JP7012559B2 - テープ貼着方法及びテープ貼着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープ貼着方法及びテープ貼着装置に関する。
半導体ウェーハやパッケージ基板、ガラスやセラミックス基板等の各種板状の被加工物は、切削ブレードやレーザーなどで加工したり、破断したりする際に、被加工物のハンドリング性を高めるため、粘着テープ(ダイシングテープ、又はエキスパンドテープともいう)によって環状のフレームに固定される。被加工物をフレームに粘着テープで固定する際は、環状テープの片面全面にローラー等で粘着テープを押しつけた後、円形にカッターで粘着テープを切断し、不要となった外周部分の粘着テープをフレームから剥離する(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-95620号公報
特許文献1に記載された方法は、剥離された粘着テープの糊がフレームの外周部分に残ったり、カッターによる傷がフレームに残り、繰り返し使用されるフレームの損傷を早めたり、フレームの外周部分に糊が残ると円形に切断され使用された後に粘着テープが剥がれにくくなるなどの弊害がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、フレームの傷を抑制することができるテープ貼着方法及びテープ貼着装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のテープ貼着方法は、環状のフレームに粘着テープを装着して該フレームの開口に板状の被加工物を支持するテープ貼着方法であって、被加工物に該フレームより大きい粘着テープを貼着する粘着テープ貼着ステップと、該フレームの該開口と該粘着テープに貼着された該被加工物とが対面し、該粘着テープと離れた位置に該フレームを位置付けるフレーム位置付けステップと、該フレームと離れて対面する該粘着テープを、該フレームの該開口に沿って回転するローラーで該フレームに向かって押圧して貼着しつつ、該ローラーより該フレームの径方向外側に該ローラーと並んで設置されるカッターで、該ローラーの外側で該フレームに接触していない該粘着テープを、該カッターの刃先を該フレームに接触させずに切断するテープ貼着切断ステップと、を備えることを特徴とする。
前記テープ貼着方法において、該ローラーは、該フレームの径方向内側の硬質領域と、径方向外側で該硬質領域より柔軟に形成された柔軟領域とを備えても良い。
本発明のテープ貼着装置は、環状のフレームに粘着テープを装着して該フレームの開口に板状の被加工物を支持するテープ貼着装置であって、被加工物を貼着し、該フレームより大きい粘着テープを保持する粘着テープ固定ユニットと、該フレームの該開口と貼着した該被加工物とが対面し、該粘着テープから間隔を空けた位置に該フレームを固定するフレーム固定ユニットと、保持された該フレームに、該粘着テープを貼着しつつ該粘着テープを該フレームに沿って切断するテープ貼着切断ユニットと、を備え、該テープ貼着切断ユニットは、該フレームの該開口に沿って回転し、該フレームと離れて対面する該粘着テープを該フレームに向かって押圧するローラーと、該フレームの径方向で該ローラーより外側に該ローラーと並んで設置され、該粘着テープを該フレームへ押しつける該ローラーの外側で該フレームに接触していない該粘着テープをカッターの刃先を該フレームに接触させずに切断するカッターと、を備えることを特徴とする。
前記テープ貼着装置において、該ローラーは、該フレームの径方向内側の硬質領域と、径方向外側で該硬質領域より柔軟に形成された柔軟領域とを備えても良い。
前記テープ貼着装置において、該粘着テープ固定ユニットは、該フレーム固定ユニットに対して該粘着テープを引き離す方向に移動するテープ移動ユニットを備えても良い。
本願発明は、フレームの傷を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るテープ貼着方法の加工対象の被加工物等を示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係るテープ貼着装置の構成例を示す斜視図である。 図3は、図2に示されたテープ貼着装置のテープ貼着切断ユニットの要部の断面図である。 図4は、実施形態1に係るテープ貼着方法の流れを示すフローチャートである。 図5は、図4に示されたテープ貼着方法の保持分割ステップを示すテープ貼着装置の要部の側面図である。 図6は、図4に示されたテープ貼着方法のフレーム位置付けステップを示すテープ貼着装置の要部の側面図である。 図7は、図4に示されたテープ貼着方法のテープ貼着切断ステップを示すテープ貼着装置の要部の側面図である。 図8は、図7中のVIII部の断面図である。 図9は、実施形態1の変形例に係るテープ貼着方法のテープ貼着切断ステップ中のテープ貼着切断ユニット等の要部の断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係るテープ貼着方法及びテープ貼着装置を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係るテープ貼着方法の加工対象の被加工物等を示す斜視図である。図2は、実施形態1に係るテープ貼着装置の構成例を示す斜視図である。図3は、図2に示されたテープ貼着装置のテープ貼着切断ユニットの要部の断面図である。図4は、実施形態1に係るテープ貼着方法の流れを示すフローチャートである。
