JP6255219B2 - 冷却機構 - Google Patents

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Description

本発明は、分割起点が形成された被加工物を分割する分割方法において被加工物を冷却することができる冷却機構に関する。
半導体ウェーハなどの被加工物は、その表面の格子状の分割予定ラインによって区画された領域にそれぞれデバイスが形成されており、分割予定ラインに沿って分割することによって、デバイスを有する個々のデバイスチップに分割される。被加工物を個々のデバイスチップに分割する方法としては、被加工物に対して透過性を有する波長のレーザ光の集光点を分割予定ラインに対応する被加工物の内部に位置付け、レーザ光を分割予定ラインに沿って照射することにより被加工物の内部に改質層を形成した後、被加工物に外力を付与して被加工物を分割する方法が提案されている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
また、上記の方法において、レーザ光の照射によって被加工物の内部に改質層を形成した後、被加工物に研磨を施して薄化することで被加工物を分割する方法も提案されている(例えば、下記の特許文献2を参照)。当該分割方法によって分割された被加工物は、分割されたチップ間に間隔がないため、被加工物をハンドリングする際に隣接するチップ同士が接触して損傷するおそれがある。そのため、被加工物が貼着されたシートを拡張して隣接するチップ間に間隔を形成することができる拡張装置が下記の特許文献3に開示されている。特許文献3に開示された拡張装置は、被加工物を分割するための外力を加える装置としても使用される。
特許第3408805号公報 特許第3762409号公報 特開2011−077482号公報
上記した拡張装置では、シートを放射状に拡張するため、シートの拡張量はどの方向でもほぼ同量となっている。そのため、例えばチップサイズが縦横で異なると、第一方向(例えばチップの縦方向)と第二方向(例えばチップの横方向)とでチップ間に形成される間隔が異なってしまい、一方向では十分な間隔が形成されたとしても他方向では間隔が不十分となり、被加工物をハンドリングするときに隣接するチップ同士が接触してしまうおそれがある。また、被加工物が延性の高い材質からなる場合には、シートを拡張しても分断されにくいという問題もある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、チップサイズが縦横に異なる被加工物であってもシートの拡張によりチップ間に十分な間隔を形成するとともに、延性の高い材質でもシートの拡張により高精度に分断可能とすることを目的としている。
本発明は、分割予定ラインに沿った分割起点を有する被加工物が貼着されたエキスパンドシートを挟持し、該エキスパンドシートの裏面側及び被加工物の表面に冷却エアーを噴射して被加工物を冷却し、該冷却中又は該冷却後に該エキスパンドシートを第一の方向及び該第一の方向に直交する第二の方向に拡張することにより被加工物を分割する被加工物の分割方法で使用される被加工物の冷却機構であって、被加工物より大きいサイズを有する第一板部と、該第一板部から垂下した第一側壁部とからなり、該第一側壁部で画成される第一冷却室を有し、該第一板部または該第一側壁部には冷却エアー供給源に接続された第一冷却エアー噴出口が形成された第一箱体と、エキスパンドシートの表面に貼着された被加工物を該第一冷却室で覆うとともに該エキスパンドシートと該第一側壁部の下面との間に冷却エアー流出用の隙間を形成した冷却位置と退避位置とに該第一箱体を被加工物が貼着された該エキスパンドシートの表面に対して移動させる第一移動手段と、被加工物より大きいサイズを有する第二板部と、該第二板部から立設した第二側壁部とからなり、該第二側壁部で画成される第二冷却室を有し、該第二板部または該第二側壁部には冷却エアー供給源に接続された第二冷却エアー噴出口が形成され該第一箱体と対をなす第二箱体と、表面に被加工物が貼着された該エキスパンドシートの裏面側から被加工物を該第二冷却室で覆うとともに該エキスパンドシートと該第二側壁部の上面との間に冷却エアー流出用の隙間を形成した冷却位置と退避位置とに該第二箱体を被加工物が貼着された該エキスパンドシートの裏面に対して移動させる第二移動手段と、を備える。
