JP6262356B2 - リベット - Google Patents

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Description

本発明はリベットに関し、特にジーンズのポケット口の補強等のために使用されるリベット(鋲)に関する。
ジーンズのポケット口の止まり位置等には、例えば特開2014−19953号公報や米国特許第1583472号明細書に示されるようにリベットとバーとの2部品によるかん止めと呼ばれる補強が一般的に施されている。このようなバーはジーンズの装飾の役割も果たしている。バーは、銅、真鍮製等の飾りボタンであり、中央の中空ドーム状の突起部と、突起部の基端部から半径方向外側に延びる円環板状の外周部とを有する。リベットは、バーを生地の表側に固定するために生地の裏側から適用される金属製の鋲であり、円板状のベースと、ベースから突出するシャンクとを有する。バーを生地に固定する場合、リベット打ち機を使用して、生地の表側に配置したバーに対し生地の裏側からリベットのシャンクを貫通させた後、バーの突起部の内側空間でシャンクを加締めるようにされる。
近年、伸縮性のあるデニム生地や薄いデニム生地が開発され、これらを用いて製造されたジーンズが一般的に販売されている。このような伸縮性のある生地や薄い生地に従来のリベットとバーを適用した場合、バーとリベットとの間で生地を十分に保持できず、リベットの周りの生地が横引き力により引っ張られると、生地がずれ、横引き力が解除されても生地が完全に復元せず、皺が生じたり、あるいはリベットのシャンクが貫通した生地孔が拡大して、リベット及びバーが生地から外れ得るといった問題が生じた。そのため、伸縮性の生地や薄い生地からなるジーンズ等にはリベットとバーを適用することができなかった。
特開2014−19953号公報 米国特許第1583472号明細書
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、伸縮性のある生地や薄い生地に対して有効に適用することができるリベットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、生地の表面にバーを取り付けるために生地の裏側から適用するリベットであって、円板状のベースと、ベースからベースと同心状に突出するシャンクとを備え、前記ベースは、シャンクの基端の周囲においてシャンクの突出側とは反対側に窪む環状の凹部と、凹部より半径方向外側のフランジとを含み、前記フランジは、その上面からシャンクの突出側に隆起する複数の隆起部を形成してなるリベットが提供される。
本発明では、リベットのベースにおける凹部より半径方向外側の部分であるフランジの上面に複数の隆起部を設けたことにより、リベットを用いて生地にバーを取り付けた状態で、生地はバーとリベットのベースとの間に挟まれ、ベースの凹部に入り込む。更に、生地は、各隆起部により周方向等間隔で部分的にバーに対し圧縮させられる。そのため、伸縮性のある生地や薄い生地であっても、各隆起部で生地をバーに対ししっかりと押さえ付けることができ、リベットの周りの生地が引っ張られても生地が安易にずれるようなことはない。
本発明において、バーとは、ジーンズのポケット口の止まり位置等に補強や装飾のために取り付けられる飾りボタンであり、一般に銅、真鍮製であるが、これに限定されるものではない。リベットはバーを生地に取り付けるための鋲であり、一般に、鉄、銅、アルミニウム、ニッケル、チタン、亜鉛、又はこれらの合金等の金属製であるが、樹脂製であってもよい。
本発明の一実施形態において、前記隆起部は、前記フランジの上面おいて、周方向等間隔に形成され、前記隆起部の頂部は湾曲面により形成されている。各隆起部は頂部が湾曲面であるため、生地を傷付けるようなことはない。
