JP6263162B2 - トランジスタ - Google Patents

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本発明は、宇宙機器、原子力機器等に使用されるトランジスタ及び半導体装置に係り、特に、放射線環境下において使用されるトランジスタ及び当該トランジスタを有する半導体装置に関する。
一般に、半導体ICは放射線に弱い。例えば、半導体ICは、放射線入射によって、TID(Total Ionization Dose:放射線の積算被爆効果による電気特性劣化現象)、SEL(Single Event Latch Up:高エネルギー粒子による過電流発生現象)、SEU(Single Event Upset:高エネルギー粒子によるメモリ情報反転現象)等の影響を受ける。従って、例えば宇宙機器の如く、放射線に晒される環境下において使用される半導体ICには、常に高い放射線耐性が要求される。半導体ICには種々の形態があるが、宇宙機器等の放射線に晒される環境下では、耐放射線性の観点から、回路に工夫をして放射線耐性を高めたICや完全空乏型のSOI−IC(Silicon on Insulator-IC)が有効であると報告されている。(特開平7−162011)
図8(a)にnチャネル電界効果トランジスタを内蔵する従来の完全空乏型SOI−IC50の構造を示した斜視図、図8(b)にその上面図、図8(c)に当該SOI−IC50が内蔵するトランジスタの回路記号図を、それぞれ示す。図8(a)に示すように、SOI−IC50は、Si等の基板51上にSiO膜等の絶縁基板52を設け、このSiO膜等の絶縁基板52上にnチャネル電界効果トランジスタを設けた構成となっている。トランジスタには、ボディ54(p型半導体)、ソース53(n型半導体)、ドレイン55(n型半導体)、ゲート電極56が設けられ、図8(c)に示す回路を形成している。
図8に示したSOI−IC50におけるSEU発生のメカニズムを、図9、図10に従って説明する。なお、図9は、SEU発生の流れを示したフローであり、図10は、図9の各ステップにおいて発生する現象を模式的に示した概念図である。
図9に示すように、通常状態にあるSOI−IC50(図10(a))のボディ領域に高エネルギー粒子が入射すると(図10(b))、電荷(+、−)が発生し(図10(c))、各電極へと移動する(図10(d))。これにより、SOI−IC50の出力電圧は、高エネルギー粒子の入射によって偶然に発生した電荷によって変動を受ける。その結果、メモリ情報(0or1)の反転現象によるICの誤作動(ソフトエラー)が発生する場合がある。この様な単発の高エネルギー粒子によるメモリ情報(0or1)の反転現象が、SEUである。
放射線耐性の高いICは、一般に高価、低性能であることから、実用的ではない。さらに、完全空乏型SOI−ICにおいて、放射線耐性は完全とは言えないことがわかった。
しかしながら、近年においては、宇宙機器の多機能化、処理能力向上要求に伴い、低コスト・高速・耐放射線性を有する高性能トランジスタ、半導体装置が強く望まれている。
特開平7−162011号公報
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、SEU耐性が高く、高性能で低価なトランジスタ、半導体装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するため、次のような手段を講じている。
本発明の第1の視点は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、前記シリコン層に形成され、第1導電型であるボディ(P−)、第2導電型であるソース(N+)、ドレイン(N+)からなる部分と、前記ボディ(P−)及び前記ソース(N+)にボディ(P−)と同一導電型で接合され、前記ソース(N+)と同じもしくは低い電位が供給されるボディ端子(P+)と、を具備し、前記ボディ(P−)において放射線によって発生した正電荷は、前記ボディ端子(P+)を介して当該トランジスタ外に流出することを特徴とするトランジスタである。
本発明の第2の視点は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、前記シリコン層に形成され、第1導電型であるボディ(P−)、第2導電型であるソース(N+)、ドレイン(N+)からなる部分と、前記ボディ(P−)及び前記ソース(N+)にボディ(P−)と同一導電型で接合され、前記ソース(N+)と同じもしくは高い電位が供給されるボディ端子(P+)と、を具備し、前記ボディ(P−)において放射線によって発生した負電荷は、前記ボディ端子(P+)を介して当該トランジスタ外に流出することを特徴とするトランジスタである。