本発明にかかる冷却機構は、エキスパンドシートの表面側の被加工物を第一冷却室で覆い、エキスパンドシートの裏面側を第二冷却室で覆うことができるため、第一冷却室及び第二冷却室における冷却エアーの使用量を微小とし、被加工物を冷却するためのエネルギーを小さくすることができ、被加工物を急速に冷却することが可能となる。また、冷却機構には、環状フレームごと被加工物を冷却する冷却チャンバーを設けていないため、冷却チャンバー内に冷却エアーを充填する必要がなくなり、使用する冷却エアーをより低減でき、コストや環境負荷を抑えることが可能となる。
拡張装置の一例を示す斜視図である。 被加工物が貼着されたエキスパンドシートの一例を示す斜視図である。 冷却機構の構成を示す断面図である。 貼着ステップの第1例を示す断面図である。 貼着ステップの第2例を示す断面図である。 挟持ステップを示す平面図である。 挟持ステップを示す断面図である。 冷却ステップ及び分割ステップを示す断面図である。 冷却停止ステップを示す断面図である。 常温エアー噴射ステップを示す断面図である。 間隔形成ステップを示す断面図である。 環状フレーム装着ステップを示す断面図である。
1 拡張装置の構成
図1に示す拡張装置1は、例えば、図2に示す被加工物Wが貼着されたエキスパンドシート7を拡張することができる拡張装置の一例である。拡張装置1は、装置ベース2を有しており、装置ベース2の上面2aの中央には、エキスパンドシート7を介して被加工物Wを保持する保持テーブル3がテーブル支持部30によって昇降可能に支持されている。保持テーブル3の上面は、被加工物Wを保持する保持面3aとなっている。
装置ベース2の上面2aには、図2に示したエキスパンドシート7を±X方向(第一の方向)に拡張する第一挟持手段10Aと第二挟持手段10Bとが第一の方向において保持テーブル3を挟むように互いに対向して配設されている。
また、装置ベース2の上面2aには、エキスパンドシート7を±X方向に直交する±Y方向(第二の方向)に拡張する第三挟持手段10Cと第四挟持手段10Dとが第二の方向において保持テーブル3を挟むように互いに対向して配設されている。
第一挟持手段10A及び第二挟持手段10Bは、エキスパンドシート7の下面を押圧する下側挟持機構11aと、エキスパンドシート7の上面を押圧する上側挟持機構12aと、装置ベース2の上面2aに形成された凹部4a及び凹部4bに沿って移動可能に配設された可動基台13aと、下側挟持機構11a及び上側挟持機構12aを第一の方向に移動させる第一の方向移動手段14aとをそれぞれ備えている。第三挟持手段10C及び第四挟持手段10Dは、エキスパンドシート7の下面を押圧する下側挟持機構11bと、エキスパンドシート7の上面を押圧する上側挟持機構12bと、凹部4c及び凹部4dに沿って移動可能に配設された可動基台13bと、下側挟持機構11b及び上側挟持機構12bを第二の方向に移動させる第二の方向移動手段14bとをそれぞれ備えている。
下側挟持機構11aは、第二の方向にのびる直方体の下側挟持部110と、一端が下側挟持部110に連結されたL字形のアーム部111とを備えている。下側挟持部110の上面側には、複数のローラ113が第二の方向と平行な方向に整列して配設されている。下側挟持機構11aに備えた複数のローラ113は、第一の方向と平行な回転軸を中心として回転可能であり、下側挟持部110の上面から外周面の半分程度が突出して装着されている。
上側挟持機構12aは、下側挟持部110と平行にのびる上側挟持部120と、一端が上側挟持部120に連結されたL字形のアーム部121とを備え、上側挟持部120の下面側には複数のローラ(図示せず)が第二の方向と平行な方向に整列して配設されている。上側挟持機構12aに備えた複数のローラは、第一の方向と平行な回転軸を中心として回転可能であり、上側挟持部120の下面から外周面の半分程度が突出して装着されている。
下側挟持機構11bは、第一の方向にのびる直方体の下側挟持部110と、端部が下側挟持部110に連結され第二の方向にのびるアーム部112とを備えている。下側挟持部110の上面側には、複数のローラ113が第一の方向と平行な方向に整列して配設されている。下側挟持機構11bに備えた複数のローラ113は、第二の方向と平行な回転軸を中心として回転可能であり、下側挟持部110の上面から外周面の半分程度が突出して装着されている。
