JP2016089420A - 木造用制震フレーム及びその取付構造 - Google Patents

木造用制震フレーム及びその取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】パネル工法に適用できて必要な制震作用が得られる木造用制震フレームを提供する。【解決手段】木造用制震フレーム1は、木造建築物の軸組内に嵌合固定される木製のフレーム2と、フレーム2内に配置される粘弾性ダンパー7と、粘弾性ダンパー7の両端に接合される延長木材8,8をフレーム2の仕口部に固定するブラケット金具13,13とを備え、ブラケット金具13は、延長木材8が固定されるダンパー固定部14と、第1取付部15と、第2取付部16とを有すると共に、第1、第2取付部16,16は、本固定用ビス孔を形成した本固定部と、仮固定用ビスを形成した仮固定部とに領域が分けられて、ダンパー固定部14に延長木材8を固定した状態で、仮固定部を介してフレーム2に仮固定されている。本固定部はフレーム2を介して軸組に本固定することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、パネル工法の木造建築物に制震を目的として取り付けられる木造用制震フレームと、その木造用制震フレームを木造建築物に取り付けるための取付構造とに関する。
軸組の木造建築物において、高い耐震性を得るために、土台と梁、柱との間に形成された矩形空間に、当該空間に嵌合する外枠と、その外枠内に架設される筋交いとからなる耐力パネルを組み付けるパネル工法が知られている(例えば特許文献1)。このパネル工法は、耐力パネルを予め工場で製造しておき、建築現場で軸組内に取り付けることで施工されるため、品質管理や施工が容易で工期が短縮できる利点がある。
特開2002−106067号公報
このようなパネル工法においても、耐力パネル内に粘弾性ダンパー等の制震ダンパーを組み込んで制震フレームとして機能させる試みがある。例えば制震ダンパーがブレース状に組み込まれる制震フレームの場合、制震ダンパーの両端長手方向に延長木材等の取付部材を接合した制震ブレースを、ブラケットを介してフレームに接合して制震フレームを予め製造することになるが、この制震フレームでは、施工現場でフレームを軸組内に取り付けることはできても、フレーム内の制震ブレースを土台や柱等の軸組に連結することができないため、軸組の変形に伴う軸方向力が制震ブレースに十分に伝わらず、効果的な制震作用が得られない。従って、パネル工法への適用は難しく、制震ブレースを直接軸組に取り付ける施工にとどまっていた。
そこで、本発明は、パネル工法に適用できて必要な制震作用が得られる木造用制震フレームと、その木造用制震フレームを木造建築物に取り付けるための取付構造とを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、木造用制震フレームであって、木造建築物の軸組内に嵌合固定される木製のフレームと、フレーム内に配置される制震ダンパーと、制震ダンパーが直接或いは取付部材を介して間接的に固定されるダンパー固定部、軸組への本固定部、フレームへの仮固定部を備えたブラケット金具と、を含み、ブラケット金具は、ダンパー固定部に制震ダンパー或いは取付部材を固定した状態で、仮固定部を介してフレームに仮固定されることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、ブラケット金具の本固定部と仮固定部とはそれぞれ別々に形成されることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、ブラケット金具に、一部を本固定部として、残りを仮固定部として使用可能な兼用固定部を形成したことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、本固定部には、複数の本固定用ビス孔が形成され、仮固定部には、複数の仮固定用ビス孔が形成されて、本固定用ビス孔の数は、仮固定用ビス孔の数よりも多いことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、木造用制震フレームの取付構造であって、木造建築物の軸組内に、請求項1乃至4の何れかに記載の木造用制震フレームを嵌合させ、ブラケット金具の本固定部をフレームを介して軸組に固定することを特徴とするものである。