実施形態1に係るテープ貼着方法は、図1に示す環状のフレーム10に粘着テープ11を装着して、フレーム10の開口12に板状の被加工物1を支持する方法である。実施形態1に係るテープ貼着方法によりフレーム10の開口12に支持される被加工物1は、シリコン、サファイア、ガリウムヒ素又はSiC(炭化ケイ素)などを基板とする円板状の半導体ウェーハや光デバイスウェーハである。被加工物1は、図1に示すように、互いに交差する複数の直線状の分割予定ライン2で区画された各領域にそれぞれデバイス3が形成された表面4を有する。
実施形態1において、被加工物1は、表面4の裏側の裏面6側から透過性を有する波長のレーザー光線が分割予定ライン2に沿って照射されて、内部に分割予定ライン2に沿った破断起点となる改質層5(図1中に点線で示す)が形成されている。被加工物1は、表面4の裏側の裏面6に粘着テープ11が貼着された後、粘着テープ11が外周方向に拡張されることにより、改質層5を起点に個々のデバイス3に分割される。被加工物1は、個々のデバイス3に分割され、デバイス3間に間隔が設けられた状態で粘着テープ11がフレーム10に貼着されて、フレーム10の開口12に支持される。
なお、改質層5とは、密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲のそれとは異なる状態になった領域のことを意味し、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域、及びこれらの領域が混在した領域等を例示できる。また、実施形態1において、被加工物1は、内部に破断起点となる改質層5が形成されるが、本発明では、表面4側から切削加工を施されて破断起点となる切削溝が形成されても良く、表面4側からレーザーアブレーション加工が施されて破断起点となるレーザー加工溝が形成されても良い。なお、フレーム10の開口12の平面形状は、円形である。粘着テープ11は、合成樹脂で構成された基材層と、基材層に積層されかつ被加工物1及びフレーム10に貼着される糊層とを備える。
図2に示された実施形態1に係るテープ貼着装置20は、分割予定ライン2に沿って改質層5が形成された被加工物1の裏面6に貼着された粘着テープ11を第一の方向21と、第一の方向21に直交する第二の方向22とに拡張して、被加工物1を個々のデバイス3に分割する装置である。テープ貼着装置20は、フレーム10に個々のデバイス3に分割された被加工物1の裏面6が貼着した粘着テープ11を装着して、フレーム10の開口12に被加工物1を支持する装置でもある。
テープ貼着装置20は、図2に示すように、平板状の固定基台30と、固定基台30の中央に設けられた保持テーブル40と、粘着テープ固定ユニット50と、図1に示すフレーム固定ユニット60と、テープ貼着切断ユニット70と、制御ユニット100とを備える。
保持テーブル40は、円板状に形成されているとともに、上面41が水平方向に沿って平坦に形成されている。保持テーブル40は、上面41に粘着テープ11を介して被加工物1が載置される。実施形態1において、保持テーブル40の上面41に載置される粘着テープ11は、被加工物1の裏面6を貼着しているとともに、被加工物1を中央に配置している。粘着テープ11は、平面形状が矩形状でかつフレーム10よりも大きい形状に形成されている。
粘着テープ固定ユニット50は、被加工物1を貼着しかつフレーム10よりも平面形状が大きい粘着テープ11を保持するものである。粘着テープ固定ユニット50は、第一保持ユニット51-1と、第二保持ユニット51-2と、第三保持ユニット51-3と、第四保持ユニット51-4とを備える。第一保持ユニット51-1と第二保持ユニット51-2とは、第一の方向21に沿って互いに対向し、互いの間に保持テーブル40を位置付けている。第三保持ユニット51-3と第四保持ユニット51-4は、第二の方向22に沿って互いに対向し、互いの間に保持テーブル40を位置付けている。
