JP2006140325A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線に起因するソフトエラーを低減する。
【解決手段】半導体装置は、基板11上に設けられ、且つ第1側面と第1側面に対向する第2側面とを有する凸状半導体層12と、凸状半導体層12上に設けられた第1ゲート絶縁膜13と、第1ゲート絶縁膜13上に設けられた第1ゲート電極14Aと、第1ゲート電極14Aの両側且つ凸状半導体層12内に夫々設けられた第1及び第2拡散層15と、第1側面上に設けられた第1絶縁膜16と、第1ゲート電極14Aに接続され、且つ第1及び第2拡散層15より下側で第1絶縁膜16の側面上に設けられた第1導電層17とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置に係り、特にソフトエラーを低減する半導体装置に関する。
半導体記憶装置の一種であるSRAM(Static Random Access Memory)及びDRAM(Dynamic Random Access Memory)では、保持しているデータが自然に破壊される現象が発生することが知られており、この現象は「ソフトエラー」と呼ばれている。
ソフトエラーの原因としては、はんだ等の半導体装置に用いられる材料に含まれる放射性物質から放出されたα線に起因するものと、宇宙線として飛来する高速中性子等に起因するものとが知られている。
α線に起因するソフトエラーは、半導体装置に含まれる放射性物質を低減することや、主に半導体装置の上方から入射する場合の対策を講じればよい。よって、α線が入射してもデータ破壊が発生しないような構造に設計することでソフトエラーを回避することが可能である。また、後述する高速中性子に起因するソフトエラーで発生する電子・正孔対に比べれば、α線に起因するソフトエラーで発生する電子・正孔対の絶対量は少ないため、この意味でもα線に起因するソフトエラーは回避しやすい。
一方、高速中性子に起因するソフトエラーでは、高速中性子自身がSi(シリコン)内を通過しても半導体装置への影響はほとんどない。しかしながら、高速中性子が半導体装置内のSi原子と衝突して核破砕が発生すると、衝突したSi原子の原子番号以下の2次粒子が飛び出し、この2次粒子の軌跡に沿って電子・正孔対が発生するという問題がある。
つまり、この2次粒子が、半導体素子のPN接合を貫通したり又はPN接合の近傍を通過したりすると、α線に起因するソフトエラーと同様に、2次粒子の軌跡に沿って発生した電子・正孔対は、PN接合に加えられたバイアスの影響を受けて移動する。その結果、電子・正孔対は、ノイズ電流となって素子を誤動作させる。このような問題は、前述したように、α線に起因するソフトエラーの場合と比べて、この過程で発生する電子・正孔対の絶対量がオーダーで大きいので、深刻となっている。
この種の関連技術として、DRAMセルが備えるメモリセルキャパシタの容量を大きくすることで、ソフトエラーに対する耐性を向上する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開平7−14985号公報
本発明は、放射線に起因するソフトエラーを低減することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一視点に係る半導体装置は、基板上に設けられ、且つ第1側面と第1側面に対向する第2側面とを有する凸状半導体層と、凸状半導体層上に設けられた第1ゲート絶縁膜と、第1ゲート絶縁膜上に設けられた第1ゲート電極と、第1ゲート電極の両側且つ凸状半導体層内に夫々設けられた第1及び第2拡散層と、第1側面上に設けられた第1絶縁膜と、第1ゲート電極に接続され、且つ第1及び第2拡散層より下側で第1絶縁膜の側面上に設けられた第1導電層とを具備する。
本発明によれば、放射線に起因するソフトエラーを低減することが可能な半導体装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示した半導体装置の平面図である。図3は、図2に示したIII−III線に沿った断面図である。図4は、図2に示したIV−IV線に沿った断面図である。図5は、図2に示したV−V線に沿った断面図である。図6は、図2に示したVI−VI線に沿った断面図である。
例えばSi(シリコン)から構成される半導体基板11の上には、凸状半導体層12が形成されている。この凸状半導体層12は、例えば半導体基板11と同じ材料により構成される。