請求項1及び5に記載の発明によれば、ブラケット金具に軸組への本固定部とフレームへの仮固定部とを設けたことで、予め製造した木造用制震フレームを施工現場で軸組に取り付けるパネル工法にも適用可能となり、必要な制震作用が得られる。よって、品質管理や施工が容易で工期が短縮できるというパネル工法による利点も享受できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ブラケット金具の本固定部と仮固定部とがそれぞれ独立して形成されることで、本固定部と仮固定部とを容易に区別でき、仮固定と本固定とに係る作業がやりやすくなる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ブラケット金具に本固定部と仮固定部との兼用固定部を形成したことで、ブラケット金具がコンパクトとなり、厚みの薄いフレームであっても省スペースで用いることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、本固定用ビス孔の数を仮固定用ビス孔の数よりも多くしているので、作業者には本固定部と仮固定部との区別がよりしやすくなる上、本固定に必要な取付強度も確保できる。
形態1の木造用制震フレームの正面図である。 形態1のブラケット金具の説明図で、(A)は正面、(B)は側面、(C)は底面をそれぞれ示す。 形態1の木造用制震フレームを取り付けた軸組の正面図である。 (A)は図3のA矢視図、(B)は図3のB矢視図である。 形態2の木造用制震フレームの正面図である。 形態2のブラケット金具の説明図で、(A)は正面、(B)は側面、(C)は底面をそれぞれ示す。 形態2の木造用制震フレームを取り付けた軸組の正面図である。 (A)は図7のA矢視図、(B)は図7のB矢視図である。 形態3のブラケット金具の説明図で、(A)は平面、(B)は正面、(C)は側面をそれぞれ示す。 形態3の木造用制震フレームを取り付けた軸組の仕口部の説明図で、(A)が鉛直方向上側からの矢視図、(B)が水平方向左側からの矢視図である。 形態4のブラケット金具の説明図で、(A)は平面、(B)は正面、(C)は側面をそれぞれ示す。 形態4の木造用制震フレームを取り付けた軸組の仕口部の説明図で、(A)が鉛直方向上側からの矢視図、(B)が水平方向左側からの矢視図である。 図3において補強プレートを設けた変更例の正面図である。 (A)は図13のA矢視図、(B)は図13のB矢視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、木造用制震フレーム(以下単に「制震フレーム」という。)の一例を示す正面図である。この制震フレーム1は、木造建築物の軸組内に嵌合する縦長四角形状のフレーム2と、そのフレーム2内に対角線上に架設される制震ブレース3とからなる。フレーム2は、左右一対の縦枠4,4と、その縦枠4,4の上下端に両端が接合される上下一対の横枠5,5とで形成され、両縦枠4,4の内側には、縦枠4と平行な補強枠6,6が接合されている。
制震ブレース3は、制震ダンパーとしての粘弾性ダンパー7の長手方向両端に、取付部材としての延長木材8,8を接合してなる。この粘弾性ダンパー7は、筒状の外管9と内管10とを同軸で部分的に重合させて両管9,10の間に図示しない粘弾性体を接着したもので、外管9の端部に延設した接合部11が一方の延長木材8に接合され、内管10の端部と他方の延長木材8とが接合金具12によって接合されている。