第一保持ユニット51-1、第二保持ユニット51-2、第三保持ユニット51-3及び第四保持ユニット51-4は、それぞれ粘着テープ11の図1に一点鎖線で示す被加工物1よりも外周側の位置を挟んで保持する。第一保持ユニット51-1、第二保持ユニット51-2、第三保持ユニット51-3及び第四保持ユニット51-4は、互いに構成が略等しいので、同一部分に同一符号を付して説明する。
第一保持ユニット51-1、第二保持ユニット51-2、第三保持ユニット51-3及び第四保持ユニット51-4は、固定基台30上に設けられた柱状の移動基台52に鉛直方向に移動自在に設けられた一対の挟持部材53と、一対の挟持部材53を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に移動するテープ移動ユニット54とを備える。一対の挟持部材53は、互いに鉛直方向に間隔をあけて配置され、テープ移動ユニット54により互いに近づけられて互いの間に粘着テープ11を挟んで保持する。テープ移動ユニット54は、移動基台52に設けられている。
テープ移動ユニット54は、一対の挟持部材53を鉛直方向に移動自在とするモータ55と、モータ55により軸心回りに回転されるボールねじ56と、ボールねじ56に螺合しかつ挟持部材53とアーム部材57を介して連結したナット58とを備える。テープ移動ユニット54は、モータ55がボールねじ56を軸心回りに回転させることで、ナット58、アーム部材57及び挟持部材53を鉛直方向に移動させる。
また、テープ移動ユニット54は、モータ55によりボールねじ56を軸心回りに回転することで、一対の挟持部材53を鉛直方向に同方向に移動させることもできる。このために、テープ移動ユニット54は、粘着テープ11を挟んだ一対の挟持部材53を下降させることにより、フレーム固定ユニット60に対して粘着テープ11を鉛直方向に沿って引き離す方向に移動することができる。
また、第一保持ユニット51-1の一対の挟持部材53及びテープ移動ユニット54を設けた移動基台52は、第一移動ユニット58-1により固定基台30に第一の方向21に移動自在に設けられている。第二保持ユニット51-2の一対の挟持部材53及びテープ移動ユニット54を設けた移動基台52は、第二移動ユニット58-2により固定基台30に第一の方向21に移動自在に設けられている。第三保持ユニット51-3の一対の挟持部材53及びテープ移動ユニット54を設けた移動基台52は、第三移動ユニット58-3により固定基台30に第二の方向22に移動自在に設けられている。第四保持ユニット51-4の一対の挟持部材53及びテープ移動ユニット54を設けた移動基台52は、第四移動ユニット58-4により固定基台30に第二の方向22に移動自在に設けられている。
第一移動ユニット58-1、第二移動ユニット58-2、第三移動ユニット58-3及び第四移動ユニット58-4は、互いに構成が略等しいので、同一部分に同一符号を付して説明する。
第一移動ユニット58-1、第二移動ユニット58-2、第三移動ユニット58-3及び第四移動ユニット58-4は、保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4を第一の方向21又は第二の方向22に移動可能とするモータ59-1と、モータ59-1により軸心回りに回転されて移動基台52を第一の方向21又は第二の方向22に移動させるボールねじ59-2とを有する。
実施形態1では、フレーム固定ユニット60は、厚手の平板状に形成され、下面61にフレーム10を固定するとともに、昇降ユニット62により鉛直方向に移動自在に設けられている。フレーム固定ユニット60は、下面61に固定したフレーム10の内縁13が保持テーブル40と同軸となる位置に配置されて、フレーム10の開口12と保持テーブル40に保持された粘着テープ11に貼着した被加工物1とが鉛直方向に対面する位置にフレーム10を固定する。また、フレーム固定ユニット60は、昇降ユニット62により下降されることで、粘着テープ11に近接するとともに粘着テープ11から間隔を空けた位置にフレーム10を固定する。
テープ貼着切断ユニット70は、フレーム固定ユニット60に固定されて保持されたフレーム10に、粘着テープ11を貼着しつつ粘着テープ11をフレーム10に沿って切断するものである。テープ貼着切断ユニット70は、図3に示すように、アーム部材71と、アーム部材71に固定されたホルダ部材72と、ホルダ部材72に回転自在に設けられたローラー73と、ホルダ部材72に固定されたカッター74とを備える。
アーム部材71は、保持テーブル40よりも下方で、かつ保持テーブル40の径方向と平行に配置されている。アーム部材71は、図示しない駆動ユニットにより保持テーブル40の中心寄りの長手方向の一端部を中心に回転自在に設けられ、駆動ユニットにより回転される際の他端部の移動軌跡が保持テーブル40と同軸となる位置に配置されている。また、アーム部材71は、駆動ユニットにより昇降自在に設けられている。また、アーム部材71の他端部は、保持テーブル40よりも外周側に配置されている。ホルダ部材72は、アーム部材71の他端部上に固定されて、アーム部材71が駆動ユニットにより上昇されると、フレーム10の外周縁と開口12の内縁13との間に配置される。
