JP6261561B2 - 容器をインダクションシーリングするためのシーリングディスク - Google Patents

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Description

本発明は、容器の開口部を密封するためのシーリングディスクであって、前記シーリングディスクは、前記シーリングディスクを誘導加熱するためのフィルムと、前記シーリングディスクの縁部領域と、前記容器の前記開口部の上に配置された前記シーリングディスクの前記縁部領域を密封シールすするための、前記フィルムの、前記容器の内部に向いた側に設けられたシール層と、前記フィルムの、前記シール層とは反対側に設けられた1つ又は複数の層と、前記シーリングディスクによって密封された前記容器の前記開口部を開封するための、前記シーリングディスクの一部として形成されたハンドグリップと、を有するシーリングディスクに関する。本発明はさらに、このようなシーリングディスクを有する容器に関する。
例えば飲料又は粉状の日用品又は他の物質等のような内容物を収容するために、容器が使用される。容器の上側には、開口部又は開口部が設けられている。この容器の開口部を、内容物を外部影響から隔離するためのディスク形のシーリング、すなわちシーリングディスクによって密封することが望まれることが多い、又は、必要となることも多い。
DE9108868U1からは既に、容器の口縁部の上にインダクションシーリングによって固定可能な、容器を密封するためのシーリングディスクが公知である。シーリングディスクは、このために金属フィルムを有する。金属フィルムの裏側、すなわち口縁部に隣接する側には、非常に薄いプラスチックフィルムが載置されている。このフィルムは、インダクションシーリングによって、表面縁部の上に固定的に取り付けることが可能である。渦電流が金属フィルムに上から誘導されると、これに応じて金属フィルムが加熱され、これによって金属フィルムの下にあるプラスチックフィルムも加熱されて溶融する。このことは、容器、例えばプラスチックカップの上縁部にも同様に当てはまる。そうしてプラスチックフィルムが、容器の上縁部に比較的強固に接続されるのである。その後、開口部領域全体がさらにスクリューキャップによって覆われ、スクリューキャップが、シーリングディスクと開口部領域とを機械的に保護する。
ユーザは、シールされたシーリングディスクによって密封された容器の内容物にアクセスするために、このシーリングディスクを適切な形で開口部から取り除かなければならない。このために実際には、ユーザに対してこのプロセスを容易にするための種々のハンドグリップが使用されている。
DE102007014084B3からは、例えば外側に突出したグリップタブが公知である。このグリップタブは、容器の口縁部から突出している。ユーザはこのグリップタブを掴んでこれを上に引っ張り、その後一気にシーリングディスクから取り除くことができる。
上記のコンセプトは多方面に使用されており、定評もある。欠点は、容器の開口部の径よりも外側に突出したグリップタブを、このグリップタブが必要となる一度限りの利用時点より前には、一方ではできるだけグリップタブ自体が損傷して機能を果たせなくなることがないように収容し、他方ではできるだけ密封プロセスを阻害しないように収容しなければならないことである。さらに考慮すべきことには、スクリューキャップは容器の開口部の上に外から被せてねじ込まなければならないことが多いので、外側へと突出したシーリングタブは、できるだけねじ山に入らないように設計しなければならず、さらには、密封性を損なわないように、又は、ねじ山自体によって損傷しないように設計しなければならない。これに対していくつかの手段があるが、しかしながら手間をかけてスクリューキャップの方を適合させるか、又は、EP2045194B1のように、このタブを層と層との間でシーリングディスクの内部へと折り畳まなければならない。
別の着想は、EP1472153B1又はDE19920572A1のように、シーリングディスクの最も上の層を、上に突出した一種の折り襞のようなものが形成されるように構成して、この折り襞をユーザが掴んでシーリングディスク全体を上に引っ張ることができるようにすることである。
このコンセプトも広く使用されているが、この最も上の層は、上に突出した把持可能な緩い折り襞を実際に形成するために、その下にある層と全面的には接着又は固定することができないという欠点がある、又は、この最も上の層を、最初から追加的な材料を用いて、上に突出してから再びこの折り襞の足下に戻ってくるように構成しなければならないという欠点がある。
これら2つのケースでは、上に突出したこの緩い折り襞が、この折り襞の上に配置されるスクリューキャップの回転運動に対して脆弱であり、この折り襞はその下に位置する層の上に緩く載置されているにもかかわらず、この折り襞を損傷から保護するための手段を講じる必要があることが問題である。さらには、このような折り襞をシーリングディスクの平面の一部の領域に形成することは容易ではないので、手間がかかる。