上側挟持機構12bは、下側挟持部110と平行にのびる上側挟持部120と、一端が上側挟持部120に連結されアーム部112と平行にのびるアーム部122を備えている。上側挟持部120の下面側には複数のローラ(図示せず)が第一の方向と平行な方向に整列して配設されている。上側挟持機構12aに備えた複数のローラは、第二の方向と平行な回転軸を中心として回転可能であり、上側挟持部120の下面から外周面の半分程度が突出して装着されている。
第一の方向移動手段14aは、X軸方向にのびるボールネジ140と、それぞれのボールネジ140の一端を回転可能に支持する軸受部141と、それぞれのボールネジ140の他端に接続されたモータ142とを備え、装置ベース2の上面2aにそれぞれ配設されている。第二の方向移動手段14bは、Y軸方向にのびるボールネジ140と、それぞれのボールネジ140の一端を回転可能に支持する軸受部141と、それぞれのボールネジ140の他端に接続されたモータ142とを備え、それぞれ装置ベース2の上面2aに配設されている。
可動基台13aは、下側挟持部11a及び上側挟持部12aを支持する支持部130と、支持部130の下部に連接され第一の方向に移動可能なスライド部131と、支持部130の一方の面側に形成されたガイドレール132と、支持部130の一方の面側から他方の面側に貫通して形成されたガイド溝133とを備えている。スライド部131の内部に形成されたナットにボールネジ140が螺合しており、モータ142によりボールネジ140を駆動することでスライド部131を第一の方向に往復移動させることができる。
可動基台13bは、下側挟持部11b及び上側挟持部12bを支持する断面L字形の支持部134を備えており、支持部134の下部には、第二の方向に移動可能なスライド部135が連接されている。スライド部135の内部に形成されたナットにボールネジ140が螺合しており、モータ142によりボールネジ140を駆動することでスライド部135を第二の方向に往復移動させることができる。
可動基台13a及び可動基台13bには、下側挟持機構11a及び下側挟持機構11bを昇降させる下側昇降手段15と、上側挟持機構12a及び上側挟持機構12bを昇降させる上側昇降手段16とがガイド溝133に沿って配設されている。下側昇降手段15は、Z軸方向にのびるボールネジ150と、ボールネジ150の一端に接続された軸受部151と、ボールネジ150の他端に接続されたモータ152とを備えている。ボールネジ150は、アーム部111の基端部111a及びアーム部112の基端部112aに形成されたナットに螺合しており、モータ152によってボールネジ150を駆動することにより、下側挟持機構11a及び下側挟持機構11bをZ軸方向に昇降させることができる。
上側昇降手段16も下側昇降手段15と同様の構成となっており、Z軸方向にのびるボールネジ160と、ボールネジ160の一端に接続された軸受部161と、ボールネジ160の他端に接続されたモータ162とを備えている。ボールネジ160は、アーム部121の基端部121a及びアーム部122の基端部122aに形成されたナットに螺合しており、モータ162によってボールネジ160を駆動することにより、上側挟持機構12a及び上側挟持機構12bをZ軸方向に昇降させることができる。
2 冷却機構の構成
図3に示す冷却機構20は、拡張装置1において図2に示したエキスパンドシート7を拡張して被加工物Wを分割する際に、被加工物Wを冷却する冷却機構の一例である。冷却機構20は、拡張装置1に搭載されるもので、被加工物Wの上方側をカバーする第一箱体21と、被加工物Wの下方側をカバーする第二箱体23と、を備えている。