ローラー73は、円筒状に形成され、軸心がアーム部材71の長手方向と平行に配置されている。ローラー73は、軸心回りに回転自在にホルダ部材72に支持されている。ローラー73は、ホルダ部材72に支持されることにより、駆動ユニットによりアーム部材71が一端部を中心として回転されると、フレーム10の開口12の内縁13に沿って回転する。
ローラー73は、アーム部材71が駆動ユニットにより下降されることで、フレーム固定ユニット60が下降した状態であっても、フレーム固定ユニット60に保持されたフレーム10と鉛直方向に離れて対面する。ローラー73は、フレーム10の内縁13と外縁15との間と鉛直方向に対面する。また、ローラー73は、フレーム固定ユニット60が下降した状態で、アーム部材71が駆動ユニットにより上昇されることで、フレーム10と離れて対面しかつ粘着テープ固定ユニット50に保持された粘着テープ11をフレーム10に向かって押圧する。ローラー73は、フレーム固定ユニット60が下降した状態で、アーム部材71が駆動ユニットにより上昇された状態で一端部を中心に回転されることで、フレーム10の全周に亘って粘着テープ11を押圧し、粘着テープ11をフレーム10の全周に亘って貼着する。
実施形態1において、ローラー73は、図3に示すように、アーム部材71の回転軌跡の中心側から順に硬質領域である硬質樹脂ローラー731と、硬質ローラー732と、軟質領域である軟質樹脂ローラー733とを備えている。硬質樹脂ローラー731と硬質ローラー732と軟質樹脂ローラー733とは、互いに変形していない状態の外径が等しく形成され、互いに同軸に配置されている。硬質樹脂ローラー731は、フレーム固定ユニット60が保持したフレーム10の径方向内側に配置されている。硬質樹脂ローラー731は、硬質ローラー732と軟質樹脂ローラー733との双方よりも軸心方向の厚みが厚く形成されている。軟質樹脂ローラー733は、硬質樹脂ローラー731よりもフレーム固定ユニット60が保持したフレーム10の径方向外側に配置されている。硬質樹脂ローラー731と軟質樹脂ローラー733とは、発泡された樹脂により構成されて、所謂スポンジ状に形成されている。軟質樹脂ローラー733の硬度は、硬質樹脂ローラー731の硬度よりも低く形成されて、軟質樹脂ローラー733は、硬質樹脂ローラー731よりも柔軟に形成されている。硬質ローラー732は、ステンレス鋼等の金属により構成され、硬質樹脂ローラー731と軟質樹脂ローラー733との双方よりも固い。
カッター74は、粘着テープ11を切断可能な刃先741を有するものであって、刃先741を上方に向けた状態でホルダ部材72に固定されている。カッター74は、フレーム10の径方向でローラー73よりも外側にローラー73と径方向に並んで設置されている。カッター74は、刃先741の鉛直方向の位置が、ローラー73の上端の位置よりも下方に配置されている。カッター74の刃先741は、フレーム10の内縁13と外縁15との間と鉛直方向に対面する。カッター74は、ローラー73よりも外側に設置されかつ刃先741がローラー73の上端よりも下方に配置されることで、フレーム固定ユニット60が下降しかつアーム部材71が上昇されて、粘着テープ11をフレーム10へ押しつけるローラー73の外側でフレーム10に接触していない粘着テープ11に刃先741を切り込ませる。カッター74は、カッター74の刃先741をフレーム10に接触させずに粘着テープ11を切断する。また、カッター74は、刃先741がフレーム10の内縁13と外縁15との間と鉛直方向に対面するので、粘着テープ11をフレーム10の内縁13と外縁15との間で切断して、粘着テープ11がフレーム10の外縁15よりも外側に突出することを抑制する。
制御ユニット100は、テープ貼着装置20の各構成要素を制御して、テープ貼着装置20に粘着テープ11の拡張動作及びフレーム10に対する粘着テープ11の貼着動作を実施させるものである。なお、制御ユニット100は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット100の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、テープ貼着装置20を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介してテープ貼着装置20の各構成要素に出力する。また、制御ユニット100は、各種の情報や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される図示しない表示ユニットと、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる図示しない入力ユニットとが接続されている。入力ユニットは、表示ユニットに設けられたタッチパネルと、キーボード等の外部入力装置とのうち少なくとも一つにより構成される。