そして、各延長木材8は、積層材で形成されて、ブラケット金具13を介してフレーム2のコーナー部(縦枠4と横枠5との仕口部)に接合される。このブラケット金具13は、図2に示すように、矩形状のダンパー固定部14と、ダンパー固定部14の長辺と短辺とからそれぞれ直角に折曲される第1取付部15及び第2取付部16とからなり、ダンパー固定部14には、延長木材8が配設される傾斜方向に沿って複数のビス孔17,17・・が形成されている。
このビス孔は、第1取付部15と第2取付部16とにおいても形成されるが、ここでは端部側の本固定部S1と、ダンパー固定部14側の仮固定部S2とに領域が分けられて、本固定部S1に本固定用ビス孔18,18・・が、仮固定部S2に仮固定用ビス孔19,19・・がそれぞれ形成されている。この本固定部S1は、ダンパー固定部14の内面側に接合された延長木材8を第1取付部15及び第2取付部16に投影させた場合に、投影部分の外側に露出する領域で、仮固定部S2は、投影部分内に収まる領域となっている。また、第1、第2取付部15,16において、本固定用ビス孔18の数は、仮固定用ビス孔19の数よりも多く形成されている。
以上の如く構成された制震フレーム1は、工場等で予め製造することができる。まずフレーム2を作製した後、制震ブレース3が架設される対角線上の仕口部において、ブラケット金具13,13をそれぞれ取り付ける。このとき、図4に示すように各ブラケット金具13のダンパー固定部14の外面がフレーム2の厚み方向の端面と一致する位置で、第1取付部15の仮固定部S2を、仮固定用ビス孔19,19・・を用いてフレーム2の縦枠4に仮固定用ビス20,20によって固定し、第2取付部16の仮固定部S2を、仮固定用ビス孔19,19・・を用いてフレーム2の横枠5に仮固定用ビス20,20・・によって固定する。
こうして対角線上の仕口部に取り付けたブラケット金具13,13の間に、制震ブレース3を掛け渡して、各延長木材8の先端部を、各ブラケット金具13のダンパー固定部14の内面に、ビス孔17,17・・を用いてビス21,21・・によって固定する。最後に補強枠6,6を、制震ブレース3の架設側と反対側の端面からフレーム2内に取り付けると、フレーム2内に制震ブレース3が架設された制震フレーム1が得られる。この状態で各ブラケット金具13の第1、第2取付部15,16の本固定部S1は、延長木材8に隠されることなく露出している。
この制震フレーム1を木造建築物の施工現場で軸組に取り付ける場合は、図3,4に示すように、左右の柱31,31及び上下の梁32、土台33で形成される軸組30内にフレーム2を嵌め込み、各ブラケット金具13の第1取付部15における本固定部S1を、本固定用ビス孔18,18・・を用いて仮固定用ビス20よりも長い本固定用ビス34,34・・により、縦枠4を介して柱31までねじ込むことで固定する。そして、第2取付部16における本固定部S1も、本固定用ビス孔18,18・・を用いて横枠5を介して上側のブラケット金具13では梁32まで、下側のブラケット金具13では土台33まで本固定用ビス34,34・・をねじ込むことで固定する。すると、フレーム2が本固定用ビス34,34・・によって軸組30内に固定されると共に、制震ブレース3の延長木材8,8がブラケット金具13,13を介して軸組30に固定される。
よって、地震等によって軸組30が加振されると、水平方向の変位が制震ブレース3に伝わって軸方向に圧縮力と引張力とを交互に作用させるため、粘弾性ダンパー7の粘弾性体が剪断変形を生じさせて振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、減衰作用を生じさせる。
