JP6264601B2 - 鉄筋の位置決めシステム - Google Patents

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Description

本発明は、建設現場において鉄筋を設計位置に配置するための鉄筋の位置決めシステムに関する。
従来、建設現場において建物の基準線を出すために、レーザー光を使用する墨出し装置が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
また、建物の基準線や配置される部材の位置などのデータを事前に入力し、入力されたデータに基づいて、建物の基準線や配置される部材の位置などをレーザー光で照射する墨出しシステムも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−116198号公報 特開2001−272232号公報
ところで、鉄筋コンクリート構造物の建設において、鉄筋組立精度の向上を目的として鉄筋を設計図通りのピッチに配置し、所定のかぶりコンクリートを保持することは、鉄筋コンクリート構造物の品質を向上させる上で必要不可欠となっている。このため、鉄筋を設計位置に配置して組み立てる必要がある。
しかしながら、鉄筋の位置決めに特許文献1や特許文献2のようにレーザー光を使用する場合、鉄筋の表面に照射されたレーザー光と鉄筋の中心線とは、ずれてしまうとともに、鉄筋の表面に節があるとレーザー光の視認性が悪いという問題がある。
このように、従来の墨出し装置や墨出しシステムには、鉄筋組立精度の向上を目的とし、鉄筋を設計位置に配置して組み立てるための技術が不足しているという問題がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、鉄筋を設計位置に配置できるとともに、設計位置において鉄筋を組み立てることができる鉄筋の位置決めシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る鉄筋の位置決めシステムは、鉄筋を設計位置に配置するための鉄筋の位置決めシステムであって、3次元的にレーザー光を投影するレーザー光投影装置と、表面に前記レーザー光が投影される被投影面が形成され前記鉄筋に着脱可能な被投影治具と、を備え、前記被投影面には、線状の線状部が複数形成され、前記被投影治具が取り付けられた前記鉄筋が設計位置に配置されたときの所定の2本以上の前記線状部に対応する位置それぞれに前記レーザー光投影装置から前記レーザー光を投影し、前記被投影治具の前記所定の2本以上の線状部がそれぞれ対応する前記レーザー光と重なるように前記被投影治具を前記鉄筋とともに移動させて、前記鉄筋を前記設計位置に配置するように構成されていることを特徴とする。
本発明では、レーザー光投影装置から3次元的に投影されたレーザー光と被投影治具の2本以上の線状部とが重なるように被投影治具とともに鉄筋を移動させることで、容易に鉄筋を設計位置に配置することができて、設計位置において鉄筋を組み立てることができる。
また、本発明に係る鉄筋の位置決めシステムでは、前記被投影治具は、前記鉄筋と同軸であるとともに前記鉄筋と嵌合する凹部を有する略円柱状に形成されていて、外周面が前記被投影面を構成していて、該被投影面には、軸方向にのびる複数の線状部が周方向全体に等間隔に形成されている、または、軸直角方向にのびる複数の線状部が軸方向全体に等間隔に形成されていてもよい。
このようにすることにより、被投影治具の凹部と鉄筋とを嵌合させることで、被投影治具を鉄筋に容易に着脱することができる。
また、被投影面が鉄筋と同軸である円周面となり、軸方向にのびる複数の線状部が周方向全体に等間隔に形成されていることにより、レーザー光がどの向きから3次元的に投影されても、被投影面には3次元的に投影されたレーザー光に対応する線状部が形成されていることになる。このため、レーザー光投影装置が設置される位置が変わったとしても、その位置から3次元的に投影されたレーザー光と2本以上の線状部とが重なるようにすれば、鉄筋を設計位置に配置することができ、作業性を高めることができる。
また、鉄筋が異形鉄筋の場合、従来のように鉄筋の表面に直接レーザー光を投影して鉄筋の位置決めを行うと、鉄筋に節があることによってレーザー光を確認しづらいが、本発明では、レーザー光が投影される被投影面が円周面であるため、投影されたレーザー光を確認しやすい。