テープ貼着方法は、図4に示すように、粘着テープ貼着ステップST1と、保持分割ステップST2と、フレーム位置付けステップST3と、テープ貼着切断ステップST4とを備える。
(粘着テープ貼着ステップ)
粘着テープ貼着ステップST1は、被加工物1にフレーム10よりも大きい粘着テープ11を貼着するステップである。粘着テープ貼着ステップST1では、周知のマウンタ装置等が分割予定ライン2に沿った改質層5が形成された被加工物1の裏面6を矩形状の粘着テープ11の中央に貼着する。テープ貼着方法は、被加工物1に粘着テープ11を貼着すると、保持分割ステップST2に進む。
(保持分割ステップ)
図5は、図4に示されたテープ貼着方法の保持分割ステップを示すテープ貼着装置の要部の側面図である。保持分割ステップST2は、テープ貼着装置20の保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4が被加工物1の裏面6に貼着された粘着テープ11を保持するとともに粘着テープ11を拡張して、被加工物1を個々のデバイス3に分割するステップである。
保持分割ステップST2では、テープ貼着装置20の保持テーブル40の上面41に改質層5が形成された被加工物1の裏面6に貼着された粘着テープ11が載置され、フレーム固定ユニット60の下面61にフレーム10が固定される。なお、保持分割ステップST2では、テープ貼着装置20は、フレーム固定ユニット60を上昇させておくとともに、テープ貼着切断ユニット70を下降させておく。
保持分割ステップST2では、テープ貼着装置20の制御ユニット100は、オペレータが入力ユニットから入力した加工内容情報を受け付け、オペレータからの加工動作開始指示を受け付けると、保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4のテープ移動ユニット54を制御して一対の挟持部材53間に粘着テープ11を挟んで保持する。このとき、制御ユニット100は、図5に示すように、粘着テープ11が水平方向と平行になる位置に一対の挟持部材53を位置付けておく。
テープ貼着装置20の制御ユニット100は、モータ59-1を駆動させて移動ユニット58-1,58-2,58-3,58-4に保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4を第一の方向21又は第二の方向22に離反する方向に移動させる。すると、保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4の移動とともに粘着テープ11が第一の方向21と第二の方向22との双方に拡張される。粘着テープ11の拡張の結果、粘着テープ11に第一の方向21と第二の方向22の引張力が作用する。このように被加工物1が貼着された粘着テープ11に第一の方向21と第二の方向22の引張力が作用すると、被加工物1は、分割予定ライン2に沿って改質層5が形成されているので、図5に示すように、改質層5を基点として分割予定ライン2に沿って個々のデバイス3に分割される。テープ貼着方法は、被加工物1を個々のデバイス3に分割すると、フレーム位置付けステップST3に進む。
(フレーム位置付けステップ)
図6は、図4に示されたテープ貼着方法のフレーム位置付けステップを示すテープ貼着装置の要部の側面図である。フレーム位置付けステップST3は、フレーム10の開口12と粘着テープ11に貼着された被加工物1とが対面し、粘着テープ11と離れた位置にフレーム10を位置付けるステップである。
フレーム位置付けステップST3では、テープ貼着装置20の制御ユニット100は、フレーム固定ユニット60を下降させて、フレーム固定ユニット60が保持したフレーム10が粘着テープ11に近接して開口12が被加工物1の表面4と対面するとともに、粘着テープ11と間隔をあけた位置にフレーム10を位置付ける。なお、実施形態1では、図6に示すように、フレーム10の下面14を粘着テープ11から間隔をあけた位置に位置付ける。テープ貼着方法は、フレーム固定ユニット60を下降させると、テープ貼着切断ステップST4に進む。
(テープ貼着切断ステップ)
図7は、図4に示されたテープ貼着方法のテープ貼着切断ステップを示すテープ貼着装置の要部の側面図である。図8は、図7中のVIII部の断面図である。テープ貼着切断ステップST4は、フレーム10と離れて対面する粘着テープ11を、フレーム10の開口12に沿って回転するローラー73でフレーム10に向かって押圧して貼着しつつカッター74で、ローラー73の外側でフレーム10に接触していない粘着テープ11を、カッター74の刃先741をフレーム10に接触させずに切断するステップである。