本発明の一実施形態において、前記凹部は、底面と、底面から延設され、前記フランジと隣接する、半径方向外側かつ上方に傾斜する外側傾斜面を有し、前記各隆起部は、凹部の外側傾斜面から連続的に延びる内側傾斜面を有する。この場合、リベットのベースの凹部の外側傾斜面からフランジの上面に隆起する隆起部の内側傾斜面が連続するため、リベットの周りの生地が引っ張られても、生地の各隆起部での引っ掛かりが大きく、この点も生地のずれの防止に寄与すると考えられる。
本発明の一実施形態において、前記隆起部の内側傾斜面の傾斜角度は、前記凹部の外側傾斜面の傾斜角度の傾斜角度と異なる。このように隆起部の内側傾斜面の傾斜角度が凹部の外側傾斜面の傾斜角度と異なるため、凹部の外側傾斜面は、隆起部の内側傾斜面によって周方向に沿って波打った形状となる。
本発明の一実施形態において、前記隆起部の内側傾斜面は、フランジの上面よりも前記凹部の底面側で、前記外側傾斜面から隆起している。これにより、生地の引っ掛かりを大きくすることができる。また、本発明の一実施形態において、前記隆起部は、リベットのベースの半径方向に沿う長さよりも周方向に沿う長さの方が長い。
本発明では、リベットのベースにおける凹部より半径方向外側の部分であるフランジの上面に複数の隆起部を設けたことにより、リベットを用いて生地にバーを取り付けた状態で、生地は、バーとリベットのベースとの間に挟まれ、ベースの凹部に入り込み、更に、各隆起部により周方向等間隔で部分的にバーに対し押さえ付けられる。そのため、伸縮性のある生地や薄い生地であっても、リベットの周りの生地が引っ張られても生地が安易にずれるようなことはない。そのため、本発明に係るリベットは、伸縮性の生地や薄い生地からなるジーンズ等に有効に適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るリベットの上面図である。 図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。 図3は、図2の円で囲んだ部分の拡大図である。 図4は、リベットを用いてバーを生地に固定した状態を示す断面図である。 図5は、本発明の別の実施形態に係るリベットの上面図である。 図6は、隆起部の変形例を示す図3と同様の拡大図である。 図7は、隆起部の別の変形例を示す図3と同様の拡大図である。
以下、本発明に係るリベットの好適な実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明はそれらの実施形態に限定されるものではなく、当業者は、請求の範囲及び均等の範囲内で適宜変更等がなされ得ることを理解する。図1は、本発明に係るリベット10の上面図であり、図2は、図1のA−A線に沿うリベット10の断面図である。図3は、図2の円で囲った部分の拡大図である。リベット10は金属製の鋲であり、例えば、鉄、銅、アルミニウム、ニッケル、チタン、亜鉛、これらの合金等の金属素材を冷間鍛造して形成され得る。リベット10は、円板状のベース11と、ベース11の中央部からベース11と同心状に上方(以下、上下は図2〜5、7及び8の紙面に基づく。)に突出する中実なシャンク12とを備える。シャンク12は、外径がほぼ一定の下方のシャンク胴部12aと、シャンク胴部12aの上端から上方へと外径が漸次縮小しつつ延びるシャンク頭部12bとを有する。シャンク頭部12bの先端12cすなわちシャンク12の先端12cは、平坦な小円形状である。また、シャンク胴部12aの下端12dすなわちシャンク12の基端12dは、後述するベース11のフランジ14の上面15とほぼ同じ上下方向位置にある。