凸状半導体層12の上には、例えばSiOからなるゲート絶縁膜13が形成されている。ゲート絶縁膜13の上には、ゲート電極14Aが形成されている。なお、ゲート電極14Aの上面にはゲートキャップ絶縁膜、ゲート電極14Aの両側面には側壁絶縁膜が形成されているが、これらは本発明の趣旨に重要ではないため図示を省略する。
ゲート電極14A両側の凸状半導体層12内には、ソース/ドレイン領域15が形成されている。このソース/ドレイン領域15は、例えば高濃度不純物を凸状半導体層12の上面に注入して形成される。このようにして、凸状半導体層12には、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が形成されている。
凸状半導体層12の一方の側面には、絶縁膜16が形成されている。具体的には、絶縁膜16は、凸状半導体層12の一方の側面を全て覆うように形成されている。
ソース/ドレイン領域15の深さより下側、且つ絶縁膜16の側面上には、導電層17が形成されている。凸状半導体層12の他方の側面には、絶縁膜16及び導電層17と同じように、絶縁膜18及び導電層19が形成されている。
絶縁膜16,18は、例えばゲート絶縁膜13と同じ材料により構成される。また、絶縁膜16,18は、例えばゲート絶縁膜13の膜厚と略同じ膜厚を有している。
導電層17,19は、チャネル長方向に対応するY方向(すなわち、ゲート電極14Aの延伸方向と垂直方向)において、ソース及びドレイン領域15の一方端から他方端までの距離と略同じかそれより長くなっている。また、導電層17,19は、例えばゲート電極14Aと同じ材料により構成される。ゲート電極14A及び導電層17,19は、例えば以下のような材料で構成される。
MOSFETがN型の場合、ゲート電極14A及び導電層17,19は、N型不純物がドープされた多結晶Siにより構成される。MOSFETがP型の場合、ゲート電極14A及び導電層17,19は、P型不純物がドープされた多結晶Siにより構成される。
なお、ゲート電極14A及び導電層17,19は、不純物がドープされた多結晶Si膜に限らず、メタル膜、或いは多結晶Si膜とメタル膜との積層ゲート構造(いわゆるポリメタル構造)、或いは多結晶Si膜とシリサイド膜との積層ゲート構造(いわゆるポリサイド構造)等を用いることが可能である。
メタル膜の例としては、TiN膜、W膜、WN膜、Ru膜、Ir膜、Al膜等を挙げることができる。シリサイド膜の例としては、CoSi膜、TiSi膜等を挙げることができる。
ゲート電極14Aと導電層17との間には、ゲート電極14Aと導電層17とを電気的に接続するように、側面ゲート電極14Bが形成されている。同様に、ゲート電極14Aと導電層19との間には、ゲート電極14Aと導電層19とを電気的に接続するように、側面ゲート電極14Cが形成されている。側面ゲート電極14B,14Cは、ゲート電極14Aと同じ材料により構成される。
側面ゲート電極14B,14Cは、MOSFETのゲート電極の一部として機能する。すなわち、本実施形態のMOSFETは、トライゲート(Tri-Gate)構造を有している。これにより、MOSFETの駆動電流を増加させることができる。また、ゲート長を短くしても短チャネル効果を抑制することができるため、MOSFETを微細化することができる。
また、MOSFETのチャネル制御性が向上するため、MOSFETは高速にスイッチングすることができる。さらに、マスク面積が小さい割にゲート電極面積が大きくなるため、ゲート容量を大きくすることができる。これにより、メモリ情報がノイズ等で反転しにくい。
導電層17の下部と、導電層17の絶縁膜16が形成された側面の反対面とには、素子分離領域20が形成されている。同様に、導電層19の下部と、導電層19の絶縁膜18が形成された側面の反対面とには、素子分離領域20が形成されている。この素子分離領域20は、例えばSiOにより構成されている。
このように構成された半導体装置の動作について説明する。半導体装置に放射線が入射すると、半導体装置内の原子(例えば、Si)と反応して荷電粒子が発生する。そして、この荷電粒子の軌跡に沿って電子・正孔対が発生する。この電子・正孔対は、MOSFETが有するPN接合に加えられたバイアスの影響を受けて移動し、ノイズ電流となる。なお、ソフトエラーを引き起こす放射線は、α線、中性子線、陽子線、電子線、陽電子線、γ線、X線等が挙げられる。
