図7では、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」であるため、冷熱ユニット識別情報の異同を比較するまでもなく、冷熱許可判定結果が、OK(冷熱)と表示されている。なお、「OK」は「可」を意味し、「NG」は「否」を意味する。
図6は、コンテナ識別情報「14001」に対する冷熱ユニット識別情報「001」が前回の冷熱ユニット識別情報「001」と同じであり、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」である場合の表示例を示している。また、図7は、コンテナ識別情報「14001」に対する冷熱ユニット識別情報「001」が前回の冷熱ユニット識別情報「003」と異なり、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」である場合の表示例を示している。図6及び図7では、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン完了」であるため、冷熱ユニット識別情報の異同を比較するまでもなく、冷熱許可判定結果が、OK(冷熱)と表示されている。なお、「OK」は「可」を意味し、「NG」は「否」を意味する。
図8は、コンテナ識別情報「14002」に対する冷熱ユニット識別情報「002」が前回の冷熱ユニット識別情報「002」と同じであり、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン未完」である場合の表示例を示している。この場合は、ステップS304の「Yes」の判断に対応し、冷熱許可判定結果が、OK(冷熱媒体回収後冷熱)と表示されている。
図9は、コンテナ識別情報「14003」に対する冷熱ユニット識別情報「003」が前回の冷熱ユニット識別情報「001」と異なり、冷熱終了ステータスが「ポンプダウン未完」である場合の表示例を示している。この場合は、ステップS304の「No」の判断に対応し、冷熱許可判定結果が、NGと表示されている。
図10は、コンテナ識別情報「14005」が冷熱組情報として情報保持部に登録されていない場合、すなわち、ステップS301の「No」の判断に対応し、冷熱許可判定結果が、OK(冷熱)と表示されている。
冷熱ユニット40a,40bの操作者は、図6〜図10に示した表示内容のうちの、冷熱許可判定結果を確認することによって、その後、操作を行えばよい。なお、冷熱許可判定結果の表示は、OKの場合には、緑色点灯表示あるいは青色点灯表示し、NGの場合には、赤色点灯表示あるいは赤色点滅表示する等の色変化あるいは点灯点滅変化を生じさせて操作者に注意喚起することが好ましい。
(操作表示部の処理状態を含んだ表示例)
図11は、図9に示した表示領域の下部領域に、冷熱開始ボタンと冷却停止ボタンのGUIが設けられ、さらに下部領域に、処理状態を表示するようにしている。図11では、冷熱許可判定結果がNGであるため、冷熱処理等は行われず、「冷熱許可がありません。」などのメッセージが表示される。このメッセージも操作者に注意喚起するために、赤色点灯表示や赤色点滅表示等を行うことが好ましい。
図11は、図9に示した表示領域の下部領域に、冷熱開始ボタンと冷却停止ボタンのGUIが設けられ、さらに下部領域に、処理状態を表示するようにしている。図11では、冷熱許可判定結果がNGであるため、冷熱処理等は行われず、「冷熱許可がありません。」などのメッセージが表示される。このメッセージも操作者に注意喚起するために、赤色点灯表示や赤色点滅表示等を行うことが好ましい。
図12は、図8に示した表示領域の下部領域に、冷熱開始ボタンと冷却停止ボタンのGUIが設けられ、さらに下部領域に、処理状態を表示するようにしている。図12では、冷熱許可判定結果がOK(冷熱媒体回収後冷熱)である。図12では、冷却開始ボタンが押下された直後の状態であるため、実行中処理名として「冷熱媒体回収」が表示されている。その後の実行中処理名の表示は、「冷熱媒体回収完了」、「冷熱媒体回収完了→冷熱」、「冷熱媒体回収完了→冷熱完了」、「冷熱媒体回収完了→冷熱完了→ポンプダウン」、「冷熱媒体回収完了→冷熱完了→ポンプダウン完了」と順次、文字記号が追加されていく。なお、冷熱許可判定結果がOK(冷熱)の場合、実行中処理名の表示は、「冷熱」、「冷熱完了」、「冷熱完了→ポンプダウン」、「冷熱完了→ポンプダウン完了」と順次、文字記号が追加されていく。なお、終了時刻は、「ポンプダウン完了」の時刻が表示される。
なお、上述した実施の形態では、情報管理装置31が冷熱許可判定処理を行うようにしていたが、これに限らず、各冷熱ユニット40a,40bが冷熱許可判定処理を行うようにしてもよい。この場合、各冷熱ユニット40a,40bは、実施の形態と同様な冷熱許可判定依頼を情報管理装置31側に送信し、情報管理装置31は、送信されたコンテナ識別情報15に対応する冷熱組情報を検索して、対応する冷熱ユニット40a,40bに送信すればよい。
1 コンテナ
10 情報管理部
11 バッテリ
12 表示部
13,32,44a,44b 制御部
14 記憶部
15 コンテナ識別情報
16 コンテナ履歴情報
21 冷熱器
22 蓄冷熱材
23 保冷熱空間
24 開閉扉
25 温度センサ
26 電磁弁
27 開閉センサ
28 キャスター
30 情報収集装置
31 情報管理装置
33 情報保持部
40 コンテナ冷熱装置
40a,40b 冷熱ユニット
41a,41b 冷熱回路
42a,42b コンプレッサモータ
43a,43b 冷熱制御部
45a,45b 冷熱ユニット識別情報
46a,46b 操作表示部
47 電源ケーブル
61 断熱材
62 真空断熱材
63 金属板
101 商品
110 配送センター
111,112 トラック
120 店舗
130 上位情報管理装置
C1a,C1b 通信コネクタ
C2a,C2b 配管コネクタ
L2a,L2b,L2c,L2d 冷熱配管
L1a,L1b,L1c,L1d 通信接続線
N ネットワーク
10 情報管理部
11 バッテリ
12 表示部
13,32,44a,44b 制御部
14 記憶部
15 コンテナ識別情報
16 コンテナ履歴情報
21 冷熱器
22 蓄冷熱材
23 保冷熱空間
24 開閉扉
25 温度センサ
26 電磁弁
27 開閉センサ
28 キャスター
30 情報収集装置
31 情報管理装置
33 情報保持部
40 コンテナ冷熱装置
40a,40b 冷熱ユニット
41a,41b 冷熱回路
42a,42b コンプレッサモータ
43a,43b 冷熱制御部
45a,45b 冷熱ユニット識別情報
46a,46b 操作表示部
47 電源ケーブル
61 断熱材
62 真空断熱材
63 金属板
101 商品
110 配送センター
111,112 トラック
120 店舗
130 上位情報管理装置
C1a,C1b 通信コネクタ