また、本発明に係る鉄筋の位置決めシステムでは、前記被投影面は、平面状に形成されていて、平面が前記被投影面を構成していて、該被投影面には、前記鉄筋の軸方向に延びる複数の線状部が前記鉄筋の軸直角方向全体に等間隔に形成されている、または、前記軸直角方向に延びる複数の線状部が前記軸方向全体に等間隔に形成されていてもよい。
鉄筋が異形鉄筋の場合、従来のように鉄筋の表面に直接レーザー光を投影して鉄筋の位置決めを行うと、鉄筋に節があることによってレーザー光を確認しづらいが、本発明では、レーザー光が投影される被投影面が平面状に形成されているため、投影されたレーザー光を確認しやすい。
また、本発明に係る鉄筋の位置決めシステムでは、前記線状部は、溝部としてもよい。
このようにすることにより、溝部の内部に影ができ、周囲が明るい場合でも溝部の内部に投影されたレーザー光を容易に確認することができるため、レーザー光の視認性を向上させることができる。
レーザー光投影装置から3次元的に投影されたレーザー光と被投影治具の2本以上の線状部とが重なるように被投影治具とともに鉄筋を移動させることで、容易に鉄筋を設計位置に配置することができて、設計位置において鉄筋を組み立てることができる。
本発明の第1実施形態による鉄筋の位置決めシステムの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態による鉄筋の位置決めシステムの一例を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態による鉄筋の位置決めシステムについて、図1に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Aは、鉄筋コンクリート構造物の建設現場において、鉄筋11の位置決めを行うために用いられていて、3次元的にレーザー光21を投影するレーザー光投影装置2と、鉄筋11に着脱可能であるとともに表面にレーザー光投影装置2からレーザー光21が3次元的に投影される被投影面31が形成された被投影治具3と、を備えている。
被投影治具3は、鉄筋11と嵌合可能な凹部32が形成された円柱状の部材で、例えばアクリルや発泡スチロールなどで形成されている。被投影治具3の凹部32は鉄筋11の側方から嵌合できるように軸方向全長に亘って形成されている。被投影治具3の凹部32と鉄筋11とが嵌合して被投影治具3が鉄筋11に取り付けられると、被投影治具3は、鉄筋11を挟持した状態となるとともに、鉄筋11の節(不図示)によって鉄筋11の軸方向への位置ずれが防止されるように構成されている。
本実施形態では、一対の被投影治具3,3が、鉄筋11の軸方向に所定の間隔をあけて取り付けられている。
また、被投影治具3は、被投影治具3の円周面が被投影面31となり、被投影面31には、軸方向に延びる複数の直線部(線状部)33,33…が周方向全体に等間隔に設けられている。被投影治具3は、鉄筋11に取り付けられたときに鉄筋11と同軸となるように構成されている。これにより、複数の直線部33,33…は、鉄筋11の中心軸11aからの距離d1がそれぞれ略同じとなっている。
レーザー光投影装置2は、事前に入力されたデータに対応するように、3次元的にレーザー光21を投影可能に構成されている。
本実施形態では、レーザー光投影装置2には、鉄筋11の中心軸11aの設計位置と、鉄筋11に被投影治具3が取り付けられた時の鉄筋11の中心軸11aと被投影治具3の直線部33,33…との距離d1が事前に入力されていて、鉄筋11が設計位置に配置されたときの被投影治具3の所定の2本の直線部33a,33aの位置に向かってレーザー光21を3次元的に投影するように構成されている。
次に、第1実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Aを使用した鉄筋11の位置決め方法について説明する。
まず、レーザー光投影装置2を、所定の位置に設置する。本実施形態では、レーザー光投影装置2を、鉄筋11を組み立てる位置から約10m離れた平坦な場所に設置する。なお、レーザー光投影装置2と鉄筋11を組み立てる位置との距離は適宜設定されてよい。
続いて、これから組み立てる鉄筋11の中心軸11aの設計位置と、鉄筋11の中心軸11aと被投影治具3の直線部33,33…との距離d1のデータをレーザー光投影装置2に入力する。なお、データの入力は、レーザー光投影装置2を設置する前に行ってもよい。