EP1160177B1とUS5915601Aからは、別の着想が公知である。ここでは同様の形態で、ユーザのためのハンドグリップをシーリングディスクの上面の中央領域に設け、ユーザがこれを引っ張ってシーリングディスクを全体として上に持ち上げて取れるようにすることが試みられている。このためにミシン目が設けられており、このミシン目は、シーリングディスクの上面の中央領域においてほぼ長方形の平面部分を3辺で取り囲んでいる。ユーザは、最も脆弱な領域にあるこの平面部分を、ミシン目で分離することによって部分的に隔離し、把持して持ち上げることができる。そして、長方形の平面部分と、シーリングディスクの残りの部分とを接続している、依然として存在している接続部分によって、この平面部分をハンドグリップとして利用し、シーリングディスク全体を上に引っ張るよう試みることができる。
しかしながらこのことは容易ではない。というのは、シーリングディスクの精確な挙動はユーザにとって想像するのが困難であり、また制御するのも困難だからである。さらには、形成されたタブからシーリングディスクの残りの部分へと引っ張り力をもたらすための作用点は非常に不利であり、場合によっては望まない場所を制御不能に剥がし取ってしまう可能性がある。
上に突出した折り襞、又は、外側に突出したタブを断念した場合、ユーザには開封するためのハンドグリップが与えられず、従ってユーザは、内容物にアクセスするためにナイフ又はその他の道具、又は場合によっては自分の指や力によってシーリングディスクの破壊を試みなければならない。これはユーザにとってはうんざりすることであり、容器の内容物がこぼれてしまうことも多い。なぜなら、この開封プロセスは調整されたものではないので、当該製品の製造者にとっても予測するのが困難だからである。
この状態は、非常に不満である。従って、上に直立可能な又は直立した折り襞、又は、上に引っ張るための同様のもの、又は、外側に突出したタブ、又は、折り畳み式のタブを設けることなく、ユーザにハンドグリップを提供できる手段があれば非常に望ましい。
従って、本発明の課題は、このようなシーリングディスクを提供することである。
本発明によればこの課題は、上位概念に記載のシーリングディスクにおいて、前記フィルムの、前記シール層とは反対側に設けられた前記層の少なくとも1つに、前記ハンドグリップの輪郭を形成するための弱化線が設けられており、前記弱化線の少なくとも1つは、前記シーリングディスクの前記縁部領域の中まで延在している、ことによって解決することができる。
前記シール層とは反対側に設けられた前記層の少なくとも1つが、開封支援の形態の、線形に配置された個々のミシン目孔を備えるミシン目を有する場合には特に有利である。
ユーザは、本発明のシーリングディスクによって開口部が密封されている容器を実際に目の前にする。そうしてユーザは、種々の実施形態で設けられたシーリングキャップを回して取ることによって、シーリングディスクの上面を直接視認する。ここでユーザはミシン目を確認する。このミシン目は、付加的に色付けによって強調しても良い。ユーザは他の用途例でミシン目又は他の弱化線のことを知っているので、この機能を認識することが可能である。
そしてユーザは、シーリングディスクをハンドグリップの領域で突き破る。このことは、弱化線乃至ミシン目に基づいて簡単に可能である。
弱化線が設けられているので、シーリングディスクの挙動は、ユーザにとっても、容器の内容物を充填する側にとっても非常に良好に予測することが可能となる。従って、容器の内容物が意図せずこぼれてしまうことはない。また、抵抗が予想以上に小さすぎる又は大きすぎることによって指が充填物に届いてしまう、又は、意図した場所でシーリングを破ることができないなど、ユーザが予期しない状況に遭遇することもない。
突き破った後、シーリングディスクはミシン目の領域において相応に開封されている。そうしてユーザは、自分で容器内部の方向に押圧したハンドグリップを掴むことができる。そしてユーザはこのハンドグリップを引っ張る。このハンドグリップは、有利な実施形態においては弱化線によって取り囲まれていたものであり、この弱化線の両端は縁部領域の中まで延在していたものである。つまり、この実施形態においては、ハンドグリップ全体を簡単に掴んで、口縁部から引き剥がすことができる。
このことは簡単に可能であり、労力を必要としない。なぜなら、縁部領域における所定の区域のシーリングのみを克服するだけでよく、さらにはこのために最適な力の方向も与えられているからである。つまり、シーリングディスクのハンドグリップ領域を容器の開口部から残滓なく除去することは難なく可能である。