テープ貼着切断ステップST4では、テープ貼着装置20の制御ユニット100は、図7に示すように、テープ移動ユニット54に各保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4の粘着テープ11を挟んだ一対の挟持部材53を下降させ、かつテープ貼着切断ユニット70を上昇させる。すると、図7及び図8に示すように、ローラー73は、粘着テープ11をフレーム10に押し付けて、粘着テープ11をフレーム10に貼着するとともに、粘着テープ11が保持テーブル40の上面41から上昇する。
また、ローラー73によりフレーム10に押し付けられた粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置する部分110は、挟持部材53側即ち下方に引っ張られて、粘着テープ11に当接する軟質樹脂ローラー733の上端の外縁部を挟持部材53に近付くのにしたがって徐々に下方に向かうように凹ませる。ローラー73によりフレーム10に押し付けられた粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置する部分110は、軟質樹脂ローラー733の上端の外縁部が凹むので、挟持部材53に近付くのにしたがって徐々に下方に向かうように傾斜する。そして、カッターの刃先741は、フレーム10に押し付けられた粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置するとともにフレーム10と鉛直方向に離れた部分110に切り込む。
テープ貼着切断ステップST4では、テープ貼着装置20の制御ユニット100は、ローラー73が粘着テープ11をフレーム10に向かって押圧して貼着しかつ粘着テープ11にカッター74の刃先741を切り込ませた状態で、アーム部材71の一端部を中心に回転させる。すると、アーム部材71の一端部を中心とした回転により、ローラー73がフレーム10に押圧する粘着テープ11上を転動して軸心回りに回転する。ローラー73は、アーム部材71の一端部を中心とした回転により、粘着テープ11をフレーム10に貼着しながらアーム部材71の一端部を中心とした周方向に回転する。また、アーム部材71の一端部を中心とした回転により、カッター74が粘着テープ11をフレーム10の内縁13と外縁15との間で切断しながらアーム部材71の一端部を中心とした周方向に回転する。テープ貼着切断ステップST4では、アーム部材71が一端部を中心として少なくとも一回転以上回転すると、フレーム10に全周に亘って粘着テープ11の外縁部が貼着されるとともに、フレーム10に貼着された粘着テープ11が挟持部材53に挟持された部分から全周に亘って分離される。テープ貼着方法は、フレーム10の全周に亘って粘着テープ11を貼着し、切断すると終了する。
なお、実施形態1において、テープ貼着切断ステップST4では、テープ貼着装置20の制御ユニット100は、全てのテープ移動ユニット54に各保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4の粘着テープ11を挟んだ一対の挟持部材53を同時に下降させる。しかしながら、本発明は、テープ貼着切断ステップST4では、制御ユニット100が、保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4のうちテープ貼着切断ユニット70に最も近いものから順に一対の挟持部材53を下降させても良い。要するに、本発明は、テープ貼着切断ステップST4では、制御ユニット100が、テープ貼着切断ユニット70のアーム部材71の回転に伴って、ローラー73及びカッター74に最も近い順に保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4の挟持部材53を下降させても良い。
なお、粘着テープ11が貼着され、開口12に被加工物1を支持したフレーム10は、フレーム固定ユニット60から取り外されて次工程に搬送される。また、テープ貼着装置20の制御ユニット100は、モータ59-1に保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4を粘着テープ11の拡張前の位置に移動させて、保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4の粘着テープ11の残材の保持を解除させる。保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4に保持されていた粘着テープ11の残材は、廃棄される。