ところが、本実施形態の半導体装置は、ゲート電極14Aに接続された導電層17,19を備えている。この導電層17,19は、ゲート電極14Aの電位と同電位となる。これにより、導電層17,19のポテンシャルにより、電子或いは正孔がPN接合に引き寄せられるのを抑制することができる。
具体的には、MOSFETがN型の場合、N型MOSFETがオフしている(すなわち、ゲート電極に接地電圧Vssが供給されている)時には、電子によるソフトエラーを低減することができる。
MOSFETがP型の場合、P型MOSFETがオフしている(すなわち、ゲート電極に電源電圧Vddが供給されている)時には、正孔によるソフトエラーを低減することができる。
また、導電層17,19は、荷電粒子に対して障壁となる。よって、荷電粒子の移動を阻止し、或いは荷電粒子の飛程を短くすることができる。これにより、電子・正孔対の発生を抑制することができるため、ソフトエラーを低減することが可能となる。
なお、前述したように、ゲート電極14Aの延伸方向(X方向)に対して垂直であるY方向での導電層17,19の長さは、Y方向でのソース/ドレイン領域15両端間の長さと略同じかそれ以上であることが望ましい。このように構成することで、PN接合に引き寄せられる電子或いは正孔を有効に遮断することができる。しかし、ソース/ドレイン領域15両端間の長さより短くても本実施形態の効果を十分得ることができる。
また、本実施形態では、凸状半導体層12の両側面に導電層17,19を設けるようにしている。しかし、凸状半導体層12の一方の側面のみに導電層を設けるようにしてもよい。このように構成することで、導電層を設けた側からノイズ電流が流れ込むのを防止することができる。また、1つの導電層のポテンシャルにより、電子或いは正孔がPN接合に引き寄せられるのを抑制することができる。
また、凸状半導体層12内且つソース/ドレイン領域15より下方にライフタイムキラーとなる物質を導入するようにしてもよい。ライフタイムキラーとなる物質として、金或いは白金等を挙げることができる。このように構成することで、電子或いは正孔がPN接合に引き寄せられるのを抑制することができる。
また、凸状半導体層12内且つソース/ドレイン領域15より下方にワイドバンドギャップの物質を導入するようにしてもよい。このように構成することで、電子或いは正孔がPN接合に引き寄せられるのを抑制することができる。
さらに、導電層17,19は、素子分離をするためのSTI(Shallow Trench Isolation)が通常は形成される領域に設けられている。したがって、導電層17,19を設けたことによる半導体装置の面積が増大するのを抑制することができる。
なお、本実施形態の“凸状半導体層”とは、半導体基板11から突き出ているものという意味である。よって、MOSFETの特性を向上させるために、凸状半導体層の形状を種々変更してもよい。
具体的には、図2において、ゲート電極14Aが配置される凸状半導体層のX方向の幅が、ソース/ドレイン領域15が形成される凸状半導体層のX方向の幅より狭くなっていてもよい。このように構成することで、MOSFETのチャネル幅を狭くすることができるため、MOSFETのチャネル制御性を向上させることができる。
さらに、ソース/ドレイン領域15のX方向の幅は変化しないため、ソース/ドレイン領域15は小さくならない。よって、ソース/ドレイン領域15にコンタクトプラグを形成しやすくなる。また、ソース/ドレイン領域15の抵抗が上昇するのを抑制することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、MOSFETのソース/ドレイン領域を導電層で囲むようにしてソフトエラーを低減するようにしたものである。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す斜視図である。図8は、図7に示した半導体装置の平面図である。図9は、図8に示したIX−IX線に沿った断面図である。図10は、図8に示したX−X線に沿った断面図である。
半導体基板11の上には、凸状半導体層12が形成されている。ゲート電極14Aの延伸方向(X方向)に対して垂直であるY方向両側の凸状半導体層12両側面には、夫々絶縁膜21,23が形成されている。この絶縁膜21,23は、例えばゲート絶縁膜13と同じ材料により構成される。また、絶縁膜21,23は、例えばゲート絶縁膜13の膜厚と略同じ膜厚を有している。