ミシン目によって整った外縁が形成されたので、ユーザは、予め精確に定められた最適な容器の開口部の平面領域を使用することができる。
このことは例えば飲料容器の場合、味わって飲むために最適な平面領域とすることができる。また、ティースプーンを挿入するために寸法の点で最適な領域とすることもできる。これらのケースでは全て、容器の開口部の残りの部分は密封されたままであるので、容器内容物を良好に管理するために開口部を小さく留めておきたいと願うユーザにとっては不所望な、大きすぎる開口部は回避される。もちろん、ユーザが別の希望を有する場合には、シーリングディスクの残りの部分を簡単に引き剥がすことも可能である。なぜならユーザは、既に形成された孔によって簡単な手段を利用することが可能となっているからである。
切れ込み形状の別の実施形態においては、1つ又は複数の弱化線の片方の端部のみが縁部領域の中まで延在しており、この場合も同じように、シーリングディスクの挙動を予め精確に定めることができ、かつ再現可能にすることができる。つまり、このような弱化線を切り離して開封する際には、シーリングディスクの縁部領域を順次円を描くように上へと引き剥がすことによってユーザのアクセスが可能となり、すなわちこの場合も、力の点で特に有利な直接的なアクセスである。
ミシン目又は弱化線によって動作するEP1160177A2及びUS5915601Aのような従来の構造では、これは不可能である。ここでは、シーリングディスクの内にある平面部分が一種のタブ又はハンドグリップの形態に変化した後、この平面部分は上にしか引き剥がすことができない。このことは非常に不利である。なぜならこの場合には、ユーザは、容器の開口部から垂直に上方にしか力を向けることができないので、容器の開口部からきれいに引き剥がすことができないからである。具体的な切れ込み形状に応じて、つまり弱化線又はミシン目の線の延び具合に応じて、ユーザは、自分で容器内部の方向に押圧したハンドグリップを掴み、これを上にさらに引き戻して剥がすか、又は、別の構成の切れ込みパターンの場合には、ハンドグリップを掴んで、シーリングディスク全体を、容器の開口部の周囲にある口縁部から引き剥がす。
従って、実施形態に応じて、ユーザによって開口部全体が露出されるか、又は、シーリングディスク内にミシン目によって設けられた開口部が露出される。
この縮小された開口部の寸法も、切れ込みパターンの形状によって予め精確に定めることができる。例えば従来の容器に対して、例えば食品の場合には、製品に適合した取り出しプロセスに相当する寸法が選択される。例えば、粉状の食品の充填物の場合には、ティースプーンを挿入及び取り出すことを可能にする開口部を設けることが適当である。
インダクション層の、容器の内部とは反対側において、すなわちシーリングディスクを誘導加熱するためのフィルムの、口縁部とは反対側において、シーリングディスクに、補強用の1つ又は複数の層が設けられている場合には特に有利である。この層は、弱化線乃至ミシン目によって目標破れ箇所を有しており、この目標破れ箇所が、ユーザに優しい開封支援を形成している。
前記フィルムの、前記シール層とは反対側に設けられた前記層が、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルム(PETフィルム)、及び/又は、一軸延伸ポリプロピレンからなるフィルム(MOPPフィルム)、及び/又は、二軸延伸ポリプロピレンからなるフィルム(BOPPフィルム)、及び/又は、延伸ポリアミドからなるフィルム(OPAフィルム)を有するように、前記補強層が構成されている場合には特に有利である。
択一的手段として挙げられたこれらの層のうち、ただ1つの層だけを使用すること、つまり、例えばポリエチレンテレフタレートからなるフィルムを、例えば押出ラミネート又は他の形態のラミネートによって載置することが有利であると判明している。インダクション層とこのPETフィルムとの間には、例えばプライマ又はラミネート接着材を設けることができる。
このPETフィルムの層厚さは、有利には5μm〜50μmの間である。プライマ又はラミネート接着材の量は、0.5〜5g/m(乾燥時)が有利である。
PETフィルムに代えて、BOPPフィルム又はMOPPフィルムを、有利には同様に押出ラミネート又は他の形態のラミネートによって設けることも可能である。この場合にも、インダクション層と補強層との間に、プライマ又はラミネート接着剤を設けることができ、この場合にも、プライマ又はラミネート接着剤の量は、0.5〜5g/m(乾燥時)が有利である。このBOPPフィルム又はMOPPフィルムの厚さも、有利には5μm〜50μmの間である。
別の択一的実施形態においては、有利には金属フィルム、特にアルミニウムフィルムを有するインダクション層の、容器の開口部の口縁部とは反対側に設けられる補強層として、OPAフィルムを、この場合にも例えば押出ラミネート又は他の形態のラミネートによって載置することが有利である。インダクション層とOPAフィルムとの間にも、プライマ又はラミネート接着材を設けることができる。この量は、この場合にも有利には0.5〜5g/m(乾燥時)である。OPAフィルムの厚さは、有利には8μm〜50μmの間である。