このように、上記形態1の制震フレーム1及びその取付構造によれば、軸組30内に嵌合固定される木製のフレーム2と、フレーム2内に配置される粘弾性ダンパー7と、粘弾性ダンパー7が延長木材8,8を介して間接的に固定されるダンパー固定部14、軸組30への本固定部S1、フレーム2への仮固定部S2を備えたブラケット金具13,13と、を含む制震フレーム1を予め製造して、ブラケット金具13を、ダンパー固定部14に延長木材8を固定した状態で、仮固定部S2を介してフレーム2に仮固定し、本固定部S1をフレーム2を介して軸組30に本固定するようにしたことで、予め製造した制震フレーム1を施工現場で軸組30に取り付けるパネル工法にも適用可能となり、必要な制震作用が得られる。よって、品質管理や施工が容易で工期が短縮できるというパネル工法による利点も享受できる。
特にここでは、ブラケット金具13の本固定部S1と仮固定部S2とはそれぞれ別々に形成されるので、本固定部S1と仮固定部S2とを容易に区別でき、仮固定と本固定とに係る作業がやりやすくなる。
また、本固定部S1の本固定用ビス孔18の数を、仮固定部S2の仮固定用ビス孔19の数よりも多くしているので、作業者には本固定部S1と仮固定部S2との区別がよりしやすくなる上、本固定に必要な取付強度も確保できる。
なお、形態1において、ダンパー固定部のビス孔の数と、第1、第2取付部の本固定用ビス孔及び仮固定用ビス孔の数とは、上記形態に限らず、適宜増減可能である。但し、これらのビス孔は全て用いる必要はなく、一部を選択してビスをねじ込むようにしても差し支えない。
また、ダンパー固定部や第1、第2取付部の形状も、例えばダンパー固定部を矩形状以外に延長木材の接合方向へ突出する台形状としたり、正方形状や扇状としたり、第1、第2取付部をダンパー固定部よりも長く形成したり等、適宜変更可能である。
さらに、上記形態では、仮固定、本固定共にビスによる固定としているが、例えば仮固定を釘打ちとして本固定をビスとする等、仮固定と本固定とで固定手段を変えることもできる。
次に、本発明の他の形態を説明する。但し、形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
[形態2]
図5に示す制震フレーム1Aにおいても、制震ブレース3がブラケット金具40,40を介してフレーム2の仕口部に取り付けられる。このブラケット金具40は、図6に示すように、形態1と同様にダンパー固定部41、第1取付部42、第2取付部43とからなるものであるが、第1、第2取付部42,43は、フレーム2の厚みの略半分の高さで形態1よりも低く形成されている。また、ここでの第1、第2取付部42,43においては、本固定部S1と仮固定部S2との領域分けがなされておらず、複数のビス孔44,44・・がランダムに形成されて、このビス孔44,44・・の一部を本固定用に、残りを仮固定用に任意に使い分け可能となっている。すなわち、第1、第2取付部42,43は、同一領域内で本固定部S1と仮固定部S2とに兼用される兼用固定部となる。
以上の如く構成された制震フレーム1Aも、工場等で予め製造する場合、作製したフレーム2の対角線上の仕口部において、ブラケット金具40,40をそれぞれ取り付ける。このとき、図8に示すように各ブラケット金具40のダンパー固定部41がフレーム2の厚み方向の中央となるように片側へ寄せた位置で、第1取付部42を、3つのビス孔44,44・・を用いてフレーム2の縦枠4に仮固定用ビス20,20・・で固定し、第2取付部43も、3つのビス孔44,44・・を用いてフレーム2の横枠5に仮固定用ビス20,20・・で固定して仮固定を行う。
こうして対角線上に取り付けたブラケット金具40,40の間に、制震ブレース3を掛け渡して、各延長木材8の先端部を、各ブラケット金具40のダンパー固定部41の外側(第1、第2取付部42,43の折曲側と反対側)の面にあてがった状態で、ビス孔17を用いてビス21によって固定する。最後に補強枠6,6を、制震ブレース3の架設側と反対の端面から取り付けると、フレーム2内に制震ブレース3が架設された制震フレーム1Aが得られる。この状態で各ブラケット金具40の第1、第2取付部42,43は延長木材8に隠されることなく露出している。
