JP6258685B2 - 電子キーシステム及び電子キー - Google Patents
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Description
以下、電子キーシステム及び電子キーの一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、電子キー1の操作対象(例えば車両2)は、電子キー1と無線によりID照合を実行する電子キーシステム3を備える。電子キーシステム3は、電子キー1からの通信を契機に、狭域無線(通信距離:数m)によりID照合を行なうワイヤレスキーシステムが好ましい。以降、ワイヤレスキーシステムにおけるID照合を「ワイヤレス照合」と記し、その通信を「ワイヤレス通信」と記す。
図2(a)に示すように、電子キー1の遠隔操作部13がユーザにより操作されると、遠隔操作部13から検出信号がキー制御部12に出力される。操作判定部20は、遠隔操作部13から入力した検出信号を基に、いま電子キー1においてワイヤレス操作が実行されたと認識する。出力切替部21は、電子キー1での車両操作がワイヤレス操作のとき、送信部14の電波送信レベル(送信強度)を標準レベル(通常レベル)に設定する。つまり、送信部14の電波送信強度が強く、遠くからであっても、電子キー1の電波が車両2に届く。
(1)電子キー1で車両2を遠隔操作するときのキー操作を判定し、電子キー1から送信される電波(機器制御信号Swl)の送信レベルを、キー操作に応じて切り替える。つまり、ワイヤレス操作のときには、電子キー1の電波の送信レベルを標準レベルにし、動き検出操作のときには、電子キー1の電波の送信レベルを低レベルにする。このため、電子キー1が電波を送信するとき、電子キー1の通信エリアを、キー操作の種類に応じた適切なエリアで形成することが可能となる。これにより、動き検出操作の場合、電子キー1が車両2の近くに位置していなければ、車両2は作動しない。よって、ユーザの意図しないところで車両2が作動してしまう状況を生じ難くすることができる。
次に、第2実施形態を図4及び図5に従って説明する。本例は、通信態様切替機能を変更した実施例である。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
図5(a)に示すように、車両受信機10は、通常の動作時において、例えば標準の受信レベルをとることにより、電子キー1から送信される電波に対して待機する。このため、車両受信機10は、ある程度の範囲の受信エリアをとることになるので、例えばワイヤレス操作のときに電子キー1から送信された電波を、この広い範囲の受信エリアで滞りなく受信することが可能である。ちなみに、車両受信機10は、間欠的に受信準備動作をとり、電子キー1から送信される電波に待機する。
(6)ワイヤレス操作のときには、車両受信機10の受信レベルを標準レベルにし、動き検出操作のときには、車両受信機10の受信レベルを低レベルにする。よって、動き検出操作の場合、電子キー1が車両2の近くに位置していなければ、電子キー1の電波を車両受信機10は受信することができず、車両2は作動しない。よって、ユーザの意図しないところで車両2が作動してしまう状況を生じ難くすることができる。
次に、第3実施形態を図1及び図6に従って説明する。本例では、動き検出操作が、車両ドアを施解錠する操作と、エンジンを始動する操作とに細分化して規定される。例えば、電子キー1を1回叩く操作が、車両ドアを施錠する操作と規定され、電子キー1を2回叩く操作が、車両ドアを解錠する操作と規定され、電子キー1を5回叩く操作が、エンジンを始動する操作と規定される。
図6(a)に示すように、電子キー1の遠隔操作部13がユーザにより操作されると、遠隔操作部13から検出信号がキー制御部12に出力される。操作判定部20は、遠隔操作部13から入力した検出信号を基に、いま電子キー1においてワイヤレス操作が実行されたと認識する。出力切替部21は、電子キー1での車両操作がワイヤレス操作のとき、送信部14の電波送信レベル(送信強度)を標準レベル(通常レベル)に設定する。つまり、送信部14の電波送信強度が強く、遠くからであっても、電子キー1の電波が車両2に届く。