弱化線乃至特にミシン目を有する補強層の上にはさらに、分離コーティングを被着させることができる。これによって、後で説明する別の層との良好な分離が可能となる。
この分離コーティング又はフィルムそのものにも、追加的なユーザに優しい印刷を設けることができ、例えば「突き破って引き剥がす」とのピクトグラム、又は、相応の印字、又は、ユーザに対してプロセスの理解を容易にするための例えばミシン目に沿った別の指示を設けることができる。
シーリングディスクは、容器の開口部の寸法に相当した形状をしており、つまり、一般的には有利には円形、特に円環形である。シーリングディスクは、密封構造と容器の製造者によって追加的な労力なく取り付けることができる。というのは、容器縁部に関連したミシン目の具体的な配置は、重要ではないからである。つまり、どこにねじ山の特殊な巻回が設けられているかは重要ではなく、また、容器の蓋内でのタブ又は折り襞に対する特殊な例外を考慮する必要もない。
また、容器の開口部がユーザに対してアクセス可能になっていれば、容器そのものの形状も重要ではない。
シーリングディスクの、容器の開口部に向いた側には、シール層が設けられており、このシール層は、相応に選択されている容器材料に適合させることができる。容器に対するシーリングは、ガラス、又は、種々のプラスチック(HDPE、LDPE、PP、PET、又は、PVC)からも形成することが可能である。シール層は、固定的にシーリングすること、又は、剥離可能に構成することができ、シール層の厚さは、有利には3μm〜100μmの間である。
一方の面にはシール層が載置され、他方の面には補強層が載置されているインダクション層乃至インダクションフィルムそのものは、有利には金属フィルム、特にアルミニウムフィルムからなり、厚さは有利には6μm〜50μmの間にある。シール層は、このフィルムの上に、例えば押出コーティング又はラミネート又はラッカー塗布によって載置することができる。この場合にも、これらの層の間にプライマ又はラミネート接着剤を設けることができ、その量は0.5〜5gm/m(乾燥時)が有利である。
弱化線又はミシン線は、実施形態に応じて、異なる時点に、乃至、異なる方法ステップで設けることができる。有利には、このことは、インダクション層と他の層とを結合する前に、補強層を形成する層の中に実施される。
ウェブ状の結合よって、製造が簡単になる。
弱化線乃至ミシン目の形態に関して、種々異なる切れ込み形状が考えられる。口縁部からシーリングディスクの中央の方向に延在する半円環形又は多角形が可能であり、シーリングディスクをこの中央の領域で押圧して、この中央の領域で切り取られた区域を掴むと、その後、縁部の方向に引き剥がすことが可能となる。
しかしながら、中央において、弱化線又はミシン目として完全には閉じられていない円環を設けることもできる。そうすれば、この円環が押圧され、この円環から一種の引っ張り可能なタブが形成され、その後、ユーザがこのタブを例えば螺旋形の引っ張り方向で引っ張り、シーリングディスクの残りの部分を引き剥がすことができる。弱化線は、容器の口縁部の上に配置されたシーリングディスクの縁部領域まで達しているので、この場合にも、ユーザが使用可能な力をそれぞれ最適に利用することができる。ユーザは完全に調節しながらアクセスすることができ、この場合には、シール領域にあるシーリングディスクを、順次連続して容器の開口部からぐるりと剥がし取ることができる。
しかしながら、別の形状も考えられる。
つまり全体として、突出した開封タブを有さない、有利には円形のシーリングディスクが形成される。シーリングディスクは、実質的にいずれの蓋においても使用することができる。スクリューキャップをシーリングディスクの所定の突起又はその他の特徴部に適合させる必要はない。つまり、容器の内容物を充填する側にとっては、容器の蓋にシーリングディスクを挿入する際の問題がなくなり、またユーザにとっても、容器を開封する際の問題がなくなる。シーリングディスクの挙動全体は、エンドユーザにとって簡単かつ自明である。
従って、提案する開封支援は、シーリングディスクの平面内、また、シーリングディスクの縁部内に存在しており、シーリングディスクの縁部は、どのような形態であっても外側に突出することはない。弱化線又はミシン線だけでもう、獲得したい開封支援又はハンドグリップの形成が可能となっている。弱化線によって、エンドユーザはフィルムを突き刺して開封すること、又は、引き開けることができ、つまりいわば孔を開けることができる。