第一箱体21は、被加工物Wよりも大きいサイズを有する第一板部210と、第一板部210の外周端部から垂下した第一側壁部211とからなり、第一側壁部211によって画成される第一冷却室212を有している。例えば、第一板部210が円形に形成される場合は、第一板部210の直径が被加工物Wの直径よりも長く形成される。第一板部210には、第一エアー噴出口213が形成されている。図示の例では、第一エアー噴出口213は、第一板部210に形成されているが、第一側壁部211に形成してもよい。また、第二箱体23は、被加工物Wよりも大きいサイズを有する第二板部230と、第二板部230の外周端部から立設した第二側壁部231とからなり、第二側壁部231によって画成される第二冷却室232を有している。例えば、第二板部230が円形に形成される場合は、第二板部230の直径が被加工物Wの直径よりも長く形成される。第二板部230には、第二エアー噴出口233が形成構成されている。第二エアー噴出口233についても、第二側壁部231に形成してもよい。
第一箱体21及び第二箱体23は、断熱部材、例えば熱伝導率の低いポリプロピレンで構成されている。第一エアー噴出口213は、第一バルブ27を介して冷却エアー供給源25と常温エアー供給源26とに選択的に接続されている。第一バルブ27の切り替えによって、第一エアー噴出口213に接続された第一冷却エアー流路215に冷却エアー供給源25を連通させたり遮断させたりすることができる。また、第一バルブ27の切り替えによって、第一エアー噴出口213に接続された第一常温エアー流路216に常温エアー供給源26を連通させたり遮断させたりすることができる。
冷却機構20は、被加工物Wが貼着されたエキスパンドシート7の上面に対して第一箱体21を鉛直方向及び水平方向に移動させる第一移動手段22と、被加工物Wが貼着されたエキスパンドシート7の下面に対して第二箱体23を鉛直方向及び水平方向に移動させる第二移動手段24とを備えている。
第一移動手段22は、第一板部210に一端が固定されたスプリング220と、スプリング220の他端が固定され第一板部210を支持する支持プレート221と、支持プレート221の上面に連結された搬送アーム222とを備えている。搬送アーム222の水平方向または鉛直方向の移動により、第一箱体21を冷却位置と退避位置とに位置づけることができる。ここで、第一箱体21の冷却位置とは、第一冷却室212で被加工物Wを覆うとともにエキスパンドシート7と第一側壁部211の上面との間に冷却エアー流出用のわずかな隙間214を形成した位置を指す。一方、第一箱体21の退避位置とは、第一箱体21が冷却位置よりも被加工物Wから離間した位置を指す。
第二移動手段24は、第一移動手段22と同様の構成となっており、第二板部230に一端が固定されたスプリング240と、スプリング240の他端が固定され第二板部230を支持する支持プレート241と、支持プレート241の上面に連結された搬送アーム242とを備えている。搬送アーム242の水平方向または鉛直方向の移動により、第二箱体23を冷却位置と退避位置とに位置づけることができる。ここで、第二箱体23の冷却位置とは、第二冷却室232で被加工物Wを覆うとともにエキスパンドシート7と第二側壁部231の上面との間に冷却エアー流出用のわずかな隙間234を形成した位置を指す。一方、第二箱体23の退避位置とは、第二箱体23が冷却位置よりも被加工物Wから離間した位置を指す。
3 分割方法
以下では、図1で示した拡張装置1において図3で示した冷却機構20を用いながら、図4に示すDBG加工が施された被加工物Wを分割する方法について説明する。ここで、DBG(Dicing Before Grinding)加工とは、図4(a)に示すように、被加工物を薄化する前に、被加工物Wの分割予定ラインに沿って切削することにより溝Gを形成し、被加工物を研削して溝Gを起点に被加工物Wを個々のチップCに個片化する加工を指す。DBG加工された被加工物Wの表面Waには、被加工物Wの表面Waを保護するテープ5が貼着されており、当該表面Waと反対側の面である裏面Wbには、DAF(Die Attach Film)と称される延性の高いフィルム6が貼着されている。なお、フィルム6自体を被加工物としてもよい。
(1)貼着ステップ
図4(a)に示すように、被加工物Wの直径よりも大きいサイズを有するエキスパンドシート7に被加工物Wを貼着する。具体的には、図5に示すロール状にエキスパンドシート7が巻かれたロール部70から、図1で示した拡張装置1において第一の方向にエキスパンドシート7を引き出して保持テーブル3の保持面3aに水平に載置した後、被加工物Wの裏面Wb側のフィルム6をエキスパンドシート7の上面に貼着する。かかる貼着時は、縦横に形成された溝Gの方向を、第一の方向または第二の方向と平行にする。その後、図4(b)に示すように、保持テーブル3の保持面3aで被加工物Wを吸引保持して被加工物Wの表面Waからテープ5を剥離する。このようにして、エキスパンドシート7が被加工物Wの外周側からはみ出るようにして被加工物Wをエキスパンドシート7に貼着する。