ソース/ドレイン領域15の深さより下側、且つ絶縁膜21,23の側面上には、夫々導電層22,24が形成されている。導電層22,24は、例えばゲート電極14Aと同じ材料により構成される。
導電層22は、導電層17及び導電層19を介してゲート電極14Aに電気的に接続されている。また、導電層24は、導電層17及び導電層19を介してゲート電極14Aに電気的に接続されている。具体的には、導電層22,24は、X方向においてソース/ドレイン領域15の幅以上の長さを有している。
導電層22の下部と、導電層22の絶縁膜21が形成された側面の反対面とには、素子分離領域20が形成されている。同様に、導電層24の下部と、導電層24の絶縁膜23が形成された側面の反対面とには、素子分離領域20が形成されている。
このように構成された半導体装置では、導電層22,24を備えたことにより、第1の実施形態と比べて、凸状半導体層12のポテンシャル制御性を向上することができる。よって、電子・正孔対に起因するノイズ電流がPN接合に流れ込むのをより効果的に防止することができる。
また、導電層22,24は、荷電粒子に対して障壁となる。よって、荷電粒子の移動を阻止し、或いは荷電粒子の飛程を短くすることができる。これにより、電子・正孔対の発生を抑制することができるため、ソフトエラーを低減することが可能となる。その他の効果は、第1の実施形態と同じである。
なお、本実施形態では、凸状半導体層12のY方向両側面に導電層22,24を設けるようにしている。しかし、凸状半導体層12の一方の側面のみに導電層を設けるようにしてもよい。このように構成することで、導電層を設けた側からノイズ電流が流れ込むのを防止することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、半導体基板11上に逆テーパ状の半導体層を形成することで、半導体基板11で発生した電子或いは正孔が半導体層に進入するのを抑制するようにしたものである。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。なお、平面図は、第1の実施形態で示した図2と同様であるため省略する。また、図11は、図2に示したIV−IV線に沿った断面図に相当する。
半導体基板11の上には、逆テーパ状の半導体層30が形成されている。すなわち、半導体層30は、半導体層30の上面から半導体基板11に向かってX方向の幅が狭くなっている。この半導体層30は、半導体基板11と同じ材料により構成される。
半導体層30には、ゲート電極14A,14B,14C、ゲート絶縁膜13及びソース/ドレイン領域15を有するMOSFETが形成される。
また、半導体層30の両側面には、第1の実施形態と同じように、絶縁膜16,18を介して導電層17,19が形成されている。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
このように構成された半導体装置では、半導体層30の上層の幅に比べて下層の幅が狭くなっている。すなわち、半導体基板11で発生した電子或いは正孔が半導体層30に進入できる領域が小さくなっている。したがって、半導体基板11で発生した電子或いは正孔がPN接合に引き寄せられるのを抑制することができる。その他の効果は、第1の実施形態と同じである。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、第1の実施形態で示した半導体装置をSRAMに適用したものである。
図12は、本発明の第4の実施形態に係るSRAMの主要部の構成を示す回路図である。
SRAMは、ビット線対BL,/BLに接続されたメモリセルを備えている。このメモリセルは、2つのインバータ回路INV1,INV2を備えている。インバータ回路INV1は、負荷用のP型MOSFETQP1と駆動用のN型MOSFETQN1とにより構成されている。P型MOSFETQP1とN型MOSFETQN1とは、電源電圧Vddと接地電圧Vssとの間に直列に接続されている。
具体的には、P型MOSFETQP1のソースは、電源電圧Vddに接続されている。P型MOSFETQP1のドレインは、記憶ノードN1を介してN型MOSFETQN1のドレインに接続されている。N型MOSFETQN1のソースは、接地電圧Vssに接続されている。P型MOSFETQP1のゲートは、N型MOSFETQN1のゲートに接続されている。