弱化線は、非常に種々異なる形態で設けることができる。該当する層を完全には切断しない、一貫した線を設けることができる。この一貫した線に、相応の中断部を設けることも可能であるが、しかしながらこの中断部は、全体としてさらなる分離が達成できるよう、非常に短く寸法設定されている。中断部、すなわち弱化線の区間と区間の間の間隔は、非常に種々異なる長さにすることができ、例えば0.05〜5mmの長さとすることができる。
弱化線を、ミシン線として構成すること、すなわち、全体として弱化線を形成している、隣接して並ぶ多数の点から構成することも可能であり、これらの個々の点は互いに小さい間隔を有する。この場合も、この間隔は、0.05〜5mmとすることができる。0.05mm未満の間隔は、層厚さのサイズオーダであり、設けることが技術的に困難であり、設ける必要もない。5mmより大きい間隔では、弱化線における区間同士の分離が汚くなる。つまり、例えば設けられたミシン目孔は、それぞれ予め定められた比較的狭い間隔をおいて配置されている。この弱化線又はミシン線は、本発明の全ての実施形態において、容器の口縁部まで延在している。
ユーザは、自分でハンドグリップを形成すると、シーリングディスクの相応の層又はフィルムを一気に容器の口縁部から引き剥がすことができ、場合によっては、シーリングディスク全体を引き剥がすことができ、つまり、容器の開口部の上に残滓は残らない。
シーリングディスクの部分領域だけを引き開け、残っているフィルム結合体を残しておきたい場合には、それもまた可能である。その場合、弱化線はシーリングディスクのこの層だけに設けられ、弱化線を有するこの層の下にある別の層は損傷を受けない、つまり弱化線による損傷も、開封プロセスによる損傷も受けない。
個々の層の間には、多数の実施形態において、接着促進剤を設けることができる。
予め定められた、既に最初から存在している後々に開口部となる部分を、使用時まで覆っておくために、追加的なフィルム又はテープは必要ない。開口部は、シーリングディスク自体によって形成される。別の利点は、上に突出した折り襞又は直立可能な折り襞によって動作する従来のタブ構造とは異なり、シーリングディスクの厚さが、平面領域全体のあらゆる所で均一であることでもある。シーリングディスク又はシーリングディスクの一部を引き剥がすためのハンドグリップは、実際には、エンドユーザが容器を開封して容器内容物にアクセスしようとする時点に、ユーザの行動によって初めて形成される。
インダクション層と、弱化線又はミシン目が設けられた補強層との間には、別の層、特にフォームフィルムを設けることができる。このために有利には、フォームフィルムは、有利には15μm〜250μm厚のポリエチレン又はポリプロピレンをベースにして特に実用的に製造することができる。
有利な実施形態においては、別の層が設けられており、この別の層は、フィルムが引き剥がされて当該別の層が再び載置された後に、容器の開口部を密封するように構成されている。
この追加的な要素は、いわゆるリシール部材である。この要素は特に、段ボール又はフォームフィルムを有することができる。段ボール又はフォームフィルムの一方の面又は両方の面に、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低圧縮ポリエチレン(LDPE)からなるプラスチックフィルムを被覆又はラミネートすることができる。紙又は段ボールによる被覆も可能である。
このリシール部材は、ユーザが弱化線乃至ミシン目を突き破り、シーリングディスクの一部又は全部を除去することによって最初に開封した後に、ユーザが、シーリングキャップの中に残っている当該リシール部材を用いてシーリングキャップを閉め直すことによって、容器の再密封できるようにする手段を提供する。これによって、少なくとも一時的な密封が再び可能となる。
いわゆるこのリシール部材は、ワックスラミネート又は押出ラミネートによって、補強層乃至補強層の上に配置された分離コーティングと接続することができ、スクリューキャップを最初に回し取る際に初めて剥がれる。
別の実施形態においては、このリシール部材と、その下に位置する層との接続は最初から設けられておらず、従って、この場合にはシーリングディスクは2つのパーツからなる。
別の有利な特徴は、従属請求項と、図面の説明から理解される。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいてより詳細に説明する。
本発明のシーリングディスクを有する容器の断面図である。 開封時における、図1の容器の斜視図である。 更に進行した開封プロセスにおける、図2に類似した図である。 シーリングディスクの1つの実施形態の平面図である。 シーリングディスクの別の実施形態の平面図である。
図1に図示された装置は、スクリューキャップ6と、シーリングディスク10とを備える容器5を有しており、シーリングディスク10は、容器5の開口部と、スクリューキャップ6との間に位置している。ここでは、このシーリングディスク10に関して、複数の層乃至フィルムが上下に積み重なって配置されていることが見てとれる。完成したシーリングディスク10が、容器5の口縁部の上に載置される。容器5の、特に開口部の配置が、断面図で概略的に見てとれる。