そして、レーザー光投影装置2の設置と前後して、鉄筋11に被投影治具3を取り付ける。
続いて、事前に入力されたデータに基づいて、レーザー光投影装置2から、鉄筋11が設計位置に配置されたときの被投影治具3の所定の2本の直線部33a,33aの位置に向かって3次元的にレーザー光21を投影する。
そして、この3次元的に投影されたレーザー光21と被投影治具3の2本の直線部33a,33aとが重なるように、被投影治具3とともに鉄筋11を移動させる。これにより、鉄筋11が設計位置に配置される。
同じように、他の鉄筋11も設計位置に配置して鉄筋11の組み立て(配筋作業)を行う。
なお、すべての鉄筋11に対してレーザー光投影装置2から3次元的にレーザー光21を投影させて位置決めを行わなくてもよく、基準となる鉄筋11に対してレーザー光投影装置2から3次元的にレーザー光21を投影させて位置決めを行い、この鉄筋11を基準として鉄筋11間の寸法を確認しながら他の鉄筋11の位置決めを行ってもよい。
次に、上述した第1実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Aの作用・効果について説明する。
第1実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Aでは、レーザー光投影装置2から3次元的に投影されたレーザー光21と被投影治具3の2本の直線部33a,33aとが重なるように被投影治具3とともに鉄筋11を移動させることで、容易に鉄筋11を設計位置に配置することができて、設計位置において鉄筋11を組み立てることができる。
そして、鉄筋コンクリート構造物の構築において、鉄筋11を設計図通りのピッチに配置することができ、所定のかぶりコンクリートを保持することができるため、鉄筋コンクリート構造物の品質を向上させることができる。
特に、曲面状の壁部を構築する場合、曲面に沿って鉄筋11を配置することが困難であるが、各鉄筋11の中心軸11aの設計位置と、鉄筋11に被投影治具3が取り付けられた時の鉄筋11の中心軸11aと被投影治具3の所定の2本の直線部33a,33aとの距離d1のデータをレーザー光投影装置2に入力することで、容易に鉄筋11を設計位置に配置することができる。これにより、曲面状の壁部を構築する場合においても、鉄筋11を設計位置において容易にかつ精度よく組み立てることができる。
また、被投影治具3は、凹部32と鉄筋11とを嵌合させることで容易に鉄筋11に着脱することができる。
また、被投影面31が鉄筋11と同軸である円周面となり、軸方向にのびる複数の直線部33,33…が周方向全体に等間隔に形成されていることにより、レーザー光21がどの向きから3次元的に投影されても、被投影面31には3次元的に投影されたレーザー光21に対応する2本の直線部33a,33aが設けられていることになる。このため、レーザー光投影装置2が設置される位置が変わったとしても、その位置から3次元的に投影されたレーザー光21と2本以上の直線部33a,33aとを重ねるようにすれば、鉄筋11を設計位置に配置することができ、作業性を高めることができる。
また、鉄筋11が異形鉄筋の場合、従来のように鉄筋11の表面に直接レーザー光21を投影して鉄筋11の位置決めを行うと、鉄筋11に節があることによってレーザー光21を確認しづらいが、第1実施形態では、レーザー光21が投影される被投影面31が円周面であるため、投影されたレーザー光21を確認しやすい。
次に、第2実施形態について、図2に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1実施形態と異なる構成について説明する。
(第2実施形態)
図2に示すように、第2実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Bでは、被投影治具3Bが、鉄筋11に着脱可能な支持部34と、支持部34に支持された平板部35とを備えている。
支持部34は、鉄筋11を挟持可能なクリップなどの部材や、鉄筋11が嵌合可能な部材などで、所定の位置において所定の向きで平板部35を支持できるように構成されている。
平板部35は、一方の面35aが被投影面31Bとなり、他方の面35bに支持部34が設けられている。