本発明の第3の視点は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、前記シリコン層に複数形成されたnチャネル電界効果トランジスタと、を具備する半導体装置であって、前記各トランジスタは、第1導電型であるボディ(P−)、第2導電型であるソース(N+)、ドレイン(N+)からなる部分と、前記ボディ(P−)及び前記ソース(N+)にボディ(P−)と同一導電型で接合され、前記ソース(N+)と同じもしくは低い電位が供給されるボディ端子(P+)と、を有し、前記ボディ(P−)において放射線によって発生した正電荷は、前記ボディ端子(P+)を介して前記トランジスタ外に流出すること、を特徴とする半導体装置である。
本発明の第4の視点は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、前記シリコン層に複数形成されたpチャネル電界効果トランジスタと、を具備する半導体装置であって、前記各トランジスタは、第1導電型であるボディ(P−)、第2導電型であるソース(N+)、ドレイン(N+)からなる部分と、前記ボディ(P−)及び前記ソース(N+)にボディ(P−)と同一導電型で接合され、前記ソース(N+)と同じもしくは高い電位が供給されるボディ端子(P+)と、を有し、前記ボディ(P−)において放射線によって発生した負電荷は、前記ボディ端子(P+)を介して前記トランジスタ外に流出すること、を特徴とする半導体装置である。
このような構成によれば、SEU耐性が高く、高性能で低価なトランジスタ及び半導体装置を実現することができる。
図1(a)は、本実施形態に係る完全空乏型SOI−IC10の構造を説明するためにトランジスタ部分を切り出した斜視図、図1(b)はその上面図、図1(c)は当該SOI−IC10が内蔵するトランジスタの回路記号図である。 図2(a)、(b)は、SOI−IC10の変形例を説明する為の図である。 図3は、SEU発生防止のメカニズムを説明するためのフローである。 図4は、nチャネル電界効果トランジスタにおいて発生するSEUを模式的に示した概念図である。 図5は、pチャネル電界効果トランジスタにおいて発生するSEUを模式的に示した概念図である。 図6は、実施形態に係るSOI−ICの効果を説明するための図であり、従来のSOI−IC(ボディ端子なし)の放射線耐性の試験結果を示したグラフである。 図7は、実施形態に係るSOI−ICの効果を説明するための図であり、本実施形態に係るSOI−IC(ボディ端子あり)の放射線耐性の試験結果を、それぞれ示したグラフである。 図8(a)は、nチャネル電界効果トランジスタを内蔵する従来の完全空乏型SOI−IC50の構造を示した斜視図、図8(b)はその上面図、図8(c)は当該SOI−IC50が内蔵するトランジスタの回路記号図である。 図9は、SEU発生の流れを示したフローである。 図10は、図9の各ステップにおいて発生する現象を模式的に示した概念図である。
以下、本発明に係るトランジスタ及び当該トランジスタを有する集積回路の実施形態を図面に従って説明する。本発明の技術的思想は、SOI構造の完全空乏型及び部分空乏型のいずれにも適用可能であるが、説明の簡単のため、以下では完全空乏型を例に説明する。また、SOI構造のICの他に、同じく絶縁基板上にシリコン層を形成するSOS(Silicon in Sapphire)−IC等があるが、同じく説明の簡単のため、SOI−ICを例に説明する。なお、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1(a)は、本実施形態に係る完全空乏型SOI−IC10の構造を説明するためにトランジスタ部分を切り出した斜視図、図1(b)はその上面図、図1(c)は当該SOI−IC10が内蔵するトランジスタの回路記号図をそれぞれ示す。
図1(a)に示すように、SOI−IC10は、SiO膜等の絶縁基板12上にSi活性層20を設け、このSi活性層20にnチャネル或いはpチャネル電界効果トランジスタ(図1では、nチャネル)を設けた構成となっている。電界効果トランジスタは、n型半導体に狭持されたp型半導体とからなるSi活性層20、n型半導体にソース電極を設けたソース13、n型半導体にドレイン電極を設けたドレイン14、p型半導体にゲート電極17及び酸化膜を設けたボディ15を有している。
また、SOI−IC10には、SEU(Single Event Upset:メモリ情報反転)耐性を向上させるための手法が施されている。すなわち、SOI−IC10には、高エネルギー粒子が入射した場合に発生する電荷を当該SOI−IC10から排出するための電荷排出用端子16(「ボディ端子」とも称される場合がある。)が設けられている。この電荷排出用端子16は、ボディ15及びソース13に接合されており、また、ソース13と同じもしくは低い電位、例えばGND電位に維持される。高エネルギー粒子による偶発的な発生電荷は、当該電荷排出用端子16から後述するメカニズムにて抜き出され、GND等に排出される。