容器5は、非常に種々異なる形状を有することができる。容器5は、ガラス、プラスチック、又は、別の材料から製造することができ、容器5には、例えば飲料、粉状の日用品、又は、同様の物質等が充填されている(図示せず)。
容器5の開口部は、通常は、多くの実施形態において円環形である。従って、容器5の口縁部も円環形であり、この口縁部の上に載置されるシーリングディスク10も全体として円環形である。シーリングディスク10は、容器5の口縁部にほぼ相当した円環形の縁部領域11を有する。
容器5は、スクリューキャップ6によって密封されている。スクリューキャップ6も、概略的に図示されている。スクリューキャップ6は、最初の開封の前には間断なく固定的に緊締されている。図示した実施形態では、スクリューキャップ6は、最初の開封時にエンドユーザによって初めて取り外される。このためにエンドユーザは、スクリューキャップ6を回してこれを容器5から取り除く。
図示した実施形態では、シーリングディスク10は、中心的なエレメントとして、該シーリングディスク10を誘導加熱するためのフィルム20を有する。このフィルム20は導電性材料から形成され、有利には金属から、通常はアルミニウムから形成される。
このフィルム20には、容器5の開口部に向いた側にシール層25が設けられている。シール層25はつまり、容器5の開口部の周囲にある口縁部の上に載置されている。
容器5に充填物が充填された後、シーリングディスク10全体が、容器5の開口部の上に載置乃至配置される。その後、シーリングディスク10、特にフィルム20が誘導加熱される。この熱は、シール層25全体を溶融させ、特にシーリングディスク10の縁部領域11にあるシール層25、すなわち、容器5の口縁部の上に直接載置された領域にあるシール層25を溶融させる。このとき、容器5の開口部も加熱される。
つまりシール層25は、この縁部領域において容器5の上縁部と固定的に接合される。シール層25は、いわばシールされる。
フィルム20の、容器5の開口部の周囲にある口縁部及びシール層25の反対側には、別の層30が設けられている。この別の層30は、ここでは補強層として使用される。この層30は、例えばPET,BOPP,MOPP,又はOPAからなる。この層30は、インダクションフィルムの上に特に押出ラミネート又はラミネートによって固定的に載置されている。この層30は、ハンドグリップ35を形成するための弱化線36を有している。弱化線36は図1に図示されており、後でより詳細に説明する。
図1では、この層30の上方に別の層40が見てとれる。この層40は、例えばシール、接着、又は機械的なクランプによって、スクリューキャップ6の裏側に固定されている。
スクリューキャップ6は、内容物の充填業者の元で容器が密封された後、シール層25と、加熱用のフィルム20と、補強層30と、付加的な層40とからなるシーリングディスク全体を、容器の上にて追加的に固定的に保持するものである。
最初の開封時に、初めてスクリューキャップ6が取り外される。つまりエンドユーザが、容器5のキャップを回して外す。層40はスクリューキャップ6と一緒に容器5乃至カップから剥がし取られ、容器5の上にはシール層25と、フィルム20と、補強層30とが残留する。なぜなら、層30と層40との間に存在する接着層は、形成されたシーリングディスク結合体の中で最も弱い接合だからである。
この結果生じた状況は、図2の斜視図から良好に見てとれる。この図では、上にあったスクリューキャップ6が、下にある容器5から既に分離されている。このときユーザは、容器5の開口部の上に依然として載置されている最も上側の層の表面を見ている。これが層30である。
この図では、層30の表面上に、ミシン目の形態の弱化線36によって形成された切れ込み形状のハンドグリップ35が示されている。弱化線36は、シーリングディスク10の縁部領域11の中まで延在している。
シーリングディスク10によって容器5の内部にある本来関心のある充填物から隔てられているユーザは、場合によってはピクトグラム又は印刷表示に助けられて、この弱化線36を認識する。そして、縁部領域11と、容器5の口縁部とからできるだけ離れた領域において、この弱化線36のところで、当該領域に狙いを定めて弱化された補強層30を有するシーリングディスク10と、補強層30の下に位置するインダクションフィルム20と、いずれにせよ非常に薄くて脆弱なシール層25とを、ユーザ自身の指を用いて難なく突き破る。
この状況は、図3において良好に見てとることができる。シーリングディスク10を突き破ることにより、弱化線36の切れ込み形状に基づいて一種のタブのようなものが形成される。このタブは、以前は、補強層30に組み込まれた平面部分だったものである。