また、被加工物Wの裏面Wbにあらかじめフィルム6を貼着していなくてもよく、図5に示すように、エキスパンドシート7の上面にあらかじめフィルム6を貼着しておき、当該フィルム6に被加工物Wを貼着することにより、エキスパンドシート7の上面に被加工物Wを貼着してもよい。
(2)挟持ステップ 貼着ステップを実施した後、図1で示した拡張装置1を用いて、被加工物Wの外周側からはみ出したエキスパンドシート7を挟持する。まず、2つの第一方向移動手段14aを作動させ、第一挟持手段10Aと第二挟持手段10Bとが互いに接近するように各スライド部131を第一の方向に水平移動させる。すなわち、第一挟持手段10Aを+X方向に移動させるとともに、第二挟持手段10Bを−X方向に移動させる。また、2つの第二方向移動手段14bを作動させ、第三挟持手段10Cと第四挟持手段10Dとが互いに接近するように各スライド部135を第二の方向に水平移動させる。すなわち、第三挟持手段10Cを+Y方向に移動させるとともに、第四挟持手段10Dを−Y方向に移動させる。このようにして、図6に示すように、第一挟持手段10A,第二挟持手段10B,第三挟持手段10C及び第四挟持手段10Dを互いに接近させる。このとき、保持テーブル3の保持面3aにおいて水平に載置されたエキスパンドシート7は、第一挟持手段10A,第二挟持手段10B,第三挟持手段10C及び第四挟持手段10Dにおける図1で示した各下側挟持部110と各上側挟持部120との間に位置づけられている。
次に、各下側昇降手段15が作動し、各下側挟持部110を上昇させるとともに、各上側昇降手段16が作動し、各上側挟持部120を下降させる。図7に示すように、下側挟持部110のローラ113がエキスパンドシート7の下面を押圧するとともに、上側挟持部120のローラ123がエキスパンドシート7の上面を押圧することによって、被加工物Wの外周側にはみ出ているエキスパンドシート7の上下面を挟持する。第一挟持手段10A,第二挟持手段10B,第三挟持手段10C及び第四挟持手段10Dのそれぞれによってエキスパンドシート7を挟持した後、保持テーブル3を下降させて保持面3aからエキスパンドシート7及び被加工物Wを離反させる。
(3)冷却ステップ
挟持ステップを実施した後、図8に示すように、冷却機構20を用いてエキスパンドシート7の上面に貼着された被加工物Wを冷却する。第一移動手段22の搬送アーム222によって、エキスパンドシート7の上面に貼着された被加工物Wの上方側に第一箱体21を移動させる。また、第二移動手段24の搬送アーム242によって、エキスパンドシート7の下方側に第二箱体23を移動させる。次いで、第一移動手段22が作動して第一箱体21を冷却位置に移動させるとともに、第二移動手段24が作動して第二箱体23を冷却位置に移動させる。
第一箱体21と第二箱体23とが冷却位置に移動したら、第一バルブ27及び第二バルブ28を開いて冷却エアー供給源25を第一冷却エアー流路215及び第二冷却エアー流路235に連通させる。第一冷却エアー噴出口213から第一冷却室212の内部に冷却エアーを噴射させるとともに、第二冷却エアー噴出口233から第二冷却室232の内部に冷却エアーを噴射させる。第一冷却室212及び第二冷却室232に溜まった冷却エアーは、隙間214及び隙間234から外部へ流出される。なお、第一冷却室212及び第二冷却室232における冷却エアーの許容量は、例えば100ccとなっている。
第一冷却室212と第二冷却室232の内部に冷却エアーを例えば1分程度噴射しつづけて室内温度を例えば−10℃まで低下させる。その結果、第一冷却室212及び第二冷却室232によって覆われた被加工物W及び被加工物Wに貼着されたフィルム6が急速に冷却される。フィルム6は、冷却されることで延性が低くなり分割されやすくなる。このとき、必要に応じて第一冷却室212と第二冷却室232における冷却エアーの流量を調整する。例えば第一冷却室212及び第二冷却室232に対する冷却エアーの流量が多くなった場合には、スプリング220及びスプリング240が収縮して第一箱体21と第二箱体23とを退避位置に移動させる。