リベット10のベース11は、その上面側でシャンク12の基端12dの周囲に下方に窪む環状の凹部13と、ベース11における凹部13より半径方向外側の部分であるフランジ14とを含む。凹部13とフランジ14とは明確に区分されるものではないが、本明細書において、「凹部13より半径方向外側の部分」とは、図3の破線Bよりも半径方向外側の部分を言うものとする。凹部13は、シャンク12の基端12dから半径方向外側へと下方に緩やかに傾斜する内側傾斜面13aと、内側傾斜面13aの半径方向外側端から半径方向外側へと水平(水平とは、上下方向すなわちシャンク12の軸方向に垂直な任意の面をいう。)に若干延びる底面13bと、底面13bの半径方向外側端から半径方向外側へと上方に、内側傾斜面13aよりも傾斜した傾斜角度を備える外側傾斜面13cとから規定される。外側傾斜面13cは、一例として40〜80度に設定され、本実施形態では45度である。底面13bは凹部13の最も深い底をなす。フランジ14を除くベース11の下面11aは水平であり、凹部13の底面13bと平行である。下面11aはフランジ14にも及び、下面11aの半径方向外側端は、凹部13の外側傾斜面13cの上端とほぼ同じ半径方向位置にある。フランジ14の下部には、前記下面11aの半径方向外側端から半径方向外側かつ上方に傾斜する下面14aが存在する。下面14aの傾斜角度は、凹部13の外側傾斜面13cの傾斜角度よりも小さい。フランジ14の上面15は水平であり、フランジ14の上面15には、詳しくは後述するが、一例として6つの隆起部20が周方向60度間隔で設けられている。また、フランジ14の外周側面14bすなわちベース14の外周側面14bはほぼ上下方向に沿うが、外周側面14bは、上面15付近で半径方向内側へとわずかに湾曲しつつ上面15と交差する。フランジ14の内周側面13cは、凹部13の外側傾斜面13cと同一であり、凹部13の外側傾斜面13cは、隆起部20に対応する部分を除き、フランジ14の上面15と交差する。
次に、フランジ14の隆起部20について説明する。各隆起部20は、フランジ14の周方向に沿う長さがベース11の半径方向に沿う長さよりも長く、フランジ14の上面15に沿う形状が長円形に近い形状である。各隆起部20の外形は、角や尖った部分が無く、隆起部20の頂部は滑らかな湾曲面により形成される。この点を以下に更に詳述する。図2には、2つの隆起部20(20A)の半径方向に沿う断面が示されると共に、他の2つの隆起部20(20B)の長手側の側面すなわち周方向に沿う輪郭が示される。また、図3は図2の隆起部付近の断面を拡大した図である。隆起部20は、全ての隆起部20の全側面から滑らかな湾曲面によって繋がる上面23を含む。隆起部20は、リベット10のベース11の半径方向に沿う長さよりもベース11の周方向に沿う長さのほうが長く形成されており、隆起部20の上面23は周方向ではほぼ水平となる。隆起部20は、詳しくは後述する内側傾斜面21と、内側傾斜面21とは反対側で、フランジ外周側面14bから上面23へと滑らかに繋がる外側傾斜面22とを含む。図2、図3から見られるように各隆起部20は、フランジ14の上面15からシャンク12の突出側に隆起し、隆起部20は周方向等間隔に配置されている。さらに、本実施形態によれば隆起部20は、シャンク12と対向する内側傾斜面21を備え、内側傾斜面21は、フランジ14の上面15よりも底面側で凹部13の外側傾斜面13cから連続する。すなわち、隆起部20の内側傾斜面21は、隆起部20の内側傾斜面21とは反対側となる外側傾斜面22よりも上下方向に長い面であり、内側傾斜面21の傾斜角度は、凹部13の外側傾斜面13cの傾斜角度よりも大きい。換言すれば、隆起部20の内側傾斜面21は凹部13の外側傾斜面13cよりも急勾配であり、隆起部20の内側傾斜面21と凹部13の外側傾斜面13cによってフランジ14の内周側面は周方向に沿って波打った形状となる。さらに換言すれば、隆起部20はフランジ14の上面15に対して上方向に隆起するとともにシャンク12に向けて隆起しているとも言える。図3を参照して、隆起部20の内側傾斜面21は、凹部13の外側傾斜面13cの上下方向ほぼ中間点から外側傾斜面13cの傾斜角度よりもわずかに大きい傾斜角度、例えば0より大きく3度以下で上方に延びる。