この制震フレーム1Aを軸組30に取り付ける場合は、図7,8に示すように、軸組30内にフレーム2を嵌め込み、各ブラケット金具40の第1取付部42では、残りのビス孔44を用いて縦枠4を介して柱31まで本固定用ビス34をねじ込んで本固定する。そして、第2取付部43でも、残りのビス孔44を用いて横枠5を介して上側のブラケット金具40では梁32まで、下側のブラケット金具40では土台33まで本固定用ビス34をねじ込んで本固定する。すると、フレーム2が本固定用ビス34,34・・によって軸組30内に固定されると共に、制震ブレース3の延長木材8,8がブラケット金具40,40を介して軸組30に固定される。
よって、地震等によって軸組30が加振されると、水平方向の変位が制震ブレース3に伝わって軸方向に圧縮力と引張力とを交互に作用させるため、粘弾性ダンパー7の粘弾性体が剪断変形を生じさせて振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、減衰作用を生じさせる。
このように、上記形態2の制震フレーム1A及びその取付構造においても、軸組30内に嵌合固定される木製のフレーム2と、フレーム2内に配置される粘弾性ダンパー7と、粘弾性ダンパー7が延長木材8,8を介して間接的に固定されるダンパー固定部41、軸組30への本固定部S1、フレーム2への仮固定部S2を備えたブラケット金具40,40と、を含む制震フレーム1Aを予め製造して、ブラケット金具40を、ダンパー固定部41に延長木材8を固定した状態で、仮固定部S2を介してフレーム2に仮固定し、本固定部S1をフレーム2を介して軸組30に本固定するようにしたことで、予め製造した制震フレーム1Aを施工現場で軸組30に取り付けるパネル工法にも適用可能となり、必要な制震作用が得られる。よって、品質管理や施工が容易で工期が短縮できるというパネル工法による利点も享受できる。
特にここでは、ブラケット金具40に、一部を本固定部S1として、残りを仮固定部S2として使用可能な兼用固定部(第1、第2取付部42,43)を形成したことで、ブラケット金具40がコンパクトとなり、厚みの薄いフレームであっても省スペースで用いることができる。
なお、形態2において、ダンパー固定部のビス孔の数と、第1、第2取付部のビス孔の数とは、上記形態に限らず、適宜増減可能である。但し、これらのビス孔は全て用いる必要はなく、一部を選択してビスをねじ込むようにしても差し支えない。
特に第1、第2取付部のビス孔においては、仮固定用のビス孔と本固定用のビス孔とを予め決定して使い分けるようにしてもよい。この場合、仮固定用と本固定用とが容易に区別できるように、ビス孔の近傍に印を付けたり、ビス孔の周囲に着色したり等する識別手段を設けるのが望ましい。また、仮固定用と本固定用とでビスの太さを変えてビス孔の大きさを変えることで識別するようにもできる。
さらに、ダンパー固定部や第1、第2取付部の形状も、例えばダンパー固定部を矩形状以外に延長木材の接合方向へ突出する台形状としたり、正方形状や扇状としたり、第1、第2取付部をダンパー固定部よりも長く形成したり等、適宜変更可能である。
そして、仮固定、本固定共にビスによる固定としているが、例えば仮固定を釘打ちとして本固定をビスとする等、仮固定と本固定とで固定手段を変えることもできる。
[形態3]
図9に示すブラケット金具50は、長辺部52と短辺部53とからなる側面視L字状の板体51と、その板体51の長辺部52の幅方向中央に、延長木材8が嵌入可能な間隔をおいて固定される一対の矩形状のダンパー固定部54,54とからなる。ダンパー固定部54には、複数のビス孔55,55・・がそれぞれ形成される一方、両ダンパー固定部54,54の外側で長辺部52と短辺部53とにも、複数のビス孔がそれぞれ形成される。但し、ここでは一方のダンパー固定部54の外側に位置する長辺部52と短辺部53との端縁部分が本固定部S1となってここに本固定用ビス孔56,56・・が形成され、他方のダンパー固定部54の外側に位置する長辺部52と短辺部53との端縁部分が仮固定部S2となってここに仮固定用ビス孔57,57・・が形成されている。