C2a,C2b 配管コネクタ
L2a,L2b,L2c,L2d 冷熱配管
L1a,L1b,L1c,L1d 通信接続線
N ネットワーク
Claims (7)
- 冷熱媒体によって蓄冷熱材を蓄冷熱する冷熱器を有し、蓄冷熱された畜冷熱材によって保冷熱対象物が収容される保冷熱空間を所望温度範囲に保持するコンテナと、
前記コンテナに前記冷熱媒体が流動する冷熱配管を接続し、該冷熱配管を介して前記冷熱器に前記冷熱媒体を流入して前記蓄冷熱材を蓄冷熱するとともに通信接続線を介して前記コンテナに通信接続される冷熱ユニットと、
前記冷熱ユニットに通信接続されて前記コンテナの冷熱処理を管理する情報管理装置と、
を備えたコンテナ冷熱システムであって、
前記情報管理装置は、前回のコンテナ冷熱時における前記コンテナのコンテナ識別情報と該コンテナに接続された前記冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報と冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として管理し、前記冷熱ユニットから、接続されるコンテナのコンテナ識別情報と該冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報とを含む冷熱許可判定依頼を受けた場合、前記冷熱組情報をもとに冷熱の可否を判定した冷熱許可判定結果を前記冷熱ユニットに送信することを特徴とするコンテナ冷熱システム。 - 前記情報管理装置は、前回のコンテナ冷熱時における前記コンテナのコンテナ識別情報と該コンテナに接続された前記冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報と冷熱終了ステータスとを冷熱組情報として管理し、
前記冷熱ユニットは、接続されるコンテナのコンテナ識別情報に対応する前記冷熱組情報を取得し、取得した前記冷熱組情報をもとに自ら冷熱の可否を判定することを特徴とする請求項1に記載のコンテナ冷熱システム。 - 前記冷熱許可判定結果は、前記コンテナの冷熱終了ステータスがポンプダウン完了である場合、可とし、前記コンテナの冷熱終了ステータスがポンプダウン未完であって前記冷熱ユニットから送信されたコンテナ識別情報及び冷熱ユニット識別情報との組み合わせが前記冷熱組情報内にある場合、事前の冷熱媒体回収処理を条件とする条件付き可とし、前記冷熱組情報内の冷熱終了ステータスがポンプダウン未完であって前記冷熱ユニットから送信されたコンテナ識別情報及び冷熱ユニット識別情報との組み合わせが前記冷熱組情報内にない場合、否とすることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテナ冷熱システム。
- 前記冷熱ユニットは、前記冷熱許可判定結果を表示出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンテナ冷熱システム。
- 前記冷熱ユニットは、前記冷熱許可判定結果が否である場合、冷熱処理を禁止する制御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のコンテナ冷熱システム。
- 前記冷熱ユニットは、冷熱処理後、今回のコンテナ冷熱時における前記コンテナのコンテナ識別情報と該コンテナに接続された前記冷熱ユニットの冷熱ユニット識別情報と冷熱終了ステータスとを前記情報管理装置に送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のコンテナ冷熱システム。
- 前記冷熱許可判定結果は、コンテナ識別情報が前記情報管理装置にない場合、可とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のコンテナ冷熱システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014230966A JP2016095076A (ja) | 2014-11-13 | 2014-11-13 | コンテナ冷熱システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014230966A JP2016095076A (ja) | 2014-11-13 | 2014-11-13 | コンテナ冷熱システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016095076A true JP2016095076A (ja) | 2016-05-26 |
Family
ID=56070152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014230966A Pending JP2016095076A (ja) | 2014-11-13 | 2014-11-13 | コンテナ冷熱システム |
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JP (1) | JP2016095076A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018136089A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 管理装置および給電割当方法 |
JP2018136090A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 保冷庫および給電割当方法 |
JP2018136088A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 管理装置および給電割当方法 |
JPWO2022172775A1 (ja) * | 2021-02-09 | 2022-08-18 |
-
2014
- 2014-11-13 JP JP2014230966A patent/JP2016095076A/ja active Pending
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JPWO2022172775A1 (ja) * | 2021-02-09 | 2022-08-18 | ||
WO2022172775A1 (ja) * | 2021-02-09 | 2022-08-18 | 工機ホールディングス株式会社 | 電気機器 |
EP4293298A4 (en) * | 2021-02-09 | 2024-07-10 | Koki Holdings Co Ltd | ELECTRICAL DEVICE |
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