本発明では、リベット10に隆起部20を6つ設けたが、隆起部の数はこれに限定されるものではなく、隆起部を3つ設けた例が後述される(図5参照)。隆起部の設定数の目安として、次の2点が挙げられる。1)リベット10のフランジ14の上面15の隆起部対応部分を含む全面積における全突起部20の上面15に沿う面積の合計の割合は、8.5%〜24.5%の範囲内が好ましい。2)フランジ14の隆起部対応部分を含む周方向全長(図1の2点破線で示す半径方向幅中間の周方向長さ)における全隆起部20のフランジ周方向(図1の2点破線)に沿う長さの合計の割合は、11%〜24%の範囲内が好ましい。これら1)及び2)と、リベット10の実際の設計仕様から、隆起部の好ましい数は3つ〜6つとなる。本実施形態では、リベット10のフランジ14の上面15の隆起部対応部分を含む全面積における全突起部20の上面15に沿う面積の合計の割合は約24.5%である。フランジ14の隆起部対応部分を含む周方向全長における全隆起部20のフランジ周方向に沿う長さの合計の割合は、約24%である。
図4は、上述したリベット10を用いて例えば弾性糸などを織成あるいは編成された弾性繊維を含む伸縮性のある生地1にバー30を固定した状態を示す断面図である。この状態で、リベット10のシャンク12は後述するように塑性変形している。生地1は表地1aと裏地1bとが接合されてなるデニム生地である。バー30は、真鍮製の板を絞り加工してなる飾りボタンであり、中央の中空ドーム状の突起部31と、突起部31の基端31aから半径方向外側かつ上方に若干延びる折り返し部32と、折り返し部32の上端から半径方向外側へとわずかに下方に傾斜しつつ延びる円環板状の外周部33とを有する。突起部31は、上方が閉じかつ下方に開放する内部空間31bを規定する。内部空間31bの径は、上閉端から下方へと漸次拡大して最大となった後、更に下方へとわずかに漸次縮小する。外周部33の外径は、リベット10のベース11の外径よりもわずかに大きい。バー30をリベット10で生地1に固定する場合、図示しないリベット打ち機を使用して、生地1の表側に配置したバー30に対し、生地1の裏側からリベット10のシャンク12を生地1に貫通させ、このシャンク12をバー30の突起部31の内側空間31bで加締める。これにより、図4に示すように、シャンク頭部12bがバー30の突起部31の内側空間31bをほぼ充満するように塑性変形し、また、シャンク胴部12aが上下方向に潰れつつ半径方向に拡張する。突起部31の内部空間31bの径が下方へとわずかに縮小するため、塑性変形したシャンク頭部12bは突起部31から抜けなくなる。
図4に示すリベット固定状態において、生地1は、リベット10のベース11とバー30の外周部33との間に挟まれ、ベース11の凹部13に入り込む。更に、生地1は、リベット10のフランジ14の6つの隆起部20により、バー30の外周部33に対して周方向60度間隔で部分的に圧縮させられる。このような隆起部20による生地1の押さえ付けにより、リベット10の周りの生地1がシャンク12から離れる方向(以下、「横方向」という。)に引っ張られても、生地1が容易にずれるようなことはない。更に、隆起部20の内側傾斜面21が、凹部13の外側傾斜面13cよりも更にわずかに急であるため、生地1が横方向に引っ張られても、生地1の各隆起部20での引っ掛かりが大きく、この点も生地1のずれの防止に寄与すると考えられる。また、内側傾斜面21と外側傾斜面13cはフランジ14の内周側面において周方向に沿って波打った形状となっているのも生地1のずれの防止に寄与すると考えられる。更に凹部13の底面13b、すなわち凹部13の最も深い部分は、シャンク12側よりもフランジ14側に位置しているため、生地1が内側傾斜面21に接触しやすく、この点も生地1のずれの防止に寄与すると考えられる。
図5は、本発明の別の実施形態に係るリベットの上面図である。このリベット40は、3つの隆起部50が周方向120度間隔で設けられている点を除き、上述したリベット10と同じものであるため、参照番号40、50以外はリベット10についてと同じ参照番号を付して説明を省略する。各隆起部50は、外形が既述した隆起部20と同じあり、そのため隆起部50も内側傾斜面21を含む。なお、この時のリベット40のフランジ14の上面15の隆起部対応部分を含む全面積における全突起部50の上面15に沿う面積の合計の割合は約8.5%である。フランジ14の隆起部対応部分を含む周方向全長における全隆起部50のフランジ周方向に沿う長さの合計の割合は、約11%である。