また、平板部35の一方の面35aには、その面方向が鉛直方向となったときに、水平方向に延びる2本の第1溝部(線状部、溝部)36,36が、鉛直方向に所定の間隔をあけて形成されているとともに、鉛直方向に延びる2本の第2溝部(線状部、溝部)37,37が、水平方向に所定の間隔をあけて形成されている。
これらの第1溝部36,36および第2溝部37,37は、約2mmの幅に形成されている。なお、第1溝部36,36および第2溝部37,37の深さは、適宜設定されてよい。
第2実施形態では、鉄筋11が水平方向に延在するように配置される場合を想定していて、被投影治具3Bは、第1溝部36の延在方向が鉄筋11の中心軸11aと平行で水平となるように、鉄筋11に取り付けられている。
そして、第2実施形態では、レーザー光投影装置2は、2本の第1溝部36,36のうち1つの第1溝部36aに対応するように3次元的にレーザー光21を投影するとともに、2本の第2溝部37,37のうち1つの第2溝部37aに対応するように3次元的にレーザー光21を投影するように設定されている。
このため、レーザー光投影装置2には、被投影治具3Bが取り付けられた鉄筋11が設計位置に配置されたときの被投影治具3Bの第1溝部36aおよび第2溝部37aの位置データが事前に入力されている。
第2実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Bを使用した鉄筋11の位置決め方法では、鉄筋11に被投影治具3Bを取り付けて、第1溝部36aに対応するように3次元的に投影されたレーザー光21に第1溝部36aを合わせるとともに、第2溝部37aに対応するように3次元的に投影されたレーザー光21に第2溝部37aを合わせて、鉄筋11を設計位置に配置する。
次に、上述した第2実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Bの作用・効果について説明する。
第2実施形態による鉄筋の位置決めシステム1Bでは、第1溝部36aに対応するように3次元的に投影されたレーザー光21と第1溝部36aとが重なるように、また、第2溝部37aに対応するように3次元的に投影されたレーザー光21と第2溝部37aとが重なるように鉄筋11を移動させることで、鉄筋11を設計位置に配置することができて、設計位置において鉄筋11を組み立てることができる。
また、鉄筋11が異形鉄筋の場合、従来のように鉄筋11の表面に直接レーザー光21を投影して鉄筋11の位置決めを行うと、鉄筋11に節があることによってレーザー光21を確認しづらいが、第2実施形態では、レーザー光21が投影される被投影面31Bが平面状に形成されているため、投影されたレーザー光21を確認しやすい。
さらに、第1溝部36および第2溝部37の内部には影ができ、周囲が明るい場合でも第1溝部36および第2溝部37に投影されたレーザー光21を容易に確認できるため、レーザー光21の視認性を向上させることができる。
以上、本発明による鉄筋の位置決めシステム1A,1Bの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で例えば、形状変更するなど適宜変更可能である。
例えば、上記の第1実施形態では、鉄筋11に一対の被投影治具3,3が取り付けられて、第2実施形態では鉄筋11に1つの被投影治具3Bが取り付けられているが、鉄筋11に取り付けられる被投影治具3の個数は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、レーザー光21と被投影治具3,3Bの線状部(直線部33a,33a、または、第1溝部36aおよび第2溝部37a)とが重なるように、被投影治具3,3Bとともに鉄筋11を設計位置に配置しているが、レーザー光21を投影せずに鉄筋11を仮に配置し、鉄筋11を仮に配置したあとに、被投影治具3,3Bにレーザー光投影装置2からレーザー光21を3次元的に投影させて、レーザー光21と被投影治具3,3Bの線状部とが重なるように鉄筋11を移動させて、鉄筋11の位置ずれを直すようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態において、被投影治具3の被投影面31に線状部として直線部33,33…に代わって、第2実施形態のような溝部が形成されていてもよいし、上記の第2実施形態において、、被投影治具3Bの被投影面31Bに線状部として第1溝部36,第2溝部37に代わって、第1実施形態のような溝が形成されていない直線部が設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、レーザー光投影装置2は、被投影治具3,3Bの2本の線状部に対応するようにレーザー光21を投影しているが、2本以上の線状部に対応するようにレーザー光21を投影してもよい。