(4)分割ステップ 冷却ステップを実施しつつ、図1で示した第一挟持手段10A,第二挟持手段10B,第三挟持手段10C及び第四挟持手段10Dによってエキスパンドシート7を拡張し、被加工物W及びフィルム6を分割する。
図1で示した2つの第一の方向移動手段14aを作動させ、第一挟持手段10Aと第二挟持手段10Bとが互いに離反するように、各スライド部131を第一の方向に水平移動させる。すなわち、第一挟持手段10Aを−X方向に移動させ、第二挟持手段10Bを+X方向に移動させる。第一挟持手段10Aと第二挟持手段10Bとの相対離反距離が、エキスパンドシート7の第一の方向の拡張量となる。
また、2つの第二の方向移動手段14bを作動させ、第三挟持手段10Cと第四挟持手段10Dとが互いに離反するように、各スライド部135を凹部4c及び凹部4dにおいて第二の方向に水平移動させる。すなわち、第三挟持手段10Cを−Y方向に移動させ、第二挟持手段10Bを+Y方向に移動させる。第三挟持手段10Cと第二挟持手段10Bとの相対離反距離が、エキスパンドシート7の第二の方向の拡張量となる。第一の方向の拡張と第二の方向の拡張とは、同時に行ってもよいし、タイミングをずらして行ってもよい。
エキスパンドシート7の第一の方向の拡張量と第二の方向の拡張量とは、等しくてもよいし、異なってもよい。例えば、被加工物Wを構成するチップCが平面視で正方形に形成されている場合は、第一の方向と平行な分割予定ラインの数と第二の方向と平行な分割予定ラインの数とが等しいため、エキスパンドシート7の第一の方向の拡張量と第二の方向の拡張量とを等しくする。一方、チップCが平面視で長辺と短辺とを有する長方形に形成されており、例えば長辺が第一の方向と平行で短辺が第二の方向と平行である場合は、第一の方向と平行な分割予定ラインの数が第二の方向と平行な分割予定ラインの数より多いため、エキスパンドシート7の第一の方向の拡張量と第二の方向の拡張量とを等しくした場合には、第一の方向と平行な分割予定ラインの方が、1本あたりの拡張量は少なくなる。そこで、この場合は、第二の方向の拡張量を第一の方向の拡張量より大きくすることで、第一の方向と平行な分割予定ラインと第二の方向と平行な分割予定ラインとの拡張量を均一にすることができる。
このようにして、第一挟持手段10A,第二挟持手段10B,第三挟持手段10C及び第四挟持手段10Dが互いに離反する方向に移動することにより、図8に示すように、各下側挟持部110のローラ113と各上側挟持部120のローラ123とによって挟持されたエキスパンドシート7をそれぞれ外側に向けて引っ張る。このとき、上記冷却ステップを同時に実施していることから、冷却されたフィルム6は分割されやすい状態となっており、エキスパンドシート7が拡張することにともない、部分拡大図に示すように、溝Gを起点にして被加工物Wとともにフィルム6が破断され、フィルム6付きの個々のチップCに高精度に分割される。
また、エキスパンドシート7が第一の方向に拡張されている間は、当該第一の方向への拡張に追従して、下側挟持機構11bに備えたローラ113及び上側挟持機構12bに備えた図示しないローラとが第一の方向に転動する。また、エキスパンドシート7が第二の方向に拡張されている間は、当該第二の方向への拡張に追従して、下側挟持機構11aに備えたローラ113及び上側挟持機構12aに備えた図示しないローラとが第二の方向に転動する。したがって、エキスパンドシート7の第一の方向及び第二の方向の拡張が円滑に行われる。
なお、被加工物Wが個々のチップCに分割されておらず、チップ間に分割起点が形成されている場合においては、分割ステップを実行することにより、分割起点を破断して個々のチップCに分割することができる。また、分割後にさらにエキスパンドシート7を拡張することにより、隣り合うチップCの間隔を広げることができる。
冷却ステップを実施した後は第一冷却室212及び第二冷却室232内部の冷却状態が所定時間継続するため、分割ステップは、冷却ステップ及び後記の冷却停止ステップを実施した後に実施してもよい。
(5)冷却停止ステップ