つまり、従来の突出した折り襞や、外側に飛び出したタブとは異なり、追加的な平面部分や、シーリングディスク10の追加的な付属要素ではなく、上下いずれの方向にも突出したり、飛び出したり、その他特出したりもしていない、シーリングディスク10の層の1つに組み込まれた平面部分なのである。この時点ではまだ、この平面部分は容器5の口縁部に懸架している。
ユーザは、弱化線36を突き破ることによって形成されたこのハンドグリップ35を掴んで、これを引っ張る。
具体的な構造及び切れ込み形状に応じて、ユーザは、このハンドグリップ35をシーリングディスク10の縁部領域11まで簡単に引き剥がし、これによって同時に容器5の口縁部にも到達する。
その後、ユーザがさらに引っ張ってこのハンドグリップ35を容器5の口縁部からも完全に剥がし取ると、ユーザは自動的にシーリングディスク10内に開口部を形成したこととなり、こうしてユーザは、この開口部の中にティースプーンを挿入したり、又は、容器5を傾けてこの開口部から例えば液体を注ぎ出したりすることが可能となる。
形成された開口部の形状は、ミシン目によって予め定められ、かつ精確に規定されており、ユーザも前もって見ることができるので、充填物がこぼれるなどの驚くべき予測不能な反応が生じる可能性はない。さらにこの開口部は、容器5の口縁部とも境を接している。
別の実施形態では、ハンドグリップ35を掴んで相応に角度付けて引っ張ることによって、シーリングディスク10全体、乃至、容器5の開口部の口縁部の上に依然として存在しているシーリングディスク10の層に到達することができる。
図4において、シーリングディスク10の第1実施形態の平面図が見てとれる。ユーザがスクリューキャップ6を回して容器5から取り外し、シーリングディスク10を直接上から覗くと、この図のように見える。ユーザは最も上の層を見ることができ、この層は補強層30である。この補強層30上には、ハンドグリップ35の輪郭を描いている弱化線36が示されている。
この実施形態では、ユーザは例えば図の下側の水平線を押圧し、これによって水平線は弱化線36のところで破れて容器の内部の方向へと内側に入り込む。その後、ユーザは、形成されたこのハンドグリップ35の自由端部を掴んで引っ張る。つまり、このハンドグリップ35を容器の内部から外側及び上側へと引っ張り、そしてこれを完全に引き剥がす。
その後、このハンドグリップ35は、弱化線36に沿ってシーリングディスク10の残りの平面から完全に破り取られる。
ミシン目乃至弱化線36は、補強層30だけに設けられているが、しかしながら、格段に弱いインダクション層20、及び、例えばシール層25のような別の層は、自動的に一緒に剥がし取られる。というのは、これらの層は補強層30に接続されており、これらの層自体の材料強度は格段に弱いからである。
図5には、別の1つの実施形態が図示されている。この図からは、シーリングディスク10平面の中央領域において、補強層30上に、一種の不完全な円環のようなものを形成している弱化線36が示されていることが分かる。この不完全な円環はさらに、弱化線36を介して、容器5の開口部の上に配置された、シーリングディスク10の縁部領域11に接続されている。
この場合にも、ユーザの指によって、この不完全な円環を容器5の内部の方向へと押圧することができる。これによって、ここでもハンドグリップ35が形成され、ユーザはこのハンドグリップ35を引っ張ることができる。容器5の開口部の周囲に対して平行な方向へと、ハンドグリップ35を手際よく、それでいてユーザにとって容易に理解できるやり方で引っ張ることによって、ユーザは、容器5の開口部からシーリングディスク10全体を剥がし取ることができる。エンドユーザによる力が作用すると、シーリングディスク10の縁部領域11のうち、まだシールされている区域がそれぞれ順次に剥がされていき、これによって、次に隣接する区域を剥がし取ることができるようになる。
図1に戻って見てみると、図の上側にはさらに、補強層30の上において弱化線36の上方に分離コーティングを設けることができることが分かる。分離コーティングは、補強層30と補強層30の下に位置する層とを、上に位置する、再密封可能にするためのいわゆるリシール部材を形成している別の層40から非常に簡単に分離できるようにするためのものである。
さらに、補強層30とインダクションフィルム20との間には、特にポリエチレン又はポリプロピレンからなるフォームフィルム32を設けることも可能である。
5 容器
6 スクリューキャップ
10 シーリングディスク
11 シーリングディスクの縁部領域
20 誘導加熱用のフィルム(金属フィルム)
25 シール層
30 補強層
35 ハンドグリップ
36 弱化線
40 スクリューキャップの裏側にある層(リシール部材)

Claims (13)