記憶ノード1は、インバータ回路INV1の出力部に対応する。P型MOSFETQP1のゲート(或いは、N型MOSFETQN1のゲート)は、インバータ回路INV1の入力部に対応する。
インバータ回路INV2は、負荷用のP型MOSFETQP2と駆動用のN型MOSFETQN2とにより構成されている。P型MOSFETQP2とN型MOSFETQN2とは、電源電圧Vddと接地電圧Vssとの間に直列に接続されている。
具体的には、P型MOSFETQP2のソースは、電源電圧Vddに接続されている。P型MOSFETQP2のドレインは、記憶ノードN2を介してN型MOSFETQN2のドレインに接続されている。N型MOSFETQN2のソースは、接地電圧Vssに接続されている。P型MOSFETQP2のゲートは、N型MOSFETQN2のゲートに接続されている。
記憶ノードN2は、インバータ回路INV2の出力部に対応する。P型MOSFETQP2のゲート(或いは、N型MOSFETQN2のゲート)は、インバータ回路INV2の入力部に対応する。
インバータ回路INV1の出力部は、インバータ回路INV2の入力部に接続されている。また、インバータ回路INV2の出力部は、インバータ回路INV1の入力部に接続されている。
記憶ノードN1は、選択トランジスタとしてのN型MOSFETQN3を介してビット線BLに接続されている。具体的には、N型MOSFETQN3のソースは、記憶ノードN1に接続されている。N型MOSFETQN3のドレインは、ビット線BLに接続されている。N型MOSFETQN3のゲートは、ワード線WLに接続されている。
記憶ノードN2は、選択トランジスタとしてのN型MOSFETQN4を介してビット線/BLに接続されている。具体的には、N型MOSFETQN4のソースは、記憶ノードN2に接続されている。N型MOSFETQN4のドレインは、ビット線/BLに接続されている。N型MOSFETQN4のゲートは、ワード線WLに接続されている。
ところで、駆動用のN型MOSFETQN1,QN2は、第1の実施形態で示した半導体装置により構成されている。すなわち、N型MOSFETQN1,QN2は、ゲート電極に接続された導電層17,19を備えることで、ソフトエラーを防止可能な構造を有している。
このように構成されたSRAMの動作について説明する。先ず、ビット線BLにデータ“1”及びビット線/BLにデータ“0”が転送され、且つワード線WLが活性化された場合について説明する。この場合、P型MOSFETQP1はオン、N型MOSFETQN1はオフしている。
よって、N型MOSFETQN1のドレイン(N型拡散層)には、電源電圧Vddが供給されている。また、N型MOSFETQN1のゲートには、接地電圧Vssが供給されている。この状態は、N型MOSFETQN1のチャネルに電流が流れていないので、ソフトエラーに弱い。
この際、放射線に起因して発生した電子は、電源電圧Vddが供給されているN型拡散層に引き寄せられる。しかし、ゲートと同電位である導電層17,19により、電子がN型拡散層に収集されるのを防ぐことができる。これにより、SRAMのソフトエラーを低減することができる。
次に、ビット線BLにデータ“0”及びビット線/BLにデータ“1”が転送され、且つワード線WLが活性化された場合について説明する。この場合、P型MOSFETQP2はオン、N型MOSFETQN2はオフしている。
よって、N型MOSFETQN2のドレイン(N型拡散層)には、電源電圧Vddが供給されている。また、N型MOSFETQN2のゲートには、接地電圧Vssが供給されている。この状態は、N型MOSFETQN2のチャネルに電流が流れていないので、ソフトエラーに弱い。
この際、放射線に起因して発生した電子は、電源電圧Vddが供給されているN型拡散層に引き寄せられる。しかし、ゲートと同電位である導電層17,19により、電子がN型拡散層に収集されるのを防ぐことができる。これにより、SRAMのソフトエラーを低減することができる。
以上詳述したように本実施形態では、SRAMのメモリセルが備えるN型MOSFETがソフトエラーを防止可能な構造を有している。これにより、SRAMがソフトエラーに対して高い耐性を有することができる。
なお、N型MOSFETQN1,QN2は、第2及び第3の実施形態で示した半導体装置により構成されていてもよい。このように構成しても、本実施形態と同じ効果を得ることができる。