冷却ステップを実施した後(分割ステップとともに冷却ステップを実施した後は、その後)は、図9に示すように、第一バルブ27を閉じて冷却エアー供給源25と第一冷却エアー流路215とを遮断し、第一冷却エアー噴出口213から第一冷却室212に対して冷却エアーを噴射させることを停止する。また、第二バルブ28を閉じて冷却エアー供給源25と第二冷却エアー流路235とを遮断し、第二冷却エアー噴出口233から第二冷却室232に対して冷却エアーを噴射させることを停止する。
(6)常温エアー噴射ステップ
冷却停止ステップを実施した後、図10に示すように、第一冷却室212及び第二冷却室232の内部を常温にする。第一バルブ27を開いて常温エアー供給源26と第一常温エアー流路216とを連通させ、第一冷却エアー噴出口213から第一冷却室212に向けて常温エアーを噴射させるとともに、第二バルブ28を開いて常温エアー供給源26と第二常温エアー流路236とを連通させ、第二冷却エアー噴出口233から第二冷却室232に向けて常温エアーを噴射させる。
第一冷却室212と第二冷却室232とに、常温エアーを、例えば1分程度噴射しつづけることにより、第一冷却室212及び第二冷却室232の室内温度を常温に戻すことができる。そして、冷却されていたエキスパンドシート7の温度が上昇し、エキスパンドシート7の有する延性が高くなり拡張されやすくなる。
(7)間隔形成ステップ
常温エアー噴射ステップを実施した後、図11に示すように、エキスパンドシート7をさらに拡張して個々のチップC間の間隔を形成する。分割ステップと同様に、図1で示した第一挟持手段10Aと第二挟持手段10Bとを第一の方向において互いに離反させるとともに、第三挟持手段10Cと第四挟持手段10Dとを第二の方向において互いに離反させ、図11に示すように、各下側挟持部110のローラ113と各上側挟持部120のローラ123とによって挟持されたエキスパンドシート7をそれぞれ外側に引っ張る。このとき、エキスパンドシート7は拡張されやすい状態となっているため、エキスパンドシート7がさらに拡張することにともない、部分拡大図に示すように、隣り合うチップCの間の溝Gが大きくなり、各チップCの間に十分な間隔を形成することができる。これにより、分割された被加工物Wのハンドリング時に隣り合うチップC同士が接触することを防止できる。分割ステップと同様に、エキスパンドシート7の第一の方向の拡張量と第二の方向の拡張量とは、等しくてもよいし、異なっていてもよい。
(8)環状フレーム装着ステップ
間隔形成ステップを実施した後、図12に示すように、個々のチップCに分割された被加工物Wを金属性の環状フレーム8によって支持させる。具体的には、図1で示した保持テーブル3が上昇して、エキスパンドシート7を介して被加工物Wを下方から支持する。その後、図12に示すように、中央部が開口した環状フレーム8の裏面側をエキスパンドシート7に貼着するとともに、環状フレーム8の開口内に被加工物Wを収容した状態にする。次いで、カッター9を環状フレーム8の外周に沿ってエキスパンドシート7を環状に切断する。このようにしてエキスパンドシート7を介して環状フレームと被加工物Wとが一体となった被加工物ユニットWUを形成する。こうして被加工物ユニットWUが形成されると、後に、フィルム6付きのチップCがエキスパンドシート7からピックアップされる。
以上のとおり、挟持ステップを実施して第一挟持手段10A,第二挟持手段10B,第三挟持手段10C及び第四挟持手段10Dによって第一の方向及び第二の方向において被加工物の外周側からはみ出したエキスパンドシート7を挟持し、第一挟持手段10Aと第二挟持手段10Bとを離反させるとともに第三挟持手段10Cと第四挟持手段10Dとを離反させるため、第一方向と第二方向とで異なる拡張量でエキスパンドシートを拡張することができ、被加工物を確実に分割することができる。
また、挟持ステップを実施した後、分割ステップの実施と同時もしくは分割ステップを実施する前に冷却ステップを実施するため、被加工物W及び被加工物Wに貼着された延性の高いフィルム6を冷却でき、被加工物W及びフィルム6を高精度に分割することが可能となる。
被加工物を冷却するには、エキスパンドシートを介して環状フレームに装着された被加工物を冷却装置等に備える冷却チャンバーに載置して実施することもできるが、一般に環状フレームは金属製のものが広く使用されているため、冷却チャンバーにおいて当該環状フレームごと被加工物を冷却した後、当該環状フレームとともに被加工物を常温雰囲気下に載置すると結露が発生しやすいという問題や金属製の環状フレームは常温に戻るのに時間がかかるという問題がある。