  1. 容器(5)の開口部を密封するためのシーリングディスク(10)であって、
    前記シーリングディスク(10)を誘導加熱するためのフィルム(20)と、
    前記容器(5)の前記開口部の上に配置された前記シーリングディスク(10)の縁部領域(11)を密封シールするための、前記フィルム(20)の、前記容器(5)の内部に向いた側に設けられたシール層(25)と、
    前記フィルム(20)の、前記シール層(25)とは反対側に設けられた1つ又は複数の層(30)と、
    前記シーリングディスク(10)によって密封された前記容器(5)の前記開口部を開封するための、前記シーリングディスク(10)の一部として構成されたハンドグリップ(35)と、
    を有し、
    前記フィルム(20)の、前記シール層(25)とは反対側に設けられた前記層(30)の少なくとも1つには、前記ハンドグリップ(35)の輪郭を形成するための弱化線(36)が設けられている、シーリングディスク(10)において、
    前記弱化線(36)の少なくとも1つは、前記シーリングディスク(10)の前記縁部領域(11)の中まで延在しており、
    前記ハンドグリップ(35)は、前記容器(5)の前記開口部を越えて突出していない、
    ことを特徴とするシーリングディスク(10)。
  2. 前記フィルム(20)は、金属製のフィルムである、
    ことを特徴とする請求項1記載のシーリングディスク(10)。
  3. 前記フィルム(20)は、アルミニウムフィルムである、
    ことを特徴とする請求項2記載のシーリングディスク(10)。
  4. 前記フィルム(20)の、前記シール層(25)とは反対側に設けられた前記層(30)は、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルム(PETフィルム)、及び/又は、一軸延伸ポリプロピレンからなるフィルム(MOPPフィルム)、及び/又は、二軸延伸ポリプロピレンからなるフィルム(BOPPフィルム)、及び/又は、延伸ポリアミドからなるフィルム(OPAフィルム)を含む、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のシーリングディスク(10)。
  5. 前記シール層(25)とは反対側に設けられた前記層(30)の少なくとも1つは、ミシン目として構成された弱化線(36)を有しており、
    前記ミシン目は、開封支援の形態の、線形に配置された個々のミシン目孔を有する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のシーリングディスク(10)。
  6. 前記弱化線(36)乃至前記ミシン目を有する1つ又は複数の前記層(30)の上方に、分離コーティングが被着されている、
    ことを特徴とする請求項記載のシーリングディスク(10)。
  7. 前記フィルム(20)と、前記弱化線(36)乃至前記ミシン目を有する前記層(30)との間に、フォームフィルム(32)が配置されている、
    ことを特徴とする請求項5または6記載のシーリングディスク(10)。
  8. 前記フォームフィルム(32)は、ポリエチレン若しくはポリプロピレンからなる、又は、ポリエチレン若しくはポリプロピレンを含む、
    ことを特徴とする請求項記載のシーリングディスク(10)。
  9. 前記弱化線(36)は、1つの層(30)だけに設けられている、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項記載のシーリングディスク(10)。
  10. 1つ又は複数の前記弱化線(36)の両端は、前記シーリングディスク(10)の前記縁部領域(11)の中まで延在しており、これによって、前記弱化線(36)と、前記シーリングディスク(10)の前記縁部領域(11)とによって取り囲まれた、1つ又は複数の前記層(30)の平面部分を一気に引き剥がすことが可能となる、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項記載のシーリングディスク(10)。
  11. 別の層(40)が設けられており、前記別の層(40)は、発泡ポリマー又は段ボールからなる支持層である、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項記載のシーリングディスク(10)。
  12. 請求項1から11のいずれか一項記載のシーリングディスク(10)によって密封されている開口部を有する容器(5)。
  13. 前記弱化線(36)の少なくとも1つが、前記容器(5)の前記開口部の最も外側の縁部まで延在している、
    ことを特徴とする請求項12記載の容器(5)。
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