実施形態1に係るテープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、フレーム10にローラー73で粘着テープ11を押し付けつつ、ローラー73の外側で鉛直方向に粘着テープ11のフレーム10から離れている部分をカッター74で切断する。また、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、カッター74の刃先741をローラー73の上端よりも下方に配置しているとともに、粘着テープ11をフレーム10に貼着する際に挟持部材53を下降させて、粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置する部分110を挟持部材53に近付くのにしたがって徐々に下方に向かうように傾斜させる。
このために、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、カッター74の刃先741をフレーム10に接触させることなく刃先741を粘着テープ11のフレーム10の内縁13と外縁15との間に切り込ませて、粘着テープ11をフレーム10の内縁13と外縁15との間で切断することができる。その結果、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、粘着テープ11をフレーム10に貼着する際に、カッター74でフレーム10を傷付けることを抑制でき、フレーム10の傷を抑制して、フレーム10の使用可能回数を伸ばすことができる。
また、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、カッター74で粘着テープ11のフレーム10の内縁13と外縁15との間を切断するので、粘着テープ11のフレーム10に貼着される領域を抑制することができる。その結果、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、粘着テープ11を剥離した後のフレーム10に残存する粘着テープ11の糊層を抑制することができるとともに、粘着テープ11のフレーム10に貼着される領域を抑制できるので、剥離機構を用いることなくフレーム10から粘着テープ11を剥離することができる。
また、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、ローラー73が硬質樹脂ローラー731と硬質樹脂ローラーより柔軟に形成されかつフレーム10の径方向外側に配置された軟質樹脂ローラー733とを備える。このために、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、粘着テープ11をフレーム10に貼着する際に挟持部材53を下降させて、粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置する部分110により軟質樹脂ローラー733の上端の外縁部を凹ませることができる。その結果、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、粘着テープ11をフレーム10に貼着する際に挟持部材53を下降させて、粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置する部分110を挟持部材53に近付くのにしたがって徐々に下方に向かうように傾斜させることができるとともに、フレーム10と鉛直方向に離すことができるので、刃先741をフレーム10に接触させることなくカッター74で粘着テープ11を切断することができる。
また、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置する部分110を挟持部材53に近付くのにしたがって徐々に下方に向かうように傾斜させることができるので、部分110の糊層がフレーム10に貼着されることを抑制することができる。その結果、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、フレーム10の外周部分に残存する糊層を抑制することができ、使用された後に粘着テープ11がフレーム10から剥がれにくくなることを抑制することができる。
また、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、ローラー73が硬質樹脂ローラー731と軟質樹脂ローラー733との間に設けられた硬質ローラー732を備えるので、粘着テープ11をフレーム10に押圧でき、貼着することができる。