しかし、冷却機構20を用いた被加工物Wの分割方法では、被加工物Wを支持する環状フレーム8が金属製の場合であっても、環状フレーム8に被加工物Wを装着する環状フレーム装着ステップを実施する前に上記冷却ステップを実施するため、該環状フレーム8ごと被加工物Wを冷却する必要がなくなり、冷却された環状フレーム8を常温に戻す際に結露が発生するという問題や環状フレームを常温に戻すという作業も必要なくなる。
1:拡張装置 2:装置ベース 3:保持テーブル 30:テーブル支持部
4a,4b,4c,4d:凹部 5:テープ 6:フィルム
7:エキスパンドシート 70:ロール部 8:環状フレーム 9:カッター
10A:第一挟持手段 10B:第二挟持手段 10A:第三挟持手段
10D:第四挟持手段
11a,11b:下側挟持機構 110:下側挟持部 111,112:アーム部
111a,112a:基端部 113:ローラ
12a,b:上側挟持機構 120:上側挟持部 121,122:アーム部
121a,122a:基端部 123:ローラ
13a,13b:可動基台
130:支持部 131:スライド部 132:ガイドレール 133:ガイド溝
134:支持部 135:スライド部
14a:第一の方向移動手段 14b:第二の方向移動手段 140:ボールネジ
141:軸受部 142:モータ
15:下側昇降手段 150:ボールネジ 151:軸受部 152:モータ
16:上側昇降手段 160:ボールネジ 161:軸受部 162:モータ
20:冷却機構 21:第一箱体 22:第一移動手段 23:第二箱体
24:第二移動手段 25:冷却エアー供給源 26:常温エアー供給源
27:第一バルブ 28:第二バルブ
210:第一板部 211:第一側壁部 212:第一冷却室
213:第一エアー噴出口 214:第一の隙間 215:第一冷却エアー流路
216:第一常温エアー流路
220:スプリング 221:支持プレート 222:搬送アーム
230:第二板部 231:第二側壁部 232:第二冷却室
233:第二エアー噴出口 234:第二の隙間 235:第二冷却エアー流路
236:第二常温エアー流路
240:スプリング 241:支持プレート 242:搬送アーム
W:被加工物 Wa:表面 Wb:裏面 C:チップ G:溝
WU:被加工物ユニット

Claims (1)

  1. 分割予定ラインに沿った分割起点を有する被加工物が貼着されたエキスパンドシートを挟持し、該エキスパンドシートの裏面側及び被加工物の表面に冷却エアーを噴射して被加工物を冷却し、該冷却中又は該冷却後に該エキスパンドシートを第一の方向及び該第一の方向に直交する第二の方向に拡張することにより被加工物を分割する被加工物の分割方法で使用される被加工物の冷却機構であって、
    被加工物より大きいサイズを有する第一板部と該第一板部から垂下した第一側壁部とからなり、該第一側壁部で画成される第一冷却室を有し、該第一板部または該第一側壁部には冷却エアー供給源に接続された第一冷却エアー噴出口が形成された第一箱体と、
    エキスパンドシートの表面に貼着された被加工物を該第一冷却室で覆うとともに該エキスパンドシートと該第一側壁部の下面との間に冷却エアー流出用の隙間を形成した冷却位置と退避位置とに該第一箱体を被加工物が貼着された該エキスパンドシートの表面に対して移動させる第一移動手段と、
    被加工物より大きいサイズを有する第二板部と該第二板部から立設した第二側壁部とからなり、該第二側壁部で画成される第二冷却室を有し、該第二板部または該第二側壁部には冷却エアー供給源に接続された第二冷却エアー噴出口が形成され、該第一箱体と対をなす第二箱体と、
    表面に被加工物が貼着された該エキスパンドシートの裏面側から被加工物を該第二冷却室で覆うとともに該エキスパンドシートと該第二側壁部の上面との間に冷却エアー流出用の隙間を形成した冷却位置と退避位置とに該第二箱体を被加工物が貼着された該エキスパンドシートの裏面に対して移動させる第二移動手段と、を備えた冷却機構。
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