電荷排出用端子16は、コスト低減や製造の簡便性等の観点から、一般的にはボディ15に使用される素材(今の場合、p型半導体)に電極を設けたものが使用される。しかし、同様の機能を果たすことができれば、その素材に限定はない。また、電荷排出用端子16の位置、形状、個数についても、ボディ15及びソース13に接続され、高エネルギー粒子による偶発的な発生電荷を取り出すものであれば、何ら制限はない。例えば、次のような変形も可能である。
図2(a)、(b)は、SOI−IC10の変形例を説明する為の図であり、SOI−IC10の断面図である。図2(a)、(b)に示すように、本SOI−IC10には、トランジスタがSiO膜12上に複数埋め込まれた構成となっている。図1に示したSOI−IC10では、SEU耐性向上手法として、図2(a)に示す様に、ボディ15及びソース13の双方に接合された電荷排出用端子16を有する構成であった。これに対し、例えば図2(b)に示す様に、ボディ15のみに接合された電荷排出用端子21を有するものであってもよい。この様な構成であっても、後述する電荷の排出機能を果たすことができ、SEU耐性の向上を達成することができる。
なお、SOI−IC10が内蔵するトランジスタがpチャネル電界効果トランジスタである場合には、図1(a)、(b)に示した電荷排出用端子16は、ボディ15及びソース13の双方に接合され、当該ソース13と同じもしくは高い電位に維持される形態となる。また、図2(b)に示した電荷排出用端子21は、ボディ15のみに接続され、当該ボディ15と同じもしくは高い電位に維持される。
次に、SOI−IC10おけるSEU発生防止のメカニズムを、図3、図4に従って説明する。
図3は、SEU発生防止のメカニズムを説明するためのフローであり、図4は、図3の各ステップにおいて発生する現象を模式的に示した概念図である。図3において、nチャネル電界効果トランジスタを有するSOI−IC10(図4(a))のSi活性層20に高エネルギー粒子が入射すると(図4(b))、正電荷及び負電荷が発生する(図4(c))。
SOI−IC10においては、ドレインはソースよりも高電位であり、また、電荷排出用端子16はソースと同じもしくは低電位(図では、GND電位)である。従って、高エネルギー粒子によって発生した正電荷は電荷排出用端子16の方向に流れ、当該電荷排出用端子16を介してGNDへと落とされる(図4(d))。従って、SOI−IC10の出力電圧は、高エネルギーによって偶然に発生した電荷によって変動されず、その結果、メモリ情報(0or1)の反転現象(SEU)の発生は、従来に比して低下する。
なお、図2(b)に示したnチャネル電界効果トランジスタの変形例では、高エネルギー粒子の入射によりSi活性層20において発生した正電荷は、ボディ15に存在するものについては電荷排出用端子21から、SOI−IC10外に排出される。
また、SOI−IC10がpチャネル電界効果トランジスタを有する場合には、図3に示したフローに従って、図5に示す形態にて負電荷の排出が行われる。
発明者らは、本SOI−IC10に用いたトランジスタの性能を検討すべく、本実施形態に係る手法を採用したSOI−ICの実放射線試験(高エネルギー粒子照射試験)を行っている。この実験によれば、従来の完全空乏型SOI−ICと比較して約2〜3倍のSEU耐性向上を確認することができた。
図6は、従来のSOI−IC(ボディ端子なし)の放射線耐性の試験結果を、図7は、本実施形態に係るSOI−IC(ボディ端子あり)の放射線耐性の試験結果を、それぞれ示したグラフである。各図において、横軸は線エネルギー付与(LET:Linear Energy Transfer)[MeV-cm2/mg]を示し、縦軸は反転断面積σ(粒子によりエラーが発生した総領域)[cm2]を示す。なお、各図のグラフでは、ICのメモリセル当たりの断面積に換算している[cm2/mg]。
図6からわかるように、従来のSOI−ICの放射線耐性は、3〜4[MeV-cm2/mg]であり、一方、図7からわかるように、本実施形態に係る手法を用いたSOI−ICの放射線耐性は、8〜9[MeV-cm2/mg]である。本試験結果からもわかるように、本実施形態に係る手法が放射線耐性の向上に有効であることがわかる。
また、発明者らは、静止軌道上の宇宙機器に搭載された本トランジスタに放射線が入射した場合のSEU発生頻度のシミュレーション解析をも行った。その結果、従来の完全空乏型SOI−ICのSEU発生頻度に比べて、発生頻度を約1/5に抑えることができた。
以上述べた構成によれば、以下の効果を得ることができる。
従来のトランジスタでは、高エネルギー粒子の入射により発生した電荷は、ソース、ドレインのみに流れる様になっている。従って、従来のSOI−ICは、これ以外に電荷を排出する経路を持たない。これに対し、本SOI−IC10が有するトランジスタでは、高エネルギー粒子の入射により発生した電荷は、ソース、ドレインへと流出せず、電位の低い電荷排出用端子へと流れ込む構成となっている。従って、高エネルギー粒子の入射による影響は著しく低減し、SOI−IC10の出力電圧は安定するから、ICの誤作動発生率を低下させることができる。