また、上記の第2実施形態では、レーザー光投影装置2は、2本の第1溝部36,36のうち1つの第1溝部36aに対応するように3次元的にレーザー光21を投影するとともに、2本の第2溝部37,37のうち1つの第2溝部37aに対応するように3次元的にレーザー光21を投影しているが、2本の第1溝部36,36または2本の第2溝部37,37に対応するように3次元的にレーザー光21を投影してもよいし、2本の第1溝部36,36および2本の第2溝部37,37の3本または全部に対応するように3次元的にレーザー光21を投影してもよい。
また、上記の実施形態では、被投影治具3,3Bの線状部は直線状に形成されているが、曲線状に形成されていてもよく、第2実施形態のように延びる方向が異なる複数の線状部が形成されている場合は、各線状部が延びる方向は適宜設定されてよい。また、被投影治具3,3Bの被投影面31に形成される線状部の数は適宜設定されてよい。
また、上記の第1実施形態では、被投影治具3の被投影面31には、軸方向にのびる複数の線状部33が周方向全体に等間隔に形成されているが、軸方向にのびる複数の線状部33に代わって、軸直角方向にのびる複数の線状部が軸方向全体に等間隔に形成されていてもよく、また、軸方向にのびる複数の線状部33と軸直角方向にのびる複数の線状部とが形成されていてもよい。
また、上記の第2実施形態では、被投影治具3Bの平板部35の一方の面35aには、水平方向に延びる2本の第1溝部36,36が、鉛直方向に所定の間隔をあけて形成されているとともに、鉛直方向に延びる2本の第2溝部(線状部、溝部)37,37が、水平方向に所定の間隔をあけて形成されているが、第1溝部36,36および第2溝部37,37のいずれか一方のみが形成されていてもよい。
1A,1B 鉄筋の位置決めシステム
2 レーザー光投影装置
3,3B 被投影治具
11 鉄筋
21 レーザー光
31,31B 被投影面
32 凹部
33,33a 直線部(線状部)
36,36a 第1溝部(線状部、溝部)
37,37a 第2溝部(線状部、溝部)

Claims (4)

  1. 鉄筋を設計位置に配置するための鉄筋の位置決めシステムであって、
    3次元的にレーザー光を投影するレーザー光投影装置と、
    表面に前記レーザー光が投影される被投影面が形成され前記鉄筋に着脱可能な被投影治具と、を備え、
    前記被投影面には、線状の線状部が複数形成され
    記被投影治具が取り付けられた前記鉄筋が設計位置に配置されたときの所定の2本以上の前記線状部に対応する位置それぞれに前記レーザー光投影装置から前記レーザー光を投影し、
    前記被投影治具の前記所定の2本以上の線状部がそれぞれ対応する前記レーザー光と重なるように前記被投影治具を前記鉄筋とともに移動させて、前記鉄筋を前記設計位置に配置するように構成されていることを特徴とする鉄筋の位置決めシステム。
  2. 前記被投影治具は、前記鉄筋と同軸であるとともに前記鉄筋と嵌合する凹部を有する略円柱状に形成されていて、外周面が前記被投影面を構成していて、
    該被投影面には、軸方向にのびる複数の線状部が周方向全体に等間隔に形成されている、または、軸直角方向にのびる複数の線状部が軸方向全体に等間隔に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋の位置決めシステム。
  3. 前記被投影面は、平面状に形成されていて、平面が前記被投影面を構成していて、
    該被投影面には、前記鉄筋の軸方向に延びる複数の線状部が前記鉄筋の軸直角方向全体に等間隔に形成されている、または、前記軸直角方向に延びる複数の線状部が前記軸方向全体に等間隔に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋の位置決めシステム。
  4. 前記線状部は、溝部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鉄筋の位置決めシステム。
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