また、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、粘着テープ固定ユニット50の各保持ユニット51-1,51-2,51-3,51-4が粘着テープ11を保持した挟持部材53を鉛直方向にフレーム10から離す方向に移動させるテープ移動ユニット54を備えている。その結果、テープ貼着方法及びテープ貼着装置20は、粘着テープ11をローラー73でフレーム10に貼着しカッター74で切断する際に、挟持部材53を下降させることにより、粘着テープ11のローラー73と挟持部材53との間に位置する部分110を挟持部材53に近付くのにしたがって徐々に下方に向かうように傾斜させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、実施形態1では、ローラー73が硬質樹脂ローラー731、硬質ローラー732及び軟質樹脂ローラー733を備えるが、本発明では、図9に示すように、ローラー73が硬質樹脂ローラー731及び硬質ローラー732を備えて、軟質樹脂ローラー733を備えなくても良い。図9は、実施形態1の変形例に係るテープ貼着方法のテープ貼着切断ステップ中のテープ貼着切断ユニット等の要部の断面図である。図9は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
また、本発明のテープ貼着装置20は、保持テーブル40の代わりに被加工物1を粘着テープ11に押圧するローラーを備えても良い。この場合、テープ貼着装置20は、表面4に保護テープが貼られ、分割予定ライン2に沿って改質層5が形成された被加工物1を粘着テープ11の上面に保護テープ側を吸着するバキュームパッドで搬送し、バキュームパッドで吸着保持したまま、粘着テープ11の下側のローラーで被加工物1の裏面6に粘着テープ11を押圧する。その後、テープ貼着装置20は、4方向に粘着テープ11を拡張し、その後、フレーム10を粘着テープ11に装着する。
1 被加工物
10 フレーム
11 粘着テープ
12 開口
20 テープ貼着装置
50 粘着テープ固定ユニット
54 テープ移動ユニット
60 フレーム固定ユニット
70 テープ貼着切断ユニット
73 ローラー
74 カッター
731 硬質樹脂ローラー(硬質領域)
733 軟質樹脂ローラー(軟質領域)
741 刃先
ST1 粘着テープ貼着ステップ
ST3 フレーム位置付けステップ
ST4 テープ貼着切断ステップ

Claims (5)

  1. 環状のフレームに粘着テープを装着して該フレームの開口に板状の被加工物を支持するテープ貼着方法であって、
    被加工物に該フレームより大きい粘着テープを貼着する粘着テープ貼着ステップと、
    該フレームの該開口と該粘着テープに貼着された該被加工物とが対面し、該粘着テープと離れた位置に該フレームを位置付けるフレーム位置付けステップと、
    該フレームと離れて対面する該粘着テープを、該フレームの該開口に沿って回転するローラーで該フレームに向かって押圧して貼着しつつ、該ローラーより該フレームの径方向外側に該ローラーと並んで設置されるカッターで、該ローラーの外側で該フレームに接触していない該粘着テープを、該カッターの刃先を該フレームに接触させずに切断するテープ貼着切断ステップと、を備えるテープ貼着方法。
  2. 該ローラーは、該フレームの径方向内側の硬質領域と、径方向外側で該硬質領域より柔軟に形成された柔軟領域とを備える請求項1に記載のテープ貼着方法。
  3. 環状のフレームに粘着テープを装着して該フレームの開口に板状の被加工物を支持するテープ貼着装置であって、
    被加工物を貼着し、該フレームより大きい粘着テープを保持する粘着テープ固定ユニットと、
    該フレームの該開口と貼着した該被加工物とが対面し、該粘着テープから間隔を空けた位置に該フレームを固定するフレーム固定ユニットと、
    保持された該フレームに、該粘着テープを貼着しつつ該粘着テープを該フレームに沿って切断するテープ貼着切断ユニットと、を備え、
    該テープ貼着切断ユニットは、
    該フレームの該開口に沿って回転し、該フレームと離れて対面する該粘着テープを該フレームに向かって押圧するローラーと、
    該フレームの径方向で該ローラーより外側に該ローラーと並んで設置され、該粘着テープを該フレームへ押しつける該ローラーの外側で該フレームに接触していない該粘着テープをカッターの刃先を該フレームに接触させずに切断するカッターと、を備えるテープ貼着装置。
  4. 該ローラーは、該フレームの径方向内側の硬質領域と、径方向外側で該硬質領域より柔軟に形成された柔軟領域とを備える請求項3に記載のテープ貼着装置。
  5. 該粘着テープ固定ユニットは、該フレーム固定ユニットに対して該粘着テープを引き離す方向に移動するテープ移動ユニットを備える請求項3または請求項4に記載のテープ貼着装置。
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