このブラケット金具50も、形態1,2と同様にフレーム2内で制震ブレース3を対角線上に架設させるために用いられる。すなわち、フレーム2の各仕口部においては、図10に示すように、長辺部52の仮固定部S2を、仮固定用ビス孔57,57・・を用いて縦枠4に仮固定用ビス20で固定し、短辺部53の仮固定部S2を、仮固定用ビス孔57,57・・を用いて横枠5に仮固定用ビス20で固定することでフレーム2に仮固定できる。次に、ダンパー固定部54,54の間に延長木材8の端部を挿入してビス孔55を用いてビス21で固定することで、制震ブレース3をブラケット金具50,50間に架設した制震フレーム1Bを得ることができる。
そして、施工現場では、長辺部52の本固定部S1を、本固定用ビス孔56,56・・を用いて、縦枠4を介して柱31まで本固定用ビス34をねじ込んで本固定する。そして、短辺部53の本固定部S1も、本固定用ビス孔56,56・・を用いて、横枠5を介して上側のブラケット金具50では梁32まで、下側のブラケット金具50では土台33まで本固定用ビス34をねじ込んで本固定する。すると、制震フレーム1Bのフレーム2が本固定用ビス34,34・・によって軸組30内に固定されると共に、制震ブレース3の延長木材8,8がブラケット金具50,50を介して軸組30に固定される。
このように、上記形態3の制震フレーム1B及びその取付構造においても、軸組30内に嵌合固定される木製のフレーム2と、フレーム2内に配置される粘弾性ダンパー7と、粘弾性ダンパー7が延長木材8,8を介して間接的に固定されるダンパー固定部54,54、軸組30への本固定部S1、フレーム2への仮固定部S2を備えたブラケット金具50,50と、を含む制震フレーム1Bを予め製造して、ブラケット金具50を、ダンパー固定部54,54に延長木材8を固定した状態で、仮固定部S2を介してフレーム2に仮固定し、本固定部S1をフレーム2を介して軸組30に本固定するようにしたことで、予め製造した制震フレーム1Bを施工現場で軸組30に取り付けるパネル工法にも適用可能となり、必要な制震作用が得られる。よって、品質管理や施工が容易で工期が短縮できるというパネル工法による利点も享受できる。
なお、形態3において、ダンパー固定部のビス孔の数と、本固定用ビス孔及び仮固定用ビス孔の数とは、上記形態に限らず、適宜増減可能である。よって、仮固定用ビス孔を本固定用ビス孔よりも数を少なくすることもできる。本固定部と仮固定部とは左右逆であってもよい。但し、これらのビス孔は全て用いる必要はなく、一部を選択してビスをねじ込むようにしても差し支えない。
また、ダンパー固定部や板体の形状も、例えばダンパー固定部を矩形状以外に延長木材の接合方向へ突出する台形状としたり、正方形状や扇状としたり、板体の両端を同じ長さとしたり、仮固定部の幅を本固定部の幅よりも狭くしたり等、適宜変更可能である。
さらに、仮固定、本固定共にビスによる固定としているが、例えば仮固定を釘打ちとして本固定をビスとする等、仮固定と本固定とで固定手段を変えることもできる。
そして、ここでは本固定部S1と仮固定部S2とを形態1のように領域分けしているが、形態2のようにダンパー固定部54,54の両側にそれぞれ設けたビス孔を本固定用と仮固定用との何れかに選択して使用するようにしてもよい。
[形態4]
図11に示すブラケット金具60は、長辺部62と短辺部63とからなる側面視L字状の板体61と、その板体61の長辺部62の幅方向中央に固定される矩形状のダンパー固定部64とからなる。ダンパー固定部64には、複数のビス孔65,65・・がそれぞれ設けられる一方、ダンパー固定部64の左右両側で長辺部62と短辺部63とにも、複数のビス孔がそれぞれ設けられる。但し、ここではダンパー固定部64の左右一方側に位置する長辺部62と短辺部63とが本固定部S1となって本固定用ビス孔66,66・・が形成され、ダンパー固定部64の他方側に位置する長辺部62と短辺部63とが仮固定部S2となって仮固定用ビス孔67,67・・が形成されている。