図6は、リベット10における既述した隆起部20の変形例である隆起部20aを示す図3と同様の拡大図である。この隆起部20aの内側傾斜面21aは、凹部13(隆起部20a及びその内側傾斜面21a以外は、図3と同じであるため同じ参照番号を付す。以下、図7についても同じ。)の外側傾斜面13cの上下方向ほぼ中間点から外側傾斜面13cの傾斜角度よりもわずかに小さい傾斜角度、例えば0以上3度以下で上方に延びる。すなわち隆起部20aの内側傾斜面21aと凹部13の外側傾斜面13cによってフランジ14の内周側面は周方向に沿って波打った形状となる。図7は、リベット10における既述した隆起部20の更なる変形例である隆起部20bを示す図3と同様の拡大図である。この隆起部20bの内側傾斜面21bは、凹部13の外側傾斜面13cと同じ傾斜角度で上方に延びる。隆起部20a、20bの内側傾斜面21a、21bは、凹部13の比較的急な外側傾斜面13cと同じかほぼ同じ傾斜角度であっても、従来技術から比較すれば隆起部20と同様に、リベット10でバー20が固定された生地1に横引力が生じても、生地1の各隆起部20a、20bでの引っ掛かりが大きく、生地1のずれを防ぐのに貢献すると考えられる。
1 生地
10、40 リベット
11 ベース
12 シャンク
13 凹部
13c 外側傾斜面
14 フランジ
15 フランジの上面
20、20a、20b、50 隆起部
21、21a、21b 隆起部の内側傾斜面
30 バー
31 突起部
33 外周部

Claims (6)

  1. 生地(1)の表面にバー(30)を取り付けるために生地(1)の裏側から適用するリベット(10、40)であって、
    円板状のベース(11)と、ベース(11)からベース(11)と同心状に突出するシャンク(12)とを備え、前記べース(11)及び前記シャンク(12)は中実であり、
    前記ベース(11)は、シャンク(12)の基端の周囲においてシャンク(12)の突出側とは反対側に窪む環状の凹部(13)と、凹部(13)より半径方向外側のフランジ(14)とを含み、
    前記フランジ(14)は、その上面(15)からシャンク(12)の突出側に隆起する複数の隆起部(20、20a、20b、50)を形成してなり、
    前記凹部(13)は、底面(13b)と、前記底面(13b)から延設され、前記フランジ(14)と隣接する、半径方向外側かつ上方に傾斜する外側傾斜面(13c)を有するリベット。
  2. 前記隆起部(20、20a、20b、50)は、前記フランジ(14)の上面(15)おいて、周方向等間隔に形成され、前記隆起部(20、20a、20b、50)の頂部は湾曲面により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリベット。
  3. 記各隆起部(20、20a、20b、50)は、凹部(13)の外側傾斜面(13c)から連続的に延びる内側傾斜面(21、21a、21b)を有する請求項1又は2に記載のリベット。
  4. 前記隆起部(20、20a、50)の内側傾斜面(21、21a)の傾斜角度は、前記凹部(13)の外側傾斜面(13c)の傾斜角度と異なることを特徴とする請求項3に記載のリベット。
  5. 前記隆起部(20、50)の内側傾斜面(21)は、フランジ(14)の上面(15)よりも前記凹部(13)の底面(13b)側で、前記外側傾斜面(13c)から隆起していることを特徴とする請求項4に記載のリベット。
  6. 前記隆起部(20、20a、20b、50)は、リベット(10、40)のベース(11)の半径方向に沿う長さよりも周方向に沿う長さの方が長い請求項1〜3のいずれか1項に記載のリベット。
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