また、P型MOSFETQP1,QP2についても、第1乃至3の実施形態で示した半導体装置により構成されていてもよい。このように構成することで、SRAMがソフトエラーに対してより高い耐性を有することができる。
また、本実施形態では、SRAMについて説明したが、その他のメモリ(例えば、DRAM)に第1乃至3の実施形態で示した半導体装置(すなわち、MOSFET)を用いてもソフトエラーを抑制することができる。
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形して実施可能である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す斜視図。 図1に示した半導体装置の平面図。 図2に示したIII−III線に沿った断面図。 図2に示したIV−IV線に沿った断面図。 図2に示したV−V線に沿った断面図。 図2に示したVI−VI線に沿った断面図。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す斜視図。 図7に示した半導体装置の平面図。 図8に示したIX−IX線に沿った断面図。 図8に示したX−X線に沿った断面図。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図。 本発明の第4の実施形態に係るSRAMの主要部の構成を示す回路図。
符号の説明
11…半導体基板、12…凸状半導体層、13…ゲート絶縁膜、14A…ゲート電極、14B,14C…側面ゲート電極、15…ソース/ドレイン領域、16,18,21,23…絶縁膜、17,19,22,24…導電層、20…素子分離領域、30…半導体層、BL,/BL…ビット線、WL…ワード線、QP1,QP2…P型MOSFET、QN1,QN2,QN3,QN4…N型MOSFET、N1,N2…記憶ノード、INV1,INV2…インバータ回路。

Claims (5)

  1. 基板上に設けられ、且つ第1側面と前記第1側面に対向する第2側面とを有する凸状半導体層と、
    前記半導体層上に設けられた第1ゲート絶縁膜と、
    前記第1ゲート絶縁膜上に設けられた第1ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極の両側且つ前記半導体層内に夫々設けられた第1及び第2拡散層と、
    前記第1側面上に設けられた第1絶縁膜と、
    前記第1ゲート電極に接続され、且つ前記第1及び第2拡散層より下側で前記第1絶縁膜の側面上に設けられた第1導電層と
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1導電層のチャネル長方向の長さは、前記チャネル長方向で前記第1ゲート電極から遠い側の前記第1拡散層端から前記第1ゲート電極から遠い側の前記第2拡散層端までの距離以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第2側面上に設けられた第2絶縁膜と、
    前記第1ゲート電極に接続され、且つ前記第1及び第2拡散層より下側で前記第2絶縁膜の側面上に設けられた第2導電層とをさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2導電層のチャネル長方向の長さは、前記チャネル長方向で前記第1ゲート電極から遠い側の前記第1拡散層端から前記第1ゲート電極から遠い側の前記第2拡散層端までの距離以上であることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記半導体層は、前記第1側面に垂直な第3側面と、前記第3側面に対向する第4側面とを有し、
    当該半導体装置は、
    前記第3側面上に設けられた第3絶縁膜と、
    前記第1導電層に接続され、且つ前記第1及び第2拡散層より下側で前記第3絶縁膜の側面上に設けられた第3導電層と、
    前記第4側面上に設けられた第4絶縁膜と、
    前記第1導電層に接続され、且つ前記第1及び第2拡散層より下側で前記第4絶縁膜の側面上に設けられた第4導電層とをさらに具備することを特徴とする請求項3又は4記載の半導体装置。
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