このブラケット金具60も、形態1,2と同様にフレーム2内で制震ブレース3を対角線上に架設させるために用いられる。すなわち、フレーム2の各仕口部においては、図12に示すように、長辺部62の仮固定部S2を、仮固定用ビス孔67,67・・を用いて縦枠4に仮固定用ビス20で固定し、短辺部63の仮固定部S2を、仮固定用ビス孔67,67・・を用いて横枠5に仮固定用ビス20で固定することでフレーム2に仮固定できる。次に、ダンパー固定部64の仮固定部S2側の面に延長木材8の端部をあてがってビス孔65を用いてビス21で固定することで、制震ブレース3をブラケット金具60,60間に架設した制震フレーム1Cを得ることができる。この状態で各ブラケット金具60の本固定部S1は延長木材8で隠されることなく露出している。
そして、施工現場では、長辺部62の本固定部S1を、本固定用ビス孔66,66・・を用いて縦枠4を介して柱31まで本固定用ビス34をねじ込んで本固定する。そして、短辺部63の本固定部S1も、本固定用ビス孔66,66・・を用いて横枠5を介して上側のブラケット金具60では梁32まで、下側のブラケット金具60では土台33まで本固定用ビス34をねじ込んで本固定する。すると、制震フレーム1Cのフレーム2が本固定用ビス34,34・・によって軸組30内に固定されると共に、制震ブレース3の延長木材8,8がブラケット金具60,60を介して軸組30に固定される。
このように、上記形態4の制震フレーム1C及びその取付構造においても、軸組30内に嵌合固定される木製のフレーム2と、フレーム2内に配置される粘弾性ダンパー7と、粘弾性ダンパー7が延長木材8,8を介して間接的に固定されるダンパー固定部64、軸組30への本固定部S1、フレーム2への仮固定部S2を備えたブラケット金具60,60と、を含む制震フレーム1Cを予め製造して、ブラケット金具60を、ダンパー固定部64に延長木材8を固定した状態で、仮固定部S2を介してフレーム2に仮固定し、本固定部S1をフレーム2を介して軸組30に本固定するようにしたことで、予め製造した制震フレーム1Cを施工現場で軸組30に取り付けるパネル工法にも適用可能となり、必要な制震作用が得られる。よって、品質管理や施工が容易で工期が短縮できるというパネル工法による利点も享受できる。
なお、形態4において、ダンパー固定部のビス孔の数と、本固定用ビス孔及び仮固定用ビス孔の数とは、上記形態に限らず、適宜増減可能である。よって、仮固定用ビス孔を本固定用ビス孔よりも数を少なくすることもできる。本固定部と仮固定部とは左右逆であってもよい。但し、これらのビス孔は全て用いる必要はなく、一部を選択してビスをねじ込むようにしても差し支えない。
また、ダンパー固定部や板体の形状も、例えばダンパー固定部を矩形状以外に延長木材の接合方向へ突出する台形状としたり、正方形状や扇状としたり、板体の両端を同じ長さとしたり、仮固定部の幅を本固定部の幅よりも狭くしたり等、適宜変更可能である。
さらに、仮固定、本固定共にビスによる固定としているが、例えば仮固定を釘打ちとして本固定をビスとする等、仮固定と本固定とで固定手段を変えることもできる。
そして、各形態に共通して、制震ブレースは、制震ダンパーの両端に延長木材を接合しているが、延長木材に限らず鋼材等の他の取付部材も採用できる。また、取付部材は制震ダンパーの両端に接合する以外に、例えば制震ダンパーの一端側のみに延長木材等の取付部材を接合して、制震ダンパーの他端を直接ブラケット金具に取り付けることも可能である。
さらに、ブラケット金具の形状によっては、ブラケット金具と軸組との間に跨がって補強プレートを設けることも可能である。図13,14はその一例を示すもので、形態1の制震フレーム1を軸組30に取り付ける際に、ブラケット金具13のダンパー固定部14の外側から、上側の仕口部ではダンパー固定部14と柱31及び梁32とに跨がって、下側の仕口部ではダンパー固定部14と柱31及び土台33とに跨がって矩形状の補強プレート70,70をそれぞれ固定している。ここではダンパー固定部14側ではビス21によって補強プレート70も同時に延長木材8へ固定され、柱31や梁32若しくは土台33側ではビス71によって補強プレート70が固定されている。