(7)エンジン始動時には車両ドアの施解錠時よりも狭いエリアでキー操作(5回のタップ操作)を行う必要がある。よって、ユーザの意図しないところでエンジンが始動してしまう状況を生じ難くすることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態を図4及び図7に従って説明する。本例では、動き検出操作が、車両ドアを施解錠する操作と、エンジンを始動する操作とに細分化して規定される。例えば、電子キー1を1回叩く操作が、車両ドアを施錠する操作と規定され、電子キー1を2回叩く操作が、車両ドアを解錠する操作と規定され、電子キー1を5回叩く操作が、エンジンを始動する操作と規定される。
図7(a)に示すように、車両受信機10は、通常の動作時において、例えば標準の受信レベルをとることにより、電子キー1から送信される電波に対して待機する。このため、車両受信機10は、ある程度の範囲の受信エリアをとることになるので、例えばワイヤレス操作のときに電子キー1から送信された電波を、この広い範囲の受信エリアで滞りなく受信することが可能である。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・各実施形態において、機器制御信号Swlは、通常操作と動き検出操作とで各々異なる信号内容としてもよい。
・第2実施形態又は第4実施形態において、操作有り通知Smvは、電子キー1で動き検出操作があったことを車両2に通知できる信号であればよく、例えば数ビットから構築された信号でもよい。
・各実施形態において、第1操作をスマート操作とし、第2操作をワイヤレス操作としてもよい。つまり、動き検出操作を判定の対象とせず、例えばスマート操作とワイヤレス操作とで、電子キーシステム3の通信態様を切り替えてもよい。
・各実施形態において、操作対象は、車両2に限定されず、例えば住宅のドアなど、他の機器や装置に変更可能である。
(イ)前記電子キーシステムにおいて、前記出力切替部は、通信回路のICに設けられた通信機能を変更することにより、電波の送信レベルを切り替える。この構成によれば、通信回路のICの通信機能を変更するという簡素な態様により、電子キーの電波の送信レベルを切り替えることが可能となる。
Claims (4)
- 操作対象とその電子キーとの間で当該電子キーの通常操作に準じて実行される無線のID照合の成立を条件に前記操作対象が操作可能であり、かつ前記通常操作とは異なり前記電子キーに発生する動きを動作検出部により検出して検出結果のみに準じて実行される無線のID照合の成立を条件に前記操作対象が操作可能な当該電子キーの動き検出操作でも前記操作対象が操作可能な電子キーシステムにおいて、
キー操作を判定する操作判定部と、
前記キー操作が前記通常操作のときには、前記電子キーの電波の送信レベル、又は前記操作対象の受信機の受信レベルを、通常のレベルに設定し、前記キー操作が前記動き検出操作のときには、前記電子キーの電波の送信レベル、又は前記操作対象の受信機の受信レベルを、通常よりも低いレベルに設定する出力切替部と
を備えたことを特徴とする電子キーシステム。 - 前記通常操作は、前記電子キーに設けられた遠隔操作部の操作を契機に実行されるID照合の成立を条件に、前記操作対象が作動されるワイヤレス操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。 - 前記動き検出操作は、車両ドアを施解錠する操作と、エンジンを始動する操作とに細分化して規定され、
前記出力切替部は、前記キー操作がエンジンを始動する操作のときには、前記電子キーの電波の送信レベル、又は前記操作対象の受信機の受信レベルを、車両ドアを施解錠する操作のときよりも低いレベルに設定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キーシステム。 - 操作対象との間で通常操作に準じて実行される無線のID照合の成立を条件に前記操作対象が操作可能であり、かつ前記通常操作とは異なり電子キーに発生する動きを動作検出部により検出して検出結果のみに準じて実行される無線のID照合の成立を条件に前記操作対象が操作可能な動き検出操作でも前記操作対象が操作可能な電子キーにおいて、
キー操作を判定する操作判定部と、
前記操作判定部の判定結果を基に、前記キー操作が動き検出操作のときには、前記電子キーから送信される電波の送信レベルを、前記キー操作が前記通常操作のときよりも低いレベルに設定する出力切替部と
を備えたことを特徴とする電子キー。
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