また、本SEU耐性向上手法は、例えば高性能である従来の民生SOI−ICに電荷排出用端子を設ける等、簡単な改良によって実現することが可能である。従って、高性能であり高い放射線耐性をもつSOI−ICを低コストで簡単に実現することが可能である。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変形例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば以下に示すように、その要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
本SEU耐性向上手法は、例えば、コンピュータのCPU、メモリ等に使用される集積回路にも適用することが可能である。また、上記実施形態において例示した宇宙機器に限らず、放射線の一種であるα線による誤動作対策として地上でのコンピュータや携帯電話等にも使用することが可能である。
また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10・・・SOI−IC
11・・・Si基板
12・・・絶縁性基板
13・・・ソース
14・・・ドレイン
15・・・ボディ
16・・・電荷排出用端子(ボディ端子)
17・・・ゲート電極
20・・・Si活性層
21・・・電荷排出用端子

Claims (4)

  1. 絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、
    前記シリコン層に形成され、第1導電型であるボディ(P−)、第2導電型であるソース(N+)、ドレイン(N+)からなる部分と、
    前記ボディ(P−)及び前記ソース(N+)にボディ(P−)と同一導電型で接合され、前記ソース(N+)より低い電位が供給されるボディ端子(P+)と、
    を具備し、
    前記ボディ(P−)において放射線によって発生した正電荷は、前記ボディ端子(P+)を介して当該トランジスタ外に流出し、
    前記ボディ端子(P+)は、前記ボディ(P−)と同一導電型であること、
    を特徴とする完全空乏型のトランジスタ。
  2. 絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、
    前記シリコン層に形成され、第1導電型であるボディ(P−)、第2導電型であるソース(N+)、ドレイン(N+)からなる部分と、
    前記ボディ(P−)及び前記ソース(N+)にボディ(P−)と同一導電型で接合され、前記ソース(N+)より低い電位が供給されるボディ端子(P+)と、
    を具備し、
    前記ボディ(P−)において放射線によって発生した正電荷は、前記ボディ端子(P+)を介して当該トランジスタ外に流出し、
    前記ボディ端子(P+)には、nチャネル電界効果トランジスタでは、GND電位が供給されていること、
    を特徴とする完全空乏型のトランジスタ。
  3. 絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、
    前記シリコン層に形成され、第1導電型であるボディ(N−)、第2導電型であるソース(P+)、ドレイン(P+)からなる部分と、
    前記ボディ(N−)及び前記ソース(P+)にボディ(N−)と同一導電型で接合され、前記ソース(P+)より高い電位が供給されるボディ端子(N+)と、
    を具備し、
    前記ボディ(N−)において放射線によって発生した負電荷は、前記ボディ端子(N+)を介して当該トランジスタ外に流出し、
    前記ボディ端子(N+)は、前記ボディ(N−)と同一導電型であること、
    を特徴とする完全空乏型のトランジスタ。
  4. 絶縁性基板と、
    前記絶縁性基板上に形成されたシリコン層と、
    前記シリコン層に形成され、第1導電型であるボディ(N−)、第2導電型であるソース(P+)、ドレイン(P+)からなる部分と、
    前記ボディ(N−)及び前記ソース(P+)にボディ(N−)と同一導電型で接合され、前記ソース(P+)より高い電位が供給されるボディ端子(N+)と、
    を具備し、
    前記ボディ(N−)において放射線によって発生した負電荷は、前記ボディ端子(N+)を介して当該トランジスタ外に流出し、
    前記ボディ端子(N+)には、pチャネル電界効果トランジスタでは、電源の電位が供給されていること、
    を特徴とする完全空乏型のトランジスタ。
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