このような補強プレート70を設ければ、ブラケット金具13と軸組30とがより強固に固定される。なお、補強プレートの形状はこの変更例に限らず、柱側と横架材側とに分けて複数設けたり、ブラケット金具の形状によっては軸組の前後でブラケット金具を挟むように設けたりすることもできる。
また、制震ブレースは対角線上に架設する以外に、一対の制震ダンパーを上下軸対称に配置するいわゆるKブレース状に架設することもできる。この場合も、フレームの仕口部で各制震ダンパーの一端側が取り付けられるブラケット金具と、柱の中間部位で両制震ダンパーの他端側が取り付けられるブラケット金具とに本固定部と仮固定部とを設ければよい。このとき、取付部材は省略して制震ダンパーの端部を直接ブラケット金具に取り付けることもできる。
一方、粘弾性ダンパーは、同軸で重合される複数の管とその間の粘弾性体とからなるスリーブ型に限らず、複数の帯状の鋼板とその間の粘弾性体とからなる積層型であってもよいし、制震ダンパーとしては粘弾性ダンパー以外にオイルダンパー等も採用できる。
また、制震ブレースに限らず、積層型の粘弾性ダンパーを取付部材を介して上下の梁と土台との間に架設する場合も、取付部材と梁及び土台とを接合するブラケット金具に本固定部と仮固定部とを設けて本発明を採用することができる。このような壁型の制震ダンパーでも取付部材を省略して制震ダンパーの端部を直接ブラケット金具に取り付けることは可能である。
1,1A〜1C・・木造用制震フレーム、2・・フレーム、3・・制震ブレース、4・・縦枠、5・・横枠、7・・粘弾性ダンパー、8・・延長木材、13,40,50,60・・ブラケット金具、14,41,54,64・・ダンパー固定部、15,42・・第1取付部、16,43・・第2取付部、17,44,55,65・・ビス孔、18,56,66・・本固定用ビス孔、19,57,67・・仮固定用ビス孔、20・・仮固定用ビス、21・・ビス、30・・軸組、31・・柱、32・・梁、33・・土台、34・・本固定用ビス、51,61・・板体、52,62・・長辺部、53,63・・短辺部、S1・・本固定部、S2・・仮固定部。

Claims (5)

  1. 木造建築物の軸組内に嵌合固定される木製のフレームと、
    前記フレーム内に配置される制震ダンパーと、
    前記制震ダンパーが直接或いは取付部材を介して間接的に固定されるダンパー固定部と、前記軸組への本固定部と、前記フレームへの仮固定部とを備えたブラケット金具と、を含み、
    前記ブラケット金具は、前記ダンパー固定部に前記制震ダンパー或いは前記取付部材を固定した状態で、前記仮固定部を介して前記フレームに仮固定されることを特徴とする木造用制震フレーム。
  2. 前記ブラケット金具の前記本固定部と前記仮固定部とはそれぞれ別々に形成されることを特徴とする請求項1に記載の木造用制震フレーム。
  3. 前記ブラケット金具に、一部を前記本固定部として、残りを前記仮固定部として使用可能な兼用固定部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の木造用制震フレーム。
  4. 前記本固定部には、複数の本固定用ビス孔が形成され、前記仮固定部には、複数の仮固定用ビス孔が形成されて、前記本固定用ビス孔の数は、前記仮固定用ビス孔の数よりも多いことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の木造用制震フレーム。
  5. 木造建築物の軸組内に、請求項1乃至4の何れかに記載の木造用制震フレームを嵌合させ、前記ブラケット金具の前記本固定部を前記フレームを介して前記軸組に固定することを特徴とする木造用制震フレームの取付構造。
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